JP2002136355A - 書籍・原稿保持装置 - Google Patents

書籍・原稿保持装置

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JP2002136355A
JP2002136355A JP2001014079A JP2001014079A JP2002136355A JP 2002136355 A JP2002136355 A JP 2002136355A JP 2001014079 A JP2001014079 A JP 2001014079A JP 2001014079 A JP2001014079 A JP 2001014079A JP 2002136355 A JP2002136355 A JP 2002136355A
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Yukio Takahashi
幸夫 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来保持できなかったような厚手の重い書籍
でも自由な姿勢で安定して保持でき、パソコン入力時の
原稿載置台としても使用できるようにする。 【解決手段】 支持アーム3に取り付けられる背板5に
透明部材製の前板2を対向するように配置すると共に、
この前板2を前記背板5に着脱可能に取り付け、これら
前板2と背板5の間に書籍・原稿を挿入し、この書籍・
原稿を前板2を介して読めるようになっている。支持ア
ーム3の背板支持位置を変更できる支持位置変更手段4
を背板5の背面18側に配置してある。前板2と背板5
との間隔を調整できる間隔調整手段6を介して前板2を
背板5に着脱可能に取り付けてある。前板2と背板5の
少なくとも一方の下縁に、書籍・原稿落下防止壁36D
を形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、様々な姿勢での
読書や原稿読みとりが可能になる書籍・原稿保持装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、事故による怪我や病気による
長期療養でベッド上の生活を余儀なくされる人が仰臥姿
勢又は横臥姿勢で本を読む際に、自らの手で長時間本を
支えることは手や肩の疲労により困難である。そのた
め、従来から、開いた状態の書籍を支持アームで保持さ
れた透明板上に伏せておき、仰臥姿勢又は横臥姿勢のま
まで長時間読書できるようにした書籍保持装置が数多く
提案されている(例えば、登録実用新案公報第3004
914号,第3009111号参照)
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
書籍保持装置は、支持アームが書籍を乗せる透明板を片
持ち梁状に支持する構成のものが多かったため、厚手で
重い書籍を乗せると回転モーメントで透明板の姿勢が変
化してしまい、所望の姿勢での読書が困難であった。
【0003】また、従来の書籍保持装置は、単に透明板
上に書籍を伏せた状態で置く態様のものが多かったた
め、最も読みやすい姿勢に合わせるように透明板を傾け
ると、透明板上から書籍が滑り落ちるという不具合を生
じる場合があった。
【0004】尚、書籍を保持した板の重心位置を支持ア
ームで支持するようにした書籍保持装置も開発されてい
る(例えば、特開平11−332657号公報参照)。
しかし、このような書籍保持装置は、開いた書籍をクリ
ップで保持するようになっているため、厚手で重い書籍
の保持が困難であり、しかもページめくりの際に書籍を
手で押さえた状態で少なくとも2箇所のクリップ止めを
しなければならず、仰臥姿勢や横臥姿勢の人にとって操
作が容易でなかった。
【0005】また、近年、ベッド上で携帯型パソコンを
操作する場合があるが、このような場合に書籍保持装置
を原稿保持台として利用することができると便利であ
る。
【0006】そこで、本発明は、従来の書籍保持装置で
は容易に保持できなかった厚手で重い書籍の保持が可能
であり、様々な姿勢での快適な読書が可能であって、し
かも操作性がよく、パソコンの原稿保持台としても使用
できる書籍・原稿保持装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、支持
アームに取り付けられる背板に透明部材製の前板を対向
するように配置すると共に、この前板を前記背板に着脱
可能に取り付け、これら前板と背板の間に書籍・原稿を
挿入し、この書籍・原稿を前板を介して読めるようにし
た書籍・原稿保持装置である。そして、前記前板と前記
背板との間隔を調整できる間隔調整手段を介して前記前
板を前記背板に着脱可能に取り付けるようにしてある。
また、前記前板と前記背板の少なくとも一方の下縁及び
一対の側縁の一方に、前記前板と前記背板との隙間から
書籍・原稿が落下するのを阻止する書籍・原稿落下防止
壁を形成してある。
【0008】請求項2の発明は、支持アームに取り付け
られる背板に透明部材製の前板を対向するように配置す
ると共に、この前板を前記背板に着脱可能に取り付け、
これら前板と背板の間に書籍・原稿を挿入し、この書籍
・原稿を前板を介して読めるようにした書籍・原稿保持
装置である。そして、前記支持アームが前記背板を支持
する位置を変更する支持位置変更手段を前記背板の背面
側に取り付けて、この支持位置変更手段を介して前記背
板を前記支持アームに取り付けるようになっている。ま
た、前記前板と前記背板との間隔を調整できる間隔調整
手段を介して前記前板を前記背板に着脱可能に取り付け
るようになっている。また、前記前板と前記背板の少な
くとも一方の下縁に、前記前板と前記背板との隙間から
書籍・原稿が落下するのを阻止する書籍・原稿落下防止
壁を形成してある。
【0009】請求項3の発明は、上記請求項2の発明に
おいて、前記前板と前記背板に各種の書籍・原稿サイズ
に対応する穴を形成し、この穴にサイズ仕切具を挿入し
て、前記書籍・原稿を前記前板と前記背板間の前記サイ
ズ仕切具で仕切られた所定位置に保持すると共に、前記
支持アームの背板支持位置に作用する回転モーメントが
減る方向へ前記支持位置変更手段によって前記支持アー
ムの背板支持位置を移動させるようになっている。
【0010】請求項4の発明は、上記請求項2の発明に
おいて、前記前板と前記背板の少なくとも一方に、書籍
・原稿サイズに対応するサイズ仕切突起を形成して、前
記書籍・原稿を前記前板と前記背板間の前記サイズ仕切
突起で仕切られた所定位置に保持すると共に、前記支持
アームの背板支持位置に作用する回転モーメントが減る
方向へ前記支持位置変更手段によって前記支持アームの
背板支持位置を移動させるようになっている。
【0011】請求項5の発明は、上記請求項2の発明に
おいて、前記背板に各種の書籍・原稿サイズに対応する
穴を形成し、この穴にサイズ仕切具を挿入して、前記書
籍・原稿を前記前板と前記背板間の前記サイズ仕切具で
仕切られた所定位置に保持すると共に、前記支持アーム
の背板支持位置に作用する回転モーメントが減る方向へ
前記支持位置変更手段によって前記支持アームの背板支
持位置を移動させるようになっている。
【0012】請求項6の発明は、上記請求項3又は5の
発明において、前記サイズ仕切具を前記背板に係止手段
で係止するようになっている。
【0013】請求項7の発明は、上記各請求項1〜6の
発明において、前記前板に、少なくとも指先を挿入でき
る貫通穴を形成したことを特徴としている。
【0014】請求項8の発明は、上記請求項1又は2の
発明において、前記書籍・原稿の端部で且つ前板と背板
との挿入方向側の端部を挟持具で挟み、この挟持具に取
り付けたひもを前板と背板との間から前記書籍・原稿挿
入方向の外方へ引き出してなることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。
【0016】[第1の実施の形態]図1〜図4は、本発
明の第1の実施の形態に係る書籍・原稿保持装置1を示
すものである。このうち、図1は、書籍・原稿保持装置
1の使用状態図である。また、図2は、書籍・原稿保持
装置1の背面側外観斜視図である。また、図3は、図2
の書籍・原稿保持装置1の分解斜視図である。また、図
4は、前板2の背面側斜視図である。
【0017】(書籍・原稿保持装置の概略構成)これら
の図に示すように、書籍・原稿保持装置1は、屈曲自在
な蛇腹状の支持アーム3の先端に支持位置変更手段4を
介して背板5が取り付けられ、この背板5に間隔調整手
段6を介して透明性樹脂(透明部材)製の前板2が着脱
可能に取り付けられている。そして、背板5と前板2と
の間には、書籍9や雑誌等の読書面が前板2の背面7に
対向するように開いて挿入されるようになっている。
尚、支持アーム3は、その基端3aが支柱8の先端に固
定されている。そして、この支柱8を支持する下敷き基
板10が寝具11とベッド枠体12との間に挿入されて
固定されるようになっている。また、支柱8の途中には
上記支持アーム3と同様の屈曲自在な蛇腹状の自在アー
ム13が取り付けられ、この自在アーム13の先端には
読書面をスポット的に照明するランプ14が取り付けら
れている。
【0018】(背板及び支持位置変更手段)背板5は、
平面形状が略矩形形状に形成された樹脂板であり、上縁
5U及び下縁5Dに一対の半円形の板状突起15がそれ
ぞれ形成され、これら板状突起15の各外側面にねじ軸
16が固定されている。また、背板5の図2及び3中の
左側には、背板5と前板2との間の空間内に指を挿入さ
せることが可能な切り欠き部17が形成されている。こ
のように、背板5に切り欠き部17を形成することによ
り、背板5と前板2との間に挿入した書籍9を指で操作
し易くなる。
【0019】また、背板5の背面18側には、図2及び
図3に示すように、前板2の左斜め上方から右斜め下方
へ向かう対角線に沿ってガイドプレート20が固定され
ている。このガイドプレート20は、背板5の背面18
の左斜め上方端部近傍から前板2の対角線の交点に対応
する位置よりも右斜め下方まで延びるように形成され、
前板2の対角線方向に沿ってスライドねじ21を案内す
るガイド溝22が形成されている。このガイド溝22
は、図3及び図5に示すように、前板2の左斜め上方端
部近傍から前板2の対角線の交点を越えた右斜め下方ま
で延びる長穴であり、スライドねじ21の頭部23をス
ライド可能な状態に収容する内部空間部24と、スライ
ドねじ21の軸部25に隙間をもって係合するねじ軸案
内部26とからなっている。
【0020】スライドねじ21には、支持アーム3の先
端3bに取り付けられた自在継ぎ手27の舌片状取付具
28の穴30が係合されるようになっている。そして、
スライドねじ21にナット31を螺合させ、このナット
31を締め付けることにより、ナット31とスライドね
じ21の頭部23との間に舌片状取付具28及びガイド
プレート20の上壁32を締め付け固定するようになっ
ている。ここで、上記のようなガイドプレート20とス
ライドねじ21によって支持位置変更手段4が構成され
ており、この支持位置変更手段4によって支持アーム3
による背板5の支持位置を最適な位置まで移動させるこ
とができるようになっている。尚、自在継ぎ手27は、
書籍9の重さで背板5の姿勢が変化しないような十分な
姿勢保持力を備えたものが使用される。また、自在継ぎ
手27は、自由な回動を可能にするものであればよく、
本実施の形態に限定されるものではない。
【0021】また、背板5には、各書籍サイズ(例え
ば、文庫本サイズ、単行本サイズ、週刊誌サイズ)に対
応する穴33が形成されており、この穴33内にサイズ
仕切具34を挿入することにより、書籍9の上縁9Uと
一方の側縁9Rを支持するようになっている。ここで、
前板2の左上端部を基準にして上記各書籍サイズに対応
する穴33を形成してあるため、各サイズの書籍9の重
心位置を結ぶ線が上記ガイドプレート20の形成方向に
沿った方向か又は近似した方向に向かうようになってい
る。尚、のちに詳述する前板2にも上記各穴33に対応
する穴35が形成されており、背板5の穴33及び前板
2の穴35に背板5の背面18側から挿入したサイズ仕
切具34が貫通するようになっている。ここで、サイズ
仕切具34は、背板5の背面18側に引っかかる頭部3
4aと、背板5の穴33及び前板2の穴35を貫通する
仕切り板部34bとからなっており、全体が略T字形状
の板状部材である。したがって、各穴33,35の形状
は、サイズ仕切具34の仕切り板部34bの形状に対応
するような略矩形形状になっている。
【0022】(前板及び間隔調整手段)前板2は、開い
た状態で伏せられた書籍9の読書面を支持し、前板2を
介して書籍9の読書面を見るようになっているため、透
明部材(アクリル樹脂やポリカーボネート等の透明樹
脂)で形成されており、背板5に対向するような矩形の
平面形状になっている。そして、前板2は、図3に示す
ように、上縁2U,下縁2D及び右側縁2Rにほぼ同一
の高さ寸法の書籍・原稿落下防止壁36U,36D,3
6Rが背面7側に突出するように形成されており、左側
縁2Lに他の書籍・原稿落下防止壁36U,36D,3
6Rよりも低い書籍・原稿落下防止壁36Lが形成され
ている。その結果、図2に示すように、背板5の左端部
側に書籍を出し入れするための開口部37が形成されて
いる。
【0023】そして、これら前板2の上縁2U及び下縁
2Dの書籍・原稿落下防止壁36U,36Dには、背板
5側へ向かって延びる一対のガイド突起38がそれぞれ
形成されている。これらガイド突起38は、それぞれ、
背板5のねじ軸16に隙間をもって係合するガイド穴4
0が形成されている。このガイド穴40は、前板2を背
板5に対して近付けたり又は遠ざけたりする場合に、前
板2の移動をねじ軸16に沿って案内する機能を有して
いる。そして、前板2と背板5との間隔を書籍9の厚さ
等に応じて調整したのち、ナット41でガイド突起38
を背板5の板状突起15に締め付け固定することによ
り、前板2と背板5の間隔を所望の寸法で固定すること
ができるようになっている。
【0024】このように、ガイド突起38のガイド穴4
0は、前板2の移動を案内し、前板2と背板5の間隔を
調整するためのものであるため、書籍9の厚さ等に応じ
た十分な長さに形成されており、上記ねじ軸16及びナ
ット41とともに間隔調整手段6を構成する。尚、各ガ
イド突起38は、前板2と背板5との隙間から書籍9が
落下するのを防止することができ、上記書籍・原稿落下
防止壁36U,36Dの一部をも構成することになる。
【0025】また、上述したように、前板2には背板5
の穴33に対応する穴35が形成されており、この穴3
5にサイズ仕切具34が挿入されることにより、書籍・
原稿落下防止壁36U,36L及びサイズ仕切具34に
よって書籍9の上縁9U,下縁9D及び両側縁9L,9
Rを支持できるようになっており、書籍9を前板2と背
板5間の空間の所定位置に位置決めできるようになって
いる(図4参照)。尚、本実施の形態においては、前板
2の左上端部を基準にして書籍サイズ毎の穴33,35
が形成されている。
【0026】また、前板2には、図3及び図4に示すよ
うに、前板2と背板5との間に挿入された書籍9を指で
操作するための貫通穴42が適宜形成されている。尚、
本実施の形態においては、各書籍サイズを考慮し、前板
2の左端縁近傍に複数の貫通穴42が形成されるととも
に、各サイズの書籍9の右側端部を指で触れる位置に貫
通穴42が形成されている。
【0027】(本実施の形態の書籍・原稿保持装置の使
用方法等)本実施の形態の書籍・原稿保持装置1は、書
籍9の読書面を開き、読書面が前板2の背面7側に位置
するように、図2の左端部の開口部37から前板2と背
板5との間に挿入される。この際、書籍サイズを見定め
るため、書籍9の下縁9Dを前板2の上縁2Uの書籍・
原稿落下防止壁36Uに沿わせて挿入し、書籍9の左側
縁9Lを前板2の左側縁2Lの書籍・原稿落下防止壁3
6Lの内側面に係合する位置まで挿入する。ここで、前
板2及び背板5に各書籍サイズに対応するように形成さ
れた穴33,35のうちのどのサイズ用の穴33,35
が書籍9の外縁(書籍サイズ)に該当するか見定めて、
その該当する穴33,35にサイズ仕切具34を背板5
の背面18側から前板2まで貫通するように挿入し、書
籍9の右側縁9R及び上縁9Uをサイズ仕切具34で支
持する。これにより、書籍9が各書籍・原稿落下防止壁
36U,36L及びサイズ仕切具34,34によって前
板2と背板5間の所定位置に位置決め保持されるため、
前板2及び背板5を任意の角度に傾けても、書籍9が前
板2と背板5間から抜け出て落下するようなことがな
い。尚、大型週刊誌や雑誌等であって、その読書面サイ
ズが前板2の背面7側サイズとほぼ同様である場合に
は、各書籍・原稿落下防止壁36D,36U,36R,
36Lだけで雑誌等の落下を防止できるため、サイズ仕
切具34が不要となる。
【0028】前板2と背板5との間隔は、開いた状態の
書籍9の厚さを考慮すると共に、書籍9の厚さ方向のク
ッション性(紙の弾力性)を利用して書籍9を固定でき
る程度の寸法に間隔調整手段6を操作して調整する。即
ち、前板2や背板5に対する書籍9のずれ動きを防止で
きる程度の力で書籍9を前板2と背板5で挟持できれば
十分であり、過度に書籍9を挟圧することに起因する背
板5や前板2の不必要な変形を防止する必要がある。
【0029】また、分厚い書籍9や固い表紙を有する新
しい書籍9を本実施の形態の書籍・原稿保持装置1で読
む場合には、ページをめくって読み進むにしたがって背
板5と前板2間の間隔を数回調整することにより、書籍
9を背板5と前板2の間に好ましい状態で保持できる。
【0030】また、分厚い書籍9や新しい書籍9であっ
て、読書面を前板2の背面7側に密着させにくい場合に
は、間隔調整手段6を操作して背板5と前板2間の間隔
を狭くし、書籍9を背板5と前板2で強く挟圧すること
により、読書面を前板2の背面7側に密着させて読みや
すくすることが可能になる。
【0031】図6は、ページをめくる際の書籍・原稿保
持装置1の操作状態を示す図である。まず、図6(a)
において、前板2と背板5間に保持された書籍9のペー
ジをめくる場合、図6(b)に示すように、前板2に形
成した貫通穴42から指先43を挿入して書籍9の左端
部を軽く押し上げ、この状態で書籍9の右端部を前板2
の書籍9の右端部付近に形成した貫通穴42からもう一
方の手の指先43を挿入して図中左側へ押して、書籍9
の左端部を前板2と背板5の左端部側の開口部37から
外部へ押し出す。そして、図6(c)に示すように、押
し出した書籍9の左端部を指先43で摘んで引っぱり出
す。その後、書籍9のページをめくり、書籍9の読書面
を前板2の背面7側に位置するようにして、書籍9を開
口部37から前板2と背板5の間に挿入し、書籍9を図
6(a)に示す状態で保持する。このように、前板2に
書籍9を操作するための貫通穴42が各書籍サイズに対
応するように形成されているため、ページめくり作業が
極めて容易に行われる。
【0032】ここで、上記のページめくり作業におい
て、書籍9を前板2と背板5との間に挿入する場合(図
6(c)に示す場合)、書籍9のうちで前板2に接する
ページ紙片で且つ挿入方向側のページ紙片(図6(c)
中の右側のページ紙片)を含む数ページの右側端部(好
ましくは、右側端部のほぼ中央部)をクリップや洗濯ば
さみ等の挟持手段でまとめておけば、前板2に接するペ
ージ紙片が前板2との接触抵抗によって挿入方向と反対
の方向へ折り込まれるような不具合を生じることがな
く、書籍9を前板2と背板5との間に挿入する作業が極
めて円滑且つ容易化する。
【0033】尚、上記のように、本実施の形態は、書籍
9を保持する場合を例にして説明したが、これに限られ
ず、様々なサイズの原稿を保持する場合にも適用でき
る。また、近年普及している小型の液晶テレビを保持す
るために使用してもよい。
【0034】(本実施の形態の書籍・原稿保持装置の作
用・効果)以上のように、本実施の形態の書籍・原稿保
持装置1は、支持アーム3が蛇腹状で屈曲自在であり、
支持アーム3が自在継ぎ手27を介して支持位置変更手
段4に接続されているため、背板5及び前板2を任意の
姿勢にすることができる。したがって、本実施の形態の
書籍・原稿保持装置1は、図1に示した仰臥姿勢での読
書に限られず、横臥姿勢やその他の様々な姿勢での読書
を可能にする。
【0035】また、本実施の形態の書籍・原稿保持装置
1は、支持アーム3による背板5の支持位置を支持位置
変更手段4によって調整できるため、重い書籍9を背板
5と前板2との間に保持する場合でも、支持アーム3の
背板5の支持位置の回りに回転モーメントが生じないか
又は回転モーメントが問題とならないような位置におい
て、支持アーム3が背板5を支持できる。したがって、
本実施の形態によれば、従来例のような不具合を招来す
ることがなく、読書面を所望の姿勢で保持でき、読書が
容易になる。
【0036】また、本実施の形態の書籍・原稿保持装置
1は、前板2の各縁2U,2D,2R,2Lにそれぞれ
書籍・原稿落下防止壁36U,36D,36R,36L
が形成されている。しかも、書籍サイズに対応するサイ
ズ仕切具34と書籍・原稿落下防止壁36U,36L,
36D,36Rで前板2と背板5間の所定位置に様々な
サイズの書籍9を位置決め保持できるようになっている
ため、どのような姿勢でも前板2と背板5間から書籍9
が落下するようなことがなく、自由な姿勢で快適な読書
が可能になる。
【0037】また、本実施の形態の書籍・原稿保持装置
1は、前板2と背板5との間隔を間隔調整手段6によっ
て容易に調整でき、厚さの異なる書籍9でも所望の挟持
力で保持できるため、従来例では保持できなかったよう
な厚手の書籍9も容易かつ確実に保持できる。
【0038】尚、本実施の形態において、書籍9の読み
進み具合によって左右のページの枚数が変化し、書籍9
の平面形状の中心位置と重心位置にズレを生じるため、
書籍9の重心位置がガイドプレート20の形成方向(換
言すれば、前板2の対角線方向)からずれることにな
り、支持位置変更手段4によって支持アーム3の背板支
持位置を変更しても、必ずしも回転モーメントをなくす
ことができないが、支持アーム3の背板支持位置を全く
移動させない場合よりも、支持アーム3の背板支持位置
を重心位置に近付けることができ、支持アーム3の背板
支持位置の回りに生じる回転モーメントを小さくするこ
とができる。
【0039】また、ガイドプレート20の形成方向をA
版の書籍・原稿を基準に決定すると、B版の書籍・原稿
を保持するようにした場合、僅かに重心位置がずれるこ
とになるが、このような場合でも支持位置変更手段4で
支持アーム3の支持位置を移動できるため、支持アーム
3の背板支持位置を全く移動させない場合に比較して、
支持アーム3の背板支持位置の回りに生じる回転モーメ
ントを小さくすることができる。
【0040】[第2の実施の形態]図7〜図8は、本発
明の第2の実施の形態に係る書籍・原稿保持装置1を示
すものである。このうち、図7は、背板5の背面18側
から見た外観斜視図である。また、図8は、前板2の背
面7側から見た外観斜視図である。そして、図8(a)
がサイズの小さな書籍を保持するための前板2の例を示
すものであり、図8(b)が図8(a)よりもサイズの
大きな書籍を保持するための前板2の例を示すものであ
る。尚、上記第1の実施の形態と同一の構成について
は、重複した説明を省略して説明する。
【0041】これらの図に示すように、本実施の形態
は、サイズの異なる書籍を前板2と背板5との間に保持
する場合、その書籍サイズに合致する前板2を用意し、
その前板2を背板5に取り付けるようになっている。
【0042】すなわち、本実施の形態の前板2は、上縁
2Uに形成した書籍・原稿落下防止壁36Uで書籍の下
縁を支持し、左側縁2Lに形成した書籍・原稿落下防止
壁36Lで書籍の左側縁を支持し、その背面7側に形成
した第1の書籍・原稿落下防止壁(サイズ仕切突起)4
4で書籍の上縁を支持し、その背面7側に形成した第2
の書籍・原稿落下防止壁(サイズ仕切突起)45で書籍
の右側縁を支持するようになっている。これにより、書
籍を背板5と前板2との間の所定位置に位置決め保持す
ることができる。そして、前板2の背面7側に保持した
書籍の左側端部を指で操作するための貫通穴42と、書
籍の右側端部を指で操作するための貫通穴42が形成さ
れている。
【0043】また、前板2の上縁2U及び下縁2Dの背
面7側にそれぞれ一対のガイド突起46,47が突出形
成されている。そして、前板2の下縁2Dに形成された
一対のガイド突起46,46には、背板5のねじ軸16
に隙間をもって係合するガイド穴48が形成されてい
る。一方、前板2の上縁2Uに形成された一対のガイド
突起47,47には、上方に開口するガイド溝50が形
成されている。そして、このガイド溝50が背板5のね
じ軸16に隙間をもって係合されるようになっている。
【0044】ガイド突起46,47のガイド穴48及び
ガイド溝50は、前板2の移動を案内し、前板2と背板
5の間隔を調整するためのものであるため、書籍の厚さ
等に応じた十分な長さに形成されており、上記ねじ軸1
6及びナット41とともに間隔調整手段6を構成する。
【0045】このような構成の本実施の形態によれば、
前板2の上縁2Uのガイド突起47には上方に開口する
ガイド溝50が形成されているため、ねじ軸16とガイ
ド穴48の係合及びねじ軸16とガイド溝50の係合作
業が上記第1の実施の形態(全てがねじ軸16とガイド
穴40の係合の形態)に比較し容易であり、前板2と背
板5の組み付け作業が容易化する。
【0046】また、このような構成の本実施の形態は、
前板2にサイズ仕切具34を係合する穴35が形成され
ず(図8及び図3参照)、又、他の書籍サイズ用の貫通
穴42が形成されないため、これら穴35や貫通穴42
によって読書時の光が屈折されず、前板2に伏せた状態
で支持された書籍の読書面が見易くなる。
【0047】尚、このような構成の書籍・原稿保持装置
1は、上記第1の実施の形態と同様の効果を得ることが
できる。また、上記第1の実施の形態と同様に、書籍の
代わりに原稿を保持することができ、パソコン入力用の
原稿載置台としても使用することができる。
【0048】[その他の応用例] (第1応用例)図3や図8に示す前板2において、左側
縁2Lの書籍・原稿落下防止壁36Lを省略し、上縁2
Uの書籍・原稿落下防止壁36Uを省略することができ
る。少なくとも、下縁2Dと右側縁2Rの書籍・原稿落
下防止壁36D,36Rがあれば、仰臥姿勢及び横臥姿
勢での読書が可能だからである。但し、間隔調整手段6
を構成する前板2の上縁側のガイド突起38,46を省
略することはできない。
【0049】(第2応用例)また、本実施の形態の書籍
・原稿保持装置1は、書籍を読む場合を例にして説明し
たが、これに限られず、パソコンの入力時に使用される
原稿載置台としても使用することができる。このような
場合、間隔調整手段6を操作して、背板5と前板2の間
隔を狭めることにより、原稿の倒れや折れ曲がりを生じ
ることがなく、原稿を好適な状態で保持することが可能
になる。
【0050】(第3応用例)また、図3や図8に示す前
板2において、左側縁2Lの書籍・原稿落下防止壁36
Lを前板2に取り外し可能に取り付ける態様にしたり、
左側縁2Lの書籍・原稿落下防止壁36Lを前板2に回
動して開くような態様にすれば、書籍や原稿の前板上へ
のセット時や取り出し時の操作性が向上する。
【0051】(第4応用例)また、背板5は、図2,図
3及び図7に示すように、その端部を部分的に切り欠く
ことにより切り欠き部17を形成して、書籍・原稿の操
作(出し入れ等)を容易化しているが、これに限られ
ず、切り欠き部17の両端に位置する突片部17a,1
7bを点線で示すように切り落とすようにしてもよい。
すなわち、背板5は、例えば図3において、その左右方
向の寸法を前板2の書籍・原稿落下防止壁36R,36
L間の寸法よりも小さくしてもよい。このようにすれ
ば、書籍・原稿を指で操作するためのスペースをより一
層大きくすることができ、書籍・原稿の操作性がより一
層向上する。
【0052】(第5応用例)また、上記各実施の形態
は、背板5の背面18側に支持位置変更手段4を介して
支持アーム3を取り付けるようになっているが、これに
限られず、支持位置変更手段4を省略し、前板2が取り
付けられた状態の背板5の背面18側で且つ略重心位置
に支持アーム3の先端を自在継ぎ手27を介して直接接
続するようにしてもよい。
【0053】(第6応用例)また、上記支持位置変更手
段4を構成するガイドプレート20は、前板2の対角線
方向に沿って固定する態様であるが、これに限られず、
保持する書籍や原稿の重心位置や背板5及び前板2の重
心位置との釣り合いを考慮し、支持アーム3の背板支持
位置を回転モーメントがなるべく生じない位置に案内で
きるようになっていればよい。
【0054】(第7応用例)また、上記各実施の形態に
おいて、ガイドプレート20に支持アーム3の支持位置
を書籍サイズ等に応じて記しておき、支持位置変更手段
4を操作する際の目安にすることができる。
【0055】(第8応用例)また、上記各実施の形態に
おいて、書籍・原稿落下防止壁36U,36D,36
R,36Lを前板2の背面7側に突出形成する態様を例
示したが、これに限られず、背板5の前板2に対向する
面側に形成するようにしてもよい。
【0056】(第9応用例)また、上記各実施の形態に
おいて、支持位置変更手段4は、ナット31とスライド
ねじ21の頭部23との間に舌片状取付具28及びガイ
ドプレート20の上壁32を締め付け固定するようにな
っているが、このような態様に限られず、自在継ぎ手2
7の先端にクリッブを固定し、このクリップでガイドプ
レート20を挟持することにより、支持アーム3を背板
5に接続するようにしてもよい。
【0057】(第10応用例)また、図9は、上記各実
施の形態の書籍・原稿保持装置1をスタンド式の支柱5
1に接続して使用する例を示すものである。すなわち、
支持アーム3の基端3aを第2の支柱51bに接続し、
第2の支柱51bの下端を床に置いた第1の支柱51a
の先端に係合するようになっており、ソファー52に座
って読書する場合と(図9(a))と、ベッド53上に
上半身を起こした状態で読書する場合を示している(図
9(b))。ここで、第2の支柱51bと第1の支柱5
1aの係合部54にプラグ55とソケット56とが配置
されており(図9(c))、第1の支柱51aに第2の
支柱51bを係合すると、第1の支柱51a側から第2
の支柱51b側へ通電されるようになっている。したが
って、ランプ14のスイッチを入れることにより、読書
面をランプ14で照明することが可能になる。加えて、
支持アームはベッドの枠体等に直接固定するようにして
もよく、支持アームの取付方法は上記各実施の形態に限
定されない。
【0058】(第11応用例)また、上記各実施の形態
において、ガイドプレート20は、前板2の対角線方向
へ沿うように固定されているが、これに限られず、書籍
保持位置や書籍サイズの種類等を考慮し、設計上安定し
て背板を支持できる方向へ向けて固定すればよく、直線
形状に限られず、曲線状やその他の適当な形状にしても
よい。
【0059】(第12応用例)また、上記各実施の形態
において、サイズ仕切具34をT字形状の板状部材を例
示したが、これに限られず、U字形状として、そのU字
形状のサイズ仕切具の一対の先端を隣り合う2個の穴3
3,35にそれぞれ係合するようにしてもよい。
【0060】(第13応用例)また、第1の実施の形態
に係る書籍・原稿保持装置1は、前述のように仰臥姿勢
や横臥姿勢の状態で読書する場合を例に採って説明した
が、寝具上に体を起こした状態で読書をする場合にも適
用することができ、このような場合、背板5が下側に位
置し、前板2が上側に位置するような位置関係で使用さ
れる。そして、このような姿勢で書籍・原稿保持装置1
が使用される場合、サイズ仕切具34は、前板2の読書
面側から穴35に挿入し、背板5の穴33を貫通するよ
うに使用される。このようにすれば、サイズ仕切具34
が書籍・原稿保持装置1から抜け落ちるようなことがな
い。
【0061】(第14応用例)また、第1の実施の形態
に係る書籍・原稿保持装置1は、サイズ仕切具34を背
板5に係止するための手段(係止手段)を備えていない
が、例えば、図10及び図11に示すように、サイズ仕
切具34を背板5に係止するような態様にしてもよい。
すなわち、図10及び図11に示すように、第1の実施
の形態の背板5の穴33に対応する位置(図2,図3参
照)で且つ背板5の背面側には、背板5を貫通するガイ
ド穴60を備えたサイズ仕切具用ガイド部61を突出形
成し、このサイズ仕切具用ガイド部61の先端両側に
は、サイズ仕切具34を係止するための係止用突起6
2,62をそれぞれ形成してある。一方、サイズ仕切具
34には、サイズ仕切具用ガイド部61の係止用突起6
2に引っかけられる一対の係止具63が取り付けられて
いる。この係止具63は、サイズ仕切具34を前板2側
へ付勢する弾性部材としての帯状のゴムバンド64と、
このゴムバンド64の先端に固定されたフック65とか
らなっている。ここで、サイズ仕切具用ガイド部61の
係止用突起62と係止具63とによりサイズ仕切具34
を背板5に係止するための係止手段66が構成される。
なお、この実施の形態においては、図3のような穴35
を前板2に形成しない。また、サイズ仕切具用ガイド部
61のガイド穴60は、サイズ仕切具34の仕切り板部
34bと僅かな隙間でもって係合できるような形状に形
成されている。尚、図11は、前板2と背板5の間に書
籍9を挿入した状態を示している。
【0062】そして、このように形成された背板5のサ
イズ仕切具用ガイド部61のガイド穴60にサイズ仕切
具34を挿入し、係止具63のフック65をサイズ仕切
具用ガイド部61の係止用突起62に引っかけることに
より、サイズ仕切具34が係止具63のゴムバンド64
の弾性力で前板2側に付勢され、サイズ仕切具34の先
端が前板2に当接する。これにより、サイズ仕切具34
の先端と前板2との間に隙間が生じることがなく、書籍
(原稿)9を前板2と背板5間の所定位置に確実に保持
することができる。なお、前板2と背板5間の隙間寸法
を変化させた場合でも、ゴムバンド64がその隙間寸法
の変化に対応して伸び縮みするため、サイズ仕切具34
の先端を前板2に確実に接触させることができる。
【0063】このような構成の本実施の形態によれば、
サイズ仕切具34の係止具63をサイズ仕切具用ガイド
部61の係止用突起62に引っかけてあるため、背板5
をどのような姿勢にしてもサイズ仕切具34が背板5か
ら脱落するようなことがない。
【0064】また、このような構成の本実施の形態によ
れば、前板2に穴35を形成しない分だけ、前記第1の
実施の形態の書籍・原稿保持装置1よりも読書面が読み
やすくなる。
【0065】(第15応用例)図12は、第14応用例
を変形した態様を示すものである。すなわち、この図に
示すように、サイズ仕切具34には、その仕切り板部3
4bの先端から頭部34a側に向かって開くように一対
の板状ばね(係止手段)67が取り付けられている。こ
のようなサイズ仕切具34を背板5のサイズ仕切具用ガ
イド部61のガイド穴60に係合すると、板状ばね67
がガイド穴60の壁面に押し付けられることになり、板
状ばね67とガイド穴60の壁面とに生じる摩擦力でサ
イズ仕切具34を背板5に係止することが可能になる。
【0066】(第16応用例)また、図13に示すよう
に、背板5のサイズ仕切具用ガイド部61のガイド穴6
0に板状ばね(係止手段)68を取り付けて、この板状
ばね68をサイズ仕切具34に押し付けるようにして、
サイズ仕切具34を背板5に係止するようにしてもよ
い。
【0067】(第17応用例)また、第1の実施の形態
において、前板2と背板5との間に重すぎる大サイズの
書籍9を挿入すると、支持アーム3や自在継ぎ手27に
過度の荷重が作用し、書籍・原稿保持装置1が所望の姿
勢を保持できない虞がある。そこで、本応用例の書籍・
原稿保持装置1は、図14〜図15に示すように、サイ
ズ仕切具70,71を書籍・原稿サイズに応じて2種類
用意し、これらのサイズ仕切具70,71に対応するよ
うに背板5と前板2の穴72,73を形成するように
し、書籍・原稿サイズが大きい場合、背板5と前板2の
間隔を大きくできないようにして、重すぎる大サイズの
書籍・原稿を背板5と前板2との間に挿入できないよう
にした。
【0068】すなわち、本応用例の書籍・原稿保持装置
1は、図15(a),(b)に示すように、文庫本や単
行本のような比較的小サイズの書籍・原稿に対応する第
1のサイズ仕切具70が薄板で仕切り板部70bが長く
形成され、比較的大サイズの書籍・原稿に対応する第2
のサイズ仕切具71が厚板で仕切り板部71bが短く形
成されている(L2<L1)。また、第2のサイズ仕切
具71の幅方向寸法W2は、第1のサイズ仕切具70の
幅方向寸法W1よりも小さくして(W2<W1)、第2
のサイズ仕切具71が第1のサイズ仕切具70よりも極
端に重くならないように工夫されている。そして、背板
5及び前板2の穴は、図14に示すように、第1のサイ
ズ仕切具70を係合できるような大きさに形成された第
1の穴72と、第2のサイズ仕切具71を係合できるよ
うな大きさに形成された第2の穴73とに2分されてい
る。
【0069】このような構成の本応用例に係る書籍・原
稿保持装置1によれば、文庫本や単行本のような比較的
小サイズの書籍・原稿は厚手のものでも背板5と前板2
との間に保持できるようにし、雑誌等の大サイズの書籍
・原稿は薄手のもののみを背板5と前板2との間に保持
できるようにしてあるため、支持アーム3や自在継ぎ手
27に過度の荷重が作用するのを防止でき、書籍・原稿
を常時所望の姿勢で保持することができる。
【0070】なお、本応用例は、第1の実施の形態のみ
ならず、第14応用例にも適用することができる。すな
わち、第14応用例のサイズ仕切具34を上述の第1の
サイズ仕切具70と第2のサイズ仕切具71に対応する
ように2種類用意し、背板5のガイド穴60の大きさを
各サイズ仕切具70,71に対応する大きさに形成すれ
ば、第14応用例に係る書籍・原稿保持装置1も上述の
ように、文庫本や単行本のような比較的小サイズの書籍
・原稿は厚手のものでも背板5と前板2との間に保持で
きようにし、雑誌等の大サイズの書籍・原稿は薄手のも
ののみを背板5と前板2との間に保持できるようにし
て、支持アーム3や自在継ぎ手27に過度の荷重が作用
するのを防止し、書籍・原稿を常時所望の姿勢で保持す
ることが可能になる。
【0071】また、本応用例において、サイズ仕切具3
4,70,71を使用しないで、書籍・原稿落下防止壁
36Rで大サイズで重い書籍を前板2と背板5との間に
保持することも考えられるので、図4に示す前板2の右
側に位置する書籍・原稿落下防止壁36Rを取り除くよ
うにしてもよい。
【0072】(第18応用例)また、本発明において、
前板2と背板5の間隔を調整する間隔調整手段6は、上
述の各実施の形態に限られず、背板5の板状突起15に
雌ねじを形成するか又はナットを固定し、この雌ねじ又
はナットに螺合するねじ(例えば、蝶ねじ等)でガイド
突起38を背板5の板状突起15に締め付け固定するよ
うにしてもよい。このようにすれば、上記各実施の形態
に比較して、前板2と背板5の組み付け作業や前板2と
背板5の分離作業が容易化する。一方、上述の各実施の
形態は、背板5の板状突起15に固定されたねじ軸16
がガイド突起38に干渉しないように、注意して前板2
と背板5を組み付け等しなければならない。
【0073】(第19応用例)図16及び図17は、第
2の実施の形態の前板を変形した例を示すものである。
これらの図に示すように、前板2は、背板5に組み付け
られる枠体部74と、この枠体部74の下縁内側に出っ
張る支持片75で支持される板状部76とで構成され、
書籍・原稿サイズに応じて板状部76のみが交換される
ようになっている。このように構成すれば、書籍・原稿
サイズに応じて交換される部品の形状が簡素化するとと
もに、小型化し、書籍・原稿保持装置1全体の製造コス
ト及び製品価格の低廉化を図ることができる。
【0074】(第20応用例)図18及び図19は、第
1の実施の形態の応用例を示すものである。これらの図
に示すように、本応用例に係る書籍・原稿保持装置1
は、書籍(又は原稿)9の右側端部を挟持具(例えば、
クリップや洗濯ばさみ)80で挟み、挟持具80に取り
付けたひも81を書籍挿入方向に位置する書籍・原稿落
下防止壁36Rから前板2の前面側へ垂らしてあり、そ
のひも81を引っ張ることにより、書籍(原稿)9を前
板2と背板5の間に挿入する作業が容易化するようにな
っている。なお、書籍・原稿落下防止壁36Rにひも8
1を係合する溝82又は穴等を書籍・原稿サイズに対応
するように複数形成しておくことにより、ひも81が溝
82又は穴で案内されるため、ひも81を引く作業が安
定する。また、書籍9を背板5と前板2との間に挿入す
る際に、書籍9の挿入方向側端部が挟持具80で挟まれ
ているため、書籍9の前板2に接触しているページが前
板2との摩擦力で挿入方向と反対側に折り込まれること
がない。
【0075】(第21応用例)また、上記各実施の形態
において、支持アーム3は、屈曲自在な蛇腹状のものを
例示したが、これに限られず、蛍光灯スタンドの支持ア
ーム等に使用されているような金属棒とバネの組み合わ
せからなるリンク機構等であって、屈曲自在な蛇腹状の
ものと同様の機能を有するものであればよく、従来公知
の構造のものを適宜使用するようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】本発明は、支持アームで支持される背板
に対し、前板を対向するように配置して、これら背板と
前板との間隔を調整できる間隔調整手段を介して前板を
背板に取り付けるようになっているため、従来保持でき
なかったような厚手の書籍も容易に保持できる。
【0077】また、本発明は、前板と背板の少なくとも
一方の下縁及び一対の側縁の一方に書籍・原稿落下防止
壁が形成されており、前板と背板との間から書籍・原稿
が落下するのを阻止できるようになっているため、様々
な姿勢で快適な読書を行うことができる。
【0078】また、本発明は、支持位置変更手段を介し
て支持アームを背板に取り付けてあるため、支持アーム
の背板支持位置を支持位置変更手段で移動させ、背板に
取り付けた書籍・原稿によって生じる回転モーメントの
影響を少なくすることができ、書籍の読書面や原稿面を
所望の姿勢で保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る書籍・原稿保
持装置の使用状態図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る書籍・原稿保
持装置の背面側外観斜視図である。
【図3】図2の書籍・原稿保持装置の分解斜視図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る前板の背面側
斜視図である。
【図5】図3のA−A線に沿って切断して示す断面図で
ある。
【図6】ページをめくる際の操作状態図である。図6
(a)は第1の操作状態図であり、図6(b)は第2の
操作状態図であり、図6(c)は第3の操作状態図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る書籍・原稿保
持装置の背面側外観斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係る前板の背面側
斜視図である。図8(a)は書籍サイズが小さい場合の
前板を示す図であり、図8(b)は書籍サイズが図8
(a)よりも大きい場合の前板を示す図である。
【図9】本発明の書籍・原稿保持装置の他の使用態様を
示す図である。図9(a)は他の第1使用態様を示す図
であり、図9(b)は他の第2使用態様を示す図であ
り、図9(c)は図9(a)のB部構造説明図である。
【図10】本発明の第14応用例に係る背板の斜視図で
ある。
【図11】本発明の第14応用例に係る書籍・原稿保持
装置の要部を拡大して示す側面図である。
【図12】本発明の第15応用例に係る書籍・原稿保持
装置の要部を拡大して示す側面図である。
【図13】本発明の第16応用例に係る書籍・原稿保持
装置の要部を拡大して示す側面図である。
【図14】本発明の第17応用例に係る背板と前板の斜
視図である。
【図15】本発明の第17応用例に係るサイズ仕切具を
示す外観斜視図である。図15(a)は第1のサイズ仕
切具の外観斜視図であり、図15(b)は第2のサイズ
仕切具の外観斜視図である。
【図16】本発明の第19応用例に係る背板と前板の斜
視図である。
【図17】本発明の第19応用例に係る背板と前板の断
面図である。図17(a)は図16のC−C線に沿って
切断して示す断面図であり、図17(b)は図16のD
−D線に沿って切断して示す断面図である。
【図18】本発明の第20応用例に係る書籍・原稿保持
装置の操作状態を示す図であり、図18(a)〜(e)
は操作の第1ステップから第5ステップまでの状態を示
す図である。
【図19】本発明の第20応用例に係る前板の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1……書籍・原稿保持装置、2……前板、3……支持ア
ーム、4……支持位置変更手段、5……背板、6……間
隔調整手段、9……書籍、33,35,72,73……
穴、34……サイズ仕切具、36U,36D,36R,
36L……書籍・原稿落下防止壁、42……貫通穴、4
3……指先、44……第1の書籍・原稿落下防止壁、4
5……第2の書籍・原稿落下防止壁、60……ガイド穴
(穴)、66,67,68……係止手段、80……挟持
具、81……ひも

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持アームに取り付けられる背板に透明
    部材製の前板を対向するように配置すると共に、この前
    板を前記背板に着脱可能に取り付け、これら前板と背板
    の間に書籍・原稿を挿入し、この書籍・原稿を前板を介
    して読めるようにした書籍・原稿保持装置であって、 前記前板と前記背板との間隔を調整できる間隔調整手段
    を介して前記前板を前記背板に着脱可能に取り付け、 前記前板と前記背板の少なくとも一方の下縁及び一対の
    側縁の一方に、前記前板と前記背板との隙間から書籍・
    原稿が落下するのを阻止する書籍・原稿落下防止壁を形
    成したことを特徴とする書籍・原稿保持装置。
  2. 【請求項2】 支持アームに取り付けられる背板に透明
    部材製の前板を対向するように配置すると共に、この前
    板を前記背板に着脱可能に取り付け、これら前板と背板
    の間に書籍・原稿を挿入し、この書籍・原稿を前板を介
    して読めるようにした書籍・原稿保持装置であって、 前記支持アームが前記背板を支持する位置を変更する支
    持位置変更手段を前記背板の背面側に取り付けて、この
    支持位置変更手段を介して前記背板を前記支持アームに
    取り付け、 前記前板と前記背板との間隔を調整できる間隔調整手段
    を介して前記前板を前記背板に着脱可能に取り付け、 前記前板と前記背板の少なくとも一方の下縁に、前記前
    板と前記背板との隙間から書籍・原稿が落下するのを阻
    止する書籍・原稿落下防止壁を形成したことを特徴とす
    る書籍・原稿保持装置。
  3. 【請求項3】 前記前板と前記背板に各種の書籍・原稿
    サイズに対応する穴を形成し、この穴にサイズ仕切具を
    挿入して、前記書籍・原稿を前記前板と前記背板間の前
    記サイズ仕切具で仕切られた所定位置に保持すると共
    に、前記支持アームの背板支持位置に作用する回転モー
    メントが減る方向へ前記支持位置変更手段によって前記
    支持アームの背板支持位置を移動させることを特徴とす
    る請求項2記載の書籍・原稿保持装置。
  4. 【請求項4】 前記前板と前記背板の少なくとも一方
    に、書籍・原稿サイズに対応するサイズ仕切突起を形成
    して、前記書籍・原稿を前記前板と前記背板間の前記サ
    イズ仕切突起で仕切られた所定位置に保持すると共に、
    前記支持アームの背板支持位置に作用する回転モーメン
    トが減る方向へ前記支持位置変更手段によって前記支持
    アームの背板支持位置を移動させることを特徴とする請
    求項2記載の書籍・原稿保持装置。
  5. 【請求項5】 前記背板に各種の書籍・原稿サイズに対
    応する穴を形成し、この穴にサイズ仕切具を挿入して、
    前記書籍・原稿を前記前板と前記背板間の前記サイズ仕
    切具で仕切られた所定位置に保持すると共に、前記支持
    アームの背板支持位置に作用する回転モーメントが減る
    方向へ前記支持位置変更手段によって前記支持アームの
    背板支持位置を移動させることを特徴とする請求項2記
    載の書籍・原稿保持装置。
  6. 【請求項6】 前記サイズ仕切具を前記背板に係止手段
    で係止することを特徴とする請求項3又は5に記載の書
    籍・原稿保持装置。
  7. 【請求項7】 前記前板に、少なくとも指先を挿入でき
    る貫通穴を形成したことを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれか1項に記載の書籍・原稿保持装置。
  8. 【請求項8】 前記書籍・原稿の端部で且つ前板と背板
    との挿入方向側の端部を挟持具で挟み、この挟持具に取
    り付けたひもを前板と背板との間から前記書籍・原稿挿
    入方向の外方へ引き出してなることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の書籍・原稿保持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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