JP2002141924A - メッセージ伝達方法と装置 - Google Patents

メッセージ伝達方法と装置

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JP2002141924A JP2000336323A JP2000336323A JP2002141924A JP 2002141924 A JP2002141924 A JP 2002141924A JP 2000336323 A JP2000336323 A JP 2000336323A JP 2000336323 A JP2000336323 A JP 2000336323A JP 2002141924 A JP2002141924 A JP 2002141924A
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    • H04J2203/006Fault tolerance and recovery

Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のK1/K2バイトにおける、切替要求
および切替ステータスのフィールドを変更することなく
より多くのノードの識別を可能にする。 【解決手段】 ノードIDのフィールドに8ビットを割
り当て、ショートパスで送信するときはノードIDのフ
ィールドに送信元IDを格納し、ロングパスで送信する
ときはノード10のフィールドに宛ノードIDを格納す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光伝送装置におけ
るメッセージ伝達方法および装置、特に、BLSR(Bi
-directional Line Switched Ring)構成において、1
リング上に設置できる装置(ノード)数の上限を増やす
ことの可能なメッセージ伝達方法に関する。
【0002】
【従来の技術】BLSR切替制御方式は、北米標準規格
SONET standard GR−1230−CO
REに従って実現されている。BLSR制御方式の主た
る特徴は、障害発生時にリングを逆回りする保護回線で
救済できることから、同じチャンネルの保護回線を別回
線で使用できるので、回線利用効率が向上する。近年の
光伝送装置のネットワーク構成として、技術革新に伴っ
た「回線の大容量化」「構成の大規模化」が進んでお
り、先の理由から、BLSR制御方式はますます需要を
増しており、かつ、より大きなリング・ネットワークへ
の適用が切望されている。
【0003】BLSR制御方式では、主信号のラインオ
ーバーヘッドに含まれる、K1/K2バイトを、ノード
間でやりとりすることにより、切替制御を実現してい
る。GR1230で規定されるBLSR K1/K2バ
イトフォーマットは図1に示す通りである。図2に示す
ようなBLSR構成のネットワークで回線障害等が発生
した時、その障害スパンをはさむ隣接ノードが、このK
1/K2バイトにて切替要求を示すことにより、隣接ノ
ードが切替動作(および、中間ノードがスルー動作)を
して障害を救済する。また、リング上で多重障害が発生
したときでも、切替動作によるミス・コネクションなど
が発生しないように、リング上の各ノードにはユニーク
なIDが設定されており、このIDの並び順を示すリン
グ・マップをリング上の全ノードが認識することで、確
実な切替動作を実現している。
【0004】各ノードは、受信したK1/K2バイトか
ら自ノード宛てかを判断し、切替要求がどこからどの経
路(図2参照)で到達したかをリングマップと整合した
上で確実に認識し、切替動作(およびスルー動作)を制
御しなければならない。そのため、K1/K2バイトに
は、図1に示すように、「切替要求」「切替ステータ
ス」の他に、「宛先ノードID」「送信元ノードID」
「経路」が設定される。
【0005】KバイトによるAPS(Automatic Prorec
tion Switch)プロトコルの例として、図2のネットワ
ークにおいて#3→#2方向の回線に障害が発生した場
合のリング切替手順の概要を説明する。受信側のノード
#2が障害を検出すると、リング・マップから、隣接ノ
ードが#3であることを知って、ロング・パス(およ
び、ショート・パス)で切替要求をノード#3宛てに出
す。中間のノードは、「宛先ノードID」が#3を示し
ていることから、これが他ノード宛てであることを認識
して、このKバイトを次々とスルーし、ノード#3へ到
達させる。ノード#3はこれが自ノード宛てであること
を認識し、自分の送信回線に障害が発生したことを認識
する。そして、切替要求に対する応答を送信元のノード
#2へと送り返す。この切替要求応答が#2〜#3で確
認できたら、両ノードはリング切替を実施する。
【0006】すなわち、BLSR切替制御のためには、
リング上の各ノードがユニークなIDを持ち、リング上
を飛び交うK1/K2バイトから一意に「送信元ノー
ド」と「宛先ノード」を特定できることが必須となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図1に示した、従来の
K1/K2バイトフォーマットでは、「宛先ノードI
D」と「送信元ノードID」にはそれぞれ4ビットしか
割り当てられておらず、0〜15しか表現できないこと
から、同一リング上に最大16ノードまでしか構成でき
ない制限がある。16ノード以上のより大きなネットワ
ーク・リングを構築したい場合、リング・インターコネ
クションといった、リング同士を相互接続する方式もG
R1230では記述されているが、1リングでのBLS
Rに比べ、制御が困難になるのは明らかであり、接続の
ための装備導入コストも肥大してしまう。また、これは
単にリングを相互接続しているだけで、ネットワーク全
体でみれば、リングを1周するというBLSR特有の冗
長構成を提供しているものではない。
【0008】BLSR構成の回線利用率向上メリットを
活かしつつ、広域を1リングでサポートすることが強く
要望されているものの、現状のK1/K2バイトフォー
マットによるAPSプロトコルでは、1リング16ノー
ドという制限が避けられないネックになっている。な
お、このK1/K2バイトの伝送には、主信号のライン
オーバーヘッド内に定義されるK1/K2バイトの領域
を使用しているため、K1/K2バイト自体を拡張する
ことは、ハードに大きな変更を要するため極めて困難に
なる。また、「切替要求」「切替ステータス」のフィー
ルドを変更すると、APSプロトコルを変更しなければ
ならないので、容易には変更することはできない。
【0009】既存のK1/K2バイトのフォーマットに
おける、「切替要求」「切替ステータス」のフィールド
はそのままに、「宛先ノードID」「送信元ノードI
D」「経路」のフィールドを巧く利用して、16を超え
るノードの識別ができれば、K1/K2バイトのフィー
ルド拡張もなく、BLSR切替制御プロトコルの変更無
しで、1リング上に16ノードを超えるBLSR構成が
構築でき、GR1230規格からの変更点を最小限に留
めたまま、従来のBLSR切替がすべて実現できる。
【0010】したがって本発明の目的は、最小限のデー
タ量でより多くのノードを識別することができるメッセ
ージ伝達方法および装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、リング
を構成する複数のノードの間でメッセージを伝達するた
めの装置であって、メッセージの経路がショートパスで
あるとき、ショートパスの指定およびメッセージの送信
元のノードの識別子を含むメッセージを生成する手段
と、メッセージの経路がロングパスであるとき、ロング
パスの指定およびメッセージの宛先のノードの識別子を
含むメッセージを生成する手段と生成されたメッセージ
を送信する手段とを具備する装置が提供される。
【0012】本発明によれば、リングを構成する複数の
ノードの間でメッセージを伝達するための装置であっ
て、隣接する2つのノードの対の各々がグループを構成
し、隣接する任意の2つのノードは相異なるノード識別
子を有し、メッセージの宛先のノードが属するグループ
のグループ識別子と、メッセージの送信元のノードが属
するグループのグループ識別子と、メッセージの宛先の
ノードのノード識別子とを含むメッセージを生成する手
段と、生成されたメッセージを送信する手段とを具備す
る装置もまた提供される。
【0013】本発明によれば、リングを構成する複数の
ノードの間でメッセージを伝達するための装置であっ
て、各ノードには第1のノード識別子と第2のノード識
別子とが割り当てられ、各ノードは自ノードに割り当て
られた第1のノード識別子と両隣のノードに割り当てら
れた2つの第2のノード識別子との組み合わせにより一
意に識別され、メッセージの宛先ノードに割り当てられ
た第1のノード識別子および第2のノード識別子の一方
と、メッセージの送信元ノードに割り当てられた第1の
ノード識別子および第2のノード識別子の他方と、ショ
ートパスまたはロングパスの指定とを含むメッセージを
生成する手段と、生成されたメッセージを送信する手段
とを具備する装置もまた提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】図3は本発明が適用されるノード
の構成を示す。なお、図3中にはAPSプロトコルに関
連する機能ブロックのみが示されている。受信Kバイト
読込部10は受信フレームの所定の位置からK1/K2
バイトを抽出してAPS制御部12へ渡す。送信Kバイ
ト送信部14はAPS制御部12からのK1/K2バイ
トを送信フレームの所定の位置へ挿入する。障害検出部
16は受信フレームについて障害の有無を検出し、結果
をAPS制御部12へ報告する。
【0015】本発明では、例えばBLSR構成のネット
ワークにおけるAPSプロトコルにおいて、K1/K2
バイトの「切替要求」「切替ステータス」以外のフィー
ルドを利用して、16を超えるノードを識別を可能にす
る手法を提案する。なお、以下の実施形態において、
「K1/K2バイトは必ず隣接ノード宛てに送信される
(GR1230 R6−72)」という前提があること
を利用している。
【0016】本発明の第1の実施形態においては、図4
に示すように、K1 bit5〜bit8と、K2 bit1〜b
it4の4ビット/4ビットを合わせ、8ビットを「(宛
先/送信元)ノードID」とし、K2 bit5の「ショ
ート/ロング」経路情報をもとに、この「ノードID」
フィールドを読み分ける。先のGR1230の前提よ
り、Kバイトは必ず隣接ノードに対して(ショートパス
またはロングパスを経て)送信されることから、Kバイ
トを受け取ったノードが、宛先、もしくは送信元の情報
から、リング上の相手を特定できることを利用してい
る。
【0017】なお、リング上の各ノードは、トポロジー
等のリング・マップにより、両サイドの隣接ノードID
を認識しているが、この手法の実現のためには、リング
マップ内のノードIDのフィールドを4ビットから8ビ
ットへ拡張する必要がある。Kバイト送信の際のAPS
制御部12の処理を図5に示す。Kバイトを送信するノ
ードでは、切替要求に応じて、宛先ノードと送信経路が
決定されている。“ショート・パス”でKバイトを送信
する場合、「ノードID」に、自ノードIDを設定する
(ステップ1000)。“ロング・パス”でKバイトを
送信する場合、「ノードID」に、リング・マップより
取得した宛先隣接ノードIDを設定する(ステップ10
02,1004)。したがって、“ショート・パス”の
場合にはKバイトの「ノードID」フィールドには、
「送信元ノードID」が設定され、“ロング・パス”の
場合には、「宛先ノードID」が設定されて、送信され
る(ステップ1006)。
【0018】図6にKバイト受信時の処理を示す。Kバ
イトを受信したら、はじめに、「経路」のフィールドを
チェックする(ステップ1100)。「経路」が、“シ
ョート・パス”なら、まずはこのKバイトを、自ノード
宛て、と判断する。さらに、「ノードID」に設定され
ている送信元ノードIDが自ノード受信サイドの隣接ノ
ードIDであるかを、リング・マップと整合することで
確認する(ステップ1102)。隣接ノードに一致すれ
ば、このKバイトを認め、取り込む(ステップ110
4)。隣接ノードに一致しなければ、このKバイトは異
常(もしくはリング・マップが異常)と判断する(ステ
ップ1106)。「経路」が、“ロング・パス”なら、
「ノードID」を、宛先ノードIDと解釈する。「ノー
ドID」が自ノードと一致すれば、このKバイトを自ノ
ード宛てと判断し、これを取り込む(ステップ110
4)。「ノードID」が自ノードと一致しなければ、こ
のKバイトを他ノード宛てと判断し、これをスルーする
(ステップ1108)。
【0019】以降の手法においても共通的なことだが、
BLSR APSプロトコルでは、万が一異常なAPS
を受信した場合や、リング・マップに不一致が生じてし
まった場合でも、間違った切替動作をしないために、こ
れらを検出するメカニズムが必須となる。ミス・コネク
ションは、障害による信号断よりも深刻なため、異常検
出時には切替を抑制しなければならないからである。従
来のKバイトフォーマットに、「宛先ノード」「送信元
ノード」があるのはそのためで、この2つの情報をリン
グ・マップと整合することで、これらの異常を検出して
いた。本手法では、ショート・パスのKバイトには「送
信元ノード」を設定することにより、「送信元ノード」
と「経路(ショート)」の2つの情報を、リング・マッ
プと整合することで、APS異常や不正リング・マップ
の検出を実現している。本手法でショート・パスとロン
グ・パスで「ノードID」フィールドを使い分けるの
は、この理由による。
【0020】本手法によれば、8ビットの「ノードI
D」で識別できる数だけのノードを、リング上で識別で
きる。ただし、従来のK1/K2バイトにおいて、K1
bit5−8と、K2 bit 1−4が、すべて0に設定
されている場合、これを“Default K byt
e”として特殊な意味を持たせている(装置起動時な
ど、Kバイトを正常に出せない過渡状態に適用されるコ
ード)。したがって、本手法においては、K1 bit5
−8と、K2 bit1−4が全て0となってしまう、ノ
ードID“0”は使用できないことから、ノードIDと
して有効な範囲は、1〜255までとなり、ノード識別
の観点からだけ言えば、1リング上に最大255ノード
まで設置可能となる。
【0021】1リング上に255ノードを設置した例を
説明する。図7において、#1〜#255までのユニー
クなIDをもつノードで1リングが構成されている(中
間ノードの一部は省略)。解り易いように、ノードはI
D順に時計回りに設置されているとし、従来のリング・
マップ生成手法により、各ノードがすべてのノードのリ
ング上の位置、例えば隣接ノードIDが何であるかを、
認識しているものとする。(リング・マップ生成の際、
従来のリング・マップ生成手法において、ノードIDフ
ィールドの拡張が必要になる場合がある。)リング上に
何も障害がない場合、各ノードは自分の隣接ノードに対
し、〔NR(No Request)〕のKバイトを、
ショート・パスで送信する。このショート・パスでの送
信時は、「ノードID」フィールドに送信元ノードID
が設定される。
【0022】図8に示すように、例えば、#68、#6
9のノードに着目すると、#68は、「ノードID」フ
ィールドに、自ノードIDである〔#68〕を設定し
て、両サイドに、ショート・パスでこれを送信する。#
69も、「ノードID」に自ノードIDである〔#6
9〕を設定し送信する。受信側では、「経路」の情報か
ら、ショート・パスで受信したことを判別し、Kバイト
の「ノードID」を「送信元ノードID」として認識す
る。さらに、これがリング・マップから認識している隣
接ノードIDと整合するかをチェックする。#69に着
目すると、受信したKバイトは、〔NR/68/S/I
dle〕であり、隣接ノードIDが#68という情報と
一致することから、これを正当なKバイトと判断できる
(もしくは、認識しているリング・マップが信頼できる
ものと判断できる。)。もし一致しなければ、受信した
Kバイトを不正なものと判断するか、現在認識している
リング・マップが信頼できないものとして、その旨ユー
ザーに通知する事ができる。
【0023】図9に障害発生時のKバイト送受信のシー
ケンスを示す。図9において、まず障害がない時、各ノ
ード間ではNRのメッセージa1,a2,b1,b2,
c1,c2,d1,d2が送られている(ステップ20
00)。#69→#68の回線で、ライン障害が発生し
たと想定する。障害を検出したノード#68は、APS
プロトコルに従い、(2F−BLSRの場合)これをリ
ング切替で救済するために、ショート/ロングの両経路
で、隣接#69に向けて切替要求のKバイトc3,c4
を送信する(ステップ2002)。ショート・パスのK
バイトc4には、「ノードID」フィールドに、送信元
ノードである自ノードIDの#68を設定する。また、
ロング・パスのKバイトc3には、宛先ノードを示すた
めに、リング・マップから獲得した、隣接ノードID
#69を設定して、それぞれ送信し始める。
【0024】ノード#68からロング・パスで送信され
た切替要求のKバイトc3(SF−R/69/L/Id
le)は、リング上の253ノード全てが一旦受信する
ことになるが、「ノードID」フィールドには、「宛先
ノードID」である#69が設定されているため、#6
9以外のこれら中間ノードは、これが自ノード宛てでは
ないロング・パス要求であることを判断し、スルーして
いく。
【0025】最終的に#69まで到達した、このロング
・パスのKバイトは、ノード#69にて自ノード宛てで
あると判断され、取り込まれる(ステップ2004)。
ノード#69は、このKバイト受信により、リング切替
を実施しなければならないことを認識して、#68に応
答b5,b6を返す(ステップ2006)。この時も、
ショート・パスには自ノードIDである#69を、ロン
グ・パスには応答宛先ノードの#68を設定して、返信
する。図10に、リング切替が完了したときの状態を示
す。
【0026】本発明の第2の実施形態においては、図1
1に示すように、「ノードID」として、#0と#1の
ように、相反するIDをリング上のノードに割り当て
る。さらに、各ノードは必ず異なるIDをもつノードと
隣接するように設置する。かつ、この相反するIDをも
つ2ノードを、1グループにまとめ、このグループにI
D(図11の例では#A,#B,#C)を割り当てて、
リング構成を組む。
【0027】ノードは、#0,#1,#0,#1という
ように、交互に並ぶように配置され、その2ノードを1
グループとして、リング構成を組んでいる。このリング
構成時の条件をまとめると、
【0028】
【表1】
【0029】となるように構成する。もちろん、リング
内で統一されているなら、#0,#1の位置は逆でもか
まわない。本手法における、K1/K2バイトのフォー
マットを、図12に示す。K1Bit5〜Bit6は「宛先グ
ループID」、K2 Bit1〜Bit4は「送信元グループ
ID」、K2 Bit 5は「宛先ノードID(#0か#
1)」を示している。従来のKバイトフォーマットと比
較すると、「送信元ノードID」情報と、「経路」情報
がなくなっていることになる。
【0030】本手法において、「送信元ノードID」情
報を必要としないのは、ノードIDを、#0と#1の相
反する2種類に限定し、かつ、これが交互になるように
リング構成していることから、自ノードの隣接ノードは
必ず相反するIDを持っており、ゆえに、「宛先ノード
ID」に示されたIDに相反するノードIDが、送信元
ノードIDであることが自明となるからである。なお、
本手法においては、リングは必ず偶数台のノードで構成
される。
【0031】従って、本手法におけるK1/K2バイト
フォーマットでは、宛先ノードが、「宛先グループI
D」と「宛先ノードID」から一意に識別され、送信元
ノードが、「送信元グループ」と「宛先ノードID」の
相反ノードID、ということで、識別されることにな
る。また、本手法において、「経路」情報を必要としな
いのは、経路情報については、Kバイトを受信したサイ
ドと、「宛先」「送信元」と、リング・マップを整合す
れば、どちらの経路から到達したかが判定できるからで
ある。これについては以下で詳細に説明していく。
【0032】まず、リング上の各ノードがもつ、ノード
IDとグループIDの情報を、リング・マップに反映さ
せる。そのためには、従来のトポロジー作成方法、たと
えば特願平12−61092号「リング構成方式及びそ
のノード装置」に記載の手法などにおいて、ノードID
を設定してた個所に、グループIDとノードIDの両方
を設定していくことで、リング・マップを生成する。
【0033】図13に、8ノード4グループでのリング
構成時のリング・マップ生成の手順の例を示す。リング
マップ生成要求メッセージ20をグループ#1、ノード
#0を起点として周囲させ、各ノードは従来ノードID
を設定していた個所に、「グループID」と「ノードI
D」の2つのデータを設定し、これを周回させることに
より各ノードにおいてリングマップを作成する。
【0034】リング上の各ノードはこのリング・マップ
により、リング上での位置はもちろん、自ノードのどち
らのサイドに、どんなグループの、どんなIDのノード
がいるか、を認識している。例えば、図13におけるグ
ループ#1、ノード#0,#1は、このリング・マップ
により、以下の認識をしている。
【0035】
【表2】
【0036】本発明の第2の実施形態におけるKバイト
送信の際のAPS制御部12の処理を図14に示す。K
バイトを送信するノードでは、切替要求に応じ、宛先ノ
ードと、送信経路(送信サイド)が決定されている。隣
接ノードは必ず、自ノードに相反するID(#0なら#
1、#1なら#0)なので、「宛先ノード」に相反ノー
ドIDを設定する(ステップ1200)。「送信元グル
ープID」に、自ノードのグループIDを設定する(ス
テップ1202)。“ショート・パス”でKバイトを送
信する場合、送信しようとするサイドの隣接グループI
Dをチェックする(ステップ1204)。同グループで
あれば、「宛先グループID」に、自ノードのグループ
ID(=宛先ノードのグループID)を設定する(ステ
ップ1206)。異グループであれば、リング・マップ
より送信サイドの隣接グループIDを獲得し(ステップ
1208)、「宛先グループID」に設定する(ステッ
プ1210)。“ロング・パス”でKバイトを送信する
場合、送信しようとするサイドの反対側の隣接グループ
IDをチェックする(ステップ1212)。同グループ
であれば、「宛先グループID」に自ノードのグループ
IDを設定する(ステップ1206)。異グループであ
れば、リング・マップより、送信サイド反対側の隣接グ
ループIDを獲得し(ステップ1208)、「宛先グル
ープID」に設定する(ステップ1210)。
【0037】図11の構成例において、グループ#Bの
各ノードでの送信Kバイトの「宛先グループID」は、
以下のようになる。
【0038】
【表3】
【0039】Kバイト受信時の処理を図15に示す。K
バイトを受信したノードは、はじめに、「宛先グループ
ID」と、「宛先ノードID」をチェックし(ステップ
1300)、この両方が、自ノードと一致したら、まず
はこのKバイトを、自ノード宛て、と判断する。次に、
このKバイトを受信したサイドの、隣接グループIDを
チェックする(ステップ1302)。受信サイドの隣接
グループIDが自ノードと同じであれば、次に「送信元
グループID」をチェックする(ステップ1304)。
「送信元グループID」が、自ノードと同グループであ
れば、これを“ショート・パス”で受信したと解釈する
(ステップ1306)。「送信元グループID」が、自
ノードと異なるなら、リング・マップと整合し(ステッ
プ1308)、受信サイド反対側の隣接グループIDと
一致するかチェックする(ステップ1310)。一致す
れば、これを“ロング・パス”で受信したと解釈する
(ステップ1312)。一致しなければこれを異常なK
バイト(もしくは異常なリング・マップ)として、アラ
ーム対象とする(ステップ1314)。
【0040】受信サイドの隣接グループが自ノードと異
なれば、次に「送信元グループID」をチェックする
(ステップ1314)。「送信元グループID」が自ノ
ードと同グループであれば、これを“ロング・パス”で
受信したと解釈する(ステップ1316)。「送信元グ
ループID」が自ノードと異なるなら、リング・マップ
と整合し(ステップ1318)、受信サイドの隣接グル
ープIDと一致するかチェックする(ステップ132
0)。一致すれば、これを“ショート・パス”で受信し
たと解釈する(ステップ1322)。一致しなければこ
れをアラーム対象とする(ステップ1314)。
【0041】「宛先グループID」と「宛先ノードI
D」のいずれかが自ノードに一致しなければ、これを他
ノード宛てと判断し、スルーする(ステップ132
4)。図11の構成例において、#Bの各ノードにおけ
る各受信サイドの、有効な受信Kバイトの「送信元グル
ープID」と、その解釈は、以下のようになる。
【0042】
【表4】
【0043】これ以外の「送信元グループID」につい
ては、異常なKバイト(もしくは異常なリング・マッ
プ)として、これを検出することができる。本手法によ
れば、4ビットずつの「宛先・送信元グループID」で
識別できる数だけのグループ数を、リング上で識別でき
る。すなわち、グループ数×2のノードをリング上に設
置可能となる。ただし、従来のK1/K2バイトにおい
て、K1 bit5−8と、K2 bit1−4がすべて0の
ものは、“DefaultK byte”と認識される
から、本手法におけるグループIDとして、“0”は使
用できない。したがって、本手法では、1〜15までの
15グループIDを設定できるから、1リング上に最大
30ノード(15グループ×2ノード)までが設置可能
となる。
【0044】1リング上に30ノードを設置した例を図
16に示す。#0と#1の2種類のノードIDのいずれ
かを各ノードに設定し、かつ、図16に示されるよう
に、互いに異なるIDを持つノードが隣接するように設
置する。また、#0と#1の2ノードを1グループにま
とめ、#0のE側に異グループが隣接するように設置
し、かつ、各グループにG1〜G15までのユニークな
グループIDを割り当てる。(中間ノード・グループの
一部は省略)。解り易いように、グループはID順に時
計回りに設置されているとする。
【0045】リング・マップ生成のために、G1の#0
が起点となって、時計回りのリングマップ生成要求を出
したとする。これを受信したリング上の各ノードは、自
ノードに設定されている「グループID」と「ノードI
D」を設定し、結果、以下のようなリング・マップを全
ノードが認識する(〔グループID、ノードID〕で表
記) ←E〔1,0〕〔1,1〕〔2,0〕〔2,1〕〔 ,
〕〔 , 〕〔7,0〕〔7,1〕〔8,0〕〔8,
1〕〔9,0〕〔9,1〕〔 , 〕〔 , 〕〔1
5,0〕〔15,1〕W→ このリング・マップと、自分に割り当てられたノードI
D、グループIDにより、自分の各E/Wの隣接サイド
に、どのグループIDのどのノードIDのノードがいる
かが認識されている。細かく言えば、#0,#1のノー
ドが交互に並んでいることから、隣接ノードIDは、自
分ノードIDの相反IDであることが自明である。ま
た、隣接グループIDについては、隣接が同じグループ
であれば、自グループと同じであり、一方異なるグルー
プであれば、リング・マップからこれを獲得できる。例
えば、G1の#1と、G2の#0は、隣接サイドを以下
のように認識している。
【0046】
【表5】
【0047】リング上に何も障害がない場合、各ノード
は自分の隣接ノードに対し、〔NR(No Reque
st)〕のKバイトを、ショート・パスで送信してい
る。例として、G1の#1、G2の#0が、両サイドに
対し、ショート・パスで送信する際の、「宛先グループ
ID」「送信元グループID」「ノードID」の設定を
以下に示す。
【0048】
【表6】
【0049】障害発生時には、ロング・パスにて、切替
要求のKバイトを送信することになるが、両サイドに対
し、ロング・パスで送信する際の、各フィールドの設定
を以下に示す。
【0050】
【表7】
【0051】次に、G1ノード#1→G2ノード#0の
回線で、障害が発生し、これをリング切替で救済すると
きの動作を説明する。G2ノード#0が、E方向で障害
を検出したことで、隣接G1ノード#1を宛先とし、E
方向へショート・パスで、W方向にロング・パスで、切
替要求を送信しなければならないことを認識する。この
ときのKバイトは、先の表に従い、E:〔SF−R/G
1/G2/1/Idle〕、W:〔SF−R/G1/G
2/1/Idle〕である。
【0052】ロング・パスで送信されたKバイトは、リ
ング上の中間ノードでも受信されるが、「宛先グループ
ID」がG1を示していることから、自ノード宛てでは
ないと判断して、これをスルーする。さらに、このロン
グ・パスのKバイトは、G1のノード#0にも到達する
が、この場合は「宛先グループID」は一致しても、
「宛先ノードID」が一致しないため、これもスルーさ
れ、最終的にG1のノード#1のE側に到達する。
【0053】G1のノード#1では、同グループに隣接
しているはずのE側から、G2を送信元として示してい
るKバイトを受信したので、これをロング・パスで到達
したKバイトと判断して、切替処理を実行する。一方、
G1のノード#1は、異グループに隣接しているW側か
ら、G2を送信元としているKバイトも受信しているの
で、こちらはショート・パスで到達したKバイトと認識
している。以上より、G1ノード#1とG2ノード#0
における、(自ノード宛ての)有効なKバイトは以下の
ようになる。
【0054】
【表8】
【0055】自ノード宛て(「宛先グループID」と
「宛先ノードID」が一致)にもかかわらず、上記組み
合わせに該当しないKバイトについては、これを異常な
Kバイトと判定できる。(もしくは、リング・マップが
異常になっていると判定できる)図17に、G1#1〜
G2#0間でのリング切替までのAPS切替シーケンス
を示す。
【0056】図18は本発明の第3の実施形態を説明す
る図である、本実施形態において、それぞれのノード
に、2種類のノードIDが割り当てられており、かつ、
それぞれ第一、第二ノードIDに対応する、2つリング
・マップを、リング上の全ノードが認識している。この
第一、第二ノードIDの割り当ての条件は、2つのリン
グ・マップを「第一リング・マップ」、「第二リング・
マップ」とすると、第一リング・マップによる自ノード
IDと、その両側隣接ノードの第二リング・マップによ
るノードIDの、組み合わせ(隣接関係)が、リング全
体で一意であること、である。
【0057】図18の例では、#0(1)〜#15
(1)の順のノード列の繰り返しによるノードID割り
振りの第一リング・マップと、#0(2)〜#14
(2)の順のノード列の繰り返しによるノードID割り
振りの第二リング・マップが使用されている。ここで括
弧内は、リング・マップの種類(1または2)を意味す
る。図18の例で、リング上に、ノードID#5(1)
が与えられたノードが複数存在するが、(a)の#5
(1)のノードは、#4(2)と#6(2)のノードを
隣接ノードとして持ち、(b)の#5(1)のノード
は、#5(2)と#7(2)ノードを隣接ノードとして
持つため、第一第二リングマップによる隣接ノードの組
み合わせを整合すれば、この2つの#5(1)ノードは
区別することができる。
【0058】本実施形態における、K1/K2バイトの
フォーマットを図19に示す。本実施形態においては、
「宛先ノードID」と「送信元グループID」の隣接関
係を、メッセージに含まれるIDと第一第二リング・マ
ップとの間で整合することで、ノードを特定しているこ
とから、メッセージに含まれる「宛先ノードID」と
「送信元ノードID」については、図に示され例とは逆
に、前者が第一ノードIDで、後者が第二ノードIDで
あってもよい。
【0059】第一、第二のIDに基づく、2つの第一、
第二リング・マップを生成するために、従来のトポロジ
ー作成方法、たとえば特願平12−61092号「リン
グ構成方式及びそのノード装置」などにおいて、第一、
第二のどちらのIDを要求しているかを示すフィールド
を新たに設ける。このリング・マップ生成要求を受けた
ノードは、このフィールド指定に従い、自ノードの第
一、第二のいずれかのIDを設定する。この手順を第
一、第二ノードIDそれぞれに対して実施し、リング・
マップを2つ生成する。
【0060】図20に、第一第二リングマップの生成手
順の例を示す。例としてリングマップ生成要求メッセー
ジ22,24の先頭フィールド26に、第一、第二のい
ずれのIDを収集しようとしているかが示されている。
メッセージ22および24のいずれも第一ノードID#
1のノードが起点となっているが、メッセージ22は、
第一ノードIDでのリングマップの生成を要求している
ため、各ノードは、自ノードの第一ノードIDを設定
し、第一リング・マップが生成される。メッセージ24
では、第二ノードIDでのリングマップの生成を要求し
ているため、各ノードは第二ノードIDを設定し、第二
リング・マップが生成される。リング上の各ノードは、
この第一、第二リング・マップによって、リング上のノ
ードの位置はもちろん、隣接ノードを認識できる。
【0061】図21にKバイト送信時の処理を示す。K
バイトを送信するノードでは、切替要求に応じ、宛先ノ
ードが決定されている。「送信元ノードID」には、リ
ング・マップ(1)での、自ノードID(1)を設定す
る(ステップ1400)。「宛先ノードID」には、リ
ング・マップ(2)での、隣接する宛先ノードID
(2)を設定する(ステップ1402)。
【0062】なおここで、先述したように、送受信で不
一致がなければ、リングマップ(1)とリングマップ
(2)を入れ替えて、リングマップ(2)での「送信元
ノードID」とリングマップ(1)での「宛先ノードI
D」を送るようにしても良い。「送信ノードID」と
「宛先ノードID」が異なるリング・マップでのノード
IDであれば、その隣接関係から、リング上の特定ノー
ドを識別できるからである。
【0063】図22にKバイト受信時の処理を示す。K
バイトを受信したノードは、はじめに「宛先ノードI
D」をチェックする(ステップ1500)。「宛先ノー
ドID」が、リング・マップ(2)での自ノードIDに
一致したなら、「送信元ノードID」が、リング・マッ
プ(1)での隣接ノードと整合するかをチェックする
(ステップ1502)。隣接ノードと整合すれば(ステ
ップ1504)、これを自ノード宛てと判断し、取り込
む(ステップ1506)。隣接ノードと整合しなけれ
ば、リングマップ(1)(2)より、「送信元ノードI
D」と「宛先ノードID」の隣接関係に適合するノード
がリング上に存在するかを確認する(ステップ150
8)。もし存在しなければ、このKバイトを不正(ある
いはリング・マップが不正)とし、アラーム対象とする
(ステップ1510)。リング上に該当するノードがあ
れば、そこへの他ノード宛てと判断し、スルーする(ス
テップ1512)。「宛先ノードID」がリング・マッ
プ(2)での自ノードIDに一致しなければ(ステップ
1500)、これを他ノード宛てと判断、スルーする
(ステップ1512)。
【0064】本手法によれば、4ビットずつの「宛先・
送信元ノードID」の、隣接との組み合わせ数だけ、リ
ング上のノードを識別できる。ただし、従来のK1/K
2バイトにおいて、K1 bit5−8と、K2 bit1−
4が、すべて“0”のものは、“Default K
byte”と認識されるから、本手法における「宛先・
送信元ノードID」として、“0”は使用できない。し
たがって、本手法では、1〜15までのIDを順次並べ
たものと、1〜14のIDを順次並べたものを使用すれ
ば、15と14の最小公倍数まで、隣接関係は一意にな
るから、最大210(15×14)ノードを1リング上
に設置できる。また、例えば、前述の第2の実施形態に
おけるグループIDの割り振りにおいて、本実施形態の
ように第一第二のグループIDをもってグループを識別
するようにすれば、より多数のノード識別が可能にな
る。このように、本発明の第1〜第3の実施形態は併用
することが可能であり、これらを組み合わせることによ
って、より多数のノード識別が実現できると言える。
【0065】第3の実施形態において、1リング上に2
10ノードを設置したときの動作を説明する。図23に
は、左上隅のノードを起点とし、第一のノードIDとし
て、1〜15までのIDを時計回りに順に設定したもの
と、第二のノードIDとして、起点を同じくし、1〜1
4までのIDを時計回りに順に設定した時のリング構成
の例を示す。
【0066】2つのリング・マップを生成するために、
左上隅のノード〈1〉が、それぞれ時計回りの第一、第
二リングマップ生成要求を出したとする。各ノードは、
それぞれの生成要求に従い、自ノードの第一、第二ノー
ドIDを設定していく。結果、リング上の全ノードは、
以下のような2つのリング・マップを認識する。
【0067】
【表9】
【0068】このように設定すると、各ノードのもつ第
一第二ノードIDの組み合わせは、リング上でユニーク
となり、かつ隣接ノードとの組み合わせも一意となる。
例えば、表10に示すように、第一/第二のように2つ
ノードIDを記述するとすれば、〈1〉のノードは、1
/1のノードIDが設定されており、隣接ノードは、1
5/14と2/2となる。〈2〉のノードは、1/2の
ノードIDが設定されており、隣接ノードは、15/1
と2/3となる。第一ノードとして、“1”を持つノー
ドは、この設定の場合、14ノード存在することになる
が、上記のように、隣接の第二ノードIDとの隣接関係
を整合すれば、一意に特定できることになる。
【0069】
【表10】
【0070】リング上に何も障害がない場合、各ノード
は自分の隣接ノードに対し、〔NR〕のKバイトをショ
ート・パスで送信する。このとき、「宛先ノードID」
には、宛先隣接ノードの第二ノードIDを、「送信元ノ
ードID」には、自ノードの第一ノードIDを設定す
る。〈1〉のノードを例にとると、E:〔NR/14/
1/S/Idle〕、W:〔NR/2/2/S/Idl
e〕のKバイトを送信する。
【0071】障害発生時の、ロング・パスでの送信にお
いても、Kバイトの設定は同じである。例として、
〈1〉のノードの、#1→#2の回線の障害が発生とき
の切替動作を説明する。障害を検出した〈1〉に隣接し
た#2ノードは、E方向へショート・パスで、W方向に
ロング・パスで、切替要求を送信することになる。W方
向へロング・パスで送信するKバイトの、「宛先ノード
ID」には、宛先ノードである#1の第二ノードIDで
ある“1”が設定され、「送信元ノードID」には、送
信元ノードである#2の第一ノードID、“2”が設定
される。このロング・パスで送信されたKバイトは、リ
ング上の208ノードの全てを通過することになるが、
「宛先ノードID」が“1”を示していることから、第
二ノードIDが“1”ではないノードにおいては、これ
が自ノード宛てではないことを容易に判断し、これをス
ルーする。
【0072】〈2〉のE側に隣接しているノード#15
は、第二ノードIDとして“1”をもつので、一旦この
Kバイトを取り込む。しかし、「送信元ノードID」
が、“2”を示しているにも関わらず、#15の認識し
ている隣接ノードの第一ノードIDは、“14”と
“1”であるから、これが自ノード宛てではないことを
知って、これをスルーする。またこの時、受信したKバ
イトの「送信元ノードID」と「宛先ノードID」の隣
接関係に一致するノードが、リング上に存在するかを、
第一第二リングマップと整合することで判定する。も
し、この隣接関係を満たすノードがリング上に存在しな
ければ、この受信Kバイトを異常なもの(もしくは第一
第二リングマップが異常になっている)として、アラー
ム通知することができる。
【0073】〈1〉のノードへ辿りつくまでに、第二ノ
ードIDとして“1”をもつ他の14台がいることにな
るが、上記の判定により、最終的に〈1〉のノード#1
へ到達する。〈1〉のノード#1は、「宛先ノードI
D」が“1”を示しており、自ノードの第二ノードID
が“1”であることから、まずはこれを取り込む。次
に、「送信元ノードID」をチェックし、これが“2”
を示しており、隣接ノードの第二ノードIDと一致する
ことから、これが自ノード宛てであることを認識して、
切替処理を行う。
【0074】図24に、第3の実施形態における、切替
シーケンスの例を示す。 〈付記1〉リングを構成する複数のノードの間でメッセ
ージを伝達する方法であって、メッセージの経路がショ
ートパスであるとき、ショートパスの指定およびメッセ
ージの送信元のノードの識別子を含むメッセージを生成
し、メッセージの経路がロングパスであるとき、ロング
パスの指定およびメッセージの宛先のノードの識別子を
含むメッセージを生成し、生成されたメッセージを送信
するステップを具備する方法。
【0075】〈付記2〉前記メッセージはK1/K2バ
イトであり、前記送信元ノード識別子および宛先ノード
識別子は8ビットの長さを有する付記1記載の方法。 〈付記3〉リングを構成する複数のノードの間でメッセ
ージを伝達する方法であって、隣接する2つのノードの
対の各々がグループを構成し、隣接する任意の2つのノ
ードは相異なるノード識別子を有し、メッセージの宛先
のノードが属するグループのグループ識別子と、メッセ
ージの送信元のノードが属するグループのグループ識別
子と、メッセージの宛先のノードのノード識別子とを含
むメッセージを生成し、生成されたメッセージを送信す
るステップを具備する方法。
【0076】〈付記4〉前記メッセージはK1/K2バ
イトであり、前記宛先ノード識別子は1ビットの長さを
有する付記3記載の方法。 〈付記5〉リングを構成する複数のノードの間でメッセ
ージを伝達する方法であって、各ノードには第1のノー
ド識別子と第2のノード識別子とが割り当てられ、各ノ
ードは自ノードに割り当てられた第1のノード識別子と
両隣のノードに割り当てられた2つの第2のノード識別
子との組み合わせにより一意に識別され、メッセージの
宛先ノードに割り当てられた第1のノード識別子および
第2のノード識別子の一方と、メッセージの送信元ノー
ドに割り当てられた第1のノード識別子および第2のノ
ード識別子の他方と、ショートパスまたはロングパスの
指定とを含むメッセージを生成し、生成されたメッセー
ジを送信するステップを具備する方法。
【0077】〈付記6〉前記メッセージではK1/K2
バイトである付記5記載の方法。 〈付記7〉リングを構成する複数のノードの間でメッセ
ージを伝達するための装置であって、メッセージの経路
がショートパスであるとき、ショートパスの指定および
メッセージの送信元のノードの識別子を含むメッセージ
を生成する手段と、メッセージの経路がロングパスであ
るとき、ロングパスの指定およびメッセージの宛先のノ
ードの識別子を含むメッセージを生成する手段と、生成
されたメッセージを送信する手段とを具備する装置。
【0078】〈付記8〉前記メッセージはK1/K2バ
イトであり、前記送信元ノード識別子および宛先ノード
識別子は8ビットの長さを有する付記7記載の装置。 〈付記9〉リングを構成する複数のノードの間でメッセ
ージを伝達するための装置であって、隣接する2つのノ
ードの対の各々がグループを構成し、隣接する任意の2
つのノードは相異なるノード識別子を有し、メッセージ
の宛先のノードが属するグループのグループ識別子と、
メッセージの送信元のノードが属するグループのグルー
プ識別子と、メッセージの宛先のノードのノード識別子
とを含むメッセージを生成する手段と、生成されたメッ
セージを送信する手段とを具備する装置。
【0079】〈付記10〉前記メッセージはK1/K2
バイトであり、前記宛先ノード識別子は1ビットの長さ
を有する付記9記載の装置。 〈付記11〉リングを構成する複数のノードの間でメッ
セージを伝達するための装置であって、各ノードには第
1のノード識別子と第2のノード識別子とが割り当てら
れ、各ノードは自ノードに割り当てられた第1のノード
識別子と両隣のノードに割り当てられた2つの第2のノ
ード識別子との組み合わせにより一意に識別され、メッ
セージの宛先ノードに割り当てられた第1のノード識別
子および第2のノード識別子の一方と、メッセージの送
信元ノードに割り当てられた第1のノード識別子および
第2のノード識別子の他方と、ショートパスまたはロン
グパスの指定とを含むメッセージを生成する手段と、生
成されたメッセージを送信する手段とを具備する装置。
【0080】〈付記12〉前記メッセージではK1/K
2バイトである付記11記載の装置。
【0081】
【発明の効果】以上の本発明により、同一リング上の1
6を超えるノードが一意に識別されるため、K1/K2
バイトの拡張無しに、またAPSプロトコルとしての切
替制御手順を全く変更することなしに、16ノードを超
えるBLSR構成を組むことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のBLSRにおけるKバイトのフォーマッ
トを示す図である。
【図2】BLSR構成のネットワークの一例を示す図で
ある。
【図3】ノードの構成の一例を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるKバイトのフ
ォーマットを示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態におけるKバイト送信
のフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施形態におけるKバイト受信
のフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施形態におけるノードの配置
の例を示す図である。
【図8】障害がないときのKバイトの送受信を説明する
図である。
【図9】障害発生時のKバイト送受信のシーケンスを示
す図である。
【図10】リング切替完了後の状態を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施形態を説明するための図
である。
【図12】本発明の第2の実施形態におけるKバイトの
フォーマットを示す図である。
【図13】本発明の第2の実施形態におけるリングマッ
プの生成を説明する図である。
【図14】本発明の第2の実施形態におけるKバイト送
信のフローチャートである。
【図15】本発明の第2の実施形態におけるKバイト受
信のフローチャートである。
【図16】本発明の第2の実施形態におけるノードの配
置の例を示す図である。
【図17】障害発生時のKバイト送受信のシーケンスを
示す図である。
【図18】本発明の第3の実施形態を説明するための図
である。
【図19】本発明の第3の実施形態におけるKバイトの
フォーマットを示す図である。
【図20】本発明の第3の実施形態におけるリングマッ
プの生成を説明する図である。
【図21】本発明の第3の実施形態におけるKバイト送
信のフローチャートである。
【図22】本発明の第3の実施形態におけるKバイト受
信のフローチャートである。
【図23】本発明の第3の実施形態におけるノードの配
置の例を示す図である。
【図24】障害発生時のKバイト送受信のシーケンスを
示す図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リングを構成する複数のノードの間でメ
    ッセージを伝達する方法であって、 メッセージの経路がショートパスであるとき、ショート
    パスの指定およびメッセージの送信元のノードの識別子
    を含むメッセージを生成し、 メッセージの経路がロングパスであるとき、ロングパス
    の指定およびメッセージの宛先のノードの識別子を含む
    メッセージを生成し、 生成されたメッセージを送信するステップを具備する方
    法。
  2. 【請求項2】 リングを構成する複数のノードの間でメ
    ッセージを伝達する方法であって、各ノードには第1の
    ノード識別子と第2のノード識別子とが割り当てられ、
    各ノードは自ノードに割り当てられた第1のノード識別
    子と両隣のノードに割り当てられた2つの第2のノード
    識別子との組み合わせにより一意に識別され、 メッセージの宛先ノードに割り当てられた第1のノード
    識別子および第2のノード識別子の一方と、メッセージ
    の送信元ノードに割り当てられた第1のノード識別子お
    よび第2のノード識別子の他方と、ショートパスまたは
    ロングパスの指定とを含むメッセージを生成し、 生成されたメッセージを送信するステップを具備する方
    法。
  3. 【請求項3】 リングを構成する複数のノードの間でメ
    ッセージを伝達するための装置であって、 メッセージの経路がショートパスであるとき、ショート
    パスの指定およびメッセージの送信元のノードの識別子
    を含むメッセージを生成する手段と、 メッセージの経路がロングパスであるとき、ロングパス
    の指定およびメッセージの宛先のノードの識別子を含む
    メッセージを生成する手段と、 生成されたメッセージを送信する手段とを具備する装
    置。
  4. 【請求項4】 リングを構成する複数のノードの間でメ
    ッセージを伝達するための装置であって、隣接する2つ
    のノードの対の各々がグループを構成し、隣接する任意
    の2つのノードは相異なるノード識別子を有し、 メッセージの宛先のノードが属するグループのグループ
    識別子と、メッセージの送信元のノードが属するグルー
    プのグループ識別子と、メッセージの宛先のノードのノ
    ード識別子とを含むメッセージを生成する手段と、 生成されたメッセージを送信する手段とを具備する装
    置。
  5. 【請求項5】 リングを構成する複数のノードの間でメ
    ッセージを伝達するための装置であって、各ノードには
    第1のノード識別子と第2のノード識別子とが割り当て
    られ、各ノードは自ノードに割り当てられた第1のノー
    ド識別子と両隣のノードに割り当てられた2つの第2の
    ノード識別子との組み合わせにより一意に識別され、 メッセージの宛先ノードに割り当てられた第1のノード
    識別子および第2のノード識別子の一方と、メッセージ
    の送信元ノードに割り当てられた第1のノード識別子お
    よび第2のノード識別子の他方と、ショートパスまたは
    ロングパスの指定とを含むメッセージを生成する手段
    と、 生成されたメッセージを送信する手段とを具備する装
    置。
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