JP2002135272A - 赤外線通信方式 - Google Patents

赤外線通信方式

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JP2002135272A JP2000328967A JP2000328967A JP2002135272A JP 2002135272 A JP2002135272 A JP 2002135272A JP 2000328967 A JP2000328967 A JP 2000328967A JP 2000328967 A JP2000328967 A JP 2000328967A JP 2002135272 A JP2002135272 A JP 2002135272A
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  • Communication Control (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】赤外線LANドライバのロードに時間がかかり
且つ赤外線通信に時間がかかるという課題を解決する赤
外線通信方式を提供する。 【解決手段】サーバ11が接続されたLAN8に接続さ
れた赤外線LANアクセスポイント2と赤外線通信する
端末1は、IrDAプロトコルドライバ3、赤外線LA
Nドライバ4、TCP/IPプロトコルスタック9、ア
プリケーション10および仮想MACアドレス40を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は赤外線通信方式、特
に赤外線LAN(ローカルエリアネットワーク)等にお
ける赤外線を使用する通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】LANにはPC(パーソナルコンピュー
タ)又はワークステーションのみならず、プリンタ、イ
メージスキャナ、ファクシミリ(FAX)マシン等の各
種の周辺機器が接続される。斯かる周辺機器は両端にコ
ネクタが接続されたケーブルを使用して接続されるのが
普通である。しかし、周辺機器の数が増加するに応じて
ケーブル数も増加し、オフィス内の歩行時にケーブルに
足を取られ、周辺機器を破壊したり、データが消失する
場合もある。更に、オフィスのレイアウト変更毎に多数
のケーブルを切り離し、また再接続する必要が生じ、極
めて不便である。そこで、PCおよび周辺機器間のデー
タの送受信を赤外線(又は無線)通信により行い、ケー
ブルを不要にすることが提案されている。この無線通信
技術の従来例は、例えば特開平10−117207号公
報の「モバイル端末接続方法およびネットワーク用ルー
タ」等に開示されている。
【0003】斯かる従来技術の構成を図7に示す。この
システムは、端末1、赤外線LANアクセスポイント
2、LAN8およびサーバ11により構成されている。
赤外線LANアクセスポイント2およびサーバ11は、
LAN8により接続されて、所謂LAN環境である。端
末1と赤外線LANアクセスポイント2とは、赤外線に
より通信される。端末1は、IrDA(Infrared Data
Association)プロトコルドライバ3、赤外線LANド
ライバ4、TCP/IP(Transport Control Protocol
/Internet Protocol)プロトコルスタック9およびアプ
リケーション(以下、APという)10を含んでいる。
赤外線LANアクセスポイント2は、IrDA5、Ir
LAN6およびLANネットワークインタフェース(以
下、NICという)7を含んでいる。この赤外線LAN
アクセスポイント2およびサーバ11には、それぞれ固
有のMAC(Media Access Control)アドレス12およ
びMACアドレス13が与えられている。
【0004】図7に示す従来システム構成の各部の機能
を簡単に説明する。端末1は、赤外線通信装置を備えた
端末である。赤外線LANアクセスポイント2は、赤外
線リンクを有する端末1のネットワークアダプタであ
る。LAN8は、赤外線LANアクセスポイント2が接
続されるLAN環境である。IrDAプロトコルドライ
バ3は、端末1上で赤外線通信を行う。赤外線LANド
ライバ4は、上述したIrDAプロトコルドライバ3上
でIrDAに規定される赤外線LAN通信プロトコルが
動作するIrLANである。ここで、IrDAとは、赤
外線を使用したデータ通信の規格のことである。TCP
/IPプロトコルスタック9は、TCP/IPプロトコ
ルが動作する。AP10は、TCP/IPを使用してサ
ーバ11と通信を行うアプリケーションである。
【0005】同様に、IrDA5は、赤外線LANアク
セスポイント2上で赤外線通信を行う。IrLAN6
は、IrDAに規定される赤外線LAN通信プロトコル
で動作する。NIC7は、LAN環境に接続する。サー
バ11は、LAN環境に接続されたサーバである。MA
Cアドレス12は、赤外線LANアクセスポイント2に
付与されたアドレスである。また、MACアドレス13
は、サーバ11に付与されたアドレスである。従って、
図7のシステムは、端末1が、赤外線LANアクセスポ
イント2を経由してLAN8に接続されたサーバ11へ
の接続、通信を行うシステムである。ここで、端末1の
IrLAN4をIrLANクライアント、赤外線LAN
アクセスポイント2のIrLAN6をIrLANプロバ
イダという。
【0006】次に、図8は、図7に示す従来システムで
の赤外線LAN通信を行う場合のフローチャートであ
る。赤外線LAN通信を行う場合には、赤外線LANア
クセスポイントを発見する操作と、実際にアプリケーシ
ョンを使用して通信を行う操作が必要となる。図8
(A)は、赤外線LANアクセスポイント2を発見する
操作を示すフローチャートである。一方、図8(B)
は、AP10を使用する操作を示すフローチャートであ
る。先ず、図8(A)を参照して、赤外線LANアクセ
スポイント2を発見する操作のフローチャートを説明す
る。
【0007】先ず、ユーザから赤外線LANアクセスポ
イント2の発見処理を指示する(ステップ201)。端
末1側から赤外線LANアクセスポイント2の発見処理
を開始する(ステップ202)。赤外線LANアクセス
ポイント2が発見できない場合には、赤外線LANアク
セスポイントの発見処理を再度行う(ステップ20
3)。この赤外線LANアクセスポイントの発見処理
は、ユーザからの中止指示があるまで、一定間隔で行わ
れる。赤外線LANアクセスポイント2が発見され通信
可能になったところで、AP10を使用した赤外線LA
N通信を行う。
【0008】次に、図8(B)のフローチャートを参照
して、アプリケーションを使用する一連の通信動作を説
明する。先ず、通信を行うAP10を起動する(ステッ
プ211)。次に、サーバ11との接続を行い(ステッ
プ212)、サーバ11のと接続が完了する(ステップ
213)。そこで、データの送受信を行う(ステップ2
14)。そして、通信が完了したらAP10を終了する
(ステップ215)。上述の如く、従来システムで通信
を行うには、赤外線LANアクセスポイント2を発見し
てからAP10を動作させる必要があった。
【0009】図9は、図7に示す従来システムにおける
内部動作の詳細フローチャートを示す。従来システムで
赤外線LAN通信を行う場合の端末1内部での動作を説
明する。従来システムでは、初期状態において、端末1
の赤外線LANドライバ4は、常駐していない。TCP
/IPプロトコルスタック9は、通信をするためのMA
Cアドレス12を未獲得且つ赤外線LANドライバ4が
ないため、赤外線LAN通信を行えない状態である。赤
外線LANドライバ4は、ユーザから赤外線LANアク
セスポイント2の発見処理を指示し(ステップ30
1)、赤外線LANアクセスポイント2の発見処理が行
われる(ステップ302)。赤外線LANアクセスポイ
ント2が発見されると(ステップ303)、端末1の赤
外線LANドライバ4がロードされる仕組みとなってい
る(ステップ304)。
【0010】赤外線LANドライバ4のロード直後に、
赤外線LANドライバ4は、TCP/IPプロトコルス
タック9側へインターフェースを登録する(ステップ3
11)。赤外線LANドライバ4は、TCP/IPプロ
トコルスタック9側から、ドライバの開始要求を受ける
(ステップ310)。TCP/IPプロトコルスタック
9からMACアドレスが要求される(ステップ30
5)。TCP/IPプロトコルスタック9からMACア
ドレスの要求を受けた赤外線LANドライバ4は、赤外
線LANアクセスポイント2からMACアドレス12を
獲得する(ステップ306)。赤外線LANドライバ4
は、赤外線LANアクセスポイント2のMACアドレス
12をTCP/IPプロトコルスタック9に通知する
(ステップ307)。これにより、赤外線LANアクセ
スポイント2のMACアドレス12を取得したTCP/
IPプロトコルスタック9は、赤外線LAN通信が可能
な状態になる。その後、端末1上でAP10を起動する
(ステップ308)。そこで、端末1から赤外線LAN
アクセスポイント2を通してLAN8に接続されたサー
バ11への通信が可能となる(ステップ309)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来システム
では、赤外線LANドライバ4を常駐しておき、赤外線
通信を使用したAP10で通信を開始することができな
い。赤外線通信を利用したAP10を起動前には、ユー
ザから別に、赤外線LANアクセスポイント2の発見処
理を行い、赤外線LANドライバ4をロードする。そし
て、赤外線LANアクセスポイント2のMACアドレス
12を獲得/通知し、端末1のTCP/IPプロトコル
スタック9で赤外線通信可能な状態にした後に、赤外線
通信を利用したAP10を使用していたので、次の如き
問題がある。
【0012】第1に、赤外線LANドライバのロードに
時間がかかる。その理由は、赤外線LANドライバをロ
ードするのに、赤外線アクセスポイントの発見処理を行
い、MACアドレスを獲得する必要があるためである。
第2に、赤外線通信を行うために手間がかかる。その理
由は、赤外線通信を使用するAP(アプリケーション)
の起動とは別に、赤外線LANアクセスポイントの発見
を行う操作が必要なためである。第3に、無駄な赤外線
の電力消費がある。その理由は、赤外線LANアクセス
ポイントの発見処理は、赤外線通信を行うAPが通信を
行うか否かに拘らず行うためである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の赤外線通信方式
は、赤外線LANプロセスポイントと、赤外線リンクを
有する赤外線通信装置を備える端末との間の通信方式で
あって、端末は、IrDAに規定されるIrLANプロ
トコル上で動作する赤外線LANドライバが常駐する。
【0014】また、本発明の赤外線通信方式の好適実施
形態によると、端末は、赤外線通信を行うIrDAプロ
トコルドライバ、このIrDAプロトコルドライバ上で
赤外線LAN通信プロトコルが動作する赤外線LANド
ライバ、TCP/IPプロトコルが動作するTCP/I
Pプロトコルスタック、このTCP/IPプロトコルス
タックおよび赤外線LANドライバ間で使用する仮想M
ACアドレスを有する。赤外線LANドライバを端末上
に常駐させるために、MACアドレスの変換処理を行
う。端末は、アプリケーションで通信開始するとき、赤
外線LANアクセスポイントの発見処理を行う。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明による赤外線通信方
式の好適実施形態の構成および動作を、添付図面を参照
して詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明による赤外線通信方式のシ
ステム構成図である。尚、上述した従来システムの構成
要素に対応する構成要素には、説明の便宜上、同様の参
照符号を使用することとする。図1に示すシステムは、
上述した従来システムと同様に、端末1、赤外線LAN
アクセスポイント2、LAN8およびサーバ11により
構成される。端末1は、IrDAプロトコルドライバ
3、仮想MACアドレス40が付与された赤外線LAN
ドライバ4、TCP/IPプロトコルスタック9および
アプリケーション(AP)10を含んでいる。赤外線L
ANアクセスポイント2は、IrDA5、IrLAN
6、LANネットワークインタフェース(NIC)7を
含んでいる。また、赤外線LANアクセスポイント2お
よびサーバ11は、LAN8に接続され、それぞれ固有
のMACアドレス12、13が付与されている。更に、
端末1および赤外線LANアクセスポイント2間は、赤
外線により通信により接続されている。
【0017】図1において、端末1は、赤外線通信装置
を備えた端末である。赤外線LANアクセスポイント2
は、赤外線リンクを持つ端末1のネットワークアダプタ
である。LAN8は、赤外線LANアクセスポイント2
が接続されるLAN環境である。IrDAプロトコルド
ライバ3は、端末1上で赤外線通信を行う。赤外線LA
Nドライバ4は、IrDAプロトコルドライバ3上でI
rDAに規定される赤外線LAN通信プロトコルが動作
する。TCP/IPプロトコルスタック9は、TCP/
IPプロトコルが動作する。AP10は、TCP/IP
を使用してサーバ11と通信を行うアプリケーションで
ある。
【0018】同様に、IrDA5は、赤外線LANアク
セスポイント2上で赤外線通信を行う。IrLAN6
は、IrDAに規定される赤外線LAN通信プロトコル
で動作する。NIC7は、LAN環境に接続するLAN
ネットワークインターフェースである。サーバ11は、
LAN8に接続されたサーバである。MACアドレス1
2は、赤外線LANアクセスポイント2に付与されたア
ドレスである。MACアドレス13は、サーバ11に付
与されたアドレスである。従って、図1に示すシステム
は、端末1が、赤外線LANアクセスポイント2を経由
してLAN8に接続されたサーバ11への接続、通信を
行う。
【0019】上述から明らかな如く、本発明の赤外線通
信方式は、赤外線LAN通信環境において、端末1内の
赤外線LAN通信プロトコルで動作する赤外線LANド
ライバ4を常駐させることを特徴とする。また、赤外線
LANドライバ4を端末1上に常駐させるために、MA
Cアドレスの変換処理を行うことを特徴とする。
【0020】次に、図2は、図1に示す本発明の赤外線
通信方式で、赤外線LAN通信を行うフローチャートを
示す。本発明の赤外線通信方式は、赤外線LANドライ
バ4を常駐させることにより、赤外線LAN通信を行う
操作は、図2のフローチャートに示すようになる。即
ち、先ず、通信を行うAP10を起動する(ステップ5
01)。次に、LAN8に接続されたサーバ11との接
続を行う(ステップ502)。LAN8とサーバ11と
の接続が完了したか否か判断する(ステップ503)。
接続が完了すると、データの送受信を行う(ステップ5
04)。最後に、通信が完了したらAP10を終了する
(ステップ505)。
【0021】本発明の赤外線通信方式では、端末上に赤
外線LANドライバ4を常駐させることで、次のことが
可能となる。即ち、赤外線LANドライバ4は、常駐さ
れるため、ユーザの操作で赤外線LANドライバ4をロ
ードする必要がなくなる。従って、無駄な赤外線LAN
アクセスポイント2の発見処理がなくなり、赤外線の消
費電力を低減する。
【0022】次に、図3、図4および図5のシーケンス
図を参照して、図1に示す本発明による赤外線通信方式
の好適実施形態の内部動作を詳細に説明する。赤外線L
ANドライバ4がロードされ、端末1に常駐されるまで
の動作を、図1および図3を参照して説明する。先ず、
端末1の起動時に、赤外線LANドライバ4がロードさ
れる(ステップ601)。次に、赤外線LANドライバ
4は、TCP/IPプロトコルスタック9側へインター
フェースを登録する(ステップ602)。赤外線LAN
ドライバ4は、TCP/IPプロトコルスタック9側か
ら、ドライバの開始要求を受ける(ステップ603)。
赤外線LANドライバ4のロード直後に、赤外線LAN
ドライバ4は、TCP/IPプロトコルスタック9側か
ら、自局のMACアドレスの情報取得要求を受ける(ス
テップ604)。赤外線LANドライバ4は、内部に持
つ仮想MACアドレス40をTCP/IPプロトコルス
タック9側へ通知する(ステップ605)。端末1から
赤外線LANアクセスポイント2の発見処理は行わない
(ステップ606)。TCP/IPプロトコルスタック
9は、仮想MACアドレス40を取得したことで仮想的
に通信可能な状態になる。
【0023】次に、AP10を起動して接続を行うまで
の動作を、図1および図4を参照して説明する。先ず、
赤外線LAN通信に使用するAP10を起動する(ステ
ップ701)。AP10からTCP/IPプロトコルス
タック9へ、LAN8環境のサーバ11への接続要求を
行う(ステップ702)。TCP/IPプロトコルスタ
ック9は、接続要求を赤外線LANドライバ4へ上げる
(ステップ703)。接続要求を受け付けた赤外線LA
Nドライバ4は、赤外線LANアクセスポイント2の発
見処理を開始する(ステップ704)。このステップ7
04で、赤外線LANアクセスポイント2が発見される
と、赤外線LANドライバ4は、赤外線LANアクセス
ポイント2のMACアドレス12を獲得する(ステップ
705)。赤外線LANアクセスポイント2のIrLA
N6とコントロールチャネルの接続を行う。コントロー
ルチャネルは、データチャネルの制御のために接続され
る(ステップ706)。
【0024】次に、赤外線LANドライバ4は、赤外線
LANアクセスポイント2のIrLAN6からプロバイ
ダ情報の取得を行う(ステップ707)。プロバイダ情
報の取得で、プロバイダのサポートするフレームタイプ
とIrLANのバージョンを取得する。次に、赤外線L
ANドライバ4は、赤外線LANアクセスポイント2の
IrLAN6からメディア情報の取得を行う(ステップ
708)。メディア情報の取得で、フレームタイプの追
加情報を取得する。次に、赤外線LANドライバ4は、
赤外線LANアクセスポイント2のIrLAN6とデー
タチャネルの接続を行う(ステップ709)。データチ
ャネルは、データ送受信のために接続される。次に、赤
外線LANドライバ4は、赤外線LANアクセスポイン
ト2のIrLAN6にフィルタコンフィギュレーション
を要求する(ステップ710)。フィルタコンフィギュ
レーションの要求でフィルタをセットする。これで、I
rLANプロトコルの接続が完了する。次に、AP10
とLAN8環境のサーバ11と接続を行う(ステップ7
11)。接続が完了すると、データ送受信が可能にな
り、赤外線LAN通信が行える(ステップ712)。
【0025】次に、AP10からのデータ送信および受
信の動作を、図1および図5を参照して説明する。ま
た、データ送受信時の赤外線LANドライバ4でのMA
Cアドレスの変換方法についても、図6を参照して説明
する。データ送信は、次のように行われる。AP10か
らサーバ11宛へデータ送信を行う(ステップ80
1)。AP10からの送信要求は、TCP/IPプロト
コルスタック9を経由して赤外線LANドライバ4に、
送信要求が上がる(ステップ802)。TCP/IPプ
ロトコルスタック9は、先に通知された仮想MACアド
レス40を使用し、赤外線LANドライバ4へ送信処理
を行う。赤外線LANドライバ4は、受け取った送信デ
ータを自分のバッファにコピーする(ステップ80
3)。赤外線ドライバ4は、TCP/IPプロトコルス
タック9からの送信で使用している仮想MACアドレス
40を、IrDAプロトコルドライバ3側で使用する実
際の送信元のMACアドレス12へ変換する(ステップ
804)。
【0026】次に、図6を参照して、赤外線LANドラ
イバ4での、データ送信時のMACアドレス変換方法を
説明する。図6(A)は、TCP/IPプロトコルスタ
ック9−赤外線LANドライバ4間および赤外線LAN
ドライバ4−IrDA(LAN環境)3で送受信される
イーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商
標))フレーム901のフレーム構成を示す。一般的
に、イーサネットフレーム901は、通信相手先のMA
Cアドレス921、送信元のMACアドレス922、フ
レームタイプ923、ユーザデータ924およびフレー
ムチェックシーケンス925で構成される。図6(C)
に示す、データ送信時に赤外線LANドライバ4が、T
CP/IPプロトコルスタック9から受け取るイーサネ
ットフレーム902である。データ送信時に赤外線LA
Nドライバ4が、TCP/IPプロトコルスタック9か
ら受け取るイーサネットフレーム902には、宛先アド
レス921にサーバ11のMACアドレス13、送信元
アドレス922に仮想MACアドレス40がセットされ
ている。ステップ903で、赤外線LANドライバ4
は、送信元アドレス922にセットされている仮想MA
Cアドレス40と実際の赤外線LANアクセスポイント
2のMACアドレス12を変換し、セットし直し、Ir
DAプロトコルドライバ3側に送信する。図6(D)
は、IrDAプロトコルドライバ3で赤外線LANドラ
イバ4から受け取るイーサネットフレーム904を示
す。赤外線LANドライバ4でMACアドレス変換され
たデータは、サーバ11へデータ送信される(ステップ
805)。
【0027】一方、データ受信は、次のように行われ
る。先ず、端末1がデータ受信すると(ステップ80
6)、赤外線LANドライバ4にデータ受信要求が上が
る(ステップ807)。赤外線LANドライバ4はIr
DA3へデータ受信を要求する(ステップ808)。ス
テップ808で受信したデータのMACアドレスは、実
際の赤外線LANアクセスポイント2のMACアドレス
12であるため、赤外線LANドライバ4は、TCP/
IPプロトコルスタック9側で使用する、先に通知した
仮想MACアドレス40に変換する(ステップ80
9)。また、図6(C)には、データ受信時LANドラ
イバ4が、IrDAプロトコルドライバ3側から受け取
るイーサネットフレーム905を示す。データ送信時に
赤外線LANドライバ4が、IrDAプロトコルドライ
バ3側から受け取るイーサネットフレーム905には、
宛先アドレス921に実際の赤外線LANアクセスポイ
ント2のMACアドレス12、送信元アドレス922に
サーバ11のMACアドレス13がセットされている。
赤外線LANドライバ4は、宛先アドレス921にセッ
トされている赤外線LANアクセスポイント2のMAC
アドレス12と仮想MACアドレス40を変換し、セッ
トし直し、TCP/IPプロトコルスタック9側に送信
する(ステップ906)。図6(B)は、TCP/IP
プロトコルスタック9で赤外線LANドライバ4から受
け取るイーサネットフレーム907を示す。
【0028】赤外線LANドライバ4でMACアドレス
変換されたデータは、TCP/IPプロトコルスタック
9側へ渡される(ステップ810)。AP10は、デー
タ受信を要求し、端末1が受信したデータを受け取る
(ステップ811)。このように、本発明の赤外線通信
方式の赤外線LANドライバ4は動作する。
【0029】以上、本発明による赤外線通信方式の好適
実施形態の構成および動作を詳述した。しかし、斯かる
実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明
を限定するものではないことに留意されたい。本発明の
要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形
変更が可能であること、当業者には容易に理解できよ
う。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明の
赤外線通信方式によると、次の如き実用上の顕著な効果
が得られる。第1に、赤外線LANドライバをロードす
る必要がなくなる。その理由は、赤外線LANドライバ
は、常駐されるためである。第2に、無駄な赤外線LA
Nアクセスポイントの発見処理がなくなり、赤外線の消
費電力が低減する。その理由は、赤外線LANドライバ
を常駐させ、赤外線LANアクセスポイントの発見処理
は、アプリケーションが通信を開始するときに行うため
である。第3に、アプリケーションを使用する前に、手
間が省ける。その理由は、赤外線LANドライバを常駐
させ、上位アプリケーションを使用する前に、UIから
赤外線LANアクセスポイントの発見処理を行う必要が
なくなるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による赤外線通信方式の好適実施形態の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す赤外線通信方式の赤外線LAN通信
の操作フローチャートである。
【図3】図1に示す赤外線通信方式の内部動作シーケン
スである。
【図4】図1に示す赤外線通信方式の内部動作シーケン
スである。
【図5】図1に示す赤外線通信方式のデータ送信および
受信動作シーケンスである。
【図6】本発明のフレームフォーマットおよびデータ送
受信のMACアドレス変換方法の説明図である。
【図7】従来の赤外線通信システムの構成図である。
【図8】図7に示す従来赤外線通信システムの赤外線L
AN通信の操作フローチャートである。
【図9】図7に示す従来赤外線通信システムの内部動作
の詳細フローチャートである。
【符号の説明】
1 端末 2 赤外線LANアクセスポイント 3 IrDAプロトコルドライバ 4 赤外線LANドライバ 5 IrDA 6 IrLAN 7 LANネットワークインタフェース(NIC) 8 LAN 9 TCP/IPプロトコルスタック 10 アプリケーション(AP) 11 サーバ 12、13 MACアドレス 40 仮想MACアドレス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外線LANアクセスポイントと、赤外線
    リンクを有する赤外線通信装置を備える端末との間の赤
    外線通信方式において、 前記端末は、IrDAに規定されるIrLANプロトコ
    ル上で動作する赤外線LANドライバが常駐することを
    特徴とする赤外線通信方式。
  2. 【請求項2】前記端末は、赤外線通信を行うIrDAプ
    ロトコルドライバ、該IrDAプロトコルドライバ上で
    赤外線LAN通信プロトコルが動作する赤外線LANド
    ライバ、TCP/IPプロトコルが動作するTCP/I
    Pプロトコルスタック、前記TCP/IPプロトコルス
    タックおよび前記赤外線LANドライバ間で使用する仮
    想MACアドレスを有することを特徴とする請求項1に
    記載の赤外線通信方式。
  3. 【請求項3】前記赤外線LANドライバを前記端末上に
    常駐させるために、MACアドレスの変換処理を行うこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の赤外線通信方
    式。
  4. 【請求項4】前記端末は、アプリケーションで通信開始
    するとき、前記赤外線LANアクセスポイントの発見処
    理を行うことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の
    赤外線通信方式。
JP2000328967A 2000-10-27 2000-10-27 赤外線通信方式 Expired - Fee Related JP3508060B2 (ja)

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