JP2002141803A - D/a変換装置 - Google Patents

D/a変換装置

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JP2002141803A
JP2002141803A JP2000333142A JP2000333142A JP2002141803A JP 2002141803 A JP2002141803 A JP 2002141803A JP 2000333142 A JP2000333142 A JP 2000333142A JP 2000333142 A JP2000333142 A JP 2000333142A JP 2002141803 A JP2002141803 A JP 2002141803A
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Sanroku Tsukamoto
三六 塚本
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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    • H03M1/806Simultaneous conversion using weighted impedances using capacitors, e.g. neuron-mos transistors, charge coupled devices with charge redistribution with equally weighted capacitors which are switched by unary decoded digital signals

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ信号の出力電圧の高精度化を図るこ
とができるD/A変換装置を提供する。 【解決手段】 8ビットのデータD7〜D0がデコーダ
4に入力された場合には、デコーダ4からの制御信号に
よって、電圧選択回路3の各スイッチ群3A、3Bの各
スイッチS0A〜S255A、S0B〜S255Bから
所定の抵抗R0の両端に接続される一対のスイッチが選
択されて同時にON動作すると共に、他の各スイッチは
OFF動作する。そして、ON動作した一対のスイッチ
が接続される電圧生成回路2の抵抗R0の両端の電圧が
差動アンプ5に入力され、出力端子6からこのON動作
したスイッチが接続される抵抗R0の両端の電圧の平均
電圧がアナログ信号として出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル信号をア
ナログ信号に変換するD/A(デジタル/アナログ)変
換装置に関し、特に、D/A変換装置のデジタル信号に
対応して選択される複数の分圧電圧を平均化してアナロ
グ信号の出力電圧を発生させることにより、半導体チッ
プ上に形成される各素子のバラツキによって発生する各
分圧電圧の誤差を平均化させることができて、アナログ
信号の出力電圧の高精度化を図ることができるD/A変
換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のD/A変換装置の一例を図1に基
づいて説明する。図1は従来のD/A変換装置の一例を
示す図である。図1に示すように、D/A変換装置10
0は、電圧生成回路101、電圧選択回路102、デコ
ーダ103、及びアンプ104を備えている。この各回
路101〜104は、1つの半導体チップ上に形成され
ている。
【0003】また、電圧生成回路101は、直列に接続
される255個の抵抗R0とその両端部に直列に接続さ
れる抵抗R0の2分の1の抵抗値の抵抗1/2*R0と
によるラダー抵抗で構成され、その一端に基準電源電圧
VRが供給されると共に、他端が回路のグランドGND
に接続されている。また、各抵抗R0〜1/2*R0間
の接続点、即ちノードN0A〜N255Aからは、それ
ぞれ所定の分圧電圧V0〜V255が出力される。例え
ば、ノードN0Aからn番目のノードNnAから出力さ
れる分圧電圧Vnは、Vn=VR×(n+0.5)÷2
56で表される(但し、n=0〜255)。
【0004】また、電圧選択回路102は、256個の
各スイッチS0〜S255を備え、各スイッチS0〜S
255はMOSトランジスタで構成されている。この各
スイッチS0〜S255は、それぞれノードN0A〜N
255Aに接続される。そして、各スイッチS0〜S2
55の出力端子は、ノードN256Aにて接続されてい
る。また、このノードN256Aは、アンプ104の入
力端子に接続されている。そして、このアンプ104の
出力は、出力端子105に接続されている。
【0005】また、デコーダ103には、外部から8ビ
ットのデジタル信号D7〜D0が入力される。そして、
デコーダ103は、8ビットのデジタル信号D7〜D0
に基づく制御信号を出力し、電圧選択回路102の各ス
イッチS0〜S255のうちいずれか1つのスイッチが
この制御信号に応答してONする。
【0006】このようにして、ノードN256Aには、
ONしたいずれかのスイッチを介して電圧生成回路10
1の各ノードN0A〜N255Aのうちいずれか1つが
接続される。そして、ノードN256Aの電圧は、アン
プ104を介して出力端子105に出力される。即ち、
ノードN256Aに接続される各ノードN0A〜N25
5Aの各分圧電圧V0〜V255がアンプ104を介し
て出力端子105に出力される。これにより、デジタル
信号D7〜D0に対応するアナログ信号の出力電圧が、
D/A変換装置100の出力端子105から出力され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のD/A変換装置100においては、基準電源電圧V
Rを各抵抗R0〜1/2*R0によって抵抗分圧し、所
要の分圧電圧を選択できるようにしているが、各抵抗R
0〜1/2*R0には比精度のバラツキ(半導体製造プ
ロセス上の形状寸法誤差等)がある。そして、抵抗によ
って分圧された電位がそのままアナログ出力として出力
されるため、抵抗のバラツキによって誤差が発生しても
それがそのまま出力される。従って、抵抗の相対精度が
十分に確保されない限り、D/A変換装置としての精度
は得られない。また、半導体装置上では抵抗素子のサイ
ズと相対精度の間には相関があり、抵抗素子が微細化さ
れるほど相対精度を得ることが難しくなる。言い換える
ならば、ある一定の精度を得るためには一定以上の抵抗
素子サイズが必要とされる。D/A変換装置の小サイズ
化、高精度化に際してこの抵抗素子の精度が問題となっ
ている。
【0008】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、D/A変換装置のデジ
タル信号に対応して選択される複数の分圧電圧を平均化
してアナログ信号の出力電圧を発生させることにより、
半導体チップ上に形成される各素子のバラツキによって
発生する各分圧電圧の誤差を平均化させることができ
て、アナログ信号の出力電圧の高精度化を図ることがで
きるD/A変換装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係るD/A変換装置は、基準電源の電圧を分
圧した分圧電圧を発生させる分圧電圧発生手段と、入力
されるデジタル信号をデコードした選択信号を出力する
選択信号出力手段と、前記選択信号に基づいて前記分圧
電圧のうち複数の分圧電圧を選択して出力する分圧電圧
選択手段と、前記分圧電圧選択手段から出力される複数
の分圧電圧に基づいて所定電圧を出力する電圧出力手段
とを備えたことを特徴とする。
【0010】このような特徴を有する請求項1に係るD
/A変換装置によれば、分圧電圧発生手段を介して基準
電源から分圧電圧が発生する。また、入力されるデジタ
ル信号がデコードされた選択信号が選択信号出力手段を
介して分圧電圧選択手段に入力される。そして、この分
圧電圧選択手段は、該選択信号に基づいて前記分圧電圧
のうち複数の分圧電圧を選択して電圧出力手段に出力
し、該電圧出力手段は入力された複数の分圧電圧に基づ
いて所定電圧を出力する。これにより、複数の分圧電圧
からアナログ信号の出力電圧が生成されるため、半導体
チップ上に形成される各素子のバラツキによって発生す
る個々の分圧電圧の誤差を平均化することができ、アナ
ログ信号の出力電圧の高精度化を図ることができる。
【0011】また、請求項2に係るD/A変換装置は、
請求項1に記載のD/A変換装置において、前記分圧電
圧発生手段は、抵抗素子によって分圧電圧を発生させる
ことを特徴とする。
【0012】このような特徴を有する請求項2に係るD
/A変換装置によれば、請求項1に記載のD/A変換装
置において、前記分圧電圧発生手段は、抵抗素子によっ
て分圧電圧を発生させるため、半導体チップ上に形成さ
れる抵抗のバラツキによって分圧電圧の誤差が発生して
も、個々の分圧電圧の誤差を平均化することができ、ア
ナログ信号の出力電圧の高精度化を図ることができる。
【0013】また、請求項3に係るD/A変換装置は、
請求項2に記載のD/A変換装置において、前記抵抗素
子は、複数の抵抗から構成されるラダー抵抗を含むこと
を特徴とする。
【0014】このような特徴を有する請求項3に係るD
/A変換装置によれば、請求項2に記載のD/A変換装
置において、前記抵抗素子は、複数の抵抗から構成され
るラダー抵抗によって構成されるため、分圧電圧を発生
させる個々の単体の抵抗のバラツキによって該分圧電圧
に誤差が発生しても、個々の分圧電圧の誤差を平均化す
ることができ、アナログ信号の出力電圧の高精度化を図
ることができる。
【0015】また、請求項4に係るD/A変換装置は、
請求項1に記載のD/A変換装置において、前記分圧電
圧発生手段は、容量素子によって分圧電圧を発生させる
ことを特徴とする。
【0016】このような特徴を有する請求項4に係るD
/A変換装置によれば、請求項1に記載のD/A変換装
置において、前記分圧電圧発生手段は、容量素子によっ
て分圧電圧を発生させるため、半導体チップ上に形成さ
れる容量素子のバラツキによって分圧電圧の誤差が発生
しても、個々の分圧電圧の誤差を平均化することがで
き、アナログ信号の出力電圧の高精度化を図ることがで
きる。
【0017】また、請求項5に係るD/A変換装置は、
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のD/A変換装
置において、前記電圧出力手段は、前記複数の分圧電圧
を按分して前記所定電圧を発生させる按分手段を有する
ことを特徴とする。
【0018】このような特徴を有する請求項5に係るD
/A変換装置によれば、請求項1乃至請求項4のいずれ
かに記載のD/A変換装置において、前記電圧出力手段
は、前記複数の分圧電圧を按分して前記所定電圧を発生
させる按分手段によって、所望する所定電圧を出力する
ことができる。
【0019】また、請求項6に係るD/A変換装置は、
請求項5に記載のD/A変換装置において、前記按分手
段は、前記複数の分圧電圧が入力される差動増幅回路を
有し、前記差動増幅回路は、前記所定電圧が帰還される
ことを特徴とする。
【0020】このような特徴を有する請求項6に係るD
/A変換装置によれば、請求項5に記載のD/A変換装
置において、前記按分手段は、前記複数の分圧電圧が入
力される差動増幅回路を有し、前記差動増幅回路は、前
記所定電圧が帰還される。これにより、複数の分圧電圧
が所定の割合で按分されてアナログ信号の出力電圧が発
生されるため、半導体チップ上に形成される各素子のバ
ラツキによって発生する各分圧電圧の誤差を所定の割合
で按分させることができて、アナログ信号の出力電圧の
高精度化を図ることができる。
【0021】また、請求項7に係るD/A変換装置は、
請求項6に記載のD/A変換装置において、前記差動増
幅回路は、複数の差動増幅対を有し、前記差動増幅対
は、所定の重みづけが付与されて前記複数の分圧電圧を
按分することを特徴とする。
【0022】このような特徴を有する請求項7に係るD
/A変換装置によれば、請求項6に記載のD/A変換装
置において、前記差動増幅回路は、複数の差動増幅対か
ら構成され、この差動増幅対には所定の重みづけが付与
されて前記複数の分圧電圧が按分される。これにより、
差動増幅対には所定の重みづけが付与されているため、
差動増幅回路に入力される複数の分圧電圧に所定の重み
づけを付与して按分することができる。即ち、各分圧電
圧の誤差に所定の重みづけを付与して按分させることが
できて、アナログ信号の出力電圧の高精度化を図ると共
に、所望の出力電圧を得ることができる。
【0023】また、請求項8に係るD/A変換装置は、
請求項7に記載のD/A変換装置において、前記所定の
重みづけは、略同一割合として、前記複数の分圧電圧を
平均することを特徴とする。
【0024】このような特徴を有する請求項8に係るD
/A変換装置によれば、請求項7に記載のD/A変換装
置において、前記所定の重みづけは、略同一割合とさ
れ、複数の分圧電圧の平均値がアナログ信号の出力電圧
となるため、各分圧電圧の誤差を平均化させることがで
きて、アナログ信号の出力電圧の高精度化を図ることが
できる。
【0025】また、請求項9に係るD/A変換装置は、
入力されるデジタル信号に基づいて複数の分圧電圧を発
生させる分圧電圧発生手段と、前記複数の分圧電圧が入
力され、該複数の分圧電圧の平均値を出力する電圧出力
手段とを備えることを特徴とする。
【0026】このような特徴を有する請求項9に係るD
/A変換装置によれば、分圧電圧発生手段を介して入力
されるデジタル信号に基づいて複数の分圧電圧が発生す
る。そして、この複数の分圧電圧の平均値の電圧が電圧
出力手段を介して出力される。これにより、複数の分圧
電圧の平均値の電圧が、入力されるデジタル信号に対応
するアナログ信号の出力電圧として生成されるため、半
導体チップ上に形成される各素子のバラツキによって発
生する個々の分圧電圧の誤差を平均化することができ、
アナログ信号の出力電圧の高精度化を図ることができ
る。
【0027】更に、請求項10に係るD/A変換装置
は、請求項9に記載のD/A変換装置において、前記電
圧出力手段は、前記複数の分圧電圧と所定電圧とが供給
される複数の差動対を備えることを特徴とする。
【0028】このような特徴を有する請求項10に係る
D/A変換装置によれば、請求項9に記載のD/A変換
装置において、前記電圧出力手段は、前記複数の分圧電
圧と所定電圧とが供給される複数の差動対によって構成
されるため、該複数の分圧電圧を平均化して出力する出
力回路を容易に構成することができる。
【0029】また、請求項7、請求項8又は請求項11
のいずれかに記載のD/A変換装置において、前記差動
増幅対又は差動対をMOSトランジスタによって構成す
ることによって、製造バラツキ等の影響を受けることな
く精度の高い差動増幅対又は差動対を実現することがで
きる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るD/A変換装
置を具体化した第1及び第2実施の形態について図面を
参照しつつ詳細に説明する。先ず、第1実施形態に係る
D/A変換装置の概略構成について図2及び図3に基づ
き説明する。図2は第1実施形態に係るD/A変換装置
の概略構成を示す図である。図3は第1実施形態に係る
D/A変換装置の差動アンプの回路構成を示す図であ
る。図2に示すように、D/A変換装置1は、電圧生成
回路2、電圧選択回路3、デコーダ4、及び差動アンプ
5を備えている。この各回路2〜5は、1つの半導体チ
ップ上に形成されている。
【0031】また、電圧生成回路2は、256個の抵抗
R0によるラダー抵抗で構成され、その一端に基準電源
電圧VRが供給されると共に、他端が回路のグランドG
NDに接続されている。また、このラダー抵抗の両端の
接続点及び各抵抗R0の接続点、即ち各ノードN0〜N
256からは、基準電源電圧VRを257分割した分圧
電圧V0〜V256がそれぞれ出力される。
【0032】また、電圧選択回路3は、256個の各ス
イッチS0A〜S255Aから構成される第1スイッチ
群3Aと、256個の各スイッチS0B〜S255Bか
ら構成される第2スイッチ群3Bとから構成されてい
る。これら各スイッチS0A〜S255A、S0B〜S
255BはMOSトランジスタで構成され選択スイッチ
として作用する。また、各スイッチS0A〜S255A
は、各ノードN1〜N256に接続され、各スイッチS
0B〜S255Bは、各ノードN0〜N255に接続さ
れている。そして、各スイッチS0A〜S255Aの出
力端子は、ノードN256Aにて接続されている。ま
た、各スイッチS0B〜S255Bの出力端子は、ノー
ドN256Bにて接続されている。
【0033】また、デコーダ4には、外部から8ビット
のデジタル信号D7〜D0が入力される。そして、デコ
ーダ4は、8ビットのデジタル信号D7〜D0に基づく
制御信号を出力し、後述のように電圧選択回路3の各ス
イッチ群3A、3Bを構成する各スイッチS0A〜S2
55A、S0B〜S255Bの各々において、いずれか
1つのスイッチがこの制御信号に応答してONする(図
4参照)。
【0034】このようにして、ノードN256Aには、
第1スイッチ群3Aの各スイッチS0A〜S255Aの
うちONしたいずれかのスイッチを介して電圧生成回路
2の各ノードN1〜N256のうちいずれか1つが接続
される。また、ノードN256Bには、第2スイッチ群
3Bの各スイッチS0B〜S255BのうちONしたい
ずれかのスイッチを介して電圧生成回路2の各ノードN
0〜N255のうちいずれか1つが接続される。そし
て、この各ノードN256A、N256Bは、差動アン
プ5の各非反転入力端子(+)5A、5Bに接続されて
いる。また、差動アンプ5の出力端子N257は、この
差動アンプ5の反転入力端子(−)5Cに帰還されてい
る。また、差動アンプ5の出力端子N257は、出力端
子6に接続される。これにより、デジタル信号D7〜D
0に対応するアナログ信号の出力電圧が、D/A変換装
置1の出力端子6から出力される。
【0035】次に、差動アンプ5の回路構成について図
3に基づいて説明する。図3に示すように、差動アンプ
5は、PチャンネルMOSトランジスタTR1、TR
2、NチャンネルMOSトランジスタTR3〜TR7、
容量素子CA、及び電流源10A〜10Cから構成され
ている。各PチャンネルMOSトランジスタTR1、T
R2は同一特性を持つように形成されている。また、各
NチャンネルMOSトランジスタTR3〜TR7は同一
特性を持つように形成されている。
【0036】この各PチャンネルMOSトランジスタT
R1、TR2のソースは、電源電圧VCCに接続され、
両PチャンネルMOSトランジスタTR1、TR2のゲ
ートは、ノードN261に接続されている。また、Pチ
ャンネルMOSトランジスタTR1のドレインと、Nチ
ャンネルMOSトランジスタTR3のドレインとは、ノ
ードN261に接続されている。また、NチャンネルM
OSトランジスタTR3のゲートには、非反転入力端子
5Aを介してノードN256A(図2参照)が接続さ
れ、該トランジスタTR3のソースは、定電流源10A
を介してグランドGNDに接続されている。
【0037】また、PチャンネルMOSトランジスタT
R2のドレインと、NチャンネルMOSトランジスタT
R4のドレインとは、ノードN262に接続されてい
る。また、NチャンネルMOSトランジスタTR4のゲ
ートはノードN266に接続されている。また、差動ア
ンプ5の出力端子N257(図2参照)は、反転入力端
子5Cを介してノードN266に接続され、該トランジ
スタTR4のソースは、定電流源10Bを介してグラン
ドGNDに接続されている。
【0038】また、NチャンネルMOSトランジスタT
R5のドレインは、ノードN262に接続され、該トラ
ンジスタTR5のゲートはノードN266に接続されて
いる。更に、該トランジスタTR5のソースは、定電流
源10Aを介してグランドGNDに接続されている。
【0039】また、NチャンネルMOSトランジスタT
R6のドレインは、ノードN261に接続され、該トラ
ンジスタTR6のゲートは、非反転入力端子5Bを介し
てノードN256B(図2参照)に接続されている。更
に、該トランジスタTR6のソースは、定電流源10B
を介してグランドGNDに接続されている。
【0040】一方、NチャンネルMOSトランジスタT
R7のドレインに電源電圧VCCが供給され、該トラン
ジスタTR7のゲートは、ノードN262に接続されて
いる。また、該トランジスタTR7のソースは、ノード
N257に接続されている。また、このノードN257
には、容量素子CAを介してノードN262が接続され
ている。更に、このノードN257は定電流源10Cを
介してグランドGNDに接続されている。そして、この
ノードN257は出力端子6(図2参照)に接続されて
いる。これにより、各差動増幅対(トランジスタTR3
とTR5、トランジスタTR6とTR4)の非反転入力
端子5A、5Bには、それぞれノードN256A、N2
56Bの電圧が入力され、一方、反転入力端子5Cには
差動アンプ5のノードN257の電圧が帰還されている
ので、ノードN257の電圧は、ノードN256Aの電
圧とノードN256Bの電圧との中間の電圧、即ち平均
化された電圧となる。
【0041】ここで、電圧生成回路2は、分圧電圧発生
手段として機能する。また、デコーダ4は、選択信号出
力手段として機能する。また、電圧選択回路3は、分圧
電圧選択手段として機能する。また、差動アンプ5は、
電圧出力手段及び差動増幅回路として機能する。また、
各NチャンネルMOSトランジスタTR3、TR5と、
各NチャンネルMOSトランジスタTR4、TR6は、
それぞれ差動増幅対を構成する。また、各Nチャンネル
MOSトランジスタTR3、TR5と、各Nチャンネル
MOSトランジスタTR4、TR6は、それぞれ差動対
を構成する。
【0042】次に、電圧選択回路3の各スイッチS0A
〜S255A、S0B〜S255Bのデコーダ4からの
制御信号による動作について図4に基づいて説明する。
図4は第1実施形態に係るD/A変換装置1の電圧選択
回路3の各スイッチS0A〜S255A、S0B〜S2
55Bのデコーダ4からの制御信号による動作の一例を
示すスイッチ動作表である。図4に示すように、スイッ
チ動作表11は、D7〜D0の8ビットのデータに対応
してデコーダ4から出力される制御信号、即ち0〜25
5の値を示す「信号」と、この「信号」に対応してON
される第1スイッチ群3Aのスイッチと第2スイッチ群
3Bのスイッチを示す「スイッチ」とから構成されてい
る。また、このスイッチ動作表11の各値「1」は、ス
イッチがONされることを表し、各値「0」は、スイッ
チがOFFされることを表している。また、スイッチ動
作表11の「信号」には、8ビットのデータD7〜D0
に対応する「0」、「1」、「2」、「3」、・・・、
「n」、「n+1」、・・・、「254」、「255」
の256個の数値が表示されている。
【0043】そして、各「信号」の数値に対応する「ス
イッチ」には、同時にON・OFF動作する第1スイッ
チ群3Aのスイッチと第2スイッチ群3Bのスイッチと
の各一対のスイッチが示されている。即ち、第1スイッ
チ群3Aのスイッチ「S0A」と第2スイッチ群3Bの
スイッチ「S0B」とが同時にON・OFF動作する。
また、第1スイッチ群3Aのスイッチ「S1A」と第2
スイッチ群3Bのスイッチ「S1B」とが同時にON・
OFF動作する。また、第1スイッチ群3Aのスイッチ
「S2A」と第2スイッチ群3Bのスイッチ「S2B」
とが同時にON・OFF動作する。また、第1スイッチ
群3Aのスイッチ「S3A」と第2スイッチ群3Bのス
イッチ「S3B」とが同時にON・OFF動作する。ま
た、第1スイッチ群3Aのスイッチ「SnA」と第2ス
イッチ群3Bのスイッチ「SnB」とが同時にON・O
FF動作する。また、第1スイッチ群3Aのスイッチ
「Sn+1A」と第2スイッチ群3Bのスイッチ「Sn
+1B」とが同時にON・OFF動作する。また、第1
スイッチ群3Aのスイッチ「S254A」と第2スイッ
チ群3Bのスイッチ「S254B」とが同時にON・O
FF動作する。更に、第1スイッチ群3Aのスイッチ
「S255A」と第2スイッチ群3Bのスイッチ「S2
55B」とが同時にON・OFF動作する。
【0044】よって、スイッチ動作表11に示されるよ
うに、デコーダ4から電圧選択回路3へ、「信号」とし
て「0」が出力された場合には、各スイッチS0A、S
0BがON動作し、他の各スイッチS1A〜S255
A、S1B〜S255BはOFF動作する。また、デコ
ーダ4から電圧選択回路3へ、「信号」として「1」が
出力された場合には、各スイッチS1A、S1BがON
動作し、他の各スイッチS0A、S2A〜S255A、
S0B、S2B〜S255BはOFF動作する。また、
デコーダ4から電圧選択回路3へ、「信号」として
「2」が出力された場合には、各スイッチS2A、S2
BがON動作し、他の各スイッチS0A〜S1A、S3
A〜S255A、S0B〜S1B、S3B〜S255B
はOFF動作する。また、デコーダ4から電圧選択回路
3へ、「信号」として「2」が出力された場合には、各
スイッチS2A、S2BがON動作し、他の各スイッチ
S0A〜S1A、S3A〜S255A、S0B〜S1
B、S3B〜S255BはOFF動作する。また、デコ
ーダ4から電圧選択回路3へ、「信号」として「3」が
出力された場合には、各スイッチS3A、S3BがON
動作し、他の各スイッチS0A〜S2A、S4A〜S2
55A、S0B〜S2B、S4B〜S255BはOFF
動作する。また、デコーダ4から電圧選択回路3へ、
「信号」として「n」が出力された場合には、各スイッ
チSnA、SnBがON動作し、他の各スイッチS0A
〜Sn−1A、Sn+1A〜S255A、S0B〜Sn
−1B、Sn+1B〜S255BはOFF動作する。ま
た、デコーダ4から電圧選択回路3へ、「信号」として
「n+1」が出力された場合には、各スイッチSn+1
A、Sn+1BがON動作し、他の各スイッチS0A〜
SnA、Sn+2A〜S255A、S0B〜SnB、S
n+2B〜S255BはOFF動作する。また、デコー
ダ4から電圧選択回路3へ、「信号」として「254」
が出力された場合には、各スイッチS254A、S25
4BがON動作し、他の各スイッチS0A〜S253
A、S255A、S0B〜S253B、S255BはO
FF動作する。更に、デコーダ4から電圧選択回路3
へ、「信号」として「255」が出力された場合には、
各スイッチS255A、S255BがON動作し、他の
各スイッチS0A〜S254A、S0B〜S254Bは
OFF動作する。
【0045】従って、デコーダ4からの8ビットのデー
タD7〜D0に対応する「信号」によって、電圧選択回
路3の各スイッチ群3A、3Bの該「信号」に対応する
一対のスイッチが選択されて同時にON動作すると共
に、他の各スイッチは、OFF動作する。
【0046】以上詳細に説明した通り第1実施形態に係
るD/A変換装置1では、8ビットのデータD7〜D0
がデコーダ4に入力された場合には、デコーダ4からの
制御信号によって、電圧選択回路3の各スイッチ群3
A、3Bの各スイッチS0A〜S255A、S0B〜S
255Bから所定の抵抗R0の両端に接続される一対の
スイッチが選択されて同時にON動作すると共に、他の
各スイッチはOFF動作する。そして、ON動作した一
対のスイッチが接続される電圧生成回路2の抵抗R0の
両端の電圧が差動アンプ5に入力され、出力端子6から
このON動作したスイッチが接続される抵抗R0の両端
の電圧の平均電圧がアナログ信号として出力される。
【0047】従って、電圧選択回路3によって256個
の抵抗R0から所定の抵抗R0が選択され、この選択さ
れた抵抗R0の両端の電圧が差動アンプ5に出力される
ため、半導体チップ上に形成される各抵抗R0のバラツ
キによって分圧電圧の誤差が発生しても、個々の分圧電
圧の誤差を平均化することができ、アナログ信号の出力
電圧の高精度化を図ることができる。また、差動アンプ
5を構成する各トランジスタTR1〜TR6は、同一の
特性を持つように形成されるため、該差動アンプ5に入
力される2個の分圧電圧の平均値がアナログ信号の出力
電圧となり、各分圧電圧の誤差を平均化させることがで
きて、アナログ信号の出力電圧の高精度化を図ることが
できる。更に、差動アンプ5を構成する各トランジスタ
TR1〜TR7は、MOSトランジスタによって構成さ
れるため、製造バラツキ等の影響を受けることなく精度
の高い差動増幅回路を実現することができる。
【0048】次に、第2実施形態に係るD/A変換装置
について図5に基づいて説明する。図5は第2実施形態
に係るD/A変換装置の概略構成を示す図である。図5
に示すように、第2実施形態に係るD/A変換装置15
は、第1実施形態に係るD/A変換装置1と同様に、差
動アンプ5の各非反転入力端子(+)5A、5Bに第1
電圧シフト回路16と第2電圧シフト回路17とから出
力される各分圧電圧が入力され、該差動アンプ5からこ
の入力される分圧電圧の平均電圧がアナログ信号として
出力される。但し、外部から4ビットのデジタル信号D
3〜D0が入力される。また、後述のように、分圧電圧
を発生させる各電圧シフト回路16、17は、各容量素
子C1〜C4、C1〜C4、各リセットスイッチSR、
SR、及び各スイッチ回路S1〜S4、S1〜S4とか
ら構成されている点が、第1実施形態に係るD/A変換
装置1と異なっている。尚、図5において同一符号は、
同一あるいは相当部分を示すものである。
【0049】ここで、第1電圧シフト回路16と第2電
圧シフト回路17とは同じ回路構成であるため、この第
1電圧シフト回路16の回路構成について説明する。第
1電圧シフト回路16は、第1容量素子C1、第2容量
素子C2、第3容量素子C3、及び第4容量素子C4の
一端側が並列接続されると共に、各容量素子C1、C
2、C3、C4の他端側には、各スイッチ回路S1、S
2、S3、S4が接続されている。また、各容量素子C
1、C2、C3、C4の一端側は、リセットスイッチS
Rを介してロウ基準電位VRLに接続されると共に、差
動アンプ5の非反転入力端子(+)5Aに接続されてい
る。また、第2容量素子C2の容量は、第1容量素子C
1の容量の2倍の容量となるように形成されている。ま
た、第3容量素子C3の容量は、第1容量素子C1の容
量の4倍の容量となるように形成されている。更に、第
4容量素子C4の容量は、第1容量素子C1の容量の8
倍の容量となるように形成されている。
【0050】また、各スイッチ回路S1、S2、S3、
S4の構成は同じ構成であり、4ビットのデジタル信号
D3〜D0によって、後述のようにハイ基準電位VRH
又はロウ基準電位VRLに接続されるように形成されて
いる。また、リセットスイッチSRは、初期化時にリセ
ット信号によって、ON/OFF駆動され、ON駆動の
場合には、ロウ基準電位VRLに接続され、OFF駆動
の場合には、遮断されるように形成されている。
【0051】次に、第1電圧シフト回路16の各スイッ
チ回路S1、S2、S3、S4の動作及び該第1電圧シ
フト回路16から出力される分圧電圧について図6に基
づいて説明する。図6は第2実施形態に係る第1電圧シ
フト回路16の各スイッチ回路S1、S2、S3、S4
の動作及び該第1電圧シフト回路16から出力される分
圧電圧の一例を示す図である。尚、各スイッチ回路S
1、S2、S3、S4は、起動時には、各容量素子C
1、C2、C3、C4の他端側をロウ基準電位VRLに
接続している。また、リセットスイッチSRは、起動時
には、OFF駆動されている。また、第2電圧シフト回
路17の各スイッチ回路S1、S2、S3、S4の動作
及び該第2電圧シフト回路17から出力される分圧電圧
は、第1電圧シフト回路16と同じである。
【0052】図6に示すように、先ず、4ビットのデー
タD3〜D0の入力前の初期化信号として、リセットス
イッチSRがON駆動されて、各容量素子C1、C2、
C3、C4をロウ基準電位VRLに接続し、各容量素子
C1、C2、C3、C4に充電されていた残留電荷を放
電する。このとき、第1電圧シフト回路16から出力さ
れる分圧電圧は、ロウ基準電位VRLである。
【0053】次に、入力される4ビットのデータD3〜
D0の下位ビットから上位ビットの順に各スイッチ回路
S1、S2、S3、S4が順番に対応している。そし
て、各ビットD3、D2、D1、D0の値が「1」の場
合には、この「1」のビットに対応するスイッチ回路が
ハイ基準電位VRHに接続される。また、各ビットD
3、D2、D1、D0の値が「0」の場合には、この
「0」のビットに対応するスイッチ回路がロウ基準電位
VRLに接続される。
【0054】例えば、4ビットのデータが「0000」
の場合、即ち10進数「0」の場合には、各スイッチ回
路S1、S2、S3、S4は、ロウ基準電位VRLに接
続される。また、4ビットのデータが「0001」の場
合、即ち10進数「1」の場合には、スイッチ回路S1
がハイ基準電位VRHに接続され、他のスイッチ回路S
2、S3、S4はロウ基準電位VRLに接続される。ま
た、4ビットのデータが「0010」の場合、即ち10
進数「2」の場合には、スイッチ回路S2がハイ基準電
位VRHに接続され、他のスイッチ回路S1、S3、S
4はロウ基準電位VRLに接続される。また、4ビット
のデータが「0011」の場合、即ち10進数「3」の
場合には、各スイッチ回路S1、S2がハイ基準電位V
RHに接続され、他のスイッチ回路S3、S4はロウ基
準電位VRLに接続される。また、4ビットのデータが
「0100」の場合、即ち10進数「4」の場合には、
スイッチ回路S3がハイ基準電位VRHに接続され、他
のスイッチ回路S1、S2、S4はロウ基準電位VRL
に接続される。また、4ビットのデータが「0101」
の場合、即ち10進数「5」の場合には、各スイッチ回
路S1、S3がハイ基準電位VRHに接続され、他のス
イッチ回路S2、S4はロウ基準電位VRLに接続され
る。また、4ビットのデータが「0110」の場合、即
ち10進数「6」の場合には、各スイッチ回路S2、S
3がハイ基準電位VRHに接続され、他のスイッチ回路
S1、S4はロウ基準電位VRLに接続される。また、
4ビットのデータが「0111」の場合、即ち10進数
「7」の場合には、各スイッチ回路S1、S2、S3が
ハイ基準電位VRHに接続され、他のスイッチ回路S4
はロウ基準電位VRLに接続される。また、4ビットの
データが「1000」の場合、即ち10進数「8」の場
合には、スイッチ回路S4がハイ基準電位VRHに接続
され、他のスイッチ回路S1、S2、S3はロウ基準電
位VRLに接続される。また、4ビットのデータが「1
001」の場合、即ち10進数「9」の場合には、各ス
イッチ回路S1、S4がハイ基準電位VRHに接続さ
れ、他のスイッチ回路S2、S3はロウ基準電位VRL
に接続される。また、4ビットのデータが「1010」
の場合、即ち10進数「10」の場合には、各スイッチ
回路S2、S4がハイ基準電位VRHに接続され、他の
スイッチ回路S1、S3はロウ基準電位VRLに接続さ
れる。また、4ビットのデータが「1011」の場合、
即ち10進数「11」の場合には、各スイッチ回路S
1、S2、S4がハイ基準電位VRHに接続され、他の
スイッチ回路S3はロウ基準電位VRLに接続される。
また、4ビットのデータが「1100」の場合、即ち1
0進数「12」の場合には、各スイッチ回路S3、S4
がハイ基準電位VRHに接続され、他のスイッチ回路S
1、S2はロウ基準電位VRLに接続される。また、4
ビットのデータが「1101」の場合、即ち10進数
「13」の場合には、各スイッチ回路S1、S3、S4
がハイ基準電位VRHに接続され、他のスイッチ回路S
2はロウ基準電位VRLに接続される。また、4ビット
のデータが「1110」の場合、即ち10進数「14」
の場合には、各スイッチ回路S2、S3、S4がハイ基
準電位VRHに接続され、他のスイッチ回路S1はロウ
基準電位VRLに接続される。更に、4ビットのデータ
が「1111」の場合、即ち10進数「15」の場合に
は、各スイッチ回路S1、S2、S3、S4がハイ基準
電位VRHに接続される。
【0055】続いて、各スイッチ回路S1、S2、S
3、S4がロウ基準電位VRLに接続される。これによ
り、各容量素子C1、C2、C3、C4のそれぞれに充
電された合計電荷が各容量素子C1、C2、C3、C4
に等電位で再分配される。また、この再分配後の各容量
素子C1、C2、C3、C4の等電位が差動アンプ5の
非反転入力端子5Aに出力される。
【0056】例えば、4ビットのデータが「0000」
の場合、即ち10進数「0」の場合には、差動アンプ5
の非反転入力端子5Aには、電圧V=ロウ基準電位VR
Lの分圧電圧が出力される。また、4ビットのデータが
「0001」の場合、即ち10進数「1」の場合には、
差動アンプ5の非反転入力端子5Aには、電圧V=ロウ
基準電位VRL+(ハイ基準電位VRH−ロウ基準電位
VRL)÷15×1の分圧電圧が出力される。また、4
ビットのデータが「0010」の場合、即ち10進数
「2」の場合には、差動アンプ5の非反転入力端子5A
には、電圧V=ロウ基準電位VRL+(ハイ基準電位V
RH−ロウ基準電位VRL)÷15×2の分圧電圧が出
力される。また、4ビットのデータが「0011」の場
合、即ち10進数「3」の場合には、差動アンプ5の非
反転入力端子5Aには、電圧V=ロウ基準電位VRL+
(ハイ基準電位VRH−ロウ基準電位VRL)÷15×
3の分圧電圧が出力される。また、4ビットのデータが
「0100」の場合、即ち10進数「4」の場合には、
差動アンプ5の非反転入力端子5Aには、電圧V=ロウ
基準電位VRL+(ハイ基準電位VRH−ロウ基準電位
VRL)÷15×4の分圧電圧が出力される。また、4
ビットのデータが「0101」の場合、即ち10進数
「5」の場合には、差動アンプ5の非反転入力端子5A
には、電圧V=ロウ基準電位VRL+(ハイ基準電位V
RH−ロウ基準電位VRL)÷15×5の分圧電圧が出
力される。また、4ビットのデータが「0110」の場
合、即ち10進数「6」の場合には、差動アンプ5の非
反転入力端子5Aには、電圧V=ロウ基準電位VRL+
(ハイ基準電位VRH−ロウ基準電位VRL)÷15×
6の分圧電圧が出力される。また、4ビットのデータが
「0111」の場合、即ち10進数「7」の場合には、
差動アンプ5の非反転入力端子5Aには、電圧V=ロウ
基準電位VRL+(ハイ基準電位VRH−ロウ基準電位
VRL)÷15×7の分圧電圧が出力される。また、4
ビットのデータが「1000」の場合、即ち10進数
「8」の場合には、差動アンプ5の非反転入力端子5A
には、電圧V=ロウ基準電位VRL+(ハイ基準電位V
RH−ロウ基準電位VRL)÷15×8の分圧電圧が出
力される。また、4ビットのデータが「1001」の場
合、即ち10進数「9」の場合には、差動アンプ5の非
反転入力端子5Aには、電圧V=ロウ基準電位VRL+
(ハイ基準電位VRH−ロウ基準電位VRL)÷15×
9の分圧電圧が出力される。また、4ビットのデータが
「1010」の場合、即ち10進数「10」の場合に
は、差動アンプ5の非反転入力端子5Aには、電圧V=
ロウ基準電位VRL+(ハイ基準電位VRH−ロウ基準
電位VRL)÷15×10の分圧電圧が出力される。ま
た、4ビットのデータが「1011」の場合、即ち10
進数「11」の場合には、差動アンプ5の非反転入力端
子5Aには、電圧V=ロウ基準電位VRL+(ハイ基準
電位VRH−ロウ基準電位VRL)÷15×11の分圧
電圧が出力される。また、4ビットのデータが「110
0」の場合、即ち10進数「12」の場合には、差動ア
ンプ5の非反転入力端子5Aには、電圧V=ロウ基準電
位VRL+(ハイ基準電位VRH−ロウ基準電位VR
L)÷15×12の分圧電圧が出力される。また、4ビ
ットのデータが「1101」の場合、即ち10進数「1
3」の場合には、差動アンプ5の非反転入力端子5Aに
は、電圧V=ロウ基準電位VRL+(ハイ基準電位VR
H−ロウ基準電位VRL)÷15×13の分圧電圧が出
力される。また、4ビットのデータが「1110」の場
合、即ち10進数「14」の場合には、差動アンプ5の
非反転入力端子5Aには、電圧V=ロウ基準電位VRL
+(ハイ基準電位VRH−ロウ基準電位VRL)÷15
×14の分圧電圧が出力される。更に、4ビットのデー
タが「1111」の場合、即ち10進数「15」の場合
には、差動アンプ5の非反転入力端子5Aには、電圧V
=ハイ基準電位VRHの分圧電圧が出力される。
【0057】また、第2電圧シフト回路17のリセット
スイッチSR及び各スイッチ回路S1、S2、S3、S
4も、第1電圧シフト回路16のリセットスイッチSR
及び各スイッチ回路S1、S2、S3、S4と同様に動
作する。これにより、入力される4ビットのデータD3
〜D0に対応して第2電圧シフト回路17からロウ基準
電位VRL〜ハイ基準電位VRHの分圧電圧が、差動ア
ンプ5の非反転入力端子5Bに出力される(図6参
照)。そして、差動アンプ5から各非反転入力端子5
A、5Bに入力される各電圧シフト回路16、17の分
圧電圧の平均電圧が第1実施形態と同様にアナログ信号
として出力端子18を介して出力される。
【0058】ここで、第1電圧シフト回路16と第2電
圧シフト回路17とは、分圧電圧発生手段を構成する。
また、各スイッチ回路S1〜S4、S1〜S4は、分圧
電圧選択手段として機能する。また、差動アンプ5は、
電圧出力手段及び差動増幅回路として機能する。また、
各NチャンネルMOSトランジスタTR3、TR5と、
各NチャンネルMOSトランジスタTR4、TR6は、
それぞれ差動増幅対を構成する。また、各Nチャンネル
MOSトランジスタTR3、TR5と、各Nチャンネル
MOSトランジスタTR4、TR6は、それぞれ差動対
を構成する。
【0059】以上詳細に説明した通り第2実施形態に係
るD/A変換装置15では、各スイッチ回路S1、S
2、S3、S4は、起動時には、一端側を並列接続され
る各容量素子C1、C2、C3、C4の他端側をロウ基
準電位VRLに接続している。また、リセットスイッチ
SRは、起動時には、OFF駆動されている。そして、
初期化動作において、リセットスイッチSRがON駆動
されて、各容量素子C1、C2、C3、C4はロウ基準
電位VRLに放電される。次に、各スイッチ回路S1〜
S4は、対応する4ビットの各ビットデータが1の場合
には、該当するスイッチがハイ基準電位VRHに接続さ
れて、充電される。次に、各スイッチ回路S1〜S4を
ロウ基準電位VRLに接続して、各容量素子C1〜C4
の合計電荷を各容量素子C1〜C4に等電位で再分配さ
せる。また、この各電圧シフト回路16、17のこの等
電位を差動アンプ5の各非反転入力端子5A、5Bに入
力し、各電圧シフト回路16、17の平均電圧がアナロ
グ信号として出力端子18から出力される。
【0060】従って、各電圧シフト回路16、17の各
容量素子C1〜C4の合計電荷が各容量素子C1〜C4
に等電位で再分配された後の各電圧シフト回路16、1
7の該等電位が差動アンプ5の各非反転入力端子5A、
5Bに入力されるため、半導体チップ上に形成される各
容量素子C1〜C4のバラツキによって分圧電圧の誤差
が発生しても、個々の分圧電圧の誤差を平均化すること
ができ、アナログ信号の出力電圧の高精度化を図ること
ができる。また、差動アンプ5を構成する各トランジス
タTR1〜TR6は、同一の特性を持つように形成され
るため、該差動アンプ5に入力される2個の分圧電圧の
平均値がアナログ信号の出力電圧となり、各分圧電圧の
誤差を平均化させることができて、アナログ信号の出力
電圧の高精度化を図ることができる。更に、差動アンプ
5を構成する各トランジスタTR1〜TR7は、MOS
トランジスタによって構成されるため、製造バラツキ等
の影響を受けることなく精度の高い差動増幅回路を実現
することができる。
【0061】尚、本発明は前記実施形態に限定されるこ
とはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変形が可能であることは勿論である。例えば、以下
のようにしてもよい。 (a)前記第1実施形態では、各抵抗R0の両端の電圧
が電圧選択回路3によって選択されているが、図7に示
すように2個の直列接続される抵抗R0、R0両端の電
圧や、図8に示すように3個の直列接続される抵抗R
0、R0、R0の両端の電圧を選択して差動アンプ5の
各非反転入力端子5A、5Bに入力する構成にしてもよ
い。また、4個以上の直列接続される抵抗の両端の電圧
を選択して差動アンプ5の各非反転入力端子5A、5B
に入力する構成にしてもよい。図7は第1実施形態に係
るD/A変換装置1の電圧選択回路3の各スイッチS0
A〜S255A、S0B〜S255Bのデコーダ4から
の制御信号による動作の他の例を示すスイッチ動作表2
1である。図8は第1実施形態に係るD/A変換装置1
の電圧選択回路3の各スイッチS0A〜S255A、S
0B〜S255Bのデコーダ4からの制御信号による動
作の他の例を示すスイッチ動作表22である。これによ
り、半導体チップ上に形成される各抵抗R0のバラツキ
によって分圧電圧の誤差が発生しても、個々の分圧電圧
の誤差を平均化することができ、アナログ信号の出力電
圧の更なる高精度化を図ることができる。
【0062】(b)前記第1実施形態では、電圧生成回
路2は、1個のラダー抵抗から構成されているが、2個
のラダー抵抗を形成し、各ラダー抵抗の一方に各スイッ
チ群3A、3Bのいずれか一方を接続する構成にしても
よい。これにより、各抵抗R0間の相対精度の影響を小
さくすることができる。
【0063】(c)前記第1実施形態では、電圧生成回
路2の2箇所の分圧電圧を差動アンプ5によって平均化
して出力しているが、3箇所以上の分圧電圧を平均化し
て出力する構成にしてもよい。これにより、アナログ信
号の出力電圧の高精度化を図ることができる。
【0064】(d)前記第2実施形態では、2個の各電
圧シフト回路16、17の各容量素子C1〜C4、C1
〜C4の等電位を差動アンプ5によって平均化して出力
しているが、3個以上の電圧シフト回路を形成して、各
容量素子の等電位の平均電圧を出力する構成にしてもよ
い。これにより、アナログ信号の出力電圧の高精度化を
図ることができる。
【0065】(e)前記第1及び第2実施形態では、差
動アンプ5を構成する各MOSトランジスタTR1〜T
R6の特性をほぼ同一にして、一律に同一の重みづけを
付与したが、各トランジスタTR1〜TR6の特性を異
ならせて、それぞれに所定の重みづけを付与してもよ
い。これにより、差動アンプ5から出力されるアナログ
信号の電圧を各非反転入力端子5A、5Bに入力される
分圧電圧間の所望する比率の電圧に設定することができ
る。
【0066】(f)前記第2実施形態では、各電圧シフ
ト回路16、17に同一のハイ基準電位VRHを供給し
ているが、異なる電位のハイ基準電位VRHA、VRH
Bを各電圧シフト回路16、17に供給するようにして
もよい。これにより、差動アンプ5から出力されるアナ
ログ信号の電圧を所望する電圧に設定することができ
る。
【0067】(付記1) 基準電源の電圧を分圧した分
圧電圧を発生させる分圧電圧発生手段と、入力されるデ
ジタル信号をデコードした選択信号を出力する選択信号
出力手段と、前記選択信号に基づいて前記分圧電圧のう
ち複数の分圧電圧を選択して出力する分圧電圧選択手段
と、前記分圧電圧選択手段から出力される複数の分圧電
圧に基づいて所定電圧を出力する電圧出力手段とを備え
たことを特徴とするD/A変換装置。 (付記2) 前記分圧電圧発生手段は、抵抗素子によっ
て分圧電圧を発生させることを特徴とする付記1に記載
のD/A変換装置。 (付記3) 前記抵抗素子は、複数の抵抗から構成され
るラダー抵抗を含むことを特徴とする付記2に記載のD
/A変換装置。 (付記4) 前記分圧電圧発生手段は、容量素子によっ
て分圧電圧を発生させることを特徴とする付記1に記載
のD/A変換装置。 (付記5) 前記電圧出力手段は、前記複数の分圧電圧
を按分して前記所定電圧を発生させる按分手段を有する
ことを特徴とする付記1乃至付記4のいずれかに記載の
D/A変換装置。 (付記6) 前記按分手段は、前記複数の分圧電圧が入
力される差動増幅回路を有し、前記差動増幅回路は、前
記所定電圧が帰還されることを特徴とする付記5に記載
のD/A変換装置。 (付記7) 前記差動増幅回路は、複数の差動増幅対を
有し、前記差動増幅対は、所定の重みづけが付与されて
前記複数の分圧電圧を按分することを特徴とする付記6
に記載のD/A変換装置。 (付記8) 前記所定の重みづけは、略同一割合とし
て、前記複数の分圧電圧を平均することを特徴とする付
記7に記載のD/A変換装置。 (付記9) 入力されるデジタル信号に基づいて複数の
分圧電圧を発生させる分圧電圧発生手段と、前記複数の
分圧電圧が入力され、該複数の分圧電圧の平均値を出力
する電圧出力手段とを備えることを特徴とするD/A変
換装置。 (付記10) 前記電圧出力手段は、前記複数の分圧電
圧と所定電圧とが供給される複数の差動対を備えること
を特徴とする付記9に記載のD/A変換装置。 (付記11) 前記差動増幅対又は差動対は、MOSト
ランジスタによって構成されることを特徴とする付記
7、付記8又は付記10のいずれかに記載のD/A変換
装置。
【0068】
【発明の効果】以上説明した通り本発明に係るD/A変
換装置では、D/A変換装置のデジタル信号に対応して
選択される複数の分圧電圧を平均化してアナログ信号の
出力電圧を発生させることにより、半導体チップ上に形
成される各素子のバラツキによって発生する各分圧電圧
の誤差を平均化させることができて、アナログ信号の出
力電圧の高精度化を図ることができるD/A変換装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のD/A変換装置の一例を示す図である。
【図2】第1実施形態に係るD/A変換装置の概略構成
を示す図である。
【図3】第1実施形態に係るD/A変換装置の差動アン
プの回路構成を示す図である。
【図4】第1実施形態に係るD/A変換装置の電圧選択
回路の各スイッチのデコーダからの制御信号による動作
の一例を示すスイッチ動作表である。
【図5】第2実施形態に係るD/A変換装置の概略構成
を示す図である。
【図6】第2実施形態に係る第1電圧シフト回路の各ス
イッチ回路の動作及び該第1電圧シフト回路から出力さ
れる分圧電圧の一例を示す図である。
【図7】第1実施形態に係るD/A変換装置の電圧選択
回路の各スイッチのデコーダからの制御信号による動作
の他の例を示すスイッチ動作表である。
【図8】第1実施形態に係るD/A変換装置の電圧選択
回路の各スイッチのデコーダからの制御信号による動作
の他の例を示すスイッチ動作表である。
【符号の説明】
1、15、100 D/A変換装置 2、101 電圧生成回路 3、102 電圧選択回路 4、103 デコーダ 5 差動アンプ 6、18、105 出力端子 11、21、22 スイッチ動作表 16 第1電圧シフト回路 17 第2電圧シフト回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電源の電圧を分圧した分圧電圧を発
    生させる分圧電圧発生手段と、 入力されるデジタル信号をデコードした選択信号を出力
    する選択信号出力手段と、 前記選択信号に基づいて前記分圧電圧のうち複数の分圧
    電圧を選択して出力する分圧電圧選択手段と、 前記分圧電圧選択手段から出力される複数の分圧電圧に
    基づいて所定電圧を出力する電圧出力手段とを備えたこ
    とを特徴とするD/A変換装置。
  2. 【請求項2】 前記分圧電圧発生手段は、抵抗素子によ
    って分圧電圧を発生させることを特徴とする請求項1に
    記載のD/A変換装置。
  3. 【請求項3】 前記抵抗素子は、複数の抵抗から構成さ
    れるラダー抵抗を含むことを特徴とする請求項2に記載
    のD/A変換装置。
  4. 【請求項4】 前記分圧電圧発生手段は、容量素子によ
    って分圧電圧を発生させることを特徴とする請求項1に
    記載のD/A変換装置。
  5. 【請求項5】 前記電圧出力手段は、前記複数の分圧電
    圧を按分して前記所定電圧を発生させる按分手段を有す
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに
    記載のD/A変換装置。
  6. 【請求項6】 前記按分手段は、前記複数の分圧電圧が
    入力される差動増幅回路を有し、 前記差動増幅回路は、前記所定電圧が帰還されることを
    特徴とする請求項5に記載のD/A変換装置。
  7. 【請求項7】 前記差動増幅回路は、複数の差動増幅対
    を有し、 前記差動増幅対は、所定の重みづけが付与されて前記複
    数の分圧電圧を按分することを特徴とする請求項6に記
    載のD/A変換装置。
  8. 【請求項8】 前記所定の重みづけは、略同一割合とし
    て、前記複数の分圧電圧を平均することを特徴とする請
    求項7に記載のD/A変換装置。
  9. 【請求項9】 入力されるデジタル信号に基づいて複数
    の分圧電圧を発生させる分圧電圧発生手段と、 前記複数の分圧電圧が入力され、該複数の分圧電圧の平
    均値を出力する電圧出力手段とを備えることを特徴とす
    るD/A変換装置。
  10. 【請求項10】 前記電圧出力手段は、前記複数の分圧
    電圧と所定電圧とが供給される複数の差動対を備えるこ
    とを特徴とする請求項9に記載のD/A変換装置。
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