JP2002139179A - 螺旋状ホース及びその製造方法 - Google Patents
螺旋状ホース及びその製造方法Info
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Abstract
さ方向に伸縮性を有する伸縮性たて糸4と、ホース本体
3の周方向に延びるよこ糸5とを織成してなる筒状の織
布11に、気密処理を施してなるホース本体3に、その
ホース本体3の周方向の一部にその長さ方向に沿って、
そのホース本体3の長さ方向の伸長を抑制する伸長抑制
手段8,12,14を講じる。 【効果】 本発明の螺旋状ホース1は、常時は直線状に
延びており、且つ扁平に折り畳むことが可能であり、折
り畳んだ状態でコイル状に巻き、又はジグザグに折り畳
んでコンパクトに収納し、運搬することができる。そし
てその螺旋状ホース1内に流体を送入して内圧を作用さ
せたときには、伸長を抑制した部分は伸長することな
く、それ以外の部分がホース本体3の伸縮性に基づいて
伸長し、自然に螺旋状の形状を呈する。
Description
るものであって、平常時には扁平に折り畳んで直線状に
延ばした状態で取り扱うことができ、内部に流体を送入
して加圧することにより、螺旋状の形態を取るホースに
関するものである。
用途に応じて相当程度の耐圧性能を有しており、内部に
流体を通しつつある程度自由に屈曲し得る程度の柔軟性
を有している。また一部の例外はあるものの、通常は耐
圧性能を確保するための補強体と、流体の漏出を阻止す
るための気密層とを有している。
通している状態においては断面は略円形であって内部に
流体の流路が形成され、また長さ方向については、その
柔軟性の範囲内である程度の屈曲は可能であるものの、
概ね直線状に真っ直ぐに延びた形状が常態となってい
る。
螺旋状に巻いた形状で取り扱われることが多いが、それ
はあくまでもかかる形状に屈曲することが可能であるに
過ぎず、螺旋状の形態を常態とするものではなく一時的
形態であって、巻いたホースを延ばせば常態に戻って直
線状となる。
螺旋状に成形されたホースも知られているが、これはホ
ースの素材を螺旋管状に成形したものであって、内圧の
有無に拘らずかかる形状に固定される。
おいては扁平に折り畳んだ状態で直線状に延び、コンパ
クトに収納したり容易に移動したりすることができ、且
つ、内圧を作用させることにより断面略円形に膨らむと
共に、その長さ方向に螺旋状の形態を採るホースを提供
することを目的とするものである。
旋の軸方向に極めて大きい範囲で伸縮することが可能と
なり、例えば消防ホースに適用した場合には、過剰な長
さのホースを不必要に蛇行させることなく、筒先の位置
を大幅に前進後退させることが可能となる。
外側を筒状の布帛で覆うことにより、螺旋状ホース内に
流体圧力を作用させて螺旋を形成することで、その外側
を覆った筒状の布帛を断面円形に膨らませ、速やかに大
口径の筒体を形成することができる。かかる大口径の筒
体は、イベント会場におけるアーチ型バルーンや、オイ
ルフェンスの浮体として利用できる。
ースは、ホース本体の長さ方向に延びてその長さ方向に
伸縮性を有する伸縮性たて糸と、ホース本体の周方向に
延びるよこ糸とを織成してなる筒状の織布に、気密処理
を施してなるホース本体に、そのホース本体の周方向の
一部にその長さ方向に沿って、そのホース本体の長さ方
向の伸長を抑制する伸長抑制手段を講じたことを特徴と
するものである。
縮性たて糸とよこ糸とを筒状に織成した筒状布よりなる
ものとし、その筒状布の少なくとも内面に気密性の内張
りを施してホース本体を形成することができる。
とよこ糸とを織成した織布の両側縁を接合して筒状とな
したものを使用することもできる。この場合には、その
筒状の織布の少なくとも内面に気密性の内張りを施した
ものでもよく、また気密処理を施した前記織布の両側縁
を接合して筒状とすることにより、ホース本体を形成す
ることもできる。
ける長さ方向の伸長を抑制する手段としては、ホース本
体における筒状の織布の、周方向の一部のたて糸とし
て、長さ方向の伸縮性を有しない非伸縮性たて糸を使用
することにより、伸長を抑制したものとすることができ
る。
る他の手段としては、前記ホース本体の周方向の一部
に、そのホース本体の長さ方向に沿って、長さ方向の伸
縮性を有しない柔軟なテープ状物を添着することによ
り、伸長を抑制したものとすることもできる。この場合
においては、前記テープ状物を、ホース本体の内面に沿
って添着することが好ましい。
糸とを織成した織布の両側縁を接合して筒状となしたも
のである場合には、当該織布の両側縁を前記テープ状物
を介して接合することが好ましい。
るさらに他の手段としては、前記ホース本体の外側に、
伸縮性を有しないたて糸とよこ糸とを織成してなるカバ
ー筒状布を嵌合し、当該カバー筒状布における長さ方向
に延びる帯状部を除いた全周に所定間隔毎に輪切り状の
切り込みを形成し、前記帯状部においてホース本体の伸
長を抑制したものとすることもできる。
方法の発明は、ホース本体の長さ方向に延びてその長さ
方向に伸縮性を有する伸縮性たて糸と、ホース本体の周
方向に延びるよこ糸とを織成して筒状の織布を形成し、
当該筒状の織布に気密処理を施してホース本体を形成す
ると共に、当該ホース本体の周方向の一部に長さ方向に
沿って、そのホース本体の長さ方向の伸長を抑制する伸
長抑制手段を講じることを特徴とするものである。
て糸とよこ糸とを筒状に織成して筒状布を形成し、当該
筒状布の少なくとも内面に気密性の内張りを施して形成
することができる。
糸とを織成した織布の両側縁を接合して筒状とすること
により筒状の織布を形成することができる。この場合に
は、その筒状の織布の少なくとも内面に気密性の内張り
を施してホース本体とすることができ、また前記織布に
気密処理を施し、当該織布の両側縁を接合してホース本
体とすることもできる。
は、前記ホース本体における筒状の織布の、周方向の一
部のたて糸として、長さ方向の伸縮性を有しない非伸縮
性たて糸を使用することにより、伸長を抑制することが
できる。
記ホース本体の周方向の一部に、そのホース本体の長さ
方向に沿って、長さ方向の伸縮性を有しない柔軟なテー
プ状物を添着することにより、伸長を抑制することもで
きる。この場合には、前記テープ状物をホース本体の内
面に沿って添着することが好ましい。
とを織成した織布の両側縁を接合することにより筒状の
織布を形成する場合においては、前記織布の両側縁を、
柔軟なテープ状物を介して接合することが好ましい。
一部の外面に、その筒状の織布の長さ方向に沿ってテー
プ状物を添着すると共に、その筒状の織布の少なくとも
外面に気密処理を施し、その筒状の織布の内外面を反転
して前記テープ状物を筒状の織布の内面に位置せしめる
ことが好ましい。
する方法として、筒状の織布の周方向の一部の外面に、
その筒状の織布の長さ方向に沿ってテープ状物を添着す
ると共に、その筒状の織布の少なくとも外面に気密処理
を施し、その筒状の織布の内外面を反転してホース本体
を形成すると共に、前記テープ状物を当該ホース本体の
織布の内面に位置せしめることもできる。
着する場合には、筒状の織布を所定の割合で長さ方向に
伸長した状態で、前記テープ状物を添着することによ
り、得られる螺旋状ホースにおける螺旋の径を調節する
ことができる。
に他の手段として、前記ホース本体の外側に、伸縮性を
有しないたて糸とよこ糸とを筒状に織成し、その長さ方
向に延びる帯状部を除いた全周に所定間隔毎に輪切り状
の切り込みを形成したカバー筒状布を嵌合し、前記帯状
部においてホース本体の伸長を抑制せしめることも可能
である。
従って説明する。図1は本発明の螺旋状ホース1を示す
ものであって、この螺旋状ホース1は柔軟な筒状のホー
ス体2よりなっている。そして当該ホース体2は、平常
状態においては扁平に折り畳まれ、且つ長さ方向には直
線的に延びるものであり、内圧を作用させた状態におい
て、図面に示すように螺旋状をなすものである。
ース体2の一例を示すものであって、(a)はそのホー
ス体2の一部の斜視図であり、(b)はその主要部の拡
大横断面図である。
該ホース本体3の長さ方向に延びる伸縮性たて糸4と、
ホース本体3の周方向に延びるよこ糸5とを筒状に織成
して筒状布6を形成し、当該筒状布6の内面に気密性の
内張り7を形成して気密処理を施したものである。
4として、長さ方向に伸縮性を有する糸条を使用する。
当該伸縮性たて糸4の素材としては、合成繊維の捲縮加
工糸や、ポリウレタン弾性糸などを使用することができ
る。またよこ糸5としては、通常の天然繊維又は合成繊
維を使用することができ、伸縮性を有しないものを使用
するのが好ましい。
樹脂、ポリウレタン弾性体、ポリエステルエラストマー
などの柔軟な材料が使用され、これらの材料よりなるチ
ューブを筒状布6内に引き込み、内圧をかけて膨らま
せ、筒状布6の内面に接着することにより形成すること
ができる。また一般に消防用ホースなどにおいてジャケ
ットの内面に内張りを施すための方法が種々提案されて
おり、それらを適宜選択して採用することもできる。
とも筒状布6の内面に形成されることが必要であるが、
筒状布6の外面にも同様のゴム又は軟質プラスチックの
皮膜を形成しても差し支えない。
3の内面に、その周方向の一部においてホース本体3の
長さ方向に延びる、伸縮性を有しない柔軟なテープ状物
8を添着することにより、ホース本体3の長さ方向の伸
長を部分的に抑制している。当該テープ状物8として
は、細幅の織物が適しており、添着の手段としては、縫
製、接着などの手段によることができる。
おける内張り7の内側に添着することもできるが、図2
(b)に示すように筒状布6の内面にテープ状物8を添
着し、その内側に内張り7を形成するのが好ましい。
方法として、当該テープ状物8を筒状布6内に引き込
み、これを接着又は縫着して添着することもできるが、
テープ状物8を筒状布6の外面に接着又は縫着して添着
すると共に、その筒状布6の外面に気密性の皮膜を形成
しておき、これを適宜の方法で内外面を裏返して、前記
皮膜を内張り7とすると共に、テープ状物8を筒状布6
の内面に位置せしめることもできる。
ス本体3の外面に添着することもできるが、ホース本体
3に内圧がかかって伸長力が作用したときに、その外面
に添着したテープ状物8が剥がれる恐れがあるので、テ
ープ状物8はホース本体3の内面に添着することが好ま
しい。
他の例を示すものであって、織布9の両側縁を接合して
筒状の織布を形成し、その筒状の織布に気密処理を施し
てホース本体3を形成し、前記筒状の織布の両側縁をテ
ープ状物8を介して接合したものである。
縮性たて糸4とよこ糸5とを織成したものであって、そ
の伸縮性たて糸4及びよこ糸5の素材は、図2において
のべたと同様のものを使用することができる。
ン加工などの方法により気密処理が施される。なお気密
処理は、織布9の両側縁を接合した筒状の織布に対して
施しても良く、また予め織布9に気密処理を施してお
き、それの両側縁を接合してホース本体3を形成しても
良い。
んで重ね合わせ、これらを一体として縫合し、又は接着
する。織布9の両側縁を接合し、それと別個にテープ状
物8を添着することもできるが、織布9の両側縁をテー
プ状物8を介して接合することにより、織布9の両側縁
の接合とテープ状物8の添着とを一工程で行うことがで
きるので好ましい。
れをテープ状物8で補強することができると共に、織布
9の接合部は縫合又は接着により伸縮しにくくなるの
で、その接合位置と伸長抑制手段としてのテープ状物8
の添着位置とを一致せしめることにより、加圧時にスム
ーズな螺旋形状が得られる。
であって、織布9の両側縁を前記テープ状物8を介して
接合して筒状としたのち、その内面に内張り7を形成し
て気密処理を施したものである。筒状の織布の内面への
内張り7の形成は、図2において説明したと同様に行う
ことができる。
して接合する際の他の構造を示すものであって、織布9
の両側縁を外方に突出させた状態で、その間にテープ状
物8を挟んで接合したものである。織布9の両側縁をテ
ープ状物8を挟んで縫合又は接着する操作を容易に行う
ことができる。
物8を添着する構造においては、ホース本体3が長さ方
向に収縮した状態でテープ状物8を添着しても良いが、
場合によってはホース本体3をその長さ方向に若干伸長
した状態において、テープ状物8を添着することもでき
る。
が作用したときにホース本体3が長さ方向に張力が作用
して筒状布6の伸縮性により伸長し、その周方向の一部
においてその伸長がテープ状物8により抑制されること
により、ホース体2がテープ状物8を添着した位置が内
側となるように彎曲し、その彎曲に基づいて螺旋状ホー
ス1全体として螺旋形状をなすのである。
の内側と外側との伸長率の差によって定まるので、前述
のようにホース本体3を若干引き伸ばした状態でテープ
状物8を添着することにより、彎曲の内側に対する外側
の伸長率が小さくなり、螺旋の径がより大きいものとな
り、ホース本体3の伸長の割合を調節することにより、
螺旋の径を調節することができる。
添着する際に、ホース本体3に若干の弛みをもたせなが
ら添着することにより、螺旋状ホース1の螺旋の径を小
さいものとすることも可能である。
において伸長を抑制するための他の手段における、筒状
の織布11を示すものである。この筒状の織布11は、
筒状に織成された筒状布6であっても良く、また通常の
織布9の両側縁を接合して筒状としたものであっても差
し支えない。
こ糸とを織成してなるものであるが、たて糸としては、
筒状の織布11の大部分を占める伸縮性たて糸4と、筒
状の織布11の周方向の一部を構成する非伸縮性たて糸
12とよりなっており、これらのたて糸とよこ糸5とで
筒状の織布11を形成している。
1を構成するたて糸のうちの大部分を占める伸縮性たて
糸4により筒状の織布11は伸縮性を有しており、その
周方向の一部において、非伸縮性たて糸12を使用する
ことにより伸長が抑制されているのである。そしてこの
筒状の織布11に気密処理を施すことにより、ホース体
2となっている。
糸にテンションをかけながらよこ糸を織り込んで織成す
るのであるが、上記筒状の織布11を織成する際には、
たて糸4,12にテンションをかけると伸縮性たて糸4
が伸び切った状態で織成され、内圧をかけても螺旋を形
成しなくなる。従って少なくとも伸縮性たて糸4にはテ
ンションをかけないか、又はテンションが極端に小さい
状態でよこ糸5を織り込んで織成する必要がある。
である。3は図2乃至図4において説明したと同様のホ
ース本体であって、当該ホース本体3における筒状の織
布のたて糸は、全てが伸縮性たて糸4である。
筒状布13が嵌合されている。当該カバー筒状布13
は、伸縮性を有しない通常のたて糸とよこ糸とを筒状に
織成したものであり、その長さ方向に延びる帯状部14
を除いた全周に、所定間隔毎に輪切り状の切り込み15
が形成されている。
3の切り込み15が開くことによりホース本体3が伸長
することができると共に、帯状部14においてはホース
本体3の伸長が抑制されている。
本的にはたて糸とよこ糸とを織成した筒状の織布に気密
処理を施した構造を有しているので、その筒状の織布に
より耐圧力を有しており、且つ筒状の織布の柔軟性に基
づいて不使用時に扁平に折り畳むことが可能な構造を有
している。
て、伸縮性たて糸4が使用されているので、内圧がかか
ったときには伸縮性たて糸4に張力が作用し、ホース本
体3は長さ方向に伸長する。
一部において伸長が抑制されているので、内圧がかかっ
て張力が作用したときにも、当該伸長が抑制された部分
は伸長することはない。
向に張力が作用したときには、前記伸長が抑制された部
分は伸長せず、それ以外の部分は伸長してその両者の間
に伸長量に差が生じ、ホース体2は伸長が抑制された部
分が内側となるように彎曲するのである。そして長尺の
ホース体2の全長に亙ってその彎曲が連続し、螺旋状を
呈するのである。
するため、原理的には同一の位置でグルグルと回転する
形状となり、螺旋の軸方向の移動は生じない。しかしな
がら一周したホース体2が前と同一の位置を占めること
は不可能であるので、結果的に軸方向の移動が生じ、ピ
ッチの小さい螺旋状を呈する。そして螺旋は小さい力で
軸方向の伸縮が可能であるので、軸方向に引っ張ること
により自由なピッチの螺旋形状を得ることができるので
ある。
ブレードは長さ方向の伸縮性を有しており、その周方向
の一部にテープ状物8を添着するなどの手段で伸長を抑
制すれば、加圧時に螺旋状を呈するものとすることがで
きる。
本的に屈曲可能であるため、加圧時に螺旋状を呈したと
しても、特別な支持手段を設けない限り、螺旋の各ピッ
チがドミノ倒し状に倒れた状態となり、図1に示すよう
に軸方向に進行する螺旋を形成することができない。
延びており、且つ扁平に折り畳むことが可能であり、折
り畳んだ状態でコイル状に巻き、又はジグザグに折り畳
んでコンパクトに収納し、運搬することができる。
して内圧を作用させたときには、伸長を抑制した部分は
伸長することなく、それ以外の部分がホース本体3の伸
縮性に基づいて伸長し、自然に螺旋状の形状を呈するの
である。
ホースの筒先に近い箇所に接続することにより、過剰の
ホース部分を螺旋部分に吸収して過剰のホースが不必要
に蛇行するのを防止することができ、また螺旋部分を螺
旋の軸方向に伸縮させることにより、筒先を自由に前進
後退させることができるので、安全に消火活動をするこ
とができる。
ー筒状布13を嵌合した構造は、カバー筒状布13によ
り補強されているので耐圧力が高く、高圧の消防用ホー
スとして充分に使用可能である。
の外側を筒状の布帛で覆い、螺旋状ホース1内に圧縮空
気などの流体を送入して前記筒状の布帛内で螺旋を形成
することにより、筒状の布帛を断面円形に膨らませ、速
やかに大口径の筒体を形成することができる。
気密性の筒体内に空気などの流体を送入して膨らませて
いたが、その筒体を膨らませるに足りるだけの多量の流
体を送入する必要があった。しかしながら本発明の螺旋
状ホース1を使用すれば、当該螺旋状ホース1に内圧を
作用させるに足りるだけの流体を送入すれば良く、その
流体量は少なくて済み、短時間で筒体を膨らませること
ができる。また筒体自体が気密性を有している必要はな
く、また筒体の形状も直線状に限らず、彎曲した形状で
あっても良い。
ント会場におけるアーチ型バルーンや、オイルフェンス
の浮体などとして利用することが可能であり、さらに広
範囲の利用が期待できる。
示すものであって、(a)はその一部の斜視図であり、
(b)は主要部の拡大横断面図である。
であって、(a)はその一部の斜視図、(b)はそのホ
ース体を構成する気密処理された織布の拡大横断面図で
あり、(c)は気密処理された織布の他の例の拡大横断
面図である。
すその一部の斜視図
主要部の斜視図
すものであって、(a)は平常状態の一部の斜視図であ
り、(b)は内圧が作用して彎曲した状態の一部の斜視
図である。 1 螺旋状ホース 2 ホース体 3 ホース本体 4 伸縮性たて糸 5 よこ糸 6 筒状布 7 内張り 8 テープ状物 9 織布 11 筒状の織布 12 非伸縮性たて糸 13 カバー筒状布 14 帯状部 15 切り込み
Claims (22)
- 【請求項1】 ホース本体(3)の長さ方向に延びてそ
の長さ方向に伸縮性を有する伸縮性たて糸(4)と、ホ
ース本体(3)の周方向に延びるよこ糸(5)とを織成
してなる筒状の織布(11)に、気密処理を施してなる
ホース本体(3)に、そのホース本体(3)の周方向の
一部にその長さ方向に沿って、そのホース本体(3)の
長さ方向の伸長を抑制する伸長抑制手段(8,12,1
4)を講じたことを特徴とする、螺旋状ホース - 【請求項2】 前記筒状の織布(11)が、伸縮性たて
糸(4)とよこ糸(5)とを筒状に織成した筒状布
(6)よりなり、その筒状布(6)の少なくとも内面に
気密性の内張り(7)を施してホース本体(3)を形成
したことを特徴とする、請求項1に記載の螺旋状ホース - 【請求項3】 前記筒状の織布(11)が、伸縮性たて
糸(4)とよこ糸(5)とを織成した織布(9)の両側
縁を接合して筒状となしたものであることを特徴とす
る、請求項1に記載の螺旋状ホース - 【請求項4】 前記ホース本体(3)が、前記筒状の織
布(11)の少なくとも内面に気密性の内張り(7)を
施したものであることを特徴とする、請求項3に記載の
螺旋状ホース - 【請求項5】 前記ホース本体(3)が、気密処理を施
した前記織布(9)の両側縁を接合して筒状としたもの
であることを特徴とする、請求項3に記載の螺旋状ホー
ス - 【請求項6】 前記ホース本体(3)における筒状の織
布(11)の、周方向の一部のたて糸として、長さ方向
の伸縮性を有しない非伸縮性たて糸(12)を使用する
ことにより、伸長を抑制したことを特徴とする、請求項
1に記載の螺旋状ホース - 【請求項7】 前記ホース本体(3)の周方向の一部
に、そのホース本体(3)の長さ方向に沿って、長さ方
向の伸縮性を有しない柔軟なテープ状物(8)を添着す
ることにより、伸長を抑制したことを特徴とする、請求
項1に記載の螺旋状ホース - 【請求項8】 前記テープ状物(8)を、ホース本体
(3)の内面に沿って添着したことを特徴とする、請求
項7に記載の螺旋状ホース - 【請求項9】 前記筒状の織布(11)が伸縮性たて糸
(4)とよこ糸(5)とを織成した織布(9)の両側縁
を接合して筒状となしたものであって、当該織布(9)
の両側縁を前記テープ状物(8)を介して接合したこと
を特徴とする、請求項7に記載の螺旋状ホース - 【請求項10】 前記ホース本体(3)の外側に、伸縮
性を有しないたて糸とよこ糸とを織成してなるカバー筒
状布(13)を嵌合し、当該カバー筒状布(13)にお
ける長さ方向に延びる帯状部(14)を除いた全周に所
定間隔毎に輪切り状の切り込み(15)を形成し、前記
帯状部(14)においてホース本体(3)の伸長を抑制
したことを特徴とする、請求項1に記載の螺旋状ホース - 【請求項11】 ホース本体(3)の長さ方向に延びて
その長さ方向に伸縮性を有する伸縮性たて糸(4)と、
ホース本体(3)の周方向に延びるよこ糸(5)とを織
成して筒状の織布(11)を形成し、当該筒状の織布
(11)に気密処理を施してホース本体(3)を形成す
ると共に、当該ホース本体(3)の周方向の一部に長さ
方向に沿って、そのホース本体(3)の長さ方向の伸長
を抑制する伸長抑制手段(8,12,14)を講じるこ
とを特徴とする、螺旋状ホースの製造方法 - 【請求項12】 伸縮性たて糸(4)とよこ糸(5)と
を筒状に織成して筒状布(6)を形成し、当該筒状布
(6)の少なくとも内面に気密性の内張り(7)を施し
てホース本体(3)を形成することを特徴とする、請求
項11に記載の螺旋状ホースの製造方法 - 【請求項13】 伸縮性たて糸(4)とよこ糸(5)と
を織成した織布(9)の両側縁を接合して筒状とするこ
とにより筒状の織布(11)を形成することを特徴とす
る、請求項11に記載の螺旋状ホースの製造方法 - 【請求項14】 前記筒状の織布(11)の少なくとも
内面に気密性の内張り(7)を施すことを特徴とする、
請求項13に記載の螺旋状ホースの製造方法 - 【請求項15】 前記織布(9)に気密処理を施し、当
該織布(9)の両側縁を接合して筒状の織布(11)を
形成することを特徴とする、請求項13に記載の螺旋状
ホースの製造方法 - 【請求項16】 前記ホース本体(3)における筒状の
織布(11)の、周方向の一部のたて糸として、長さ方
向の伸縮性を有しない非伸縮性たて糸(12)を使用す
ることにより、伸長を抑制することを特徴とする、請求
項11に記載の螺旋状ホースの製造方法 - 【請求項17】 前記ホース本体(3)の周方向の一部
に、そのホース本体(3)の長さ方向に沿って、長さ方
向の伸縮性を有しない柔軟なテープ状物(8)を添着す
ることにより、伸長を抑制することを特徴とする、請求
項11に記載の螺旋状ホースの製造方法 - 【請求項18】 前記テープ状物(8)を、ホース本体
(3)の内面に沿って添着することを特徴とする、請求
項17に記載の螺旋状ホースの製造方法 - 【請求項19】 前記織布(9)の両側縁を、長さ方向
の伸縮性を有しない柔軟なテープ状物(8)を介して接
合して筒状の織布(11)とすることを特徴とする、請
求項13に記載の螺旋状ホースの製造方法 - 【請求項20】 筒状の織布(11)の周方向の一部の
外面に、その筒状の織布(11)の長さ方向に沿ってテ
ープ状物(8)を添着すると共に、その筒状の織布(1
1)の少なくとも外面に気密処理を施し、その筒状の織
布(11)の内外面を反転してホース本体(3)を形成
すると共に、前記テープ状物(8)を当該ホース本体
(3)の筒状の織布(11)の内面に位置せしめ、当該
テープ状物(8)によりホース本体(3)の伸長を抑制
することを特徴とする、請求項11に記載の螺旋状ホー
スの製造方法 - 【請求項21】 筒状の織布(11)を所定の割合で長
さ方向に伸長した状態で、前記テープ状物(8)を添着
することを特徴とする、請求項17、18、19又は2
0に記載の螺旋状ホースの製造方法 - 【請求項22】 前記ホース本体(3)の外側に、伸縮
性を有しないたて糸とよこ糸とを筒状に織成し、その長
さ方向に延びる帯状部(14)を除いた全周に所定間隔
毎に輪切り状の切り込み(15)を形成したカバー筒状
布(13)を嵌合し、前記帯状部(14)においてホー
ス本体(3)の伸長を抑制せしめることを特徴とする、
請求項11に記載の螺旋状ホースの製造方法
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