JP2002140470A - 図書管理方法および装置 - Google Patents

図書管理方法および装置

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JP2002140470A
JP2002140470A JP2000334879A JP2000334879A JP2002140470A JP 2002140470 A JP2002140470 A JP 2002140470A JP 2000334879 A JP2000334879 A JP 2000334879A JP 2000334879 A JP2000334879 A JP 2000334879A JP 2002140470 A JP2002140470 A JP 2002140470A
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JP2000334879A
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Makoto Kurosa
誠 黒佐
Yoshihiko Sato
仁彦 佐藤
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子化した図書をその閲覧等が不能になること
なく、長期間保存することのできる図書管理方法および
装置を提供する。 【解決手段】アプリケーションソフトウェアにより作成
されたオリジナルの図書Aを所定の条件に合致する時
期、例えば、図書Aの作成後直ちに、予め指定したファ
イル形式の図書A’に自動で変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、図書管理方法お
よび装置に関し、特に、建築に際して利用される図面お
よび文書を含む図書を長期に渡って保管することに適し
た図書管理方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅やビル等の建造物を建築する際に利
用される図書(ここで、図面および文書等の建築に際し
て利用される全ての書類を含む物とする)は、1件の工
事に対して膨大な量があり、そのそれぞれが別個の担当
者により作成されるため、図書の管理に要する手間は、
大きなものであった。
【0003】ここで、図11を参照して、住宅を建築す
る際の工程の流れと、各工程で利用する図書の例を説明
する。図11は、住宅を建築する際の工程の流れの一例
を示した図である。
【0004】図11に示す例では、住宅の建築に際し
て、営業グループ501とプレゼングループ502、設
計グループ503、積算・経理グループ504、施工グ
ループ505が連携して作業を行うものとする。なお、
ここでのグループ分けは一例であり、プレゼングループ
502が営業グループ501に含まれる場合など、この
他にも様々な形態がある。
【0005】営業グループ501は、まず、商品の宣伝
や告知を行い(ステップ511)、その後、情報の収集
(ステップ512)、資金シミュレーションを行って
(ステップ513)、プランを作成する(ステップ51
4)。この際に利用される図書としては、敷地や地盤の
調査書、契約書、念書、覚書、シミュレーションシート
等がある。また、ここでの作業は、必要に応じて複数回
行われることになる。
【0006】プレゼングループ502は、営業グループ
502によるプランニングの結果や後述する積算・経理
グループ503による見積等の結果を受けて、プレゼン
テーション用のCG(コンピュータグラフィクス)やア
ニメーションの作成(ステップ521)、プレゼンボー
ドの作成を行う(ステップ522)。この際に利用され
る図書としては、プレゼンテーション用の各種資料等が
ある。また、ここでの作業は、必要に応じて複数回行わ
れることになる。
【0007】設計グループ503は、営業グループ50
2によるプランニング結果に応じて意匠図を作成し(ス
テップ531)、その後、申請図書の作成(ステップ5
32)、実施図の作成(ステップ533)、構造図の作
成を行う(ステップ534)。この際に利用される図書
としては、意匠図等の上記したものの他、設計変更依頼
書、附近見取図、梁伏図、仕様書、平面図、立面図、配
置図、施工図等である。また、ここでの作業は、営業グ
ループ502からの設計変更の依頼により、複数回行わ
れる場合がある。
【0008】積算・経理グループ504は、設計グルー
プ503が作成した意匠図等に基づいて、見積(ステッ
プ541)、概算見積検討(ステップ542)を行うと
ともに、設計グループに503により作成された構造図
等に基づいて、積算・大拾いを行う(ステップ54
3)。その後、実行予算を策定する(ステップ54
4)。ここまでの作業は、設計変更等により複数回行わ
れる場合もあり、都度、見積書等の図書が利用される。
【0009】また、積算・経理グループ504は、最終
的に策定された実行予算に基づいて、受発注管理(ステ
ップ545)、原価管理(ステップ546)とともに、
会計処理全般を担当する(ステップ547)。この作業
に際しては、受注書、発注書、領収書、契約書等が図書
として利用される。
【0010】施工グループ505は、設計グループ50
3が作成した構造図に基づいて、プレカット連動(ステ
ップ551)、パネル図作成(ステップ552)、プレ
カットCAD(ステップ553)、プレカット(ステッ
プ554)を行い、その後、積算・経理グループ504
による受発注、原価管理結果に基づいて、工程表を作成
する(ステップ555)。また、工事現場の写真撮影お
よび管理等も行う(ステップ556)。この作業の際に
利用される図書としては、上記のパネル図等はもちろん
のこと、工事実施計画書、竣工検査書、工事契約承認願
書、工事指図書等がある。
【0011】また、この他にも、サポート用の図書(営
業グループ501が管理する場合が多い)として、仕様
書、図面一式、取扱説明書、品質保証書、お客様アンケ
ート等がある。
【0012】このように、住宅やビル等の建築の際に利
用される図書は、各担当者(グループ)毎に作成され、
その管理も各担当者が行うのが通常である。
【0013】ところで、最近では、建築の際に利用した
図書を保存すべき期間が長くなる傾向にある。図書の保
存期間が長くなる要因としては、様々なものがあげられ
るが、その1つとして、住宅の品質確保に関する法律の
制定があげられる。住宅の品質確保に関する法律には、
「住宅性能表示制度」や「瑕疵担保保証制度」等があ
る。このうち、「瑕疵担保保証制度」は、10年間の瑕
疵担保保証を義務づけている。したがって、この制度に
対応するためには、瑕疵担保保証に関する図書を最低1
0年間は、保存・管理する必要があることになる。図書
を長期間に渡って保存する場合には、保存場所の確保や
管理といった面から電子化した図書を保存・管理するこ
とが有効であり、このため、図書を電子化して管理する
ことが多くなった。
【0014】一方、最近では、企業等がISO9000
SやISO14001の認証取得を行う機会も増えてき
ている。これらを取得する際には、様々な書類を提出す
る必要があり、その中には、上述した図書も含まれてい
る。このような場合においても、図書を電子化して管理
することは有効であり、上述の理由と併せて、図書を電
子化して管理する需要の増大につながっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、住宅
やビル等の建造物を建築する際に利用される図書の電子
化の要望が高まっている。電子化された図書は、一般に
アプリケーションソフトウェアにより作成され、通常、
当該アプリケーションソフトウェアに固有のファイルフ
ォーマットで保存される。
【0016】しかしながら、アプリケーションソフトウ
ェアに固有のファイルフォーマットは、永久的なもので
はなく、同種のアプリケーションソフトウェアであって
も、そのバージョンアップによって、ファイルフォーマ
ットが変更される可能性がある。
【0017】このため、電子化された図書をアプリケー
ションソフトウェアに固有のファイルフォーマットで長
期間保存した場合には、当該図書の閲覧や印刷出力を行
おうとした時点で使用しているアプリケーションソフト
ウェアが当該図書のファイルフォーマットに対応してい
ないことも考えられ、その閲覧や印刷出力が不可能とな
ってしまうことが予想される。
【0018】そこで、この発明は、電子化した図書をそ
の閲覧等が不能になることなく、長期間保存することの
できる図書管理方法および装置を提供することを目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1の発明は、建築に際して利用される図面
および文書を含む図書を電子化して管理する図書管理方
法において、任意のアプリケーションソフトウェアによ
り作成された第1の図書を所定の条件に合致する時期
に、予め設定したファイル形式の第2の図書に変換する
ことを特徴とする。
【0020】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記条件は、前記第1の図書が作成された直
後であることを特徴とする。
【0021】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
において、前記条件は、前記第1の図書が更新された直
後であることを特徴とする。
【0022】また、請求項4の発明は、請求項1の発明
において、前記条件は、前記第1の図書が作成されてか
ら一定の時間を経過した時点であることを特徴とする。
【0023】また、請求項5の発明は、請求項1の発明
において、前記条件は、予め指定された日時であること
を特徴とする。
【0024】また、請求項6の発明は、請求項1の発明
において、前記条件は、前記第1の図書が利用される工
事が完了した時点であることを特徴とする。
【0025】また、請求項7の発明は、請求項1の発明
において、前記条件は、前記第1の図書が利用される工
事毎に異なることを特徴とする。
【0026】また、請求項8の発明は、建築に際して利
用される図面および文書を含む図書を電子化して管理す
る図書管理装置において、任意のアプリケーションソフ
トウェアにより作成された第1の図書を予め設定したフ
ァイル形式の第2の図書に変換する変換手段と、予め指
定された所定の条件を記憶する記憶手段と、前記記憶手
段に記憶された所定の条件に合致する時期に前記変換手
段を動作させる制御手段とを具備することを特徴とす
る。
【0027】また、請求項9の発明は、請求項8の発明
において、前記条件は、前記第1の図書が作成された直
後であることを特徴とする。
【0028】また、請求項10の発明は、請求項8の発
明において、前記条件は、前記第1の図書が更新された
直後であることを特徴とする。
【0029】また、請求項11の発明は、請求項8の発
明において、前記条件は、前記第1の図書が作成されて
から一定の時間を経過した時点であることを特徴とす
る。
【0030】また、請求項12の発明は、請求項8の発
明において、前記条件は、予め指定された日時であるこ
とを特徴とする。
【0031】また、請求項13の発明は、請求項8の発
明において、前記条件は、前記第1の図書が利用される
工事が完了した時点であることを特徴とする。
【0032】また、請求項14の発明は、請求項8の発
明において、前記条件は、前記第1の図書が利用される
工事毎に異なることを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る図書管理方
法および装置の一実施の形態について、添付図面を参照
して詳細に説明する。
【0034】図1は、この発明を適用した図書管理シス
テムの構成を示すブロック図である。同図に示すよう
に、図書管理システム10は、管理サーバ1とスキャナ
2、プリンタ3、クライアント4(4−1〜4−3)、
複合機5がネットワーク6を介して接続される。
【0035】管理サーバ1は、電子化された図書の保存
・管理を行い、クライアント4のウェブブラウザを介し
て、図書の表示や指示の受付を行う。スキャナ2は、紙
媒体の図書を電子化し、プリンタ3は、電子化された図
書を用紙上に印刷する。クライアント4は、ウェブブラ
ウザを介して管理サーバ1で管理されている図書の閲覧
を行ったり、図書の登録や変更等の指示を入力する。複
合機5は、スキャナ2とプリンタ3の両者の機能を有す
るものである。なお、ここに示した図書管理システム1
0の構成は、一例であり、管理サーバ1を除く各部の有
無や数を様々に変更することができる。また、ネットワ
ーク6には、他の装置を接続してもよく、例えば、RA
S(リモートアクセスサーバ)を接続して、クライアン
ト4をダイアルアップで接続できるようにしてもよい。
【0036】この図書管理システム10は、単独で使用
可能なのはもちろんのこと、同種のシステムと連携して
使用することができる。例えば、図2に示すように、図
書管理システム10−1〜10−3を専用線11を介し
て接続したり、図書管理システム10−4〜10−6の
ようにインターネット12を介して接続することもでき
る。
【0037】複数の図書管理システム10を連携する場
合、各図書管理システム10毎に管理サーバ1を配する
が、管理サーバ1を各図書管理システム10のいずれか
に集約して配するようにしてもよい。
【0038】さて、図書管理システム10では、管理サ
ーバ1が図書の保存・管理を行う。管理サーバ1は、ク
ライアント4のブラウザを介して図書の登録や更新、削
除等を受け付けるが、これらの処理は、基本的には、一
般の文書管理方法と同様であるので詳細な説明を省略
し、以下では、この管理サーバ1に特有な図書管理方法
の説明を行う。
【0039】図3は、クライアント4から管理サーバ1
へアクセスした際に、ブラウザ上に表示されるメニュー
画面を示した図である。
【0040】同図に示すように、画面20には、図書を
格納しているフォルダ、例えば、「01.営業グルー
プ」フォルダ21、「02.プレゼングループ」フォル
ダ22、「03.設計グループ」フォルダ23、「0
4.積算・経理グループ」フォルダ24、「05.施工
グループ」フォルダ25、「11.進行中顧客情報」フ
ォルダ26、「12.完成顧客情報」フォルダ27が表
示される。
【0041】ここに表示されるフォルダは、フォルダ2
1乃至フォルダ25が図書の作成担当者の利用を容易に
する階層構造を有し、フォルダ26およびフォルダ27
が図書の閲覧者等の利用を容易にする階層構造を有して
いる。
【0042】また、画面20において、「ログイン」ボ
タン28を押下し、ユーザIDとパスワードを入力する
ことで、各ユーザは、与えられたアクセス権の範囲で図
書へのアクセスが可能となる。例えば、ログインを行わ
ない状態では、各フォルダ21乃至27に格納されてい
る図書に対しては閲覧のみを可能とし、ログインを行っ
た後には、所定のフォルダに対して図書の登録や更新を
行えるようにすることができる。この他にも、ログイン
を行わない状態では、図書の閲覧自体を拒否するように
することもできる。
【0043】また、画面20においてログインを行った
際に、表示するフォルダの種類を変更することもでき
る。これは、ログインを行ったユーザのアクセス権や業
務種別に応じて表示するフォルダを設定するもので、こ
れにより、各ユーザがより容易に所望の図書へのアクセ
スを行うことができるようになる。
【0044】次に、画面20に表示される各フォルダ以
下の階層構造について説明する。
【0045】フォルダ21乃至25の各フォルダは、図
書の作成担当者が図書の登録や更新といった処理を容易
に行うことができるような階層構造を有している。例え
ば、「01.営業グループ」フォルダ21を選択する
と、ブラウザには、図4に示すような画面30が表示さ
れる。
【0046】画面30には、「1999年度」フォルダ
31と、「2000年度」フォルダ32、「2001年
度」フォルダ33が表示されるが、これら各フォルダ
は、フォルダ21の1階層下のフォルダである。同様
に、フォルダ31乃至33の各フォルダを選択すると、
さらに1階層下のフォルダが表示され、最終的には、所
望の図書にアクセスすることができる。
【0047】フォルダ21以下の階層構造は、図5
(a)に示すように、フォルダ21の直下にフォルダ3
1乃至33があり、フォルダ31の下にはフォルダ41
とフォルダ42、フォルダ32の下にはフォルダ43と
フォルダ44がある。そして、この構成では、フォルダ
41乃至44の中(下)に各図書が格納される。
【0048】同様に、「03.設計グループ」フォルダ
23以下の階層構造は、図5(b)に示すように、フォ
ルダ23の直下にフォルダ34乃至フォルダ37あり、
フォルダ35の下にはフォルダ45とフォルダ46、フ
ォルダ36の下にはフォルダ47とフォルダ48があ
る。そして、この構成では、各図書は、フォルダ34、
フォルダ37、フォルダ45乃至フォルダ48の中
(下)に格納される。
【0049】ここで示したフォルダ21およびフォルダ
23以下の構成は、実際のデータ(階層構造および図
書)の構成と同様であり、各図書の作成担当者が図書の
登録や更新、フォルダ構成の変更を行うことになる。
【0050】なお、ここでの説明は省略するが、フォル
ダ22とフォルダ24、フォルダ25の構成も、フォル
ダ21およびフォルダ23の構成と同様である。
【0051】フォルダ26およびフォルダ27は、図書
の閲覧者等の利用を容易にする階層構造を有している。
例えば、「11.進行中顧客情報」フォルダ26を選択
すると、ブラウザには、図6に示すような画面50が表
示される。
【0052】画面50には、「加藤邸増築工事」フォル
ダ51と、「黒佐邸新築工事」フォルダ52、「秋野邸
改築工事」フォルダ53、「大島邸新築工事」フォルダ
54、「田中邸新築工事」フォルダ55が表示される。
この各フォルダには、表記されている工事に関連する図
書が格納されており、例えば、フォルダ55を選択する
と、ブラウザには、図7に示すような画面60が表示さ
れる。
【0053】画面60には、「田中邸新築工事」に関連
する図書61乃至67が表示される。ただし、ここに表
示された図書61乃至67は、実際にフォルダ55、つ
まり、フォルダ26以下に格納されているわけではな
く、フォルダ26以下の階層構造は仮想的なものとな
る。
【0054】例えば、図書61の「平面図.XDW」
は、設計グループにより作成された図書であり、その実
体は、上述のフォルダ23以下のフォルダ48(図5
(b)参照)に格納されている。同様に、図書65の
「契約書」は、営業グループにより作成された図書であ
り、その実体はフォルダ意21以下のフォルダ43(図
5(a)参照)に格納されている。このように、フォル
ダ26以下の階層構造は、仮想的なもので、実体が分散
して格納されている図書を関連する条件、例えば、工事
毎のフォルダを構成して、その内部に該当する図書への
リンク(アクセス方法)を表示して、実体のある階層構
造を有するフォルダと同様に扱えるようにしている。
【0055】これにより、図書の閲覧者は、関連する図
書を容易に閲覧することが可能となる。なお、ここで
は、フォルダ26について説明したが、フォルダ27も
同様に仮想的な階層構造を有するフォルダである。
【0056】また、ブラウザを介して図書の閲覧を行う
際には、上述したように各ユーザがログインを行うこと
になる。ログインを行った後は、ブラウザに表示される
フォルダの構成を任意に設定することができるため、例
えば、営業グループのユーザが、ログインを行った場合
には、ブラウザには、自身が担当した工事を条件とした
仮想的な階層構造を有するフォルダを表示させることが
できる。
【0057】ところで、管理サーバ1が管理する図書
は、通常、アプリケーションソフトウェアにより作成さ
れ、その多くが当該アプリケーションソフトウェアに固
有のファイルフォーマットで保存されている。アプリケ
ーションソフトウェアに固有のファイルフォーマット
は、永久的なものではなく、図書を長期間に渡って保存
している間に使用不能となってしまう恐れがある。
【0058】そのため、管理サーバ1は、アプリケーシ
ョンソフトウェアに固有のファイルフォーマットの図書
を長期間に渡って変更されることがないと予想されるフ
ァイルフォーマットに自動で変換する。長期間に渡って
変更されることがないと予想されるファイルフォーマッ
トの候補としては、文書はプレーンテキスト、図面はT
IFF(Tagged Image File For
mat)がある。
【0059】管理サーバ1がファイルフォーマットを変
換する時期は、様々な時期が考えられ、図書管理システ
ム10を利用する業者の営業形態等により、異なる設定
を行うことが考えられるが、以下に代表的な例を示す。
【0060】ファイルフォーマットを変換する時期の1
つ目の例は、オリジナルの図書(アプリケーションソフ
トウェアに固有のファイルフォーマット)が作成された
時点で直ちに変換を行う場合である。この場合には、図
8(a)に示すように、オリジナルの図書Aが作成され
た時点で直ちに変換を行い、テキスト形式の図書A’を
生成する。しかしながら、オリジナルの図書Aは、作成
後に更新されることがあるため、このような場合には、
オリジナルの図書Aの更新後にも直ちに変換を行う。例
えば、オリジナルの図書Aがバージョン1(Ver.
1)からバージョン2(Ver.2)、バージョン3
(Ver.3)に更新された場合、同図に示すように更
新の都度変換を行い、テキスト形式の図書A’もバージ
ョン1(Ver.1)からバージョン2(Ver.
2)、バージョン3(Ver.3)に更新される。
【0061】この場合には、図書の作成・更新後直ちに
変換が行われるため、オリジナルの図書を閲覧するアプ
リケーションソフトウェアを有していないクライアント
4からでも、常に図書の閲覧を行うことができる。な
お、オリジナルの図書は、工事の完成後であれば、いつ
削除してもよい。
【0062】ファイルフォーマットを変換する時期の2
つ目の例は、該当する図書を利用する工事が完了した時
点で変換を行う場合である。この場合には、図8(b)
に示すように、工事の完了前にオリジナルの図書Bが更
新された場合であっても、テキスト形式の図書B’への
変換は一度だけとなる。
【0063】ファイルフォーマットを変換する時期の3
つ目の例は、オリジナルの図書が作成された時点から指
定された一定の期間が経過した時に変換を行う場合であ
る。この場合には、図9に示すような複数の状況が考え
られる。
【0064】まず、図9(a)に示すように、指定され
た期間が工事の完了前で、かつ、その後にオリジナルの
図書Cが更新される状況がある。この状況では、指定さ
れた期間の経過後にオリジナルの図書Cからテキスト形
式の図書C’への変換が行われ、さらにオリジナルの図
書Cの更新時点で、再びオリジナルの図書Cからテキス
ト形式の図書C’への変換が行われる。
【0065】また、図9(b)に示すように、指定され
た期間が工事の完了前で、その後にオリジナルの図書D
が更新されない状況がある。この状況では、指定された
期間の経過後にオリジナルの図書Dからテキスト形式の
図書D’への変換が行われ、その後は、オリジナルの図
書Dの更新がないため、再びオリジナルの図書Dからテ
キスト形式の図書D’への変換が行われることはない。
【0066】さらに、図9(b)に示すように、指定さ
れた期間が工事の完了後といった状況がある。この場合
には、上述の図8(b)を参照して説明した工事完了後
に変換を行う場合と同様である。
【0067】ファイルフォーマットを変換する時期の3
つ目の例は、予め指定した日時に変換を行う場合であ
る。この場合には、図10に示すオリジナルの図書Fと
図書Gのように、その作成日時や工事完了日時等が異な
っている場合であっても、同一の時点でそれぞれ、テキ
スト形式の図書F’と図書G’に変換される。また、オ
リジナルの図書Hのように、指定日時でのテキスト形式
の図書H’への変換後に更新が行われた場合には、再び
テキスト形式の図書H’への変換が行われる。
【0068】なお、ここに示した変換の時期は一例であ
り、他の時期に変換を行ってもよい。また、変換時期の
指定は、工事毎や図書の種別毎に行うようにしてもよ
い。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、アプリケーションソフトウェアにより作成されたオ
リジナルの図書を所定の条件に合致する時期、例えば、
図書の作成後直ちに、予め指定したファイル形式の図書
A’に自動で変換するように構成したので、変換するフ
ァイル形式を長期に渡って利用できると予想される形式
に設定することで、長期間の保存により図書の利用が不
能となることを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用した図書管理システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】図書管理システム10を連携する場合の構成を
示すブロック図である。
【図3】クライアント4から管理サーバ1へアクセスし
た際に、ブラウザ上に表示されるメニュー画面を示した
図である。
【図4】フォルダ21の選択時にブラウザ上に表示され
る画面を示した図である。
【図5】フォルダ21およびフォルダ23の階層構造を
示した図である。
【図6】フォルダ26の選択時にブラウザ上に表示され
る画面を示した図である。
【図7】フォルダ55の選択時にブラウザ上に表示され
る画面を示した図である。
【図8】図書のファイル形式を変換する時期の例を示し
た図(1)である。
【図9】図書のファイル形式を変換する時期の例を示し
た図(2)である。
【図10】図書のファイル形式を変換する時期の例を示
した図(3)である。
【図11】住宅を建築する際の工程の流れの一例を示し
た図である。
【符号の説明】
1 管理サーバ 2 スキャナ 3 プリンタ 4、4−1〜4−3 クライアント 5 複合機 10、10−1〜10−6 図書管理システム 11 専用線 12 インターネット 20 画面 21〜27 フォルダ 28 「ログイン」ボタン 30 画面 31〜37 フォルダ 41〜48 フォルダ 50 画面 51〜55 フォルダ 60 画面 61〜67 図書 A,A’ 図書 B,B’ 図書 C,C’ 図書 D,D’ 図書 E,E’ 図書 F,F’ 図書 G,G’ 図書 H,H’ 図書
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B009 SA13 5B049 BB00 BB05 EE05 FF01 GG02 5B075 NR20 5B082 GA02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築に際して利用される図面および文書
    を含む図書を電子化して管理する図書管理方法におい
    て、 任意のアプリケーションソフトウェアにより作成された
    第1の図書を所定の条件に合致する時期に、予め設定し
    たファイル形式の第2の図書に変換することを特徴とす
    る図書管理方法。
  2. 【請求項2】 前記条件は、 前記第1の図書が作成された直後であることを特徴とす
    る請求項1記載の図書管理方法。
  3. 【請求項3】 前記条件は、 前記第1の図書が更新された直後であることを特徴とす
    る請求項1記載の図書管理方法。
  4. 【請求項4】 前記条件は、 前記第1の図書が作成されてから一定の時間を経過した
    時点であることを特徴とする請求項1記載の図書管理方
    法。
  5. 【請求項5】 前記条件は、 予め指定された日時であることを特徴とする請求項1記
    載の図書管理方法。
  6. 【請求項6】 前記条件は、 前記第1の図書が利用される工事が完了した時点である
    ことを特徴とする請求項1記載の図書管理方法。
  7. 【請求項7】 前記条件は、 前記第1の図書が利用される工事毎に異なることを特徴
    とする請求項1記載の図書管理方法。
  8. 【請求項8】 建築に際して利用される図面および文書
    を含む図書を電子化して管理する図書管理装置におい
    て、 任意のアプリケーションソフトウェアにより作成された
    第1の図書を予め設定したファイル形式の第2の図書に
    変換する変換手段と、 予め指定された所定の条件を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された所定の条件に合致する時期に
    前記変換手段を動作させる制御手段とを具備することを
    特徴とする図書管理装置。
  9. 【請求項9】 前記条件は、 前記第1の図書が作成された直後であることを特徴とす
    る請求項8記載の図書管理装置。
  10. 【請求項10】 前記条件は、 前記第1の図書が更新された直後であることを特徴とす
    る請求項8記載の図書管理装置。
  11. 【請求項11】 前記条件は、 前記第1の図書が作成されてから一定の時間を経過した
    時点であることを特徴とする請求項8記載の図書管理装
    置。
  12. 【請求項12】 前記条件は、 予め指定された日時であることを特徴とする請求項8記
    載の図書管理装置。
  13. 【請求項13】 前記条件は、 前記第1の図書が利用される工事が完了した時点である
    ことを特徴とする請求項8記載の図書管理装置。
  14. 【請求項14】 前記条件は、 前記第1の図書が利用される工事毎に異なることを特徴
    とする請求項8記載の図書管理装置。
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