JP2002139748A - 画像表示媒体 - Google Patents

画像表示媒体

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JP2002139748A
JP2002139748A JP2000336633A JP2000336633A JP2002139748A JP 2002139748 A JP2002139748 A JP 2002139748A JP 2000336633 A JP2000336633 A JP 2000336633A JP 2000336633 A JP2000336633 A JP 2000336633A JP 2002139748 A JP2002139748 A JP 2002139748A
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color
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display
particles
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JP2000336633A
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English (en)
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Motohiko Sakamaki
元彦 酒巻
Makoto Niikura
真 新倉
Yoshiro Yamaguchi
善郎 山口
Yoshinori Machida
義則 町田
Takeshi Matsunaga
健 松永
Kiyoshi Shigehiro
清 重廣
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 背面基板の色やスペーサの色が目立たず、視
認性を向上させることができる画像表示媒体を提供す
る。 【解決手段】 画像表示媒体21は、透明な表示基板1
0と背面基板11とが樹脂16が塗布されたスペーサ1
2を介して対向して配置されており、表示基板10と背
面基板11との間の空間内に第1の粒子13及び第2の
粒子14が封入されている。表示基板10は、透明基板
10a、透明電極10b、及び誘電体膜10cが積層さ
れて構成されている。背面基板11は、基板11a、電
極11b、及び誘電体膜11cが積層されて構成されて
いる。誘電体膜11cは第2の粒子14の色と同じ黒色
に着色されている。これにより、誘電体膜11cが目立
つのを防ぐことができる。従って、自然で見やすく、か
つコントラストの高い画像表示媒体を得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示媒体に係
り、特に、着色粒子を電界の作用で駆動することにより
画像を繰り返し表示することができる画像表示媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、繰り返し書き換え可能な画像表示
媒体として、Twisting Ball Displ
ay(2色塗分け粒子回転表示)、電気泳動式表示媒
体、磁気泳動式表示媒体、サーマルリライタブル表示媒
体、メモリ性を有する液晶などがある。
【0003】このような画像表示媒体のうち、サーマル
リライタブル表示媒体やメモリ性を有する液晶などは、
画像のメモリ性には優れるが、表示面を紙のように十分
な白表示とすることができず、画像を表示した場合に画
像部と非画像部のコントラストが小さいため、鮮明な表
示を行うことが困難であった。
【0004】また、電気泳動及び磁気泳動を利用した画
像表示媒体は、電界又は磁界によって移動可能な着色粒
子を白色液体中に分散させたものであり、例えば画像部
は着色粒子を表示面に付着させて着色粒子の色を表示
し、非画像部では着色粒子を表示面から除去して、白色
液体による白を表示することで画像を形成するものであ
る。着色粒子の移動は電界又は磁界の作用がないと起こ
らないため、表示のメモリ性を有する。
【0005】しかしながら、これらの方式では、白色液
体による白表示性は優れるものの、着色粒子の色を表示
する場合は、着色粒子同士の隙間に白色液体が入り込む
ため表示濃度が低下してしまう。従って、画像部と非画
像部のコントラストが小さくなり、鮮明な表示を得るこ
とが困難であった。また、これらの画像表示媒体の中に
は白色液体が封入されているため、画像表示媒体を画像
表示装置から取り外して紙のように粗末に取り扱った場
合、白色液体が画像表示媒体から漏出するおそれがあ
る、という問題があった。
【0006】また、Twisting Ball Di
splayは、半面を白に、残りの反面を黒に塗分けた
球状粒子を電界の作用によって反転駆動させ、例えば画
像部は黒面を表示面側に、非画像部では白面を表示面側
にするように電界を作用させて表示を行うものである。
これによれば、電界の作用がない限り粒子は反転駆動を
起こさないため、表示のメモリ性を有する。また画像表
示媒体の内部は、粒子周囲のキャビティにのみオイルが
存在するが、ほとんど固体状態であるため、画像表示媒
体のシート化なども比較的容易である。
【0007】しかしながら、この方式では、白く塗分け
られた半球面を表示側に完全に揃えた場合でも、球と球
の隙簡に入り込んだ光線は反射されず内部でロスしてし
まうため、原理的に100%の白色表示はできず、ま
た、キャビティ部における光吸収や光散乱の影響もある
ため、白表示が灰色がかってしまう。さらに、粒子の反
転を完全に行うことが難しく、これによってもコントラ
ストの低下を招いてしまい、結果的に鮮明な表示を得る
ことが困難であった。さらに、粒子サイズは画素サイズ
よりも小さいサイズであることが要求されるため、高解
像度表示のためには色が塗り分けられた微細な粒子を製
造しなければならず、高度な製造技術を要する、という
問題があった。
【0008】一方、上記のような問題点を解決する画像
表示媒体として、粉体トナーなどの着色粒子を用いた画
像表示媒体が提案されている。例えば、Japan H
ardcopy, ’99論文集,P249‐p25
2、及びJapan Hardcopy, ’99 f
all予稿集,p10−p20に記載されている画像表
示媒体は、透明な表示基板と、これと微小間隙をもって
対向する背面基板の間に、導電性の黒トナーと絶縁性の
白色粒子を封入した構成となっている。表示基板と背面
基板には電極が形成されており、各基板の内面は一方の
極性の電荷(例えば正孔)のみを輸送する電荷輸送材料
でコートされている。これらの基板間に電圧を印加する
と、導電性の黒トナーのみに正孔が注入され、黒トナー
は正に帯電して、基板間に形成された電界に応じて白色
粒子を押し分けながら基板間を移動する。黒トナーを表
示基板側に移動させると黒表示が行われ、黒トナーを背
面基板側に移動させると、白色粒子による白表示が行わ
れる。したがって、画像情報に応じて基板間に電圧を印
加し、黒トナーを任意の基板側へ移動させることによっ
て、白黒の画像表示を行うことができる。
【0009】また、本発明者等が提案した特願2000
‐165208に記載された画像表示媒体は、透明な表
示基板と、これと微小間隙をもって対向する背面基板の
間に、色および帯電特性が異なる2種類の粒子群を封入
した構成となっている。2種類の粒子群は、それぞれ逆
の極性に帯電し、基板間に電圧を印加すると、それぞれ
別々の基板側に移動する。従って、基板間に画像情報に
応じて電圧を印加し、表示基板に任意の一方の着色粒子
を付着させることによって、画像表示を行うことができ
る。
【0010】このように着色粒子を用いた表示素子は、
電界が作用しない限り粒子は移動しないため、表示のメ
モリ性を有し、また表示素子は固体で構成されているた
め、液漏れの問題も発生しない。そして、2種類の着色
粒子(例えば白粒子と黒粒子)による表示を原理的に1
00%切り替えることができるため、コントラストの高
い鮮明な画像表示を行うことが可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような画像表示媒体は、表示を行った際、視野角や粒子
の封入ムラ等により表示基板及び背面基板の内面側に付
着させた粒子を透過し、背面基板の表面の色が見えた
り、特に背面基板の色が2種類の粒子の何れかとかけ離
れた色である場合、背面基板の表面の色が目立ってしま
う、という問題があった。
【0012】また、表示基板と背面基板との間隔は例え
ばスペーサにより規定されるが、このスペーサの色が2
種類の粒子の何れかとかけ離れた色である場合、スペー
サの部分が目立ってしまう、という問題があった。
【0013】本発明は、上記事実に鑑みて成されたもの
であり、背面基板の色やスペーサの色が目立たず、視認
性を向上させることができる画像表示媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、表示基板と、前記表示基板
と対向した背面基板と、前記表示基板と前記背面基板と
の間に印加された電界により前記表示基板と前記背面基
板との間を移動可能に封入されると共に、色及び帯電特
性が異なる複数種類の粒子群と、を備えた画像表示媒体
において、前記背面基板の前記表示基板と対向する側の
面の色が、前記複数種類の粒子群の何れかの粒子群の色
と同色であることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、表示基板と背面基板と
の間には、色及び帯電特性が異なる複数種類の粒子群が
封入されている。この表示基板と背面基板との間に画像
情報に応じた電界を発生させることにより、粒子の帯電
極性に応じて色の異なる粒子を基板間で移動させること
ができ、画像を表示させることができる。なお、表示基
板は、例えば透明、半透明、有色透明の何れかである絶
縁性の樹脂やガラス等で構成することができる。また、
粒子は絶縁性の粒子の他、導電性、正孔輸送性、電子輸
送性の粒子を用いることができる。
【0016】このような画像表示媒体において、背面基
板の表示基板と対向する側の面の色を、複数種類の粒子
群の何れかの粒子群の色と同色とする。これにより、表
示基板側から見た場合に背面基板が透けて見えるような
場合でも、背面基板の表示基板と対向する側の面の色が
粒子の色と調和するためコントラストの低下や粒子のム
ラが目立つのを抑えることができる。
【0017】背面基板の表示基板と対向する側の面の色
は、複数種類の粒子群の色を所定比率で混合した混合色
としてもよい。例えば白色の粒子群と黒色の粒子群とを
基板間に同じ割合で封入した場合、背面基板の表示基板
と対向する側の面の色をその中間色、すなわち灰色にす
る。これにより、背面基板の表示基板と対向する側の面
の色が、粒子の色と調和するためコントラストの低下や
粒子のムラが目立つのを抑えることができる。
【0018】また、背面基板の表示基板と対向する側の
面の色は、黒色としてもよい。黒色は無彩色であり、粒
子の色と調和するためコントラストの低下や粒子のムラ
が目立つのを抑えることができる。
【0019】表示基板と背面基板との間隔を規定するス
ペーサを備えている場合には、スペーサの色を、複数種
類の粒子群の何れかの粒子群の色と同色としてもよい。
これにより、表示基板側から見た場合にスペーサが透け
て見えるような場合でも、スペーサの色が粒子の色と調
和するためコントラストの低下やスペーサが目立つのを
抑えることができる。
【0020】スペーサの色は、複数種類の粒子群の色を
所定比率で混合した混合色としてもよく、黒色としても
よく、透明としてもよい。これにより、スペーサの色が
粒子の色と調和するためコントラストの低下やスペーサ
が目立つのを抑えることができる。また、スペーサを画
素の境界に配置し、かつ色を黒色とした場合、表示が引
き締まって見える。
【0021】また、スペーサの表示基板と対向する側に
樹脂を形成した場合には、樹脂を、複数種類の粒子群の
何れかの粒子群の色と同色としてもよい。これにより、
表示基板側から見た場合に樹脂が透けて見えるような場
合でも、樹脂の色が粒子の色と調和するためコントラス
トの低下やスペーサが目立つのを抑えることができる。
【0022】樹脂の色は、複数種類の粒子群の色を所定
比率で混合した混合色としてもよく、黒色としてもよ
く、透明としてもよい。これにより、樹脂の色が粒子の
色と調和するためコントラストの低下やスペーサが目立
つのを抑えることができる。また、スペーサを画素の境
界に配置し、かつ樹脂の色を黒色とした場合、表示が引
き締まって見える。
【0023】また、スペーサを隠蔽するための隠蔽部材
を表示基板側にさらに備え、隠蔽部材の色を、複数種類
の粒子群の何れかの粒子群の色と同色としてもよい。こ
れにより、スペーサが隠蔽されるため、スペーサが目立
つのを抑えることができる。
【0024】隠蔽部材の色は、複数種類の粒子群の色を
所定比率で混合した混合色としてもよく、黒色としても
よい。
【0025】なお、スペーサや樹脂、隠蔽部材を有する
場合においても、さらに、背面基板の表示基板と対向す
る側の面の色を、複数種類の粒子群の何れかの粒子群の
色と同色としたり、複数種類の粒子群の色を所定比率で
混合した混合色としたり、黒色としたりしてもよい。こ
れにより、よりコントラストの低下を抑えることがで
き、視認性を向上させることができる。
【0026】
【発明の実施形態】[第1実施形態]以下、図面を参照
して本発明の第1実施形態を説明する。図1には、画像
表示媒体の基本的な断面構成を示した。
【0027】図1に示すように、画像表示媒体20は、
透明な表示基板10と背面基板11とが樹脂16が塗布
されたスペーサ12を介して対向して配置されており、
表示基板10と背面基板11との間の空間内に第1の粒
子(白色粒子)13及び第2の粒子(黒色粒子)14が
封入されている。
【0028】表示基板10は、透明基板10a、透明電
極10b、及び誘電体膜10cが積層されて構成されて
いる。透明電極10bは電圧印加手段15と接続されて
いる。背面基板11は、基板11a、電極11b、及び
誘電体膜11cが積層されて構成されている。電極11
bは接地されている。
【0029】図2には、画像表示媒体20の表示状態を
示した。ここで、第1の粒子13は負に帯電しており、
第2の粒子14は正に帯電している。
【0030】図2(a)は、表示基板10の透明電極1
0bに一例として直流電圧200Vを印加した場合が示
されている。この場合、第1の粒子13は負に帯電して
いるため、表示基板10側に移動し、第2の粒子14は
正に帯電しているため背面基板11側に移動する。
【0031】図2(c)は、図2(a)の状態から透明
電極10bへの電圧の印加を0Vとした場合を示してい
る。この場合、第1の粒子13は表示基板10上に保持
されると共に、第2の粒子14は背面基板11上に保持
される。
【0032】図2(b)は、透明電極10bに一例とし
て直流電圧−200Vを印加した場合を示している。こ
の場合、第1の粒子13は負に帯電しているため、背面
基板11側に移動し、第2の粒子14は正に帯電してい
るため、表示基板10側に移動する。
【0033】図2(d)は、図2(b)の状態から電圧
の印加を0Vとした場合を示している。この場合、第1
の粒子13は背面基板11上に保持されると共に、第2
の粒子14は表示基板10上に保持される。
【0034】次に、本発明に係る画像表示媒体について
説明する。図3には、本発明に係る画像表示媒体21の
断面図が示されている。
【0035】図3に示すように、画像表示媒体21は、
背面基板11の誘電体膜11cが第2の粒子14の色と
同じ色に着色されている。なお、これ以外は図1に示し
た構成と同様である。
【0036】次に、製造方法について説明する。
【0037】表示基板10は、透明基板10a、透明電
極10b、誘電体膜10cから構成され、具体的には、
例えばITO電極をスパッタリングした透明ガラス電極
(2mm)のITO電極部を必要に応じて所望の導電パ
ターンにエッチングし、導電面にモノクロロベンゼン4
5重量部に対してポリカーボネート樹脂5重量部を溶解
させた溶液をディップコートし、乾燥してポリカーボネ
ート膜(5μm)を形成する。
【0038】背面基板11は、基板11a、電極11
b、及び誘電体膜11cから構成され、具体的には、黒
色の第2の粒子14と誘電体膜11cを同色にする場
合、エポキシ基板(5mm)に銅電極を張り合わせたエ
ポキシ電極基板を必要に応じて所望の導電パターンにエ
ッチングし、スペーサ12を電極11bに作成した後、
電極面にモノクロロベンゼン45重量部に対してポリカ
ーボネート樹脂5重量部を溶解し、さらに黒色顔料0.
5重量部を分散させた溶液をディップコートし、乾燥し
てポリカーボネート膜(5μm)を形成する。
【0039】なお、誘電体膜11cの色は、第1の粒子
13の色と同じ色にしてもよく、第1の粒子13又は第
2の粒子14の何れかの色に合わせて、任意の色の顔料
もしくは染料を用いて着色することができる。
【0040】スペーサ12は、表示基板10と背面基板
11を所望の間隔で対向配置するために設けたものであ
り、背面基板11上にドライレジストフィルム(感光層
50μm)をロール温度110度のホットラミネーター
を用いて熱圧着する。このドライレジストフィルム面に
任意の形状のマスクパターンを重ね、超高圧水銀灯によ
り100mJ/cm2で露光する。次に、支持層を剥離
した後、水酸化ナトリウム溶液で未露光部を現像除去す
る。なお、スペーサ12の高さは例えばドライレジスト
フィルムを6回繰り返し圧着することより調整する。こ
れにより、高さ300μm、幅が200μmの均一で、
かつ連続するスペーサ12が形成される。
【0041】第1の粒子13は、体積平均粒径20μm
の酸化チタン含有架橋ポリメチルメタクリレートの球状
微粒子(積水化成品工業(株)製テクポリマーMBX−
20−ホワイトを分級)100重量部にイソプロピルト
リメトキシシラン処理したチタニアの微粉末0.4重量
部を外添して得られる。
【0042】第2の粒子14は、体積平均粒径20μm
のカーボン含有架橋ポリメチルメタクリレートの球状微
粒子(積水化成品工業(株)製テクポリマーMBX−2
0−ブラックを分級)を使用することができる。
【0043】第1の粒子13及び第2の粒子14は、例
えば重量比2対1の割合で混合され、背面基板11上の
スペーサ12の開口部にスクリーンを通して振るい落と
すことにより背面基板11上に供給される。なお、スペ
ーサ12上部に付着した余分な粒子はシリコンゴム製ブ
レードで取り除かれる。
【0044】樹脂16は、チバガイギー社製2液性エポ
キシ系樹脂を使用し、2成分を混錬した後、400mm
Hg以下の真空度で15分乃至30分脱気して気泡を除
去し、背面基板11のスペーサ12上に塗布される。そ
して、その上に表示基板10が張り合わされる。
【0045】このように、背面基板11の誘電体膜11
c、すなわち背面基板11の表示基板と対向する面の色
を2種類の粒子の何れか一方と同じ色に配色することに
より、背面基板11の誘電体膜11cが目立つのを防ぐ
ことができる。従って、自然で見やすく、かつコントラ
ストの高い画像表示媒体を得ることができる。なお、粒
子の色は白及び黒に限られるものでなく、任意の色の組
み合わせを用いることができる。
【0046】[第2実施形態]次に、本発明の第2実施
形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部分
には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0047】図4には、第2実施形態に係る画像表示媒
体22を示した。図4に示す画像表示媒体22は、背面
基板11の表示基板と対向する側の面、すなわち、誘電
体膜11cが、第1の粒子13と第2の粒子14とを任
意の比率で混合した場合の色と同じ色に着色されてい
る。すなわち、第1の粒子13が白色、第2の粒子14
が黒で、比率を1:1とした場合には、誘電体膜11c
は灰色に着色される。
【0048】次に、背面基板11の製造方法について説
明する。
【0049】例えば、白色の第1の粒子13を20重量
部、黒色の第2の粒子14を10重量部混合した場合の
色と背面基板11の誘電体膜11cを同色にする場合、
エポキシ基板(5mm)に銅電極を張り合わせたエポキ
シ電極基板を必要に応じて所望の導電パターンにエッチ
ングし、スペーサ12を電極11bに作成した後、電極
面にモノクロロベンゼン45重量部に対してポリカーボ
ネート樹脂5重量部を溶解し、さらに黒色の顔料0.0
05重量部、白色の顔料0.4重量部を分散させた溶液
をディップコートし、乾燥してポリカーボネート膜(5
μm)を形成する。なお、誘電体膜11cの色は、第1
の粒子13と第2の粒子14とを任意の比率で混合した
場合の色に合わせて、任意の色の顔料又は染料を用いて
着色することができる。
【0050】このように、背面基板11の表示基板10
と対向する側の面を第1の粒子13と第2の粒子14と
を任意の比率で混合した場合の色と同じ色に配色するこ
とにより、背面基板11の表示基板10と対向する側の
面が目立つのを防ぐことができる。従って、自然で見や
すく、かつコントラストの高い画像表示媒体を得ること
ができる。なお、粒子の色は白及び黒に限られるもので
なく、任意の色の組み合わせを用いることができる。
【0051】[第3実施形態]次に、本発明の第3実施
形態について説明する。なお、上記実施形態と同一部分
には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0052】図5には、第3実施形態に係る画像表示媒
体23を示した。図5に示す画像表示媒体23では、背
面基板11の電極11bの表示基板10と対向する側の
面が、第2の粒子14と同じ色、すなわち黒色に着色さ
れている。
【0053】次に、背面基板11の製造方法について説
明する。
【0054】電極11bの表示基板10と対向する側の
面を黒色にする場合、エポキシ基板(5mm)に銅電極
を張り合わせたエポキシ電極基板を必要に応じて所望の
導電パターンにエッチングし、前記銅電極表面に、アル
カリ性酸化処理液による黒化処理、すなわち銅電極の表
面に酸化第二銅(CuO)の針状結晶を形成し、続いて
燐酸もしくは有機酸により針状結晶の表面を微細化処理
を行った後に酸素の存在下で乾燥させる前処理を行い、
スペーサ12を電極11bに作成した後、電極面にモノ
クロ口ベンゼン45重量部に対してポリカーボネート樹
脂5重量部を溶解した溶液をディップコートし、乾燥し
てポリカーボネート膜(5μm)を形成する。
【0055】このように、背面基板11の電極11bの
表示基板10と対向する側の面を黒色化することによ
り、背面基板11の表示基板10と対向する側の面から
の光の反射を抑えることができる。従って、自然で見や
すく、かつコントラストの高い画像表示媒体を得ること
ができる。
【0056】[第4実施形態]次に、本発明の第4実施
形態について説明する。なお、上記実施形態と同一部分
には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0057】図6には、第4実施形態に係る画像表示媒
体24を示した。図6に示す画像表示媒体24では、ス
ペーサ12の色が第1の粒子13又は第2の粒子14の
何れかと同じ色に配色されている。
【0058】次に、スペーサ12の製造方法について説
明する。
【0059】黒色の第2の粒子14とスペーサ12とを
同色にする場合、熱硬化性エポキシ樹脂5重量部に黒色
顔料を0.1重量部分散したものをスクリーン印刷機を
用いて高さ300μm、幅300μmのスペーサ12を
背面基板11上に印刷した後、黒色顔料分散熱硬化性エ
ポキシ樹脂を加熱して硬化させる。これにより、高さ3
00μm、幅が300μmの連続するスペーサ12が形
成される。なお、スペーサの色は、第1の粒子13又は
第2の粒子14の何れかの色に合わせて、任意の色の顔
料もしくは染料を用いて着色することができ、黒色に限
られるものではない。
【0060】このように、スペーサ12の色を第1の粒
子13又は第2の粒子14の何れかと同じ色に配色する
ことにより、スペーサ12が目立つのを防ぐことができ
る。従って、自然で見やすく、かつコントラストの高い
画像表示媒体を得ることができる。
【0061】[第5実施形態]次に、本発明の第5実施
形態について説明する。なお、上記実施形態と同一部分
には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0062】図7には、第5実施形態に係る画像表示媒
体25を示した。図7に示す画像表示媒体23では、ス
ペーサ12が、第1の粒子13と第2の粒子14とを任
意の比率で混合した場合の色と同じ色に配色されてい
る。すなわち、第1の粒子13が白色、第2の粒子14
が黒で、比率を1:1とした場合には、スペーサ12は
灰色に着色される。
【0063】次に、スペーサ12の製造方法について説
明する。
【0064】白色の第1の粒子13を20重量部、黒色
の第2の粒子14を10重量部混合した粒子とスペーサ
12を同色にする場合、熱硬化性エポキシ樹脂5重量部
に黒色顔料を0.05重量部、白色の顔料0.4重量部
分散したものをスクリーン印刷機を用いて高さ300μ
m、幅300μmのスペーサ12を背面基板11上に印
刷した後、前記熱硬化性エポキシ樹脂を加熱して硬化さ
せる。これにより、高さ300μm、幅300μmの連
続するスペーサ12が形成される。なお、スペーサ12
の色は、第1の粒子13と第2の粒子14とを任意の比
率で混合した場合の色に合わせて、任意の色の顔料もし
くは染料を用いて着色することができる。
【0065】このように、スペーサ12の色を第1の粒
子13と第2の粒子14とを任意の比率で混合した場合
の色と同じ色に配色することにより、スペーサ12が目
立つのを防ぐことができる。従って、自然で見やすく、
かつコントラストの高い画像表示媒体を得ることができ
る。
【0066】[第6実施形態]次に、本発明の第6実施
形態について説明する。なお、上記実施形態と同一部分
には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0067】図8には、第6実施形態に係る画像表示媒
体26を示した。図8に示す画像表示媒体26では、ス
ペーサ12が黒色に配色されている。
【0068】次に、スペーサ12の製造方法について説
明する。
【0069】熱硬化性エポキシ樹脂5重量部に黒色顔料
を0.5重量部分散したものをスクリーン印刷機を用い
て高さ300μm、幅300μmのスペーサ12を背面
基板11上に印刷した後、前記熱硬化性エポキシ樹脂を
加熱して硬化させる。これにより、高さ300μm、幅
が300μmの連続するスペーサ12が形成される。
【0070】このように、スペーサ12の色を黒色とす
ることにより、第1の粒子13及び第2の粒子14と調
和が取れ、違和感のない表示を行うことができる。ま
た、画素の境界にスペーサ12を用いた場合、表示が引
き締まって見え、コントラスト及び色純度の低下を防ぐ
ことができる。従って、自然で見やすく、かつコントラ
ストの高い画像表示媒体を得ることができる。
【0071】[第7実施形態]次に、本発明の第6実施
形態について説明する。なお、上記実施形態と同一部分
には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0072】図9には、第7実施形態に係る画像表示媒
体27を示した。図9に示す画像表示媒体27では、ス
ペーサ12が透明となっている。
【0073】次に、スペーサ12の製造方法について説
明する。
【0074】透明な熱硬化性エポキシ樹脂をスクリーン
印刷機を用いて高さ300μm、幅300μmのスペー
サ12を背面基板11上に印刷した後、前記熱硬化性エ
ポキシ樹脂を加熱して硬化させる。これにより、高さ3
00μm、幅が300μmの連続するスペーサ12が形
成される。
【0075】このように、スペーサ12の色が透明であ
るため、スペーサ12が目立つのを防ぐことができる。
従って、自然で見やすく、かつコントラストの高い画像
表示媒体を得ることができる。
【0076】[第8実施形態]次に、本発明の第8実施
形態について説明する。なお、上記実施形態と同一部分
には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0077】図10には、第8実施形態に係る画像表示
媒体28を示した。図10に示す画像表示媒体28で
は、樹脂16が、第2の粒子14と同じ色、すなわち黒
色に配色されている。
【0078】次に、樹脂16の形成方法について説明す
る。
【0079】樹脂16は透明な表示基板10と背面基板
11とをスペーサ12を介して固定するためのものであ
り、黒色の第2の粒子14と同じ色にする場合、例えば
2液硬化性エポキシ樹脂5重量部に黒色顔料を0.1重
量部分散したものをスペーサ12上面にディスペンサを
用いて塗布した後、透明な表示基板10を張り合わせて
固定する。なお、樹脂16の色は、第1の粒子13又は
第2の粒子14の何れかの色に合わせて、任意の色の顔
料もしくは染料を用いて着色することができ、黒色に限
られるものではない。
【0080】このように、樹脂16の色を第1の粒子1
3又は第2の粒子14の何れかの色と同じ色に配色する
ことにより、樹脂が目立たない。従って、自然で見やす
く、かつコントラストの高い画像表示媒体が得られる。
【0081】[第9実施形態]次に、本発明の第9実施
形態について説明する。なお、上記実施形態と同一部分
には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0082】図11には、第9実施形態に係る画像表示
媒体29を示した。図11に示す画像表示媒体29で
は、樹脂16が、第1の粒子13と第2の粒子14とを
任意の比率で混合した場合の色と同じ色に配色されてい
る。すなわち、第1の粒子13が白色、第2の粒子14
が黒で、比率を1:1とした場合には、樹脂16は灰色
に着色される。
【0083】次に、樹脂16の形成方法について説明す
る。
【0084】白色の第1の粒子13を20重量部、黒色
の第2の粒子14を10重量部混合した場合の色と樹脂
16の色を同色にする場合、2液硬化性エポキシ樹脂5
重量部に黒色顔料を0.05重量部、白色の顔料0.4
重量部分散したものをディスペンサを用いて塗布した
後、透明な表示基板10を張り合わせて固定する。な
お、樹脂の色は、第1の粒子13と第2の粒子14とを
混合した場合の色に合わせて、任意の色の顔料もしくは
染料を用いて着色することができる。
【0085】このように、樹脂16の色を第1の粒子1
3及び第2の粒子14を任意の比率で混合した場合の色
と同じ色に配色することにより、樹脂が目立つのを防ぐ
ことができる。従って、自然で見やすく、かつコントラ
ストの高い画像表示媒体が得られる。
【0086】[第10実施形態]次に、本発明の第10
実施形態について説明する。なお、上記実施形態と同一
部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0087】図12には、第10実施形態に係る画像表
示媒体30を示した。図12に示す画像表示媒体30で
は、樹脂16が、黒色に配色されている。
【0088】次に、製造方法について説明する。
【0089】2液硬化性エポキシ樹脂5重量部に黒色顔
料を0.5重量部分散したものをディスペンサを用いて
塗布した後、透明な表示基板10を張り合わせて固定す
る。
【0090】このように、樹脂16の色が黒であるため
第1の粒子13及び第2の粒子14と調和が取れ、違和
感を防ぐことができる。また画素の境界にスペーサ12
を用いた場合、表示が引き締まって見え、コントラスト
及び色純度の低下を防ぐことができる。従って、自然で
見やすく、かつコントラストの高い画像表示媒体が得ら
れる。
【0091】[第11実施形態]次に、本発明の第11
実施形態について説明する。なお、上記実施形態と同一
部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0092】図13には、第11実施形態に係る画像表
示媒体31を示した。図13に示す画像表示媒体31で
は、樹脂16が、透明となっている。
【0093】次に、樹脂16の形成方法について説明す
る。
【0094】透明な2液硬化性エポキシ樹脂をディスペ
ンサを用いて塗布した後、透明な表示基板10を張り合
わせて固定する。
【0095】このように、樹脂16の色が透明であるた
め、樹脂16が目立つのを防ぐことができる。従って、
自然で見やすく、かつコントラストの高い画像表示媒体
が得られる。
【0096】[第12実施形態]次に、本発明の第12
実施形態について説明する。なお、上記実施形態と同一
部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0097】図14には、第12実施形態に係る画像表
示媒体32を示した。図14に示す画像表示媒体32で
は、表示基板10にスペーサ12に対応したマトリクス
17が形成され、マトリクス17の色を第1の粒子13
又は第2の粒子14の何れかと同じ色に配色している。
【0098】次に、マトリクス17の形成方法について
説明する。
【0099】マトリクス17は、表示基板10にスペー
サ12に対応して作成される。具体的には、黒色の第2
の粒子14とマトリクス17を同色にする場合、金属ク
ロムの蒸着もしくはスパッタリングにより作成される。
なお、マトリクス17は透明基板10a又は誘電体膜1
0cの何れに作成しても良く、スペーサ12を隠蔽する
ものであれば、着色レジストからなるもの、スクリーン
印刷によるもの、インクジェット装置によるもののいず
れでも良い。
【0100】このように、マトリクス17の色を第1の
粒子13又は第2の粒子14の何れかと同じ色に配色す
ることにより、スペーサ12を隠蔽することができると
共にマトリクス17が目立つのを防ぐことができる。従
って、自然で見やすく、かつコントラストの高い画像表
示媒体が得られる。
【0101】[第13実施形態]次に、本発明の第13
実施形態について説明する。なお、上記実施形態と同一
部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0102】図15には、第13実施形態に係る画像表
示媒体33を示した。図15に示す画像表示媒体33で
は、表示基板10にスペーサ12に対応したマトリクス
17が形成され、マトリクス17が第1の粒子13と第
2の粒子14とを任意の比率で混合した場合の色と同じ
色に配色されている。すなわち、第1の粒子13が白
色、第2の粒子14が黒で、比率を1:1とした場合に
は、マトリクス17は灰色に着色される。
【0103】次に、マトリクス17の形成方法について
説明する。
【0104】白色の第1の粒子13を20重量部、黒色
の第2の粒子14を10重量部混合した場合の色とマト
リクス17を同色にする場合、2液硬化性エポキシ樹脂
5重量部に黒色顔料を0.05重量部、白色の顔料0.
4重量部分散したものをスクリーン印刷を用いてマトリ
クスを形成する。なお、マトリクスは透明基板10a又
は誘電体膜10cの何れに作成しても良く、スペーサ1
2を隠蔽するものであれば、着色レジストにからなるも
の、スクリーン印刷によるもの、インクジェット装置に
よるものの何れでも良い。
【0105】このように、マトリクスの色を第1の粒子
13及び第2の粒子14を任意の比率で混合した場合の
色と同じ色に配色することにより、スペーサ12を隠蔽
することができると共にマトリクスが目立つのを防ぐこ
とができる。従って、自然で見やすく、かつコントラス
トの高い画像表示媒体が得られる。
【0106】[第14実施形態]次に、本発明の第14
実施形態について説明する。なお、上記実施形態と同一
部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0107】図16には、第14実施形態に係る画像表
示媒体34を示した。図16に示す画像表示媒体34で
は、表示基板10にスペーサ12に対応したマトリクス
17が形成され、マトリクス17を黒色に配色したもの
である。
【0108】次に、マトリクス17の形成方法について
説明する。
【0109】黒色の第2の粒子14とマトリクス17を
同色にする場合、金属クロムの蒸着又はスパッタリング
により作成される。なお、マトリクス17は透明基板1
0a又は誘電体膜10cの何れに作成しても良く、スペ
ーサ12を隠蔽するものであれば、着色レジストにから
なるもの、スクリーン印刷によるもの、インクジェット
装置によるものの何れでも良い。
【0110】このように、マトリクスの色を黒色に配色
することにより、スペーサ12を隠蔽することができる
と共にマトリクス17が目立つのを防ぐことができる。
また、画素の境界に用いた場合には、表示が引き締まっ
て見え、コントラスト及び色純度の低下を防ぐことがで
きる。従って、自然で見やすく、かつコントラストの高
い画像表示媒体が得られる。
【0111】
【発明の効果】本発明によれば、自然で見やすく、かつ
コントラストの高い画像表示媒体を得ることができる、
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係る基本的な画像表示媒体の
断面図である。
【図2】 第1実施形態に係る基本的な画像表示媒体の
駆動状態における断面図である。
【図3】 第1実施形態に係る画像表示媒体の断面図で
ある。
【図4】 第2実施形態に係る画像表示媒体の断面図で
ある。
【図5】 第3実施形態に係る画像表示媒体の断面図で
ある。
【図6】 第4実施形態に係る画像表示媒体の断面図で
ある。
【図7】 第5実施形態に係る画像表示媒体の断面図で
ある。
【図8】 第6実施形態に係る画像表示媒体の断面図で
ある。
【図9】 第7実施形態に係る画像表示媒体の断面図で
ある。
【図10】 第8実施形態に係る画像表示媒体の断面図
である。
【図11】 第9実施形態に係る画像表示媒体の断面図
である。
【図12】 第10実施形態に係る画像表示媒体の断面
図である。
【図13】 第11実施形態に係る画像表示媒体の断面
図である。
【図14】 第12実施形態に係る画像表示媒体の断面
図である。
【図15】 第13実施形態に係る画像表示媒体の断面
図である。
【図16】 第14実施形態に係る画像表示媒体の断面
図である。
【符号の説明】
10 表示基板 10a 透明基板 10b 透明電極 10c 誘電体膜 11 背面基板 11a 基板 11b 電極 11c 誘電体膜 12 スペーサ 13 第1の粒子 14 第2の粒子 15 電圧印加手段 16 樹脂 17 マトリクス(隠蔽部材) 20 画像表示媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 善郎 神奈川県足柄上郡中井町境430グリーンテ クなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 町田 義則 神奈川県足柄上郡中井町境430グリーンテ クなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 松永 健 神奈川県足柄上郡中井町境430グリーンテ クなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 重廣 清 神奈川県足柄上郡中井町境430グリーンテ クなかい 富士ゼロックス株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示基板と、前記表示基板と対向した背
    面基板と、前記表示基板と前記背面基板との間に印加さ
    れた電界により前記表示基板と前記背面基板との間を移
    動可能に封入されると共に、色及び帯電特性が異なる複
    数種類の粒子群と、を備えた画像表示媒体において、 前記背面基板の前記表示基板と対向する側の面の色が、
    前記複数種類の粒子群の何れかの粒子群の色と同色であ
    ることを特徴とする画像表示媒体。
  2. 【請求項2】 表示基板と、前記表示基板と対向した背
    面基板と、前記表示基板と前記背面基板との間に印加さ
    れた電界により前記表示基板と前記背面基板との間を移
    動可能に封入されると共に、色及び帯電特性が異なる複
    数種類の粒子群と、を備えた画像表示媒体において、 前記背面基板の前記表示基板と対向する側の面の色が、
    前記複数種類の粒子群の色を所定比率で混合した混合色
    であることを特徴とする画像表示媒体。
  3. 【請求項3】 表示基板と、前記表示基板と対向した背
    面基板と、前記表示基板と前記背面基板との間に印加さ
    れた電界により前記表示基板と前記背面基板との間を移
    動可能に封入されると共に、色及び帯電特性が異なる複
    数種類の粒子群と、を備えた画像表示媒体において、 前記背面基板の前記表示基板と対向する側の面の色が、
    黒色であることを特徴とする画像表示媒体。
  4. 【請求項4】 表示基板と、前記表示基板と対向した背
    面基板と、前記表示基板と前記背面基板との間隔を規定
    するスペーサと、前記表示基板と前記背面基板との間に
    印加された電界により前記表示基板と前記背面基板との
    間を移動可能に封入されると共に、色及び帯電特性が異
    なる複数種類の粒子群と、を備えた画像表示媒体におい
    て、 前記スペーサの色が、前記複数種類の粒子群の何れかの
    粒子群の色と同色であることを特徴とする画像表示媒
    体。
  5. 【請求項5】 表示基板と、前記表示基板と対向した背
    面基板と、前記表示基板と前記背面基板との間隔を規定
    するスペーサと、前記表示基板と前記背面基板との間に
    印加された電界により前記表示基板と前記背面基板との
    間を移動可能に封入されると共に、色及び帯電特性が異
    なる複数種類の粒子群と、を備えた画像表示媒体におい
    て、 前記スペーサの色が、前記複数種類の粒子群の色を所定
    比率で混合した混合色であることを特徴とする画像表示
    媒体。
  6. 【請求項6】 表示基板と、前記表示基板と対向した背
    面基板と、前記表示基板と前記背面基板との間隔を規定
    するスペーサと、前記表示基板と前記背面基板との間に
    印加された電界により前記表示基板と前記背面基板との
    間を移動可能に封入されると共に、色及び帯電特性が異
    なる複数種類の粒子群と、を備えた画像表示媒体におい
    て、 前記スペーサの色が、黒色であることを特徴とする画像
    表示媒体。
  7. 【請求項7】 表示基板と、前記表示基板と対向した背
    面基板と、前記表示基板と前記背面基板との間隔を規定
    するスペーサと、前記表示基板と前記背面基板との間に
    印加された電界により前記表示基板と前記背面基板との
    間を移動可能に封入されると共に、色及び帯電特性が異
    なる複数種類の粒子群と、を備えた画像表示媒体におい
    て、 前記スペーサが透明であることを特徴とする画像表示媒
    体。
  8. 【請求項8】 表示基板と、前記表示基板と対向した背
    面基板と、前記表示基板と前記背面基板との間隔を規定
    するスペーサと、前記スペーサの前記表示基板と対向す
    る側に形成された樹脂と、前記表示基板と前記背面基板
    との間に印加された電界により前記表示基板と前記背面
    基板との間を移動可能に封入されると共に、色及び帯電
    特性が異なる複数種類の粒子群と、を備えた画像表示媒
    体において、 前記樹脂が、前記複数種類の粒子群の何れかの粒子群の
    色と同色であることを特徴とする画像表示媒体。
  9. 【請求項9】 表示基板と、前記表示基板と対向した背
    面基板と、前記表示基板と前記背面基板との間隔を規定
    するスペーサと、前記スペーサの前記表示基板と対向す
    る側に形成された樹脂と、前記表示基板と前記背面基板
    との間に印加された電界により前記表示基板と前記背面
    基板との間を移動可能に封入されると共に、色及び帯電
    特性が異なる複数種類の粒子群と、を備えた画像表示媒
    体において、 前記樹脂の色が、前記複数種類の粒子群の色を所定比率
    で混合した混合色であることを特徴とする画像表示媒
    体。
  10. 【請求項10】 表示基板と、前記表示基板と対向した
    背面基板と、前記表示基板と前記背面基板との間隔を規
    定するスペーサと、前記スペーサの前記表示基板と対向
    する側に形成された樹脂と、前記表示基板と前記背面基
    板との間に印加された電界により前記表示基板と前記背
    面基板との間を移動可能に封入されると共に、色及び帯
    電特性が異なる複数種類の粒子群と、を備えた画像表示
    媒体において、 前記樹脂が、黒色であることを特徴とする画像表示媒
    体。
  11. 【請求項11】 表示基板と、前記表示基板と対向した
    背面基板と、前記表示基板と前記背面基板との間隔を規
    定するスペーサと、前記スペーサの前記表示基板と対向
    する側に形成された樹脂と、前記表示基板と前記背面基
    板との間に印加された電界により前記表示基板と前記背
    面基板との間を移動可能に封入されると共に、色及び帯
    電特性が異なる複数種類の粒子群と、を備えた画像表示
    媒体において、 前記樹脂が、透明であることを特徴とする画像表示媒
    体。
  12. 【請求項12】 表示基板と、前記表示基板と対向した
    背面基板と、前記表示基板と前記背面基板との間隔を規
    定するスペーサと、前記表示基板と前記背面基板との間
    に印加された電界により前記表示基板と前記背面基板と
    の間を移動可能に封入されると共に、色及び帯電特性が
    異なる複数種類の粒子群と、を備えた画像表示媒体にお
    いて、 前記スペーサを隠蔽するための隠蔽部材を前記表示基板
    側にさらに備え、前記隠蔽部材の色が、前記複数種類の
    粒子群の何れかの粒子群の色と同色であることを特徴と
    する画像表示媒体。
  13. 【請求項13】 表示基板と、前記表示基板と対向した
    背面基板と、前記表示基板と前記背面基板との間隔を規
    定するスペーサと、前記表示基板と前記背面基板との間
    に印加された電界により前記表示基板と前記背面基板と
    の間を移動可能に封入されると共に、色及び帯電特性が
    異なる複数種類の粒子群と、を備えた画像表示媒体にお
    いて、 前記スペーサを隠蔽するための隠蔽部材を前記表示基板
    側にさらに備え、前記隠蔽部材の色が、前記複数種類の
    粒子群の色を所定比率で混合した混合色であることを特
    徴とする画像表示媒体。
  14. 【請求項14】 表示基板と、前記表示基板と対向した
    背面基板と、前記表示基板と前記背面基板との間隔を規
    定するスペーサと、前記表示基板と前記背面基板との間
    に印加された電界により前記表示基板と前記背面基板と
    の間を移動可能に封入されると共に、色及び帯電特性が
    異なる複数種類の粒子群と、を備えた画像表示媒体にお
    いて、 前記スペーサを隠蔽するための隠蔽部材を前記表示基板
    側にさらに備え、前記隠蔽部材の色が、前記黒色である
    ことを特徴とする画像表示媒体。
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