JP2002143140A - 画像表示装置 - Google Patents
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Landscapes
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】医用画像と生理化学検査結果とを同一画面上に
同時に表示できるようにする。 【解決手段】磁気ディスク１から医用画像を読み出すと
ともに、生理化学検査ファイル１０から前記医用画像に
関連する生理化学検査情報等を読み出す。変換ファイル
６は、前記生理化学検査ファイル１０からの生理化学検
査情報等に基づいて前記医用画像の各臓器に施す色を決
定し、これをカラー変換部５に出力する。カラー変換部
５は、前記変換ファイル６を介して入力する色情報にし
たがって前記医用画像中の各臓器に彩色を施す。
同時に表示できるようにする。 【解決手段】磁気ディスク１から医用画像を読み出すと
ともに、生理化学検査ファイル１０から前記医用画像に
関連する生理化学検査情報等を読み出す。変換ファイル
６は、前記生理化学検査ファイル１０からの生理化学検
査情報等に基づいて前記医用画像の各臓器に施す色を決
定し、これをカラー変換部５に出力する。カラー変換部
５は、前記変換ファイル６を介して入力する色情報にし
たがって前記医用画像中の各臓器に彩色を施す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は画像表示装置に関
し、特に医用画像と生理化学検査結果とを表示する画像
表示装置に関する。
し、特に医用画像と生理化学検査結果とを表示する画像
表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】Ｘ線ＣＴ装置、ＭＲＩ装置、超音波診断
装置等によって得られたＸ線ＣＴ画像、ＭＲＩ画像、超
音波断層像等の医用画像を表示モニタに表示し、これら
の医用画像による画像診断が普及している。
装置等によって得られたＸ線ＣＴ画像、ＭＲＩ画像、超
音波断層像等の医用画像を表示モニタに表示し、これら
の医用画像による画像診断が普及している。
【０００３】また、医用画像の表現能力を高めるため
に、医用画像に彩色を施したカラー医用画像が実用化さ
れている。このカラー医用画像は、動脈を赤、静脈を
青、骨を白、肝臓を茶などの現実の臓器に似せた彩色が
なされている。
に、医用画像に彩色を施したカラー医用画像が実用化さ
れている。このカラー医用画像は、動脈を赤、静脈を
青、骨を白、肝臓を茶などの現実の臓器に似せた彩色が
なされている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のカラ
ー医用画像は、医用画像の現実感を高める作用がある
が、その色自体は臓器ごとに一義的に施されているた
め、臨床データを反映しておらず、画像診断に対する利
用価値は十分ではなかった。
ー医用画像は、医用画像の現実感を高める作用がある
が、その色自体は臓器ごとに一義的に施されているた
め、臨床データを反映しておらず、画像診断に対する利
用価値は十分ではなかった。
【０００５】一方、現行の臨床診断では、医用画像に加
え、生理化学検査値も利用されるが、医用画像と生理化
学検査情報とはそれぞれ別々に扱われており、生理化学
検査値は別のファイルを開いて参照しなければらず、煩
雑であった。
え、生理化学検査値も利用されるが、医用画像と生理化
学検査情報とはそれぞれ別々に扱われており、生理化学
検査値は別のファイルを開いて参照しなければらず、煩
雑であった。
【０００６】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、医用画像と生理化学検査結果とを同一画面上に
同時に表示することができる画像表示装置を提供するこ
とを目的とする。
もので、医用画像と生理化学検査結果とを同一画面上に
同時に表示することができる画像表示装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本願請求項１に係る画像表示装置は、表示手段と、前
記表示手段の表示画面上に医用画像を表示させるととも
に、該医用画像に関連する生理化学検査結果を同一の表
示画面上に表示させる手段と、を備えたことを特徴とし
ている。
に本願請求項１に係る画像表示装置は、表示手段と、前
記表示手段の表示画面上に医用画像を表示させるととも
に、該医用画像に関連する生理化学検査結果を同一の表
示画面上に表示させる手段と、を備えたことを特徴とし
ている。
【０００８】また、本願請求項２に係る画像表示装置
は、表示手段と、医用画像を記憶する第１の記憶手段
と、前記医用画像に関連する生理化学検査情報を記憶す
る第２の記憶手段と、前記第１の記憶手段から医用画像
を読み出すとともに、前記第２の記憶手段から前記読み
出す医用画像に関連した生理化学検査値を読み出し、前
記表示手段の表示画面上に医用画像を表示させるととも
に、該医用画像に関連する生理化学検査結果を同一の表
示画面上に表示させる手段と、を備えたことを特徴とし
ている。
は、表示手段と、医用画像を記憶する第１の記憶手段
と、前記医用画像に関連する生理化学検査情報を記憶す
る第２の記憶手段と、前記第１の記憶手段から医用画像
を読み出すとともに、前記第２の記憶手段から前記読み
出す医用画像に関連した生理化学検査値を読み出し、前
記表示手段の表示画面上に医用画像を表示させるととも
に、該医用画像に関連する生理化学検査結果を同一の表
示画面上に表示させる手段と、を備えたことを特徴とし
ている。
【０００９】即ち、表示手段の表示画面上には、医用画
像とともに、その医用画像に関連する生理化学検査結果
も同時に表示される。これにより、医用画像とその生理
化学検査結果とを簡単に照合することができる。
像とともに、その医用画像に関連する生理化学検査結果
も同時に表示される。これにより、医用画像とその生理
化学検査結果とを簡単に照合することができる。
【００１０】前記生理化学検査結果は、本願請求項３に
示すように前記医用画像中の生理化学検査対象の臓器に
施す色、生理化学検査項目とその検査値とを含む文字、
又はこれらの組合せによって表示することを特徴として
いる。前記生理化学検査対象の臓器に施す色は、例えば
検査項目別に応じて色合いを変更し、その色の明暗を生
理化学検査値に基づいて変更することにより、生理化学
検査結果を色で表現することができる。尚、生理化学検
査結果を文字で表現してもよいし、前記色と文字とを組
み合わせて表現してもよい。
示すように前記医用画像中の生理化学検査対象の臓器に
施す色、生理化学検査項目とその検査値とを含む文字、
又はこれらの組合せによって表示することを特徴として
いる。前記生理化学検査対象の臓器に施す色は、例えば
検査項目別に応じて色合いを変更し、その色の明暗を生
理化学検査値に基づいて変更することにより、生理化学
検査結果を色で表現することができる。尚、生理化学検
査結果を文字で表現してもよいし、前記色と文字とを組
み合わせて表現してもよい。
【００１１】また、前記生理化学検査結果は、本願請求
項４に示すように異常値を示すもののみを表示してもよ
い。即ち、生理化学検査値が異常値を示す臓器のみに彩
色を施したり、検査値を併記してもよい。
項４に示すように異常値を示すもののみを表示してもよ
い。即ち、生理化学検査値が異常値を示す臓器のみに彩
色を施したり、検査値を併記してもよい。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る画像表示装置の好ましい実施の形態について詳説す
る。
る画像表示装置の好ましい実施の形態について詳説す
る。
【００１３】図１は本発明に係る画像表示装置の実施の
形態を示すブロック図である。
形態を示すブロック図である。
【００１４】同図において、磁気ディスク１には、例え
ばＸ線ＣＴ装置等で被検体の対象部位について収集した
複数の断層像データ等が格納されている。画像読込み部
２は、上記磁気ディスク１から三次元（３Ｄ）画像の作
成に要する断層像データを読み込む。３Ｄ領域設定部３
は、３Ｄ画像表示を行う領域と臓器を設定するもので、
ここで設定した領域と臓器に対応する断層像データを３
Ｄレンダリング部４に出力する。
ばＸ線ＣＴ装置等で被検体の対象部位について収集した
複数の断層像データ等が格納されている。画像読込み部
２は、上記磁気ディスク１から三次元（３Ｄ）画像の作
成に要する断層像データを読み込む。３Ｄ領域設定部３
は、３Ｄ画像表示を行う領域と臓器を設定するもので、
ここで設定した領域と臓器に対応する断層像データを３
Ｄレンダリング部４に出力する。
【００１５】３Ｄレンダリング部４は、適宜の陰影付け
アルゴリズムにしたがって断層像データを投影面上に投
影し、陰影付けされた３Ｄ画像を構成する。
アルゴリズムにしたがって断層像データを投影面上に投
影し、陰影付けされた３Ｄ画像を構成する。
【００１６】カラー変換部５は、本発明によって追加さ
れた構成部分であり、生理化学検査値等が記録されてい
る生理化学検査ファイル１０から変換ファイル６を介し
て入力する情報に応じて３Ｄ画像中の各臓器に彩色を行
い、表示モニタ７に出力する。これにより、表示モニタ
７の表示画面上には、彩色が施された３Ｄ画像が表示さ
れる。尚、各臓器の彩色の詳細については後述する。ま
た、磁気ディスク１から読み込まれる断層像データと、
彩色に使用する生理化学検査ファイル１０は同一の被検
者のもので、かつ受診日も同日又は殆ど同時期のものが
使用される。更に、生理化学検査ファイル１０の格納先
は、断層像データが格納されている磁気ディスク１であ
ってもよいし、他の記憶手段でもよい。
れた構成部分であり、生理化学検査値等が記録されてい
る生理化学検査ファイル１０から変換ファイル６を介し
て入力する情報に応じて３Ｄ画像中の各臓器に彩色を行
い、表示モニタ７に出力する。これにより、表示モニタ
７の表示画面上には、彩色が施された３Ｄ画像が表示さ
れる。尚、各臓器の彩色の詳細については後述する。ま
た、磁気ディスク１から読み込まれる断層像データと、
彩色に使用する生理化学検査ファイル１０は同一の被検
者のもので、かつ受診日も同日又は殆ど同時期のものが
使用される。更に、生理化学検査ファイル１０の格納先
は、断層像データが格納されている磁気ディスク１であ
ってもよいし、他の記憶手段でもよい。
【００１７】図２は３Ｄ画像と画素の関係を示す一例で
あり、ここでは、３Ｄ画像８として肝臓を示している。
この３Ｄ画像８は、画素９の集合体によって表現され
る。尚、図２上では一部の画素９のみを示している。
あり、ここでは、３Ｄ画像８として肝臓を示している。
この３Ｄ画像８は、画素９の集合体によって表現され
る。尚、図２上では一部の画素９のみを示している。
【００１８】図３（Ａ）及び（Ｂ）はそれぞれ図１に示
した生理化学検査ファイル１０と変換ファイル６の一例
を示す図である。
した生理化学検査ファイル１０と変換ファイル６の一例
を示す図である。
【００１９】生理化学検査ファイル１０は、図３（Ａ）
に示すように検査項目10-a、その検査項目の対象となっ
ている臓器10-b、及び生理化学検査の測定値10-cをファ
イル構成要素としている。肝機能の一例で説明すると、
検査項目10-aの中の検査項目Ｋ1 は、“ＧＯＴ”(gluta
mic-oxaloacetic transaminase: グルタミン酸−オキサ
ロ酢酸トランスアミナーゼ）であり、その検査項目Ｋ1
の対象となっている臓器Ｚ1 は“肝臓”であり、その測
定値Ｍ1 は“ＧＯＴ測定値”として与えられる。
に示すように検査項目10-a、その検査項目の対象となっ
ている臓器10-b、及び生理化学検査の測定値10-cをファ
イル構成要素としている。肝機能の一例で説明すると、
検査項目10-aの中の検査項目Ｋ1 は、“ＧＯＴ”(gluta
mic-oxaloacetic transaminase: グルタミン酸−オキサ
ロ酢酸トランスアミナーゼ）であり、その検査項目Ｋ1
の対象となっている臓器Ｚ1 は“肝臓”であり、その測
定値Ｍ1 は“ＧＯＴ測定値”として与えられる。
【００２０】実際の生理化学検査ファイルには、受診
日、被検者名、生年月日、性別、年齢等の情報も含まれ
るが、ここでは変換ファイル６での変換に係わる項目に
限定している。
日、被検者名、生年月日、性別、年齢等の情報も含まれ
るが、ここでは変換ファイル６での変換に係わる項目に
限定している。
【００２１】変換ファイル６は、前記生理化学検査ファ
イル１０に基づいて各臓器に施す色やその色の明るさを
決定するもので、図３（Ｂ）に示すように検査項目10-
a、その検査項目の対象となっている臓器毎に異なる色6
-a 、及びその色の明暗値6-bを有している。尚、各色の
明暗値6-b は、対応する生理化学検査の測定値10-cに基
づいて、例えばその検査項目の標準値に対する偏差の度
合いに応じて決定される。
イル１０に基づいて各臓器に施す色やその色の明るさを
決定するもので、図３（Ｂ）に示すように検査項目10-
a、その検査項目の対象となっている臓器毎に異なる色6
-a 、及びその色の明暗値6-bを有している。尚、各色の
明暗値6-b は、対応する生理化学検査の測定値10-cに基
づいて、例えばその検査項目の標準値に対する偏差の度
合いに応じて決定される。
【００２２】即ち、変換ファイル６は、生理化学検査フ
ァイル１０に基づいて各臓器ごとに色を割り当てるとと
もに、その割り当てた色の明るさを、その臓器の生理化
学検査の測定値に基づいて決定する。
ァイル１０に基づいて各臓器ごとに色を割り当てるとと
もに、その割り当てた色の明るさを、その臓器の生理化
学検査の測定値に基づいて決定する。
【００２３】従って、図１に示したカラー変換部５は、
上記変換ファイル６によって変換された色情報に応じて
各臓器に彩色を施す。例えば、肝臓に彩色を施す場合
に、肝臓に対して茶色が割り当てられており、かつ肝機
能に関連する生理化学検査の“ＧＯＴ測定値”が標準値
よりも大きい場合には、標準の肝臓の彩色よりも暗い茶
色に彩色される。
上記変換ファイル６によって変換された色情報に応じて
各臓器に彩色を施す。例えば、肝臓に彩色を施す場合
に、肝臓に対して茶色が割り当てられており、かつ肝機
能に関連する生理化学検査の“ＧＯＴ測定値”が標準値
よりも大きい場合には、標準の肝臓の彩色よりも暗い茶
色に彩色される。
【００２４】図４（Ａ）及び（Ｂ）はそれぞれ生理化学
検査ファイルと変換ファイルの他の例を示す図である。
検査ファイルと変換ファイルの他の例を示す図である。
【００２５】図４（Ａ）に示すように生理化学検査ファ
イル１０′は、図３（Ａ）に示した生理化学検査ファイ
ル１０と同様なファイル構成となっているが、検査項目
の内容が異なっている。即ち、肝機能の一例で説明する
と、検査項目10-aの中の検査項目Ｋ1 は“ＧＯＴ”であ
り、検査項目Ｋ2 は“ＧＰＴ”(glutamic-pyruvic tran
saminase: グルタミン酸−ピルビン酸トランスアミナー
ゼ）である。従って、検査項目Ｋ1 、Ｋ2 の対象となっ
ている臓器Ｚ1 はいずれも“肝臓”である。また、これ
らの測定値Ｍ1 、Ｍ1 はそれぞれ“ＧＴＯ測定値”、
“ＧＰＴ測定値”として与えられる。
イル１０′は、図３（Ａ）に示した生理化学検査ファイ
ル１０と同様なファイル構成となっているが、検査項目
の内容が異なっている。即ち、肝機能の一例で説明する
と、検査項目10-aの中の検査項目Ｋ1 は“ＧＯＴ”であ
り、検査項目Ｋ2 は“ＧＰＴ”(glutamic-pyruvic tran
saminase: グルタミン酸−ピルビン酸トランスアミナー
ゼ）である。従って、検査項目Ｋ1 、Ｋ2 の対象となっ
ている臓器Ｚ1 はいずれも“肝臓”である。また、これ
らの測定値Ｍ1 、Ｍ1 はそれぞれ“ＧＴＯ測定値”、
“ＧＰＴ測定値”として与えられる。
【００２６】一方、図４（Ｂ）に示すように変換ファイ
ル６′は、複数の検査項目を同一臓器上に表現するため
に、図３（Ｂ）に示した変換ファイル６の構成要素の他
に、表示モード6-c が追加設定されている。この表示モ
ード6-c の一例としては、数秒間隔で複数の色を繰り返
し表示するモードが考えられる。
ル６′は、複数の検査項目を同一臓器上に表現するため
に、図３（Ｂ）に示した変換ファイル６の構成要素の他
に、表示モード6-c が追加設定されている。この表示モ
ード6-c の一例としては、数秒間隔で複数の色を繰り返
し表示するモードが考えられる。
【００２７】図５（Ａ）及び（Ｂ）はそれぞれ生理化学
検査ファイルと変換ファイルの更に他の例を示す図であ
る。
検査ファイルと変換ファイルの更に他の例を示す図であ
る。
【００２８】図５（Ａ）に示すように生理化学検査ファ
イル１０″は、図４（Ａ）に示したファイル構成要素の
他に、正常範囲値10-dが追加されている。肝機能の一例
で説明すると、例えば、“ＧＯＴ”の検査項目Ｋ1 に対
する正常範囲値Ｓ1 は、“１０〜４０”であり、“ＧＰ
Ｔ”の検査項目Ｋ2 に対する正常範囲値Ｓ2 は、“５〜
４０”である。
イル１０″は、図４（Ａ）に示したファイル構成要素の
他に、正常範囲値10-dが追加されている。肝機能の一例
で説明すると、例えば、“ＧＯＴ”の検査項目Ｋ1 に対
する正常範囲値Ｓ1 は、“１０〜４０”であり、“ＧＰ
Ｔ”の検査項目Ｋ2 に対する正常範囲値Ｓ2 は、“５〜
４０”である。
【００２９】一方、図５（Ｂ）に示すように変換ファイ
ル６″は、生理化学検査ファイル１０″の測定値10-cが
正常範囲値10-dの範囲内か否かに応じて表示モード6-c
を設定する。この表示モード6-c の一例としては、測定
値Ｍ1 が正常範囲値Ｓ1 以内の場合には、表示モードＤ
1 にグレー階調を設定し、測定値Ｍ1 が正常範囲値Ｓ 1
を越える場合には、表示モードＤ1 に色調を設定する。
これによれば、検査項目が異常値を示す臓器のみがカラ
ー表示されることになる。
ル６″は、生理化学検査ファイル１０″の測定値10-cが
正常範囲値10-dの範囲内か否かに応じて表示モード6-c
を設定する。この表示モード6-c の一例としては、測定
値Ｍ1 が正常範囲値Ｓ1 以内の場合には、表示モードＤ
1 にグレー階調を設定し、測定値Ｍ1 が正常範囲値Ｓ 1
を越える場合には、表示モードＤ1 に色調を設定する。
これによれば、検査項目が異常値を示す臓器のみがカラ
ー表示されることになる。
【００３０】尚、この実施の形態では、検査項目の測定
値に基づいて色の明暗値を変えるようにしたが、これに
限らず、色の三属性（色合い、彩度、明るさ）のいずれ
かを変えるようにしてもよく、要は臓器に施した色にそ
の臓器の生理化学検査情報が反映されていればよい。
値に基づいて色の明暗値を変えるようにしたが、これに
限らず、色の三属性（色合い、彩度、明るさ）のいずれ
かを変えるようにしてもよく、要は臓器に施した色にそ
の臓器の生理化学検査情報が反映されていればよい。
【００３１】また、彩色が施される臓器の近傍に、測定
値に対応する色見本等を同時に表示するようにしてもよ
い。更に、図５（Ｂ）に示した変換ファイル６″は、検
査項目が異常値を示す臓器のみをカラー表示させるもの
であるが、これに限らず、検査項目が異常値を示す臓器
に対し、通常割り当てられている臓器の色とは異なる彩
色を施し、これにより異常であることが識別できるよう
にしてもよい。
値に対応する色見本等を同時に表示するようにしてもよ
い。更に、図５（Ｂ）に示した変換ファイル６″は、検
査項目が異常値を示す臓器のみをカラー表示させるもの
であるが、これに限らず、検査項目が異常値を示す臓器
に対し、通常割り当てられている臓器の色とは異なる彩
色を施し、これにより異常であることが識別できるよう
にしてもよい。
【００３２】図６は本発明に係る画像表示装置による他
の画像表示例を示す図である。
の画像表示例を示す図である。
【００３３】この画像表示装置は、生理化学検査ファイ
ル６から各臓器に対応した検査項目の測定値を読み取
り、その検査項目と測定値を示す文字１１を、３Ｄ画像
に併記するようにしている。
ル６から各臓器に対応した検査項目の測定値を読み取
り、その検査項目と測定値を示す文字１１を、３Ｄ画像
に併記するようにしている。
【００３４】尚、臓器に施す彩色と文字の両者で、それ
ぞれ生理化学検査情報を表現してもよい。また、この実
施の形態では、３Ｄの医用画像を表示する場合について
説明したが、これに限らず、２Ｄの医用画像を表示する
場合にも適用できる。
ぞれ生理化学検査情報を表現してもよい。また、この実
施の形態では、３Ｄの医用画像を表示する場合について
説明したが、これに限らず、２Ｄの医用画像を表示する
場合にも適用できる。
【００３５】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、医
用画像と生理化学検査結果とを同一画面上に同時に表示
するようにしたため、医用画像と生理化学検査結果とを
簡単に照合することができ、医用画像の臨床診断の向上
と利用拡大を図ることができる。また、生理化学検査結
果を臓器に施す色で表現することにより、被検者の視覚
に強く働き、検査結果の説明にも有効である。
用画像と生理化学検査結果とを同一画面上に同時に表示
するようにしたため、医用画像と生理化学検査結果とを
簡単に照合することができ、医用画像の臨床診断の向上
と利用拡大を図ることができる。また、生理化学検査結
果を臓器に施す色で表現することにより、被検者の視覚
に強く働き、検査結果の説明にも有効である。
【図１】本発明に係る画像表示装置の実施の形態を示す
ブロック図
ブロック図
【図２】３Ｄ画像と画素の関係を示す図
【図３】図１に示した生理化学検査ファイルと変換ファ
イルの一例を示す図
イルの一例を示す図
【図４】図１に示した生理化学検査ファイルと変換ファ
イルの他の例を示す図
イルの他の例を示す図
【図５】図１に示した生理化学検査ファイルと変換ファ
イルの更に他の例を示す図
イルの更に他の例を示す図
【図６】本発明に係る画像表示装置による他の画像表示
例を示す図
例を示す図
１…磁気ディスク、２…画像読込み部、３…３Ｄ領域設
定部、４…３Ｄレンダリング部、５…カラー変換部、
６、６′、６″…変換ファイル、７…表示モニタ、８…
３Ｄ画像、９…画素、１０、１０′、１０″…生理化学
検査ファイル
定部、４…３Ｄレンダリング部、５…カラー変換部、
６、６′、６″…変換ファイル、７…表示モニタ、８…
３Ｄ画像、９…画素、１０、１０′、１０″…生理化学
検査ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4C093 AA22 AA26 BA07 CA17 CA21 DA01 FB11 FF43 FG01 FG16 FH04 5B057 AA08 AA09 BA03 CA02 CA12 CB01 CB13 CC03 CE08 CE11 CE17 5C082 AA04 BA02 BA12 BA34 CA12 CA56 CA82 CB01 MM10
Claims (4)
- 【請求項１】 表示手段と、 前記表示手段の表示画面上に医用画像を表示させるとと
もに、該医用画像に関連する生理化学検査結果を同一の
表示画面上に表示させる手段と、 を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項２】 表示手段と、 医用画像を記憶する第１の記憶手段と、 前記医用画像に関連する生理化学検査情報を記憶する第
２の記憶手段と、 前記第１の記憶手段から医用画像を読み出すとともに、
前記第２の記憶手段から前記読み出す医用画像に関連し
た生理化学検査値を読み出し、前記表示手段の表示画面
上に医用画像を表示させるとともに、該医用画像に関連
する生理化学検査結果を同一の表示画面上に表示させる
手段と、 を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項３】 前記生理化学検査結果は、前記医用画像
中の生理化学検査対象の臓器に施す色、生理化学検査項
目とその検査値とを含む文字、又はこれらの組合せによ
って表示することを特徴とする請求項１又は２の画像表
示装置。 - 【請求項４】 前記生理化学検査結果は、異常値を示す
もののみを表示することを特徴とする請求項３の画像表
示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000343424A JP2002143140A (ja) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000343424A JP2002143140A (ja) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | 画像表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002143140A true JP2002143140A (ja) | 2002-05-21 |
| JP2002143140A5 JP2002143140A5 (ja) | 2007-11-29 |
Family
ID=18817791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000343424A Pending JP2002143140A (ja) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002143140A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005128864A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Ishisaki:Kk | 人体カラーの数値的評価システムおよび評価評価方法 |
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2000
- 2000-11-10 JP JP2000343424A patent/JP2002143140A/ja active Pending
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