JP2002140138A - 省電力移行制御装置、情報処理装置、省電力移行制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

省電力移行制御装置、情報処理装置、省電力移行制御方法及び記憶媒体

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JP2002140138A
JP2002140138A JP2001184981A JP2001184981A JP2002140138A JP 2002140138 A JP2002140138 A JP 2002140138A JP 2001184981 A JP2001184981 A JP 2001184981A JP 2001184981 A JP2001184981 A JP 2001184981A JP 2002140138 A JP2002140138 A JP 2002140138A
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央希 美辺
Shinji Shiragami
愼二 白神
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価な専用のメモリを装備することなく且つ
複雑なソフトウェアの処理を必要とすることなく、安価
で高い割り込みパフォーマンスを持つ省電力型の情報処
理装置を容易に構築可能とした省電力移行制御装置、情
報処理装置、省電力移行制御方法及び記憶媒体を提供す
る。 【解決手段】 SDRAMコントローラ5のSDRAM
設定レジスタ51がSDRAM3の通常動作モードから
省電力モードへの切り替えを許可するSELF許可信号
を出力した後、WAITI命令フェッチ検出回路7がW
AITI命令検出信号を出力した場合、SDRAM3を
省電力モードに移行させ、SDRAM3が省電力モード
にある場合でCPU1が外部割り込みを検出した場合、
SDRAM3をSDRAM設定レジスタ51の設定に関
わらず通常動作モードに復帰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、省電力移行制御装
置、情報処理装置、省電力移行制御方法及び記憶媒体に
関し、特に、省電力モードを備えた情報処理装置に搭載
される省電力移行制御装置、省電力移行制御装置を搭載
した情報処理装置、情報処理装置に適用される省電力移
行制御方法、及び情報処理装置に適用される省電力移行
制御方法を実行するプログラムを記憶したコンピュータ
により読み出し可能な記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、省電力モードを備えた情報処
理装置においては、省電力モード移行命令(WAITI
命令)を実行することによって省電力モードに移行し、
ハードウェア割り込みが入力されると通常動作モードに
復帰するような省電力型のCPUが広く利用されてい
る。更に、装置全体の消費電力を低減するために、シス
テムの構成要素それぞれに省電力モードを設けて、装置
の動作モードによって使用していない構成要素を省電力
モードに設定できるようになっている。
【0003】特に、CPUのプログラムやデータを格納
する主記憶装置は、多くの電力を消費する構成要素であ
るため、様々な省電力機構が提案されている。例えば、
シンクロナスDRAM(SDRAM)を用いた主記憶装
置では、SDRAMに対してセルフリフレッシュエント
リ命令(SELF命令)を発行することにより、メモリ
を省電力モードに切り替えることが可能である。
【0004】通常、上記のような省電力モードの切り替
えは、CPUの設定によって行われる。従って、装置全
体を省電力モードに移行させるためには、先ずCPUに
より主記憶装置を省電力モードに移行するように設定
し、その後にCPU自身が省電力モードに遷移する必要
がある。しかしながら、CPU自身が省電力モードに遷
移するためにはWAITI命令を実行する必要がある
が、通常、WAITI命令自体が主記憶装置に存在する
ため、WAITI命令の命令フェッチ時には、主記憶装
置は通常に動作している必要がある。
【0005】一方、ハードウェア割り込みにより省電力
モードから通常動作モードに復帰する場合は、CPUは
先ず主記憶装置を通常動作モードに復帰させるように設
定する必要があるが、CPUは通常動作モードに復帰し
た直後に、割り込みハンドラの命令フェッチを主記憶装
置から行うため、やはりこの時点で主記憶装置が通常に
動作している必要がある。
【0006】以上のような要求を満たすために、従来
は、主記憶装置を分割し、一方はROMやSRAM等の
スタティックで消費電力が少ない小容量メモリを備え、
もう一方は大容量のSDRAMを備えて、WAITI命
令を実行するルーチンと割り込みハンドラは小容量メモ
リに常駐させるか、省電力モードへ移行する直前に転送
するようにしている。
【0007】通常、情報処理装置では、電源投入直後に
CPUがリセットベクターアドレスの命令をフェッチす
る必要があるため、主記憶装置の一部として安価なRO
M(ブートROM)を備えている。そこで、このブート
ROMの一部に上記WAITI命令の実行ルーチン及び
割り込みハンドラを予め固定的に書き込んでおくことに
より、省電力モードに移行するためだけの専用のメモリ
を備えることなくシステムを構成している。或いは、命
令キャッシュを備えるCPUにおいては、上記WAIT
I命令の実行ルーチン及び割り込みハンドラを命令キャ
ッシュにロックダウンした後に、省電力モードへ移行す
るようにしている。即ち、上記の専用のSRAMを備え
る代わりに、命令キャッシュを同様の目的に流用してい
るわけである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、通常、安価なROMは、RAMと比較してアクセス
時間が長いため、ROM上に存在する命令シーケンスの
処理は、RAM上に存在する命令シーケンスの処理と比
較して遅い。そのため、割り込みハンドラをROM上に
固定的に配置する場合、省電力モードからの遷移に関わ
る割り込み処理のみならず、通常の割り込み処理までも
が遅くなるという問題点がある。これは、特にリアルタ
イム処理を行う情報処理装置にとっては致命的な問題点
である。
【0009】また、専用のSRAMを備える方式におい
ては、高価なSRAMを使用するため、装置のコストが
上昇するという問題点がある。
【0010】また、命令キャッシュを流用する方式にお
いては、省電力モードに移行する度に、特殊なキャッシ
ュ操作命令を用いて必要なルーチンやハンドラをキャッ
シュ内に格納しロックダウンするために、処理のオーバ
ーヘッドが大きくなり、処理速度の低下を招くという問
題点がある。また、キャッシュを操作するソフトウェア
は複雑になりがちな上、デバッグが困難である。更に、
キャッシュをロックダウンすることは、実質的にその他
の命令を格納する領域が減少することを意味するので、
キャッシュのヒット率の低下を招き、パフォーマンスが
低下するという問題点がある。
【0011】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、高価な専用のメモリを装備することなく且つ複
雑なソフトウェアの処理を必要とすることなく、安価で
高い割り込みパフォーマンスを持つ省電力型の情報処理
装置を容易に構築可能とした省電力移行制御装置、情報
処理装置、省電力移行制御方法及び記憶媒体を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、通常動作モードから省電力
モードへの移行及び前記省電力モードから前記通常動作
モードへの復帰が可能な中央処理装置と、前記通常動作
モードから前記省電力モードへの切り替えが可能な主記
憶装置とを具備してなる情報処理装置に適用される省電
力移行制御装置であって、前記主記憶装置の前記通常動
作モードから前記省電力モードへの切り替えが許可され
た後、前記中央処理装置が省電力モード移行命令をフェ
ッチした場合に、前記主記憶装置を前記省電力モードに
移行させることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項2記載の
発明は、省電力モード移行命令の実行により通常動作モ
ードから省電力モードへの移行、外部割り込みにより前
記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰が可能
な中央処理装置と、該中央処理装置が実行するプログラ
ム及びデータを格納すると共に、前記通常動作モードか
ら前記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置と
を具備してなる情報処理装置に適用される省電力移行制
御装置であって、前記中央処理装置が前記省電力モード
移行命令をフェッチしたことを検出する検出手段と、前
記中央処理装置が前記主記憶装置を前記通常動作モード
から前記省電力モードに切り替えることを許可する設定
を行う設定手段と、該設定手段により前記主記憶装置の
前記通常動作モードから前記省電力モードへの切り替え
が許可された後、前記検出手段により前記中央処理装置
の前記省電力モード移行命令のフェッチを検出した場合
に、前記主記憶装置を前記省電力モードに移行させる移
行制御手段とを有することを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項3記載の
発明は、前記主記憶装置が前記省電力モードにある場合
で、前記中央処理装置が前記省電力モードから前記通常
動作モードに復帰するための前記外部割り込みを検出し
た場合に、前記主記憶装置を前記設定手段の設定に関わ
らず前記通常動作モードに復帰させることを特徴とす
る。
【0015】上記目的を達成するため、請求項4記載の
発明は、通常動作モードから省電力モードへの移行及び
前記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰が可
能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前記省電
力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具備して
なる情報処理装置であって、前記主記憶装置の前記通常
動作モードから前記省電力モードへの切り替えが許可さ
れた後、前記中央処理装置が省電力モード移行命令をフ
ェッチした場合に、前記主記憶装置を前記省電力モード
に移行させるように構成されていることを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項5記載の
発明は、省電力モード移行命令の実行により通常動作モ
ードから省電力モードへの移行、外部割り込みにより前
記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰が可能
な中央処理装置と、該中央処理装置が実行するプログラ
ム及びデータを格納すると共に、前記通常動作モードか
ら前記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置と
を具備してなる情報処理装置であって、前記中央処理装
置が前記省電力モード移行命令をフェッチしたことを検
出する検出手段と、前記中央処理装置が前記主記憶装置
を前記通常動作モードから前記省電力モードに切り替え
ることを許可する設定を行う設定手段と、該設定手段に
より前記主記憶装置の前記通常動作モードから前記省電
力モードへの切り替えが許可された後、前記検出手段に
より前記中央処理装置の前記省電力モード移行命令のフ
ェッチを検出した場合に、前記主記憶装置を前記省電力
モードに移行させる移行制御手段とを有することを特徴
とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項6記載の
発明は、前記主記憶装置が前記省電力モードにある場合
で、前記中央処理装置が前記省電力モードから前記通常
動作モードに復帰するための前記外部割り込みを検出し
た場合に、前記主記憶装置を前記設定手段の設定に関わ
らず前記通常動作モードに復帰させるように構成されて
いることを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項7記載の
発明は、通常動作モードから省電力モードへの移行及び
前記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰が可
能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前記省電
力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具備して
なる情報処理装置に適用される省電力移行制御方法であ
って、前記主記憶装置の前記通常動作モードから前記省
電力モードへの切り替えが許可された後、前記中央処理
装置が省電力モード移行命令をフェッチした場合に、前
記主記憶装置を前記省電力モードに移行させることを特
徴とする。
【0019】上記目的を達成するため、請求項8記載の
発明は、省電力モード移行命令の実行により通常動作モ
ードから省電力モードへの移行、外部割り込みにより前
記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰が可能
な中央処理装置と、該中央処理装置が実行するプログラ
ム及びデータを格納すると共に、前記通常動作モードか
ら前記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置と
を具備してなる情報処理装置に適用される省電力移行制
御方法であって、前記中央処理装置が前記省電力モード
移行命令をフェッチしたことを検出する検出工程と、前
記中央処理装置が前記主記憶装置を前記通常動作モード
から前記省電力モードに切り替えることを許可する設定
を行う設定工程と、該設定工程により前記主記憶装置の
前記通常動作モードから前記省電力モードへの切り替え
が許可された後、前記検出工程により前記中央処理装置
の前記省電力モード移行命令のフェッチを検出した場合
に、前記主記憶装置を前記省電力モードに移行させる移
行制御工程とを有することを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するため、請求項9記載の
発明は、前記主記憶装置が前記省電力モードにある場合
で、前記中央処理装置が前記省電力モードから前記通常
動作モードに復帰するための前記外部割り込みを検出し
た場合に、前記主記憶装置を前記設定工程の設定に関わ
らず前記通常動作モードに復帰させることを特徴とす
る。
【0021】上記目的を達成するため、請求項10記載
の発明は、通常動作モードから省電力モードへの移行及
び前記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰が
可能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前記省
電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具備し
てなる情報処理装置に適用される省電力移行制御方法を
実行するプログラムを記憶したコンピュータにより読み
出し可能な記憶媒体であって、前記省電力移行制御方法
は、前記主記憶装置の前記通常動作モードから前記省電
力モードへの切り替えが許可された後、前記中央処理装
置が省電力モード移行命令をフェッチした場合に、前記
主記憶装置を前記省電力モードに移行させるように制御
するステップを有することを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項11記載
の発明は、省電力モード移行命令の実行により通常動作
モードから省電力モードへの移行、外部割り込みにより
前記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰が可
能な中央処理装置と、該中央処理装置が実行するプログ
ラム及びデータを格納すると共に、前記通常動作モード
から前記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置
とを具備してなる情報処理装置に適用される省電力移行
制御方法を実行するプログラムを記憶したコンピュータ
により読み出し可能な記憶媒体であって、前記省電力移
行制御方法は、前記中央処理装置が前記省電力モード移
行命令をフェッチしたことを検出するように制御する検
出ステップと、前記中央処理装置が前記主記憶装置を前
記通常動作モードから前記省電力モードに切り替えるこ
とを許可する設定を行うように制御する設定ステップ
と、該設定ステップにより前記主記憶装置の前記通常動
作モードから前記省電力モードへの切り替えが許可され
た後、前記検出ステップにより前記中央処理装置の前記
省電力モード移行命令のフェッチを検出した場合に、前
記主記憶装置を前記省電力モードに移行させるように制
御する移行制御ステップとを有することを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項12記載
の発明は、前記省電力移行制御方法は、前記主記憶装置
が前記省電力モードにある場合で、前記中央処理装置が
前記省電力モードから前記通常動作モードに復帰するた
めの前記外部割り込みを検出した場合に、前記主記憶装
置を前記設定ステップの設定に関わらず前記通常動作モ
ードに復帰させるように制御するステップを有すること
を特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項13記載
の発明は、省電力モード移行命令の実行により通常動作
モードから省電力モードへの移行及び外部割込みにより
前記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰が可
能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前記省電
力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具備して
なる情報処理装置に適用される省電力移行制御装置であ
って、前記中央処理装置より前記主記憶装置に対して、
前記通常動作モードから前記省電力モードへ移行するま
での時間を設定する時間設定手段と、前記中央処理装置
より前記主記憶装置に対して、前記設定時間後の前記省
電力モードへの移行を指示する移行指示手段と、前記主
記憶装置が前記指示を受けた場合、前記主記憶装置を前
記設定時間後に前記省電力モードに移行するように制御
する移行制御手段とを有することを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項14記載
の発明は、前記移行制御手段は、前記主記憶装置が前記
省電力モードにある場合、前記時間設定手段の設定に関
わらず、前記主記憶装置を前記中央処理装置と共に、前
記外部割込みにより前記省電力モードから前記通常動作
モードに復帰するように制御することを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、請求項15記載
の発明は、省電力モード移行命令の実行により通常動作
モードから省電力モードへの移行及び外部割込みにより
前記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰が可
能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前記省電
力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具備して
なる情報処理装置であって、前記中央処理装置より前記
主記憶装置に対して、前記通常動作モードから前記省電
力モードへ移行するまでの時間を設定する時間設定手段
と、前記中央処理装置より前記主記憶装置に対して、前
記設定時間後の前記省電力モードへの移行を指示する移
行指示手段と、前記主記憶装置が前記指示を受けた場
合、前記主記憶装置を前記設定時間後に前記省電力モー
ドに移行するように制御する移行制御手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項16記載
の発明は、前記移行制御手段は、前記主記憶装置が前記
省電力モードにある場合、前記時間設定手段の設定に関
わらず、前記主記憶装置を前記中央処理装置と共に、前
記外部割込みにより前記省電力モードから前記通常動作
モードに復帰するように制御することを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項17記載
の発明は、省電力モード移行命令の実行により通常動作
モードから省電力モードへの移行及び外部割込みにより
前記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰が可
能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前記省電
力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具備して
なる情報処理装置に適用される省電力移行制御方法であ
って、前記中央処理装置より前記主記憶装置に対して、
前記通常動作モードから前記省電力モードへ移行するま
での時間を設定する時間設定工程と、前記中央処理装置
より前記主記憶装置に対して、前記設定時間後の前記省
電力モードへの移行を指示する移行指示工程と、前記主
記憶装置が前記指示を受けた場合、前記主記憶装置を前
記設定時間後に前記省電力モードに移行するように制御
する移行制御工程とを有することを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するため、請求項18記載
の発明は、前記移行制御工程では、前記主記憶装置が前
記省電力モードにある場合、前記時間設定工程での設定
に関わらず、前記主記憶装置を前記中央処理装置と共
に、前記外部割込みにより前記省電力モードから前記通
常動作モードに復帰するように制御することを特徴とす
る。
【0030】上記目的を達成するため、請求項19記載
の発明は、省電力モード移行命令の実行により通常動作
モードから省電力モードへの移行及び外部割込みにより
前記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰が可
能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前記省電
力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具備して
なる情報処理装置に適用される省電力移行制御方法を実
行するプログラムを記憶したコンピュータにより読み出
し可能な記憶媒体であって、前記省電力移行制御方法
は、前記中央処理装置より前記主記憶装置に対して、前
記通常動作モードから前記省電力モードへ移行するまで
の時間を設定する時間設定ステップと、前記中央処理装
置より前記主記憶装置に対して、前記設定時間後の前記
省電力モードへの移行を指示する移行指示ステップと、
前記主記憶装置が前記指示を受けた場合、前記主記憶装
置を前記設定時間後に前記省電力モードに移行するよう
に制御する移行制御ステップとを有することを特徴とす
る。
【0031】上記目的を達成するため、請求項20記載
の発明は、前記移行制御ステップでは、前記主記憶装置
が前記省電力モードにある場合、前記時間設定ステップ
での設定に関わらず、前記主記憶装置を前記中央処理装
置と共に、前記外部割込みにより前記省電力モードから
前記通常動作モードに復帰するように制御することを特
徴とする。
【0032】上記目的を達成するため、請求項21記載
の発明は、省電力モード移行命令の実行により通常動作
モードから省電力モードへの移行及び外部割込みにより
前記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰が可
能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前記省電
力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具備して
なる情報処理装置に適用される省電力移行制御装置であ
って、前記中央処理装置が前記省電力モードに移行した
ことを通知する通知手段と、前記中央処理装置が前記主
記憶装置を前記通常動作モードから前記省電力モードに
切り替えることを許可するための設定を行う設定手段
と、前記設定手段により前記主記憶装置の前記省電力モ
ードへの切り替えが許可された後に前記通知手段からの
通知を検知した場合、前記主記憶装置を前記省電力モー
ドに移行するように制御する移行制御手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0033】上記目的を達成するため、請求項22記載
の発明は、前記移行制御手段は、前記主記憶装置が前記
省電力モードにある場合、前記通知手段により前記中央
処理装置が前記省電力モードから前記通常動作モードに
復帰したことを通知されたとき、前記設定手段の設定に
関わらず、前記主記憶装置を前記通常動作モードに復帰
するように制御することを特徴とする。
【0034】上記目的を達成するため、請求項23記載
の発明は、省電力モード移行命令の実行により通常動作
モードから省電力モードへの移行及び外部割込みにより
前記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰が可
能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前記省電
力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具備して
なる情報処理装置であって、前記中央処理装置が前記省
電力モードに移行したことを通知する通知手段と、前記
中央処理装置が前記主記憶装置を前記通常動作モードか
ら前記省電力モードに切り替えることを許可するための
設定を行う設定手段と、前記設定手段により前記主記憶
装置の前記省電力モードへの切り替えが許可された後に
前記通知手段からの通知を検知した場合、前記主記憶装
置を前記省電力モードに移行するように制御する移行制
御手段とを有することを特徴とする。
【0035】上記目的を達成するため、請求項24記載
の発明は、前記移行制御手段は、前記主記憶装置が前記
省電力モードにある場合、前記通知手段により前記中央
処理装置が前記省電力モードから前記通常動作モードに
復帰したことを通知されたとき、前記設定手段の設定に
関わらず、前記主記憶装置を前記通常動作モードに復帰
するように制御することを特徴とする。
【0036】上記目的を達成するため、請求項25記載
の発明は、省電力モード移行命令の実行により通常動作
モードから省電力モードへの移行及び外部割込みにより
前記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰が可
能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前記省電
力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具備して
なる情報処理装置に適用される省電力移行制御方法であ
って、前記中央処理装置が前記省電力モードに移行した
ことを通知する通知工程と、前記中央処理装置が前記主
記憶装置を前記通常動作モードから前記省電力モードに
切り替えることを許可するための設定を行う設定工程
と、前記設定工程により前記主記憶装置の前記省電力モ
ードへの切り替えが許可された後に前記通知工程からの
通知を検知した場合、前記主記憶装置を前記省電力モー
ドに移行するように制御する移行制御工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0037】上記目的を達成するため、請求項26記載
の発明は、前記移行制御手段は、前記主記憶装置が前記
省電力モードにある場合、前記通知工程により前記中央
処理装置が前記省電力モードから前記通常動作モードに
復帰したことを通知されたとき、前記設定工程での設定
に関わらず、前記主記憶装置を前記通常動作モードに復
帰するように制御することを特徴とする。
【0038】上記目的を達成するため、請求項27記載
の発明は、省電力モード移行命令の実行により通常動作
モードから省電力モードへの移行及び外部割込みにより
前記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰が可
能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前記省電
力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具備して
なる情報処理装置に適用される省電力移行制御方法を実
行するプログラムを記憶したコンピュータにより読み出
し可能な記憶媒体であって、前記省電力移行制御方法
は、前記中央処理装置が前記省電力モードに移行したこ
とを通知する通知ステップと、前記中央処理装置が前記
主記憶装置を前記通常動作モードから前記省電力モード
に切り替えることを許可するための設定を行う設定ステ
ップと、前記設定ステップにより前記主記憶装置の前記
省電力モードへの切り替えが許可された後に前記通知ス
テップからの通知を検知した場合、前記主記憶装置を前
記省電力モードに移行するように制御する移行制御ステ
ップとを有することを特徴とする。
【0039】上記目的を達成するため、請求項28記載
の発明は、前記移行制御手段は、前記主記憶装置が前記
省電力モードにある場合、前記通知ステップにより前記
中央処理装置が前記省電力モードから前記通常動作モー
ドに復帰したことを通知されたとき、前記設定ステップ
での設定に関わらず、前記主記憶装置を前記通常動作モ
ードに復帰するように制御することを特徴とする。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0041】[第1の実施の形態]図1は本発明の第1
の実施の形態に係る情報処理装置の電気的な構成を示す
ブロック図である。本発明の第1の実施の形態に係る情
報処理装置は、CPU1(中央処理装置、移行制御手
段)、ROM2、SDRAM3(主記憶装置)、ROM
コントローラ4、SDRAMコントローラ5(移行制御
手段)、割り込みコントローラ6、WAITI命令フェ
ッチ検出回路7(検出手段)、システムバス8を具備し
ている。
【0042】上記構成を詳述すると、CPU1は、省電
力モード移行命令(WAITI命令)を実行することに
よって省電力モードに移行し、ハードウェア割り込みが
入力されると通常動作モードに復帰するような省電力型
の中央処理装置である。CPU1が実行する命令は、R
OM2及びSDRAM3に格納されている。SDRAM
3には、CPU1の命令実行に必要なデータも格納され
ている。CPU1の命令フェッチ転送は、システムバス
8上のトランザクションとして発生し、これを検知した
ROMコントローラ4及びSDRAMコントローラ5に
より、それぞれのメモリアクセス転送に変換され、RO
M2及びSDRAM3よりシステムバス8上へ送られ
る。CPU1のデータ転送も、同様にシステムバス8を
介してSDRAMコントローラ5により行われる。
【0043】割り込みコントローラ6は、情報処理装置
のスイッチ押下等の外部トリガ入力を受けて、CPU1
及びWAITI命令フェッチ検出回路7に対してハード
ウェア割り込み信号をアサートする。WAITI命令フ
ェッチ検出回路7は、システムバス8上の命令フェッチ
転送を監視し、システムバス8上の転送が命令フェッチ
転送であり且つデータがWAITI命令であることを検
知すると、SDRAMコントローラ5に対してWAIT
I命令検出信号をアサートし、ハードウェア割り込み信
号がアサートされると、WAITI命令検出信号をネゲ
ートする。
【0044】図2は上記図1に示した本発明の第1の実
施の形態に係る情報処理装置のSDRAMコントローラ
5の省電力モードの設定に関わる部分を示すブロック図
である。本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置
のSDRAMコントローラ5は、SDRAM設定レジス
タ51(設定手段)と、ANDゲート52と、SDRA
M制御シーケンサ53とを具備している。
【0045】上記構成を詳述すると、SDRAM設定レ
ジスタ51は、例えば16ビットのレジスタであり、シ
ステムバス8の16ビットデータ線に接続されている。
このSDRAM設定レジスタ51は、CPU1から見る
とメモリマップされており、例えば0xFF10000
0番地にアサインされている。SDRAMコントローラ
5は、システムバス8のアドレス線をデコード回路(図
示略)によりデコードし、CPU1が出力するトランザ
クションのアドレスが0xFF100000番地であり
且つ書き込みトランザクションである場合、システムバ
ス8のデータ線上のデータをSDRAM設定レジスタ5
1にラッチする。
【0046】SDRAM設定レジスタ51の最下位ビッ
ト(Bit0)の出力は、SELF許可信号として2入
力のANDゲート52の一方の入力に接続されている。
ANDゲート52のもう一方の入力には、CPU1がW
AITI命令をフェッチしたことを示す信号であるWA
ITI命令検出信号が接続されている。ANDゲート5
2の出力は、SELF要求信号としてSDRAM制御シ
ーケンサ53に接続されている。
【0047】SDRAM制御シーケンサ53は、SEL
F要求信号が“1”にアサートされると、現在実行中の
メモリ転送が終了すると直ちにSDRAM3に対してS
ELFコマンドを発行する。これは、CS信号、RAS
信号、CAS信号、CKE信号を全て“0”にドライブ
し、WE信号を“1”にドライブすることで実行され
る。SELFコマンドが入力されると、SDRAM3は
省電力モードに遷移する。
【0048】次に、上記の如く構成された本発明の第1
の実施の形態に係る情報処理装置の動作を図1及び図2
を参照しながら詳細に説明する。下記の制御は、情報処
理装置のROM2に格納されたプログラムに基づきCP
U1により実行される。
【0049】最初に、CPU1がCPU自身とSDRA
M3の両方を省電力モードに移行させる手順を説明す
る。先ず、CPU1は、SDRAMコントローラ5のS
DRAM設定レジスタ51に書き込み転送を発生し、シ
ステムバス8のデータ線Bit0を“1”にドライブす
ることにより、SELF許可信号を“1”に設定する。
この時点では、SDRAMコントローラ5は直ちにはS
ELFコマンドを発行しない。従って、CPU1は、通
常動作モードにおいて最後に実行される命令であるWA
ITIをSDRAM3よりフェッチすることが可能であ
る。
【0050】CPU1が、WAITI命令をフェッチす
るための命令フェッチ転送をシステムバス8上に発行す
ると、WAITI命令フェッチ検出回路7は、WAIT
I命令検出信号を“1”にアサートする。その結果、S
ELF要求信号が“1”となり、SDRAMコントロー
ラ5のSDRAM制御シーケンサ53は、SDRAM3
に対してSELFコマンドを発行し、SDRAM3は省
電力モードに移行する。
【0051】次に、省電力モードから通常動作モードに
復帰する手順を説明する。情報処理装置のスイッチ等が
押下され外部トリガが入力されると、割り込みコントロ
ーラ6は、CPU1及びWAITI命令フェッチ検出回
路7に対してハードウェア割り込みをアサートする。割
り込みが入力されると、CPU1は通常動作モードに復
帰し、また、WAITI命令フェッチ検出回路7はWA
ITI命令検出信号を“0”にネゲートする。
【0052】その結果、SDRAMコントローラ5のS
ELF要求信号がネゲートされるので、SDRAMコン
トローラ5のSDRAM制御シーケンサ53は、直ちに
SELF EXITコマンドをSDRAM3に対して発
行する。これは、CS信号だけを“0”にドライブし、
他の信号(RAS信号、CAS信号、WE信号、CKE
信号)を全て“1”にドライブすることによって行われ
る。これにより、SDRAM3は通常動作モードに復帰
する。
【0053】一方、通常動作モードに復帰したCPU1
は、直ちに割り込みハンドラの命令をフェッチするため
に、割り込みベクターアドレスと共に命令フェッチサイ
クルをシステムバス8上に出力する。SDRAMコント
ローラ5は、SDRAM3が既に通常動作モードに復帰
しているので、直ちに要求された命令をSDRAM3か
ら読み出してシステムバス8上に出力することが可能で
ある。
【0054】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態によれば、通常動作モードから省電力モードへの
移行及び省電力モードから通常動作モードへの復帰が可
能なCPU1と、通常動作モードから省電力モードへの
移行及び省電力モードから通常動作モードへの復帰が可
能なSDRAM3とを具備した情報処理装置において、
SDRAMコントローラ5のSDRAM設定レジスタ5
1がSDRAM3の通常動作モードから省電力モードへ
の切り替えを許可するSELF許可信号を出力した後、
WAITI命令フェッチ検出回路7がWAITI命令検
出信号を出力した場合に、SDRAM3を省電力モード
に移行させ、SDRAM3が省電力モードにある場合
で、CPU1が省電力モードから通常動作モードに復帰
するための外部割り込みを検出した場合に、SDRAM
3をSDRAM設定レジスタ51の設定に関わらず通常
動作モードに復帰させる構成としているため、下記の効
果を奏することができる。
【0055】CPU1が確実に省電力モードに移行した
後にSDRAM3を省電力モードへ移行させることで、
高価な専用メモリを装備することなく且つ複雑なソフト
ウェアの処理を必要とすることなく、省電力モードへの
遷移時のWAITI命令フェッチ時に、SDRAM3を
正常に動作させることが可能となり、また、通常動作モ
ードへの復帰時の割り込みハンドラの命令フェッチをS
DRAM3から正しく行わせることが可能となる。ま
た、キャッシュ領域等を無駄にすることなく、割り込み
ハンドラを高速なRAM上に常駐させることが可能であ
るため、高いパフォーマンスを保つことが可能であり、
また、ソフトウェアによる複雑な操作が不要である。こ
の結果、安価で高い割り込みパフォーマンスを持つ省電
力型の情報処理装置を容易に構築することができる。
【0056】[第2の実施の形態]図3は本発明の第2
の実施の形態に係る情報処理装置の電気的な構成を示す
ブロック図である。本発明の第2の実施の形態に係る情
報処理装置は、CPU61(中央処理装置、移行制御手
段)、ROM62、SDRAM63(主記憶装置)、R
OMコントローラ64、SDRAMコントローラ65
(移行指示手段、移行制御手段)、割り込みコントロー
ラ66、システムバス67を具備している。
【0057】上記構成を詳述すると、CPU61は、省
電力モード移行命令(WAITI命令)を実行すること
によって省電力モードに移行し、ハードウェア割り込み
が入力されると通常動作モードに復帰するような省電力
型の中央処理装置である。CPU61が実行する命令
は、ROM62及びSDRAM63に格納されている。
SDRAM63には、CPU61の命令実行に必要なデ
ータも格納されている。
【0058】CPU61の命令フェッチ転送は、システ
ムバス67上のトランザクションとして発生し、これを
検知したROMコントローラ64及びSDRAMコント
ローラ65により、それぞれのメモリアクセス転送に変
換され、ROM62及びSDRAM63よりシステムバ
ス67上へ送られる。CPU61のデータ転送も、同様
にシステムバス67を介してSDRAMコントローラ6
5により行われる。割り込みコントローラ66は、情報
処理装置のスイッチ押下等の外部トリガ入力を受けて、
CPU61とSDRAMコントローラ65に対してハー
ドウェア割り込み信号をアサートする。
【0059】図4は上記図3に示した本発明の第2の実
施の形態に係る情報処理装置のSDRAMコントローラ
65の省電力モードの設定に関わる部分を示すブロック
図である。本発明の第2の実施の形態に係る情報処理装
置のSDRAMコントローラ65は、SDRAMコント
ロールレジスタ711、SDRAMカウンタレジスタ7
12(時間設定手段)、SDRAMカウンタワークレジ
スタ713を備えたSDRAMカウンタ71と、SDR
AM制御シーケンサ72とを具備している。
【0060】上記構成を詳述すると、SDRAMコント
ロールレジスタ711、SDRAMカウンタレジスタ7
12、SDRAMカウンタワークレジスタ713は、例
えば16ビットのレジスタである。これらのうちSDR
AMコントロールレジスタ711及びSDRAMカウン
タレジスタ712は、システムバス67の16ビットデ
ータ線に接続されており、CPU61から見るとメモリ
マップされている。例えばSDRAMコントロールレジ
スタ711が0xFF100000番地、SDRAMカ
ウンタレジスタ712が0xFF100004番地にア
サインされている。
【0061】CPU61が出力するトランザクションが
書き込みである場合、SDRAMコントローラ65は、
システムバス67のアドレス線をデコード回路(図示
略)によりデコードし、アドレスが0xFF10000
0番地であればSDRAMコントロールレジスタ711
にラッチし、アドレスが0xFF100004番地であ
ればSDRAMカウンタレジスタ712にラッチする。
【0062】SDRAMカウンタ71は、SDRAMコ
ントロールレジスタ711の最下位ビット(Bit0)
に“1”が書き込まれると、SDRAMカウンタレジス
タ712の内容をSDRAMカウンタワークレジスタ7
13に転送し、クロック信号(図示略)によりSDRA
Mカウンタワークレジスタ713の内容を、全ビットが
“0”になるまでカウントダウンする。更に、SDRA
Mカウンタワークレジスタ713の全ビットが“0”且
つSDRAMコントロールレジスタ711の最下位ビッ
ト(Bit0)が“1”の場合にのみ、SDRAM制御
シーケンサ72へ接続されているSELF要求信号を
“1”にする。また、ハードウェア割り込み信号がアサ
ートされた場合は、SDRAMコントロールレジスタ7
11の最下位ビット(Bit0)を“0”にリセットす
る。
【0063】SDRAM制御シーケンサ72は、SEL
F要求信号が“1”にアサートされた場合、現在実行中
のメモリ転送が終了後、直ちにSDRAM63に対して
SELFコマンドを発行する。これは、CS信号、RA
S信号、CAS信号、CKE信号を全て“0”にドライ
ブし、WE信号を“1”にドライブすることで実行され
る。SELFコマンドが入力されると、SDRAM63
は省電力モードに移行する。
【0064】SELF要求信号が“0”にネゲートされ
た場合には、SDRAM制御シーケンサ72は、直ちに
SELF EXITコマンドをSDRAM63に対して
発行する。これは、CS信号だけを“0”にドライブ
し、他の信号(RAS信号、CAS信号、WE信号、C
KE信号)を全て“1”にドライブすることによって行
われる。これにより、SDRAM63は通常動作モード
に復帰する。
【0065】次に、上記の如く構成された本発明の第2
の実施の形態に係る情報処理装置の動作を図3及び図4
を参照しながら詳細に説明する。下記の制御は、情報処
理装置のROM62に格納されたプログラムに基づきC
PU61により実行される。
【0066】最初に、CPU61がCPU自身とSDR
AM63の両方を省電力モードに移行させる手順を説明
する。先ず、CPU61は、SDRAMコントローラ6
5のSDRAMカウンタレジスタ712にアサインされ
たアドレスに対して書き込み転送を発生することによ
り、SDRAMカウンタレジスタ712にカウントダウ
ン開始から省電力モード移行までの時間を設定する。次
に、CPU61は、SDRAMコントロールレジスタ7
11にアサインされたアドレスに対して書き込み転送を
発生することにより、SDRAMコントロールレジスタ
711の最下位ビット(Bit0)を“1”に設定す
る。これにより、SDRAMカウンタ71は、SDRA
Mカウンタレジスタ712の内容をSDRAMワークレ
ジスタ713に転送し、そのカウントダウンを開始す
る。
【0067】SDRAMカウンタワークレジスタ713
の全ビットが“0”になるまで、SELF要求信号は
“1”にアサートされないので、この時点ではまだSD
RAM63は通常モードで動作している。この間にCP
U61は、CPU自身を省電力モードへ移行するための
WAITI命令を実行し、省電力モードへ移行する。そ
の後、SDRAMカウンタワークレジスタ713の全ビ
ットが“0”になり次第、SELF要求信号を“1”に
アサートし、SDRAM制御シーケンサ72は、SDR
AM63に対してSELFコマンドを発行し、SDRA
M63は、省電力モードへ移行する。
【0068】次に、省電力モードから通常動作モードに
復帰する手順を説明する。情報処理装置のスイッチ等が
押下され外部トリガが入力されると、割り込みコントロ
ーラ66は、ハードウェア割り込みをアサートする。こ
れにより、CPU1は、直ちに通常動作モードに復帰
し、SDRAMカウンタ71は、SDRAMコントロー
ルレジスタ711の最下位ビット(Bit0)を“0”
にリセットし、SELF要求信号を“0”にネゲートす
る。のSDRAM制御シーケンサ72は、直ちにSEL
F EXITコマンドをSDRAM63に対して発行
し、SDRAM3は通常動作モードに復帰する。
【0069】一方、通常動作モードに復帰したCPU6
1は、直ちに割り込みハンドラの命令をフェッチするた
めに、割り込みベクターアドレスと共に命令フェッチサ
イクルをシステムバス67上に出力する。SDRAMコ
ントローラ65は、SDRAM63が既に通常動作モー
ドに復帰しているので、直ちに要求された命令をSDR
AM63から読み出してシステムバス67上に出力する
ことが可能である。
【0070】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態によれば、通常動作モードから省電力モードへの
移行及び省電力モードから通常動作モードへの復帰が可
能なCPU61と、通常動作モードから省電力モードへ
の移行及び省電力モードから通常動作モードへの復帰が
可能なSDRAM63とを具備した情報処理装置におい
て、CPU61よりSDRAM63に対して、通常動作
モードから省電力モードへ移行するまでの時間を設定
し、CPU61よりSDRAM63に対して、設定時間
後の省電力モードへの移行を指示し、SDRAM63が
前記指示を受けた場合、SDRAM63を前記設定時間
後に省電力モードに移行するように制御するため、下記
の効果を奏することができる。
【0071】高価な専用メモリを装備することなく、省
電力モードへの移行時のWAITI命令フェッチ時に、
SDRAM63を正常に動作させることが可能となり、
また、通常動作モードへの復帰時の割り込みハンドラの
命令フェッチをSDRAM63から正しく行わせること
が可能となる。また、ブート後に、ROM62上にある
割り込みハンドラ等をより高速なRAMであるSDRA
M63に転送し、キャッシュ領域等を無駄にすることな
く、割り込みハンドラを高速に実行することが可能であ
り、また、ソフトウェアによる複雑な操作が不要であ
る。この結果、安価で高い割り込みパフォーマンスを持
つ省電力型の情報処理装置を容易に構築することができ
る。
【0072】[第3の実施の形態]図5は本発明の第3
の実施の形態に係る情報処理装置の電気的な構成を示す
ブロック図である。本発明の第3の実施の形態に係る情
報処理装置は、CPU81(中央処理装置、通知手段、
設定手段、移行制御手段)、ROM82、SDRAM8
3(主記憶装置)、ROMコントローラ84、SDRA
Mコントローラ85(移行制御手段)、割り込みコント
ローラ86、システムバス87を具備している。
【0073】上記構成を詳述すると、CPU81は、省
電力モード移行命令(WAITI命令)を実行すること
によって省電力モードに移行し、ハードウェア割り込み
が入力されると通常動作モードに復帰するような省電力
型の中央処理装置である。CPU81が実行する命令
は、ROM82及びSDRAM83に格納されている。
SDRAM83には、CPU81の命令実行に必要なデ
ータも格納されている。
【0074】CPU81の命令フェッチ転送は、システ
ムバス87上のトランザクションとして発生し、これを
検知したROMコントローラ84及びSDRAMコント
ローラ85により、それぞれのメモリアクセス転送に変
換され、ROM82及びSDRAM83よりシステムバ
ス87上へ送られる。CPU81のデータ転送も、同様
にシステムバス87を介してSDRAMコントローラ8
5により行われる。割り込みコントローラ86は、情報
処理装置のスイッチ押下等の外部トリガ入力を受けて、
CPU81に対してハードウェア割り込み信号をアサー
トする。
【0075】図6は上記図5に示した本発明の第3の実
施の形態に係る情報処理装置のSDRAMコントローラ
85の省電力モードの設定に関わる部分を示すブロック
図である。本発明の第3の実施の形態に係る情報処理装
置のSDRAMコントローラ85は、SDRAM設定レ
ジスタ91と、ANDゲート92と、SDRAM制御シ
ーケンサ93とを具備している。
【0076】上記構成を詳述すると、SDRAM設定レ
ジスタ91は、例えば16ビットのレジスタであり、シ
ステムバス87の16ビットデータ線に接続されてい
る。このSDRAM設定レジスタ91は、CPU81か
ら見るとメモリマップされており、例えば0xFF10
0000番地にアサインされている。SDRAMコント
ローラ85は、システムバス87のアドレス線をデコー
ド回路(図示略)によりデコードし、CPU81が出力
するトランザクションのアドレスが0xFF10000
0番地であり且つ書き込みトランザクションである場
合、システムバス87のデータ線上のデータをSDRA
M設定レジスタ91にラッチする。
【0077】SDRAM設定レジスタ91の最下位ビッ
ト(Bit0)の出力は、SELF許可信号として2入
力のANDゲート92の一方の入力に接続されている。
ANDゲート92のもう一方の入力には、CPU81が
省電力モードに遷移した後であることを示す信号である
WAITI信号が接続されている。ANDゲート92の
出力は、SELF要求信号としてSDRAM制御シーケ
ンサ93に接続されている。
【0078】SDRAM制御シーケンサ93は、SEL
F要求信号が“1”にアサートされると、現在実行中の
メモリ転送が終了すると直ちにSDRAM83に対して
SELFコマンドを発行する。これは、CS信号、RA
S信号、CAS信号、CKE信号を全て“0”にドライ
ブし、WE信号を“1”にドライブすることで実行され
る。SELFコマンドが入力されると、SDRAM83
は省電力モードに遷移する。
【0079】次に、上記の如く構成された本発明の第3
の実施の形態に係る情報処理装置の動作を図5及び図6
を参照しながら詳細に説明する。下記の制御は、情報処
理装置のROM82に格納されたプログラムに基づきC
PU81により実行される。
【0080】最初に、CPU81がCPU自身とSDR
AM83の両方を省電力モードに移行させる手順を説明
する。先ず、CPU81は、SDRAMコントローラ8
5のSDRAM設定レジスタ91に書き込み転送を発生
し、システムバス87のデータ線Bit0を“1”にド
ライブすることにより、SELF許可信号を“1”に設
定する。この時点では、SDRAMコントローラ85は
直ちにはSELFコマンドを発行しない。従って、CP
U81は、通常動作モードにおいて最後に実行される命
令であるWAITIをSDRAM83よりフェッチする
ことが可能である。
【0081】CPU81がWAITI命令を実行して省
電力モードへの遷移が終了すると、省電力モード通知信
号であるWAITI信号が“1”にアサートされる。そ
の結果、SELF要求信号が“1”となり、SDRAM
制御シーケンサ93は、SDRAM83に対してSEL
Fコマンドを発行し、SDRAM83は省電力モードに
移行する。
【0082】次に、省電力モードから通常動作モードに
復帰する手順を説明する。情報処理装置のスイッチ等が
押下され外部トリガが入力されると、割り込みコントロ
ーラ86は、CPU81に対してハードウェア割り込み
をアサートする。割り込みが入力されると、CPU81
は直ちに通常動作モードに復帰して、省電力モード通知
信号(WAITI信号)を“0”にネゲートする。
【0083】その結果、SDRAMコントローラ85の
SELF要求信号がネゲートされるので、SDRAMコ
ントローラ85のSDRAM制御シーケンサ93は、直
ちにSELF EXITコマンドをSDRAM83に対
して発行する。これは、CS信号だけを“0”にドライ
ブし、他の信号(RAS信号、CAS信号、WE信号、
CKE信号)を全て“1”にドライブすることによって
行われる。これにより、SDRAM83は通常動作モー
ドに復帰する。
【0084】一方、通常動作モードに復帰したCPU8
1は、直ちに割り込みハンドラの命令をフェッチするた
めに、割り込みベクターアドレスと共に命令フェッチサ
イクルをシステムバス87上に出力する。SDRAMコ
ントローラ85は、SDRAM83が既に通常動作モー
ドに復帰しているので、直ちに要求された命令をSDR
AM83から読み出してシステムバス87上に出力する
ことが可能である。
【0085】以上説明したように、本発明の第3の実施
の形態によれば、通常動作モードから省電力モードへの
移行及び省電力モードから通常動作モードへの復帰が可
能なCPU81と、通常動作モードから省電力モードへ
の移行及び省電力モードから通常動作モードへの復帰が
可能なSDRAM83とを具備した情報処理装置におい
て、CPU81が省電力モードに移行したことを通知
し、CPU81がSDRAM83を通常動作モードから
省電力モードに切り替えることを許可するための設定を
行い、SDRAM83の省電力モードへの切り替えが許
可された後に前記通知手段からの通知を検知した場合、
SDRAM83を省電力モードに移行するように制御す
るため、下記の効果を奏することができる。
【0086】高価な専用メモリを装備することなく、省
電力モードへの遷移時のWAITI命令フェッチ時に、
SDRAM83を正常に動作させることが可能となり、
また、通常動作モードへの復帰時の割り込みハンドラの
命令フェッチをSDRAM83から正しく行わせること
が可能となる。また、キャッシュ領域等を無駄にするこ
となく、割り込みハンドラを高速なRAM上に常駐させ
ることが可能であるため、高いパフォーマンスを保つこ
とが可能であり、また、ソフトウェアによる複雑な操作
が不要である。この結果、安価で高い割り込みパフォー
マンスを持つ省電力型の情報処理装置を容易に構築する
ことができる。
【0087】[他の実施の形態]本発明の上記第1〜第
3の実施の形態では、本発明が適用される情報処理装置
の種類については特に言及しなかったが、本発明は、デ
スクトップ型パーソナルコンピュータ、ノート型パーソ
ナルコンピュータ、携帯情報端末、ワークステーション
等、種々の情報処理装置に適用可能である。
【0088】また、本発明の上記第1〜第3の実施の形
態では、情報処理装置単体の場合を例に上げたが、本発
明は、本発明が適用される情報処理装置と、複写機やプ
リンタ等の画像形成装置、スキャナ等の画像読取装置等
をネットワーク等の通信媒体を介して接続したシステム
にも適用可能である。
【0089】図8は本発明の省電力移行制御方法を実行
するプログラム及び関連データが記憶媒体から装置に供
給される概念例を示す説明図である。本発明の省電力移
行制御方法を実行するプログラム及び関連データは、フ
ロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等の記憶
媒体111をコンピュータ等の装置112に装備された
記憶媒体ドライブ挿入口113に挿入することで供給さ
れる。その後、プログラム及び関連データを記憶媒体1
11から一旦ハードディスクにインストールしハードデ
ィスクからRAMにロードするか、或いはハードディス
クにインストールせずに直接RAMにロードすること
で、プログラム及び関連データを実行することが可能と
なる。
【0090】この場合、本発明の第1〜第3の実施の形
態に係る情報処理装置において、本発明の省電力移行制
御方法を実行するプログラムを実行させる場合は、例え
ば上記図8を参照して説明したような手順で情報処理装
置に当該プログラム及び関連データを供給するか、或い
は情報処理装置に予め当該プログラム及び関連データを
格納しておくことで、プログラム実行が可能となる。
【0091】図7は本発明の省電力移行制御方法を実行
するプログラム及び関連データを記憶した記憶媒体の記
憶内容の構成例を示す説明図である。記憶媒体は、例え
ばボリューム情報101、ディレクトリ情報102、プ
ログラム実行ファイル103、プログラム関連データフ
ァイル104等の記憶内容で構成される。本発明の省電
力移行制御方法を実行するプログラムは、本発明の第1
〜第3の実施の形態の上述した制御手順に基づきプログ
ラムコード化されたものである。
【0092】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。上述した実施形態の機能を実現するソフト
ウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体等の媒
体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するこ
とによっても、達成されることは言うまでもない。
【0093】この場合、記憶媒体等の媒体から読み出さ
れたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を
実現することになり、そのプログラムコードを記憶した
記憶媒体等の媒体は本発明を構成することになる。プロ
グラムコードを供給するための記憶媒体等の媒体として
は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハード
ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、
ROM、或いはネットワークを介したダウンロードなど
を用いることができる。
【0094】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれるこ
とは言うまでもない。
【0095】更に、記憶媒体等の媒体から読出されたプ
ログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張
ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに
備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの
指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3記載
の省電力移行制御装置、請求項4〜6記載の情報処理装
置、請求項7〜9記載の省電力移行制御方法、請求項1
0〜12記載の記憶媒体によれば、通常動作モードから
省電力モードへの移行及び省電力モードから通常動作モ
ードへの復帰が可能な中央処理装置と、通常動作モード
から省電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを
具備した情報処理装置において、中央処理装置が確実に
省電力モードに移行した後に主記憶装置を省電力モード
へ移行させることで、高価な専用メモリを装備すること
なく且つ複雑なソフトウェアの処理を必要とすることな
く、省電力モードへの遷移時の省電力モード移行命令の
フェッチ時に、主記憶装置を正常に動作させることが可
能となり、また、通常動作モードへの復帰時の割り込み
ハンドラの命令フェッチを主記憶装置から正しく行わせ
ることが可能となる。また、キャッシュ領域等を無駄に
することなく、割り込みハンドラを高速なRAM上に常
駐させることが可能であるため、高いパフォーマンスを
保つことが可能であり、また、ソフトウェアによる複雑
な操作が不要である。この結果、安価で高い割り込みパ
フォーマンスを持つ省電力型の情報処理装置を容易に構
築することができる。
【0097】また、請求項13、14記載の省電力移行
制御装置、請求項15、16記載の情報処理装置、請求
項17、18記載の省電力移行制御方法、請求項19、
20記載の記憶媒体によれば、主記憶装置が通常動作モ
ードから省電力モードへ移行するまでの設定時間後の省
電力モードへの移行指示を受けた場合、主記憶装置を前
記設定時間後に省電力モードに移行するように制御する
ことで、高価な専用メモリを装備することなく、省電力
モードへの移行時のWAITI命令フェッチ時に、主記
憶装置を正常に動作させることが可能となり、また、通
常動作モードへの復帰時の割り込みハンドラの命令フェ
ッチを主記憶装置から正しく行わせることが可能とな
る。また、ブート後に、ROM上にある割り込みハンド
ラ等をより高速なRAMである主記憶装置に転送し、キ
ャッシュ領域等を無駄にすることなく、割り込みハンド
ラを高速に実行することが可能であり、また、ソフトウ
ェアによる複雑な操作が不要である。この結果、安価で
高い割り込みパフォーマンスを持つ省電力型の情報処理
装置を容易に構築することができる。
【0098】また、請求項21、22記載の省電力移行
制御装置、請求項23、24記載の情報処理装置、請求
項25、26記載の省電力移行制御方法、請求項27、
28記載の記憶媒体によれば、主記憶装置の省電力モー
ドへの切り替えが許可された後に、中央処理装置が省電
力モードに移行したことを通知する通知手段からの通知
を検知した場合、主記憶装置を省電力モードに移行する
ように制御することで、高価な専用メモリを装備するこ
となく、省電力モードへの遷移時の省電力モード移行命
令のフェッチ時に、主記憶装置を正常に動作させること
が可能となり、また、通常動作モードへの復帰時の割り
込みハンドラの命令フェッチを主記憶装置から正しく行
わせることが可能となる。また、キャッシュ領域等を無
駄にすることなく、割り込みハンドラを高速なRAM上
に常駐させることが可能であるため、高いパフォーマン
スを保つことが可能であり、また、ソフトウェアによる
複雑な操作が不要である。この結果、安価で高い割り込
みパフォーマンスを持つ省電力型の情報処理装置を容易
に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置
の電気的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置
のSDRAMコントローラの内部構造を示すブロック図
である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る情報処理装置
の電気的な構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る情報処理装置
のSDRAMコントローラの内部構造を示すブロック図
である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る情報処理装置
の電気的な構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る情報処理装置
のSDRAMコントローラの内部構造を示すブロック図
である。
【図7】本発明の省電力モード移行制御方法を実行する
プログラム及び関連データを記憶した記憶媒体の記憶内
容の構成例を示す説明図である。
【図8】本発明の省電力モード移行制御方法を実行する
プログラム及び関連データが記憶媒体から装置に供給さ
れる概念例を示す説明図である。
【符号の説明】
1、61、81 CPU 2、62、82 ROM 3、63、83 SDRAM 4、64、84 ROMコントローラ 5、65、85 SDRAMコントローラ 6、66、86 割り込みコントローラ 7 WAITI命令フェッチ検出回路 51、91 SDRAM設定レジスタ 52、92 ANDゲート 53、93 SDRAM制御シーケンサ 71 SDRAMカウンタ 72 SDRAM制御シーケンサ 711 SDRAMコントロールレジスタ 712 SDRAMカウンタレジスタ 713 SDRAMカウンタワークレジスタ

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常動作モードから省電力モードへの移
    行及び前記省電力モードから前記通常動作モードへの復
    帰が可能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前
    記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具
    備してなる情報処理装置に適用される省電力移行制御装
    置であって、 前記主記憶装置の前記通常動作モードから前記省電力モ
    ードへの切り替えが許可された後、前記中央処理装置が
    省電力モード移行命令をフェッチした場合に、前記主記
    憶装置を前記省電力モードに移行させることを特徴とす
    る省電力移行制御装置。
  2. 【請求項2】 省電力モード移行命令の実行により通常
    動作モードから省電力モードへの移行、外部割り込みに
    より前記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰
    が可能な中央処理装置と、該中央処理装置が実行するプ
    ログラム及びデータを格納すると共に、前記通常動作モ
    ードから前記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶
    装置とを具備してなる情報処理装置に適用される省電力
    移行制御装置であって、 前記中央処理装置が前記省電力モード移行命令をフェッ
    チしたことを検出する検出手段と、前記中央処理装置が
    前記主記憶装置を前記通常動作モードから前記省電力モ
    ードに切り替えることを許可する設定を行う設定手段
    と、該設定手段により前記主記憶装置の前記通常動作モ
    ードから前記省電力モードへの切り替えが許可された
    後、前記検出手段により前記中央処理装置の前記省電力
    モード移行命令のフェッチを検出した場合に、前記主記
    憶装置を前記省電力モードに移行させる移行制御手段と
    を有することを特徴とする省電力移行制御装置。
  3. 【請求項3】 前記主記憶装置が前記省電力モードにあ
    る場合で、前記中央処理装置が前記省電力モードから前
    記通常動作モードに復帰するための前記外部割り込みを
    検出した場合に、前記主記憶装置を前記設定手段の設定
    に関わらず前記通常動作モードに復帰させることを特徴
    とする請求項1又は2記載の省電力移行制御装置。
  4. 【請求項4】 通常動作モードから省電力モードへの移
    行及び前記省電力モードから前記通常動作モードへの復
    帰が可能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前
    記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具
    備してなる情報処理装置であって、 前記主記憶装置の前記通常動作モードから前記省電力モ
    ードへの切り替えが許可された後、前記中央処理装置が
    省電力モード移行命令をフェッチした場合に、前記主記
    憶装置を前記省電力モードに移行させるように構成され
    ていることを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 省電力モード移行命令の実行により通常
    動作モードから省電力モードへの移行、外部割り込みに
    より前記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰
    が可能な中央処理装置と、該中央処理装置が実行するプ
    ログラム及びデータを格納すると共に、前記通常動作モ
    ードから前記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶
    装置とを具備してなる情報処理装置であって、 前記中央処理装置が前記省電力モード移行命令をフェッ
    チしたことを検出する検出手段と、前記中央処理装置が
    前記主記憶装置を前記通常動作モードから前記省電力モ
    ードに切り替えることを許可する設定を行う設定手段
    と、該設定手段により前記主記憶装置の前記通常動作モ
    ードから前記省電力モードへの切り替えが許可された
    後、前記検出手段により前記中央処理装置の前記省電力
    モード移行命令のフェッチを検出した場合に、前記主記
    憶装置を前記省電力モードに移行させる移行制御手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記主記憶装置が前記省電力モードにあ
    る場合で、前記中央処理装置が前記省電力モードから前
    記通常動作モードに復帰するための前記外部割り込みを
    検出した場合に、前記主記憶装置を前記設定手段の設定
    に関わらず前記通常動作モードに復帰させるように構成
    されていることを特徴とする請求項4又は5記載の情報
    処理装置。
  7. 【請求項7】 通常動作モードから省電力モードへの移
    行及び前記省電力モードから前記通常動作モードへの復
    帰が可能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前
    記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具
    備してなる情報処理装置に適用される省電力移行制御方
    法であって、 前記主記憶装置の前記通常動作モードから前記省電力モ
    ードへの切り替えが許可された後、前記中央処理装置が
    省電力モード移行命令をフェッチした場合に、前記主記
    憶装置を前記省電力モードに移行させることを特徴とす
    る省電力移行制御方法。
  8. 【請求項8】 省電力モード移行命令の実行により通常
    動作モードから省電力モードへの移行、外部割り込みに
    より前記省電力モードから前記通常動作モードへの復帰
    が可能な中央処理装置と、該中央処理装置が実行するプ
    ログラム及びデータを格納すると共に、前記通常動作モ
    ードから前記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶
    装置とを具備してなる情報処理装置に適用される省電力
    移行制御方法であって、 前記中央処理装置が前記省電力モード移行命令をフェッ
    チしたことを検出する検出工程と、前記中央処理装置が
    前記主記憶装置を前記通常動作モードから前記省電力モ
    ードに切り替えることを許可する設定を行う設定工程
    と、該設定工程により前記主記憶装置の前記通常動作モ
    ードから前記省電力モードへの切り替えが許可された
    後、前記検出工程により前記中央処理装置の前記省電力
    モード移行命令のフェッチを検出した場合に、前記主記
    憶装置を前記省電力モードに移行させる移行制御工程と
    を有することを特徴とする省電力移行制御方法。
  9. 【請求項9】 前記主記憶装置が前記省電力モードにあ
    る場合で、前記中央処理装置が前記省電力モードから前
    記通常動作モードに復帰するための前記外部割り込みを
    検出した場合に、前記主記憶装置を前記設定工程の設定
    に関わらず前記通常動作モードに復帰させることを特徴
    とする請求項7又は8記載の省電力移行制御方法。
  10. 【請求項10】 通常動作モードから省電力モードへの
    移行及び前記省電力モードから前記通常動作モードへの
    復帰が可能な中央処理装置と、前記通常動作モードから
    前記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを
    具備してなる情報処理装置に適用される省電力移行制御
    方法を実行するプログラムを記憶したコンピュータによ
    り読み出し可能な記憶媒体であって、 前記省電力移行制御方法は、前記主記憶装置の前記通常
    動作モードから前記省電力モードへの切り替えが許可さ
    れた後、前記中央処理装置が省電力モード移行命令をフ
    ェッチした場合に、前記主記憶装置を前記省電力モード
    に移行させるように制御するステップを有することを特
    徴とする記憶媒体。
  11. 【請求項11】 省電力モード移行命令の実行により通
    常動作モードから省電力モードへの移行、外部割り込み
    により前記省電力モードから前記通常動作モードへの復
    帰が可能な中央処理装置と、該中央処理装置が実行する
    プログラム及びデータを格納すると共に、前記通常動作
    モードから前記省電力モードへの切り替えが可能な主記
    憶装置とを具備してなる情報処理装置に適用される省電
    力移行制御方法を実行するプログラムを記憶したコンピ
    ュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、 前記省電力移行制御方法は、前記中央処理装置が前記省
    電力モード移行命令をフェッチしたことを検出するよう
    に制御する検出ステップと、前記中央処理装置が前記主
    記憶装置を前記通常動作モードから前記省電力モードに
    切り替えることを許可する設定を行うように制御する設
    定ステップと、該設定ステップにより前記主記憶装置の
    前記通常動作モードから前記省電力モードへの切り替え
    が許可された後、前記検出ステップにより前記中央処理
    装置の前記省電力モード移行命令のフェッチを検出した
    場合に、前記主記憶装置を前記省電力モードに移行させ
    るように制御する移行制御ステップとを有することを特
    徴とする記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記省電力移行制御方法は、前記主記
    憶装置が前記省電力モードにある場合で、前記中央処理
    装置が前記省電力モードから前記通常動作モードに復帰
    するための前記外部割り込みを検出した場合に、前記主
    記憶装置を前記設定ステップの設定に関わらず前記通常
    動作モードに復帰させるように制御するステップを有す
    ることを特徴とする請求項10又は11記載の記憶媒
    体。
  13. 【請求項13】 省電力モード移行命令の実行により通
    常動作モードから省電力モードへの移行及び外部割込み
    により前記省電力モードから前記通常動作モードへの復
    帰が可能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前
    記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具
    備してなる情報処理装置に適用される省電力移行制御装
    置であって、 前記中央処理装置より前記主記憶装置に対して、前記通
    常動作モードから前記省電力モードへ移行するまでの時
    間を設定する時間設定手段と、前記中央処理装置より前
    記主記憶装置に対して、前記設定時間後の前記省電力モ
    ードへの移行を指示する移行指示手段と、前記主記憶装
    置が前記指示を受けた場合、前記主記憶装置を前記設定
    時間後に前記省電力モードに移行するように制御する移
    行制御手段とを有することを特徴とする省電力移行制御
    装置。
  14. 【請求項14】 前記移行制御手段は、前記主記憶装置
    が前記省電力モードにある場合、前記時間設定手段の設
    定に関わらず、前記主記憶装置を前記中央処理装置と共
    に、前記外部割込みにより前記省電力モードから前記通
    常動作モードに復帰するように制御することを特徴とす
    る請求項13記載の省電力移行制御装置。
  15. 【請求項15】 省電力モード移行命令の実行により通
    常動作モードから省電力モードへの移行及び外部割込み
    により前記省電力モードから前記通常動作モードへの復
    帰が可能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前
    記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具
    備してなる情報処理装置であって、 前記中央処理装置より前記主記憶装置に対して、前記通
    常動作モードから前記省電力モードへ移行するまでの時
    間を設定する時間設定手段と、前記中央処理装置より前
    記主記憶装置に対して、前記設定時間後の前記省電力モ
    ードへの移行を指示する移行指示手段と、前記主記憶装
    置が前記指示を受けた場合、前記主記憶装置を前記設定
    時間後に前記省電力モードに移行するように制御する移
    行制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記移行制御手段は、前記主記憶装置
    が前記省電力モードにある場合、前記時間設定手段の設
    定に関わらず、前記主記憶装置を前記中央処理装置と共
    に、前記外部割込みにより前記省電力モードから前記通
    常動作モードに復帰するように制御することを特徴とす
    る請求項15記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 省電力モード移行命令の実行により通
    常動作モードから省電力モードへの移行及び外部割込み
    により前記省電力モードから前記通常動作モードへの復
    帰が可能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前
    記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具
    備してなる情報処理装置に適用される省電力移行制御方
    法であって、 前記中央処理装置より前記主記憶装置に対して、前記通
    常動作モードから前記省電力モードへ移行するまでの時
    間を設定する時間設定工程と、前記中央処理装置より前
    記主記憶装置に対して、前記設定時間後の前記省電力モ
    ードへの移行を指示する移行指示工程と、前記主記憶装
    置が前記指示を受けた場合、前記主記憶装置を前記設定
    時間後に前記省電力モードに移行するように制御する移
    行制御工程とを有することを特徴とする省電力移行制御
    方法。
  18. 【請求項18】 前記移行制御工程では、前記主記憶装
    置が前記省電力モードにある場合、前記時間設定工程で
    の設定に関わらず、前記主記憶装置を前記中央処理装置
    と共に、前記外部割込みにより前記省電力モードから前
    記通常動作モードに復帰するように制御することを特徴
    とする請求項17記載の省電力移行制御方法。
  19. 【請求項19】 省電力モード移行命令の実行により通
    常動作モードから省電力モードへの移行及び外部割込み
    により前記省電力モードから前記通常動作モードへの復
    帰が可能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前
    記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具
    備してなる情報処理装置に適用される省電力移行制御方
    法を実行するプログラムを記憶したコンピュータにより
    読み出し可能な記憶媒体であって、 前記省電力移行制御方法は、前記中央処理装置より前記
    主記憶装置に対して、前記通常動作モードから前記省電
    力モードへ移行するまでの時間を設定する時間設定ステ
    ップと、前記中央処理装置より前記主記憶装置に対し
    て、前記設定時間後の前記省電力モードへの移行を指示
    する移行指示ステップと、前記主記憶装置が前記指示を
    受けた場合、前記主記憶装置を前記設定時間後に前記省
    電力モードに移行するように制御する移行制御ステップ
    とを有することを特徴とする記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記移行制御ステップでは、前記主記
    憶装置が前記省電力モードにある場合、前記時間設定ス
    テップでの設定に関わらず、前記主記憶装置を前記中央
    処理装置と共に、前記外部割込みにより前記省電力モー
    ドから前記通常動作モードに復帰するように制御するこ
    とを特徴とする請求項19記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 省電力モード移行命令の実行により通
    常動作モードから省電力モードへの移行及び外部割込み
    により前記省電力モードから前記通常動作モードへの復
    帰が可能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前
    記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具
    備してなる情報処理装置に適用される省電力移行制御装
    置であって、 前記中央処理装置が前記省電力モードに移行したことを
    通知する通知手段と、前記中央処理装置が前記主記憶装
    置を前記通常動作モードから前記省電力モードに切り替
    えることを許可するための設定を行う設定手段と、前記
    設定手段により前記主記憶装置の前記省電力モードへの
    切り替えが許可された後に前記通知手段からの通知を検
    知した場合、前記主記憶装置を前記省電力モードに移行
    するように制御する移行制御手段とを有することを特徴
    とする省電力移行制御装置。
  22. 【請求項22】 前記移行制御手段は、前記主記憶装置
    が前記省電力モードにある場合、前記通知手段により前
    記中央処理装置が前記省電力モードから前記通常動作モ
    ードに復帰したことを通知されたとき、前記設定手段の
    設定に関わらず、前記主記憶装置を前記通常動作モード
    に復帰するように制御することを特徴とする請求項21
    記載の省電力移行制御装置。
  23. 【請求項23】 省電力モード移行命令の実行により通
    常動作モードから省電力モードへの移行及び外部割込み
    により前記省電力モードから前記通常動作モードへの復
    帰が可能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前
    記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具
    備してなる情報処理装置であって、 前記中央処理装置が前記省電力モードに移行したことを
    通知する通知手段と、前記中央処理装置が前記主記憶装
    置を前記通常動作モードから前記省電力モードに切り替
    えることを許可するための設定を行う設定手段と、前記
    設定手段により前記主記憶装置の前記省電力モードへの
    切り替えが許可された後に前記通知手段からの通知を検
    知した場合、前記主記憶装置を前記省電力モードに移行
    するように制御する移行制御手段とを有することを特徴
    とする情報処理装置。
  24. 【請求項24】 前記移行制御手段は、前記主記憶装置
    が前記省電力モードにある場合、前記通知手段により前
    記中央処理装置が前記省電力モードから前記通常動作モ
    ードに復帰したことを通知されたとき、前記設定手段の
    設定に関わらず、前記主記憶装置を前記通常動作モード
    に復帰するように制御することを特徴とする請求項23
    記載の情報処理装置。
  25. 【請求項25】 省電力モード移行命令の実行により通
    常動作モードから省電力モードへの移行及び外部割込み
    により前記省電力モードから前記通常動作モードへの復
    帰が可能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前
    記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具
    備してなる情報処理装置に適用される省電力移行制御方
    法であって、 前記中央処理装置が前記省電力モードに移行したことを
    通知する通知工程と、前記中央処理装置が前記主記憶装
    置を前記通常動作モードから前記省電力モードに切り替
    えることを許可するための設定を行う設定工程と、前記
    設定工程により前記主記憶装置の前記省電力モードへの
    切り替えが許可された後に前記通知工程からの通知を検
    知した場合、前記主記憶装置を前記省電力モードに移行
    するように制御する移行制御工程とを有することを特徴
    とする省電力移行制御方法。
  26. 【請求項26】 前記移行制御手段は、前記主記憶装置
    が前記省電力モードにある場合、前記通知工程により前
    記中央処理装置が前記省電力モードから前記通常動作モ
    ードに復帰したことを通知されたとき、前記設定工程で
    の設定に関わらず、前記主記憶装置を前記通常動作モー
    ドに復帰するように制御することを特徴とする請求項2
    5記載の省電力移行制御方法。
  27. 【請求項27】 省電力モード移行命令の実行により通
    常動作モードから省電力モードへの移行及び外部割込み
    により前記省電力モードから前記通常動作モードへの復
    帰が可能な中央処理装置と、前記通常動作モードから前
    記省電力モードへの切り替えが可能な主記憶装置とを具
    備してなる情報処理装置に適用される省電力移行制御方
    法を実行するプログラムを記憶したコンピュータにより
    読み出し可能な記憶媒体であって、 前記省電力移行制御方法は、前記中央処理装置が前記省
    電力モードに移行したことを通知する通知ステップと、
    前記中央処理装置が前記主記憶装置を前記通常動作モー
    ドから前記省電力モードに切り替えることを許可するた
    めの設定を行う設定ステップと、前記設定ステップによ
    り前記主記憶装置の前記省電力モードへの切り替えが許
    可された後に前記通知ステップからの通知を検知した場
    合、前記主記憶装置を前記省電力モードに移行するよう
    に制御する移行制御ステップとを有することを特徴とす
    る記憶媒体。
  28. 【請求項28】 前記移行制御手段は、前記主記憶装置
    が前記省電力モードにある場合、前記通知ステップによ
    り前記中央処理装置が前記省電力モードから前記通常動
    作モードに復帰したことを通知されたとき、前記設定ス
    テップでの設定に関わらず、前記主記憶装置を前記通常
    動作モードに復帰するように制御することを特徴とする
    請求項27記載の記憶媒体。
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