JP2002141402A - 静電チャック - Google Patents

静電チャック

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JP2002141402A
JP2002141402A JP2000331732A JP2000331732A JP2002141402A JP 2002141402 A JP2002141402 A JP 2002141402A JP 2000331732 A JP2000331732 A JP 2000331732A JP 2000331732 A JP2000331732 A JP 2000331732A JP 2002141402 A JP2002141402 A JP 2002141402A
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Motohiro Umetsu
基宏 梅津
Ichiro Aoki
一郎 青木
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Taiheiyo Cement Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁層と電極との熱膨張差の小さい、絶縁層
と電極との間に剥離の生じない、電極同士が短絡した
り、絶縁層が絶縁破壊に至らない、絶縁層のポアの少な
い静電チャックを提供する。 【解決手段】 電極表面に絶縁層が被覆された静電チャ
ックにおいて、該電極が、アルミニウムまたはアルミニ
ウム合金に炭化けい素粉末を複合させた金属−セラミッ
クス複合材料からなり、該絶縁層が、セラミックス板か
らなり、かつそのセラミックス板が電極表面にロウ付け
で接合されて被覆されていることした静電チャック。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電チャックに関
し、特にその電極材料が金属−セラミックス複合材料か
らなる静電チャックに関する。
【0002】
【従来の技術】静電チャックは、半導体製造装置などの
部品として最近広く使われるようになった。その理由
は、機械的なチャッキングや真空チャックに比べ、発塵
が少ない、真空中でも使えるなどのメリットが認められ
てきたためである。
【0003】この静電チャックは、セラミックスで作製
された絶縁層下部に電極を配したものや、セラミックス
の作製が極めて高価なため、安価なものとしてアルミニ
ウム合金などの金属を電極とし、その表面にAl23
射膜などの絶縁膜を被覆したものが使われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記セ
ラミックスで作製された絶縁層下部に電極を配した静電
チャックでは、その静電チャックが大型になると絶縁層
と電極とをエポキシ系接着剤、もしくはシリコン系等の
接着剤で接着して作製されているので、接着面積が大面
積であるがために、高温で用いると絶縁層と電極との熱
膨張差により絶縁層が反ったり、破損するという問題が
あった。また、接着剤が150℃で炭化するため、接着
の効果が低下して剥離したり、あるいは双曲型の静電チ
ャックの場合には、炭化部分が導通して電極間同士が短
絡するという問題もあった。
【0005】一方、上記電極の表面にAl23などの溶
射膜で被覆した静電チャックでは、その静電チャックが
大型になると溶射膜の欠点であるポアの発生がさらに多
くなり、そのポアが原因となって発塵が多くなるという
問題があった。また、前記したポアが原因して、あるい
は高温で使用すると溶射膜に亀裂や剥離が生じることが
原因して、対極の電極と導通し短絡して絶縁層が絶縁破
壊に至るという問題もあった。
【0006】本発明は、上述した静電チャックが有する
課題に鑑みなされたものであって、その目的は、絶縁層
と電極との熱膨張差の小さい、絶縁層と電極との間に剥
離の生じない、電極同士が短絡したり、絶縁層が絶縁破
壊に至らない、絶縁層のポアの少ない静電チャックを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成するため鋭意研究した結果、電極に金属に代えて
金属−セラミックス複合材料を用い、その複合材料の上
面に絶縁層であるセラミックス板をロウ材で接合すれ
ば、絶縁層と電極との熱膨張差の小さい、絶縁層と電極
との間に剥離の生じない、電極同士が短絡したり、絶縁
層が絶縁破壊に至らない、絶縁層のポアの少ない静電チ
ャックが得られるとの知見を得て本発明を完成するに至
った。
【0008】即ち本発明は、(1)電極表面に絶縁層が
被覆された静電チャックにおいて、該電極が、アルミニ
ウムまたはアルミニウム合金に炭化けい素粉末を複合さ
せた金属−セラミックス複合材料からなり、該絶縁層
が、セラミックス板からなり、かつそのセラミックス板
が電極表面にロウ付けで接合されて被覆されていること
を特徴とする静電チャック(請求項1)とし、(2)前
記複合材料中の炭化けい素粉末の含有率が、30〜80
体積%であることを特徴とする請求項1記載の静電チャ
ック(請求項2)とし、(3)前記複合材料が、炭化け
い素粉末に無機バインダーを加えて成形し、それを焼成
してプリフォームを形成し、そのプリフォームにアルミ
ニウムまたはアルミニウム合金を700〜1000℃の
温度で非加圧で浸透させることにより作製された複合材
料であることを特徴とする請求項1または2記載の静電
チャック(請求項3)とし、(4)前記複合材料が、炭
化けい素粉末を型枠に充填し、その充填粉末にアルミニ
ウムまたはアルミニウム合金を700〜1000℃の温
度で非加圧で浸透させることにより作製された複合材料
であることを特徴とする請求項1または2記載の静電チ
ャック(請求項4)とし、(5)前記複合材料中の炭化
けい素粉末の平均粒径が、1〜100μmであることを
特徴とする請求項1乃至4記載の静電チャック(請求項
5)とし、(6)前記複合材料中のアルミニウムまたは
アルミニウム合金が、Si及びMgを含むアルミニウム
合金であることを特徴とする請求項1乃至5記載の静電
チャック(請求項6)とし、(7)前記セラミックス板
の体積抵抗率が、108〜1014Ω・cmであることを
特徴とする請求項1乃至6記載の静電チャック(請求項
7)とし、(8)前記セラミックス板の接合方法が、セ
ラミックス板と複合材料との間にアルミニウムまたはア
ルミニウム合金からなるロウ材を充填し、それを窒素雰
囲気中で熱処理する方法であることを特徴とする請求項
1乃至7記載の静電チャック(請求項8)とし、(9)
前記ロウ材中のアルミニウム合金が、Mgを0.1〜5
%含み、Snを5〜40%含む合金であることを特徴と
する請求項9記載の静電チャック(請求項9)とするこ
とを要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。先ずアルミニウムまたはアルミニウム合金と炭化
けい素(SiC)粉末の複合材料を電極としたのは、そ
の複合材料が金属と同様に電導性を有していることは勿
論のこと、SiC粉末の含有率を制御することにより熱
膨張係数を制御することができ、絶縁層との熱膨張差を
小さくすることができることによる。一方、絶縁層をセ
ラミックス板としたのは、絶縁層のポアの発生を抑える
ことができることによる。
【0010】そして、その複合材料とセラミックス板と
をロウ材で接合することとしたのは、ロウ材は高温で使
用しても炭化することがないので、炭化して絶縁層と電
極との間に剥離の生じない、あるいは電極同士が短絡し
たりすることがないためであり、さらに、その接合強度
が高いため、接合部が破損したり、剥離したりすること
がないためである。
【0011】その複合材料中のSiC粉末の含有率とし
ては、30〜80体積%が好ましく、30体積%より低
いと静電チャックの制振性が悪くなり、80体積%より
高いとセラミックスに近くなってやはり制振性が悪くな
り、また複合材料の作製にも支障を来たすようになる。
【0012】その複合材料の作製方法としては、非加圧
浸透法、加圧浸透法、真空鋳造法、高圧鋳造法、粉末冶
金法等いくつかあってどれでも適用できるが、その中で
もSiC粉末の含有率を広く、かつ高い範囲まで変える
ことができること、SiC粉末が均一に分離しているの
で均質な複合材料を作製することができること、加圧装
置が不要なので容易に安価に作製することができるこ
と、また大型品を作製できること、かなり複雑な形状を
ニアネットで作ることができることなどの利点を有する
前記した非加圧浸透法がより好適である。
【0013】具体的には、先ずSiC粉末で作製すべき
静電チャックの形状、大きさに合わせたプリフォームを
形成し、そのプリフォーム中にアルミニウムまたはアル
ミニウム合金を窒素雰囲気中で700〜1000℃の温
度で非加圧で浸透させて作製する方法であり、本発明の
静電チャックは大型品が多く、またSiC粉末の含有率
が高目の方が制振性に優れるので、この非加圧浸透法で
作製するのが特に好適である。
【0014】そのプリフォームの形成方法にはいくつか
あるが、その中でもSiC粉末に無機バインダーを加え
て成形し、それを焼成して形成する方法は、プリフォー
ムの強度が高く、ハンドリングに問題が少ないのでより
好適であり、一方、SiC粉末を型枠に充填し、その充
填粉末をプリフォームとする方法については、セラミッ
クス粉末の高充填率のプリフォームを形成することがで
き難いものの、簡単に形成できるのでこの方法もより好
適である。
【0015】本発明に用いられるSiC粉末の細かさと
しては、平均粒径で1〜100μmが好ましく、1μm
より細かいとアルミニウムまたはアルミニウム合金の浸
透が難しくなり、100μmより粗いと複合材料の表面
が平滑になり難い。
【0016】また、本発明に用いられるアルミニウムま
たはアルミニウム合金の組成としては、Siを含むとA
lとSiCとの反応で生じる有害なAl43の生成を防
止することができ、Mgを含むと溶融したアルミニウム
合金をセラミックス粉末の間隙中に非加圧で浸透させる
ことができるので、Al−Si−Mg系のアルミニウム
合金がより好適となる。
【0017】一方、本発明に用いられる絶縁層として
は、セラミックス板とした。セラミックス板としたの
は、ポアの発生を極めて少なくすることができるので、
発塵を極力抑えることができること、ポアの発生が少な
いので対極であるプラズマと静電チャックの電極とが導
通して短絡することを抑えることができることなどによ
る。そのセラミックス板の体積抵抗率としては、108
〜1014Ω・cmが好ましく、108Ω・cmより低い
とリーク電流が大きくなってウェハの回路破壊が生じ、
1014Ω・cmより高くなると大きい吸着力が得られな
い。
【0018】そのセラミックス板の接合方法としては、
セラミックス板と電極である複合材料との間にアルミニ
ウムまたはアルミニウム合金からなるロウ材を充填し、
それを窒素雰囲気中で熱処理する方法とした。ロウ材の
種類をアルミニウムまたはアルミニウム合金からなるロ
ウ材としたのは、アルミニウムまたはその合金が展性金
属であるため剥離、反り、ヒビ割れなどが生じにくいた
めである。
【0019】その熱処理は、真空中でも構わないが、特
に窒素雰囲気中としたのは、複合材料中のアルミニウム
合金中に含まれているMgが窒化され、その窒化物がセ
ラミックス板の表面にも付着し、これに溶融したアルミ
ニウムまたはアルミニウム合金が接するとAlNを形成
しながらアルミニウムまたはアルミニウム合金がセラミ
ックス板の表面に容易に濡れるようになり、セラミック
スとロウ材とが強く接合することができるためである。
その熱処理温度は、ロウ材の固相線温度以上、液相線温
度以下の温度が好ましい。
【0020】そのアルミニウムまたはアルミニウム合金
としては、Mgを0.1〜5%含み、Snを5〜40%
含むアルミニウム合金が好ましく、Mgが0.1%より
少ないとMgの存在が複合材料中のアルミニウム合金中
のMgに依存するしかないためMgの存在が少なすぎる
場合が生じ、逆に5%より多いとMgの蒸気圧により接
合層にボイドが発生する。一方、Snが5%より少ない
とロウ材が硬くなって接合時の応力を有効に緩和でき
ず、40%より多いとロウ材の耐熱性が悪くなる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に挙げ、本発
明をより詳細に説明する。
【0022】(実施例1) (1)静電チャックの作製 強化材として#180(平均粒径66μm)の市販Si
C粉末70重量部と#500(平均粒径25μm)の市
販SiC粉末30重量部を用い、それにバインダーとし
てコロイダルシリカ液をそのシリカ固形分がSiC粉末
100重量部に対し2重量部となる量を添加し、それに
消泡剤としてフォーマスタVL(サンノブコ社製)を
0.2重量部、イオン交換水を24重量部加え、ポット
ミルで12時間混合した。得られたスラリーをφ350
×厚さ25mmの円板状の成形体が得られるメッシュ付
金型に流し込んでフィルタープレスし、それを脱型した
後、1000℃で焼成して粉末充填率が65体積%のプ
リフォームを形成した。
【0023】形成したプリフォームとAl−12Si−
3Mg−2Cu−3Ti組成のアルミニウム合金を組み
合わせ、その合金をプリフォーム中に窒素気流中で82
5℃の温度で60時間非加圧浸透させた後、冷却してS
iC粉末の含有率が65体積%の金属−セラミックス複
合材料を作製した。得られた複合材料の表面を表面粗さ
がRmaxで6μm以下になるまでダイヤモンド砥石で
研削した後、その上面にAl−3Si−10Cu−20
Sn−1Mg組成のロウ材を用いて該ロウ材の固相線温
度以上、液相線温度以下の550℃の温度で熱処理して
2mmの厚さのジルコニア板(体積抵抗率:2×1012
Ω・cm)を接合し静電チャックを作製した。
【0024】(2)評価 得られた静電チャックの材料である複合材料の熱膨張率
係数をTMA(熱機械的分析装置、セイコー電子工業社
製、型式:TMA300)で調べた。その結果、熱膨張
係数は7×10-6(℃-1)と絶縁層のジルコニア板
(9.2×10-6(℃-1))にほぼ近い数値であった。
また、得られた静電チャックに25℃と300℃の間の
熱サイクルを100回繰り返し、静電チャックの電極と
セラミックス板との間に剥離や亀裂がないかを目視で調
べ、反りを三次元測定機(MITSUTOYO社製、型
式:V606)で調べた。その結果、反りや剥離、亀裂
は認められなかった。さらに、スパッタ装置にこの静電
チャックを取り付け、スパッタを100回実施し、ウェ
ハ上のパーティクルをパーティクルモニター(SIBA
TA社製、型式:GT−321)で調べ、セラミックス
板からパーティクルが発生するかどうかを調べた。その
結果、パーティクルは認められず、セラミックス板から
の発塵は認められなかった。
【0025】(実施例2) (1)静電チャックの作製 強化材として#180(平均粒径66μm)の市販Si
C粉末70重量部と#500(平均粒径25μm)の市
販SiC粉末30重量部を用い、それを12時間ポット
ミルで混合し、その混合粉末をφ220×厚さ25mm
の円板状の型枠に充填し、55体積%の粉末充填率を有
するプリフォームを形成した。
【0026】形成したプリフォームとAl−12Si−
3Mg−2Cu−3Ti組成のアルミニウム合金を組み
合わせ、その合金をプリフォーム中に窒素気流中で82
5℃の温度で50時間非加圧浸透させた後、冷却してS
iC粉末の含有率が55体積%の金属−セラミックス複
合材料を作製した。得られた複合材料の表面を表面粗さ
がRmaxで6μm以下になるまでダイヤモンド砥石で
研削した後、その上面にAl−3Si−10Cu−20
Sn−1Mg組成のロウ材を用いて該ロウ材の固相線温
度以上、液相線温度以下の550℃の温度で熱処理して
2mmの厚さのジルコニア板(体積抵抗率:2×1012
Ω・cm)を接合し静電チャックを作製した。
【0027】(2)評価 得られた静電チャックを実施例1と同様に評価した。そ
の結果、複合材料の熱膨張係数は10×10-6(℃-1
と絶縁層のジルコニア板にほぼ同じ数値であった。ま
た、静電チャックに反りや剥離、亀裂は認められなかっ
た。さらに、セラミックス板からの発塵は認められなか
った。
【0028】
【発明の効果】以上の通り、本発明にかかる静電チャッ
クであれば、絶縁層と電極との熱膨張係数を合わせるこ
とのできる熱膨張差の小さい静電チャックとすることが
できるようになった。このことにより、高温で用いて
も、絶縁層と電極との熱膨張差により絶縁層が反った
り、破損することのない静電チャックとすることできる
ようになり、しかも絶縁層がセラミックス板からなるの
で、ポアの発生が少なく、発塵の少ない、また対極の電
極と短絡しない静電チャックとすることができるように
なった。これで半導体及びフラットパネルディスプレイ
製造装置の分野での使用が今後大いに期待できるように
なった。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極表面に絶縁層が被覆された静電チャ
    ックにおいて、該電極が、アルミニウムまたはアルミニ
    ウム合金に炭化けい素粉末を複合させた金属−セラミッ
    クス複合材料からなり、該絶縁層が、セラミックス板か
    らなり、かつそのセラミックス板が電極表面にロウ付け
    で接合されて被覆されていることを特徴とする静電チャ
    ック。
  2. 【請求項2】 前記複合材料中の炭化けい素粉末の含有
    率が、30〜80体積%であることを特徴とする請求項
    1記載の静電チャック。
  3. 【請求項3】 前記複合材料が、炭化けい素粉末に無機
    バインダーを加えて成形し、それを焼成してプリフォー
    ムを形成し、そのプリフォームにアルミニウムまたはア
    ルミニウム合金を700〜1000℃の温度で非加圧で
    浸透させることにより作製された複合材料であることを
    特徴とする請求項1または2記載の静電チャック。
  4. 【請求項4】 前記複合材料が、炭化けい素粉末を型枠
    に充填し、その充填粉末にアルミニウムまたはアルミニ
    ウム合金を700〜1000℃の温度で非加圧で浸透さ
    せることにより作製された複合材料であることを特徴と
    する請求項1または2記載の静電チャック。
  5. 【請求項5】 前記複合材料中の炭化けい素粉末の平均
    粒径が、1〜100μmであることを特徴とする請求項
    1乃至4記載の静電チャック。
  6. 【請求項6】 前記複合材料中のアルミニウムまたはア
    ルミニウム合金が、Si及びMgを含むアルミニウム合
    金であることを特徴とする請求項1乃至5記載の静電チ
    ャック。
  7. 【請求項7】 前記セラミックス板の体積抵抗率が、1
    8〜1014Ω・cmであることを特徴とする請求項1
    乃至6記載の静電チャック。
  8. 【請求項8】 前記セラミックス板の接合方法が、セラ
    ミックス板と複合材料との間にアルミニウムまたはアル
    ミニウム合金からなるロウ材を充填し、それを窒素雰囲
    気中で熱処理する方法であることを特徴とする請求項1
    乃至7記載の静電チャック。
  9. 【請求項9】 前記ロウ材中のアルミニウム合金が、M
    gを0.1〜5%含み、Snを5〜40%含む合金であ
    ることを特徴とする請求項8記載の静電チャック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160181137A1 (en) * 2014-12-22 2016-06-23 Semes Co., Ltd. Supporting unit and substrate treating apparatus including the same

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