JP2002136426A - 茶漉袋の口閉じ兼吊り下げ具 - Google Patents

茶漉袋の口閉じ兼吊り下げ具

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JP2002136426A
JP2002136426A JP2000373531A JP2000373531A JP2002136426A JP 2002136426 A JP2002136426 A JP 2002136426A JP 2000373531 A JP2000373531 A JP 2000373531A JP 2000373531 A JP2000373531 A JP 2000373531A JP 2002136426 A JP2002136426 A JP 2002136426A
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JP
Japan
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tea
bag
mouth
hanger
tea strainer
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JP2000373531A
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Inventor
Yoshinobu Maruo
吉伸 丸尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便に上質の茶を味わえる茶漉し袋の口閉じ
兼吊り下げ具を提供する。 【解決手段】 手の平大の細長い一枚のプレートの中央
に鋸歯状の切り込みによって互いに噛み合う複数の突起
を有し、長手方向の両端部に折り曲げ線を有し、縁を摘
んで突起を起こし、茶漉し袋の折り畳んだ口をくわえさ
せて容器の縁に乗せ湯を注ぐ構造の茶漉し袋の口閉じ兼
吊り下げ具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、茶漉袋の口閉じ兼
吊り下げ具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の茶漉袋の口閉じ具に関しては、長
方形の茶漉し袋に、あらかじめ茶を入れてから、口を接
着して閉じ、吊り下げる糸をとり付けたものが、従来か
ら知られている。また後から茶を入れる長方形の茶漉し
袋において、開口部の縁の片側に設けられた帯状の折り
返し部分を、指でつまんで裏返すことで、口閉じができ
るものが従来から知られている。また後から茶を入れ
る、方形状の袋で、4面のうち相対する2面を内側に折
り込んだ茶漉し袋が知られているが、口閉じに関して
は、適切な止め具がなく、口を幾重にも折り曲げるか、
クリップと称せられるもので止めるか、ピンチと称せら
れるもので止めるしかないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の茶漉袋の口閉じ
具に関して、あらかじめ茶を入れてから、口を溶着して
閉じ、吊り下げる糸をとり付けたものは、風味が損なわ
れやすいものであるという問題点があった。
【0004】したがって、質の低い茶を使う例が多く、
上質の茶を求める人には不向きであるという問題点があ
った。
【0005】また、糸をもって吊り下げる動作も、客な
どに出すには不向きであるという問題点があった。
【0006】また後から茶を入れる長方形の茶漉し袋に
おいて、開口部の縁の片側に設けられた帯状の折り返し
部分を、指でつまんで裏返すことで、口閉じができる茶
漉し袋に関しては、中の容積が小さく茶の風味を引き出
しにくいという問題点があった。
【0007】また扱いに関して摘む所がなく、扱いにく
いと言う問題点があった。
【0008】また長方形の茶漉し袋においては、袋の中
の湯には茶のでかたが濃く、茶碗や急須の中の湯には薄
くて、濃さの程度が分かりにくいという問題点があっ
た。
【0009】また、方形状の袋で、4面のうち相対する
2面を内側に折り込んだ茶漉し袋の口を閉じるに際して
は、適切な止め具がなく、口を幾重にも折り畳むしかな
いが、それだけでは茶殻が出やすく、香り、味わいのた
めには有効であるが、扱いの面からは大変に不便である
という問題点があった。
【0010】また袋の口を折り畳んで止める、従来から
のクリップと称されるものは、これをつまんで茶漉し袋
を吊すには、外れやすくまた、指で摘んで揺するには熱
く、保持具には適当なものがないという問題点があっ
た。
【0011】また袋の口を折り畳んで止める、従来から
のピンチと称されるものについては、構造が複雑で、茶
に使うには清潔でなく、また使い捨てにするには、高価
なものであるという問題点があった。
【0012】本発明は、茶殻を捨てるのが楽な、また上
質の茶を扱うに適した、方形状の袋で、4面のうち相対
する2面を内側に折り込んだ茶漉し袋の口を閉じる閉じ
具に関して、保管に場所を取らず、扱いが分りやすく簡
単で、確実に閉じ、茶漉し袋を吊り下げるに耐える強さ
で保持でき、廉価で、清潔である茶漉し袋の口閉じ兼吊
り下げ具を得ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の茶漉袋の口閉じ兼吊り下げ具は、容器の上
部開口縁に架橋して茶漉し袋の口閉じ兼吊り下げに使用
する長いプレートであって、前記プレートが長さ方向に
設けた鋸歯状の切り込みによって形成した互いに噛み合
う複数個の突起からなる茶漉し袋掛止部を有しているこ
とを特徴とするものである。また前記プレートが鋸歯状
の切り込みの長さ方向の両端部に並行な二本の折り曲げ
部を有していることを特徴とするものである。また前記
複数個の突起は、ほぼ直角三角形の形状を有しているこ
とを特徴とするものである。
【0014】長いプレートの長さ方向の両端部を両脇か
ら中心下方に向かって強く摘むと長手方向の外側の面が
前記二本の折り曲げ部から下に向かって凹状に折れ曲が
り茶漉し袋の茶殻の重さに耐えるフランジを形成する。
同時に鋸歯状の切り込みによって形成した互いに噛み合
う複数個の突起からなる茶漉し袋掛止部が立上がり隙間
を形成する。ここへ茶漉し袋の口折り畳み部を差し込
み、両端部を放すと、プレートの弾性で形状がもとに戻
り、切り込みが茶漉し袋を挟み込み、茶漉し袋の口を閉
じると共に、突起が茶漉し袋に食いついて、ずれ止めに
なり、茶漉し袋を吊り下げるに耐える強さで保持でき
る。また前記突起は、ほぼ直角三角形の形状を有してい
ることから、茶漉し袋の口を折り畳んだものを挟み込む
際に、ほぼ同一の位置に両側から食いつくために、二等
辺三角形の形状の場合等に比較して波打ちによる逃げ代
が少なく、茶漉し袋をより確実に保持出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
づき図面を参照して説明する。図1の平面図に示す通
り、容器の上部開口縁に架橋して茶漉し袋の口閉じ兼吊
り下げに使用する長いプレートであって、前記プレート
は、長さ方向に設けた鋸歯状の切り込みによって形成し
た互いに噛み合う複数個の突起からなる茶漉し袋掛止部
を有している。前記掛止部の突起の長さはこの事例では
スリット状に打ち抜いて最長であるがプレート材料の種
類によって、短くできる、互いの突起部の先端は長いプ
レートの中心線を越えて噛み合う構造になっている。
【0016】前記茶漉し袋掛止部は複数の突起の中間
に、調節用摘み穴を有している。このために茶漉し袋の
口を折り畳んだ部分を上側から摘んで位置を調節し、よ
り確実に保持出来るようになる。
【0017】また図2の斜視図に示す通り、前記プレー
トは、鋸歯状の切り込みの長さ方向の両端部に並行な二
本の折り曲げ部を有しているが、この事例では折り曲げ
部を小さな穴を開けることで曲がりやすくしてある。こ
のために、中央の掛止部と同じ打ち抜きの製造工程で一
度に安価に製造することが出来る。
【0018】また前記折り曲げ部のために、容器の上部
開口縁に架橋した際にしっかりしたリブを構成し水を含
んだ茶殻が入った茶漉し袋を十分に支えて、茶殻を容易
に始末することが出来る。
【0019】また前記掛止部は、ほぼ直角三角形の形状
を有している。相対する直角三角形の垂線に当たる部分
は製造可能な限り近付けて、相対する突起部すなわち直
角三角形の頂点の位置が大きくずれることなく構成し、
茶漉し袋をより確実に保持できるようになっている。
【0020】またプレートの材料はボール紙でも、紙に
樹脂をコーティングしたり、含浸させたものでも、樹脂
板でも、金属の薄板でも良く、材料の種類を選ばない。
【0021】また折り曲げ部は穴でなくプレートに溝を
設けたものでも良い。また材料によっては折り曲げ部を
設けず従って角では曲がらず円弧状に曲がる構造でも良
い。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に掲載されているような効果を奏す
る。
【0023】ゆったりと広がる茶漉し袋に上質の茶を入
れて口を折り畳んで茶漉し袋口閉じ兼吊り下げ具を摘ん
で歯を開かせて容易に差し込み容器の上に架橋して、湯
を注ぎ、茶葉を十分に湯と触れさせて風味を引き出し、
直接に湯に出た色具合で最適の状態を判断して味わうこ
とができるために、経験とか、手順無しに誰にでも上質
の茶を上手に入れて味わうことができる。
【0024】茶殻を捨てる際に、手を汚すことなく、茶
漉し袋口閉じ兼吊り下げ具を持って茶漉し袋を吊り下げ
ることができ、茶殻が散乱することなく、廉価な閉じ具
ごと捨てることができる。あるいは、閉じるときと同様
にプレートの端面を摘んで、茶殻が入った茶漉し袋を、
茶漉し袋の口閉じ具から脱落させて、捨てることもでき
る。
【0025】立体的に使用するものでありながら、使用
前はプレート状になっているので、埃避けの袋などに入
れて携帯や収納ができ、一人暮らしとか海外出張の期間
などに手軽に本物を味わう豊かな時間を提供できる。
【0026】図4の平面図に示す通り、折り込みが入っ
た茶漉し袋は幅が狭くできるので、本発明品と同一パッ
クに納めてコンビニエンスストアなどで陳列が出来て、
従来のパック入りの茶に飽きた客に本物の風味を手軽に
提供でき、茶による健康増進に寄与できる。
【0027】急須を使用して、中まで洗えなくて気分が
悪かったり、洗った後の水切れが悪く、置き場に困った
り、茶殻が出てきたり、目詰まりして出にくかったりと
いう煩わしさから解放されて手近かな容器を使用して簡
便に本物の風味を味わえる。
【0028】茶漉し袋を簡便に使えるから、いわゆる深
蒸し茶とか風味はよいが粉っぽいお茶について需要を伸
ばす手段となる。
【0029】プレートの面が茶や提供企業の宣伝の広告
面として利用できる。
【0030】直接湯の中に入るものでないために、材料
の選択が自由である。
【0031】プレート状の郵送に便利な荷姿であり、イ
ンターネットなどでサンプル提供して使用法を経験して
貰い、新しい需要を喚起することができ、茶の拡販のダ
イレクトメールの宛先として個人情報を入手する手段に
できる。
【0032】廉価にできることから、使い捨てにもでき
る。
【0033】繰り返し使用する際にも一枚板の構成であ
るから陰や重なりがなく、清潔であり、洗いやすくて、
繰り返し使用できる。このようなことができるので、茶
殻の始末は嫌だけれども、上質の茶を味わいたい人達の
新しい需要を開拓できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面図である。
【図2】本発明の斜視図である。
【図3】本発明の使用状態の縦断面図である。
【図4】本発明品を茶漉し袋と同一パックに入れた状態
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 プレート 2 突起 3 掛止部 4 折り曲げ線 5 穴 6 茶漉し袋 7 茶漉し袋の口折り畳み部 8 容器 9 開口縁 10 パック 11 調節用摘み穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の上部開口縁に架橋して茶漉し袋の
    口閉じ兼吊り下げに使用する長いプレートであって、前
    記プレートは、長さ方向に設けた鋸歯状の切り込みによ
    って形成した互いに噛み合う複数個の突起からなる茶漉
    し袋掛止部を有していることを特徴とする茶漉袋の口閉
    じ兼吊り下げ具。
  2. 【請求項2】 前記プレートは、鋸歯状の切り込みの長
    さ方向の両端部に並行な二本の折り曲げ部を有している
    ことを特徴とする請求項1記載の茶漉袋の口閉じ兼吊り
    下げ具。
  3. 【請求項3】 前記複数個の突起は、ほぼ直角三角形の
    形状を有していることを特徴とする請求項1記載の茶漉
    袋の口閉じ兼吊り下げ具。
JP2000373531A 2000-11-02 2000-11-02 茶漉袋の口閉じ兼吊り下げ具 Pending JP2002136426A (ja)

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