JP2002143333A - ドレンチャー設備 - Google Patents

ドレンチャー設備

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JP2002143333A
JP2002143333A JP2000340508A JP2000340508A JP2002143333A JP 2002143333 A JP2002143333 A JP 2002143333A JP 2000340508 A JP2000340508 A JP 2000340508A JP 2000340508 A JP2000340508 A JP 2000340508A JP 2002143333 A JP2002143333 A JP 2002143333A
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drainage
water
fire
water curtain
heads
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JP2000340508A
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English (en)
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Takumi Kaneko
巧 金子
Hideki Mizuochi
秀木 水落
Kenichi Ikeda
憲一 池田
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドレンチャー設備を防火区画形成用の防火設
備として適用する。 【解決手段】 建物内を所定床面積ごとに区画する延焼
防止用の防火設備としてのドレンチャー設備として、形
成するべき防火区画の位置における天井面に複数のドレ
ンチャーヘッド2を配列し、各ドレンチャーヘッドから
の散水により二重のウォーターカーテン6を形成する。
各ドレンチャーヘッドによるウォーターカーテンを防火
区画に対してわずかに傾斜させる。ドレンチャーヘッド
を防火区画を挟んでその両側に2列をなすように千鳥状
に配列する。各ドレンチャーヘッドに二重のウォーター
カーテンを形成するための水流分岐機構を設ける。下面
開放形の防火性能を有する収容ボックス1内にドレンチ
ャーヘッドを設置する。収容ボックスを天井裏空間内に
設置する。防火区画の位置における室内床面に排水溝7
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物における防火設
備に係わり、特にウォーターカーテンにより防火区画を
形成するドレンチャー設備に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、建物には消防法の規定に
より規模や階数、用途によって種々の消火設備の設置が
義務づけられ、大規模なオフィスビルや商業施設、医療
福祉施設、教育施設等においてはスプリンクラー設備の
設置が必要である。また、主要構造部を準防火構造とし
た建物は建築基準法の規定により様々な防火設備が義務
づけられ、延べ面積が1500m2を越える建物では火
災時の延焼防止のために床面積の合計1500m2(自
動式の消火設備を設置した場合は3000m2)以内ご
とに準防火構造の床もしくは壁または特定防火設備で区
画する必要がある。
【0003】一般に、上記の延焼防止のための防火区画
は防火壁により形成されるが、プラニングの都合により
固定的な防火壁を設けられない場合には、火災時に自動
閉鎖される防火シャッターや防火スクリーンによって区
画を形成することが通常である。また、最近においては
ドレンチャー設備によるウォーターカーテン(水幕)で
防火区画を形成することも提案されている。すなわち、
防火区画を形成するべき位置の天井面にドレンチャーヘ
ッドを設置しておき、火災時にはそこから散水すること
でウォーターカーテンを形成することにより、そのウォ
ーターカーテンによって防火シャッターや防火スクリー
ンと同様の遮炎性能を確保してこれにより防火区画を形
成しようというのである。
【0004】そのようなドレンチャー設備によるウォー
ターカーテンで防火区画を形成することとすれば、防火
シャッターや防火スクリーンによる場合に比較して、シ
ャッターやスクリーンを巻き取るためのボックスが不要
となるので天井裏空間を節約できる、防火シャッターや
防火スクリーンによる場合よりも速やかに防火区画を形
成できる、障害物による閉鎖障害が生じ得ない、避難や
消防隊による消火・救助活動に対して障害になることも
ない、といった利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ドレンチャー
設備が上記のような防火設備として有効なものとなるた
めには、そのドレンチャー設備が建築基準法に規定され
る「特定防火設備」としての性能を満たして防火設備と
しての十分な安全性と信頼性を有するものでなければな
らず、従来のドレンチャー設備をそのまま採用できるわ
けではない。
【0006】上記事情に鑑み、本発明は、防火区画を形
成するための防火設備として十分な安全性と信頼性を確
保し得る有効なドレンチャー設備を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、建物
内を所定床面積ごとに区画する延焼防止用の防火設備と
してのドレンチャー設備であって、形成するべき防火区
画の位置における天井面に複数のドレンチャーヘッドを
配列し、それらドレンチャーヘッドからの散水により二
重のウォーターカーテンを形成することを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明のドレ
ンチャー設備であって、各ドレンチャーヘッドにより形
成するウォーターカーテンを防火区画に対してわずかに
傾斜させることで、各ウォーターカーテンどうしを相互
に重ね合わせて二重のウォーターカーテンを形成するこ
とを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の発明のドレ
ンチャー設備であって、各ドレンチャーヘッドを防火区
画を挟んでその両側に2列をなすように千鳥状に配列す
ることで、各ウォーターカーテンどうしを相互に重ね合
わせて二重のウォーターカーテンを形成することを特徴
とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項1の発明のドレ
ンチャー設備であって、各ドレンチャーヘッドに水流分
岐機構を設けてその水流分岐機構により二重のウォータ
ーカーテンを形成することを特徴とする。
【0011】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かの発明のドレンチャー設備であって、下面が開放され
た溝形をなしかつ防火性能を有する収容ボックスを防火
区画の位置における天井に設置し、その収容ボックス内
にドレンチャーヘッドを配列したことを特徴とする。
【0012】請求項6の発明は、請求項5の発明のドレ
ンチャー設備であって、収容ボックスを天井裏空間内に
設置してその下面を天井面において開放することを特徴
とする。
【0013】請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれ
かの発明のドレンチャー設備であって、防火区画の位置
における室内床面にドレンチャーヘッドからの散水を集
水して排水するための排水溝を設けたことを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1〜図4
を参照して説明する。本実施形態のドレンチャー設備は
ドレンチャーヘッドからの散水により形成するウォータ
ーカーテンによって防火区画を形成するものであるが、
そのウォーターカーテンを二重とすることにより建築基
準法に規定されている「特定防火設備」の性能を有する
ものとされている。
【0015】すなわち、本実施形態のドレンチャー設備
は、防火区画を形成するべき位置における天井に収容ボ
ックス1を設置し、その収容ボックス1内に複数(図示
例では4つ)のドレンチャーヘッド2を配列したものと
なっている。収容ボックス1は鋼板等の防火性能を有す
る素材により形成されたもので、下面が開放された溝形
をなしており、天井裏空間に設けられている防火壁3の
下端に下向きに設けられてその下面が天井面4において
開放するように取り付けられている。
【0016】ドレンチャーヘッド2は上記の収容ボック
ス1内に所定間隔で配列され、それらドレンチャーヘッ
ド2には給水管5が接続され、図示しない給水系から供
給される水が各ドレンチャーヘッド2からそれぞれ図示
している範囲に一斉に散水されてウォーターカーテン6
が形成され、それらウォーターカーテン6どうしが隙間
なく相互に重なり合うことで全体として防火区画を形成
するものとなっている。
【0017】そして、本実施形態では、各ドレンチャー
ヘッド2からの散水方向を収容ボックス1の長さ方向に
対して(つまり、形成するべき防火区画に対して)わず
かに傾斜させており、それにより、図3に示すように、
各ドレンチャーヘッド2により形成されるウォーターカ
ーテン6が、隣接している他のドレンチャーヘッド2に
より形成される他のウォーターカーテン6と直接的に干
渉することがなく、つまり隣り合う2つのドレンチャー
ヘッド2からの散水がぶつかりあってそれらのウォータ
ーカーテン6が乱されるようなことがなく、それらが若
干の隙間(たとえば10〜50mm程度)を確保した状
態で重なり合うことでほぼ全体にわたってウォーターカ
ーテン6が二重(一部においては三重)に形成されるよ
うになっている。
【0018】この場合、各ドレンチャーヘッド2からの
散水量や散水圧、ドレンチャーヘッド2の相互間隔等
は、所望の防火性能、遮炎性能、防煙性能を確保し得る
防火区画を隙間なく形成するように最適設計すれば良
い。また、このドレンチャー設備の起動操作や鎮火後の
停止操作は、手動操作によるか、熱感知器や火炎感知器
等のセンサーによる自動制御を行えば良い。
【0019】また、防火区画の位置における室内床面に
は、ドレンチャーヘッド2からの散水を集水する排水溝
7が設けられ、その排水溝7には排水管8が接続されて
いる。排水溝7は、図4に示すように、防火区画の位置
におけるフリーアクセスフロアの床面を通水性を有する
有孔カーペット9と有孔パネル10により構成し、その
下部に防水シート11を敷設することで形成されてい
る。その排水溝7内の防火区画の直下の位置には排水溝
7内における防火区画を形成するためのPCaブロック
等の防火材12が配置されている。
【0020】なお、図3に示すように、出入口に対して
もドレンチャーヘッド13を設けて、それにより形成さ
れるウォーターカーテン14により通常の防火戸や防火
シャッターに代わる防火区画を形成することもできる。
また、本実施形態のドレンチャー設備は消火設備として
のスプリンクラー設備と併設することが現実的であり、
その場合には双方の給水系を共用することも可能であ
る。
【0021】本実施形態のドレンチャー設備にあって
は、二重のウォーターカーテン6により防火区画を形成
するものとしたので、建築基準法に規定される「特定防
火設備」としての性能を十分に満足できるものであり、
防火シャッターや防火スクリーンに代わる防火設備とし
て採用して好適なものである。
【0022】特に、各ドレンチャーヘッド2により形成
されるウォーターカーテン6を収容ボックス1に対して
わずかに傾斜させることで、各ウォーターカーテン6ど
うしが干渉することなく重なり合って二重のウォーター
カーテン6を確実かつ安定に形成することができ、防火
設備としての信頼性を十分に確保することができるし、
散水量やドレンチャーヘッド2の設置スペースを必要最
少限とすることができる。
【0023】また、防火性能を有する下面開放形の収容
ボックス1を天井に設けて、その内部にドレンチャーヘ
ッド2を取り付けるようにしたので、収容ボックス1が
防火区画の一部を形成してウォーターカーテン6間に生
じる懸念のある僅かな隙間をもその収容ボックス1によ
り確実に塞ぐことができ、ウォーターカーテン6と併せ
て完全な防火区画を形成することができる。なお、本実
施形態では収容ボックス1を天井裏空間に設置してその
下面を天井面4において開放したので、ドレンチャーヘ
ッド2は天井面4よりも上方に設置されることになって
天井面4には一切の突出物がなく、意匠的に好ましいも
のとなっている。ただし、支障がなければ収容ボックス
1を天井面4よりも下方に突出させた状態で設けること
でも良く、その場合には収容ボックス1を防火区画のみ
ならず防煙垂れ壁ないしその一部を兼ねるものとするこ
とも考えられる。
【0024】さらに、火災時にドレンチャー設備が起動
してウォーターカーテン6が形成された場合、ドレンチ
ャーヘッド2から散水された水は排水溝7に集水されて
排水管8を通して速やかに排水されてしまい、したがっ
て散水による室内の水損事故を最小限に抑制することが
できる。
【0025】図5は他の実施形態を示す。これは、収容
ボックス1内において各ドレンチャーヘッド2を防火区
画を挟んでその両側に2列をなすように千鳥状に配列
し、各ドレンチャーヘッド2から防火区画と平行に散水
することで、各ウォーターカーテン6どうしを若干の隙
間を確保した状態で相互に重ね合わせることでウォータ
ーカーテン6を二重に形成するようにしたものであり、
その他は先の実施形態と同様である。本実施形態によれ
ば、ドレンチャーヘッドを2列に配列することでその設
置スペースが先の実施形態の場合よりもやや大きくなる
ものの、防火性能上は同様の効果が得られる。
【0026】図6および図7はさらに他の実施形態を示
す。先の実施形態は各ドレンチャーヘッド2により形成
されるウォーターカーテン6どうしを二重に重ね合わせ
るものとしたが、本実施形態では図6に示すように各ド
レンチャーヘッド2に水流分岐機構15を設け、その水
流分岐機構15により各ドレンチャーヘッド2がそれ自
体で二重のウォーターカーテン6を形成するようにした
ものである。図6(a)に示す水流分岐機構15は上記
実施形態における収容ボックス1を兼ねるものであっ
て、2枚の側板16を先端側が窄まるように対向配置し
たものとされ、ドレンチャーヘッド2からの散水が各側
板16により案内されて自ずと二方向に分かれてウォー
ターカーテン6が二重に形成されるようになっている。
また、(b)に示す水流分岐機構15は収容ボックス1
内に配置した楔形の水流分岐部材17により二重のウォ
ーターカーテン6を形成するようにしたものである。な
お、二重のウォーターカーテン6を形成可能である限り
において水流分岐機構15の構成は図示例のものに限ら
ず適宜の変更が可能である。また、水流分岐機構15が
収容ボックスを兼ねるものとすることに限らず、水流分
岐機構15を収容ボックス1とは独立に設置してそれら
を併用しても良い。
【0027】以上で本発明の実施形態を説明したが、本
発明は上記実施形態に限定されるものでは勿論なく、ド
レンチャーヘッド2の構成やその配置の形態、収容ボッ
クス1の有無やその形態、排水溝7の有無やその形態、
その他細部の構成については適宜の設計的変更が可能で
あることは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は、形成するべき防火区
画の位置における天井面に複数のドレンチャーヘッドを
配列し、各ドレンチャーヘッドからの散水により二重の
ウォーターカーテンを形成するものであるので、防火設
備として優れた安全性と信頼性を有するものであり、こ
のドレンチャー設備を防火区画を形成するための防火設
備として採用することが可能となる。
【0029】請求項2の発明は、各ドレンチャーヘッド
により形成するウォーターカーテンを防火区画に対して
わずかに傾斜させることで、各ウォーターカーテンどう
しを相互に重ね合わせて二重のウォーターカーテンを形
成するので、各ウォーターカーテンどうしが干渉するこ
となく重なり合い、したがって二重のウォーターカーテ
ンを確実かつ安定に形成することができるし、散水量や
ドレンチャーヘッドの設置スペースを十分に節約するこ
とができる。
【0030】請求項3の発明は、各ドレンチャーヘッド
を防火区画を挟んでその両側に2列をなすように千鳥状
に配列することで、各ウォーターカーテンどうしを相互
に重ね合わせて二重のウォーターカーテンを形成するの
で、同じく各ウォーターカーテンどうしが干渉すること
なく重なり合って二重のウォーターカーテンを確実かつ
安定に形成することができる。
【0031】請求項4の発明は、各ドレンチャーヘッド
に水流分岐機構を設けてその水流分岐機構により二重の
ウォーターカーテンを形成するので、各ドレンチャーヘ
ッドによるウォーターカーテンを重ね合わせることなく
それ自体で二重のウォーターカーテンを形成することが
できる。
【0032】請求項5の発明は、下面が開放された溝形
をなしかつ防火性能を有する収容ボックスを防火区画の
位置における天井に設置し、その収容ボックス内にドレ
ンチャーヘッドを配列したので、収容ボックスが防火区
画の一部を構成して完全な防火区画を形成することがで
き、天井付近でウォーターカーテン間に僅かな隙間も生
じる懸念がない。
【0033】請求項6の発明は、収容ボックスを天井裏
空間内に設置してその下面を天井面において開放したの
で、ドレンチャーヘッドが天井面よりも上方に設置され
て天井面に一切の突出物がなく、意匠的に好ましい。
【0034】請求項7の発明は、防火区画の位置におけ
る室内床面にドレンチャーヘッドからの散水を集水して
排水するための排水溝を設けたので、ドレンチャーヘッ
ドから散水された水を排水溝から速やかに排水すること
が可能であり、散水による室内の水損事故を最小限に抑
制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態であるドレンチャー設備
の概略構成を示す断面図である。
【図2】 同、展開図である。
【図3】 同、平面図である。
【図4】 同、排水溝を示す図である。
【図5】 本発明の他の実施形態であるドレンチャー設
備の概略構成を示す平面図である。
【図6】 本発明のさらに他の実施形態であるドレンチ
ャー設備におけるドレンチャーヘッドと水流分岐機構を
示す図である。
【図7】 同、平面図である。
【符号の説明】
1 収容ボックス 2 ドレンチャーヘッド 4 天井面 6 ウォーターカーテン 7 排水溝 15 水流分岐機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 憲一 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 Fターム(参考) 2E189 CC01 CE07 CG09 KB07 KC01 MB04 MB07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物内を所定床面積ごとに区画する延焼
    防止用の防火設備としてのドレンチャー設備であって、
    形成するべき防火区画の位置における天井面に複数のド
    レンチャーヘッドを配列し、それらドレンチャーヘッド
    からの散水により二重のウォーターカーテンを形成する
    ことを特徴とするドレンチャー設備。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のドレンチャー設備であっ
    て、各ドレンチャーヘッドにより形成するウォーターカ
    ーテンを防火区画に対してわずかに傾斜させることで、
    各ウォーターカーテンどうしを相互に重ね合わせて二重
    のウォーターカーテンを形成することを特徴とするドレ
    ンチャー設備。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のドレンチャー設備であっ
    て、各ドレンチャーヘッドを防火区画を挟んでその両側
    に2列をなすように千鳥状に配列することで、各ウォー
    ターカーテンどうしを相互に重ね合わせて二重のウォー
    ターカーテンを形成することを特徴とするドレンチャー
    設備。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のドレンチャー設備であっ
    て、各ドレンチャーヘッドに水流分岐機構を設けてその
    水流分岐機構により二重のウォーターカーテンを形成す
    ることを特徴とするドレンチャー設備。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のドレン
    チャー設備であって、下面が開放された溝形をなしかつ
    防火性能を有する収容ボックスを防火区画の位置におけ
    る天井に設置し、その収容ボックス内にドレンチャーヘ
    ッドを配列したことを特徴とするドレンチャー設備。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のドレンチャー設備であっ
    て、収容ボックスを天井裏空間内に設置してその下面を
    天井面において開放することを特徴とするドレンチャー
    設備。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のドレン
    チャー設備であって、防火区画の位置における室内床面
    にドレンチャーヘッドからの散水を集水して排水するた
    めの排水溝を設けたことを特徴とするドレンチャー設
    備。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004305380A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Shimizu Corp 水幕防火設備
JP2017209153A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 ホーチキ株式会社 防火設備
JP2021101966A (ja) * 2019-12-25 2021-07-15 株式会社加藤製缶鉄工所 パストライザにおける処理環境安定化装置
CN115445132A (zh) * 2022-09-20 2022-12-09 郭海伦 一种智能消防设备

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JP7373796B2 (ja) 2019-12-25 2023-11-06 株式会社加藤製缶鉄工所 パストライザにおける処理環境安定化装置
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