JP2002137818A - スパイラルコンベヤおよびそのスパイラルの製造方法 - Google Patents

スパイラルコンベヤおよびそのスパイラルの製造方法

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JP2002137818A
JP2002137818A JP2000338396A JP2000338396A JP2002137818A JP 2002137818 A JP2002137818 A JP 2002137818A JP 2000338396 A JP2000338396 A JP 2000338396A JP 2000338396 A JP2000338396 A JP 2000338396A JP 2002137818 A JP2002137818 A JP 2002137818A
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JP
Japan
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spiral
conveyor
manufacturing
spiral conveyor
trough
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JP2000338396A
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English (en)
Inventor
Junichi Takashiba
潤一 高柴
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、製作が容易であって搬送能力に
優れたスパイラルコンベヤおよびそのスパイラルの製造
方法に関する。 【解決手段】 中心軸を有しないスパイラルをトラフの
中で旋回させ、被搬送物を移送するスパイラルコンベヤ
において、スパイラルが、金属管を一定の幅で溶断し、
螺旋状に切り抜いて断面角形のコイル状に形成されて
る。このスプラインは管路の搬送路内に収納され、旋回
して被搬送物を移送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明はスパイラルコンベ
ヤに関し、特にスパイラルコンベヤにおけるスパイラル
の形状およびその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中心軸を有しないスパイラル30
を、その端部側で軸受して回転駆動装置に接続し、Uト
ラフ32の中で回転させて被搬送物を移送するスパイラ
ルコンベヤ31が知られている(図5、図6参照)。こ
のコンベヤ31はシャフトレスであるため、搬送能力が
大きく、スパイラル30の羽根30aには被搬送物が付
着しにくく、不定形で嵩張ったりブリッジを形成する被
搬送物でも搬送することができるが、従来のスパイラル
30は製造が困難であり、コストアップを余儀なくされ
ていた。
【0003】即ち、このスパイラル30は、図5に示す
ように、羽根30aの広面を軸方向に対して交差する方
向に向け、各羽根30aが規則的に捻れながら無端に連
続する形状からなっている。そして、羽根30aの厚み
(外周面の軸方向の長さ)Aに対して羽根30aの幅
(軸方向に対して交差する面の長さ)Bの比率は、B=
3A〜5Aの範囲が一般的である。
【0004】そして、このスパイラル30の製造方法と
して、次ぎの方法がある。第1は、図7に示すように、
フラットバー(平鋼)を塑性加工する方法であるが、こ
の方法ではB/A比が大きいと塑性加工が困難となり、
高度のノウハウを必要とする特殊熱間塑性加工装置など
を用いた熟練を要する作業を必要とするなどの問題点が
ある。第2は、図8(a)に示すような平らな形状を材
取りし、これに捻り加工を加えたパーツ(図8(b))
を多数作成し、このパーツを溶接してスパイラルを成形
する方法であるが、この方法では手間が多く、製造コス
トが高くなるという問題点がある。また、どちらの方法
でも、スパイラルの材質にステンレスを用いた場合に
は、さらに製作が困難となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記事情
に鑑みて鋭意研究の結果創案されたものであって、その
主たる課題は、製作が容易であって搬送能力に優れたス
パイラルコンベヤおよびそのスパイラルの製造方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1のスパイラルコンベヤでは、中心軸を有し
ないスパイラルをトラフの中で旋回させ、被搬送物を移
送するスパイラルコンベヤにおいて、スパイラルが、金
属管を一定の幅で螺旋状に切り抜いて断面角形のコイル
状に形成されてなる、という技術的手段を講じている。
また、請求項2の発明では、上記スパイラルは、その羽
根の外周面の軸方向の長さ(A)が軸方向に対して交差
する面の長さ(B)以上の長さに設定されている、とい
う技術的手段を講じている。更に、請求項3の発明で
は、前記スパイラルは、直線状に延びる管路からなる搬
送路に内蔵されている、という技術的手段を講じてい
る。
【0007】請求項4のスパイラルコンベヤのスパイラ
ルの製造方法の発明では、中心軸を有しないスパイラル
をトラフの中で回転させて被搬送物を移送するスパイラ
ルコンベヤのスパイラルの製造方法において、金属管を
回転させ、その1回転の間に上記回転と同期する溶断装
置をスパイラルの羽根の1ピッチ分移動させながら一定
の幅で螺旋状に溶断して、断面角形のコイル状のスパイ
ラルを切り抜いて成形してなる、という技術的手段を講
じている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、この発明のスパイラルコ
ンベヤおよびそのスパイラルの製造方法の好適実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。スパイラルコンベ
ヤ1は、図1及から図4に示すように、直線状に延びる
管路からなる搬送路2と、該搬送路2に設けられた投入
口3および排出口4と、上記搬送路2内に収納されて両
端が軸受5、6により支持されたスプライン10と、一
方の軸受5側に設けられた駆動装置7とからなってい
る。
【0009】ここで、スパイラル10は、図3に示すよ
うに、厚肉の鋼管20を材料に用い、一定の幅で螺旋状
に切り抜いて断面角形のコイル状に形成している。即
ち、スパイラル10の製造方法としては、厚肉の鋼管2
0を図示しない回転装置で一定の速度で回転させる。一
方、上記鋼管に沿って、その長手方向に一定の速度で移
動する走行装置を設け、該走行装置の上に溶断機を取付
けておく(図示せず)。
【0010】そして、前記鋼管20が1回転する間に、
前記走行装置は製作するスパイラル10の羽根11の1
ピッチP分の距離を移動する速度に設定され、上記鋼管
の回転と走行装置とは同期して作動するようになってい
る。そこで、前記鋼管の1回転で溶断機が1ピッチP進
むよう、鋼管の回転と火口を同期させて、図示のように
鋼管20の円柱の母線を一定の角度で溶断することによ
り図3中で実線で示すようにコイル状に切り抜く。
【0011】図示例の場合、スパイラル10は、その羽
根11の外周面の軸方向の長さ(厚み)Aが、軸方向に
対して交差する面の長さ(幅)Bより長く設定されてい
るが、ほぼ同じ長さに設定されてもよい。このように、
スパイラル10は溶断により成形するので(塑性加工で
ないので)、加工が容易であり、寸法も安定する。
【0012】また、鋼管20の素材はステンレスであっ
てもよく、この場合も容易に製作することができる。そ
の他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々
設計変更しうること勿論である。
【0013】
【発明の効果】この発明は、スパイラルが中空のコイル
状に形成されるので、搬送容積率を高めることができ、
小さな動力で、大きな搬送量を処理することができる。
また、中空部分が大きくなるので、被搬送物の付着やブ
リッジの形成などが生じることがなく、搬送の流れが阻
害されない。更に、トラフをパイプ状とすることで、コ
ンパクトな構造とすることができ狭い場所でも設置でき
る。また、スパイラルは、溶断により成形するので、塑
性加工の困難なステンレスであってもよく、耐蝕性や耐
熱性に優れたスパイラルコンベヤを容易に製作すること
ができる。また、パイプの溶断により製作できるため、
大口径のスパイラルが容易に製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スパイラルコンベヤの一部を省略した側断面図
である。
【図2】スパイラルコンベヤの横断面図である。
【図3】鋼管から切り抜かれるスパイラル部分を示した
部分斜視図である。
【図4】図1の部分拡大図である。
【図5】従来のスプラインの一部分を示す側面図であ
る。
【図6】従来のスプラインコンベヤの横断面図である。
【図7】図5のスプラインの第1の製法を説明する図で
ある。
【図8】図5のスプラインの第2の製法を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 スプラインコンベヤ 2 搬送路 3 投入口 4 排出口 5、6 軸受 7 駆動装置 10 スプライン 11 羽根 20 鋼管 A 羽根の外周面の軸方向の長さ(厚み) B 羽根の軸方向に対して交差する面の長さ(幅) P 羽根と羽根の間のピッチ
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月8日(2001.8.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、この発明のスパイラルコ
ンベヤおよびそのスパイラルの製造方法の好適実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。スパイラルコンベ
ヤ1は、図1及から図4に示すように、直線状に延びる
管路からなる搬送路2と、該搬送路2に設けられた投入
口3および排出口4と、上記搬送路2内に収納されて両
端が軸受5、6により支持されたスパイラル10と、一
方の軸受5側に設けられた駆動装置7とからなってい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】スパイラルコンベヤの一部を省略した側断面図
である。
【図2】スパイラルコンベヤの横断面図である。
【図3】鋼管から切り抜かれるスパイラル部分を示した
部分斜視図である。
【図4】図1の部分拡大図である。
【図5】従来のスパイラルの一部分を示す側面図であ
る。
【図6】従来のスパイラルコンベヤの横断面図である。
【図7】図5のスパイラルの第1の製法を説明する図で
ある。
【図8】図5のスパイラルの第2の製法を説明する図で
ある。
【符号の説明】 1 スパイラルコンベヤ 2 搬送路 3 投入口 4 排出口 5、6 軸受 7 駆動装置 10 スパイラル 11 羽根 20 鋼管 A 羽根の外周面の軸方向の長さ(厚み) B 羽根の軸方向に対して交差する面の長さ(幅) P 羽根と羽根の間のピッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心軸を有しないスパイラルをトラフの
    中で旋回させ、被搬送物を移送するスパイラルコンベヤ
    において、 スパイラルが、金属管を一定の幅で螺旋状に切り抜いて
    断面角形のコイル状に形成されてなることを特徴とする
    スパイラルコンベヤ。
  2. 【請求項2】 スパイラルは、その羽根の外周面で軸方
    向の長さ(A)が、軸方向に対して交差する面の長さ
    (B)以上の長さに設定されていることを特徴とする請
    求項1に記載のスパイラルコンベヤ。
  3. 【請求項3】 トラフがパイプ状のケーシングからなっ
    ていることを特徴とする請求項1または2に記載のスパ
    イラルコンベヤ。
  4. 【請求項4】 中心軸を有しないスパイラルをトラフの
    中で回転させて被搬送物を移送するスパイラルコンベヤ
    のスパイラルの製造方法において、 金属管を回転させ、その1回転の間に上記回転と同期す
    る溶断装置をスパイラルの羽根の1ピッチ分移動させな
    がら一定の幅で螺旋状に溶断して、断面角形のコイル状
    のスパイラルを成形してなることを特徴とするスパイラ
    ルコンベヤのスパイラルの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10334291A1 (de) * 2003-07-25 2005-02-17 Exte-Extrudertechnik Gmbh Trennförderer
JP5890056B1 (ja) * 2015-07-22 2016-03-22 株式会社神鋼環境ソリューション スクリューポンプの羽根外径調整方法
KR101935436B1 (ko) * 2017-07-27 2019-01-04 이붕용 안내판형 무축 스크류식 이송장치

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040413