JP2002140238A - 時差対応システム - Google Patents

時差対応システム

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JP2002140238A
JP2002140238A JP2000333461A JP2000333461A JP2002140238A JP 2002140238 A JP2002140238 A JP 2002140238A JP 2000333461 A JP2000333461 A JP 2000333461A JP 2000333461 A JP2000333461 A JP 2000333461A JP 2002140238 A JP2002140238 A JP 2002140238A
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Mitsushige Tsuchida
光重 土田
Takeshi Ouchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的に時差の問題を解消する。 【解決手段】 クライアントPC20は、通信回線30
を介しサーバ10に接続し、データベース12内のデー
タを参照する。この際に、クライアントPC20はウェ
ッブブラウザによって、フォームの関数を実行してサー
バタイムを取得し、Java Scriptによって自
己のローカルタイムを取得する。そして、この差分をも
とめる。そして、この差分によって、時間データを補正
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアントPC
とサーバが使用する現在時刻の間に時差がある場合の対
処に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、サーバが管理するデータベー
スに対し、通信回線を介し、多数のクライアントPCか
らアクセス可能とするデータベースシステムが知られて
いる。特に、世界各国に配置されたクライアントPCか
らアクセス可能とする場合も多い。
【0003】このような場合、サーバは通常その時刻と
して現地時間(ローカルタイム)を利用する。このた
め、各クライアントPCから入力されてくる時刻データ
は、そのまま利用すると、後先が逆転してしまったりす
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これを解消するために
は、すべてのコンピュータがグリニッジ標準時を利用す
ればよいが、実際の運用面を考慮すると、現地時間を使
いたいという要求が大きい。
【0005】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
効率的に時差の問題を解消できる時差対応システムを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ウェッブブラ
ウザを利用して通信回線を介しサーバと接続する接続手
段と、サーバと接続された状態で、ウェッブブラウザに
よりサーバにおける時刻取得の関数を実行してサーバの
現在時刻であるサーバタイムを取得するサーバタイム取
得手段と、サーバから供給されるプログラムを実行する
ことで自己の現在時刻であるローカルタイムを取得する
ローカルタイム取得手段と、得られたサーバタイムとロ
ーカルタイムの差分を算出する差分算出手段と、得られ
た差分に基づいてサーバから得られる時間データをロー
カルタイム基準に変換するとともに、サーバに送る時間
データをサーバタイム基準に変換することを特徴とす
る。
【0007】また、本発明は、クライアントPCがウェ
ッブブラウザを利用して通信回線を介しサーバと接続
し、クライアントPCが、ウェッブブラウザによりサー
バにおける時刻取得の関数を実行してサーバの現在時刻
であるサーバタイムを取得するとともに、サーバから供
給されるプログラムを実行することでクライアントPC
の現在時刻であるローカルタイムを取得し、得られたサ
ーバタイムとローカルタイムの差分を算出し、得られた
差分に基づいてサーバからクライアントPCに供給され
る時間データをローカルタイム基準に変換するととも
に、クライアントPCからサーバに供給する時間データ
をサーバタイム基準に変換することを特徴とする。
【0008】このように、サーバタイムとローカルタイ
ムの両方を取得して、差分を演算算出する。そこで、こ
の差分を利用して時刻データの変換が可能になり、表示
および記憶する時間データをサーバおよびクライアント
PCの両方で正しい時間として認識することが可能にな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。
【0010】図1は、本システムの全体構成を示すブロ
ック図である。サーバ10は、ロータスノーツ(商標)
のホスト側データベースソフトを有しており、これによ
って、データベース12を管理する。また、サーバ10
には、多数のクライアントPC20が通信回線30を介
し接続されている。
【0011】また、各クライアントPC20は、サーバ
10のロータスノーツのクライアント側となるクライア
ント側データベースソフトを有しており、これによっ
て、サーバ10のロータスノーツにログインしてデータ
ベース12にアクセスすることができる。そこで、ユー
ザは、クライアントPC20を操作して、各種データを
データベース12に書き込んだり、データベース12に
記憶されているデータを閲覧することができる。
【0012】例えば、このシステムは、クレーム処理の
ためのものであり、データベース12には、クレーム処
理についてのデータが記憶される。販売部門では、顧客
からの返品などがあった場合において、クライアントP
C20を操作して、クレーム調査依頼票にデータを入力
する。このクレーム調査依頼票のフォームは、サーバ1
0側において用意されており、これがクライアントPC
20に提供され、ユーザ(販売部門の担当者)が各種の
データを入力する。そして、このデータがデータベース
12に記憶されるとともに、製造部門の担当者に情報が
提供される。製造部門の担当者はクレーム調査依頼票に
基づき調査を行い、調査報告書を作成し、これが調査依
頼票と関連づけてデータベースにおいて記憶される。そ
こで、販売部門の担当者は、この調査報告書に基づき、
顧客に対する報告を行う。このように、クレームの内容
調査結果などがすべてデータベース12に記憶されてい
る。そこで、必要な人がいつでも、この内容を参照で
き、進捗状況などをチェックすることができる。
【0013】ここで、クライアントPC20は、ロータ
スノーツのクライアント側ソフトを有して動作している
場合には、現地時間をいつでも認識することができ、時
差を持つ時刻データについては、これを変換することが
できる。一方、クライアントPC20がWeb上で動作
しているときには、サーバ10はクライアントPC20
の現地時間を取得することができず、従ってクライアン
トPC20において読み出した時刻データなどはデータ
ベース12に記憶されているデータのまま表示されてし
まう。また、クライアントPC20おいて、ローカルタ
イムゾーンを基にした時刻データなどが入力された場合
には、これがデータベース12にそのまま書き込まれて
しまう。本実施形態では、このような時差に基づく問題
を解決する。
【0014】最初に、データベース12内の各文書にお
いて、日付、時刻を管理する項目を決定する。これに
は、日付のみを格納する項目と、日付および時刻を格納
する項目がある。
【0015】そして、これら項目について文書の表示に
おいて、保存されている文書における日時(サーバ10
のタイムにおける日時)をクライアントPC20の日時
に変換する。また、入力・編集が終了したときのデータ
ベース12への保存時には、入力したローカルタイムに
基づく日時をサーバタイムに基づく日時に変換して保存
する。従って、最終的にデータベース12内に保存され
ている文書における日時はすべてサーバタイムに基づく
日時になっている。なお、クライアントPC20側のロ
ーカルタイムは、例えばマイクロソフトWindows
(商標)のコントロールパネルにおける設定など、クラ
イアントPC20における設定をそのまま利用する。
【0016】まず、クライアントPC20において、デ
ータベース12内のデータを参照表示する場合の処理に
ついて、図2に基づいて説明する。
【0017】ユーザがクライアントPC20を操作し、
ロータスノーツWeb上において、ビューのリンク列を
クリックして対応する文書の表示を行う(S11)。こ
のときに、その文書の表示を行う前に中継フォームの表
示処理を自動で行う。なお、新規入力用のフォームを表
示させる場合も同様である。
【0018】この中継フォームには、サーバのタイム
(現地時間)を取得する@関数式が埋め込まれており、
中継フォームの表示をWebブラウザから実行すること
によって、サーバ10のタイム(サーバタイム)が取得
される(S12)。さらに、この中継フォームには、J
avaScriptでローカルタイムの取得が書かれて
おり、これによってローカルタイムが取得される(S1
3)。そして、この中継フォームには、取得してサーバ
のタイムとローカルタイムの差分を求める式が記載され
ており、これによって時間単位の時差補正値が算出され
る(S14)。この時差補正値は、予め定められた一方
を基準とし他方を減算して得た差分データ(例えば、サ
ーバタイムからローカルタイムを減算して得る)であ
る。ここで、中継用フォームが表示されることになる
が、中継用フォーム中に処理状況を示す文章を含めるこ
ともよい。
【0019】次に、表示変換用エージェントにより、デ
ータベース12から指定された文書をコピーし、これを
表示用フォームにする(S15)。ここで、上述のよう
にして得られた差分データを基に日付補正値を算出する
(S16)。
【0020】そして、時差補正値および日付補正値によ
り、コピーした文書の時刻についてのフィールドを再計
算し(S17)、文書を保存する(S18)。次に、保
存した文書を表示するURLを生成してコールする(S
19)。これによって、変換後の文書が表示される(S
20)。この文書はフォームとして開かれる。
【0021】次に、文書内容を編集する際の動作を図3
に基づいて説明する。S11〜S14は、上述の図2の
場合と同様である。
【0022】そして、S14において時差補正値を算出
した場合には、編集中形容エージェントにより、データ
ベース12内に記憶されている文書の時差補正値フィー
ルドに設定する(S21)。そして、その文書をコール
する(S22)。
【0023】次に、編集する文書についてのフォームを
として開く(S23)。そして、編集する文書の時差補
正値フィールドを基にして、日付補正値を算出し(S1
6)、時差補正値および日付補正値により、文書の時刻
についてのフィールドを再計算する(S17)。そし
て、変換後の文書を編集する(S24)。
【0024】次に編集後の文書の保存について、図4に
基づいて説明する。編集済みの文書はフォームとして開
かれており、ここで文書の保存のアクションを実行する
(S31)。次に、フォーム中のアクションとして、文
書の時差補正フィールド内の値を取得し(S32)、こ
の時差補正値を基にして、日付補正値を算出する(S3
3)。次に、補正値(時間単位)を算出する(S2
4)。そして、時差補正値および日付補正値によって、
文書の必要なフィールドを再計算する(S35)。この
ようにして、サーバのタイムに基づいて日時を設定して
編集された文書をデータベース12に保存する(S3
6)。
【0025】このように、本実施形態によれば、ノーツ
の「フォーム」上で、サーバタイムとローカルタイムを
得、これらの差から補正値を得る。そして、この補正値
を基に日時データを補正するため、クライアントPC2
0においては、すべてローカルタイムで表示が行われ、
かつデータベース12に記憶されるデータはすべてサー
バタイム基準になる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サーバタイムとローカルタイムの両方を取得して、差分
を演算算出する。そこで、この差分を利用して時刻デー
タの変換が可能になり、表示および記憶する時間データ
をサーバおよび端末の両方で正しい時間として認識する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のシステムの構成を示すブロック図
である。
【図2】 表示の際の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】 編集の際の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】 保存の際の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 サーバ、12 データベース、20 クライアン
トPC、30 通信回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B082 EA10 5B089 GA11 GA21 GB04 JB11 KA04 KB11 5K047 AA18 BB11 JJ08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェッブブラウザを利用して通信回線を
    介しサーバと接続する接続手段と、 サーバと接続された状態で、ウェッブブラウザによりサ
    ーバにおける時刻取得の関数を実行してサーバの現在時
    刻であるサーバタイムを取得するサーバタイム取得手段
    と、 サーバから供給されるプログラムを実行することで自己
    の現在時刻であるローカルタイムを取得するローカルタ
    イム取得手段と、 得られたサーバタイムとローカルタイムの差分を算出す
    る差分算出手段と、 得られた差分に基づいてサーバから得られる時間データ
    をローカルタイム基準に変換するとともに、サーバに送
    る時間データをサーバタイム基準に変換することを特徴
    とする時差対応システム。
  2. 【請求項2】 クライアントPCがウェッブブラウザを
    利用して通信回線を介しサーバと接続し、 クライアントPCが、ウェッブブラウザによりサーバに
    おける時刻取得の関数を実行してサーバの現在時刻であ
    るサーバタイムを取得するとともに、サーバから供給さ
    れるプログラムを実行することでクライアントPCの現
    在時刻であるローカルタイムを取得し、得られたサーバ
    タイムとローカルタイムの差分を算出し、 得られた差分に基づいてサーバからクライアントPCに
    供給される時間データをローカルタイム基準に変換する
    とともに、クライアントPCからサーバに供給する時間
    データをサーバタイム基準に変換することを特徴とする
    時差対応システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008083900A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Fujifilm Corp プリント注文サーバならびにその制御方法およびその制御プログラム
US9646011B2 (en) 2012-09-05 2017-05-09 International Business Machines Corporation Date and time format generation method, program, and system for reference and elapsed timestamps to produce a formatted target timestamp for use in stream processing

Cited By (3)

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