JP2002140397A - エネルギー管理方法及びそのシステム - Google Patents

エネルギー管理方法及びそのシステム

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JP2002140397A
JP2002140397A JP2000334890A JP2000334890A JP2002140397A JP 2002140397 A JP2002140397 A JP 2002140397A JP 2000334890 A JP2000334890 A JP 2000334890A JP 2000334890 A JP2000334890 A JP 2000334890A JP 2002140397 A JP2002140397 A JP 2002140397A
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energy
terminal
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consumers
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JP2000334890A
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Takeshi Sugiyama
猛 杉山
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費者に安価なエネルギーを提供できると共
にエネルギー供給者の労力を軽減できるエネルギー管理
方法及びそのシステムを提供する。 【解決手段】 複数の消費者の各々が有する複数のエネ
ルギーメータ10と、複数の消費者に対してエネルギー
を供給するエネルギー供給者が有する供給者端末11
と、エネルギー供給者から複数の消費者に供給されるエ
ネルギーを管理する管理者が有する管理者端末12と、
エネルギーメータ、供給者端末及び管理者端末とを接続
するインターネット14とを備えている。管理者端末
は、複数のエネルギーメータからインターネットを介し
てエネルギーの消費量を示すデータを常時収集し、収集
されたデータに基づいて複数の消費者に課金し、課金さ
れた複数の消費者の課金総額を一括してエネルギー供給
者に納付する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エネルギー管理方
法及びそのシステムに関し、特に消費者によるエネルギ
ー利用を最適化する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、消費者は、電気、ガス、水、石油
といったエネルギーを使用して生活を営んでいる。消費
者は、これらのエネルギーを、それぞれ電力会社、ガス
会社、水道局、ガソリンスタンドといったエネルギー供
給者(会社)から直接に購入し、消費している。
【0003】このようなエネルギーの消費と供給は、従
来、次のようなエネルギー管理システム乃至エネルギー
管理方法により行われている。即ち、エネルギー供給者
は、各消費者と個別にエネルギー供給契約を結び、エネ
ルギーを供給する対価として代金を受け取る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のエネルギー管理システムでは、消費者は、特定
のエネルギー供給形態によるエネルギー供給契約を結べ
ば、他のエネルギー供給形態によって供給されるエネル
ギーが廉価であっても、契約の解除及び再契約という手
順を経なければ、その廉価なエネルギーを利用できな
い。しかも、契約の解除及び再契約という手順を踏むた
めに消費者は多大な労力を払わなければならないという
問題がある。
【0005】特に、近年のように、各種の規制緩和の進
展に伴ってエネルギー供給者の数が増加しつつある現況
では、単一のエネルギー供給者のみならず、複数のエネ
ルギー供給者の中から消費者に最も有利なエネルギー供
給者を選択してエネルギー供給契約を結びたいという要
望が発生することが予想される。
【0006】一方、エネルギー供給者は、消費者と個別
にエネルギー供給契約を締結し、しかも各消費者のエネ
ルギー使用量に応じた料金を徴収するようになっている
ので、これらエネルギー供給契約や料金徴収に多大の労
力を要し、安価なエネルギー供給を阻害しているという
問題がある。
【0007】本発明は、消費者に安価なエネルギーを提
供することができると共にエネルギー供給者の労力を軽
減することができるエネルギー管理方法及びそのシステ
ムを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1に記載の発明に係るエネルギー管理システ
ムは、複数の消費者の各々が有する複数のエネルギーメ
ータと、前記複数の消費者に対してエネルギーを供給す
るエネルギー供給者が有する供給者端末と、前記エネル
ギー供給者から前記複数の消費者に供給されるエネルギ
ーを管理する管理者が有する管理者端末と、前記エネル
ギーメータ、供給者端末及び管理者端末とを接続するネ
ットワークとを備え、前記管理者端末は、前記複数のエ
ネルギーメータから前記ネットワークを介してエネルギ
ーの消費量を示すデータを常時収集する収集手段と、該
収集手段により収集されたデータに基づいて前記複数の
消費者に課金する課金手段と、該課金手段により課金さ
れた前記複数の消費者の課金総額を一括して前記エネル
ギー供給者に納付する納付手段とを備えたことを特徴と
する。
【0009】請求項1に記載の発明に係るエネルギー管
理システムは、消費者と、エネルギー供給者と、これら
の間を仲介する管理者をネットワークで結び、管理者の
管理の下に、消費者は安価なエネルギーが得られ、エネ
ルギー供給者は労力を軽減できるようにしたものであ
る。
【0010】即ち、管理者は、管理者端末を用いて消費
者の複数のエネルギーメータからネットワークを介して
エネルギーの消費量を示すデータを収集し、この収集さ
れたデータに基づいて複数の消費者に課金すると共に、
課金された複数の消費者の課金総額を一括してエネルギ
ー供給者に納付する。これにより、エネルギー供給者
は、エネルギー供給契約や料金徴収に労力を使う必要が
ないので、その分エネルギーを安価に提供できる。一
方、消費者は安価なエネルギーの提供を受けることがで
きる。
【0011】請求項2に記載の発明に係るエネルギー管
理システムは、請求項1に記載の発明において、前記管
理者端末は、エネルギーの供給形態を規定するエネルギ
ー供給条件を前記供給者端末から前記ネットワークを介
して取得する条件取得手段と、前記収集手段で収集され
たエネルギーの消費量を示すデータと前記条件取得手段
で取得されたエネルギー供給条件とに基づいて前記複数
の消費者によるエネルギーの消費形態に最適なエネルギ
ー供給条件を決定する決定手段と、該決定手段により決
定されたエネルギー供給条件に従って前記エネルギー供
給者と使用契約を結ぶ契約手段とを備えたことを特徴と
する。
【0012】請求項2に記載の発明に係るエネルギー管
理システムによれば、複数の消費者によるエネルギーの
消費形態に最適なエネルギー供給条件でエネルギー供給
者と使用契約が結ばれるので、消費者によるエネルギー
消費の実状に合致する契約を結ぶことができる。その結
果、各消費者は、実状に合致しない使用契約に伴う無駄
を省くことができる。
【0013】請求項3に記載の発明に係るエネルギー管
理システムは、請求項2に記載の発明において、前記複
数の消費者が有する消費者端末を更に備え、前記管理者
端末は、前記消費者端末から前記ネットワークを介して
送られてくる閲覧要求に応答して、前記収集手段で収集
したエネルギーの消費量を示すデータを前記ネットワー
クを介して前記消費者端末に送信することを特徴とす
る。
【0014】請求項3に記載の発明に係るエネルギー管
理システムによれば、消費者は、消費者端末から自己の
消費したエネルギーを何時でも確認することができる。
また、収集手段はエネルギーの消費量を示すデータを常
時収集しているので、消費者は、一定時間をおいて消費
者端末から消費されたエネルギーの量を参照することに
より、例えば電気やガスの消し忘れ、水道の止め忘れ等
を監視することができる。
【0015】請求項4に記載の発明に係るエネルギー管
理システムは、請求項3に記載の発明において、前記エ
ネルギーメータは、該エネルギーメータが接続されてい
る機器の作動を停止させる停止手段を更に有し、前記管
理者端末は、前記収集手段で収集したエネルギーの消費
量を示すデータが所定値を越えた場合は、前記ネットワ
ークを介して前記停止手段を作動させることにより前記
機器の作動を停止させることを特徴とする。
【0016】請求項4に記載の発明に係るエネルギー管
理システムによれば、消費者によるエネルギーの異常な
消費等が発生した場合に、管理者はその消費を止めるこ
とができるので、消費者におけるエネルギー消費機器の
安全性を向上させることができる。
【0017】請求項5に記載の発明に係るエネルギー管
理システムは、請求項4に記載の発明において、前記管
理者端末は、前記管理者が前記消費者とデマンドサイド
マネジメント契約を結んでいることが判断された場合
に、前記ネットワークを介して指令を送ることにより前
記停止手段を作動させることを特徴とする。
【0018】請求項5に記載の発明に係るエネルギー管
理システムによれば、消費者は、管理者とデマンドサイ
ドマネジメント契約を結んでおけば、収集手段で収集し
たエネルギーの消費量を示すデータが所定値を越えた場
合にエネルギーメータが接続されている機器の作動が停
止されるので、エネルギーの使いすぎを防止できる。
【0019】請求項6に記載の発明に係るエネルギー管
理システムは、請求項1〜5のいずれか1項に記載の発
明において、前記複数のエネルギーメータの各々は、ガ
スの消費量を示すガスメータ、電気の消費量を示す電力
計及び水の使用量を示す水量計の少なくとも1つから成
ることを特徴とする。
【0020】請求項6に記載の発明に係るエネルギー管
理システムによれば、消費者側に備えられるガス、電気
及び水の少なくとも1つの消費について、上述した各作
用及び効果が得られる。
【0021】請求項7に記載の発明に係るエネルギー管
理方法は、複数の消費者の各々が有する複数のエネルギ
ーメータと、前記複数の消費者に対してエネルギーを供
給するエネルギー供給者が有する供給者端末と、前記エ
ネルギー供給者から前記複数の消費者に供給されるエネ
ルギーを管理する管理者が有する管理者端末と、前記エ
ネルギーメータ、供給者端末及び管理者端末とを接続す
るネットワーク、とが提供され、前記管理者端末は、前
記複数のエネルギーメータから前記ネットワークを介し
てエネルギーの消費量を示すデータを収集し、収集され
たデータに基づいて前記複数の消費者に課金し、課金さ
れた前記複数の消費者の課金総額を一括して前記エネル
ギー供給者に納付することを特徴とする。請求項7に記
載の発明に係るエネルギー管理方法によれば、請求項1
に記載の発明と同様の作用及び効果が得られる。
【0022】請求項8に記載の発明に係るエネルギー管
理方法は、請求項7に記載の発明において、前記管理者
端末は、エネルギーの供給形態を規定するエネルギー供
給条件を前記供給者端末から前記ネットワークを介して
取得し、前記収集されたエネルギーの消費量を示すデー
タと前記取得されたエネルギー供給条件とに基づいて前
記複数の消費者によるエネルギーの消費形態に最適なエ
ネルギー供給条件を決定し、決定されたエネルギー供給
条件に従って前記エネルギー供給者と使用契約を結ぶこ
とを特徴とする。請求項8に記載の発明に係るエネルギ
ー管理方法によれば、請求項2に記載の発明と同様の作
用及び効果が得られる。
【0023】請求項9に記載の発明に係るエネルギー管
理方法は、請求項8に記載の発明において、前記複数の
消費者が有する消費者端末が更に提供され、前記管理者
端末は、前記消費者端末から前記ネットワークを介して
送られてくる閲覧要求に応答して、前記収集手段で収集
したエネルギーの消費量を示すデータを前記ネットワー
クを介して前記消費者端末に送信することを特徴とす
る。請求項9に記載の発明によれば、請求項3に記載の
発明に係るエネルギー管理方法と同様の作用及び効果が
得られる。
【0024】請求項10に記載の発明に係るエネルギー
管理方法は、請求項9に記載の発明において、前記管理
者端末は、前記収集されたエネルギーの消費量を示すデ
ータが所定値を越えた場合は、前記ネットワークを介し
て前記エネルギーメータが接続されている機器に指令を
送ることにより該機器の作動を停止させることを特徴と
する。請求項10に記載の発明に係るエネルギー管理方
法によれば、請求項4に記載の発明と同様の作用及び効
果が得られる。
【0025】請求項11に記載の発明に係るエネルギー
管理方法は、請求項10に記載の発明において、前記管
理者端末は、前記管理者が前記消費者とデマンドサイド
マネジメント契約を結んでいることが判断された場合
に、前記ネットワークを介して前記エネルギーメータが
接続されている機器に指令を送ることにより該機器の作
動を停止させることを特徴とする。請求項11に記載の
発明に係るエネルギー管理方法によれば、請求項5に記
載の発明と同様の作用及び効果が得られる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
エネルギー管理方法及びそのシステムを図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0027】図1は本発明の実施の形態に係るエネルギ
ー管理システムのシステム構成を示す図である。このエ
ネルギー管理システムは、消費者U1〜Unの各々が有
するエネルギーメータ10〜10(以下、符号「1
0」で代表する)、エネルギー供給会社S1〜Snが有
する供給者端末11〜11(以下、符号「11」で
代表する)、管理会社が有する管理者端末12、消費者
が有する消費者端末13及びこれらを接続するネットワ
ークとしてのインターネット14から構成されている。
【0028】エネルギーメータ10は、各消費者側に備
えられ、ガスメータ、電力計及び水量計として機能する
マルチメータであり、ガス、電力、水のエネルギー消費
を検針するものである。このエネルギーメータ10は、
図2に示すように、センサ信号入力部20、制御部2
1、表示部22、通信インタフェース23及び駆動部2
4から構成されている。
【0029】センサ信号入力部20には、ガス量センサ
30、電力量センサ31及び水量センサ32が接続され
ている。
【0030】ガス量センサ30は、ガス遮断機33を介
してガス機器34に接続されている。このガス量センサ
30は、ガス機器34で消費されるガスの量を検出す
る。電力量センサ31は、ブレーカ35を介して、電
灯、冷蔵庫、テレビジョンといった電気機器36に接続
されている。この電力量センサ31は、電気機器36で
消費される電力量を検出する。水量センサ32は、使用
された水の量を検出する。これらガス量センサ30、電
力量センサ31及び水量センサ32で検出された各セン
サ信号はセンサ信号入力部20に送られる。
【0031】センサ信号入力部20は、上記ガス量セン
サ30、電力量センサ31及び水量センサ32からそれ
ぞれ供給される、消費されたガス量、電力量及び水量を
表すセンサ信号を制御部21に供給する。
【0032】制御部21は、例えばマイクロコンピュー
タから構成されており、エネルギーメータ10の全体を
制御する。制御部21による制御の内容は、後にフロー
チャートを参照しながら詳細に説明する。
【0033】表示部22は、制御部21からの制御に従
って、ガス、電気、水の各積算使用量を表示する。消費
者は、表示部22を見ることにより、現在の積算使用量
を知ることができる。
【0034】通信インタフェース23は、エネルギーメ
ータ10とインターネット14との間のデータの送受を
制御する。通信インタフェース23は、制御部21から
送られてくるデータをインターネット14を介して管理
者端末12に送信する。また、管理者端末12からイン
ターネット14を介して送られてくるデータを受信して
制御部21に送る。
【0035】駆動部24は、制御部21からの信号に応
答して、ガス遮断機33に閉止信号を送り、ガスの流路
を遮断する。また、駆動部24は、ブレーカ35に電源
断信号を送り、電力の供給を遮断する。この場合、電気
機器36が接続される電気系統が複数存在する場合は、
電源系統毎に電力の供給を遮断するように構成すること
ができる。
【0036】供給者端末11は、エネルギー供給会社に
備えられたパーソナルコンピュータで構成されており、
例えば、図3に示すように、処理装置40、記憶装置4
1、表示器42及び通信インタフェース43から構成さ
れている。処理装置40は、供給者端末11の全体を制
御する。
【0037】記憶装置41は、例えば磁気ディスク装置
から構成されており、各種のエネルギー供給条件を表す
データを格納している。表示器42は、各種情報を表示
する。通信インタフェース43は、供給者端末11とイ
ンターネット14との間のデータの送受を制御する。即
ち、通信インタフェース43は、処理装置40から送ら
れてくるデータをインターネット14を介して管理者端
末12に送信する。また、管理者端末12からインター
ネット14を介して送られてくるデータを受信して処理
装置40に送る。
【0038】管理者端末12は、管理会社に備えられ
た、例えばパーソナルコンピュータで構成されており、
例えば、図4に示すように、処理装置50、記憶装置5
1、表示器52及び通信インタフェース53から構成さ
れている。処理装置50は、管理者端末12の全体を制
御する。
【0039】記憶装置51は、例えば磁気ディスク装置
から構成されており、エネルギーメータ10から送られ
てくるデータを蓄積する。表示器52は、各種情報を表
示する。通信インタフェース53は、管理者端末12と
インターネット14との間のデータの送受を制御する。
即ち、通信インタフェース53は、処理装置50から送
られてくるデータをインターネット14を介して、エネ
ルギーメータ10及び供給者端末11に送信する。ま
た、エネルギーメータ10及び供給者端末11からイン
ターネット14を介して送られてくるデータを受信して
処理装置50に送る。
【0040】消費者端末13は、消費者が有するパーソ
ナルコンピュータや携帯電話で構成される。消費者は、
詳細は後述するが、この消費者端末13によって、管理
会社のホームページにアクセスし、自己が消費したエネ
ルギーの量及び料金を知ることができる。
【0041】以上の構成において、本発明の実施の形態
に係るエネルギー管理システムの動作を説明する。
【0042】まず、エネルギー管理システムを利用して
行われるエネルギー管理の手順を、図5に示したフロー
チャートを参照しながら説明する。なお、以下では、管
理されるエネルギーが電気である場合を例に挙げて説明
する。
【0043】まず、消費者と管理会社との間で管理契約
がなされる(ステップS10)。管理会社は、管理契約
がなされた旨をエネルギー供給会社に通知する。これに
より、消費者宅にエネルギー供給会社から電気が供給さ
れると共に、消費者宅に取り付けられたエネルギーメー
タ10からデータの読み取りが可能になる。
【0044】次に、管理会社は、各消費者宅のエネルギ
ーメータ10から、使用された電力量を表すデータを読
み込んで蓄積する(ステップS11)。このデータの蓄
積は一定期間行われる。このステップ11におけるデー
タの読み込み処理は、本発明の収集手段に対応する。
【0045】次に、管理会社は、エネルギーの供給形態
を規定するエネルギー供給条件を供給者端末11からイ
ンターネット14を介して取得し、エネルギーメータ1
0から読み込んだ電力量を表すデータと前記取得された
エネルギー供給条件とに基づいて複数の消費者によるエ
ネルギーの消費形態に最適なエネルギー供給条件、即ち
最適条件を算出する(ステップS12)。このステップ
S12における処理は、本発明の条件取得手段と決定手
段とに対応する。
【0046】より詳しくは、管理会社は、その管理会社
が管理する地域の全消費者のエネルギー消費の傾向を、
蓄積された使用電力量を表すデータに基づいて算出す
る。エネルギー消費の傾向は、例えば温水器、冷暖房
器、太陽光発電装置、燃料電池といった消費者が有する
電気機器の種類や、季節、消費者の生活形態等によって
決定される。
【0047】一方、電気の使用条件契約の種類は、例え
ば通常の電灯契約と時間帯別電灯契約とがある。通常の
電灯契約は24時間一定料金である。時間帯別電灯契約
は、図6(A)に示すように、午前7時から午後11時
までの昼間料金は通常の電灯契約の約1.5倍である
が、午後11時から翌日の午前7時までの夜間料金は通
常の電灯契約の1/3程度であるといった具合に1日の
中でも時間帯によって変化する。
【0048】そこで、管理会社が管理する地域の全消費
者のエネルギー消費の傾向に照らし合わせて消費者が有
利になるような電気の使用条件を算出する。そして、管
理会社は、算出された使用条件契約をエネルギー供給会
社との間で結ぶ(ステップS13)。このステップS1
3における使用条件契約は、本発明の契約手段に対応す
る。この際、管理会社は、地域全体という大きな単位で
エネルギー供給会社と使用条件契約を結ぶので、業務用
電力の使用条件契約と同等に取り扱われる。その結果、
消費者は安価なエネルギーを得ることができる。
【0049】なお、消費者が使用するエネルギーが灯油
である場合、灯油の価格は、図6(B)に示すように季
節によって変動する。そこで、管理会社は、灯油会社と
使用条件契約を結ぶ場合、季節に応じて最適条件を算出
するように構成することができる。
【0050】また、図5のフローチャートには示してい
ないが、管理会社は、各エネルギー供給会社から提供さ
れるエネルギーの情報をデータベース等に格納し、この
データベースに格納された複数のエネルギーの情報の中
から割安なエネルギーの情報を常に検索し、割安なエネ
ルギーを供給するエネルギー供給会社と使用条件契約を
結ぶように構成することもできる。この構成によれば、
管理会社は、消費者に安価なエネルギーを提供できる。
【0051】以後、管理会社によるエネルギー管理が継
続される。即ち、管理会社は、各消費者宅のエネルギー
メータ10から、使用された電力量を表すデータを短い
時間間隔で読み込んで蓄積する(ステップS14)。そ
して、情報提供サービスを行う(ステップS15)。よ
り詳しくは、管理会社は、蓄積された電力量を表すデー
タを、例えば管理会社のホームページにリアルタイムで
掲載する。
【0052】消費者は、消費者端末13を介して上記管
理会社のホームページにアクセスし、ID(識別コー
ド)及びパスワードを入力することにより現在の電気使
用量及び料金を知ることができる。
【0053】また、ホームページに掲載される内容は常
時(短い時間間隔で)リアルタイムに更新されるので、
消費者は、一定時間をおいて、例えば携帯電話からホー
ムページに掲載された、消費されたエネルギー量の変化
を見ることにより、例えば電気の消し忘れを知ることが
できる。
【0054】次に、管理会社は、一定期間、例えば1ヶ
月が経過したかどうかを調べる(ステップS16)。そ
して、一定期間が経過したことを判断すると、電力量に
応じて課金を行い、全消費者から料金を徴収する(ステ
ップS17)。このステップS17における料金の徴収
処理は、本発明の課金手段に対応する。
【0055】さらに、徴収した料金をエネルギー供給会
社へ一括して支払う(ステップS18)。このステップ
S18における料金の支払い処理は、本発明の納付手段
に対応する。これにより、エネルギー供給会社は料金徴
収の手間を省くことができる。なお、管理会社は、上記
一定期間、例えば1ヶ月が経過していないことが判断さ
れると、消費者からの料金の徴収及びエネルギー供給会
社への料金の一括支払は行わない。
【0056】次に、所定のタイミングになったかどうか
が調べられる(ステップS19)。ここで、所定のタイ
ミングとは、管理会社とエネルギー供給会社との電気の
使用条件契約を更新する時期であり、例えば数ヶ月又は
数年が経過したタイミングを用いることができる。
【0057】そして、管理会社は、所定タイミングであ
ることを判断すると、ステップS12に戻って、上述し
た処理と同様の処理を繰り返す。一方、所定タイミング
でないことを判断すると、ステップS14に戻って、通
常のエネルギー管理を継続する。
【0058】以上は、管理されるエネルギーが電気であ
る場合を例に挙げて、エネルギー管理システムの動作を
説明したが、管理されるエネルギーがガス及び水である
場合の動作も上述した電気の場合と同じである。
【0059】次に、本発明の理解をより深めるために、
管理会社が有する管理者端末12の動作を中心に更に詳
細に説明する。
【0060】図7は、管理者端末12の動作を示すフロ
ーチャートである。管理者端末12は、起動されると、
カウンタの内容iをゼロにする(ステップS21)。こ
こで、iは管理会社が管理する地域内の消費者の数を示
す。
【0061】次に、処理装置50は、消費者のエネルギ
ーメータ10から、使用された電力量を表すデータを
取り込む(ステップS22)。この取り込まれた電力量
を表すデータは、記憶装置51に格納される(ステップ
S23)。
【0062】次に、エネルギーメータ10を有する消
費者は、管理会社との間で、デマンドサイドマネジメン
ト契約を結んでいるかどうかが調べられる(ステップS
24)。これは、記憶装置51に格納されている、デマ
ンドサイドマネジメント契約の有無を、消費者毎に記憶
したテーブル(図示しない)を参照することにより行わ
れる。
【0063】ここで、デマンドサイドマネジメント契約
とは、消費者が一度に使うエネルギーの総量を管理者と
契約しておき、消費者のエネルギー使用が契約した総量
を越えた場合に自動的に消費者のエネルギー消費をカッ
トするが、その代わりエネルギーの使用料金を割安にな
るという契約である。
【0064】上記ステップS24で、デマンドサイドマ
ネジメント契約を結んでいないことが判断されると、ス
テップS27に進む。一方、デマンドサイドマネジメン
ト契約を結んでいることが判断されると、上記ステップ
S23で取り込んだ電力量を表すデータに基づいて、取
り込んだ電力量がデマンドサイドマネジメント契約で決
められた使用量を超過しているかどうかが調べられる
(ステップS25)。ここで、電力量がデマンドサイド
マネジメント契約で決められた使用量を超過しているこ
とが判断されると、処理装置50は、通信インタフェー
ス53及びインターネット14を介してエネルギーメー
タ10に停止指令を送信する(ステップS26)。
【0065】この停止指令は、エネルギーメータ10
の通信インタフェース23を介して制御部21に供給さ
れる。制御部21は、この停止指令を解析して駆動部2
4に制御信号を与える。これにより、駆動部24は電源
断信号をブレーカ35に送ることにより該ブレーカ35
を作動させ、電気機器36に供給されている電源を遮断
する。駆動部24は、本発明の停止手段に対応する。
【0066】この場合、電気機器36が接続される電気
系統が複数存在する場合は、電源系統毎に優先順位を付
けておき、優先順位の高い電源系統から順に電力の供給
を遮断するように構成することもできる。
【0067】さらに、ブレーカ35に相当する機能を有
するスイッチを各電気機器36に設け、エネルギーメー
タ10の駆動部24からの電源断信号をこのスイッチに
送ることにより電気機器36毎に電力の供給を遮断する
ように構成することもできる。この場合も、電気機器3
6毎に優先順位を付けておき、優先順位の高い電気機器
36から順に電力の供給を遮断するように構成できる。
【0068】上記ステップS25で、デマンドサイドマ
ネジメント契約で決められた使用量を超過していないこ
とが判断されると、ステップS26の処理はスキップさ
れる。以上のステップS24〜S26の処理により、消
費者は、管理者とデマンドサイドマネジメント契約を結
んでおけば、エネルギーの消費量を示すデータが所定値
を越えた場合に電気機器36の作動が停止されるので、
エネルギーの使いすぎを防止できる。
【0069】ステップS27では、カウンタの内容が1
だけインクリメントされる(ステップS27)。次に、
iがnになったかどうかが調べられる(ステップS2
8)。ここで、nは全消費者の数である。従って、ステ
ップS27では、全消費者のエネルギーメータ10から
電力量を表すデータの取り込みが完了したかどうかが調
べられることになる。
【0070】ここで、iがnでないことが判断される
と、シーケンスはステップS22に戻り、再度同様の処
理が実行される。一方、iがnであることが判断される
と、記憶装置51に格納された全消費者の電力量を表す
データが通信インタフェース53及びインターネット1
4を介して図示しないサーバに転送され、管理会社のホ
ームページが更新される。従って、消費者は常に最新の
自己の電力使用量を知ることができる。
【0071】また、管理会社のホームページは、全消費
者の電力量を表すデータが取り込まれる毎に更新される
ので、消費者は、一定時間をおいて、例えば携帯電話か
らホームページに掲載された電力使用量の変化を見るこ
とにより、電気の消し忘れを知ることができる。
【0072】次に、カウンタの内容iがゼロにされ(ス
テップS30)、その後シーケンスはステップS22に
戻る。以上はエネルギーが電気である場合について説明
したが、ガス、水、灯油その他のエネルギーの場合も上
記と同様の処理により、消費者のエネルギー消費を管理
することができる。
【0073】以上説明したように、この実施の形態に係
るエネルギー管理システムによれば、管理会社は、管理
者端末12を用いて消費者の複数のエネルギーメータ1
0からインタフェース14を介してエネルギーの消費量
を示すデータを収集し、収集されたデータに基づいて複
数の消費者に課金すると共に、課金された複数の消費者
の課金総額を一括してエネルギー供給会社に納付する。
従って、エネルギー供給会社は、エネルギー供給契約や
料金徴収に労力を使う必要がないので、その分エネルギ
ーを安価に提供できる。一方、消費者は安価なエネルギ
ーの提供を受けることができる。
【0074】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、管理者
は、管理者端末を用いて消費者の複数のエネルギーメー
タからネットワークを介してエネルギーの消費量を示す
データを収集し、収集されたデータに基づいて複数の消
費者に課金すると共に、課金された複数の消費者の課金
総額を一括してエネルギー供給者に納付するので、エネ
ルギー供給者は、エネルギー供給契約や料金徴収に労力
を使う必要がないので、その分エネルギーを安価に提供
できる。一方、消費者は安価なエネルギーの提供を受け
ることができる。
【0075】また、請求項2に記載の発明によれば、複
数の消費者によるエネルギーの消費形態に最適なエネル
ギー供給条件でエネルギー供給者と使用契約が結ばれる
ので、消費者によるエネルギー消費の実状に合致する契
約を結ぶことができる。その結果、各消費者は、実状に
合致しない使用契約に伴う無駄を省くことができる。
【0076】また、請求項3に記載の発明によれば、消
費者は、消費者端末から自己の消費したエネルギーを何
時でも確認することができる。また、収集手段はエネル
ギーの消費量を示すデータを常時収集しているので、消
費者は、一定時間をおいて消費者端末から消費されたエ
ネルギーの量を参照することにより、例えば電気やガス
の消し忘れ、水道の止め忘れ等を監視することができ
る。
【0077】また、請求項4に記載の発明によれば、消
費者によるエネルギーの異常な消費等が発生した場合
に、管理者はその消費を止めることができるので、消費
者におけるエネルギー消費機器の安全性を向上させるこ
とができる。
【0078】また、請求項5に記載の発明によれば、消
費者は、管理者とデマンドサイドマネジメント契約を結
んでおけば、収集手段で収集したエネルギーの消費量を
示すデータが所定値を越えた場合にエネルギーメータが
接続されている機器の作動が停止されるので、エネルギ
ーの使いすぎを防止できる。
【0079】また、請求項6に記載の発明によれば、消
費者側に備えられるガス、電気及び水少なくとも1つの
消費について、上述した各効果が得られる。
【0080】更に、請求項7〜11に記載の発明によれ
ば、ぞれぞれ請求項1〜5に記載の発明と同様の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るエネルギー管理シス
テムのシステム構成を示す図である。
【図2】図1に示すエネルギーメータの構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図1に示す供給者端末の構成を示すブロック図
である。
【図4】図1に示す管理者端末の構成を示すブロック図
である。
【図5】本発明のエネルギー管理システムを利用して行
われるエネルギー管理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明における最適条件の算出の基礎となるエ
ネルギー消費の時間的変化を説明するための図である。
【図7】図1に示す管理者端末の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10、10〜10 エネルギーメータ 11、11〜11 供給者端末 12 管理者端末 13 消費者端末 14 インターネット 20 センサ信号入力部 21 制御部 22 表示部 23 通信インタフェース 24 駆動部 30 ガス量センサ 31 電力量センサ 32 水量センサ 33 ガス遮断機 34 ガス機器 35 ブレーカ 36 電気機器 40、50 処理装置 41、51 記憶装置 42、52 表示器 43、53 通信インタフェース

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の消費者の各々が有する複数のエネ
    ルギーメータと、 前記複数の消費者に対してエネルギーを供給するエネル
    ギー供給者が有する供給者端末と、 前記エネルギー供給者から前記複数の消費者に供給され
    るエネルギーを管理する管理者が有する管理者端末と、 前記エネルギーメータ、供給者端末及び管理者端末とを
    接続するネットワークとを備え、 前記管理者端末は、 前記複数のエネルギーメータから前記ネットワークを介
    してエネルギーの消費量を示すデータを常時収集する収
    集手段と、 該収集手段により収集されたデータに基づいて前記複数
    の消費者に課金する課金手段と、 該課金手段により課金された前記複数の消費者の課金総
    額を一括して前記エネルギー供給者に納付する納付手段
    と、を備えたことを特徴とするエネルギー管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記管理者端末は、 エネルギーの供給形態を規定するエネルギー供給条件を
    前記供給者端末から前記ネットワークを介して取得する
    条件取得手段と、 前記収集手段で収集されたエネルギーの消費量を示すデ
    ータと前記条件取得手段で取得されたエネルギー供給条
    件とに基づいて前記複数の消費者によるエネルギーの消
    費形態に最適なエネルギー供給条件を決定する決定手段
    と、 該決定手段により決定されたエネルギー供給条件に従っ
    て前記エネルギー供給者と使用契約を結ぶ契約手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー
    管理システム。
  3. 【請求項3】 前記複数の消費者が有する消費者端末を
    更に備え、 前記管理者端末は、前記消費者端末から前記ネットワー
    クを介して送られてくる閲覧要求に応答して、前記収集
    手段で収集したエネルギーの消費量を示すデータを前記
    ネットワークを介して前記消費者端末に送信することを
    特徴とする請求項2に記載のエネルギー管理システム。
  4. 【請求項4】 前記エネルギーメータは、該エネルギー
    メータが接続されている機器の作動を停止させる停止手
    段を更に有し、 前記管理者端末は、前記収集手段で収集したエネルギー
    の消費量を示すデータが所定値を越えた場合は、前記ネ
    ットワークを介して前記停止手段を作動させることによ
    り前記機器の作動を停止させることを特徴とする請求項
    3に記載のエネルギー管理システム。
  5. 【請求項5】 前記管理者端末は、前記管理者が前記消
    費者とデマンドサイドマネジメント契約を結んでいるこ
    とが判断された場合に、前記ネットワークを介して指令
    を送ることにより前記停止手段を作動させることを特徴
    とする請求項4に記載のエネルギー管理システム。
  6. 【請求項6】 前記複数のエネルギーメータの各々は、
    ガスの消費量を示すガスメータ、電気の消費量を示す電
    力計及び水の使用量を示す水量計の少なくとも1つから
    成ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に
    記載のエネルギー管理システム。
  7. 【請求項7】 複数の消費者の各々が有する複数のエネ
    ルギーメータと、 前記複数の消費者に対してエネルギーを供給するエネル
    ギー供給者が有する供給者端末と、 前記エネルギー供給者から前記複数の消費者に供給され
    るエネルギーを管理する管理者が有する管理者端末と、 前記エネルギーメータ、供給者端末及び管理者端末とを
    接続するネットワークとが提供され、 前記管理者端末は、 前記複数のエネルギーメータから前記ネットワークを介
    してエネルギーの消費量を示すデータを収集し、 収集されたデータに基づいて前記複数の消費者に課金
    し、 課金された前記複数の消費者の課金総額を一括して前記
    エネルギー供給者に納付することを特徴とするエネルギ
    ー管理方法。
  8. 【請求項8】 前記管理者端末は、 エネルギーの供給形態を規定するエネルギー供給条件を
    前記供給者端末から前記ネットワークを介して取得し、 前記収集されたエネルギーの消費量を示すデータと前記
    取得されたエネルギー供給条件とに基づいて前記複数の
    消費者によるエネルギーの消費形態に最適なエネルギー
    供給条件を決定し、 決定されたエネルギー供給条件に従って前記エネルギー
    供給者と使用契約を結ぶことを特徴とする請求項7に記
    載のエネルギー管理方法。
  9. 【請求項9】 前記複数の消費者が有する消費者端末が
    更に提供され、 前記管理者端末は、前記消費者端末から前記ネットワー
    クを介して送られてくる閲覧要求に応答して、前記収集
    手段で収集したエネルギーの消費量を示すデータを前記
    ネットワークを介して前記消費者端末に送信することを
    特徴とする請求項8に記載のエネルギー管理方法。
  10. 【請求項10】 前記管理者端末は、前記収集されたエ
    ネルギーの消費量を示すデータが所定値を越えた場合
    は、前記ネットワークを介して前記エネルギーメータが
    接続されている機器に指令を送ることにより該機器の作
    動を停止させることを特徴とする請求項9に記載のエネ
    ルギー管理方法。
  11. 【請求項11】 前記管理者端末は、前記管理者が前記
    消費者とデマンドサイドマネジメント契約を結んでいる
    ことが判断された場合に、前記ネットワークを介して前
    記エネルギーメータが接続されている機器に指令を送る
    ことにより該機器の作動を停止させることを特徴とする
    請求項10に記載のエネルギー管理方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013102683A (ja) * 2013-01-10 2013-05-23 Tempearl Ind Co Ltd 過電流検出装置
JP2013123372A (ja) * 2013-01-10 2013-06-20 Tempearl Ind Co Ltd 過電流検出装置
JP2014112423A (ja) * 2014-02-19 2014-06-19 Panasonic Corp 使用量監視システム及び使用量監視装置
JP2016105315A (ja) * 2016-02-08 2016-06-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 使用量監視システム
CN106228308A (zh) * 2016-07-28 2016-12-14 国网江苏省电力公司扬州供电公司 一种用于督察电网工作的管控系统及管控方法

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