JP2002140427A - 医療会計装置 - Google Patents

医療会計装置

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JP2002140427A
JP2002140427A JP2000333196A JP2000333196A JP2002140427A JP 2002140427 A JP2002140427 A JP 2002140427A JP 2000333196 A JP2000333196 A JP 2000333196A JP 2000333196 A JP2000333196 A JP 2000333196A JP 2002140427 A JP2002140427 A JP 2002140427A
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JP
Japan
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medical
insurance
patient
medical treatment
elderly
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JP2000333196A
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English (en)
Inventor
Yachiyo Itou
八千代 伊藤
Takayoshi Fujimoto
高義 藤本
Izumi Hachisuga
泉 蜂須賀
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自費診療の場合でも、その患者が老人健康保
健の対象になり得るようなときには、老人に関するコー
ドだけをリストアップしたい。 【解決手段】 少なくとも保険診療か自費診療かを表す
保険/自費区分と、自費診療の場合に老人健康保健を基
礎に医療費を算定するか否かを表す一般/老人区分とを
患者ごとに登録した患者データファイルと、診療行為の
名称とその保険点数とを少なくとも登録したマスタファ
イルとを備え、診療行為の入力画面において、指定され
た条件に合う診療行為を前記マスタファイルから検索し
てリスト表示し、そのリストの中からユーザが所望の診
療行為を選択して診療行為を入力するようにした医療会
計装置において、自費診療で且つ老人である場合は、老
人健康保健に関するものだけを前記マスタファイルから
検索してリスト表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者の医療費を算
定する医療会計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】患者が医療機関で受診すると医療費を支
払う。通常は保険診療であるので、法令で定められた本
人負担2割とか3割分を、医療機関は患者から現金で受
け取り、残りは保険機関に診療報酬明細書(以下、レセ
プトという)を提出して請求する。そして、このレセプ
トを作成するための医療会計装置が普及している。
【0003】患者が使う保険としては、国民健康保険や
社会保険などいわゆる一般の被保険者が加入するもの
と、70歳以上の人が加入する老人健康保健とがある。
そこで、医療会計装置では、その患者が使用する保険の
種類や、加入者本人かその家族かの区別、本人負担割合
といった保険に関する情報を患者ごとに登録しておく。
そして、診療行為が入力されると医療費を計算してレセ
プトを発行し、保険情報を参照して医療費から患者負担
金を計算して会計処理する。診療行為はそれぞれユニー
クなコードが付けられていて、その保険点数や名称等の
データとともにマスタファイルに登録されているので、
そのコードを使って入力して行けばよい。また、コード
が分らない場合には、適当な条件を指定してマスタファ
イルを検索し、コードをリスト表示させて、その中から
選んで入力することもできるようになっている。
【0004】ところで、診療行為の種類によっては、法
令で定められた保険点数、即ち、保険機関が医療機関に
支払う診療報酬に、老人健康保健とそれ以外の保険とで
異なるものが存在する。例えば、一般では外来管理加算
を算定するところ、老人では老人外来加算を算定する。
また、一般なら在宅寝たきり患者処置指導管理料を算定
するところ、老人では寝たきり老人処置指導管理料を算
定する。そのため、マスタファイルには、両方の診療行
為それぞれのコードが登録されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】患者は受診するとき、
保険診療ではなく自費診療を選ぶこともできる。その場
合、患者は医療費の10割を自己負担する。患者が自費
診療で受診した場合、医療機関は、その患者の保険情報
には自費診療である旨の情報を登録する。そして、診療
行為を入力すると、医療会計装置はマスタファイルを検
索してその保険点数を得、それを参考にして医療費を算
定する。そして、その10割つまり全額を患者に請求す
る。このように、自費診療であっても、その医療費は保
険診療と同様に算定して、全額を自己負担とすることが
多い。また、診療行為を入力するとき、前述したように
コードが分らない場合には、適当な条件を指定してマス
タファイルを検索し、リスト表示させたコードの中から
選んで入力できることも同様である。
【0006】医療会計装置は、コードの検索に際して、
登録されている患者の保険情報が老人健康保健の場合
は、条件に合うコードのうち、老人に関するコードだけ
をリスト表示することもできる。しかし、患者の保険情
報が自費診療とだけ登録されている場合は、その患者が
老人か一般かの区別がつけられないので、老人に関する
コードだけに絞ることができない。そこで、自費診療の
場合でも、その患者が老人健康保健の対象になり得るよ
うなときには、老人に関するコードだけをリストアップ
できれば、より少ない候補の中からコードを選択できる
ようになるので、使い勝手が向上する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも医
療機関で受診する際に保険診療か自費診療かを表す保険
/自費区分と、保険診療の場合に患者が使用する保険の
識別記号と、患者の自己負担割合と、自費診療の場合に
老人健康保健を基礎に医療費を算定するか否かを表す一
般/老人区分とを患者ごとに登録した患者データファイ
ルと、診療行為の名称とその保険点数とを少なくとも登
録したマスタファイルとを備え、診療行為の入力画面に
おいて、指定された条件に合う診療行為を前記マスタフ
ァイルから検索してリスト表示し、そのリストの中から
ユーザが所望の診療行為を選択して診療行為を入力する
ようにした医療会計装置であって、前記診療行為は老人
健康保健に関するものと、老人健康保健以外の一般の保
険に関するものとを識別可能に前記マスタファイルに登
録しておき、診療行為の検索に際してその患者の保険/
自費区分が自費診療であって且つ一般/老人区分が老人
である場合は、指定条件に合う診療行為のうち老人健康
保健に関するものだけを前記マスタファイルから検索し
て、リスト表示することで、上記課題を解決するもので
ある。
【0008】
【実施例】図1は、実施例の医療会計装置の構成を示す
機能ブロック図であり、コンピュータ本体10にファイ
ル装置20と、入出力装置である表示装置31とプリン
タ32と、キーボード33およびマウス装置34とを接
続している。そして、コンピュータ本体10内部の11
はCPUで構成した主制御部であり、メモリやハードデ
ィスク装置に記憶されたプログラムを実行することで各
種の機能を発揮する。12はメモリであり、プログラム
や処理中のデータや、表示データを一時記憶する。13
はメモリ12の内容を表示装置31に出力して表示する
表示制御である。14はメモリ12の内容をプリンタ3
2に送って印刷する印刷制御である。15はキーボード
33やマウス装置34からの入力を主制御部11に中継
する入力制御である。これは、また、表示画面上にマウ
スカーソルを表示するための制御情報を、メモリ12に
書き込む働きもしている。
【0009】ファイル装置20はハードディスク等で構
成しており、患者の氏名や年齢、保険に関する情報な
ど、患者固有の情報を記憶する患者データファイル21
と、患者に実施され、診療報酬の対象となる診療行為や
投与された薬剤、傷病名などの診療データを記憶する診
療データファイル22と、傷病名や個々の診療行為や、
投与した薬剤等の診療データを本装置に入力する際に使
用する診療コードを、それらの名称及び保険点数ととも
に記憶するマスタコードファイル23とを記憶してい
る。そして、診療データファイル22に記憶される診療
情報は、この診療コードの形で入力され記憶されるもの
である。
【0010】本装置は最終的にレセプトを発行するもの
であり、ユーザである医療機関は、患者を診療するたび
にその傷病名や実施した診療行為を入力し、医療費を算
定して患者負担金を会計処理する。そして、翌月初にレ
セプトを発行して支払基金に提出し、診療報酬を請求す
るものである。
【0011】図2は、患者データファイル21に登録さ
れている患者の保険情報のうち、本発明に係る部分を抜
き出したものである。保険情報としては、先ず、保険診
療か自費診療かの区別を表す保険/自費41を登録す
る。ここでは自費診療を登録している。次に、保険ID
42として保険の種別を登録する。保険診療であれば保
険者番号や記号番号、老人健康保健であれば負担者番号
などを登録するが、本例では自費診療なのでデータはな
い。次に、一般か老人かの区別を表す一般/老人43を
登録する。これは、その患者が保険診療であった場合に
は老人健康保健の対象になるか、あるいはそうでない一
般かの区別である。本例では患者の年齢を考慮して老人
を登録している。この部分が実施例の特徴部分であり、
保険ID42が登録されない自費診療の場合であって
も、この一般/老人43の区分を参照することで、その
患者が老人健康保健に基づいて医療費を算定すべきもの
か否かを、主制御部11は判定できるものである。そし
て、負担割合44とは、保険診療の場合、加入者本人な
ら2割、家族なら3割といった患者の自己負担割合を登
録する。本例は自費診療なので、かかった医療費の全額
即ち10割を患者が自己負担するように登録している。
【0012】図3は、マスタコードファイル23の一部
を抜き出したものである。24はコード、25は名称、
26は保険点数である。同じ診療行為でも、一般の保険
で算定する診療コードと、老人健康保健で算定する診療
コードとがある。老人健康保健で使うものには「老」の
記号が付加されている。
【0013】そこで、保険情報が図2に示したように登
録された患者について、診療データを入力しようとした
場合、実施例装置は次のように動作する。例えば、AB
で始まる診療行為を検索するようにユーザから指示され
ると、主制御部11は、入力制御15を介して検索条件
を受け取るので、ファイル装置20にアクセスしてAB
で始まる診療行為をマスタコードファイル23から検索
する。その際、主制御部11は、先ず、患者の保険情報
を参照する。保険ID42が老人健康保健であれば、老
人健康保健に関する診療行為だけを検索すればよい。し
かし、本例では自費診療であるので、保険ID42から
老人健康保健か否かは判定できない。そこで、一般/老
人43の区分を参照する。そこには老人が登録されてい
るので、老人健康保健に関する診療行為だけを検索すれ
ばよいことが分る。そこで、主制御部11は、ABで始
まる診療行為のうち、老人健康保健に関する診療行為だ
けを検索し、その検索結果を表示装置31にリスト表示
する。その表示例を図4に示す。従って、この場合は、
診療コードが3342の「ABB(老)」と、診療コー
ドが3456の「ABC(老)」がリスト表示される。
ユーザは、この2つの診療コードから、所望の1つを選
択して入力すればよい。
【0014】ここで、もしも、一般/老人43の区分を
保険情報の一部に登録しないとすると、主制御部11
は、保険情報の中の保険ID42から、患者が老人か否
かを判定しなければならない。しかし、前述したように
それは難しい。従って、ABから始まる診療行為を検索
すると、図3に示した4つの診療行為すべてが検索さ
れ、リスト表示されてしまう。単純に計算すれば、実施
例装置の倍の診療行為がリスト表示されてしまう。ユー
ザはその中から選択することになり、使い勝手が悪い。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、患者が自費診療でしか
も老人である場合には、診療行為の候補を提示する際
に、一般の保険に関するものを除いて、老人健康保健に
関する診療行為だけをマスタコードファイルから検索
し、リスト表示する。従って、ユーザはより少ない候補
の中から所望の診療行為を選択できるので、使い勝手が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】実施例の患者データファイルの保険情報を示す
図である。
【図3】実施例のマスタコードファイルの登録例を示す
図である。
【図4】診療コードの検索結果の表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 コンピュータ本体 11 主制御部 12
メモリ 13 表示制御 14 印刷制御 15
入力制御 20 ファイル装置 21患者データ
ファイル 22 診療データファイル 23 マス
タコードファイル 31 表示装置 32 プリン
タ 33 キーボード 34 マウス装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも医療機関で受診する際に保険
    診療か自費診療かを表す保険/自費区分と、保険診療の
    場合に患者が使用する保険の識別記号と、患者の自己負
    担割合と、自費診療の場合に老人健康保健を基礎に医療
    費を算定するか否かを表す一般/老人区分とを患者ごと
    に登録した患者データファイルと、診療行為の名称とそ
    の保険点数とを少なくとも登録したマスタファイルとを
    備え、診療行為の入力画面において、指定された条件に
    合う診療行為を前記マスタファイルから検索してリスト
    表示し、そのリストの中からユーザが所望の診療行為を
    選択して診療行為を入力するようにした医療会計装置で
    あって、前記診療行為は老人健康保健に関するものと、
    老人健康保健以外の一般の保険に関するものとを識別可
    能に前記マスタファイルに登録しておき、診療行為の検
    索に際してその患者の保険/自費区分が自費診療であっ
    て且つ一般/老人区分が老人である場合は、指定条件に
    合う診療行為のうち老人健康保健に関するものだけを前
    記マスタファイルから検索して、リスト表示するもので
    ある医療会計装置。
JP2000333196A 2000-10-31 2000-10-31 医療会計装置 Pending JP2002140427A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011237899A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Yoshito Murakami 患者情報管理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20051226