JP2002142495A - インバータの運転方法 - Google Patents

インバータの運転方法

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JP2002142495A
JP2002142495A JP2000336089A JP2000336089A JP2002142495A JP 2002142495 A JP2002142495 A JP 2002142495A JP 2000336089 A JP2000336089 A JP 2000336089A JP 2000336089 A JP2000336089 A JP 2000336089A JP 2002142495 A JP2002142495 A JP 2002142495A
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JP
Japan
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inverter
frequency
operating
circuit
selection signal
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JP2000336089A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Imamura
幸博 今村
Takumi Migaki
巧 三垣
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外部からの入力端子数をより少なくできるイン
バータの運転方法を提供する。 【解決手段】インバータ4に備える運転・選択指令回路
41により外部回路5からの選択信号がオフからオンに
なったときに、インバータ4が出力周波数を「ほぼ零」
から該選択信号に基づく周波数指令値に対応するインバ
ータ4の出力周波数まで増大させ、前記選択信号がオン
からオフになったときに、このオフ直前のインバータ4
の出力周波数から「ほぼ零」までインバータ4の出力周
波数を減少させてインバータ4が停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体電力変換
回路などから構成され、例えば、交流電動機を可変速駆
動するインバータの運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、この種のインバータの運転方法
の従来例を示す回路構成図であり、1はインバータ、2
はインバータ1で可変速駆動される交流電動機、3はイ
ンバータ1の動作を指令する外部回路である。
【0003】このインバータ1には図示しない操作・表
示パネルなどから設定される複数(n)個の周波数指令
値1〜周波数指令値nを記憶する指令値記憶装置11
と、外部回路3から入力される選択信号に基づき前記周
波数指令値1〜周波数指令値nのいずれか1個を選択す
る選択指令を発生する選択指令回路12と、この選択指
令に対応した前記周波数指令値1〜周波数指令値nのい
ずれか1個の周波数指令値を選択して出力する切替回路
13と、外部回路3から入力される運転/停止信号に基
づき運転/停止指令を発生する運転指令回路14と、前
記運転/停止指令が停止指令から運転指令に変わった時
から動作を開始する後述の加減速演算器15及び駆動制
御回路16と、半導体電力変換回路からなるインバータ
主回路17とを備えている。
【0004】以下に、加減速演算器15及び駆動制御回
路16の動作を説明する。
【0005】先ず、運転指令回路14から停止指令が発
せられており、インバータ1が停止中に、外部回路3か
ら運転信号が発せられると、運転指令回路14から運転
指令が発せられる。このタイミングでは外部回路3から
選択信号もオンされており、前記周波数指令値1〜周波
数指令値nの内のいずれか1個の周波数指令値が選択さ
れて加減速演算器15に入力される。
【0006】このとき、加減速演算器15では周波数設
定値を「ほぼ零」から所定の増加勾配(単位時間当りの
増加値)で前記選択された周波数指令値に達するまで増
大させつつ、この値を駆動制御回路16へ出力する。
【0007】この周波数設定値と前記運転指令とにより
駆動制御回路16では、交流電動機2の正転又は逆転方
向の相回転でインバータ主回路17が出力する周波数と
電圧とを「ほぼ零」から前記周波数設定値に対応する値
まで増大させるための駆動信号をインバータ主回路17
へ出力し、交流電動機2は零速度から所定値(前記出力
周波数に対応した回転速度)まで加速され、その後、こ
の運転状態をインバータ1と交流電動機2とが継続す
る。
【0008】次に、インバータ1が運転中に、新たな選
択信号がオンされると、この選択信号がオンされる直前
のインバータ1の出力周波数から、前記増加勾配又は所
定の減少勾配(単位時間当りの減少値)で前記新たな選
択信号で選択された周波数指令値に対応する出力周波数
に変更するための周波数設定値が加減速演算器15から
出力される。
【0009】なお、上記では交流電動機2の回転方向が
一方向の場合について述べたが、交流電動機2を正転/
逆転の両方使用する場合には図2で示した外部回路3に
さらに回転方向を指令するための入力端子が必要とな
る。
【0010】このとき、新たな周波数指令値と前回の周
波数指令値とで交流電動機2の回転方向が同じときの加
減速演算器15の動作は、単に周波数設定値を前記勾配
で増減させるだけであるが、新たな周波数指令値と前回
の周波数指令値とで交流電動機2の回転方向が異なって
いるときの加減速演算器15の動作は、前回の周波数設
定値から、一旦、前記減少勾配で周波数設定値を零に
し、その後、前記増加勾配で新たに選択された周波数指
令値に達するまで周波数設定値を増大させ、その後、こ
の運転状態を継続する。
【0011】さらに、インバータ1が運転中に、前記選
択信号がオフされた時にはこのタイミングで前記停止信
号も発せられるが、このオフされる直前のインバータ1
の出力周波数から、前記減少勾配でインバータ1の出力
周波数をほぼ零まで運転するための周波数設定値を加減
速演算器15が出力し、駆動制御回路16を介したイン
バータ主回路17は前記周波数設定値に対応した周波数
と電圧とを出力し、その後、駆動制御回路16を介して
インバータ主回路17の変換動作を停止させ、インバー
タ1が動作を停止する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図2に示した従来のイ
ンバータ1においては、外部回路3から前述の運転/停
止信号と選択信号とを入力する少なくとも2組の入力端
子を必要とし、交流電動機2を正転/逆転させる場合に
は、さらに回転方向を指令するための入力端子も必要と
なる。
【0013】この種のインバータと交流電動機とが各種
産業機械の駆動源として使用される用途では、図2に示
した外部回路3は上記の機械メーカが製作することが多
く、このときには外部回路3の構成を簡単にするととも
に、配線作業を簡単するために、前述の運転/停止信号
や選択信号を入力する前記外部回路からの端子数が少な
いインバータが要望されている。
【0014】この発明の目的は、上記課題を解決するイ
ンバータの運転方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この第1の発明のインバ
ータの運転方法は、インバータが停止中に、予め設定さ
れた複数個の周波数指令値の内のいずれか1個を選択す
る選択信号がオンされたときに、所定の増加勾配で前記
選択された周波数指令値に対応するインバータの出力周
波数まで前記インバータを運転することを特徴とする。
【0016】また第2の発明のインバータの運転方法
は、インバータが運転中に、予め設定された複数個の周
波数指令値の内のいずれか1個を選択する選択信号がオ
フされたときに、前記選択信号がオフされる直前の前記
インバータの出力周波数から、所定の減少勾配で該イン
バータの出力周波数をほぼ零まで運転して該インバータ
を停止させることを特徴とする。
【0017】さらに、上記第1、2の発明において、周
波数指令値は正負両極性を有し、周波数指令値の極性に
基づいて電動機の回転方向を決定するものとする。
【0018】この発明によれば、外部から指令される前
記選択信号のオン/オフのみで、インバータの運転/停
止と、該インバータが運転する際の周波数指令値の選択
と、さらに交流電動機の正転/逆転とを行わせることが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、この発明のインバータの
運転方法の実施例を示す回路構成図であり、図2に示し
た従来例構成と同一機能を有するものには同一符号を付
して、ここではその説明を省略する。
【0020】すなわち図1に示したインバータ4の回路
構成では、選択指令回路12と運転指令回路14とに代
えて、運転・選択指令演算器41を備え、さらに、この
運転・選択指令回路41に対応する外部回路5にしてい
る。
【0021】また、指令値記憶装置11の周波数指令値
1〜nは正負両極性のデータ設定が可能となっており、
周波数指令値が正極性のときは交流電動機2を正転さ
せ、負極性のときは交流電動機2を逆転させる。
【0022】以下に、このインバータ4の動作を説明す
る。
【0023】先ず、インバータ4が停止中に、外部回路
5からの選択信号がオフからオンにされると、運転・選
択指令回路41では運転/停止指令を運転指令にすると
ともに、前記選択信号に対応する選択指令が出力され、
この選択指令に基づく前記周波数指令値1〜周波数指令
値nのいずれかの周波数指令値が切替回路13から出力
される。また、このときの交流電動機2の回転方向(正
転・逆転)は周波数指令値の極性に従って決定される。
従って、加減速演算器15の前記増加勾配で前記選択さ
れた周波数指令値に対応するインバータ4の出力周波数
までインバータ4を正転または逆転運転し、以後、この
出力周波数でインバータ4は運転を継続する。
【0024】次に、インバータ4が運転中に、新たな前
記選択信号がオンされると、この選択信号がオンされる
直前のインバータ4の出力周波数から、加減速演算器1
5の前記増加勾配又は減少勾配で新たな選択信号に基づ
く周波数指令値に対応する出力周波数に変更され、以
後、この出力周波数でインバータ4は運転を継続する。
【0025】さらに、インバータ4が運転中に、前記選
択信号がオフされると、該選択信号がオフされる直前の
インバータ4の出力周波数から、加減速演算器15の前
記減少勾配でインバータ4の出力周波数をほぼ零まで運
転した後、インバータ4を停止させる。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、1組の入力端子から
の信号によりインバータの運転/停止と該インバータが
運転する際の周波数指令値の選択及び正転・逆転両方向
の運転の選択とを行わせることができ、このときの外部
回路も簡単になり、インバータの小型化及びインバータ
本体のコストダウンが可能となる。また、節減された端
子を再利用することにより、インバータの運転機能の拡
大を計ることも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のインバータの運転方法の実施例を示
す回路構成図
【図2】インバータの運転方法の従来例を示す回路構成
【符号の説明】
1…インバータ、2…交流電動機、3…外部回路、4…
インバータ、5…外部回路、11…指令値記憶装置、1
2…選択指令回路、13…切替回路、14…運転指令回
路、15…加減速演算器、16…駆動制御回路、17…
インバータ主回路、41…運転・選択指令回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機を可変速駆動するインバータの運
    転方法において、インバータが停止中に、予め設定され
    た複数個の周波数指令値の内のいずれか1個を選択する
    選択信号がオンされたときに、 所定の増加勾配で前記選択された周波数指令値に対応す
    るインバータの出力周波数まで前記インバータを運転す
    ることを特徴とするインバータの運転方法。
  2. 【請求項2】 電動機を可変速駆動するインバータの運
    転方法において、インバータが運転中に、予め設定され
    た複数個の周波数指令値の内のいずれか1個を選択する
    選択信号がオフされたときに、 前記選択信号がオフされる直前の前記インバータの出力
    周波数から、所定の減少勾配で該インバータの出力周波
    数をほぼ零まで運転して該インバータを停止させること
    を特徴とするインバータの運転方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のインバータの運
    転方法において、前記周波数指令値は、正負両極性を有
    し、周波数指令値の極性に基づいて電動機の回転方向を
    決定することを特徴とするインバータの運転方法。
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