JP2002140978A - 放電ランプ - Google Patents

放電ランプ

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JP2002140978A
JP2002140978A JP2000333114A JP2000333114A JP2002140978A JP 2002140978 A JP2002140978 A JP 2002140978A JP 2000333114 A JP2000333114 A JP 2000333114A JP 2000333114 A JP2000333114 A JP 2000333114A JP 2002140978 A JP2002140978 A JP 2002140978A
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JP
Japan
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discharge lamp
lamp
holding member
flange
base
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Pending
Application number
JP2000333114A
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English (en)
Inventor
Norio Ishibashi
紀雄 石橋
Masayuki Mitsui
誠之 三井
Shoichi Kinoshita
昭一 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Orc Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Orc Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フランジ型口金を有する放電ランプにおい
て、ランプ点灯中の熱によるランプの破裂・破損を防止
する。 【解決手段】 放電ランプ1は、中央部に開口2Aを有す
るする楕円集光鏡2と、楕円集光鏡2を保持する保持部
材3とを備えた装置に取り付けて使用される。フランジ
型口金5は、ランプホルダ4に対して着脱が可能であ
り、かつ通風口を有する。点灯中の熱が通風口を通じて
放出、拡散されるので、フランジ型口金5の付近に熱が
こもり、放電ランプ1が破裂・破損する事態を防止する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紫外線硬化性樹脂
の硬化プロセスや、半導体、液晶基板等の露光プロセス
に用いられる光照射装置に使用して好適なショートアー
ク型の放電ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】紫外線硬化性樹脂等を接着剤として用い
た電子部品や光学部品の精密接着、半導体や液晶基板等
の露光等に光照射装置が用いられている。このような光
照射装置の光学系としては、紫外線を含む放射光を効率
よく利用するようにショートアーク型の放電ランプと楕
円集光鏡とを組み合わせたものが多い。例えば、中央部
に開口を有する楕円集光鏡と、その楕円集光鏡を保持す
る保持部材とを備えた装置に対して、一端にフランジ型
口金を有するショートアーク型放電ランプを取り付けた
構成を有するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記光学系を有する光
照射装置では、点灯が長時間にわたるとフランジ型口金
付近に熱がこもり、ランプの破裂・破損に至る場合があ
った。
【0004】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであって、点灯中の熱による破裂・破損を防止す
ることのできる放電ランプを提供することを目的とす
る。また、本発明は、光照射装置等に対する取り付け・
取り外しが容易な放電ランプを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の放電ランプは、
中央部に開口を有する集光鏡と、前記集光鏡を保持する
保持部材とを備えた光放射装置に用いる放電ランプにお
いて、その一方の口金は前記保持部材に対して着脱が可
能なフランジを備えており、かつ前記フランジは通風口
を有することを特徴とする。この構成により、放電ラン
プを保持部材に対して装着および離脱することができ、
かつ点灯中に口金付近に熱がこもり、放電ランプが破裂
・破損する事態を防止することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明
の実施の形態の光放射装置の構成を示す図であり、図2
は図1における放電ランプの構成を示す図であり、図3
はフランジ型口金の構成を示す図である。なお、図3に
おいて(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は概略
斜視図である。
【0007】図1に示すように、本発明の実施の形態の
光放射装置は、放電ランプ1と、楕円集光鏡2と、楕円
集光鏡保持部材3と、ランプホルダ4と、フランジ型口
金5と、電力供給用電線6と、レンズ7と、ファン8
と、筐体9とを備えている。
【0008】放電ランプ1は図1における上端側がフラ
ンジ型口金5に挿通・固定され、下端側には電力供給用
電線6が接続されている。楕円集光鏡2は、その中央部
に開口2Aを有するとともに、その開口2Aを除く楕円の外
側に楕円集光鏡保持部材(放電ランプハウス)3が一体
的に固定されている。楕円集光鏡保持部材3は断面の形
状が略中央部が欠落(つまり開口部を有する)したコの
字型を有している。そして、その欠落した部分が楕円集
光鏡2の開口2Aにつながるように、楕円集光鏡2の開口
2Aの端に固定され、コの字の両端が楕円集光鏡2の開放
端に固定されている。つまり、コの字の内側に楕円集光
鏡2が固定されていると言える。楕円集光鏡保持部材3
の中央部のコの字の外側にはランプホルダ4が嵌合・固
定されている。ランプホルダ4は断面の形状が略中央部
が欠落したコの字型を有し、コの字の両端が楕円集光鏡
保持部材3に嵌合・固定されている。ランプホルダ4の
開口部にはフランジ型口金5が嵌合・固定されている。
楕円集光鏡2の開放端の先(図の下方)には、レンズ7
が配設されている。ファン8は筐体1の側面に固定され
ており、放電ランプ1の点灯時に、フランジ型口金5お
よびその付近を強制的に空冷する。
【0009】ここで、ランプホルダ4は放電ランプ1の
フランジ型口金5を装着した状態において、後述する放
電ランプ1の電極が所定の位置関係になるよう高精度に
位置調整されている。また、楕円集光鏡2の楕円の2つ
の焦点を通る光軸上に放電ランプ1のアークが位置する
ように設けられている。さらに、ランプ点灯時の放射光
がレンズ7に入射されるように楕円集光鏡2の位置が調
整されている。なお、ランプホルダ4と楕円集光鏡保持
部材3とを一体的に構成しても良い。
【0010】放電ランプ1は、図2に示すように、陰極
11と陽極12とからなる一対の電極を内部に有する。そし
て、陰極側の口金としてフランジ型口金5が設けられて
いる。フランジ型口金5は一対の電極と所定の位置関係
があるように高精度に機械加工されている。一方、陽極
側の口金13には電力供給用の電線6が接続されている。
【0011】図2および図3に示すように、フランジ型
口金5は略円柱状に構成されており、その中央部を上下
に貫通するランプ挿通孔15を有する。また、ランプ挿通
孔15の周囲には、フランジ型口金5を上下に貫通する通
風孔14が等間隔に6個設けられている。さらに、フラン
ジ型口金5の上部の側面には、ランプ挿通孔15に挿通さ
れた放電ランプ1の上端部を固定するボルトを螺合する
ためのランプセット用ボルト孔16が等間隔に3個設けら
れている。なお、上述した通風孔14ならびにランプセッ
ト用ボルト孔16の数および配置は一例であって、それら
に限定されないことは言うまでもない。フランジ型口金
5の下部の周縁には、ランプホルダ4と嵌合するランプ
ホルダ嵌合部17が設けられている。そして、ランプホル
ダ嵌合部17の下端には、ランプホルダ4に対する装着を
容易するためのテーパが形成されている。なお、ランプ
挿通孔15の表面には水平方向に多数の溝が形成されてい
る。
【0012】以上の構成を有する光照射装置において、
まずフランジ型口金5のランプ挿通孔15に放電ランプ1
の上端部を挿入し、ランプセット用ボルト孔16にボルト
を螺合し、所定の位置に調整して締め込む。次に、ラン
プ挿通孔15の内部の溝と放電ランプ1の上端部との間に
接着剤を注入し、硬化させる。これによって、放電ラン
プ1がフランジ型口金5にセットされる。次に、フラン
ジ型口金5のランプホルダ嵌合部17をランプホルダ4に
嵌合させる。次に、ランプホルダ4を楕円集光鏡保持部
材3に嵌合させる。以上により、放電ランプ1を楕円集
光鏡2に対して所定の位置関係を持たせて固定すること
ができる。
【0013】この状態で放電ランプ1を点灯させると、
放電ランプ1で発生した光は楕円集光鏡2で集光され、
レンズ7で集束される外部へ放射される。放電ランプ1
の点灯により発生した熱はフランジ型口金5に形成され
た通風口14を通して光学系の外部へ放出または拡散さ
れる。さらに、ファン8を動作させることにより、筐体
9内の熱の外部への放出および拡散を促進することがで
きる。
【0014】下記の表1は300Wのショートアーク型
の放電ランプにおいて、従来の口金を使用した放電ラン
プと本実施の形態の口金を用いた放電ランプの点灯時に
おける封止部、口金部、および保持部材の温度測定結果
と、破裂に到る時間を比較したものである。ここで、評
価に使用したランプはバルブ外形φ25mm、水銀量4
5mg/cc、封入ガス圧Ar33.3kPa、投入電
力300W(ランプ電圧50V、ランプ電流6A)であ
り、点灯条件は11時間点灯・1時間消灯である。
【0015】
【表1】 この表のデータより、本実施の形態によれば、各部の温
度が低下し、ランプの寿命が70%程度以上延びている
ことが分かる。
【0016】なお、本発明は以上説明した実施の形態に
限定されるものではなく、例えば図1の筐体9およびそ
の内部の構成要素の上下を反対にした構造にすることも
可能である。この場合、例えばランプホルダ4の外周面
に螺合して固定され、かつフランジ型口金5の下面を支
持する落下防止金具を付加することにより、フランジ型
口金5がランプホルダ4から脱落しないようにすること
が好適である。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、放電ランプを保持部材に対して装着および離脱す
ることができる。また、点灯中の熱が通風口を通じて放
出、拡散されるので、口金付近に熱がこもり、放電ラン
プが破裂・破損する事態を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の光放射装置の構成を示す
図、
【図2】本発明の実施の放電ランプの構成を示す図、
【図3】本発明の実施の形態のフランジ型口金の構成を
示す図である。
【符号の説明】
1 放電ランプ 2 楕円集光鏡 2A 開口 3 楕円集光鏡保持部材 4 ランプホルダ 5 フランジ型口金 14 通風口
フロントページの続き (72)発明者 木下 昭一 長野県茅野市玉川4896番地 株式会社オー ク製作所内 Fターム(参考) 3K014 AA01 LA01 LB03 5C035 AA12 HH01 HH14 5C039 AA02 5C235 AA12 HH01 HH14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に開口を有するする集光鏡と、前
    記集光鏡を保持する保持部材とを備えた光放射装置に用
    いる放電ランプにおいて、その一方の口金は前記保持部
    材に対して着脱が可能なフランジを備えており、かつ前
    記フランジは通風口を有することを特徴とする放電ラン
    プ。
  2. 【請求項2】 前記口金は前記保持部材に対して嵌合さ
    れるものであることを特徴とする放電ランプ。
  3. 【請求項3】 前記保持部材は、前記集光鏡に固定され
    た集光鏡保持部材と、前記集光鏡保持部材に嵌合される
    ランプホルダとを有し、前記口金は前記ランプホルダに
    装着されることを特徴とする請求項1記載の放電ラン
    プ。
JP2000333114A 2000-10-31 2000-10-31 放電ランプ Pending JP2002140978A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012506603A (ja) * 2008-10-21 2012-03-15 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ソケットに入れられた高圧ガス放電ランプ
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