JP2002143778A - 花卉処理装置 - Google Patents

花卉処理装置

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JP2002143778A
JP2002143778A JP2000348005A JP2000348005A JP2002143778A JP 2002143778 A JP2002143778 A JP 2002143778A JP 2000348005 A JP2000348005 A JP 2000348005A JP 2000348005 A JP2000348005 A JP 2000348005A JP 2002143778 A JP2002143778 A JP 2002143778A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所定本数の花卉を一つに集束する作業が簡単且
つ容易に行える花卉処理装置を提供する。 【解決手段】送りコンベア2の載置台8…に載置された
花卉Aを、判定装置45による判定結果に基づいて、仕
分け部d〜gに設けた集積部50,62に対して重量別
に放出する。例えば秀品やL品等の等級を有する花卉A
は、集積部50のコンベア51上に一旦ストックした
後、所定本数の花卉Aを一つに結束して出荷する。一
方、M品やS品等の等級を有する花卉Aは、集積部62
の集積箱63に対して略交差する状態に集積する。つま
り、花卉Aの花部Aaと茎部Abとを、左右及び前後の
振分け体64により斜め下方に落下ガイドして、平面か
ら見て略交差する状態(井桁状)に整列して集積した
後、所定本数の花卉Aを一つに束ねて出荷したり、箱詰
め又は袋詰めして出荷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばキク、バ
ラ、ユリ等の花卉を所定本数ずつ集束する作業に用いら
れる花卉処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述の花卉を処理する装置として
は、例えば仕分けコンベアにより搬送される花卉の重量
を重量計測機で計測し、その計測結果に基づいて、花卉
を、仕分けコンベア下部に設けた複数の集積コンベアに
対して重量別に放出する装置(実公平6−38814号
公報、特開平11−313546号公報)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の装置
は、略同一重量の花卉を、仕分けコンベアから自重落下
させて集積コンベア上に集積するので、落下途中の姿勢
が不安定であり、花卉の向きや方向が変位しやすいた
め、集積コンベアに対して略平行する姿勢に集積された
り、斜め横向きとなる姿勢に集積されることがあり、同
一方向に整列した状態に集積することが困難である。
【0004】したがって、所定本数の花卉を同一方向に
揃えるときに、花部を痛めたり、必要な上葉が落ちない
ように、花卉の本数を数えながら作業を慎重に行わなけ
ればならず、所定本数の花卉を一つに集束する作業に手
間及び時間が掛かるという問題点を有している。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、所定本数の花
卉を一組として互い違いに交差した状態に集積すること
により、花卉の向きや姿勢を修正したり、その本数を数
えたりする手間及び作業が省け、所定本数の花卉を一つ
に集束する作業が簡単且つ容易に行える花卉処理装置の
提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
コンベアにより搬送される花卉の所定項目を項目計測手
段で計測し、その計測結果に基づいて、花卉を、コンベ
ア下部に設けた複数の集積部に対して項目別に供給する
花卉処理装置であって、上記集積部に、該集積部に供給
される花卉の姿勢を変更し、互い違いに交差した状態に
集積する集積姿勢変更手段を設けた花卉処理装置である
ことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記集積姿勢変更手段を、上記花卉の
両端部と対向して該両端部を異なる方向に向けて落下ガ
イドする複数の振分け体で構成した花卉処理装置である
ことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の構成と併せて、上記振分け体を、上記花卉が斜め下方
に向けて落下ガイドされる角度に回動可能に設けた花卉
処理装置であることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項2記載
の構成と併せて、上記振分け体を、上記花卉が斜め下方
に向けて落下ガイドされる形状に形成して、該花卉に対
して当接される位置に進退移動可能に設けた花卉処理装
置であることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、上記請求項2,3
又は4記載の構成と併せて、上記集積部に供給される花
卉を検知する花卉検知手段と、上記花卉検知手段による
検知に基づいて花卉の本数を計数すると共に、上記集積
部に対して所定本数の花卉が供給されたき上記各振分け
体を花卉の両端部が異なる方向に向けて落下ガイドされ
る状態に振分け動作する動作制御手段とを備えた花卉処
理装置であることを特徴とする。
【0011】
【作用及び効果】この発明によれば、集積部に供給され
る花卉の姿勢を集積姿勢変更手段により変更して、所定
本数の花卉を一組として互い違いに交差した状態に集積
するので、花卉の向きや姿勢を修正したり、その本数を
数えたりする手間及び作業が省けると共に、所定本数の
花卉を一つに集束する作業が簡単且つ容易に行え、集束
作業の能率アップを図ることができる。且つ、予め集積
された所定本数の花卉を一つに束ねたままで取り扱うの
で、花卉の商品価値が損なわれるのを防止することがで
きる。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は高級な花卉を、手作業により所定本数ず
つ集束する作業に用いられる花卉処理装置を示し、図1
及び図2に於いて、この花卉処理装置1は、入荷工程と
出荷工程との間に配設され、工程の間に配設した送りコ
ンベア2は、例えば輪菊等の花卉Aを、搬送路上に設定
した茎切除部aと、下葉分離部bと、計測部cと、仕分
け部d,e,f,gとに搬送する。
【0013】上述の送りコンベア2は、図4、図5に示
すように、ブラケット4を、搬送路両側部に張架した周
回チェーン3全長に対して所定間隔に隔てて取付け、支
軸5の両端を、周回チェーン3に取付けたブラケット4
でフリー回転可能に軸受し、支軸5中央に固定した支持
部6と、載置台8下面に固定した支持部7とを上下動可
能に連結して、側面から見て略V字状に形成した載置台
8(例えばバケットやカップ、トレイ等)を、送り方向
に対して所定間隔に隔てて架設し、支持ローラ9…を、
載置台8下面に固定した支持部7の下端側に取付けてい
る。また、載置台8の代わりに、例えば支持バーや支持
板等で花卉Aを支持してもよい。
【0014】ブラケット4に枢着した係止爪10を、支
軸5端部に固定した係止部材11に係止(又は係止方向
に回動付勢)して、載置台8を、花卉Aが略水平に載置
される載置姿勢に回動規制する。係止爪10を、後述す
る係止解除装置46により係止解除して、載置台8を、
花卉Aが略真下又は斜め下方に向けて放出される放出姿
勢に回動許容する。
【0015】終端側下部に配設した減速機付きモータ1
2は、スプロケット13,14及び駆動チェーン15を
介して周回チェーン3を送り方向に回転させ、載置台8
…を所定の速度で周回移動する。また、花卉Aの大きさ
や本数、品種に応じて、載置台8の大きさや形状、前後
間隔、周回速度を変更してもよい。
【0016】一方、揃え板16を、載置台8に載置され
る花卉Aの花部Aaと対向して搬送路の始端側左側部に
配設している。
【0017】搬送路の始端側下部に配設した下葉分離装
置19は、図6、図7に示すように、支持台21を、上
述の載置台8下面と対向して搬送路両側部に張架した周
回チェーン20の間に架設すると共に、送りコンベア2
の送り速度と略同期して送り方向に連動(又は独立)し
て周回移動する。
【0018】左右一対のチャック22を、図9にも示す
ように、載置台8の右側部に突出される花卉Aの茎部A
bと対向して支持台21端部に軸支し、支軸22a及び
ギャ22bを介して連動開閉可能に連結している。
【0019】且つ、一方のチャック22側に連結したア
ーム23を、搬送路下部に架設したレール24に乗り上
げさせて、花卉Aの茎部Abを挾持する閉角度に回動
し、レール24から脱落させて、茎部Abの挾持が解除
される開角度に回動する。また、チャック22は、例え
ば渦巻きバネやコイルプリング等の付勢手段により開方
向に回動付勢され、その挾持面には接触抵抗の大きな部
材を装着している。
【0020】一方、2本のガイド軸25を、支持台21
上面に対して送り方向と略直交する方向に水平移動可能
に軸受し、ガイド軸23の下面側中間部に取付けた係合
部材26を、搬送路下部に架設したレール27のガイド
溝28に係合して、ガイド軸25の右側端部に取付けた
左右一対の下葉分離体29を、溝部28に沿って送り方
向及び回帰方向に周回移動させ、上述のチャック22に
より挾持された茎部Abと略平行する方向に往復水平移
動する。
【0021】下葉分離体29は、係合部材26を溝部2
8の始端側(茎切除部b前段)に移動したとき、チャッ
ク22近傍の茎部Ab周面と対向する位置に移動され、
終端側(下葉除去部b)に移動したとき、茎部Acの切
断側端部よりも外側の位置に移動される。
【0022】左右一対の下葉分離体29を、例えば断面
丸形、断面平形等の形状を有する部材を折り曲げて、側
面から見て花卉Aの茎部Ab半周面が囲繞される大きさ
及び形状に形成すると共に、ガイド軸25の右側端部に
軸支(送り方向と直交)した左右の支軸29aに対して
互い違いに取付け、支軸29a及びギャ29bを介して
回動可能に連結すると共に、茎部Abの下葉Acを分離
するのに必要な弾性及び柔軟性を有する環状のゴム部材
30を、下葉分離体29の上端部と下端部との間に張架
している。
【0023】且つ、一方の支軸29aに連結したアーム
31を、搬送路下部に架設したレール32に乗り上げさ
せて、茎部Ab周面に対してゴム部材30が押圧される
方向及び角度に閉回動し、レール32から脱落させて、
その押圧が解除される方向及び角度に開回動する。ま
た、ゴム部材30に代わる分離部材として、例えば紐や
ワイヤ等の柔軟性を有する線条体を用いてもよい。
【0024】前述の茎切除部aに配設した茎部切除装置
35は、図6にも示すように、略円板状の回転刃36
を、花卉Aの茎部Abと対向して搬送路右側部に配設
し、回転刃36を、右側上部に配設した減速機能付きモ
ータ37により回転して、載置台8側部に突出された花
卉Aの茎部Abを所定長さに切断する。カバー38は、
回転刃36の上部周面を囲繞している。
【0025】また、回転刃36を、例えば左右又は前後
に移動して茎部Abの切断寸法を可変設定したり、回転
刃36の軸芯を、例えば垂直方向、水平方向に偏心して
切断角度を可変してもよい。
【0026】上述の回転刃36に代わる他の切断手段と
して、例えば固定刃や鋸刃、チェーン式又はワイヤ式の
カッター、バンドソー等を用いてもよい。
【0027】下葉除去部bの搬送路右側部には、例えば
コンプレッサーや送風ブロワ等のエア供給装置に接続さ
れた噴射ノズル39を、花卉Aの茎部Abと対向して配
設し、上述の下葉分離体29により分離された花卉Aの
下葉Acを、噴射ノズル39から吐出するエアーにより
除去する。
【0028】前述の計測部c下部に配設した計測装置4
2は、例えばロードセルや重量センサー等で構成され、
装置上部に取付けた計測台43上を載置台8が走行する
とき、花卉Aが載置された載置台8の総重量を搬送しな
がら計測して、その計測結果を判定装置45に出力す
る。また、計測台43の走行面を、例えばフッ素樹脂
(商品名=テフロン)等の接触抵抗の小さい部材で被覆
してもよい。
【0029】上述の判定装置45(例えばパーソナルコ
ンピュータ)は、計測装置42から出力される総重量デ
ータに基づいて、載置台8の重量を減算して花卉Aのみ
の重量を算出し、その花卉Aの重量データと、予め格納
した基準重量データとを比較して等級(例えば重量)を
判定し、仕分け部d,e,f,gに載置台8が移動する
までの番地又はタイムラグを計数する。
【0030】判定と対応する仕分け部d〜gに花卉Aが
搬送されたとき、搬送路側部に配設した係止解除装置4
6(例えばモータやソレノイド、シリンダ等)を駆動
し、解除部材47を係止爪10に当接して解除動作(図
5参照)させ、載置台8を放出姿勢に回動する。判定と
異なる場合、係止解除装置46を待機させる。
【0031】一方、放出姿勢に回動した載置台8は、終
端側から始端側に回帰移動する途中に於て元の姿勢に回
動復帰し、係止爪10が係止部材11に係止される。
【0032】前述の仕分け部d,e下部に配設した集積
部50は、図3にも示すように、送りコンベア2から放
出される花卉Aを、搬送路下部に配設したコンベア51
上に等級別(例えば秀やL)にストックする。コンベア
51は、複数本の花卉Aを搬送路右側部に配設したコン
ベア52に供給し、コンベア52は、花卉Aを結束機5
7に供給する方向と回収する方向とに正逆回転する。
【0033】コンベア52の終端側に配設した集合板5
3は、送り方向に向けて徐々に狭くなる形状(コーン形
状、ラッパ形状等)に形成され、花卉Aの下端側茎部A
bを集合する方向にガイドする。且つ、終端部に配設し
たストッパ54は、一方のコンベア52に載置された花
卉Aの結束作業が完了するまで、他方のコンベア52に
載置された花卉A…を一旦停止させる。
【0034】コンベア52上部に架設した放出体55
は、結束済みの花卉Aを、コンベア52側部に配設した
集積箱56に放出する位置と、花卉Aの搬送が許容され
る位置とに往復移動及び上下移動する。
【0035】コンベア52の終端部と対向して配設した
結束機57は、コンベア52と対向する位置に往復移動
され、一つに束ねられた茎部Ab…周面にゴム紐Bを巻
回する。また、結束機57を、仕分け部d,eのコンベ
アと対向して夫々配設してもよく、ゴム紐Bに代わる結
束体として、例えば樹脂ベルトや紐、ワイヤ等を用いて
もよい。
【0036】結束機57に設けた揃え板58は、花卉A
の茎部Abに対して当接され、茎部Abを略真っ直ぐに
揃える。且つ、コンベア52の終端部に設けたチャック
59は、一つに集合された花卉Aの茎部Abを結束時に
挾持する。
【0037】前述の仕分け部f,g下部に配設した集積
部62は、図8、図9、図10にも示すように、搬送路
下部に配設した集積箱63を、所定本数の花卉Aが交差
(例えば井桁)した状態に収容される大きさに形成し
て、送りコンベア2から放出される花卉Aを等級別(例
えばMやS)にストックする。
【0038】且つ、集積箱63の横幅寸法よりも短く、
略半分の横幅寸法と略同等長さに形成した棒状の振分け
体64の基端部を、集積箱63に投入される花卉Aの花
部Aaと茎部Abとに対向して、該集積箱63の両側壁
部に形成した縦長の孔部63aに対して出没可能に枢着
している。また、棒状の振分け体64に代えて、例えば
板状や線条体等で振分けてもよい。
【0039】且つ、図11、図12にも示すように、振
分け体64の基端部と、集積箱63の前後底部に架設し
た連結杆65の両端部とを連結杆66により上下回動可
能に夫々連結し、連結杆65,65の一端側を連結杆6
7により上下揺動可能に連結し、連結杆65,67の略
中間部を支持ピン68により回動可能に夫々枢支し、集
積箱63側部に取付けた駆動シリンダ69のロッド端部
を前側連結杆65の一端側に連結している。
【0040】上述の駆動シリンダ69は、上述の判定装
置45による判定に基づいて往復動作され、対角位置の
振分け体64を、花卉Aが斜め下方に落下ガイドされる
傾斜状態と、略真下に落下ガイドされる垂直状態とに回
動する。花卉Aの花部Aaと茎部Abとを互い違いに振
分けガイドして、花卉Aを、平面から見て交差する状態
に集積収容する。また、振分け体64…を、駆動シリン
ダ69により個々に回動してもよく、その駆動シリンダ
69に代わる他の駆動手段として、例えばソレノイドや
モータ、カム等のアクチュエータを用いてもよい。
【0041】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、花卉処理装置1による花卉Aの処理動作を説
明する。
【0042】先ず、図1、図2に示すように、荷受され
る花卉Aを、送りコンベア2の載置台8…に対して手作
業(又は機械)により1本ずつ載置し、載置台8の右側
部に突出した花卉Aの茎部Abを、下葉分離装置19を
構成する左右のチャック22で挾持して、下葉分離体2
9のゴム部材30を茎部Ab周面に押圧する。
【0043】次に、花卉Aが基準寸法よりも長い場合、
花卉Aの茎部Abを、茎部切断装置35により所定長さ
に切揃え、茎部Abの下葉Ac(又は枝部)を、左右一
対の下葉分離体29により強制的に剥ぎ取り、分離す
る。
【0044】次に、チャック22及び下葉分離体29に
よる保持を解除し、分離した下葉Acを、噴射ノズル3
9から吐出されるエアーで除去する。切除した茎部Ab
及び分離した下葉Acは、搬送路下部の回収箱(図示省
略)に投入して回収する。
【0045】次に、花卉Aが載置された載置台8の総重
量を計測装置42で計測して、その計測結果を判定装置
45に出力する。判定装置45は、計測時の総重量から
載置台8の重量を減算し、花卉Aの重量を算出して等級
を判定する。判定と対応する仕分け部d〜gに花卉Aが
搬送されたとき、載置台8を放出姿勢に回動して、花卉
Aを放出する。
【0046】例えば45g以上の秀品、略35g〜略4
5gのL品等の等級を有する所定本数の花卉Aを、集積
部50のコンベア51上に一旦ストックする。この後、
花卉Aの茎部Abを結束機57で結束して、集積箱56
に投入する。集積箱56に集積した花卉Aは、結束した
まま出荷したり、箱詰め又は袋詰めして出荷する。
【0047】一方、略25g〜略35gのM品、25g
以下のS品等の等級を有する花卉Aは、仕分け部f,g
下部に配設した集積部62の集積箱63に集積する。つ
まり、花卉Aの花部Aaを、右側後部の振分け体64で
左側斜め下方に落下ガイドし、茎部Abを、左側前部の
振分け体64で右側斜め方向に落下ガイドして、所定本
数の花卉Aを、図8中実線で示す方向に整列して集積す
る。
【0048】且つ、花卉Aの本数を判定装置45(又は
光電センサー、リミットスイッチ等の検知手段)で計数
し、所定本数の花卉Aが放出されたとき、駆動シリンダ
69を動作して、右側後部及び左側前部の振分け体64
を外方に回動して孔部63a内に没入し、花卉Aに対し
て接触が回避される位置に退避させる。同時に、左側後
部及び右側前部の振分け体64(図中仮想線で示す)を
内方に回動する。また、花卉Aの集積本数を多くした
り、少なくする等して変更してもよい。
【0049】上述と同様にして、続いて放出される花卉
Aの花部Aaを、左側後部の振分け体64で右側斜め下
方に落下ガイドし、茎部Abを、右側前部の振分け体6
4で左側斜め方向に落下ガイドして、先に集積された花
卉Aに対して、所定本数の花卉Aを、図8中仮想線で示
す略交差する状態(井桁状)に整列して集積した後、所
定本数の花卉Aを集積箱63から一束ずつ取り出して、
一つに束ねて出荷したり、箱詰め又は袋詰めして出荷す
る。また、集積部50に集積される花卉Aを、上述の集
積部62に集積される花卉Aと同様にして、略交差する
状態に集積してもよい。
【0050】以上のように、集積部62の集積箱63に
投入される花卉Aの姿勢を、棒状の振分け体64により
変更して、所定本数の花卉A…を一組として互い違いに
交差した状態に集積するので、所定本数の花卉A…を集
積箱63から取り出すとき、花卉Aの向きや姿勢を修正
したり、その本数を数えたりする手間及び作業が省ける
と共に、所定本数の花卉A…を一つに集束する作業が簡
単且つ容易に行え、集束作業の能率アップを図ることが
できる。且つ、予め集積された所定本数の花卉A…を一
つに束ねたままで取り扱うので、花卉Aの商品価値が損
なわれるのを防止することができる。
【0051】しかも、花卉Aを、振分け体64に沿って
斜め下方に向けて落下ガイドするので、所定の向き及び
所定の場所に整列した状態に集積することができると共
に、計測装置42による計測と、判定装置45による判
定とに基づいて、前後両側部の振分け体64を交互に振
分け動作するので、所定本数の花卉A…を一組として交
差した状態に集積及び振分ける動作が正確に行える。
【0052】図13は、板状の振分け体70による他の
振分け例を示し、花卉Aが斜め下方に向けて落下ガイド
される斜面形状に形成した振分け体70を、上述の判定
装置45による判定に基づいて、例えばエアーシリンダ
やソレノイド等の駆動手段により互い違いに出没動作さ
せ、集積箱63に投入される花卉Aの花部Aaと茎部A
bとを左右に振分けて、所定本数の花卉A…を平面から
見て略交差する状態に集積するので、上述の実施例と略
同等の作用効果を奏することができる。
【0053】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の集積姿勢変更手段は、実施例の振
分け体64,70に対応し、以下同様に、花卉検知手段
は、計測装置42や光電センサー、リミットスイッチ、
撮像カメラ等に対応し、動作制御手段は、判定装置45
及び装置に格納したプログラムに対応するも、この発明
は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではな
い。
【0054】例えば花卉A全体又は茎部Abや下葉Ac
の大きさ、色相、反射光、透過光等を撮像カメラ(図示
省略)で撮像し、その画像データに基づいて、茎部Ab
の不要部分を切除してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 花卉処理装置による花卉の処理動作を示す平
面図。
【図2】 花卉の仕分け動作を示す正面図。
【図3】 花卉の結束動作を示す側面図。
【図4】 載置台の取付け状態を示す側面図。
【図5】 係止解除装置による解除動作を示す側面図。
【図6】 下葉分離装置による茎部及び下葉の分離動作
を示す側面図。
【図7】 チャック及び下葉分離体の取付け状態を示す
平面図。
【図8】 棒状の振分け体による花卉の振分け状態を示
す集積部の平面図。
【図9】 振分け体の取付け状態を示す縦断正面図。
【図10】 振分け体の取付け状態を示す縦断側面図。
【図11】 振分け体及び連結杆の連結状態を示す斜視
図。
【図12】 連結杆の連結状態を示す平面図。
【図13】 板状の振分け体による他の振分け例を示す
縦断正面図。
【符号の説明】
A…花卉 Aa…花部 Ab…茎部 1…花卉処理装置 2…送りコンベア 8…載置台 42…計測装置 45…判定装置 50,62…集積部 63…集積箱 64,70…振分け体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベアにより搬送される花卉の所定項目
    を項目計測手段で計測し、その計測結果に基づいて、花
    卉を、コンベア下部に設けた複数の集積部に対して項目
    別に供給する花卉処理装置であって、上記集積部に、該
    集積部に供給される花卉の姿勢を変更し、互い違いに交
    差した状態に集積する集積姿勢変更手段を設けた花卉処
    理装置。
  2. 【請求項2】上記集積姿勢変更手段を、上記花卉の両端
    部と対向して該両端部を異なる方向に向けて落下ガイド
    する複数の振分け体で構成した請求項1記載の花卉処理
    装置。
  3. 【請求項3】上記振分け体を、上記花卉が斜め下方に向
    けて落下ガイドされる角度に回動可能に設けた請求項2
    記載の花卉処理装置。
  4. 【請求項4】上記振分け体を、上記花卉が斜め下方に向
    けて落下ガイドされる形状に形成して、該花卉に対して
    当接される位置に進退移動可能に設けた請求項2記載の
    花卉処理装置。
  5. 【請求項5】上記集積部に供給される花卉を検知する花
    卉検知手段と、上記花卉検知手段による検知に基づいて
    花卉の本数を計数すると共に、上記集積部に対して所定
    本数の花卉が供給されたき上記各振分け体を花卉の両端
    部が異なる方向に向けて落下ガイドされる状態に振分け
    動作する動作制御手段とを備えた請求項2,3又は4記
    載の花卉処理装置。
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