JP2002141912A - 迂回バックアップシステム - Google Patents

迂回バックアップシステム

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JP2002141912A
JP2002141912A JP2000332816A JP2000332816A JP2002141912A JP 2002141912 A JP2002141912 A JP 2002141912A JP 2000332816 A JP2000332816 A JP 2000332816A JP 2000332816 A JP2000332816 A JP 2000332816A JP 2002141912 A JP2002141912 A JP 2002141912A
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JP2000332816A
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Yoshiyuki Yamamoto
佳幸 山本
Tomikazu Nakada
富和 中田
Shinji Hayashi
伸治 林
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Daiwa Securities Group Inc
Original Assignee
Daiwa Securities Group Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センタ・支店間ネットワーク上で障害が発生
してもシステムダウンしない迂回ネットワークシステム
を提供する。 【解決手段】 ホストコンピュータと同数のホスト側ル
ータ、ホスト側ルータと同数のLAN、LANの数より
多い数のネットワーク側ルータと及びバックアップルー
タ、ネットワーク側ルータに接続されているWAN及び
バックアップルータに接続されているバックアップネッ
トワーク、ネットワーク側ルータの数より多い数の支店
を備えたスター型ネットワークからなるシステムにおい
て、ホストコンピュータと支店との間の双方向通信中
に、その通信経路上で障害が発生した場合に該障害の発
生場所を迂回して通信を継続するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は迂回バックアップシ
ステムに関し、特に証券会社のセンタにある少数のホス
トコンピュータと証券会社の多数の支店にある支店端末
とがWANを介して双方向通信をするネットワークにお
いて、通信経路上で障害が発生した場合に迂回経路を通
って通信を継続することによりネットワークの信頼性を
確保する迂回バックアップシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、証券会社の本社とその多数の支
店との間のネットワーク等のようなスター型のネットワ
ークには、ホスト側ルータ、LAN、ネットワーク側ル
ータ、及びWAN(広域ネットワーク)が存在している。
このようなネットワークはどのような場合であってもシ
ステムダウンしてはならないという要請がある。
【0003】従来のこの種のネットワークにおいては、
そのネットワークを構成する各装置が二重化されている
だけで、迂回ルートは存在していなかった。二重化シス
テムは同じ動作を2つ以上のシステムで行うことによ
り、一方のシステムに障害が発生しても、他方のシステ
ムにおける動作によりシステムの信頼性を確保するもの
である。
【0004】しかしながら、二重化システムでは、両シ
ステムに障害が発生した場合にはシステムダウンになっ
てしまう。これを避けるために、本社内のホストコンピ
ュータと支店との間に3つ以上の通信経路を設けて一方
の通信経路に障害が発生した場合に他方の通信経路を使
用することが考えられる。こうすれば、システムダウン
をすることなく通信を継続することは可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、3つ以
上の通信経路を設けるのでは、本社と支店との間の装置
の数が膨大になり費用がかかりすぎるという問題があ
る。本発明の目的は、本店と支店とを結ぶネットワーク
の通信経路上で障害が発生してもシステムダウンしない
システムを最小の機器構成で実現する迂回ネットワーク
システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明により提供されるものは、複数のホストコ
ンピュータと、ホストコンピュータと同数のホスト側ル
ータと、ホスト側ルータと同数のLANと、LANの数
より多い数のネットワーク側ルータと及びバックアップ
ルータと、ネットワーク側ルータに接続されているWA
Nと及びバックアップルータに接続されているバックア
ップネットワークと、ネットワーク側ルータの数より多
い数の支店とを備えたスター型ネットワークからなり、
支店の各々は複数の支店ルータと複数の支店端末とを備
えているシステムにおいて、ホストコンピュータと支店
との間の双方向通信中に、その通信経路上で障害が発生
した場合に該障害の発生場所を迂回して通信を継続する
ようにしたことを特徴とする迂回バックアップシステム
である。
【0007】通信経路上で障害が発生した場合にその障
害発生場所を迂回して通信を継続するので、迂回用の装
置を新たに導入することなく、システムのバックアップ
ができる。好ましくは、WANはATM(非同期転送モ
ード)ネットワークであって、WANと支店の各々との
間の通信速度は1.5Mビット/秒であり、WANとセ
ンタとの間の通信速度は28Mビット/秒である。
【0008】さらに好ましくは、ネットワーク側ルータ
の数は6であり、支店の数は130である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により詳述する。明細書及び全図を通じて同じ参照番号
は同じものを表す。図1は本発明の実施の形態による迂
回バックアップシステムの構成を示すブロック図であ
る。図において、この迂回バックアップシステムは、セ
ンタ1と、このセンタ1と双方向通信をする130個の
支店21、22、・・・からなっている。センタ1は、
2台のホストコンピュータ11及び12と、これらのホ
ストコンピュータに対応する2台のホスト側ルータ13
及び14と、これらのホスト側ルータ15及び16に対
応する2つのLAN15及び16と、LAN15及び1
6に接続された6台のネットワーク側ルータ17−1、
17−2、…、17−6と、やはりLAN15及び16
に接続された2台のバックアップルータ18−1及び1
8−2を備えている。センタ1は130の支店(図にお
いては図示簡略化のために2つの支店21及び22のみ
を示している)に接続されており、センタ1と支店2
1、22、・・・とでスター型ネットワークを構成して
いる。
【0010】130の支店21、22、…の各々には、
2つの支店ルータ211及び212と、2つの支店サー
バ213及び214と、2つの支店LAN215及び1
26と、2つの入出金機(ATM)217及び218
と、情報系の処理装置219と業務系の処理装置220
とが含まれている。2台のホストコンピュータ11及び
12、2台のホスト側ルータ13及び14、2つのLA
N15及び16、各支店内の2台の支店ルータ211及
び212、2つの支店サーバ213及び214、2つの
支店LAN215及び126、及び2つの入出金機(A
TM)217及び218のように2台ずつ設けられてい
るのは、システムを二重化するためであって、それぞれ
は互いに同じ動作をしている。これにより、一方の系統
に障害が発生しても他方の系統で処理を続行することに
より、システム全体がダウンすることを防止している。
この二重化は従来からなされていることである。
【0011】このようにシステムが二重化されていて
も、一方のシステムに障害が発生して他方のシステムに
よる処理を利用する状態にあるときに、その他方のシス
テムの通信経路上で障害が発生すると、従来はシステム
全体のダウンとならざるを得なかった。具体的には、ホ
スト11−ホスト側ルータ13−LAN15、ネットワ
ーク側ルータ17−1〜17−6の一つ、WAN19、
支店21内の支店ルータ211の経路での通信に障害が
発生して、他方の経路での処理結果を利用している状態
で、その他方の経路、すなわち、ホスト12−ホスト側
ルータ14−LAN16、ネットワーク側ルータ17−
1〜17−6の一つ、WAN19、支店21内の支店ル
ータ212の経路での処理結果を採用するようになって
いる状態で、その他方の経路上で障害が発生すると、従
来は、システム全体がダウンせざるを得なかった。
【0012】そこで、本発明においては、ホストコンピ
ュータと支店との間の双方向通信中に、その通信経路上
で障害が発生した場合にその障害の発生場所を迂回して
通信を継続するようにした。以下に,図2から図8によ
り、請求項1から請求項7までに対応する実施の形態を
説明する。図2から図8の各図は図1に示したシステム
の一部を抽出して示したものである。
【0013】図2は本発明の請求項1に対応する実施の
形態を示すブロック図である。同図において、支店21
とWAN19(図1)を介して双方向通信をする2台の
ホストコンピュータ11及び12と、ホストコンピュー
タ11及び12とWAN19との間の通信を中継する2
台のホスト側ルータ13及び14とが示されている。ホ
ストコンピュータ11が、図示の点線の現用経路201
により、ホスト側ルータ13を経由して130個の支店
の一つ、たとえば支店21との通信中に、ホストコンピ
ュータ11に障害が発生した場合、他のホストコンピュ
ータ12が、ホスト側ルータ13を経由して支店21と
通信する迂回経路202を形成して動作をする。ホスト
コンピュータ11及び12においては、障害による迂回
切り替わり時にはオペレータによる切り替えのためのオ
ペレーションが必要である。
【0014】図3は本発明の請求項2に対応する実施の
形態を示すブロック図である。同図において、支店21
とWAN19(図1)を介して双方向通信をする2台ホ
ストコンピュータ11及び12と、ホストコンピュータ
11及び12とWAN19との間の通信を中継する2台
のホスト側ルータ13及び14と、ネットワーク側ルー
タ17−1とが示されている。
【0015】ホストコンピュータ11が、図示の点線の
現用経路301により、ホスト側ルータ13を経由して
130個の支店の一つ、たとえば支店21との通信中
に、ホスト側ルータ13に障害が発生した場合、ホスト
コンピュータ11が、他のホスト側ルータ14を経由し
て支店21と通信する迂回経路302を形成して動作を
する。この場合は障害による迂回切り替わり時にはオペ
レータによる切り替え動作のオペレーションは不要であ
って、自動的に切り替わる。この切り替え動作は、LA
N15とホスト側ルータ13との間のポーリング動作に
おいて一定時間内に応答がないと、LAN15は別の接
続先を捜し、ホスト側ルータ14との間のポーリング動
作で一定時間内に応答があると、ホスト側ルータ14を
経由するように通信経路を切り替えるようにして行われ
る。
【0016】図4は本発明の請求項3に対応する実施の
形態を示すブロック図である。同図において、ホストコ
ンピュータ11及び12とWAN19(図1)との間の
通信を中継する2台のホスト側ルータ13及び14と、
2つのLAN15及び16と、ネットワーク側ルータ1
7−1と、支店21とが示されている。ホストコンピュ
ータ11が、図示の点線の現用経路401により、ホス
ト側ルータ13とLAN15を経由して130個の支店
の一つ、たとえば支店21との通信中に、LAN15に
障害が発生した場合、ホストコンピュータ11は、他の
LAN16を経由して支店21と通信する迂回経路40
2を形成して動作をする。この場合も障害による迂回切
り替わり時にはオペレータによる切り替え動作のオペレ
ーションは不要であって、自動的に切り替わる。この切
り替え動作は、ネットワーク側ルータ17−1とLAN
15との間のポーリング動作において一定時間内に応答
がないと、ネットワーク側ルータ17−1は別の接続先
を捜し、LAN16との間のポーリング動作において一
定時間内に応答があると、LAN16を経由するように
通信経路を切り替えるようにして行われる。
【0017】図5は本発明の請求項4に対応する実施の
形態を示すブロック図である。同図において、ホストコ
ンピュータ11及び12とWAN19(図1)との間の
通信を中継する2台のホスト側ルータ13及び14と、
2つのLAN15及び16と、ネットワーク側ルータ1
7−1と、バックアップルータ18−1と、WAN19
と、バックアップネットワーク20としてのISDN
と、支店21とが示されている。ネットワーク側ルータ
17−1内には、LAN15との接続を仲介するインタ
ーフェース51及びLAN16との接続を仲介するイン
ターフェース52が設けられている。
【0018】ホストコンピュータ11が、図示の点線の
現用経路501により、ホスト側ルータ13とLAN1
5と、ネットワーク側ルータ17−1内のインターフェ
ース51を経由して130個の支店の一つ、たとえば支
店21との通信中に、インターフェース51に障害が発
生した場合、ホストコンピュータ11は、他のインター
フェース52及び他のLAN16を経由して支店21と
通信する迂回経路502を形成して動作をする。この場
合も障害による迂回切り替わり時にはオペレータによる
切り替え動作のオペレーションは不要であって、自動的
に切り替わる。この切り替え動作は、ネットワーク側ル
ータ17−1とインターフェース51との間のポーリン
グ動作において一定時間内に応答がないと、ネットワー
ク側ルータ17−1は別の接続先を捜し、インターフェ
ース52との間のポーリング動作において一定時間内に
応答があると、インターフェース52を経由するように
通信経路を切り替えるようにして行われる。
【0019】図6は本発明の請求項5に対応する実施の
形態を示すブロック図である。同図において、ホストコ
ンピュータ11とLAN15との間に接続されているホ
スト側ルータは図示を省略してある。LAN15には、
LAN61を介して並列接続されている2台のネットワ
ーク側ルータ17−1及び17−2とバックアップルー
タ18−1が接続されている。ネットワークルータ17
−1及び17−2の下位にはWAN19が接続されてお
り、WAN19の下位には支店21が接続されている。
バックアップルータ18−1と支店21の間にはバック
アップネットワーク20としてのISDNが接続されて
いる。支店21内には、LAN62を介して並列接続さ
れている2台の支店ルータ211と212及び支店ルー
タ211と212に接続された2台の支店端末213と
214が含まれている。
【0020】ホストコンピュータ11が、図示の点線の
現用経路601により、LAN15、ネットワーク側ル
ータ17−1、及びWAN19を経由して130個の支
店の一つ、たとえば支店21との通信中に、ネットワー
ク側ルータ17−1に障害が発生した場合、ホストコン
ピュータ11は、バックアップルータ18−1及び他の
ネットワーク側ルータ17−2を経由して支店21と通
信する迂回経路602を形成して動作をする。この場合
も障害による迂回切り替わり時にはオペレータによる切
り替え動作のオペレーションは不要であって、自動的に
切り替わる。この切り替え動作は、WAN19とネット
ワーク側ルータ17−1との間のポーリング動作におい
て一定時間内に応答がないと、WAN19は別の接続先
を捜し、ネットワーク側ルータ17−2との間のポーリ
ング動作において一定時間内に応答があると、ネットワ
ーク側ルータ17−2を経由するように通信経路を切り
替えるようにして行われる。
【0021】尚、図6の例ではネットワーク側ルータ1
7−2とバックアップルータ18−1の2つのルータを
経由してLAN15に接続されているが、負荷分散が妥
当であれば単一のネットワーク側ルータ17−2のみを
経由するようにしてもよい。図7は本発明の請求項6に
対応する実施の形態を示すブロック図である。同図にお
いて、図6との相違点はネットワーク側ルータ17−1
及び17−2と並列にバックアップルータ18−1が接
続されており、そのバックアップルータ18−1の下位
にはバックアップネットワークとしてのISDN20が
接続されていうことである。他の構成は図6と同じなの
でここでは説明を省略する。
【0022】ホストコンピュータ11が、図示の点線の
現用経路701により、LAN15、ネットワーク側ル
ータ17−1、及びWAN19を経由して130個の支
店の一つ、たとえば支店21内のメインルータである支
店ルータ211と通信中に、WAN19に障害が発生し
た場合、ホストコンピュータ11は、ネットワーク側ル
ータ17−1、バックアップルータ18−1、ISDN
20及び支店ルータ211を経由して支店21と通信す
る迂回経路702を形成して動作をする。この場合も障
害による迂回切り替わり時にはオペレータによる切り替
え動作のオペレーションは不要であって、自動的に切り
替わる。この切り替え動作は、支店ルータ211とWA
N19との間のポーリング動作において一定時間内に応
答がないと、支店ルータ211は別の接続先を捜し、バ
ックアップネットワーク20との間のポーリング動作に
おいて一定時間内に応答があると、バックアップネット
ワーク20を経由するように通信経路を切り替えるよう
にして行われる。
【0023】尚、図7の例でもネットワーク側ルータ1
7−1とバックアップルータ18−1の2つのルータを
経由してLAN15に接続されているが、負荷分散が妥
当であれば単一のバックアップルータ18−1のみを経
由するようにしてもよい。ただし、WAN19の障害発
生前は支店ルータ211とネットワーク側ルータ17−
1とが通信をしていたので、障害発生後でも、支店ルー
タ211とネットワーク側ルータ17−1とが通信をす
るように、迂回ルートはネットワーク側ルータ17−1
を経由するように設計することが好ましい。
【0024】図8は本発明の請求項7に対応する実施の
形態を示すブロック図である。同図において、すべての
構成要素は図6に示されたものと同じであるので、ここ
では説明を省略する。ホストコンピュータ11が、図示
の点線の現用経路801により、LAN15、ネットワ
ーク側ルータ17−1、及びWAN19を経由して13
0個の支店の一つ、たとえば支店21内のメインルータ
である支店ルータ211を経由して支店端末213と通
信中に、支店ルータ211に障害が発生した場合、ホス
トコンピュータ11は、ネットワーク側ルータ17−
1、他のネットワーク側ルータ18−2、WAN19、
及びバックアップルータである他の支店ルータ212を
経由して支店端末21と3通信する迂回経路802を形
成して動作をする。この場合も障害による迂回切り替わ
り時にはオペレータによる切り替え動作のオペレーショ
ンは不要であって、自動的に切り替わる。この切り替え
動作は、支店端末213と支店ルータ211との間のポ
ーリング動作において一定時間内に応答がないと、支店
端末213は別の接続先を捜し、バックアップルータ2
12との間のポーリング動作において一定時間内に応答
があると、バックアップルータ212を経由するように
通信経路を切り替えるようにして行われる。
【0025】尚、図8の例でもネットワーク側ルータ1
7−2と17−1の2つのルータを経由してLAN15
に接続されているが、負荷分散が妥当であれば単一のネ
ットワーク側ルータ17−1のみを経由するようにして
もよい。ただし、支店ルータ211の障害発生前は支店
端末213とネットワーク側ルータ17−1とが通信を
していたので、障害発生後でも支店端末213とネット
ワーク側ルータ17−1とが通信をするように、迂回ル
ートはネットワーク側ルータ17−1を経由するように
設計することが好ましい。以上、図1から図8によって
各実施の形態を説明したが、すべての実施の形態に共通
することは、各々が複数の支店ルータと支店端末とを備
える複数の支店と、支店とWANを介して双方向通信を
する複数のホストコンピュータを含むセンタとを備えた
システムにおいて、複数のホストコンピュータの一つ
が、複数の支店の一つの中の複数の支店ルータの一つと
通信中に通信経路上で障害が発生した場合に、障害発生
位置を迂回して通信を継続するようにしたことである。
【0026】上記の各実施の形態において、典型的に
は、WAN19はATM(非同期転送モード)であっ
て、ネットワークWAN19と支店21、22、・・・
の各々との間の通信速度は1.5Mビット/秒であり、
WAN19とセンタ1との間の通信速度は28Mビット
/秒である。また、典型的には、ネットワーク側ルータ
の数は6であり、支店の数は130である。
【0027】以上説明した実施の形態は例示にすぎず、
本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではな
い。例えば、センタと支店の間の機器やネットワークの
数は、実施の形態に示したものより多くても少なくて
も、本発明の適用が可能である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、本店と支店とを結ぶスター型ネットワークの
通信経路上で障害が発生してもシステムダウンしないよ
うに迂回経路を選択するようにしたので、最小の機器構
成でシステムダウンを避けることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による迂回バックアップシ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の請求項1に対応する実施の形態を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の請求項2に対応する実施の形態を示す
ブロック図である。
【図4】本発明の請求項3に対応する実施の形態を示す
ブロック図である。
【図5】本発明の請求項4に対応する実施の形態を示す
ブロック図である。
【図6】本発明の請求項5に対応する実施の形態を示す
ブロック図である。
【図7】本発明の請求項6に対応する実施の形態を示す
ブロック図である。
【図8】本発明の請求項7に対応する実施の形態を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1…センタ 11、12…ホストコンピュータ 13、14…ホスト側ルータ 15、16…LAN 17−1から17−6…ネットワーク側ルータ 18−1、18−2…バックアップルータ 19…WAN 20…ISDN 21、22…支店 211、212…支店ルータ 213、214…支店端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 伸治 東京都江東区冬木15番6号 株式会社大和 総研内 Fターム(参考) 5K035 AA03 BB04 CC05 DD01 EE01 JJ01 LL14 LL18

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の支店と、前記支店とWANを介し
    て双方向通信をするセンタとを備え、前記センタは、複
    数のホストコンピュータと、前記ホストコンピュータと
    前記WANとの間の通信を中継する複数のホスト側ルー
    タとを備え、前記複数のホストコンピュータの一つが、
    前記複数のホスト側ルータの一つを経由して前記複数の
    支店の一つとの通信中に前記一つのホストコンピュータ
    に障害が発生した場合、前記複数のホストコンピュータ
    の他の一つが、前記複数のホスト側ルータの一つを経由
    して前記複数の支店の一つと通信する迂回動作をするよ
    うにしたことを特徴とする迂回バックアップシステム。
  2. 【請求項2】 複数の支店と、前記支店とWANを介し
    て双方向通信をするセンタとを備え、前記センタは、複
    数のホストコンピュータと、前記ホストコンピュータと
    前記WANとの間の通信を中継する複数のホスト側ルー
    タとを備え、前記複数のホストコンピュータの一つが、
    前記複数のホスト側ルータの一つを経由して前記複数の
    支店の一つとの通信中に前記一つのホスト側ルータに障
    害が発生した場合、前記複数のホストコンピュータの一
    つが、前記複数のホスト側ルータの他の一つを経由して
    前記複数の支店の一つと通信する迂回動作をするように
    したことを特徴とする迂回バックアップシステム。
  3. 【請求項3】 複数の支店と、前記支店とWANを介し
    て双方向通信をするセンタとを備え、前記センタは、複
    数のホストコンピュータと、前記ホストコンピュータに
    接続された複数のホスト側ルータと、前記複数のホスト
    側ルータと前記WANとの間に接続された複数のLAN
    とを備え、前記複数のホストコンピュータの一つが、前
    記複数のホスト側ルータの一つ及び前記複数のLANの
    一つを経由して前記複数の支店の一つとの通信中に前記
    一つのLANに障害が発生した場合、前記複数のホスト
    コンピュータの一つが、前記複数のホスト側ルータの一
    つ及び前記複数のLANの他の一つを経由して前記複数
    の支店端末の一つと通信する迂回動作をするようにした
    ことを特徴とする迂回バックアップシステム。
  4. 【請求項4】 複数の支店と、前記支店とWANを介し
    て双方向通信をするセンタとを備え、前記センタは、複
    数のホストコンピュータと、前記ホストコンピュータに
    接続された複数のホスト側ルータと、複数のネットワー
    ク側ルータと、前記複数のホスト側ルータと前記複数の
    ネットワーク側ルータとの間に接続された複数のLAN
    とを備え、前記複数のネットワーク側ルータの各々は前
    記複数のLANとの接続をそれぞれ仲介する複数のイン
    ターフェースを備え、前記複数のホストコンピュータの
    一つが、前記複数のホスト側ルータの一つ、前記複数の
    LANの一つ、及び前記複数のネットワーク側ルータの
    一つに含まれる前記複数のインターフェースの一つを経
    由して前記複数の支店の一つと通信中に前記一つのイン
    ターフェースに障害が発生した場合、前記複数のホスト
    コンピュータの一つが、前記複数のホスト側ルータの一
    つ、前記複数のLANの他の一つ、該他の一つのLAN
    との接続を仲介する前記複数のインターフェースの他の
    一つ、及び前記複数のネットワーク側ルータの一つを経
    由して前記支店端末と通信する迂回動作をするようにし
    たことを特徴とする迂回バックアップシステム。
  5. 【請求項5】 複数の支店と、前記支店とWANを介し
    て双方向通信をするセンタとを備え、前記センタは、複
    数のホストコンピュータと、前記ホストコンピュータに
    接続されたLANと、前記LANに接続された複数のネ
    ットワーク側ルータとを備え、前記複数のホストコンピ
    ュータの一つが、前記LAN、前記複数のネットワーク
    側ルータの一つ及び前記WANを経由して前記複数の支
    店の一つと通信中に前記一つのネットワーク側ルータに
    障害が発生した場合、前記複数のホストコンピュータの
    一つが、前記LAN、前記複数のネットワーク側ルータ
    の他の一つ、及び前記WANを経由して前記支店端末と
    通信する迂回動作をするようにしたことを特徴とする迂
    回バックアップシステム。
  6. 【請求項6】 支店と、前記支店とWAN又はバックア
    ップネットワークを介して双方向通信をするセンタとを
    備え、前記センタはホストコンピュータと、LANと、
    複数のネットワーク側ルータ及びバックアップルータを
    備え、前記支店は支店端末を備え、前記ホストコンピュ
    ータが前記LAN、前記複数のネットワーク側ルータの
    一つ、前記WAN、及び前記支店ルータの一つを経由し
    て前記支店端末と通信中に、前記WANに障害が発生し
    た場合、前記ホストコンピュータが、前記LAN、前記
    ネットワーク側ルータ、前記バックアップルータ、前記
    バックアップネットワーク、及び前記支店ルータを経由
    して通信する迂回動作をするようにしたことを特徴とす
    る迂回バックアップシステム。
  7. 【請求項7】 複数の支店ルータと支店端末とを備える
    支店と、前記支店と双方向通信をするホストコンピュー
    タを含むセンタとを備え、前記ホストコンピュータが、
    前記支店の中の前記複数の支店ルータの一つと通信中に
    前記複数の支店ルータの一つに障害が発生した場合、前
    記ホストコンピュータが、前記複数の支店ルータの他の
    一つを経由して前記支店ルータと通信する迂回動作をす
    るようにしたことを特徴とする迂回バックアップシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 各々が複数の支店ルータと支店端末とを
    備える複数の支店と、前記支店とWANを介して双方向
    通信をするホストコンピュータを含むセンタとを備え、
    前記ホストコンピュータが、前記複数の支店の一つの中
    の前記複数の支店ルータの一つと通信中に通信経路上で
    障害が発生した場合に、障害発生位置を迂回して通信を
    継続するようにしたことを特徴とする迂回バックアップ
    システム。
  9. 【請求項9】 複数のホストコンピュータと、前記ホス
    トコンピュータと同数のホスト側ルータと、前記ホスト
    側ルータと同数のLANと、前記LANの数より多い数
    のネットワーク側ルータ及びバックアップルータと、前
    記ネットワーク側ルータに接続されているWAN及び前
    記バックアップルータに接続されているバックアップネ
    ットワークと、前記ネットワーク側ルータの数より多い
    数の支店とを備えたスター型ネットワークからなり、前
    記支店の各々は複数の支店ルータと複数の支店端末とを
    備えているシステムにおいて、前記ホストコンピュータ
    と前記支店との間の双方向通信中に、その通信経路上で
    障害が発生した場合に該障害の発生場所を迂回して通信
    を継続するようにしたことを特徴とする迂回バックアッ
    プシステム。
  10. 【請求項10】 前記WANはATMネットワークであ
    って、前記WANと前記支店の各々との間の通信速度は
    1.5Mビット/秒であり、前記WANと前記センタと
    の間の通信速度は28Mビット/秒であることを特徴と
    する請求項10記載の迂回バックアップシステム。
  11. 【請求項11】 前記ネットワーク側ルータの数は6で
    あり、前記支店の数は130であることを特徴とする請
    求項11記載の迂回バックアップシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012104967A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Hitachi Ltd 2重化コンピュータネットワークシステム、ネットワーク接続装置および障害検知・対処方法

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