JP2002140396A - エネルギー管理システム - Google Patents

エネルギー管理システム

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JP2002140396A
JP2002140396A JP2000334882A JP2000334882A JP2002140396A JP 2002140396 A JP2002140396 A JP 2002140396A JP 2000334882 A JP2000334882 A JP 2000334882A JP 2000334882 A JP2000334882 A JP 2000334882A JP 2002140396 A JP2002140396 A JP 2002140396A
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carbon dioxide
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Takeshi Sugiyama
猛 杉山
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エネルギーの消費に伴う二酸化炭素の排出量
を考慮して消費者に安価なエネルギーを提供し、エネル
ギー供給者の労力を軽減できるエネルギー管理システム
を提供する。 【解決手段】 複数の消費者の各々が有する複数のエネ
ルギーメータ10と、複数の消費者に対してエネルギー
を供給するエネルギー供給者が有する供給者端末11
と、エネルギー供給者から複数の消費者に供給されるエ
ネルギーを管理する管理者が有する管理者端末12と、
エネルギーメータ、供給者端末及び管理者端末とを接続
するインターネット14とを備え、管理者端末は、複数
のエネルギーメータからネットワークを介してエネルギ
ーの消費量を示すデータを収集し、収集されたデータに
対応する二酸化炭素発生量を算出しと、収集されたデー
タと該算出結果とに基づいて複数の消費者に課金し、課
金された複数の消費者の課金総額を一括して前記エネル
ギー供給者に納付する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エネルギー管理シ
ステムに関し、特にエネルギーの消費に伴う二酸化炭素
の排出量を考慮して消費者によるエネルギー利用を最適
化する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、消費者は、電気、ガス、水、石油
といったエネルギーを使用して生活を営んでいる。消費
者は、これらのエネルギーを、それぞれ電力会社、ガス
会社、水道局、ガソリンスタンドといったエネルギー供
給者(会社)から直接に購入し、消費している。
【0003】このようなエネルギーの消費と供給は、従
来、次のようなエネルギー管理システムにより行われて
いる。即ち、エネルギー供給者は、各消費者と個別にエ
ネルギー供給契約を結び、エネルギーを供給する対価と
して代金を受け取る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のエネルギー管理システムでは、消費者は、特定
のエネルギー供給形態によるエネルギー供給契約を結べ
ば、他のエネルギー供給形態によって供給されるエネル
ギーが廉価であっても、契約の解除及び再契約という手
順を経なければ、その廉価なエネルギーを利用できな
い。しかも、契約の解除及び再契約という手順を踏むた
めに消費者は多大な労力を払わなければならない。
【0005】特に、近年のように、各種の規制緩和の進
展に伴ってエネルギー供給者の数が増加しつつある現況
では、単一のエネルギー供給者のみならず、複数のエネ
ルギー供給者の中から消費者に最も有利なエネルギー供
給者を選択してエネルギー供給契約を結びたいという要
望が発生することが予想される。
【0006】一方、エネルギー供給者は、消費者と個別
にエネルギー供給契約を締結し、しかも各消費者のエネ
ルギー消費量に応じた料金を徴収するようになっている
ので、これらエネルギー供給契約や料金徴収に多大の労
力を要し、安価なエネルギー供給を阻害している。
【0007】更に、近年は、地球温暖化の問題がクロー
ズアップされている。地球温暖化は、消費者のエネルギ
ー消費に伴って発生する二酸化炭素の増加が主な原因で
あると考えられており、この二酸化炭素の発生を抑止す
る方法が検討されている。このような方法の1つに、消
費者のエネルギー消費に伴って発生した二酸化炭素の量
に応じて消費者に課税する炭素税が考えられている。従
って、炭素税を考慮したエネルギー管理システムの開発
が要請されている。
【0008】本発明は上述した問題を解消すると共に上
記要請に応えるためになされたものであり、その課題
は、エネルギーの消費に伴う二酸化炭素の排出量を考慮
して消費者に安価なエネルギーを提供し、エネルギー供
給者の労力を軽減できるエネルギー管理システムを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1に記載の発明に係るエネルギー管理システ
ムは、複数の消費者の各々が有する複数のエネルギーメ
ータと、前記複数の消費者に対してエネルギーを供給す
るエネルギー供給者が有する供給者端末と、前記エネル
ギー供給者から前記複数の消費者に供給されるエネルギ
ーを管理する管理者が有する管理者端末と、前記エネル
ギーメータ、供給者端末及び管理者端末とを接続するネ
ットワークとを備え、前記管理者端末は、前記複数のエ
ネルギーメータから前記ネットワークを介してエネルギ
ーの消費量を示すデータを収集する収集手段と、該収集
手段で収集されたデータに対応する二酸化炭素発生量を
算出する算出手段と、前記収集手段により収集されたデ
ータと前記算出手段による算出結果とに基づいて前記複
数の消費者に課金する課金手段と、該課金手段により課
金された前記複数の消費者の課金総額を一括して前記エ
ネルギー供給者に納付する納付手段とを備えたことを特
徴とする。
【0010】請求項1に記載の発明に係るエネルギー管
理システムは、消費者と、エネルギー供給者と、これら
の間を仲介する管理者をネットワークで結び、管理者の
管理の下に、消費者は二酸化炭素発生量に応じた課金が
なされても安価なエネルギーが得られ、エネルギー供給
者は労力を軽減できるようにしたものである。
【0011】即ち、管理者は、管理者端末を用いて消費
者の複数のエネルギーメータからネットワークを介して
エネルギーの消費量を示すデータを収集し、この収集さ
れたデータと該データに対応する二酸化炭素発生量とに
基づいて複数の消費者に課金すると共に、課金された複
数の消費者の課金総額を一括してエネルギー供給者に納
付する。これにより、エネルギー供給者は、エネルギー
供給契約や料金徴収に労力を使う必要がないので、その
分エネルギーを安価に提供できる。一方、消費者は、二
酸化炭素発生量に応じた課金がなされても安価なエネル
ギーの提供を受けることができる。
【0012】請求項2に記載の発明に係るエネルギー管
理システムは、請求項1に記載の発明において、前記算
出手段は、予め定められたエネルギーの種類毎の二酸化
炭素発生係数に基づいて前記収集手段で収集されたデー
タに対応する二酸化炭素発生量を算出することを特徴と
する。
【0013】請求項2に記載の発明に係るエネルギー管
理システムによれば、予め定められたエネルギーの種類
毎の二酸化炭素発生係数に基づいて二酸化炭素発生量が
算出されるので、正確な二酸化炭素発生量を算出するこ
とができる。
【0014】また、請求項3に記載の発明に係るエネル
ギー管理システムは、請求項2に記載の発明において、
前記ネットワークに接続されたサーバと消費者端末とを
更に備え、前記管理者端末は、該管理者端末の算出手段
で算出された前記二酸化炭素発生量及び前記課金手段に
よる課金額を前記ネットワークを介して前記サーバに格
納し、前記消費者端末は、前記ネットワークを介して前
記サーバから読み出した前記二酸化炭素発生量及び前記
課金額を表示することを特徴とする。
【0015】請求項3に記載の発明に係るエネルギー管
理システムによれば、消費者は、消費者端末からネット
ワークを介してサーバにアクセスすることにより、自己
のエネルギー消費量、二酸化炭素発生量及び課金額を何
時でも確認することができるので、エネルギー消費計画
の立案が容易になる。
【0016】請求項4に記載の発明に係るエネルギー管
理システムは、請求項3に記載の発明において、前記消
費者端末は、前記二酸化炭素発生量に代えて、又は前記
二酸化炭素発生量に加えて、前記二酸化炭素発生量に対
応する炭素税を表示することを特徴とする。
【0017】請求項4に記載の発明に係るエネルギー管
理システムによれば、自己が消費したエネルギーに基づ
く二酸化炭素発生量の炭素税又は二酸化炭素発生量及び
炭素税の双方を知ることができるので、エネルギー消費
計画の立案が容易になる。
【0018】請求項5に記載の発明に係るエネルギー管
理システムは、請求項4に記載の発明において、前記エ
ネルギーメータは、複数種類のエネルギーの消費量を示
すデータを出力し、前記管理者端末は、前記収集手段で
前記エネルギーメータから収集された前記数種類のエネ
ルギーの消費量を示すデータに基づいて前記二酸化炭素
発生量が最も少なくなるエネルギーの組合せを算出する
ことを特徴とする。
【0019】請求項5に記載の発明に係るエネルギー管
理システムによれば、消費者は、二酸化炭素発生量が最
も少なくなるエネルギーの組合せを知ることができるの
で、自己が有するエネルギー消費機器の選択や変更が容
易になる。
【0020】請求項6に記載の発明に係るエネルギー管
理システムは、請求項1〜5の何れか1項に記載の発明
において、前記エネルギーメータは、該エネルギーメー
タで計測されたエネルギー消費量に対応する二酸化炭素
発生量を計算する計算手段と、該計算手段で計算された
二酸化炭素発生量を表示する表示手段とを備えたことを
特徴とする。
【0021】請求項6に記載の発明に係るエネルギー管
理システムによれば、消費者は、例えばパーソナルコン
ピュータといった消費者端末を持っていなくても、エネ
ルギーメータを見ることにより、自己が消費したエネル
ギーによる二酸化炭素発生量を知ることができるので、
消費者は余分な投資をする必要がない。
【0022】請求項7に記載の発明に係るエネルギー管
理システムは、請求項6に記載の発明において、前記計
算手段は、予め定められたエネルギーの種類毎の二酸化
炭素発生係数に基づいて前記計測されたエネルギー消費
量に対応する二酸化炭素発生量を計算することを特徴と
する。
【0023】請求項7に記載の発明に係るエネルギー管
理システムによれば、予め定められたエネルギーの種類
毎の二酸化炭素発生係数に基づいて二酸化炭素発生量が
算出されるので、正確な二酸化炭素発生量を算出するこ
とができる。
【0024】請求項8に記載の発明に係るエネルギー管
理システムは、請求項7に記載の発明において、前記エ
ネルギーメータは、前記二酸化炭素発生係数を前記管理
者端末から受信する受信手段を更に有し、前記計算手段
は、該受信手段で受信された二酸化炭素発生係数に基づ
いて前記計測されたエネルギー消費量に対応する二酸化
炭素発生量を計算することを特徴とする。
【0025】請求項8に記載の発明に係るエネルギー管
理システムによれば、二酸化炭素発生係数が変更された
場合に、迅速に対応できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
エネルギー管理システムを図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0027】図1は本発明の実施の形態に係るエネルギ
ー管理システムのシステム構成を示す図である。このエ
ネルギー管理システムは、消費者U1〜Unの各々が有
するエネルギーメータ10〜10(以下、符号「1
0」で代表する)、エネルギー供給会社S1〜Snが有
する供給者端末11〜11(以下、符号「11」で
代表する)、管理会社が有する管理者端末12、消費者
が有する消費者端末13及びこれらを接続するネットワ
ークとしてのインターネット14から構成されている。
【0028】エネルギーメータ10は、各消費者宅に備
えられ、ガスメータ、電力計及び水量計として機能する
マルチメータである。このエネルギーメータ10は、図
2に示すように、センサ信号入出力部20、制御部2
1、表示部22及び通信インタフェース23から構成さ
れている。
【0029】センサ信号入出力部20には、ガス量セン
サ30、電力量センサ31及び水量センサ32が接続さ
れている。
【0030】ガス量センサ30は、コンロや風呂釜とい
ったガス機器へのガス供給路に設けられ、ガス機器で消
費されるガスの量を検出する。電力量センサ31は、電
灯、テレビジョン、冷蔵庫、エアコンといった電気機器
への電力供給路に設けられ、電気機器で消費される電力
量を検出する。水量センサ32は、台所、風呂、トイレ
といった水機器への水供給路に設けられ、各水機器で使
用される水量を検出する。これらガス量センサ30、電
力量センサ31及び水量センサ32で検出された各セン
サ信号はセンサ信号入出力部20に送られる。
【0031】センサ信号入出力部20は、上記ガス量セ
ンサ30、電力量センサ31及び水量センサ32からそ
れぞれ供給されるガス量、電力量及び水量を表すセンサ
信号を入力し制御部21に供給する。
【0032】制御部21は、例えばマイクロコンピュー
タから構成されており、エネルギーメータ10の全体を
制御する。例えば、制御部21は、センサ信号入出力部
20から入力されたセンサ信号に応じてガス量、電力量
及び水量を表すデータを、通信インタフェース23及び
インターネット14を介して管理者端末12に送信す
る。また、センサ信号入出力部20から入力されたセン
サ信号に基づいて二酸化炭素発生量を算出する。
【0033】表示部22は、制御部21からの制御に従
って、消費されたガス、電気、水の各積算使用量を表示
する。また、表示部22は、制御部21からの制御に従
って、消費されたガス、電気、水によって発生する二酸
化炭素量を表示する。消費者は、この表示部22を見る
ことにより、現在の積算使用量の他に、自己のエネルギ
ー消費により発生した二酸化炭素量を知ることができ
る。
【0034】通信インタフェース23は、エネルギーメ
ータ10とインターネット14との間のデータの送受を
制御する。即ち、通信インタフェース23は、制御部2
1から送られてくるデータをインターネット14を介し
て管理者端末12に送信する。また、管理者端末12か
らインターネット14を介して送られてくるデータを受
信して制御部21に送る。
【0035】図1に示される供給者端末11は、エネル
ギー供給会社S1〜Snに備えられたパーソナルコンピ
ュータで構成され、例えば、図3に示すように、処理装
置40、記憶装置41、表示装置42及び通信インタフ
ェース43から構成されている。処理装置40は、供給
者端末11の全体を制御する。
【0036】記憶装置41は、例えば磁気ディスク装置
から構成されており、各種のエネルギー供給条件を表す
データを格納している。表示装置42は、各種情報を表
示する。通信インタフェース43は、供給者端末11と
インターネット14との間のデータの送受を制御する。
即ち、通信インタフェース43は、処理装置40から送
られてくるデータをインターネット14を介して管理者
端末12に送信する。また、管理者端末12からインタ
ーネット14を介して送られてくるデータを受信して処
理装置40に送る。
【0037】管理者端末12は、管理会社に備えられた
パーソナルコンピュータで構成され、例えば、図4に示
すように、処理装置50、記憶装置51、表示装置52
及び通信インタフェース53から構成されている。処理
装置50は、管理者端末12の全体を制御する。
【0038】記憶装置51は、例えば磁気ディスク装置
から構成されており、エネルギーメータ10から送られ
てくるデータを蓄積して記憶する。また、記憶装置51
は、後述する消費量対応テーブルを記憶している。表示
装置52は、各種情報を表示する。通信インタフェース
53は、管理者端末12とインターネット14との間の
データの送受を制御する。即ち、通信インタフェース5
3は、処理装置50から送られてくるデータをインター
ネット14を介して、エネルギーメータ10及び供給者
端末11に送信する。また、エネルギーメータ10及び
供給者端末11からインターネット14を介して送られ
てくるデータを受信して処理装置50に送る。
【0039】消費者端末13は、消費者が有するパーソ
ナルコンピュータや携帯電話で構成される。消費者は、
詳細は後述するが、この消費者端末13によって、イン
ターネット14に接続されたサーバ(図示しない)に設
けられた管理会社のホームページにアクセスし、自己の
エネルギー消費量、料金、自己のエネルギー消費により
発生した二酸化炭素量等を知ることができる。
【0040】以上の構成において、本発明の実施の形態
に係るエネルギー管理システムを利用して行われるエネ
ルギー管理の手順を、図5に示したフローチャートを参
照しながら説明する。
【0041】まず、消費者と管理会社との間で管理契約
がなされる(ステップS10)。管理会社は、管理契約
がなされた旨をエネルギー供給会社に通知する。これに
より、消費者宅にエネルギー供給会社からエネルギーが
供給されると共に、管理者端末12は、消費者宅に取り
付けられたエネルギーメータ10からデータの読み取り
が可能になる。
【0042】次に、管理会社の管理者端末12は、各消
費者宅のエネルギーメータ10から、使用されたエネル
ギー量を表すデータを読み込んで記憶装置51に蓄積す
る(ステップS11)。このデータの蓄積は一定期間行
われる。このステップS11におけるデータの読み込み
処理は、本発明の収集手段に対応する。
【0043】次に、管理会社は、エネルギーの供給形態
を規定するエネルギー供給条件を供給者端末11からイ
ンターネット14を介して取得し、エネルギーメータ1
0から読み込んだ電力量を表すデータと前記取得された
エネルギー供給条件とに基づいて複数の消費者によるエ
ネルギーの消費形態に最適なエネルギー供給条件、即ち
最適条件を算出する(ステップS12)。
【0044】即ち、管理者端末12は、その管理会社が
管理する地域の全消費者のエネルギー消費の傾向を、蓄
積されたエネルギー消費量を表すデータに基づいて算出
する。エネルギー消費の傾向は、電気の場合を例にとる
と、温水器、冷暖房器、太陽光発電装置、燃料電池とい
った消費者が有する電気機器の種類や、季節、消費者の
生活形態等によって決定される。
【0045】一方、エネルギーの使用条件契約の種類
は、電気の場合を例にとると、通常の電灯契約と時間帯
別電灯契約とがある。通常の電灯契約は24時間一定料
金である。時間帯別電灯契約は、例えば図6(A)に示
すように、午前7時から午後11時までの昼間料金は通
常の電灯契約の約1.5倍であるが、午後11時から翌
日の午前7時までの夜間料金は通常の電灯契約の1/3
程度であるといった具合に1日の中でも時間帯によって
変化する。また、電気の価格は、図6(B)に示すよう
に季節によって変動する。
【0046】そこで、管理者端末12は、その管理会社
が管理する地域の全消費者のエネルギー消費の傾向及び
上述したエネルギー価格の変動要素を勘案して消費者が
有利になるようなエネルギーの使用条件を算出する。そ
して、管理会社は、算出された使用条件契約をエネルギ
ー供給会社との間で結ぶ(ステップS13)。この場
合、管理会社は、地域全体という大きな単位でエネルギ
ー供給会社と使用条件契約を結ぶので業務用エネルギー
の使用条件契約と同等に取り扱われる。その結果、消費
者は安価なエネルギーを得ることができる。
【0047】また、図5のフローチャートには示してい
ないが、エネルギー供給会社が複数存在する場合、管理
会社は、割安なエネルギーの情報を常に検索し、割安な
エネルギーを供給するエネルギー供給会社と使用条件契
約を結ぶように構成することができる。この構成によれ
ば、管理会社は、消費者に安価なエネルギーを提供でき
る。
【0048】以後、管理会社の管理者端末12によるエ
ネルギー管理が継続される。即ち、管理者端末12は、
各消費者宅のエネルギーメータ10から、使用されたエ
ネルギー量を表すデータを短い時間間隔で読み込んで蓄
積する(ステップS14)。次に、この蓄積されたデー
タに基づいて情報提供サービスを行う(ステップS1
5)。
【0049】この情報提供サービスは、消費者が有する
エネルギーメータ10と管理会社のホームページとの双
方を用いて行われる。
【0050】まず、エネルギーメータ10を用いた情報
提供サービスについて説明する。この情報提供サービス
では、消費されたガス、電気、水等の各積算使用量及び
価格が、図7に示すような形式で、エネルギーメータ1
0の表示部22に表示される。これにより、消費者は自
己が消費したエネルギー消費量及び料金を簡単に知るこ
とができる。
【0051】また、地球温暖化の問題を解決するため
に、将来、消費者が消費したエネルギーによって排出さ
れた二酸化炭素の量に課税する「炭素税」が導入される
ことが予想される。各エネルギーに対する二酸化炭素の
発生係数は、図8に示す通りである(環境庁の環境家計
簿から抜粋)。
【0052】エネルギーメータ10の制御部21は、消
費されたガス、電気、水等に対応する二酸化炭素発生量
を算出する。この算出は、予め記憶されている二酸化炭
素の発生係数に基づいて行われる。この算出結果は、図
7に示した表示に代えて、又は図7に示した表示に追加
して、表示部22に表示される。制御部21は、更に炭
素税を算出し、この算出結果を表示部22に表示させる
ように構成することもできる。制御部21は、本発明の
計算手段に対応する。
【0053】図7に示した例では、エネルギーの種類と
して電気、都市ガス、LPガス、水道、灯油といった5
種類が表示されているが、消費量及び価格の欄には、当
該エネルギーメータ10で管理しているエネルギーに対
応するものだけが表示される。
【0054】なお、エネルギーメータ10で使用する二
酸化炭素発生係数は、予め記憶されているものとした
が、この二酸化炭素発生係数は、管理者端末12がイン
ターネット14及び通信インタフェース23を介して制
御部21に送るように構成してもよい。この構成によれ
ば、二酸化炭素発生係数が何らかの原因で変更された場
合に迅速に対応できる。
【0055】次に、ホームページを用いた情報提供サー
ビスについて説明する。この情報提供サービスは以下の
ようにして行われる。即ち、管理者端末12は、エネル
ギーメータ10から読み込んだデータを、例えば図7に
示す表示形式に変更して管理会社のホームページにリア
ルタイムで掲載する。消費者は、消費者端末13を用い
て上記管理会社のホームページにアクセスし、ID及び
パスワードを入力することにより、例えば現在のエネル
ギー消費量及び価格を知ることができる。
【0056】また、管理者端末12は、エネルギーメー
タ10から読み込んだエネルギー消費量を表すデータに
基づいて上述した二酸化炭素発生量を算出し(本発明の
計算手段に対応)、例えば図9に示す表示形式に変換し
て管理会社のホームページにリアルタイムで掲載する。
消費者は、消費者端末13を用いて上記ホームページに
アクセスし、ID及びパスワードを入力することによ
り、例えば現在のエネルギー消費量及び二酸化炭素発生
量を知ることができる。この場合、二酸化炭素発生量に
代えて又は二酸化炭素量に追加して炭素税を表示するよ
うに構成することもできる。
【0057】また、管理者端末12は、エネルギーメー
タ10から読み込んだエネルギー消費量を表すデータに
基づいて算出したエネルギー消費量と共に、管理者端末
12が蓄積して記憶している昨年のエネルギー消費量
を、例えば図10に示す表示形式に変換して管理会社の
ホームページにリアルタイムで掲載する。消費者は、上
記同様の方法で消費者端末13を操作することにより、
例えば現在のエネルギー消費量と昨年のエネルギー消費
量とを比較することができる。
【0058】また、管理者端末12は、エネルギーメー
タ10から読み込んだエネルギー消費量を表すデータに
基づいて算出したエネルギー消費量と共に、管理者端末
12が蓄積して記憶している昨日のエネルギー消費量
を、例えば図11に示す表示形式に変換して管理会社の
ホームページにリアルタイムで掲載する。消費者は、上
記同様の方法で消費者端末13を操作することにより、
例えば現在のエネルギー消費量と昨日のエネルギー消費
量とを比較することができる。
【0059】また、管理者端末12は、エネルギーメー
タ10から読み込んだエネルギー消費量を表すデータに
基づいて算出したエネルギー消費量と共に、管理者端末
12が蓄積して記憶しているエネルギーの月間消費量
を、例えば図12に示す表示形式に変換して管理会社の
ホームページにリアルタイムで掲載する。消費者は、上
記同様の方法で消費者端末13を操作することにより、
例えば現在のエネルギー消費量とエネルギーの月間消費
量とを比較することができる。
【0060】また、管理者端末12は、エネルギーメー
タ10から読み込んだエネルギー消費量を表すデータに
基づいて算出したエネルギー消費量と共に、管理者端末
12が蓄積して記憶しているエネルギーの年間消費量
を、例えば図13に示す表示形式に変換して管理会社の
ホームページにリアルタイムで掲載する。消費者は、上
記同様の方法で消費者端末13を操作することにより、
例えば現在のエネルギー消費量とエネルギーの年間消費
量とを比較することができる。
【0061】また、ホームページに掲載される現在のエ
ネルギー使用量は常時(短い時間間隔で)リアルタイム
に更新されるので、消費者は、一定時間をおいて、例え
ば携帯電話からホームページに掲載されている消費され
たエネルギー量の変化を見ることにより、例えば電気の
消し忘れを知ることができる。なお、表示部22を備え
ていないエネルギーメータ10が使用される場合は、ホ
ームページのみで情報提供サービスが行われる。
【0062】次に、管理者端末12は、一定期間、例え
ば1ヶ月が経過したかどうかを調べる(ステップS1
6)。そして、一定期間が経過したことを判断すると、
管理会社は、全消費者から料金を徴収する(ステップS
17)。このステップS17における料金の徴収処理
は、本発明の課金手段に対応する。エネルギー供給会社
へ一括して支払う(ステップS18)。このステップS
18における料金の支払い処理は、本発明の納付手段に
対応する。これにより、エネルギー供給会社は料金徴収
の手間を省くことができる。なお、管理会社は、上記一
定期間、例えば1ヶ月が経過していないことが判断され
ると、消費者からの料金の徴収及びエネルギー供給会社
への料金の一括支払は行わない。
【0063】次に、所定のタイミングになったかどうか
が調べられる(ステップS19)。ここで、所定のタイ
ミングとは、管理会社とエネルギー供給会社とのエネル
ギーの使用条件契約を更新する時期であり、例えば数ヶ
月又は数年が経過したタイミングを用いることができ
る。
【0064】そして、管理会社は、所定タイミングでな
いことを判断すると、ステップS14に戻って、通常の
エネルギー管理を継続する。一方、所定タイミングであ
ることを判断すると、管理会社は最適エネルギー提案を
行う(ステップS20)。この最適エネルギー提案で
は、管理会社は、将来炭素税が導入された場合に、炭素
税が安い組合せを消費者に提案する。その後、ステップ
S12に戻って上述したものと同様の処理を繰り返す。
【0065】上記ステップS20で行われる最適エネル
ギー提案では、より具体的には、下記の処理により最適
エネルギーが決定される。
【0066】今、炭素税が二酸化炭素1kgにつき1円
であり、電気でエアコンを運転することにより1月で1
00kwhの消費があったと仮定する。ここで、図8に
示した二酸化炭素発生係数を用いて二酸化炭素発生量を
計算すると、「100×0.12=12kg」となり、
炭素税は12円になる。一方、管理者端末12の記憶装
置51は、図14に示すような電気エアコンの消費電力
とガスエアコンの消費量との対応関係を示す消費量対応
テーブルをデータベースとして記憶している。
【0067】この消費量対応テーブルを参照すると、電
気エアコンの100kwhと同等のガスエアコンの消費
量は7kgであるから、二酸化炭素発生量は「7×1.
80=12.6kg」となり、炭素税は12.6円とな
る。従って、電気エアコンで100kwhを消費するよ
うな消費者にとっては、ガスエアコンより電気エアコン
が有利である。
【0068】しかしながら、電気エアコンで200kw
hを消費するような消費者では、「200×0.12=
24kg」の二酸化炭素が発生し、炭素税は24にな
る。これに対し、電気エアコンの200kwhと同等の
ガスエアコンの消費量は10kgであるから、二酸化炭
素発生量は「10×1.80=18.0kg」となり、
炭素税は18円となる。従って、電気エアコンで200
kwhを消費するような消費者にとっては、電気エアコ
ンよりガスエアコンが有利である。
【0069】この場合、管理者端末12は、消費者のエ
ネルギー消費量傾向が上記のケースに該当するような場
合は、その旨を表す内容のメッセージを消費者のエネル
ギーメータ10及びホームページの少なくとも1つに送
り、最適エネルギーを消費者に提案する。同様にして、
消費者が、電気、ガス、灯油等といった複数のエネルギ
ーで動作する複数の機器を有する場合は、最適なエネル
ギーの組合せを消費者に提案する。
【0070】更には、炭素税のみならず、上述した時間
別料金、季節別料金等をも考慮して最適エネルギーの組
合せを消費者に提案することもできる。なお、上述した
最適エネルギーの提案は、所定のタイミング、即ち、管
理会社とエネルギー供給会社とのエネルギーの使用条件
契約を更新する時期(例えば数ヶ月又は数年が経過した
タイミング)であるとしたが、これに限定される、消費
者からの要請に応じて任意のタイミングで提案するよう
に構成できる。
【0071】以上説明したように、この実施の形態に係
るエネルギー管理システムによれば、管理会社は、管理
者端末12を用いて消費者の複数のエネルギーメータ1
0からインタフェース14を介してエネルギーの消費量
を示すデータを収集し、収集されたデータに対応する二
酸化炭素発生量を算出し、収集されたデータ及び算出さ
れた二酸化炭素発生量に基づいて複数の消費者に課金す
ると共に、課金された複数の消費者の課金総額を一括し
てエネルギー供給会社に納付する。従って、エネルギー
供給会社は、エネルギー供給契約や料金徴収に労力を使
う必要がないので、その分エネルギーを安価に提供でき
る。一方、消費者は二酸化炭素発生量に応じた課金がな
されても安価なエネルギーの提供を受けることができ
る。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば、エネルギーの消費に伴
う二酸化炭素の排出量を考慮して消費者に安価なエネル
ギーを提供し、エネルギー供給者の労力を軽減できるエ
ネルギー管理システムを提供できる。
【0073】更に詳細には、請求項1に記載の発明によ
れば、管理者は、管理者端末を用いて消費者の複数のエ
ネルギーメータからネットワークを介してエネルギーの
消費量を示すデータを収集し、収集されたデータと該デ
ータに対応する二酸化炭素発生量とに基づいて複数の消
費者に課金すると共に、課金された複数の消費者の課金
総額を一括してエネルギー供給者に納付する。これによ
り、エネルギー供給者は、エネルギー供給契約や料金徴
収に労力を使う必要がないので、その分エネルギーを安
価に提供できる。一方、消費者は、二酸化炭素発生量に
応じた課金がなされても安価なエネルギーの提供を受け
ることができる。
【0074】また、請求項2に記載の発明によれば、算
出手段は、予め定められたエネルギーの種類毎の二酸化
炭素発生係数に基づいて収集手段で収集されたデータに
対応する二酸化炭素発生量を算出するので、正確な二酸
化炭素発生量を算出することができる。
【0075】また、請求項3に記載の発明によれば、ネ
ットワークに接続されたサーバと消費者端末とを更に備
え、管理者端末は、該管理者端末の算出手段で算出され
た二酸化炭素発生量及び課金手段による課金額をネット
ワークを介してサーバに格納し、消費者端末は、ネット
ワークを介してサーバから読み出した二酸化炭素発生量
及び前記課金額を表示するので、消費者は、消費者端末
からネットワークを介してサーバにアクセスすることに
より、自己のエネルギー消費量、二酸化炭素発生量及び
課金額を何時でも確認することができるので、エネルギ
ー消費計画の立案が容易になる。
【0076】また、請求項4に記載の発明によれば、消
費者端末は、二酸化炭素発生量に代えて、又は二酸化炭
素発生量に加えて記二酸化炭素発生量に対応する炭素税
を表示するので、消費者は、この表示を見ることによ
り、エネルギー消費計画を容易に立案することができ
る。
【0077】また、請求項5に記載の発明によれば、エ
ネルギーメータは、複数種類のエネルギーの消費量を示
すデータを出力し、管理者端末は、収集手段でエネルギ
ーメータから収集された数種類のエネルギーの消費量を
示すデータに基づいて、二酸化炭素発生量が最も少なく
なるエネルギーの組合せを算出するので、消費者は、こ
の算出結果に基づいて自己が有するエネルギー消費機器
の選択や変更を容易に行うことができる。
【0078】また、請求項6に記載の発明によれば、エ
ネルギーメータは、このエネルギーメータで計測された
エネルギー消費量に対応する二酸化炭素発生量を計算
し、計算結果を表示するので、消費者は、例えばパーソ
ナルコンピュータといった消費者端末を持っていなくて
も、エネルギーメータを見ることにより、自己が消費し
たエネルギーによる二酸化炭素発生量を知ることができ
るので、消費者は余分な投資をする必要がない。
【0079】また、請求項7に記載の発明によれば、計
算手段は、予め定められたエネルギーの種類毎の二酸化
炭素発生係数に基づいて計測されたエネルギー消費量に
対応する二酸化炭素発生量を計算するので、予正確な二
酸化炭素発生量を算出することができる。
【0080】更に、請求項8に記載の発明によれば、エ
ネルギーメータは、二酸化炭素発生係数を管理者端末か
ら受信する受信手段を更に有し、計算手段は、受信手段
で受信された二酸化炭素発生係数に基づいて前記計測さ
れたエネルギー消費量に対応する二酸化炭素発生量を計
算するので、二酸化炭素発生係数が変更された場合に、
迅速に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るエネルギー管理シス
テムのシステム構成を示す図である。
【図2】図1に示すエネルギーメータの構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図1に示す供給者端末の構成を示すブロック図
である。
【図4】図1に示す管理者端末の構成を示すブロック図
である。
【図5】本発明のエネルギー管理システムを利用して行
われるエネルギー管理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明における最適条件の算出の基礎となるエ
ネルギー消費の時間的変化を説明するための図である。
【図7】図2に示すエネルギーメータの表示部への表示
例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るエネルギー管理シス
テムで使用される二酸化炭素発生係数の一例を示す図で
ある。
【図9】本発明の実施の形態に係るエネルギー管理シス
テムにおけるホームページの第1の表示例を示す図であ
る。
【図10】本発明の実施の形態に係るエネルギー管理シ
ステムにおけるホームページの第2の表示例を示す図で
ある。
【図11】本発明の実施の形態に係るエネルギー管理シ
ステムにおけるホームページの第3の表示例を示す図で
ある。
【図12】本発明の実施の形態に係るエネルギー管理シ
ステムにおけるホームページの第4の表示例を示す図で
ある。
【図13】本発明の実施の形態に係るエネルギー管理シ
ステムにおけるホームページの第5の表示例を示す図で
ある。
【図14】本発明の実施の形態に係るエネルギー管理シ
ステムで行われる最適エネルギー提案を説明するための
図である。
【符号の説明】
10、10〜10 エネルギーメータ 11、11〜11 供給者端末 12 管理者端末 13 消費者端末 14 インターネット 20 センサ信号入出力部 21 制御部 22 表示部 23 通信インタフェース 30 ガス量センサ 31 電力量センサ 32 水量センサ 40、50 処理装置 41、51 記憶装置 42、52 表示装置 43、53 通信インタフェース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の消費者の各々が有する複数のエネ
    ルギーメータと、 前記複数の消費者に対してエネルギーを供給するエネル
    ギー供給者が有する供給者端末と、 前記エネルギー供給者から前記複数の消費者に供給され
    るエネルギーを管理する管理者が有する管理者端末と、 前記エネルギーメータ、供給者端末及び管理者端末とを
    接続するネットワークとを備え、 前記管理者端末は、 前記複数のエネルギーメータから前記ネットワークを介
    してエネルギーの消費量を示すデータを収集する収集手
    段と、 該収集手段で収集されたデータに対応する二酸化炭素発
    生量を算出する算出手段と、 前記収集手段により収集されたデータと前記算出手段に
    よる算出結果とに基づいて前記複数の消費者に課金する
    課金手段と、 該課金手段により課金された前記複数の消費者の課金総
    額を一括して前記エネルギー供給者に納付する納付手段
    と、を備えたことを特徴とするエネルギー管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記算出手段は、予め定められたエネル
    ギーの種類毎の二酸化炭素発生係数に基づいて前記収集
    手段で収集されたデータに対応する二酸化炭素発生量を
    算出することを特徴とする請求項1に記載のエネルギー
    管理システム。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークに接続されたサーバと
    消費者端末とを更に備え、 前記管理者端末は、該管理者端末の算出手段で算出され
    た前記二酸化炭素発生量及び前記課金手段による課金額
    を前記ネットワークを介して前記サーバに格納し、 前記消費者端末は、前記ネットワークを介して前記サー
    バから読み出した前記二酸化炭素発生量及び前記課金額
    を表示することを特徴とする請求項2に記載のエネルギ
    ー管理システム。
  4. 【請求項4】 前記消費者端末は、前記二酸化炭素発生
    量に代えて、又は前記二酸化炭素発生量に加えて、前記
    二酸化炭素発生量に対応する炭素税を表示することを特
    徴とする請求項3に記載のエネルギー管理システム。
  5. 【請求項5】 前記エネルギーメータは、複数種類のエ
    ネルギーの消費量を示すデータを出力し、 前記管理者端末は、前記収集手段で前記エネルギーメー
    タから収集された前記数種類のエネルギーの消費量を示
    すデータに基づいて、前記二酸化炭素発生量が最も少な
    くなるエネルギーの組合せを算出することを特徴とする
    エネルギー管理システム。
  6. 【請求項6】 前記エネルギーメータは、 該エネルギーメータで計測されたエネルギー消費量に対
    応する二酸化炭素発生量を計算する計算手段と、 該計算手段で計算された二酸化炭素発生量を表示する表
    示手段と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の
    何れか1項に記載のエネルギー管理システム。
  7. 【請求項7】 前記計算手段は、予め定められたエネル
    ギーの種類毎の二酸化炭素発生係数に基づいて前記計測
    されたエネルギー消費量に対応する二酸化炭素発生量を
    計算することを特徴とする請求項6に記載のエネルギー
    管理システム。
  8. 【請求項8】 前記エネルギーメータは、前記二酸化炭
    素発生係数を前記管理者端末から受信する受信手段を更
    に有し、 前記計算手段は、該受信手段で受信された二酸化炭素発
    生係数に基づいて前記計測されたエネルギー消費量に対
    応する二酸化炭素発生量を計算することを特徴とする請
    求項7に記載のエネルギー管理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011108149A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Kawasaki Thermal Engineering Co Ltd データ処理装置及びこのデータ処理装置を備えたエネルギー使用機器
KR101380521B1 (ko) * 2009-10-29 2014-04-02 한국전자통신연구원 상황 인지형 다종 에너지 실시간 측정과 과금 시스템 및 방법

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