JP2002143241A - ビデ付き集尿装置 - Google Patents

ビデ付き集尿装置

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JP2002143241A JP2001248305A JP2001248305A JP2002143241A JP 2002143241 A JP2002143241 A JP 2002143241A JP 2001248305 A JP2001248305 A JP 2001248305A JP 2001248305 A JP2001248305 A JP 2001248305A JP 2002143241 A JP2002143241 A JP 2002143241A
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bidet
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G9/00Bed-pans, urinals or other sanitary devices for bed-ridden persons; Cleaning devices therefor, e.g. combined with toilet-urinals
    • A61G9/006Urinals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G2203/00General characteristics of devices
    • A61G2203/30General characteristics of devices characterised by sensor means
    • A61G2203/46General characteristics of devices characterised by sensor means for temperature

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はビデ付き集尿装置に関し、より詳
細には患者一人で看病人の助けなく容易に排尿すること
ができるようにし、なお排尿後、排尿部位を洗浄水で綺
麗に洗浄して患者の清潔を保つことができるようにした
ビデ付き集尿装置に関するものである。 【解決手段】 使用者の尿を捕集する集尿部と、前記集
尿部に捕集された尿を排尿ラインを通して移動させる駆
動部と、前記移動された尿を貯蔵する尿貯蔵部と、前記
集尿部、駆動部及び尿貯蔵部を内蔵するケースと、を含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデ付き集尿装置
に関し、より詳細には、患者一人で看病人の助けなく容
易に排尿することができるようにし、なお排尿後排尿部
位を洗浄水で綺麗に洗浄して患者の清潔を保つことがで
きるようにしたビデ付き集尿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多くの重患者、下半身が不自由な患者、
慢性退行性疾患を病んでいる患者のような排尿時トイレ
に行けないような患者の場合、看病人の助けにより寝床
で排尿しなければならない。
【0003】ところが、これは患者と看病人ともに煩わ
しいことだけでなく、患者の動きが多く伴うので、体の
動きを自制し安定を取るべき患者の場合、治療に逆効果
をもたらすという問題点があった。そのゆえ、患者に排
尿能力があっても尿道にフオリーカテーテル(foley cat
heter)を挿入する施術を施す場合が多い。
【0004】この施術は尿道から膀胱までフオリーカテ
ーテルを挿入することであって、患者の苦痛が甚だしい
し、動きが不便だし、女性の場合、恥を感じることもあ
り得る。ところが、これらより更に深刻な問題は泌尿器
系の感染である。実際、施術後の感染症状のうちでもっ
とも多いのが泌尿器系の感染である。このような尿道及
び膀胱などの泌尿器系の感染問題により長期間(七日以
上)のフオリーカテーテルの挿入はしにくい。実際、病
院では多様な理由によりフオリーカテーテルを挿入施術
した後、寒気、発熱など感染の兆候がある時、第一の手
当としてフオリーカテーテルを抜去し適切な抗生剤を投
与の上、その経過を見守る。このように、一旦感染すれ
ばフオリーカテーテルを抜去しなければならず、各種抗
生剤の投与及び保存的治療が並行され、必然的に入院期
間が延びてしまう。これにより、経済的な損質と心的負
担が過重となる。このような問題点にもかかわらず、排
尿能力はあるが動きが不自由な患者の場合、フオリーカ
テーテルを任意に施術しているのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は前記
の問題点を解決するために案出したものであって、本発
明は、排尿時トイレに行けないような患者の場合、患者
一人で看病人の助けなく排尿することができるように
し、看病人が容易に患者の排尿を助けられるようにして
手の不自由な人でも便利に使用することができるように
し、排尿後は患者の排尿部位を洗浄水に綺麗に洗浄して
患者の清潔を保つ、且つ泌尿器系の感染を極少化するこ
とによって患者の心的負担及び経済的負担を減少させる
ことができるようにしたビデ付き集尿装置を提供するこ
とにその目的がある。
【0006】本発明の他の目的は、排尿後患者の排尿部
位を洗浄する時、適当な温度の洗浄水を供給して患者が
楽に排尿部位を洗浄することができるようにすることと
共に、63〜65℃に加熱された温水で洗浄水ラインを
低温殺菌し、殺菌された洗浄水ラインを通して消毒液の
含まれた洗浄水を患部に噴射して患部を消毒することが
できるようにしたビデ付き集尿装置を提供することにあ
る。
【0007】本発明の更に他の目的は、集尿部で尿だけ
でなく、洗浄水、消毒液など全ての液体の捕集を感知
し、吸入ポンプを作動させることによって製品の信頼性
を高めることができるようにしたビデ付き集尿装置を提
供することにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、集尿部をケース
の中に入れていた時、集尿部の尿収集器を殺菌すること
ができるようにすることによって、清潔を保ち、2次感
染を予防して衛生的に使用することができるようにした
ビデ付き集尿装置を提供することにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、洗浄水の噴射位
置を使用者の任意に調節することができるようにするこ
とによって、尿収集器を密着させた状態で排尿部位を満
遍なく洗浄して洗浄力を高めるようにしたビデ付き集尿
装置を提供することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、集尿部の導尿管
を着脱可能に結合することによって、ケースからの分離
が可能で、且つ洗浄及び交替を容易にしたビデ付き集尿
装置を提供することにある。
【0011】本発明の更に他の目的は、尿収集器が排尿
部位に柔らかく密着するようにすることによって、水密
性を高めると共に、使用者が安定感を感じて楽に使用す
ることができるようにしたビデ付き集尿装置を提供する
ことにある。
【0012】本発明の更に他の目的は、使用者の尿を捕
集する尿収集器でビデを作動させることができるように
することによって、便利に使用することができるように
したビデ付き集尿装置を提供することにある。
【0013】本発明の更に他の目的は、尿収集器に溜ま
った異物質を濾過することができるようにすることによ
って、排尿用ポンプ、モーター及び排尿ラインが塞がら
ないようにしたビデ付き集尿装置を提供することにあ
る。
【0014】本発明の更に他の目的は、ケース内部の熱
をケース外部に放出し冷却させることができるようにす
ることによって、各種電子機器の誤作動を未然に防止す
ることができるようにしたビデ付き集尿装置を提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のビデ付き集尿装置は、使
用者の尿を捕集する集尿部と、前記集尿部に捕集された
尿を排尿ラインを通して移動させる駆動部と、前記移動
された尿を貯蔵する尿貯蔵部と、前記集尿部、駆動部及
び尿貯蔵部を内蔵するケースと、を含むことを特徴とす
るものである。
【0016】本発明の請求項2に記載のビデ付き集尿装
置は、請求項1の構成に加えて、前記尿貯蔵部の一側に
配置された洗浄水貯蔵部と、前記洗浄水貯蔵部と連通さ
れ一定量の洗浄水を貯蔵すると共に加熱部が備えて前記
貯蔵された洗浄水を設定温度に加熱する温熱部と、前記
集尿部の一側に設置され、前記温熱部に貯蔵された洗浄
水を洗浄水ラインを通して排尿部位に噴射するビデ部
と、前記洗浄水ラインの一側に設置され洗浄水を移動さ
せる駆動部と、前記駆動部の作動を制御する制御部と、
を更に含むことを特徴とするものである。
【0017】本発明の請求項3にビデ付き集尿装置は、
請求項2の構成に加えて、前記集尿部の尿及び前記尿貯
蔵部、洗浄水貯蔵部、温熱部の状態を感知するセンサー
部を更に含むことを特徴とするものである。
【0018】本発明の請求項4に記載のビデ付き集尿装
置は、請求項2の構成に加えて、前記集尿部は、放射さ
れる尿を捕集する尿収集器と、前記尿収集器の底面に形
成された排出口の周りに設置され、捕集された尿を感知
して前記駆動部の作動を制御する制御部に信号を伝達す
る赤外線センサーと、前記尿収集器の排出口とケースの
間に連結された導尿管と、を含むことを特徴とするもの
である。
【0019】本発明の請求項5に記載のビデ付き集尿装
置は、請求項4の構成に加えて、前記集尿部の尿収集器
の先端部の周りに軟質カバー部材が設置されることを特
徴とするものである。
【0020】本発明の請求項6に記載のビデ付き集尿装
置は、請求項5の構成に加えて、前記軟質カバー部材
は、前記集尿部の尿収集器の先端部に固定されたシリコ
ンカバー体と、前記シリコンカバー体の端部に外側に屈
曲形成された密着片と、から構成されることを特徴とす
るものである。
【0021】本発明の請求項7に記載のビデ付き集尿装
置は、請求項5の構成に加えて、前記軟質カバー部材
は、前記集尿部の尿収集器の先端部に固定されたシリコ
ンカバー体と、前記シリコンカバー体の端部に内側に屈
曲形成された弾性支持片と、前記弾性支持片の端部に外
側に屈曲形成された密着片と、から構成されることを特
徴とするものである。
【0022】本発明の請求項8に記載のビデ付き集尿装
置は、請求項4の構成に加えて、前記集尿部の尿収集器
に形成された排出口に濾過網が設置されることを特徴と
するものである。
【0023】本発明の請求項9に記載のビデ付き集尿装
置は、請求項4の構成に加えて、前記集尿部の尿収集器
の一側に駆動部を作動させる操作スイッチが設置される
ことを特徴とするものである。
【0024】本発明の請求項10に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項4の構成に加えて、前記集尿部の尿収集
器の前面に着脱可能な尿収集器の蓋がされることを特徴
とするものである。
【0025】本発明の請求項11に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項4の構成に加えて、前記集尿部の導尿管
とケースの間に着脱可能な結合部材が設置されることを
特徴とするものである。
【0026】本発明の請求項12に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項11の構成に加えて、前記結合部材は、
前記ケースの一側に設置され、排尿ライン、洗浄水ライ
ン及びセンサー用電線が連結された連結ソケットと、前
記導尿管の端部に設置され、前記連結ソケットに挿入さ
れ着脱可能に結合された連結プラグと、から構成される
ことを特徴とするものである。
【0027】本発明の請求項13に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項2の構成に加えて、前記洗浄水貯蔵部
は、洗浄水を盛れるように形成された洗浄水貯蔵桶と、
前記洗浄水貯蔵桶の一側に形成され、前記温熱部に洗浄
水を供給する洗浄水供給口と、前記洗浄水供給口の中心
ホールに設置され洗浄水の逆流を抑えるチェックバルブ
と、から構成されることを特徴とするものである。
【0028】本発明の請求項14に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項2の構成に加えて、前記温熱部は、一定
量の洗浄水を盛れるように形成された温熱貯蔵桶と、前
記温熱貯蔵桶の一側に設置された熱伝達部材と、前記熱
伝達部材の一側に密着され発生する熱を熱伝達部材に伝
達する加熱ヒータと、を含むことを特徴とするものであ
る。
【0029】本発明の請求項15に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項14の構成に加えて、前記加熱ヒータは
セラミックヒータであることを特徴とするものである。
【0030】本発明の請求項16に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項14の構成に加えて、前記熱伝達部材は
温熱貯蔵桶の一側に水平に配置された酸化防止表面処理
された金属板であり、前記加熱ヒータは前記金属板の下
面に水平に密着されることを特徴とするものである。
【0031】本発明の請求項17に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項14の構成に加えて、前記熱伝達部材は
温熱貯蔵桶の底面に中心部が温熱貯蔵桶の内側に突出さ
れて外側にヒータ挿入空間が形成された酸化防止表面処
理された金属板であり、前記加熱ヒータは前記金属板の
ヒータ挿入空間に垂直に挿入され密着されることを特徴
とするものである。
【0032】本発明の請求項18に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項2の構成に加えて、前記温熱部の一側に
温度を測定しこれをケースの一側面の液晶画面に表示す
る温度測定センサーが設置されることを特徴とするもの
である。
【0033】本発明の請求項19に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項2の構成に加えて、前記温熱部の一側に
温度を測定しこれを制御部に伝達して設定された温度に
応じて加熱が自動制御されるようにした温度測定センサ
ーが設置されることを特徴とするものである。
【0034】本発明の請求項20に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項2の構成に加えて、前記温熱部の一側に
一定温度以上の温度上昇時温熱部に流れる電源を遮断す
る自動温度調節スイッチが設置されることを特徴とする
ものである。
【0035】本発明の請求項21に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項20の構成に加えて、前記自動温度調節
スイッチはバイメタルスイッチであることを特徴とする
ものである。
【0036】本発明の請求項22に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項2の構成に加えて、前記温熱部の一側に
温熱部内部の洗浄水の量を感知し、これを制御部に伝達
し警告する水位測定センサーが設置されることを特徴と
するものである。
【0037】本発明の請求項23に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項2の構成に加えて、前記温熱部の一側に
温熱部内に洗浄水が満ちるように大気圧管が設置される
ことを特徴とするものである。
【0038】本発明の請求項24に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項23の構成に加えて、前記大気圧管は、
前記温熱部の温熱貯蔵桶の上端部に形成された大気圧ホ
ールと、前記大気圧ホールから取手の内部を通して尿貯
蔵部の尿貯蔵桶に連結されたバイパス管と、から構成さ
れることを特徴とするものである。
【0039】本発明の請求項25に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項24の構成に加えて、前記尿貯蔵桶が使
い捨てのビニールパックであることを特徴とするもので
ある。
【0040】本発明の請求項26に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項4の構成に加えて、前記ビデ部は、前記
集尿部の導尿管と連結され前記集尿部の尿収集器の一側
に洗浄水を伝達する洗浄水供給管と、前記洗浄水供給管
の端部に設置され使用者の排尿部位に洗浄水を噴射する
噴射ノズルと、含むことを特徴とするものである。
【0041】本発明の請求項27に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項26の構成に加えて、前記集尿部の尿収
集器の一側に噴射ノズルの噴射位置を調節する噴射位置
調節部材が設置されることを特徴とするものである。
【0042】本発明の請求項28に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項27の構成に加えて、前記噴射位置調節
部材は、前記尿収集器の洗浄水の噴射位置に回転可能に
設置され、一側に噴射ノズルが固定されたころがりボー
ルと、前記ころがりホールの外側端部に形成された操作
突起と、前記尿収集器の一側にスライド移動可能に設置
され前記ころがりホールの外周面と密着されてころがり
ホールの位置を固定する位置固定ボタンと、を含むこと
を特徴とするものである。
【0043】本発明の請求項29に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項4の構成に加えて、前記集尿部の尿収集
器の一側に制御部と連結され排尿部位に送風するファン
が設置されることを特徴とするものである。
【0044】本発明の請求項30に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項2の構成に加えて、前記駆動部は、前記
排尿ラインの一側に設置され集尿部に捕集された尿を尿
貯蔵部に移動させる排尿用ポンプ及びモーターと、前記
洗浄水ラインの一側に設置され温熱部に貯蔵された洗浄
水を集尿部に移動させるビデ用ポンプ及びモーターと、
を含むことを特徴とするものである。
【0045】本発明の請求項31に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項4の構成に加えて、前記ケースは、ケー
ス体と、前記ケース体の一側に配置され、集尿部を取り
出し可能に内蔵する収納空間部と、前記ケース体の他側
に配置され、尿貯蔵部、洗浄水貯蔵部及び温熱部を内蔵
し保管する貯蔵空間部と、前記ケース体の収納空間部と
貯蔵空間部の間に設置されたヒンジ部と、前記収納空間
部の上部に前記ヒンジ部を中心として回動可能に設置さ
れたカバーと、前記貯蔵空間部の上部に前記ヒンジ部を
中心として回動可能に設置された蓋と、前記蓋の上部に
形成された取手と、を含むことを特徴とするものであ
る。
【0046】本発明の請求項32に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項31の構成に加えて、前記ケースの収納
空間部に前記集尿部の尿収集器が安着する尿収集器据置
台が設置され、前記尿収集器据置台の一側に前記安着し
た尿収集器の内側捕集空間に紫外線を照射し殺菌する紫
外線ランプが設置されることを特徴とするものである。
【0047】本発明の請求項33に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項31の構成に加えて、前記取手の内部
に、前記集尿部の導尿管と前記尿貯蔵部の尿貯蔵桶を互
いに連結する尿伝達管が設置されることを特徴とするも
のである。
【0048】本発明の請求項34に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項1乃至24のいずれかの構成に加えて、
前記ケースの一側に制御部と連結され駆動部を作動させ
る操作スイッチが設置されることを特徴とするものであ
る。
【0049】本発明の請求項35に記載のビデ付き集尿
装置は、請求項1乃至24のいずれかの構成に加えて、
前記ケースの後端部に放熱口が形成され、前記放熱口の
内側に放熱ファン及びモーターが設置されることを特徴
とするものである。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施の形
態を図面に基づき詳しく説明する。
【0051】図1は本発明によるビデ付き集尿装置の外
形を示す斜視図であり、図2は本発明によるビデ付き集
尿装置の内部構成を示す斜視図である。同図に示すよう
に本発明によるビデ付き集尿装置100は、ケース10
と、前記ケース10から取り出して尿を捕集する集尿部
20と、前記集尿部20から捕集された尿を排尿ライン
を通して一定の空間に溜めて貯蔵する尿貯蔵部30と、
前記尿貯蔵部30の一側に配置された洗浄水貯蔵部40
と、前記洗浄水貯蔵部40の下部に配置され、前記洗浄
水貯蔵部40と連通されて一定量の洗浄水を貯蔵すると
共に加熱部が備えて前記貯蔵された洗浄水を設定温度に
加熱する温熱部50と、前記集尿部20の一側に設置さ
れ、前記温熱部50に貯蔵された洗浄水を洗浄水ライン
を通して排尿部位に噴射するビデ部70(図6参照)と、
前記排尿ライン及び洗浄水ラインの一側に設置され尿及
び洗浄水を移動させる駆動部60と、前記駆動部の作動
を制御する制御部(示せず)と、を含んで構成される。
【0052】前記ケース10は、ケース体11と、前記
ケース体11の前半部に配置され、集尿部20を取り出
し可能に内蔵する収納空間部12と、前記ケース体11
の後半部に配置され、尿貯蔵部30、洗浄水貯蔵部40
及び温熱部50を内蔵し保管する貯蔵空間部13と、前
記ケース体11の収納空間部12と貯蔵空間部13の間
に設置されたヒンジ部15と、前記収納空間部12の上
部に前記ヒンジ部15を中心として回動可能に設置され
たカバー16と、前記貯蔵空間部13の上部に前記ヒン
ジ15部を中心として回動可能に設置された蓋17と、
前記蓋17の上部に形成された取手18と、を含んで構
成される。
【0053】前記ケース10の前面に、制御部と連結さ
れ駆動部60を作動させる操作スイッチ19が設置され
る。
【0054】前記尿貯蔵部30は、ケース10の貯蔵空
間部13の一側に挿入される尿貯蔵桶31と、前記尿貯
蔵桶31の上端部の隅に設置されたキャップ33と、か
ら構成される。
【0055】この時、前記キャップ33の中心部には貫
通ホール35が形成され、前記貫通ホール35は、取手
18の後端部と連通される位置に配置される。なお、前
記尿貯蔵桶31の上端部には、制御部と連結され尿の満
量を感知する赤外線センサーが装着されてケース前面の
液晶画面などを通じて警告メッセージを出力したりブザ
ーを通じて警告音を発信するようにする。
【0056】前記尿貯蔵桶31は、使い捨てのビニール
パックに代替することできる。
【0057】なお、前記ケースの液晶画面を通じて一回
排尿量、一日総排尿量、一日総排尿回数、一回平均排尿
量などが表示されるようにすることができる。
【0058】図3は本発明による集尿部20の尿収集器
21を示す斜視図である。同図に示すように集尿部20
は、使用者の放射する尿を捕集し得る凹状の尿収集器2
1と、前記尿収集器21の外側面に設置され前記制御部
と連結されて駆動部60を作動させる操作スイッチ22
と、前記尿収集器21の下端部からケース10と連結さ
れた導尿管23と、から構成され、前記尿収集器21の
先端部の周りに軟質カバー部材25が設置される。
【0059】図4は図3の'A' 部を拡大した本発明によ
る軟質カバー部材の一実施の形態を示す端面図である。
同図に示すように前記軟質カバー部材25は、尿収集器
21の先端部の周りに固定されたシリコンカバー体25
aと、前記シリコンカバー体25aの端部に外側に屈曲
形成された密着片25bと、から構成される。
【0060】図5は本発明による軟質カバー部材の他の
実施の形態を示す端面図である。同図に示すように前記
軟質カバー部材25′は、前記集尿部の尿収集器の先端
部に固定されたシリコンカバー体25aと、前記シリコ
ンカバー体25aの端部に内側に屈曲形成された弾性支
持片25cと、前記弾性支持片25cの端部に外側に屈
曲形成された密着片25dと、から構成される。
【0061】一方、尿収集器21を男性が使用する場
合、必要に応じて男性の性器状に合うカバーを覆って使
用することもできる。
【0062】前記尿収集器21の前面に着脱可能な尿収
集器の蓋26を設け、ビデ部から噴射される洗浄水の温
度を高めて低温殺菌を行う時、尿収集器21の開口を塞
ぐことができるようにする。
【0063】図6は本発明による尿収集器を示す縦端面
図である。同図に示すように、前記ビデ部70は、導尿
管と連結され前記尿収集器21の上部に洗浄水を伝達す
る洗浄水供給管71と、前記洗浄水供給管71の端部に
設置され使用者の排尿部位に洗浄水を噴射する噴射ノズ
ル72と、から構成される。
【0064】この時、前記噴射ノズル72の周りに噴射
ノズル72の噴射位置を調節する噴射位置調節部材77
が設置されるが、前記噴射位置調節部材77は、尿収集
器21の洗浄水噴射位置に回転自在に設置され、内側に
噴射ノズル72が固定されたころがりボール73と、前
記ころがりボール73の外側に形成された操作突起74
と、から構成される。
【0065】また、前記尿収集器21の外側上端部に
は、前記ころがりボール73の外周面と密着してころが
りボール73の位置を固定する位置固定ボタン75がス
ライド移動可能に設置される。
【0066】前記尿収集器21の一側には、制御部と連
結された小型送風ファン(示せず)が設置され、ビデ作動
の後一定時間排尿部位に送風するようにすることができ
る。
【0067】前記尿収集器21下端部の排出口には、濾
過網76が設置され、排尿時の陰毛やその他の異物質が
濾過されることができるようにする。
【0068】図7は本発明による尿収集器の下端部に設
置された排出ソケットを示す斜視図である。同図に示す
ように、前記排出ソケット27は、捕集された尿を導尿
管に伝達する尿排出部27aと、流入された洗浄水を洗
浄水供給管71に供給する洗浄水供給部27bと、から
構成され、前記排出ソケット27の尿排出部27aの両
側面には、捕集された尿を感知する赤外線センサー27
cが装着される。
【0069】図8は本発明による洗浄水貯蔵部及び温熱
部を示す斜視図である。同図に示すように、洗浄水貯蔵
部40は、洗浄水を盛れる(貯蔵する)ように形成され
たボックス状の洗浄水貯蔵桶41と、前記洗浄水貯蔵桶
41の下端部の一側に形成され、洗浄水貯蔵桶41下部
の温熱部50に洗浄水を供給する洗浄水供給口42と、
前記洗浄水供給口42の中心ホールに設置され洗浄水の
逆流を抑えるチェックバルブ43と、から構成される。
また、前記洗浄水貯蔵桶41の下端部一側に、制御部と
連結され洗浄水の不足を感知する赤外線センサー(示せ
ず)が装着されてケース前面の液晶画面などを通じて警
告メッセージを出力したり、ブザーを通じて警告音を発
信する。図中、未説明の符号54は洗浄水ラインを示
し、55は洗浄水ラインの連結キャップを示す。
【0070】図9は本発明による温熱部の一実施の形態
を示す端面図である。同図に示すように、前記温熱部5
0は、洗浄水供給口42から供給された一定量の洗浄水
を盛れる(貯蔵する)ように形成されたボックス状の温
熱貯蔵桶51と、前記温熱貯蔵桶51の底面に設置され
た熱伝達部材52と、前記熱伝達部材52の一側に密着
され発生する熱を熱伝達部材52に伝達する加熱ヒータ
53と、から構成される。
【0071】前記加熱ヒータは、低電圧により短時間内
に高い温度を得られるセラミックヒータを使用すること
が望ましい。
【0072】前記熱伝達部材52は、温熱貯蔵桶51の
底面に水平に配置されたステンレススチール板であり、
前記セラミックヒータ53は、前記ステンレススチール
板の下面に水平に密着されてステンレススチール板を通
して温熱貯蔵桶51内部の洗浄水を設定温度に加熱す
る。
【0073】前記温熱貯蔵桶51の一側面に水位測定セ
ンサーである赤外線センサー56を装着して温熱貯蔵桶
51に供給される洗浄水の量を感知し、洗浄水の量が不
足すれば制御部に信号を伝達し、制御に伝達された信号
はブザーなどを通じて警告音を発信し使用者に報知す
る。
【0074】また、前記温熱部50の一側に、温度を測
定しこれをケースの一側面の液晶画面に表示すると共
に、制御部に伝達して設定された温度に応じて自動的に
加熱が制御されるようにした温度測定センサー(示せず)
が設置され、一定温度以上の温度上昇時、温熱部50の
セラミックヒータに流れる電源を遮断する自動温度調節
スイッチ(示せず)が設置される。前記自動温度調節スイ
ッチは各種医療機器に障害を起こさないようなバイメタ
ルスイッチを使用することが望ましく、その他にもいろ
いろな温度調節スイッチを適用することができる。
【0075】前記温熱貯蔵桶51の一側に、温熱貯蔵桶
51内に洗浄水が満ちる(充填される)ように大気圧管
58が設置されるが、前記大気圧管58は、前記温熱部
の温熱貯蔵桶の上端部に形成された大気圧ホール58a
と、前記大気圧ホール58aから取手の内部を通して尿
貯蔵部の尿貯蔵桶31に連結されたバイパス管58b
と、から成る。
【0076】図10は本発明による温熱部50′の他の
実施の形態を示す端面図である。同図に示すように、前
記熱伝達部材52′は、温熱貯蔵桶51の底面に中心部
が温熱貯蔵桶51の内側に突出して外側にヒータ挿入空
間59を形成したステンレススチール板であり、前記セ
ラミックヒータ53は、前記ステンレススチール板のヒ
ータ挿入空間59に垂直に挿入されて、両側のステンレ
ススチール板を通して温熱貯蔵桶51の洗浄水を設定温
度に加熱する。
【0077】図11は本発明によるケースの尿収集器据
置台を示す斜視図である。同図に示すように、前記ケー
ス10の収納空間部12に、前記尿収集器21が安着す
る尿収集器据置台81が設置され、前記尿収集器据置台
81の垂直部に、前記安着した尿収集器21の内側面に
紫外線を照射し殺菌する紫外線ランプ82が設置され
る。
【0078】前記紫外線ランプ82は、尿収集器据置台
81に尿収集器21が安着してからカバー16が覆われ
た後に紫外線が照射されるようにする。
【0079】図12は本発明による導尿管の結合部材が
分離された状態を示す斜視図であり、図13は本発明に
よる導尿管の結合部材が結合された状態を示す端面図で
ある。同図に示すように、前記集尿部20の導尿管23
とケース10の間に着脱可能な結合部材90が設置され
るが、前記結合部材90は、前記ケース10の収納空間
部12の底面に設置された連結ソケット91と、前記導
尿管23の端部に設置され前記連結ソケット91に挿入
されて結合される連結プラグ92と、から構成される。
【0080】前記連結ソケット91の底面には、排尿ラ
イン連結口91a、洗浄水ライン連結口91b及びセン
サー用電線連結口91cが形成され、前記連結プラグ9
2には、前記連結口91a、91b、91cとそれぞれ
対応し結合される排尿ライン結合口92a、洗浄水ライ
ン結合口92b及びセンサー用電線結合口92cが形成
され、前記連結プラグ92の両側には、連結ソケットに
挿入された後弾性により結合される掛けフック93が形
成される。
【0081】前記導尿管23をケースの収納空間の一側
に着脱し得るように結合する構成は他にもいろいろな構
成を適用することができ、導尿管23とケース10の間
だけでなく、導尿管23と尿収集器21の間にも着脱可
能な結合構成を設けて尿収集器21の交替及び消毒が可
能にすることができる。
【0082】図14は本発明による駆動部を示す斜視図
である。同図に示すように、駆動部60は、前記排尿ラ
イン62の一側に設置され尿収集器21に捕集された尿
を尿貯蔵桶31に移動させる排尿用ポンプ及びモーター
61と、前記洗浄水ライン54の一側に設置され温熱貯
蔵桶51に貯蔵された洗浄水を尿収集器21のビデ部7
0に移動させるビデ用ポンプ及びモーター63と、から
構成される。
【0083】前記排尿用ポンプは、正常人の平均最高排
尿量を処理し得るように、およそ25ml/secを処理し得
る高性能小型吸入ポンプを使用し、前記排尿用モーター
は、エネルギーの消費が少ないDC12V 、350mAくらい
の低電圧低電流モーターを使用することが望ましい。
【0084】また、前記ビデ用ポンプは、20mbar、5
〜7ml/secの洗浄水を噴射し得る性能のポンプを使用す
る。
【0085】図15は本発明によるケースの取手を示す
端面図である。同図に示すように、前記取手18の内部
に、排尿ライン62と前記尿貯蔵部の尿貯蔵桶31を互
いに連結する尿伝達管64が設置される。前記尿伝達管
64は、ケースの蓋17を閉じた時、尿貯蔵桶31のキ
ャップ33に形成された貫通ホール35に嵌められるよ
うに配置される。
【0086】図16は本発明のよるケースの後端部を示
す斜視図である。同図に示すように、前記ケース10の
後端部に放熱口98が形成され、前記放熱口98の内側
に、放熱ファン99及びモーターが設置されてケース内
部を冷却させることができるようにする。
【0087】このように構成された本発明によるビデ付
き集尿装置の作用及び効果を説明すれば下記のとおりで
ある。
【0088】体の不自由な患者が排尿するためにケース
10のカバー16を開け、前記ケース10の収納空間部
12に入っている尿収集器21を取り出す。この時、前
記ケース10前面のカバー開放ボタン16aを押せば、
カバー開放ボタン16aの掛け突起が押されつつ掛けて
いたカバー16の下端部を解除し、ケースのヒンジ部1
5に形成されたコイルばねの弾性力により前記カバー1
6は自動的に開放される。
【0089】それから、前記尿収集器21を排尿部位に
密着させる。前記尿収集器21の周りには軟質カバー部
材25が形成されて、排尿部位に柔らかく密着される。
特に、軟質カバー部材25は人体に有害でないシリコン
材質で形成されていて、長時間使用しても皮膚に不作用
が少なく、図4のようにシリコンカバー体25aの端部
に外側に屈曲した密着片25bが形成されることによっ
て、排尿部位に密着させた時、密着片25bの弾性力に
より柔らかな感触で楽に使用することができ、水密性が
優れ、且つ尿収集器21を排尿部位に密着させる時、前
記密着片25bが密着されつつ外側に広げられて自然な
排尿を促すことができるという長所がある。
【0090】前記軟質カバー部材25は、他にもいろい
ろな形状で製作することができ、図5のように中間部に
弾性支持片25cを更に設けて密着触感を一層柔らかく
することができる。
【0091】前記シリコン材質の密着片25bを排尿部
位に密着させた状態で排尿すると、尿は前記尿収集器2
1の捕集空間内に溜まる。尿が前記尿収集器21に溜ま
れば、尿収集器21の下端部に設置された排出ソケット
27の両側面に位置した赤外線センサー27cは尿を感
知して制御部に信号を伝達し、制御部に伝達された信号
により駆動部の排尿用モーター及びポンプ61が駆動さ
れ、捕集された尿を吸入し尿貯蔵部30に移動させる。
【0092】前記捕集された尿が尿貯蔵部30に移動す
る経路をもう少し詳述すれば、前記排尿用モーター及び
ポンプ61の作動により吸入された尿は、尿収集器21
と連結された導尿管23に沿って移動し、前記導尿管2
3に沿って移動した尿は、ケース内部の排尿ラインを通
して移動し、排尿ラインを通して移動した尿は、ケース
の取手18内部に形成された尿伝達管64に沿って移動
し、尿伝達管64に沿って移動した尿は、尿貯蔵桶31
のキャップ33に形成された貫通ホール35を通して尿
貯蔵桶31内部に流入され貯蔵される。
【0093】この時、前記尿集収器21の排出口には、
着脱可能な濾過網76を設置して陰毛及び屑などを濾過
することができるようにする。
【0094】一方、前記尿収集器21の排出ソケット2
7に設置した赤外線センサー27cは、透明な材質の尿
排出部27aの外側面に取り付け、感知するので、尿と
直接接触されなくて衛生的であり、赤外線を用いるので
尿だけでなく、洗浄水、消毒液など全ての種類の液体を
信頼性あるように感知することができる。
【0095】使用者が排尿を終えると、前記尿収集器2
1の排出ソケット27に設置された赤外線センサー27
cは、尿の移動がないことを感知して制御部に信号を伝
達し、制御部に伝達された信号により駆動部の排尿用モ
ーター及びポンプ61の作動は中止することになる。
【0096】引き続き、使用者は排尿が終わるとケース
10の前面に配置された操作スイッチ19を押してビデ
用モーター及びポンプ63を作動させる。この時、使用
者はケース10に設置された操作スイッチ19を押して
ビデ用モーター及びポンプ63を駆動させることができ
るだけでなく、尿収集器21の前面に設置された操作ス
イッチ22を押してビデ用モーター及びポンプ63を駆
動させることもできる。即ち、使用者または看病人は、
操作し易い位置のスイッチを使用し得るので、ビデを容
易に作動させることができる。なお自動モードを通じ
て、ビデボタンを別に押さなくても排尿後一定時間が立
ったら自動的にビデが作動されるようにすることもでき
る。
【0097】前記ビデ用モーター及びポンプ63が駆動
されれば、前記ビデ用ポンプは、ケースの温熱部50に
貯蔵された洗浄水をポンピングして洗浄水ライン54を
通して尿収集器21のビデ部70に伝達し洗浄水を噴射
する。
【0098】前記温熱部50に貯蔵された洗浄水がビデ
部70に移動する経路をもう少し詳述すれば、前記ビデ
用モーター及びポンプ63の作動によりポンピングされ
た洗浄水は、温熱貯蔵桶51の一側に連結された洗浄水
ライン54に沿って移動し、前記洗浄水ライン54に沿
って移動した洗浄水は、導尿管23内部の洗浄水伝達管
を通して尿収集器21に移動し、尿収集器21に移動し
た洗浄水は、尿収集器21の内部に形成された洗浄水供
給管71を通して使用者の排尿部位に噴射され使用者の
排尿部位を洗浄する。
【0099】この時、前記尿収集器21の外側面に設置
された噴射位置調節部材77を用いて使用者は尿収集器
21を密着させた状態で噴射位置を調節して洗浄する。
【0100】即ち、使用者が尿収集器21を取った状態
で噴射位置調節部材77の操作突起74を動かしてころ
がりボール73を回転させれば、前記回転するころがり
ボール73によりころがりボール73の下端部に固定さ
れた噴射ノズル72が移動して噴射位置は調節される。
このようにして噴射位置が決まったら、前記操作突起7
4の一側に設置された位置固定ボタン75を下部に引
き、ころがりボール73の外側面に密着するようにする
ことによって噴射ノズル72の位置を固定させる。
【0101】引き続き、前記噴射ノズル72から噴射さ
れる洗浄水は、温熱部50に設置されたセラミックヒー
タ53(図9参照)により適正温度に加熱され、使用者が
楽に使用することができるようにする。言いかえれば、
制御部によりセラミックヒータ53に電源が供給されて
セラミックヒータ53が熱を発生すれば、その発生した
熱は、上部の熱伝達部材52であるステンレススチール
板に伝達され、前記ステンレススチール板に伝達された
熱は、上部の温熱貯蔵桶51内部の洗浄水を加熱し使用
者が使用するに適当な温度を有することにする。
【0102】前記セラミックヒータ53の熱伝達効率を
高めるために、図10のようにステンレススチール板5
2′の中心部を内側に屈曲させその間にセラミックヒー
タ53を挿入し密着させることによって、熱が前記セラ
ミックヒータ53の両側面に伝達されて効率を高めるよ
うにすることができる。
【0103】このようにビデモード時に洗浄水が適当な
温度に加熱されて使用された後は、再度温熱貯蔵桶51
の上部に配置された洗浄水貯蔵桶41から洗浄水の供給
を受けて一定量の洗浄水を加熱するようになる。即ち、
必要なだけの洗浄水のみを加熱すればいいので電力の損
失が少なく、一定量の洗浄水を加熱するので短時間内に
所望の温度に加熱することができるという長所がある。
【0104】この時、前記温熱貯蔵桶51の大気圧管5
8により温熱貯蔵桶51内部の空気は、漏れて洗浄水で
満ちるようになる。もう少し詳述すれば、温熱貯蔵桶5
1に洗浄水が満ち始めれば、温熱貯蔵桶51内部の空気
は大気圧ホール58a及びバイパス管58bを通して移
動し、前記バイパス管58bを通して移動した空気は、
ケースの取手18を通して移行し、前記バイパス管58
bを通して移行した空気は、ケースの取手18の内部に
沿って尿貯蔵桶31に移動することによって、温熱貯蔵
桶51内部に洗浄水が満ちるようになる。なお、大気圧
管58は、ビデ用ポンプを逆回転させて洗浄水ラインに
残っている洗浄水を除く時にも利用される。
【0105】一方、前記温熱部50のセラミックヒータ
53を用いて低温殺菌モードを実行させることができ
る。一般に低温殺菌とは63〜65℃の温度を一定時間
加熱して殺菌効果を得られるようにすることであって、
セラミックヒータ53の温度を制御部を通じて低温殺菌
時の適当な温度、即ち63〜65℃に合わせた後、ビデ
用モーター及びポンプ63を30分から一時間くらい駆
動させる。この時、65℃の熱い温水が噴射されるので
必ず尿収集器21の前面には尿収集器の蓋26をしてか
ら行い、蓋がされた時にのみ低温殺菌が行われるように
する。
【0106】このように低温殺菌モードを実行するよう
になれば、加熱された温水は洗浄ライン54、洗浄水伝
達管、洗浄水供給管71及び尿収集器21を順に通る
間、機器を消毒するようになる。
【0107】このような機能を応用すればビデ機能だけ
でなく、患部を消毒し洗浄する機能も行うことができ
る。即ち、低温殺菌を行った後、前記洗浄水貯蔵桶41
に消毒液を入れてから、患者の患部を上部に位置させ、
尿収集器21を下部で密着させてビデモードを実行させ
る。すると、前記ビデ部70の噴射ノズル72は、患者
の患部を数回洗浄して消毒し、噴射された消毒液は、
血、膿などの異物質と共に尿貯蔵桶31に溜まるように
なり、前記尿貯蔵桶31を空にし洗浄した後、再結合し
て使用することによって、痔疾、褥瘡などの患部を洗浄
するようになる。
【0108】引き続き、尿収集器21の使用が終わる
と、ケース10の収納空間部12に導尿管23及び尿収
集器21を入れてから、カバー16を覆う。
【0109】この時、前記尿収集器21をケース10の
尿収集器据置台81に安着させた後、カバー16を覆う
ようにすれば、尿収集器据置台81の垂直面に設置され
た紫外線ランプ82が尿収集器21の捕集空間に向かっ
て照射されて尿収集器21の内部を殺菌するようにな
る。この時、必ず安着後、カバー16が覆われた場合に
のみ紫外線ランプ82が作動されるようにする。
【0110】また、前記ケース10前面の液晶画面や、
ブザーの警告音を通じて尿貯蔵桶31に尿の満量を報知
してもらえば、前記ケース10の後半部にされた蓋17
をケースのヒンジ部15を中心として開けてから、前記
ケース10の貯蔵空間部13に入っている尿貯蔵桶31
を取り出した後、前記尿貯蔵桶31のキャップ33を開
けて尿を捨て、再度尿貯蔵桶31をもとに入れ、蓋17
をする。
【0111】同様に、前記ケース前面の液晶画面や、ブ
ザーの警告音を通じて洗浄水貯蔵桶40に洗浄水の不足
を報知してもらえば、前記ケース10の蓋17を開けて
洗浄水貯蔵桶41を取り出した後、洗浄水を満たし、再
度洗浄水貯蔵桶41をもとに入れ、蓋17をする。
【0112】一方、前記ケースの後端部に放熱口98を
形成し、その放熱口98の内側に小型放熱ファン99及
びモーターを設置してケース内部の熱を外部に発散させ
得るようにすることによって機器の誤作動を未然に防止
することができるようにする。
【0113】
【発明の効果】以上のように、本発明によるビデ付き集
尿装置は、排尿時、トイレに行けないような患者の場
合、患者一人で看病人の助けなく排尿できるようにし、
看病人が容易に患者の排尿を助けられるようにして手の
不自由な人でも便利に使用することができるようにし、
排尿後、患者の排尿部位を洗浄水に綺麗に洗浄して患者
の清潔を保つ、且つ泌尿器系の感染を極少化することに
よって患者の心的負担及び経済的負担を減少させること
ができるようにした効果がある。
【0114】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明のこうした実施の形態に何ら限定されるも
のでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種
々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるビデ付き集尿装置の外形を示す斜
視図である。
【図2】本発明によるビデ付き集尿装置の内部構成を示
す斜視図である。
【図3】本発明による集尿部の尿収集器を示す斜視図で
ある。
【図4】本発明による軟質カバー部材の一実施の形態を
示す断面図である。
【図5】本発明による軟質カバー部材の他の実施の形態
を示す断面図である。
【図6】本発明による集尿部の尿収集器を示す縦断面図
である。
【図7】本発明による尿収集器の下端部に設置された排
出ソケットを示す斜視図である。
【図8】本発明による洗浄水貯蔵部及び温熱部を示す斜
視図である。
【図9】本発明による温熱部の一実施の形態を示す断面
図である。
【図10】本発明による温熱部の他の実施の形態を示す
断面図である。
【図11】本発明によるケースの尿収集器据置台を示す
斜視図である。
【図12】本発明による導尿管の結合部材が分離された
状態を示す斜視図である。
【図13】本発明による導尿管の結合部材が結合された
状態を示す断面図である。
【図14】本発明による駆動部を示す斜視図である。
【図15】本発明によるケースの取手を示す断面図であ
る。
【図16】本発明によるケースの後端部を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 … ケース 11 … ケース体 12 … 収納空間部 13 … 貯蔵空間部 15 … ヒンジ部 16 … カバー 17 … 蓋 18 … 取手 19 … 操作スイッチ 20 … 集尿部 21 … 尿収集器 22 … 操作スイッチ 23 … 導尿管 25 … 軟質カバー部材 26 … 尿収集器の蓋 30 … 尿貯蔵部 31 … 尿貯蔵桶 33 … キャップ 35 … 貫通ホール 40 … 洗浄水貯蔵部 41 … 洗浄水貯蔵桶 42 … 洗浄水供給口 43 … チェックバルブ 50 … 温熱部 51 … 温熱貯蔵桶 52 … 熱伝達部材 53 … セラミックヒータ 60 … 駆動部 61 … 排尿用モーター及びポンプ 63 … ビデ用モーター及びポンプ 70 … ビデ部 71 … 洗浄水供給管 72 … 噴射ノズル 73 … ころがりボール 74 … 操作突起 75 … 位置固定ボタン 81 … 尿収集器据置台 82 … 紫外線ランプ 90 … 結合部材 91 … 連結ソケット 92 … 連結プラグ 98 … 放熱口 99 … 放熱ファン 100 … ビデ付き集尿装置

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の尿を捕集する集尿部と、 前記集尿部に捕集された尿を排尿ラインを通して移動さ
    せる駆動部と、 前記移動された尿を貯蔵する尿貯蔵部と、 前記集尿部、駆動部及び尿貯蔵部を内蔵するケースと、
    を含むことを特徴とするビデ付き集尿装置。
  2. 【請求項2】 前記尿貯蔵部の一側に配置された洗浄水
    貯蔵部と、 前記洗浄水貯蔵部と連通され一定量の洗浄水を貯蔵する
    と共に加熱部が備えて前記貯蔵された洗浄水を設定温度
    に加熱する温熱部と、 前記集尿部の一側に設置され、前記温熱部に貯蔵された
    洗浄水を洗浄水ラインを通して排尿部位に噴射するビデ
    部と、 前記洗浄水ラインの一側に設置され洗浄水を移動させる
    駆動部と、 前記駆動部の作動を制御する制御部と、を更に含むこと
    を特徴とする請求項1に記載のビデ付き集尿装置。
  3. 【請求項3】 前記集尿部の尿及び前記尿貯蔵部、洗浄
    水貯蔵部、温熱部の状態を感知するセンサー部を更に含
    むことを特徴とする請求項2に記載のビデ付き集尿装
    置。
  4. 【請求項4】 前記集尿部は、 放射される尿を捕集する尿収集器と、 前記尿収集器の底面に形成された排出口の周りに設置さ
    れ、捕集された尿を感知して前記駆動部の作動を制御す
    る制御部に信号を伝達する赤外線センサーと、 前記尿収集器の排出口とケースの間に連結された導尿管
    と、を含むことを特徴とする請求項2に記載のビデ付き
    集尿装置。
  5. 【請求項5】 前記集尿部の尿収集器の先端部の周りに
    軟質カバー部材が設置されることを特徴とする請求項4
    に記載のビデ付き集尿装置。
  6. 【請求項6】 前記軟質カバー部材は、 前記集尿部の尿収集器の先端部に固定されたシリコンカ
    バー体と、 前記シリコンカバー体の端部に外側に屈曲形成された密
    着片と、から構成されることを特徴とする請求項5に記
    載のビデ付き集尿装置。
  7. 【請求項7】 前記軟質カバー部材は、 前記集尿部の尿収集器の先端部に固定されたシリコンカ
    バー体と、 前記シリコンカバー体の端部に内側に屈曲形成された弾
    性支持片と、 前記弾性支持片の端部に外側に屈曲形成された密着片
    と、から構成されることを特徴とする請求項5に記載の
    ビデ付き集尿装置。
  8. 【請求項8】 前記集尿部の尿収集器に形成された排出
    口に濾過網が設置されることを特徴とする請求項4に記
    載のビデ付き集尿装置。
  9. 【請求項9】 前記集尿部の尿収集器の一側に駆動部を
    作動させる操作スイッチが設置されることを特徴とする
    請求項4に記載のビデ付き集尿装置。
  10. 【請求項10】 前記集尿部の尿収集器の前面に着脱可
    能な尿収集器の蓋がされることを特徴とする請求項4に
    記載のビデ付き集尿装置。
  11. 【請求項11】 前記集尿部の導尿管とケースの間に着
    脱可能な結合部材が設置されることを特徴とする請求項
    4に記載のビデ付き集尿装置。
  12. 【請求項12】 前記結合部材は、 前記ケースの一側に設置され、排尿ライン、洗浄水ライ
    ン及びセンサー用電線が連結された連結ソケットと、 前記導尿管の端部に設置され、前記連結ソケットに挿入
    され着脱可能に結合された連結プラグと、から構成され
    ることを特徴とする請求項11に記載のビデ付き集尿装
    置。
  13. 【請求項13】 前記洗浄水貯蔵部は、 洗浄水を盛れるように形成された洗浄水貯蔵桶と、 前記洗浄水貯蔵桶の一側に形成され、前記温熱部に洗浄
    水を供給する洗浄水供給口と、 前記洗浄水供給口の中心ホールに設置され洗浄水の逆流
    を抑えるチェックバルブと、から構成されることを特徴
    とする請求項2に記載のビデ付き集尿装置。
  14. 【請求項14】 前記温熱部は、 一定量の洗浄水を盛れるように形成された温熱貯蔵桶
    と、 前記温熱貯蔵桶の一側に設置された熱伝達部材と、 前記熱伝達部材の一側に密着され発生する熱を熱伝達部
    材に伝達する加熱ヒータと、を含むことを特徴とする請
    求項2に記載のビデ付き集尿装置。
  15. 【請求項15】 前記加熱ヒータはセラミックヒータで
    あることを特徴とする請求項14に記載のビデ付き集尿
    装置。
  16. 【請求項16】 前記熱伝達部材は温熱貯蔵桶の一側に
    水平に配置された酸化防止表面処理された金属板であ
    り、 前記加熱ヒータは前記金属板の下面に水平に密着される
    ことを特徴とする請求項14に記載のビデ付き集尿装
    置。
  17. 【請求項17】 前記熱伝達部材は温熱貯蔵桶の底面に
    中心部が温熱貯蔵桶の内側に突出されて外側にヒータ挿
    入空間が形成された酸化防止表面処理された金属板であ
    り、 前記加熱ヒータは前記金属板のヒータ挿入空間に垂直に
    挿入され密着されることを特徴とする請求項14に記載
    のビデ付き集尿装置。
  18. 【請求項18】 前記温熱部の一側に温度を測定しこれ
    をケースの一側面の液晶画面に表示する温度測定センサ
    ーが設置されることを特徴とする請求項2に記載のビデ
    付き集尿装置。
  19. 【請求項19】 前記温熱部の一側に温度を測定しこれ
    を制御部に伝達して設定された温度に応じて加熱が自動
    制御されるようにした温度測定センサーが設置されるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のビデ付き集尿装置。
  20. 【請求項20】 前記温熱部の一側に一定温度以上の温
    度上昇時温熱部に流れる電源を遮断する自動温度調節ス
    イッチが設置されることを特徴とする請求項2に記載の
    ビデ付き集尿装置。
  21. 【請求項21】 前記自動温度調節スイッチはバイメタ
    ルスイッチであることを特徴とする請求項20に記載の
    ビデ付き集尿装置。
  22. 【請求項22】 前記温熱部の一側に温熱部内部の洗浄
    水の量を感知し、これを制御部に伝達し警告する水位測
    定センサーが設置されることを特徴とする請求項2に記
    載のビデ付き集尿装置。
  23. 【請求項23】 前記温熱部の一側に温熱部内に洗浄水
    が満ちるように大気圧管が設置されることを特徴とする
    請求項2に記載のビデ付き集尿装置。
  24. 【請求項24】 前記大気圧管は、 前記温熱部の温熱貯蔵桶の上端部に形成された大気圧ホ
    ールと、 前記大気圧ホールから取手の内部を通して尿貯蔵部の尿
    貯蔵桶に連結されたバイパス管と、から構成されること
    を特徴とする請求項23に記載のビデ付き集尿装置。
  25. 【請求項25】 前記尿貯蔵桶は使い捨てのビニールパ
    ックであることを特徴とする請求項24に記載のビデ付
    き集尿装置。
  26. 【請求項26】 前記ビデ部は、 前記集尿部の導尿管と連結され前記集尿部の尿収集器の
    一側に洗浄水を伝達する洗浄水供給管と、 前記洗浄水供給管の端部に設置され使用者の排尿部位に
    洗浄水を噴射する噴射ノズルと、含むことを特徴とする
    請求項4に記載のビデ付き集尿装置。
  27. 【請求項27】 前記集尿部の尿収集器の一側に噴射ノ
    ズルの噴射位置を調節する噴射位置調節部材が設置され
    ることを特徴とする請求項26に記載のビデ付き集尿装
    置。
  28. 【請求項28】 前記噴射位置調節部材は、 前記尿収集器の洗浄水の噴射位置に回転可能に設置さ
    れ、一側に噴射ノズルが固定されたころがりボールと、 前記ころがりボールの外側端部に形成された操作突起
    と、 前記尿収集器の一側にスライド移動可能に設置され前記
    ころがりボールの外周面と密着されてころがりボールの
    位置を固定する位置固定ボタンと、を含むことを特徴と
    する請求項27に記載のビデ付き集尿装置。
  29. 【請求項29】 前記集尿部の尿収集器の一側に制御部
    と連結され排尿部位に送風するファンが設置されること
    を特徴とする請求項4に記載のビデ付き集尿装置。
  30. 【請求項30】 前記駆動部は、 前記排尿ラインの一側に設置され集尿部に捕集された尿
    を尿貯蔵部に移動させる排尿用ポンプ及びモーターと、 前記洗浄水ラインの一側に設置され温熱部に貯蔵された
    洗浄水を集尿部に移動させるビデ用ポンプ及びモーター
    と、を含むことを特徴とする請求項2に記載のビデ付き
    集尿装置。
  31. 【請求項31】 前記ケースは、 ケース体と、 前記ケース体の一側に配置され、集尿部を取り出し可能
    に内蔵する収納空間部と、 前記ケース体の他側に配置され、尿貯蔵部、洗浄水貯蔵
    部及び温熱部を内蔵し保管する貯蔵空間部と、 前記ケース体の収納空間部と貯蔵空間部の間に設置され
    たヒンジ部と、 前記収納空間部の上部に前記ヒンジ部を中心として回動
    可能に設置されたカバーと、 前記貯蔵空間部の上部に前記ヒンジ部を中心として回動
    可能に設置された蓋と、 前記蓋の上部に形成された取手と、を含むことを特徴と
    する請求項4に記載のビデ付き集尿装置。
  32. 【請求項32】 前記ケースの収納空間部に前記集尿部
    の尿収集器が安着する尿収集器据置台が設置され、 前記尿収集器据置台の一側に前記安着した尿収集器の内
    側捕集空間に紫外線を照射し殺菌する紫外線ランプが設
    置されることを特徴とする請求項31に記載のビデ付き
    集尿装置。
  33. 【請求項33】 前記取手の内部に、 前記集尿部の導尿管と前記尿貯蔵部の尿貯蔵桶を互いに
    連結する尿伝達管が設置されることを特徴とする請求項
    31に記載のビデ付き集尿装置。
  34. 【請求項34】 前記ケースの一側に制御部と連結され
    駆動部を作動させる操作スイッチが設置されることを特
    徴とする請求項1乃至24のいずれかに記載のビデ付き
    集尿装置。
  35. 【請求項35】 前記ケースの後端部に放熱口が形成さ
    れ、前記放熱口の内側に放熱ファン及びモーターが設置
    されることを特徴とする請求項1乃至24のいずれかに
    記載のビデ付き集尿装置。
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