JP2002139706A - 眼鏡枠 - Google Patents

眼鏡枠

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JP2002139706A
JP2002139706A JP2000334240A JP2000334240A JP2002139706A JP 2002139706 A JP2002139706 A JP 2002139706A JP 2000334240 A JP2000334240 A JP 2000334240A JP 2000334240 A JP2000334240 A JP 2000334240A JP 2002139706 A JP2002139706 A JP 2002139706A
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JP
Japan
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temple
piece
angle
rod
spectacle frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000334240A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Tsujimoto
勉 辻本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Optical Products Co Ltd
Original Assignee
Seiko Optical Products Co Ltd
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Publication date
Application filed by Seiko Optical Products Co Ltd filed Critical Seiko Optical Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズの傾斜角や、顔の巾に合わせたテンプ
ルの開き角を容易に調整できるようにすること。 【解決手段】 リムの外端とテンプル5との間に、一端
にテンプル5を枢支する二俣部13を設けた超合金より
なる杆状の調整片10を介在させ、この長手方向中央部
を工具により折曲げ調整することにより、顔に対するレ
ンズの傾斜角や、顔の巾に合せたテンプル5の開き角を
簡単に調整できるようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は眼鏡枠に関し、より
詳しくは、「智」と呼ばれる、リムとテンプルとの接続
部分に特徴を有する眼鏡枠に関する。
【0002】
【従来の技術】眼鏡枠は、装着した際、レンズの面が顔
面に対して5°乃至7°、好ましくは10°の傾きを持
つように作られているが、耳の位置や鼻の高さが人によ
って異なるため、通常は、「智」と呼ばれるリムとテン
プルとの接合部を上下に撓ませることによって、装着し
た際のレンズの面が所要の傾斜角を持つようにさせた
り、あるいは、顔の巾の広い人に対しては、その巾に合
わせるように接合部を拡開させるようにしている。
【0003】ところが、この接合部分は、眼鏡の部分の
うちでも緩みが生じないようきわめて強く構成されてい
る関係上、指の力では容易に撓ませることができないば
かりでなく、無理に撓ませた場合には、リム等を変形さ
せてしまうといった不都合を起しかねないことにもな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
レンズ面の角度や顔の巾に合わせた調整が容易で、しか
も、使用による変形の生じ難い新たな眼鏡枠を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はかか
る課題を達成するための眼鏡枠として、リムの外端とテ
ンプルとの間に、一端にテンプルを枢支する部分を設け
た折曲げ調整可能な杆状の調整片を介在させるようにし
たものである。
【0006】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の実施例につ
いて説明する。図面は本発明の一実施例を示したもので
ある。
【0007】図において符号1は、レンズもしくはリム
2の両側に一体的に突設した部材で、この部材1の端部
には、後述する調整片10を介してテンプル5が折畳み
自在に取付けられている。
【0008】これをさらに詳しく説明すると、上述した
調整片10は、チタン合金もしくはニッケル合金などの
超硬合金よりなる長さが6mm、太さが1.2mm程度の断
面円形をなす杆状をなしていて、その後端には、テンプ
ル5の先端をピン6によって枢支することができるよ
う、ピン孔12を有する二俣部13が形成され、また先
端には、ピン孔15を有する板状の結合片16が、後述
する飾り片16の脱落を防ぐように、かつ調整片10を
180°向きを変えて取り付けることができるように、
後端の二俣部13と直交する向きにロー付けにより一体
的に結合されていて、部材1の外端に設けた二俣部4に
ピン3をもって一体的に取付けられるように構成されて
いる。
【0009】この調整片10の杆体部11は、応力集中
により容易に曲げることができるよう、長手方向中央部
分の径を若干細く形成されており、また、その一端に形
成した二俣部13には、図3に示したように、ピン孔1
2に対して若干の傾斜角θが付与されていて、調整片1
0を部材1の端部に軸心回りに180°変えて取り付け
ることにより、テンプル5の取付け角を上向きもしくは
下向きに変えることができるように構成されている。
【0010】なお、図中符号18は調整片10の杆体部
11を被覆するコイル状の飾り片で、18金等によって
形成したこの飾り片18は、杆体部分11を工具の先端
で把持することができるよう粗く巻いたコイル型に形成
されている。
【0011】他方、図5は上述した調整片10を折り曲
げ調整するための工具を示したもので、ペンチ状をなす
この工具20の一方の鋏片21は、杆体部分11の両端
を把持することができるよう二俣に形成され、また、他
方の鋏片22は、杆体部分11の対側中央を把持するこ
とができるよう1本の細い鋏片として形成され、さらに
これらの鋏片21、22は、調整片10を僅かに折り曲
げ形成することができるよう、図示しないストッパによ
って鋏み角が規制できるように構成されている。
【0012】このように構成された実施例において、い
ま、レンズの側斜角を使用者に合わせて僅かに修正しよ
うとする場合には、調整片10をいずれか一方に180
°回動させ、その先端に設けた結合片16を部材1の端
部に設けた二俣部4に挿入した上、これらをピン3によ
って結合する。
【0013】これにより、調整片10の後端に設けた二
俣部11は、ピン孔12に対して上方もしくは下方に傾
斜角θをもって傾くから、ここに枢支したテンプル5
も、使用者の耳の位置に合うように傾斜して、レンズの
傾斜角を容易に調整することができる。
【0014】一方、レンズの傾斜角を顔面に対してさら
に大きく調整したり、あるいは、顔の巾に合せてテンプ
ル5の開き面を調整する必要が生じたような場合には、
図4に示したように、工具20の上下の鋏片21、22
の各先端を折曲げ方向に合わせて飾り片18の隔間に挿
入した上、その一方の鋏片21の先端を杆体部11の両
端に圧接させる一方、他方の鋏片22の先端を杆体部1
1の対側から中央部分に圧接させ、杆体部11の中央部
分に応力を集中させるようにして、杆体部11に若干の
折曲げ変形を加える。
【0015】これにより、杆体部11を図4の上下方向
に折曲げ変形させた場合には、顔の巾に合せてテンプル
5の開き角を調整することができ、また図3の上下方向
に折曲げ変形させた場合には、レンズの傾斜角を任意に
調整することができることになる。
【0016】なお、上述した実施例では、杆体部11の
装飾に18金よりなるコイル状の飾り片を用いたもので
あるが、鋏片21、22の先端を調整片10に圧接させ
ることができるような切欠き部が設けられていれば、飾
り片の形状を、筒状など他の任意の形状に換えることが
でき、また、杆体部11の表面をある程度美麗に仕上げ
ておけば飾り片を省くこともできる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、リム
の外端とテンプルとの間に、一端にテンプル枢支部を設
けた折曲げ調整可能な杆状の調整片を介在させるように
したので、この調整片を工具を用いて単に折曲げ調整す
るだけで、耳の位置の如何に拘りなくレンズの傾斜角を
任意に設定することができるばかりでなく、顔の巾に合
せてテンプルの開き角をも容易に調整することができ
る。
【0018】しかも、この調整片の先端を軸心回りに1
80°角度を変えて取付ける部分を設ける一方、調整片
の後端にテンプル枢支部を枢支軸に対して傾斜させて設
けることにより、単に調整片を軸心回りに角度を変えて
取付けるだけで、テンプルの角度を使用者の耳の位置に
合わせて簡単に調整することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は、本発明の一実施例をなす眼鏡
枠を分解して示した側面図と上面図である。
【図2】同上実施例をなす眼鏡枠を示した図である。
【図3】テンプルの枢着部を示した図である。
【図4】調整手法を示した図である。
【図5】調整用の工具を示した図である。
【符号の説明】
5 テンプル 10 調整片 11 杆体部 13 二俣部 18 飾り片 20 工具 21、22 鋏片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リムの外端とテンプルとの間に、一端に
    前記テンプルを枢支する部分を設けた折曲げ調整可能な
    杆状の調整片を介在させたことを特徴とする眼鏡枠。
  2. 【請求項2】 前記調整片を超硬合金により形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の眼鏡枠。
  3. 【請求項3】 前記調整片として、一端には、前記テン
    プルを枢支する枢支部を枢支ピンに対して傾斜させて設
    けるとともに、他端には、前記リムの外端に軸心回りに
    止着し得る止着部を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の眼鏡枠。
  4. 【請求項4】 一端に前記テンプルの枢支部を、他端に
    前記リムの外端への止着部を設けた調整片の杆体部長手
    方向中央部分に、応力集中を発生させるための小径部を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の眼鏡枠。
  5. 【請求項5】 前記調整片に、前記杆体部を覆うコイル
    状の飾り片を被着させたことを特徴とする請求項1記載
    の眼鏡枠。
JP2000334240A 2000-11-01 2000-11-01 眼鏡枠 Pending JP2002139706A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017049477A (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 青山眼鏡株式会社 眼鏡フレームのテンプル角度調節構造、及び眼鏡フレーム用エンドピース

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040526