JP2002139215A - 圧力調整器 - Google Patents
圧力調整器Info
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- JP2002139215A JP2002139215A JP2000336312A JP2000336312A JP2002139215A JP 2002139215 A JP2002139215 A JP 2002139215A JP 2000336312 A JP2000336312 A JP 2000336312A JP 2000336312 A JP2000336312 A JP 2000336312A JP 2002139215 A JP2002139215 A JP 2002139215A
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- Japan
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- gas
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- adjuster
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- Pending
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Abstract
提供。 【構成】 ガス容器から噴出したガスを流入させる小孔
22を有し、かつガスの圧力を調整可能な調整室12を
具備し、調整室12に流入したガスの圧力に対抗して変
動し、圧力を略一定に保つための圧力調整手段23を調
整室12に設け、調整室12の内圧が高まったときは小
孔22を閉じ、内圧が低下したときは小孔22を開くた
めに、調整子27の一端を圧力調整手段側に取り付け、
調整子27の他の一端部のスライドによって上記小孔2
2を開閉可能にする。
Description
したガスの圧力を調整して下流へ供給するための圧力調
整器に関するものである。
とも通称されている小型ガス容器を使用するガス器具で
は、小型ガス容器から噴出したガスの圧力を調整してバ
ーナ等の作動部へ供給するために圧力調整器が使用され
る。この種の圧力調整器は例えば圧力に応じて変動する
ダイヤフラムなどの圧力調整手段を有しており、その振
動を梃子などの部材の揺動によってガスの流入孔を開閉
し、圧力を調整するという構成を有する。
56−32732号、実公平7−29390号等に見ら
れるような構成を有しており、部品点数や組み立て工数
も多いという問題を持っている。このため従来の圧力調
整器はどうしても価格が高くなり、設計変更や材質の選
択などにより削減できる程度も僅かであるから、ガス器
具の原価に占める圧力調整器の割合が大きくならざるを
得ない。
器に関する説明であるが、大型のガス容器でも事情は同
じである。所謂プロパンガスのボンベや、酸素ボンベな
どのレギュレータ類にも同様の問題がある。
目してなされたものであって、その課題は部品点数を著
しく削減可能な圧力調整器を提供することである。また
本発明の他の課題は、簡単な構造で低価格の圧力調整器
を提供することである。
本発明は、ガス容器から噴出したガスを流入させる小孔
を有し、かつガスの圧力を調整可能な調整室を具備し、
調整室に流入したガスの圧力に対抗して変動し、圧力を
略一定に保つための圧力調整手段を調整室に設け、調整
室の内圧が高まったときは小孔を閉じ、内圧が低下した
ときは小孔を開くために、調整子の一端を圧力調整手段
に取り付け、調整子の他の一端部のスライドによって上
記小孔を開閉可能に設けるという手段を講じている。
トリッジ、ボンベ、タンクなどと通称される小型、中
型、大型等のガス容器を使用する際に必要とされるもの
であり、ガス容器を接続したのち噴出したガスの圧力を
調整して下流へガスを供給するために用いられる。
めの調整室を有しており、調整室はガス容器を接続して
ガスを噴出可能とする接続部と、小孔によって通じてい
る。接続部は調整室と小孔で通じてさえいれば良く、そ
れ以外の条件は両者間に要求されない。例えば接続部は
調整室から離れた位置にあっても接近した位置にあって
も良い。
抗して変動し、圧力を略一定に保つために、圧力調整手
段が調整室に設けられる。圧力調整手段は、従って、ピ
ストンやダイヤフラム等の振動膜の類であるが、高圧に
対抗して基準位置へ戻したり戻るのを助けるためにピス
トンや振動膜に作用する、例えば気体を用いた戻し回路
やばねなどの戻し手段を含む。
孔を閉じ、内圧が低下したときには小孔を開くために、
調整子の一端を圧力調整手段に取り付け、調整子の他の
一端部のスライドによって、直接、上記小孔を開閉可能
にする。ここで調整子に望まれるのは、圧力調整手段と
小孔との間が調整子だけで連絡されていること及びスラ
イドによって小孔を開閉することである。従来の梃子式
のように振動膜側の運動を揺動に変える機構や、梃子の
軸支機構などが不必要なものとなるので、部品点数や組
み立て工数の削減が可能となる。
子の運動を規定するガイド手段の制約を受けていると、
運動が一次元的になり、機構的に複雑になることもな
い。そのようなガイド手段としては、重力が利用できる
平面、調整子が嵌合状態で動けるように形成された凹溝
や凸条等がある。なお、小孔とは、接続部にて噴出した
ガスを調整室に流入させるために形成された開口であ
り、特別のものである必要はない。
する。図1は小型ガス容器を対象とした実施例に係る圧
力調整器10の縦断面を示す。
ており、その底部にガイド手段13として凹溝状の部分
が形成されている。本体11の側面には小型ガス容器を
接続する接続部14が設けられており、接続部14は、
小型ガス容器のノズル部Nを押し込んで開弁させガスを
噴出させるための逆止弁15並びに押しばね16と、逆
止弁15のシール部材17に座面を提供する接続口部材
18、及びノズル部Nの差し込み口部19とを有する。
て本体11の調整室の凹溝状の部分13に隣接するよう
に配置されている。小型ガス容器のノズル部Nから噴出
したガスの流路として、逆止弁15に通孔21が開口さ
れており、かつまた上記凹溝状の部分13と収容室20
とを隔てる壁を貫通して小孔22が開口されている。
が誤って加熱され、破裂事故が起きるのを防止するため
に、加熱により異常上昇したガスの圧力を感知して作動
する圧力感知安全装置が併設されることがある。同装置
を本器に併設する場合には、上記のノズルNの差し込み
口19から調整室12への流入用小孔22までの間に設
置する。
ヤフラムとして示された振動膜24と、調整室内にて振
動膜24に作用するガス圧力に対抗的に作用するばねで
示された戻し手段25とから成る。従って調整室12の
上部開口は振動膜24によって閉じられ、さらにその外
側はばね受けをも兼ねたキャップ26によって覆われて
いる。
11に設けた前記ガイド手段13である凹溝状の部分の
位置と一致していることが望ましい。調整子27の一端
は上記部分にて振動膜24に取り付けられ、他の一端は
ガイド手段13によって、小孔22を開閉可能に導かれ
る。例示の調整子27は単一の部材を加工して、一端に
振動膜24を挾むフランジ状部とめねじ取り付けのため
のおねじ部を形成し、他の一端に凹溝状のガイド手段1
3に入って往復運動可能な大きさ、形状のスライド部を
形成したものである。
側面に設けられ、小孔の開閉をより確実にするために設
けられている。29は調整室12から流出するガスの出
口を示す。出口29の下流は器具栓を有するガス通路な
どを経て、バーナ等の作動部分に連絡する。
る凹溝状の部分の底に接触し、弁シール28が小孔22
から外れている開通状態を示しており、ノズル弁Nから
噴出したガスは収容室20から小孔22を経て調整室1
2に流入し、かつ出口29から流出し得る状態である。
図1のガス流入状態が続くと、調整室12の内圧が上昇
し、基準値を越えると圧力調整手段23を動かす程とな
り、次第に振動膜24が外方へ押されて弁シール28が
小孔23を閉じるような状態に変わる。図2に示された
状態である。この状態ではガス供給がないので、調整子
27は低下し、調整室12の内圧が基準値よりも下がる
とガスが流入する図1の状態に戻る。これを繰り返して
ガスの圧力が略一定の圧力に調整されるものである。
るものであるから、調整子が圧力調整手段と小孔とを連
絡し、圧力調整手段の変動に応じて小孔を開閉すること
ができる、従来の梃子式のような機構が不要となり、こ
の上なく簡潔な構成による圧力調整器が実現し部品点数
が最少の圧力調整器を低価格で提供することができると
いう効果を奏する。
態の縦断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 ガス容器から噴出したガスを下流へ供給
するためにガス圧力を調整する圧力調整器であって、ガ
ス容器から噴出したガスを流入させる小孔を有し、かつ
ガスの圧力を調整可能な調整室を具備し、調整室に流入
したガスの圧力に対抗して変動し、圧力を略一定に保つ
ための圧力調整手段を調整室に設け、調整室の内圧が高
まったときは小孔を閉じ、内圧が低下したときは小孔を
開くために、調整子の一端を圧力調整手段に取り付け、
調整子の他の一端部のスライドによって上記小孔を開閉
可能に設けたことを特徴とする圧力調整器。 - 【請求項2】 圧力調整手段がダイヤフラム等の振動膜
を有しており、実質的に単一の部材から成る調整子の一
端を振動膜に直接取り付け、他の一端部のスライドによ
って小孔を開閉するように配置した構成を有する請求項
1記載の圧力調整器。 - 【請求項3】 調整子は、圧力調整手段の変動方向に調
整子の運動を規定するガイド手段の制約を受けており、
それによって規定された調整子の運動面に、調整室へガ
スを流入させるための小孔が開口している請求項1又は
2記載の圧力調整器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000336312A JP2002139215A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 圧力調整器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000336312A JP2002139215A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 圧力調整器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002139215A true JP2002139215A (ja) | 2002-05-17 |
Family
ID=18811908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000336312A Pending JP2002139215A (ja) | 2000-11-02 | 2000-11-02 | 圧力調整器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002139215A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54224A (en) * | 1977-06-02 | 1979-01-05 | Osaka Prefecture | Electrically proportional air regulator |
JPH0729390Y2 (ja) * | 1992-11-20 | 1995-07-05 | 株式会社サン・フロンティア・テクノロジー | ガス器具用圧力調整器 |
-
2000
- 2000-11-02 JP JP2000336312A patent/JP2002139215A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54224A (en) * | 1977-06-02 | 1979-01-05 | Osaka Prefecture | Electrically proportional air regulator |
JPH0729390Y2 (ja) * | 1992-11-20 | 1995-07-05 | 株式会社サン・フロンティア・テクノロジー | ガス器具用圧力調整器 |
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A711 | Notification of change in applicant |
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