JP2002135234A - スキュー調整回路 - Google Patents

スキュー調整回路

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JP2002135234A
JP2002135234A JP2000320665A JP2000320665A JP2002135234A JP 2002135234 A JP2002135234 A JP 2002135234A JP 2000320665 A JP2000320665 A JP 2000320665A JP 2000320665 A JP2000320665 A JP 2000320665A JP 2002135234 A JP2002135234 A JP 2002135234A
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circuit
circuits
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delay line
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JP2000320665A
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Hideo Nagano
英生 長野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/14Channel dividing arrangements, i.e. in which a single bit stream is divided between several baseband channels and reassembled at the receiver
    • HELECTRICITY
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/133Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals using a chain of active delay devices

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  • Pulse Circuits (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部から特定のスキュー量を設定させるもの
ではなく、伝送路のスキュー量を自動的に受信側ICで
読み取り、最適な補正を行うスキュー調整回路を得る。 【解決手段】 複数の遅延線生成回路(1,1m〜1
n)と、そのTAP出力がデータ入力される複数のFF
(3m1〜3mn,3n1〜3nn)と、その出力が入
力される複数のデコーダ回路(5m〜5n)と、その出
力が入力される複数のセレクタ回路(7m〜7n)とで
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はスキュー調整回路
に係り、特にデータ受信側においてデータ伝送チャネル
間の遅延誤差(チャネル間スキュー)を調整する高速デ
ータ伝送システム等に使用されるスキュー調整回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は、従来のスキュー調整回路の説
明図である。図16を参照して、このスキュー調整回路
2000は、ロジック回路あるいは各チャネル信号(C
h1〜Chn)を含む送信IC部,受信IC部と、送信
IC部の信号を送信するための配線を設ける送信側プリ
ント基板部と、受信IC部の信号を受信するための配線
を設ける受信側プリント基板部とを設ける。
【0003】また、送信側プリント基板の配線を束ねる
送信側コネクタ部と、受信側プリント基板の配線を束ね
る受信側コネクタ部と、送信側コネクタ部及び受信側コ
ネクタ部を繋ぐハーネス部とを備える。
【0004】また、上記スキュー調整回路2000を高
速データ伝送システムに適用する場合、送信IC部のチ
ャネル間の遅延ばらつき、ハーネス部のチャネル間の遅
延ばらつき、コネクタ部のチャネル間の遅延ばらつき、
プリント基板部の配線誤差によるチャネル間の遅延ばら
つき、等により受信IC部の入力端でチャネル間の遅延
ばらつきが発生する。
【0005】上記のような従来のスキュー調整回路20
00では、各チャネル間のスキューが1ビット分ずれて
しまうと誤動作(データの取り違え)が発生する。
【0006】また、受信側で上記ばらつきを補正するに
は、スキューの微調整をプリント基板上等で行う必要が
あった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記調整はシ
ステム上に付属部品が必要となり、高速データ伝送シス
テムにおいては1ビット分の時間は非常に短く、調整が
困難となる問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスキュー
調整回路は、チャネル毎に配置され、1段当たりの遅延
量が等しい遅延素子を複数有する複数の遅延線生成回路
を設ける。
【0009】また、基準チャネル信号に対応する複数の
遅延線生成回路の内の1つの最終段の遅延素子の出力が
クロック入力され、各々その他の複数の遅延線生成回路
のTAP出力がデータ入力される複数のFF回路を設け
る。
【0010】また、各々の複数のFF回路の出力が入力
される複数のデコーダ回路と、各々の複数のデコーダ回
路の出力が制御信号として入力され、各々の複数の遅延
線生成回路のTAP出力が入力されて、スキュー調整後
の信号を出力する複数のセレクタ回路とを備えるもので
ある。
【0011】また、スキュー調整期間を設定するスキュ
ーモード信号がクロック信号として入力され、各々複数
のデコーダ回路の出力がデータ入力される複数のラッチ
回路を備える請求項1記載のものである。
【0012】また、チャネル毎に配置され、外部からの
差動対のチャネル信号が入力され、各々複数の遅延線生
成回路に出力する複数の差動入力回路を備える請求項2
記載のものである。
【0013】また、差動入力回路は、ソースが第1の定
電位端子に接続する第1の第1導電型MOSトランジス
タと、ドレインが第1の第1導電型MOSトランジスタ
のドレインに接続し、ゲートがプラス入力端子に接続す
る第1の第2導電型MOSトランジスタとを設ける。
【0014】また、ソースが第1の定電位端子に接続
し、ゲートが第1の第1導電型MOSトランジスタのゲ
ートと接続し、ドレインがゲートと接続する第2の第1
導電型MOSトランジスタを設ける。
【0015】また、ドレインが第2の第1導電型MOS
トランジスタのドレインに接続し、ゲートがマイナス入
力端子に接続する第2の第2導電型MOSトランジスタ
と、ソースが第2の定電位端子に接続し、ドレインが第
1及び第2の第2導電型MOSトランジスタのソースと
接続する第3の第2導電型MOSトランジスタとを設け
る。
【0016】また、一方の端子が第1の定電位端子に接
続する抵抗と、ソースが第2の定電位端子に接続し、ド
レインが抵抗の他方の端子に接続し、ゲートが第3の第
2導電型MOSトランジスタのゲートと接続し、ドレイ
ンはゲートと接続する第4の第2導電型MOSトランジ
スタとを設ける請求項3記載のものである。
【0017】また、チャネル毎に配置され、外部からの
差動対のチャネル信号が入力され、プラス及びマイナス
の入力の差電圧を増幅して出力する複数の差動遅延線生
成回路を備える請求項3記載のものである。
【0018】また、差動遅延線生成回路は、遅延素子が
オペアンプ回路で構成される請求項5記載のものであ
る。
【0019】また、差動遅延線生成回路は、一方の端子
が第1の定電位端子に接続する複数の第1の抵抗と、一
方の端子が第1の定電位端子に接続し、第1の抵抗と対
となる複数の第2の抵抗とを設ける。
【0020】また、ドレインが第1の抵抗の他方の端子
に接続する複数の第1のNMOSトランジスタと、ドレ
インが第2の抵抗の他方の端子に接続する複数の第2の
NMOSトランジスタとを設ける。
【0021】また、ソースが第2の定電位端子に接続
し、ドレインが各々対となる第1及び第1のNMOSの
ソースと接続する複数の第3のNMOSと、一方の端子
が第1の定電位端子に接続する第3の抵抗とを設ける。
【0022】また、ソースが第2の定電位端子に接続
し、ドレインが第3の抵抗の他方の端子に接続し、ゲー
トが第3のNMOSのゲートと接続する第4のNMOS
とを設ける請求項5記載のものである。
【0023】また、遅延線生成回路は、複数のバイアス
回路で構成される請求項3記載のものである。
【0024】また、遅延線生成回路は、一方の端子が第
1の定電位端子に接続する第1の抵抗と、一方の端子が
第1の抵抗の他方の端子に接続する第2の抵抗と、一方
の端子が第1の抵抗の他方の端子に接続し、他方の端子
が第2の定電位端子に接続する第3の抵抗とを有する遅
延調整部を設ける。
【0025】また、ソースが第1の定電位端子に接続
し、ゲートが第1及び第2の抵抗及びの接続点に接続す
る複数の第1導電型MOSトランジスタと、複数の第1
導電型MOSトランジスタのドレインに各々接続する複
数のバイアス回路とを設ける。
【0026】また、ソースが前記第2の定電位端子に接
続し、ドレインが複数のバイアス回路に各々接続する複
数の第2導電型MOSトランジスタを設ける請求項3記
載のものである。
【0027】また、遅延線生成回路は、遅延素子及び遅
延素子に対応するFF回路の数を増加して構成される請
求項3記載のものである。
【0028】また、チャネル毎に配置され、1段当たり
の遅延量が等しい遅延素子を複数有する複数の遅延線生
成回路と、基準チャネル信号及び各チャネル信号が入力
される複数の位相比較器と、位相比較器のUp信号が入
力される複数の第1のチャージポンプ回路と、第1のチ
ャージポンプ回路の出力が入力される複数の第1のフィ
ルタ回路とを設ける。
【0029】また、第1のフィルタ回路の出力がアナロ
グ入力となり、基準チャネル信号がクロック信号として
入力される複数の第1のADCと、第1のADCの出力
が入力される第1のデコーダ回路とを設ける。
【0030】また、スキューモード信号がクロック信号
となり、第1のデコーダ回路の出力がデータ入力となる
複数の第1のラッチ回路を設ける。
【0031】また、第1のラッチ回路の出力が制御信号
として入力され、遅延線生成回路のTAP出力が入力さ
れて、基準チャネル信号のスキュー調整後の信号を出力
する複数の第1のセレクタ回路を設ける。
【0032】また、位相比較器のDown信号が入力さ
れる複数の第2のチャージポンプ回路と、第2のチャー
ジポンプ回路の出力が入力される複数の第2のフィルタ
回路とを設ける。
【0033】また、第2のフィルタ回路の出力がアナロ
グ入力となり、基準チャネル信号がクロック信号として
入力される複数の第2のADCを設ける。
【0034】また、第2のADCの出力が入力される複
数の第2のデコーダ回路と、スキューモード信号がクロ
ック信号となり、第2のデコーダ回路の出力がデータ入
力となる複数の第2のラッチ回路とを設ける。
【0035】また、第2のラッチ回路の出力が制御信号
として入力され、遅延線生成回路のTAP出力が入力さ
れて、各チャネル信号のスキュー調整後の信号を出力す
る複数の第2のセレクタ回路を備えるものである。
【0036】また、チャネル毎に配置され、外部からの
差動対のチャネル信号が入力され、各々複数の遅延線生
成回路に出力する複数の差動入力回路を備える請求項1
1記載のものである。
【0037】また、チャネル毎に配置され、外部からの
差動対のチャネル信号が入力され、プラス及びマイナス
の入力の差電圧を増幅して出力する複数の差動遅延線生
成回路を備える請求項12記載のものである。
【0038】また、差動遅延線生成回路は、遅延素子が
オペアンプ回路で構成される請求項13記載のものであ
る。
【0039】また、遅延線生成回路は、複数のバイアス
回路で構成される請求項12記載のものである。
【0040】さらに、遅延線生成回路は、遅延素子の数
を増加して構成される請求項12記載のものである。
【0041】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明に
ついて説明する。図1は実施の形態1によるスキュー調
整回路のブロック図である。図1を参照して、このスキ
ュー調整回路10は、1段当たりの遅延量が等しい遅延
素子を複数有する各遅延線生成回路(1,1m〜1n)
を設ける。
【0042】また、各遅延線生成回路(1,1m〜1
n)は各チャネル毎に配置され、例えば、基準チャネル
信号Ch1用の遅延線生成回路1の最終段の遅延素子の
出力が基準チャネル信号Ch1のスキュー調整後の信号
Ch1`となる。
【0043】また、遅延線生成回路1以外の各遅延線生
成回路(1m〜1n)には、遅延線生成回路1の出力が
クロック入力され、各遅延線生成回路(1m〜1n)毎
のTAP出力がデータ入力される各FF回路(フリップ
フロップ回路、以下FF回路と示す。)(3m1〜3m
n,…,3n1〜3nn)を設ける。
【0044】また、各FF回路(3m1〜3mn,…,
3n1〜3nn)の出力が入力される各デコーダ回路
(5m〜5n)を設ける。
【0045】さらに、各デコーダ回路(5m〜5n)の
出力が制御信号として入力され、各遅延線生成回路(1
m〜1n)毎のTAP出力が入力されて、各チャネル信
号(Chm〜Chn)のスキュー調整後の信号(Chm
`〜Chn`)を出力する各セレクタ回路(7m〜7
n)を設けることにより構成する。
【0046】次に、スキュー調整回路10の動作を述べ
る。図2は実施の形態1の説明のためのチャネル信号の
タイミングチャートである。図2を参照して、このタイ
ミングチャートは基準チャネル信号Ch1を基準として
チャネル信号ChmはBnsだけスキューが速く、チャ
ネル信号ChnはAnsだけ遅い場合を示す。
【0047】また、図3はスキュー調整回路10のチャ
ネル間スキューのタイミングチャートである。図3を参
照して、基準チャネル信号Ch1より遅いチャネル信号
Chnの場合、遅延線生成回路1n内から取り出された
各遅延線の出力を基準チャネル信号Ch1のスキュー調
整後の信号Ch1`をクロック入力とする各FF回路
(3n1〜3nn)のデータ入力に接続する。このとき
各FF回路(3n1〜3nn)の出力は〈FF出力〉の
通りとなる。
【0048】即ち、〈FF出力〉は“H”から“L”へ
の変化点が存在し、チャネル信号Chnのエッジ位置検
出を行う役割を担う。
【0049】また、〈FF出力〉の値をデコーダ回路の
入力とし、各遅延線生成回路(1m〜1n)内の遅延線
の中からスキュー調整後の信号Ch1`のタイミングに
最も近い遅延線を選択する役割を担う。
【0050】また、スキュー調整回路10の出力として
は基準チャネル信号Ch1に対応する信号がスキュー調
整後の信号Ch1`であり、チャネル信号Chmに対応
する信号がスキュー調整後の信号Chm`であり、チャ
ネル信号Chnに対応する信号がスキュー調整後の信号
Chn`である。
【0051】また、基準チャネル信号Ch1及び各チャ
ネル信号(Chm〜Chn)はスキューを持っている
が、基準チャネル信号Ch1のスキュー調整後の信号C
h1`及び各チャネル信号(Chm〜Chn)のスキュ
ー調整後の信号(Chm`〜Chn`)はスキューを有
さないのは言うまでもない。
【0052】また、基準チャネル信号Ch1より速いチ
ャネル信号Chmの場合、遅延線生成回路1m内から取
り出された各遅延線の出力を基準チャネル信号Ch1の
スキュー調整後の信号Ch1`をクロック入力とする各
FF回路(3m1〜3mn)のデータ入力に接続する。
このとき各FF回路(3m1〜3mn)の出力は〈FF
出力〉の通りとなる。
【0053】即ち、動作的にはチャネル信号Chnの場
合と同様である。
【0054】この実施の形態1によると、各チャネル信
号(Chm〜Chn)を基準チャネル信号Ch1のスキ
ュー調整後の信号Ch1`に合わせるので、高速データ
伝送システムに使用されるLVDS等の1ビットデータ
時間以内のスキューを補正でき、デコーダ回路の出力が
そのままセレクタ回路の制御信号に接続されているた
め、受信データが入力される毎にその遅延量の最適化を
図ることができる。
【0055】実施の形態2.図4は実施の形態2による
スキュー調整回路のブロック図である。図4を参照し
て、このスキュー調整回路111は、1段当たりの遅延
量が等しい遅延素子を複数有する各遅延線生成回路(1
1,11m〜11n)を設ける。
【0056】また、各遅延線生成回路(11,11m〜
11n)は各チャネル毎に配置され、例えば、基準チャ
ネル信号Ch1用の遅延線生成回路11の最終段の遅延
素子の出力が基準チャネル信号Ch1のスキュー調整後
の信号Ch1`となる。
【0057】また、遅延線生成回路11以外の各遅延線
生成回路(11m〜11n)には、遅延線生成回路11
の出力がクロック入力され、各遅延線生成回路(11m
〜11n)毎のTAP出力がデータ入力される各FF回
路(31m1〜31mn,…,31n1〜31nn)を
設ける。
【0058】また、各FF回路(31m1〜31mn,
…,31n1〜31nn)の出力が入力される各デコー
ダ回路(51m〜51n)を設ける。
【0059】また、スキューモード信号がクロック信号
となり、各デコーダ回路(51m〜51n)の出力がデ
ータ入力となる各ラッチ回路(81m〜81n)を設け
る。
【0060】さらに、各ラッチ回路(81m〜81n)
の出力が制御信号として入力され、各遅延線生成回路
(11m〜11n)毎のTAP出力が入力されて、各チ
ャネル信号(Chm〜Chn)のスキュー調整後の信号
(Chm`〜Chn`)を出力する各セレクタ回路(7
1m〜71n)を設けることにより構成する。
【0061】即ち、このスキュー調整回路111はスキ
ュー調整期間を設定して、その期間のみスキュー調整を
行い、実動作時にはスキュー調整期間で設定される調整
結果を保持するシステムを示し、スキューモード信号と
いうスキュー調整期間を設定する選択信号と、デコーダ
回路及びセレクタ回路の間にラッチ回路を設けて、上記
システムを構成するものである。
【0062】また、スキュー調整回路111の動作は、
スキューモード信号が“L”のとき、スキュー調整期間
とする。ラッチ回路を“L”がスル−、“H”がラッチ
とした場合、スキューモード信号が各ラッチ回路(81
m〜81n)のクロック端子に接続されているので、ス
キューモード信号が“L”の期間は各デコーダ回路(5
1m〜51n)の出力信号がスル−で、各セレクタ回路
(71m〜71n)の制御端子に入力される。
【0063】また、上記期間は常にスキュー調整が行わ
れ、またスキュー調整が可能なような立ち上がりエッジ
のイベントが同じタイミングで発生する信号を受信側I
Cに送信することが必要である。
【0064】また、スキュー調整期間が終了し、実動作
に移行する場合、スキューモード信号を“L”から
“H”に設定し、スキュー調整期間に設定したデコード
信号をそのまま保持する。
【0065】上記により各ラッチ回路(81m〜81
n)の動作は前状態保持になり、スキューモード信号を
“L”の期間に確定したデコード信号を保持することに
なる。
【0066】従って、実動作時においてもスキュー調整
期間に確定した各遅延線生成回路(11m〜11n)の
設定値を保持することが可能となる。
【0067】また、それ以外の動作については実施の形
態1と同様である。
【0068】この実施の形態2によると、スキュー調整
期間を設定して、その期間のみスキュー調整を行い、実
動作時にはスキュー調整期間で設定される調整結果を保
持するので、さらに遅延量の最適化を図ることができ
る。
【0069】実施の形態3.図5は実施の形態3による
スキュー調整回路のブロック図である。図5を参照し
て、このスキュー調整回路113は、1段当たりの遅延
量が等しい遅延素子を複数有する各遅延線生成回路(1
3,13m〜13n)を設ける。
【0070】また、各遅延線生成回路(13,13m〜
13n)は各チャネル毎に配置され、例えば、基準チャ
ネル信号Ch1用の遅延線生成回路13の最終段の遅延
素子の出力が基準チャネル信号Ch1のスキュー調整後
の信号Ch1`となる。
【0071】また、遅延線生成回路13以外の各遅延線
生成回路(13m〜13n)には、遅延線生成回路13
の出力がクロック入力され、各遅延線生成回路(13m
〜13n)毎のTAP出力がデータ入力される各FF回
路(33m1〜33mn,…,33n1〜33nn)を
設ける。
【0072】また、各FF回路(33m1〜33mn,
…,33n1〜33nn)の出力が入力される各デコー
ダ回路(53m〜53n)を設ける。
【0073】また、スキューモード信号がクロック信号
となり、各デコーダ回路(53m〜53n)の出力がデ
ータ入力となる各ラッチ回路(83m〜83n)を設け
る。
【0074】また、各ラッチ回路(83m〜83n)の
出力が制御信号として入力され、各遅延線生成回路(1
3m〜13n)毎のTAP出力が入力されて、各チャネ
ル信号(Chm〜Chn)のスキュー調整後の信号(C
hm`〜Chn`)を出力する各セレクタ回路(73m
〜73n)を設ける。
【0075】さらに、各チャネル毎に配置され、外部
(スキュー調整回路113以外)からの差動対のチャネ
ル信号が入力され、各遅延線生成回路(13,13m〜
13n)に出力する各差動入力回路(23,23m〜2
3n)を設けることにより構成する。
【0076】また、図6は例えば、差動入力回路23の
構成図である。図6を参照して、この差動入力回路23
はソースがVccに接続するPMOS61と、ドレイン
がPMOS61のドレインに接続し、ゲートがプラス入
力端子に接続するNMOS63とを設ける。
【0077】また、ソースがVccに接続し、ゲートが
PMOS61のゲートと接続し、ドレインがゲートと接
続するPMOS62と、ドレインがPMOS62のドレ
インに接続し、ゲートがマイナス入力端子に接続するN
MOS64とを設ける。
【0078】また、ソースがGNDに接続し、ドレイン
がNMOS63,64のソースと接続するNMOS65
と、一方の端子がVccに接続する抵抗67と、ソース
がGNDに接続し、ドレインが抵抗67の他方の端子に
接続し、ゲートがNMOS65のゲートと接続するNM
OS66とを設けることにより構成する。さらにNMO
S66のドレインはゲートとも接続している。
【0079】また、その他の各差動入力回路(23m〜
23n)も同様の構成をしている。
【0080】即ち、このスキュー調整回路113は差動
入力回路を具備するチャネル間スキュー調整回路であ
り、LVDS等の差動インターフェースにも対応できる
ようなシステムを構成するものである。
【0081】また、スキュー調整回路113の動作は、
上記構成の各差動入力回路(23,23m〜23n)が
差動信号を受けて、シングルエンドの信号を出力し、そ
のシングルエンドの信号が各遅延線生成回路(13m〜
13n)に入力されるものである。
【0082】従って、各差動入力回路(23,23m〜
23n)の出力以降の動作については実施の形態2と同
様である。
【0083】この実施の形態3によると、実施の形態2
に比べ高速動作を可能にすることができる。
【0084】実施の形態4.図7は実施の形態4による
スキュー調整回路のブロック図である。図7を参照し
て、このスキュー調整回路115は、1段当たりの遅延
量が等しい遅延素子を複数有する各遅延線生成回路(1
5,15m〜15n)を設ける。
【0085】また、各遅延線生成回路(15,15m〜
15n)は各チャネル毎に配置され、例えば、基準チャ
ネル信号Ch1用の遅延線生成回路15の最終段の遅延
素子の出力が基準チャネル信号Ch1のスキュー調整後
の信号Ch1`となる。
【0086】また、遅延線生成回路15以外の各遅延線
生成回路(15m〜15n)には、遅延線生成回路15
の出力がクロック入力され、各遅延線生成回路(15m
〜15n)毎のTAP出力がデータ入力される各FF回
路(35m1〜35mn,…,35n1〜35nn)を
設ける。
【0087】また、各FF回路(35m1〜35mn,
…,35n1〜35nn)の出力が入力される各デコー
ダ回路(55m〜55n)を設ける。
【0088】また、スキューモード信号がクロック信号
となり、各デコーダ回路(55m〜55n)の出力がデ
ータ入力となる各ラッチ回路(85m〜85n)を設け
る。
【0089】また、各ラッチ回路(85m〜85n)の
出力が制御信号として入力され、各遅延線生成回路(1
5m〜15n)毎のTAP出力が入力されて、各チャネ
ル信号(Chm〜Chn)のスキュー調整後の信号(C
hm`〜Chn`)を出力する各セレクタ回路(75m
〜75n)を設ける。
【0090】さらに、各チャネル毎に配置され、外部
(スキュー調整回路115以外)からの差動対のチャネ
ル信号が入力され、各遅延線生成回路(15,15m〜
15n)の各遅延素子が構成される各差動入力回路(2
5,25m〜25n)を有する各差動遅延線生成回路
(45,45m〜45n)を設けることにより構成す
る。
【0091】また、図8は例えば、差動遅延線生成回路
45の構成図である。図8を参照して、この差動遅延線
生成回路45は、一方の端子がVccに接続する各抵抗
(69a,69b〜69n)と、ドレインが抵抗69a
の他方の端子に接続し、ゲートがプラス入力端子に接続
するNMOS63aとを設ける。
【0092】また、一方の端子がVccに接続する各抵
抗(68a,68b〜68n)と、ドレインが抵抗68
aの他方の端子に接続し、ゲートがマイナス入力端子に
接続する各NMOS64aとを設ける。
【0093】また、ソースがGNDに接続し、ドレイン
が各NMOS(63a,63b〜63n),(64a,
64b〜64n)のソースと接続する各NMOS(65
a,65b〜65n)と、一方の端子がVccに接続す
る抵抗67aと、ソースがGNDに接続し、ドレインが
抵抗67aの他方の端子に接続し、ゲートが各NMOS
(65a,65b〜65n)のゲートと接続するNMO
S66aとを設ける。またNMOS66aのドレインは
ゲートとも接続している。
【0094】また、NMOS63bのゲートはNMOS
63aのドレインに接続し、以下NMOS63nのゲー
トもNMOS63(n−1)のドレインに接続してい
る。
【0095】また、NMOS64bのゲートはNMOS
64aのドレインに接続し、以下NMOS64nのゲー
トもNMOS64(n−1)のドレインに接続してい
る。
【0096】また、その他の各差動遅延線生成回路(4
5m〜45n)も同様の構成をしている。
【0097】即ち、このスキュー調整回路115は遅延
線生成回路においても差動入力回路を適用するものであ
り、高速データ伝送システムに使用されるLVDS等の
差動伝送に対応できるようなシステムを構成するもので
ある。
【0098】また、スキュー調整回路115の動作は、
各差動遅延線生成回路(45,45m〜45n)の各遅
延素子がオペアンプ回路で構成され、プラス及びマイナ
スの入力の差電圧を増幅して出力するため、信号線に外
部ノイズが入っても差電圧を感知するので精度よく遅延
線を生成することが可能である。
【0099】また、インバータ型の遅延素子に比較して
フル振幅しないので高速に動作することが可能である。
【0100】この実施の形態4によると、低ノイズで高
速にスキュー調整回路を動作することができる。
【0101】実施の形態5.図9は実施の形態5による
スキュー調整回路のブロック図である。図9を参照し
て、このスキュー調整回路117は、1段当たりの遅延
量が等しい遅延素子を複数有する各遅延線生成回路(1
7,17m〜17n)を設ける。
【0102】また、各遅延線生成回路(17,17m〜
17n)は各チャネル毎に配置され、例えば、基準チャ
ネル信号Ch1用の遅延線生成回路17の最終段の遅延
素子の出力が基準チャネル信号Ch1のスキュー調整後
の信号Ch1`となる。
【0103】また、遅延線生成回路17以外の各遅延線
生成回路(17m〜17n)には、遅延線生成回路17
の出力がクロック入力され、各遅延線生成回路(17m
〜17n)毎のTAP出力がデータ入力される各FF回
路(37m1〜37mn,…,37n1〜37nn)を
設ける。
【0104】また、各FF回路(37m1〜37mn,
…,37n1〜37nn)の出力が入力される各デコー
ダ回路(57m〜57n)を設ける。
【0105】また、スキューモード信号がクロック信号
となり、各デコーダ回路(57m〜57n)の出力がデ
ータ入力となる各ラッチ回路(87m〜87n)を設け
る。
【0106】また、各ラッチ回路(87m〜87n)の
出力が制御信号として入力され、各遅延線生成回路(1
7m〜17n)毎のTAP出力が入力されて、各チャネ
ル信号(Chm〜Chn)のスキュー調整後の信号(C
hm`〜Chn`)を出力する各セレクタ回路(77m
〜77n)を設ける。
【0107】さらに、各チャネル毎に配置され、外部
(スキュー調整回路117以外)からの差動対のチャネ
ル信号が入力され、各遅延線生成回路(17,17m〜
17n)に出力する各差動入力回路(27,27m〜2
7n)を設けることにより構成する。
【0108】また、図10は例えば、遅延線生成回路1
7の構成図である。図10を参照して、この遅延線生成
回路17は、一方の端子がVccに接続する抵抗R1
と、一方の端子が抵抗R1の他方の端子に接続する抵抗
R2と、一方の端子が抵抗R2の他方の端子に接続し、
他方の端子がGNDに接続する抵抗R3とを有する遅延
調整部41を設ける。
【0109】また、ソースがVccに接続し、ゲートが
抵抗R1及びR2の接続点に接続する各PMOS(M1
a,M1b〜M1n)を設ける。
【0110】また、各PMOS(M1a,M1b〜M1
n)のドレインに接続する各バイアス回路(Ba,Bb
〜Bn)を設ける。
【0111】また、ソースがGNDに接続し、ドレイン
が各バイアス回路(Ba,Bb〜Bn)に接続する各N
MOS(M2a,M2b〜M2n)を設けることにより
構成する。
【0112】また、その他の各遅延線生成回路(17m
〜17n)も同様の構成をしている。
【0113】従って、1ビット程度のスキュー値を補正
できる高速データ伝送システムに使用されるLVDS等
の差動伝送に対応できるようなシステムを構成するもの
である。
【0114】また、スキュー調整回路117の動作は、
各遅延線生成回路(17m〜17n)自体の遅延を設定
する抵抗分圧により設定される遅延量設定電圧で、各遅
延線生成回路(17m〜17n)の遅延量が決定され
る。遅延量設定電圧のみで各遅延線生成回路(17m〜
17n)の遅延量を決定するには、各PMOS(M1
a,M1b〜M1n)及び各NMOS(M2a,M2b
〜M2n)が飽和領域にバイアスされていることが必要
である。
【0115】この実施の形態5によると、遅延線生成回
路自体の遅延が大きくなるように制御することで、基準
チャネル信号Ch1からスキュー調整後の信号Ch1`
の間の遅延量を大きくすることが可能となる。即ち、ス
キュー調整後の信号Ch1`がスキュー調整の基準信号
となるため、調整可能なスキュー範囲を大きくできる。
【0116】実施の形態6.図11は実施の形態6によ
るスキュー調整回路のブロック図である。図11を参照
して、このスキュー調整回路118は、1段当たりの遅
延量が等しい遅延素子を複数有する各遅延線生成回路
(18,18m〜18n)を設ける。
【0117】また、各遅延線生成回路(18,18m〜
18n)はその他の実施の形態の各遅延線生成回路に比
べて遅延素子の数を増加させて遅延量調整幅を大きく持
たせる。
【0118】また、各遅延線生成回路(18,18m〜
18n)は各チャネル毎に配置され、例えば、基準チャ
ネル信号Ch1用の遅延線生成回路18の最終段の遅延
素子の出力が基準チャネル信号Ch1のスキュー調整後
の信号Ch1`となる。
【0119】また、遅延線生成回路18以外の各遅延線
生成回路(18m〜18n)には、遅延線生成回路18
の出力がクロック入力され、各遅延線生成回路(18m
〜18n)毎のTAP出力がデータ入力される各FF回
路(38m1〜38mn,…,38n1〜38nn)を
設ける。
【0120】また、各FF回路(38m1〜38mn,
…,38n1〜38nn)はその他の実施の形態の各F
F回路に比べて遅延素子の数の増加分だけFF回路の数
を増加させて遅延量調整幅を大きく持たせる。
【0121】また、各FF回路(38m1〜38mn,
…,38n1〜38nn)の出力が入力される各デコー
ダ回路(58m〜58n)を設ける。
【0122】また、スキューモード信号がクロック信号
となり、各デコーダ回路(58m〜58n)の出力がデ
ータ入力となる各ラッチ回路(88m〜88n)を設け
る。
【0123】また、各ラッチ回路(88m〜88n)の
出力が制御信号として入力され、各遅延線生成回路(1
8m〜18n)毎のTAP出力が入力されて、各チャネ
ル信号(Chm〜Chn)のスキュー調整後の信号(C
hm`〜Chn`)を出力する各セレクタ回路(78m
〜78n)を設ける。
【0124】さらに、各チャネル毎に配置され、外部
(スキュー調整回路118以外)からの差動対のチャネ
ル信号が入力され、各遅延線生成回路(18,18m〜
18n)に出力する各差動入力回路(28,28m〜2
8n)を設けることにより構成する。
【0125】従って、1ビットパターンの1/5程度の
ステップでスキュー調整できる高速データ伝送システム
に使用されるLVDS等の差動伝送に対応できるような
システムを構成するものである。
【0126】また、スキュー調整回路118の動作は、
スキュー調整回路の機能における各チャネル間のばらつ
きが、どれくらいのステップで調整が可能であるかとい
う最小ピッチであるスキュー値の調整ステップが小さい
ほど微調整が可能な回路となるため、各遅延線生成回路
(18,18m〜18n)の遅延素子の数を増加させる
ものである。
【0127】また、各遅延線生成回路(18,18m〜
18n)自体の数を増加させることで、デコーダ回路が
選択できる遅延線の本数が増加するため、調整可能なピ
ッチを小さくできる。
【0128】また、各遅延線生成回路(18,18m〜
18n)自体の数を増加させる分、各FF回路(38m
1〜38mn,…,38n1〜38nn)の数も増加す
ることが必要である。
【0129】この実施の形態6によると、スキューの微
調整が可能なスキュー調整回路を得ることができる。
【0130】実施の形態7.図12は実施の形態7によ
るスキュー調整回路のブロック図である。図12を参照
して、このスキュー調整回路1000は、各チャネル毎
に配置され、1段当たりの遅延量が等しい遅延素子を複
数有する各遅延線生成回路(100〜100m)を設け
る。
【0131】また、図12は多数のチャネル間スキュー
調整ではなく、2本のチャネル間のスキュー調整回路に
ついて示す。また、全てのチャネルの入力段には位相比
較器が配置される。
【0132】例えば、基準チャネル信号Ch1が基準信
号として入力され、各チャネル信号も入力される位相比
較器300を設ける。
【0133】また、位相比較器300のUp信号が入力
されるチャージポンプ回路200と、チャージポンプ回
路200の出力が入力されるフィルタ回路600と、フ
ィルタ回路600の出力がアナログ入力となり、基準チ
ャネル信号Ch1がクロック信号として入力されるアナ
ログデジタルコンバータ(以下、ADCと示す。)90
0とを設ける。
【0134】また、ADC900の出力が入力されるデ
コーダ回路500と、スキューモード信号がクロック信
号となり、デコーダ回路500の出力がデータ入力とな
るラッチ回路800とを設ける。
【0135】また、ラッチ回路800の出力が制御信号
として入力され、遅延線生成回路100のTAP出力が
入力されて、基準チャネル信号Ch1のスキュー調整後
の信号Ch1`を出力するセレクタ回路700を設け
る。
【0136】また、位相比較器300のDown信号が
入力されるチャージポンプ回路200mを設ける。
【0137】また、チャージポンプ回路200mの出力
が入力されるフィルタ回路600mと、フィルタ回路6
00mの出力がアナログ入力となり、基準チャネル信号
Ch1がクロック信号として入力されるADC900m
とを設ける。
【0138】また、ADC900mの出力が入力される
デコーダ回路500mと、スキューモード信号がクロッ
ク信号となり、デコーダ回路500mの出力がデータ入
力となるラッチ回路800mとを設ける。
【0139】また、ラッチ回路800mの出力が制御信
号として入力され、遅延線生成回路100mのTAP出
力が入力されて、チャネル信号Chmのスキュー調整後
の信号Chm`を出力するセレクタ回路700mを設け
ることにより構成する。
【0140】また、スキュー調整回路1000の動作
は、全てのチャネルの入力段には各位相比較器(300
〜300m)が配置され、この各位相比較器(300〜
300m)は一方の基準信号入力として基準チャネル信
号Ch1が入力され、他方の入力として各チャネル信号
が入力される。
【0141】また、各位相比較器(300〜300m)
は基準チャネル信号Ch1及び他方のチャネル信号Ch
mとの位相がどれだけずれているかを検知する回路とし
て機能する。
【0142】例えば、基準チャネル信号Ch1に比べて
チャネル信号Chmの位相が遅れている場合、スキュー
量に応じたUp信号を出力する。また、基準チャネル信
号Ch1に比べてチャネル信号Chmの位相が進んでい
る場合、スキュー量に応じたDown信号を出力する。
【0143】また、位相比較器300で得られる遅延情
報はチャージポンプ回路200,200mに入力され、
遅延情報を電流情報に変換する。
【0144】また、チャージポンプ回路200,200
mの出力はフィルタ回路600,600mに入力され、
電流情報を電圧情報に変換する。
【0145】また、電圧情報に変換されたスキュー情報
はADC900,900mに入力され、アナログ電圧を
デジタル情報に変換する。
【0146】さらに、ADC900,900mによって
デジタル化された遅延情報はデコーダ回路500,50
0mに入力される。
【0147】また、図13はスキュー調整回路1000
のタイミングチャートである。図13を参照して、スキ
ューモード信号が“L”のときスキュー調整期間とす
る。また、ラッチ回路800,800mを“L”スルー
“H”ラッチとするとき、スキューモード信号が“L”
の期間はデコーダ回路500,500mの出力信号がス
ルーでセレクタ回路700,700mの制御端子に入力
される。この期間は常にスキュー調整が行われる。
【0148】また、この期間はスキュー調整が可能なよ
うに立ち上がりエッジのイベントが同じタイミングで発
生する信号を受信側ICに送信することが必要である。
【0149】例えば、基準チャネル信号Ch1に比べて
他方のチャネル信号Chmの位相が遅れている場合、即
ち、Up信号を出力するときは基準となる基準チャネル
信号Ch1をスキュー差に対応した分だけ遅延線生成回
路100によって遅延する。
【0150】このとき、他方のチャネル信号Chmは遅
延線生成回路100mによって遅延を与えずに出力す
る。即ち、スキューを調整したいチャネル信号に基準と
なる基準チャネル信号Ch1の位相を合わせることにな
る。
【0151】また、基準チャネル信号Ch1に比べて他
方のチャネル信号Chmの位相が進んでいる場合、即
ち、Down信号を出力するときはスキューを調整した
いチャネルの信号をスキュー差に対応した分だけ遅延線
生成回路100mによって遅延する。
【0152】このとき、基準チャネル信号Ch1は遅延
線生成回路によって遅延を与えずに出力する。
【0153】この実施の形態7によると、スキューの調
整が容易なスキュー調整回路を得ることができる。
【0154】実施の形態8.図14は実施の形態8によ
るスキュー調整回路のブロック図である。図14を参照
して、このスキュー調整回路1010は、各チャネル毎
に配置され、1段当たりの遅延量が等しい遅延素子を複
数有する各遅延線生成回路(110〜110m)を設け
る。
【0155】また、図14は多数のチャネル間スキュー
調整ではなく、2本のチャネル間のスキュー調整回路に
ついて示す。また、全てのチャネルの入力段には位相比
較器が配置される。
【0156】例えば、基準チャネル信号Ch1が基準信
号として入力され、その他のチャネル信号も入力される
位相比較器310を設ける。
【0157】また、位相比較器310のUp信号が入力
されるチャージポンプ回路210と、チャージポンプ回
路210の出力が入力されるフィルタ回路610と、フ
ィルタ回路610の出力がアナログ入力となり、基準チ
ャネル信号Ch1がクロック信号として入力されるAD
C910とを設ける。
【0158】また、ADC910の出力が入力されるデ
コーダ回路510と、スキューモード信号がクロック信
号となり、デコーダ回路510の出力がデータ入力とな
るラッチ回路810とを設ける。
【0159】また、ラッチ回路810の出力が制御信号
として入力され、遅延線生成回路110のTAP出力が
入力されて、基準チャネル信号Ch1のスキュー調整後
の信号Ch1`を出力するセレクタ回路710を設け
る。
【0160】また、位相比較器310のDown信号が
入力されるチャージポンプ回路210mを設ける。
【0161】また、チャージポンプ回路210mの出力
が入力されるフィルタ回路610mと、フィルタ回路6
10mの出力がアナログ入力となり、基準チャネル信号
Ch1がクロック信号として入力されるADC910m
とを設ける。
【0162】また、ADC910mの出力が入力される
デコーダ回路510mと、スキューモード信号がクロッ
ク信号となり、デコーダ回路510mの出力がデータ入
力となるラッチ回路810mとを設ける。
【0163】また、ラッチ回路810mの出力が制御信
号として入力され、遅延線生成回路110mのTAP出
力が入力されて、チャネル信号Chmのスキュー調整後
の信号Chm`を出力するセレクタ回路710mを設け
る。
【0164】さらに、各チャネル毎に配置され、外部
(スキュー調整回路1010以外)からの差動対のチャ
ネル信号が入力され、各遅延線生成回路(110〜11
0m)に出力する各差動入力回路(201〜201m)
を設けることにより構成する。
【0165】即ち、このスキュー調整回路1010は差
動入力回路を具備するチャネル間スキュー調整回路であ
り、LVDS等の差動インターフェースにも対応できる
ようなシステムを構成するものである。
【0166】また、スキュー調整回路1010の動作
は、上記構成の各差動入力回路(201〜201m)が
差動信号を受けて、シングルエンドの信号を出力し、そ
のシングルエンドの信号が各遅延線生成回路(110〜
110m)に入力されるものである。
【0167】従って、各差動入力回路(201〜201
m)の出力以降の動作については実施の形態7と同様で
ある。
【0168】この実施の形態8によると、実施の形態7
に比べ高速動作を可能にすることができる。
【0169】実施の形態9.また、実施の形態9による
スキュー調整回路1011は図14の各遅延線生成回路
(110〜110m)の各遅延素子を差動回路で構成す
るものである(図示せず。)。
【0170】また、スキュー調整回路1011の動作
は、各差動遅延線生成回路(110〜110m)の各遅
延素子がオペアンプ回路で構成され、プラス及びマイナ
スの入力の差電圧を増幅して出力するため、信号線に外
部ノイズが入っても差電圧を感知するので精度よく遅延
線を生成することが可能である。
【0171】また、インバータ型の遅延素子に比較して
フル振幅しないので高速に動作することが可能である。
【0172】この実施の形態9によると、低ノイズで高
速にスキュー調整回路を動作することができる。
【0173】実施の形態10.また、実施の形態10に
よるスキュー調整回路1111は図14の各遅延線生成
回路(110〜110m)に図10と同様のバイアス回
路を設けて、各遅延素子の遅延量を大きくするものであ
る(図示せず。)。
【0174】従って、1ビット程度のスキュー値を補正
できる高速データ伝送システムに使用されるLVDS等
の差動伝送に対応できるようなシステムを構成するもの
である。
【0175】また、スキュー調整回路1111の動作
は、各遅延線生成回路(110〜110m)自体の遅延
を設定する抵抗分圧により設定される遅延量設定電圧
で、各遅延線生成回路(110〜110m)の遅延量が
決定される。遅延量設定電圧のみで各遅延線生成回路
(110〜110m)の遅延量を決定するには、図10
における各PMOS(M1a,M1b〜M1n)及び各
NMOS(M2a,M2b〜M2n)が飽和領域にバイ
アスされていることが必要である。
【0176】この実施の形態10によると、遅延線生成
回路自体の遅延が大きくなるように制御することで、さ
らに基準チャネル信号Ch1からスキュー調整後の信号
Ch1`の間の遅延量を大きくすることが可能となる。
即ち、スキュー調整後の信号Ch1`がスキュー調整の
基準信号となるため、調整可能なスキュー範囲を大きく
できる。
【0177】実施の形態11.図15は実施の形態11
によるスキュー調整回路のブロック図である。図15を
参照して、このスキュー調整回路1030は、各チャネ
ル毎に配置され、1段当たりの遅延量が等しい遅延素子
を複数有する各遅延線生成回路(130〜130m)を
設ける。
【0178】また、図15は多数のチャネル間スキュー
調整ではなく、2本のチャネル間のスキュー調整回路に
ついて示す。また、全てのチャネルの入力段には位相比
較器が配置される。
【0179】例えば、基準チャネル信号Ch1が基準信
号として入力され、その他のチャネル信号信号も入力さ
れる位相比較器330を設ける。
【0180】また、位相比較器330のUp信号が入力
されるチャージポンプ回路220と、チャージポンプ回
路230の出力が入力されるフィルタ回路630と、フ
ィルタ回路630の出力がアナログ入力となり、基準チ
ャネル信号Ch1がクロック信号として入力されるAD
C930とを設ける。
【0181】また、ADC930の出力が入力されるデ
コーダ回路530と、スキューモード信号がクロック信
号となり、デコーダ回路530の出力がデータ入力とな
るラッチ回路830とを設ける。
【0182】また、ラッチ回路830の出力が制御信号
として入力され、遅延線生成回路130のTAP出力が
入力されて、基準チャネル信号Ch1のスキュー調整後
の信号Ch1`を出力するセレクタ回路730を設け
る。
【0183】また、位相比較器330のDown信号が
入力されるチャージポンプ回路230mを設ける。
【0184】また、チャージポンプ回路230mの出力
が入力されるフィルタ回路630mと、フィルタ回路6
30mの出力がアナログ入力となり、基準チャネル信号
Ch1がクロック信号として入力されるADC930m
とを設ける。
【0185】また、ADC930mの出力が入力される
デコーダ回路530mと、スキューモード信号がクロッ
ク信号となり、デコーダ回路530mの出力がデータ入
力となるラッチ回路830mとを設ける。
【0186】また、ラッチ回路830mの出力が制御信
号として入力され、遅延線生成回路130mのTAP出
力が入力されて、チャネル信号Chmのスキュー調整後
の信号Chm`を出力するセレクタ回路730mを設け
る。
【0187】さらに、各チャネル毎に配置され、外部
(スキュー調整回路1030以外)からの差動対のチャ
ネル信号が入力され、各遅延線生成回路(130〜13
0m)に出力する各差動入力回路(211〜211m)
を設けることにより構成する。
【0188】従って、1ビットパターンの1/5程度の
ステップでスキュー調整できる高速データ伝送システム
に使用されるLVDS等の差動伝送に対応できるような
システムを構成するものである。
【0189】また、スキュー調整回路1030の動作
は、スキュー調整回路の機能における各チャネル間のば
らつきが、どれくらいのステップで調整が可能であるか
という最小ピッチであるスキュー値の調整ステップが小
さいほど微調整が可能な回路となるため、各遅延線生成
回路(130〜130m)の遅延素子の数を増加させる
ものである。
【0190】また、各遅延線生成回路(130〜130
m)自体の数を増加させることで、デコーダ回路が選択
できる遅延線の本数が増加するため、調整可能なピッチ
を小さくできる。
【0191】この実施の形態11によると、スキュー調
整ステップを増加させることが可能なスキュー調整回路
を得ることができる。
【0192】
【発明の効果】この発明に係るスキュー調整回路は、チ
ャネル毎に配置され、1段当たりの遅延量が等しい遅延
素子を複数有する複数の遅延線生成回路を設ける。
【0193】また、基準チャネル信号に対応する複数の
遅延線生成回路の内の1つの最終段の遅延素子の出力が
クロック入力され、各々その他の複数の遅延線生成回路
のTAP出力がデータ入力される複数のFF回路を設け
る。
【0194】また、各々の複数のFF回路の出力が入力
される複数のデコーダ回路と、各々の複数のデコーダ回
路の出力が制御信号として入力され、各々の複数の遅延
線生成回路のTAP出力が入力されて、スキュー調整後
の信号を出力する複数のセレクタ回路とを備えるので、
各チャネル信号(Chm〜Chn)を基準チャネル信号
Ch1のスキュー調整後の信号Ch1`に合わせるた
め、高速データ伝送システムに使用されるLVDS等の
1ビットデータ時間以内のスキューを補正できる。
【0195】また、デコーダ回路の出力がそのままセレ
クタ回路の制御信号に接続されているため、受信データ
が入力される毎にその遅延量の最適化を図ることができ
る。
【0196】また、スキュー調整期間を設定するスキュ
ーモード信号がクロック信号として入力され、各々複数
のデコーダ回路の出力がデータ入力される複数のラッチ
回路を備える請求項1記載のものであるため、スキュー
調整期間を設定して、その期間のみスキュー調整を行
い、実動作時にはスキュー調整期間で設定される調整結
果を保持するので、さらに遅延量の最適化を図ることが
できる。
【0197】また、チャネル毎に配置され、外部からの
差動対のチャネル信号が入力され、各々複数の遅延線生
成回路に出力する複数の差動入力回路を備える請求項2
記載のものであるので、高速動作を可能にすることがで
きる。
【0198】また、差動入力回路は、ソースが第1の定
電位端子に接続する第1の第1導電型MOSトランジス
タと、ドレインが第1の第1導電型MOSトランジスタ
のドレインに接続し、ゲートがプラス入力端子に接続す
る第1の第2導電型MOSトランジスタとを設ける。
【0199】また、ソースが第1の定電位端子に接続
し、ゲートが第1の第1導電型MOSトランジスタのゲ
ートと接続し、ドレインがゲートと接続する第2の第1
導電型MOSトランジスタを設ける。
【0200】また、ドレインが第2の第1導電型MOS
トランジスタのドレインに接続し、ゲートがマイナス入
力端子に接続する第2の第2導電型MOSトランジスタ
と、ソースが第2の定電位端子に接続し、ドレインが第
1及び第2の第2導電型MOSトランジスタのソースと
接続する第3の第2導電型MOSトランジスタとを設け
る。
【0201】また、一方の端子が第1の定電位端子に接
続する抵抗と、ソースが第2の定電位端子に接続し、ド
レインが抵抗の他方の端子に接続し、ゲートが第3の第
2導電型MOSトランジスタのゲートと接続し、ドレイ
ンはゲートと接続する第4の第2導電型MOSトランジ
スタとを設ける請求項3記載のものであるので、さらに
高速動作を可能にすることができる。
【0202】また、チャネル毎に配置され、外部からの
差動対のチャネル信号が入力され、プラス及びマイナス
の入力の差電圧を増幅して出力する複数の差動遅延線生
成回路を備える請求項3記載のものであるので、信号線
に外部ノイズが入っても差電圧を感知するので精度よく
遅延線を生成することが可能である。
【0203】また、インバータ型の遅延素子に比較して
フル振幅しないので高速に動作することが可能である。
【0204】また、低ノイズで高速にスキュー調整回路
を動作することができる。
【0205】また、差動遅延線生成回路は、遅延素子が
オペアンプ回路で構成される請求項5記載のものである
ので、さらに低ノイズで高速にスキュー調整回路を動作
することができる。
【0206】また、差動遅延線生成回路は、一方の端子
が第1の定電位端子に接続する複数の第1の抵抗と、一
方の端子が第1の定電位端子に接続し、第1の抵抗と対
となる複数の第2の抵抗とを設ける。
【0207】また、ドレインが第1の抵抗の他方の端子
に接続する複数の第1のNMOSトランジスタと、ドレ
インが第2の抵抗の他方の端子に接続する複数の第2の
NMOSトランジスタとを設ける。
【0208】また、ソースが第2の定電位端子に接続
し、ドレインが各々対となる第1及び第1のNMOSの
ソースと接続する複数の第3のNMOSと、一方の端子
が第1の定電位端子に接続する第3の抵抗とを設ける。
【0209】また、ソースが第2の定電位端子に接続
し、ドレインが第3の抵抗の他方の端子に接続し、ゲー
トが第3のNMOSのゲートと接続する第4のNMOS
とを設ける請求項5記載のものであるので、さらに低ノ
イズで高速にスキュー調整回路を動作することができ
る。
【0210】また、遅延線生成回路は、複数のバイアス
回路で構成される請求項3記載のものであるので、遅延
線生成回路自体の遅延が大きくなるように制御すること
で、基準チャネル信号Ch1からスキュー調整後の信号
Ch1`の間の遅延量を大きくすることが可能となる。
即ち、スキュー調整後の信号Ch1`がスキュー調整の
基準信号となるため、調整可能なスキュー範囲を大きく
できる。
【0211】また、遅延線生成回路は、一方の端子が第
1の定電位端子に接続する第1の抵抗と、一方の端子が
第1の抵抗の他方の端子に接続する第2の抵抗と、一方
の端子が第1の抵抗の他方の端子に接続し、他方の端子
が第2の定電位端子に接続する第3の抵抗とを有する遅
延調整部を設ける。
【0212】また、ソースが第1の定電位端子に接続
し、ゲートが第1及び第2の抵抗及びの接続点に接続す
る複数の第1導電型MOSトランジスタと、複数の第1
導電型MOSトランジスタのドレインに各々接続する複
数のバイアス回路とを設ける。
【0213】また、ソースが前記第2の定電位端子に接
続し、ドレインが複数のバイアス回路に各々接続する複
数の第2導電型MOSトランジスタを設ける請求項3記
載のものであるので、さらに調整可能なスキュー範囲を
大きくできる。
【0214】また、遅延線生成回路は、遅延素子及び遅
延素子に対応するFF回路の数を増加して構成される請
求項3記載のものであるので、スキューの微調整が可能
なスキュー調整回路を得ることができる。
【0215】また、チャネル毎に配置され、1段当たり
の遅延量が等しい遅延素子を複数有する複数の遅延線生
成回路と、基準チャネル信号及び各チャネル信号が入力
される複数の位相比較器と、位相比較器のUp信号が入
力される複数の第1のチャージポンプ回路と、第1のチ
ャージポンプ回路の出力が入力される複数の第1のフィ
ルタ回路とを設ける。
【0216】また、第1のフィルタ回路の出力がアナロ
グ入力となり、基準チャネル信号がクロック信号として
入力される複数の第1のADCと、第1のADCの出力
が入力される第1のデコーダ回路とを設ける。
【0217】また、スキューモード信号がクロック信号
となり、第1のデコーダ回路の出力がデータ入力となる
複数の第1のラッチ回路を設ける。
【0218】また、第1のラッチ回路の出力が制御信号
として入力され、遅延線生成回路のTAP出力が入力さ
れて、基準チャネル信号のスキュー調整後の信号を出力
する複数の第1のセレクタ回路を設ける。
【0219】また、位相比較器のDown信号が入力さ
れる複数の第2のチャージポンプ回路と、第2のチャー
ジポンプ回路の出力が入力される複数の第2のフィルタ
回路とを設ける。
【0220】また、第2のフィルタ回路の出力がアナロ
グ入力となり、基準チャネル信号がクロック信号として
入力される複数の第2のADCを設ける。
【0221】また、第2のADCの出力が入力される複
数の第2のデコーダ回路と、スキューモード信号がクロ
ック信号となり、第2のデコーダ回路の出力がデータ入
力となる複数の第2のラッチ回路とを設ける。
【0222】また、第2のラッチ回路の出力が制御信号
として入力され、遅延線生成回路のTAP出力が入力さ
れて、各チャネル信号のスキュー調整後の信号を出力す
る複数の第2のセレクタ回路を備えるので、スキューの
調整が容易なスキュー調整回路を得ることができる。
【0223】また、チャネル毎に配置され、外部からの
差動対のチャネル信号が入力され、各々複数の遅延線生
成回路に出力する複数の差動入力回路を備える請求項1
1記載のものであるので、さらに高速動作を可能にする
ことができる。
【0224】また、チャネル毎に配置され、外部からの
差動対のチャネル信号が入力され、プラス及びマイナス
の入力の差電圧を増幅して出力する複数の差動遅延線生
成回路を備える請求項12記載のものであるので、低ノ
イズで高速にスキュー調整回路を動作することができ
る。
【0225】また、差動遅延線生成回路は、遅延素子が
オペアンプ回路で構成される請求項13記載のものであ
るので、さらに低ノイズで高速にスキュー調整回路を動
作することができる。
【0226】また、遅延線生成回路は、複数のバイアス
回路で構成される請求項12記載のものであるので、さ
らに基準チャネル信号Ch1からスキュー調整後の信号
Ch1`の間の遅延量を大きくすることが可能となる。
【0227】また、さらにスキュー調整後の信号Ch1
`がスキュー調整の基準信号となるため、調整可能なス
キュー範囲を大きくできる。
【0228】また、遅延線生成回路は、遅延素子の数を
増加して構成される請求項12記載のものであるので、
スキュー調整ステップを増加させることが可能なスキュ
ー調整回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるスキュー調整
回路のブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の説明のためのチャ
ネル信号のタイミングチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1によるスキュー調整
回路のチャネル間スキューのタイミングチャートであ
る。
【図4】 この発明の実施の形態2によるスキュー調整
回路のブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるスキュー調整
回路のブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による遅延線生成回
路の構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態4によるスキュー調整
回路のブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による遅延線生成回
路の構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態5によるスキュー調整
回路のブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態5による遅延線生成
回路の構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態6によるスキュー調
整回路のブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態7によるスキュー調
整回路のブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態7によるスキュー調
整回路のタイミングチャートである。
【図14】 この発明の実施の形態8によるスキュー調
整回路のブロック図である。
【図15】 この発明の実施の形態11によるスキュー
調整回路のブロック図である。
【図16】 従来のスキュー調整回路の説明図である。
【符号の説明】
1,1m〜1n 遅延線生成回路 3m1〜3mn,…,3n1〜3nn FF回路 5m〜5n デコーダ回路 7m〜7n セレクタ回路 23,23m〜23n 差動入力回路 41 遅延調整部 45,45m〜45n 差動遅延線生成回路 51m〜51n デコーダ回路 81m〜81n ラッチ回路 61、62 PMOS 63、64 NMOS 65、66 NMOS 67 抵抗 63a,63b〜63n NMOS 64a,64b〜64n NMOS 65a,65b〜65n NMOS 66a NMOS 67a 抵抗 68a,68b〜68n 抵抗 69a,69b〜69n 抵抗 38m1〜38mn,…,38n1〜38nn FF回
路 100〜100m 遅延線生成回路 130〜130m 遅延線生成回路 200、200m チャージポンプ回路 201、201m 差動入力回路 300 位相比較器 600、600m フィルタ回路 500、500m デコーダ回路 700、700m セレクタ回路 800、800m ラッチ回路 900、900m ADC R1、R2、R3 抵抗 M1a,M1b〜M1n PMOS M2a,M2b〜M2n NMOS Ba,Bb〜Bn バイアス回路

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャネル毎に配置され、1段当たりの遅
    延量が等しい遅延素子を複数有する複数の遅延線生成回
    路と、 基準チャネル信号に対応する前記複数の遅延線生成回路
    の内の1つの最終段の遅延素子の出力がクロック入力さ
    れ、各々その他の前記複数の遅延線生成回路のTAP出
    力がデータ入力される複数のFF回路と、 各々の前記複数のFF回路の出力が入力される複数のデ
    コーダ回路と、 各々の前記複数のデコーダ回路の出力が制御信号として
    入力され、各々の前記複数の遅延線生成回路のTAP出
    力が入力されて、スキュー調整後の信号を出力する複数
    のセレクタ回路とを備えるスキュー調整回路。
  2. 【請求項2】 スキュー調整期間を設定するスキューモ
    ード信号がクロック信号として入力され、各々複数のデ
    コーダ回路の出力がデータ入力される複数のラッチ回路
    を備える請求項1記載のスキュー調整回路。
  3. 【請求項3】 チャネル毎に配置され、外部からの差動
    対のチャネル信号が入力され、各々複数の遅延線生成回
    路に出力する複数の差動入力回路を備える請求項2記載
    のスキュー調整回路。
  4. 【請求項4】 差動入力回路は、 ソースが第1の定電位端子に接続する第1の第1導電型
    MOSトランジスタと、 ドレインが前記第1の第1導電型MOSトランジスタの
    ドレインに接続し、ゲートがプラス入力端子に接続する
    第1の第2導電型MOSトランジスタと、 ソースが前記第1の定電位端子に接続し、ゲートが前記
    第1の第1導電型MOSトランジスタのゲートと接続
    し、ドレインがゲートと接続する第2の第1導電型MO
    Sトランジスタと、 ドレインが前記第2の第1導電型MOSトランジスタの
    ドレインに接続し、ゲートがマイナス入力端子に接続す
    る第2の第2導電型MOSトランジスタと、 ソースが第2の定電位端子に接続し、ドレインが第1及
    び第2の第2導電型MOSトランジスタのソースと接続
    する第3の第2導電型MOSトランジスタと、 一方の端子が前記第1の定電位端子に接続する抵抗と、 ソースが前記第2の定電位端子に接続し、ドレインが前
    記抵抗の他方の端子に接続し、ゲートが前記第3の第2
    導電型MOSトランジスタのゲートと接続し、ドレイン
    はゲートと接続する第4の第2導電型MOSトランジス
    タとを設ける請求項3記載のスキュー調整回路。
  5. 【請求項5】 チャネル毎に配置され、外部からの差動
    対のチャネル信号が入力され、プラス及びマイナスの入
    力の差電圧を増幅して出力する複数の差動遅延線生成回
    路を備える請求項3記載のスキュー調整回路。
  6. 【請求項6】 差動遅延線生成回路は、遅延素子がオペ
    アンプ回路で構成される請求項5記載のスキュー調整回
    路。
  7. 【請求項7】 差動遅延線生成回路は、 一方の端子が第1の定電位端子に接続する複数の第1の
    抵抗と、 一方の端子が前記第1の定電位端子に接続し、前記第1
    の抵抗と対となる複数の第2の抵抗と、 ドレインが前記第1の抵抗の他方の端子に接続する複数
    の第1のNMOSトランジスタと、 ドレインが前記第2の抵抗の他方の端子に接続する複数
    の第2のNMOSトランジスタと、 ソースが第2の定電位端子に接続し、ドレインが各々対
    となる前記第1及び第1のNMOSのソースと接続する
    複数の第3のNMOSと、 一方の端子が前記第1の定電位端子に接続する第3の抵
    抗と、 ソースが第2の定電位端子に接続し、ドレインが前記第
    3の抵抗の他方の端子に接続し、ゲートが前記第3のN
    MOSのゲートと接続する第4のNMOSとを設ける請
    求項5記載のスキュー調整回路。
  8. 【請求項8】 遅延線生成回路は、複数のバイアス回路
    で構成される請求項3記載のスキュー調整回路。
  9. 【請求項9】 遅延線生成回路は、 一方の端子が第1の定電位端子に接続する第1の抵抗
    と、 一方の端子が前記第1の抵抗の他方の端子に接続する第
    2の抵抗と、 一方の端子が前記第1の抵抗の他方の端子に接続し、他
    方の端子が第2の定電位端子に接続する第3の抵抗とを
    有する遅延調整部と、 ソースが前記第1の定電位端子に接続し、ゲートが前記
    第1及び第2の抵抗及びの接続点に接続する複数の第1
    導電型MOSトランジスタと、 前記複数の第1導電型MOSトランジスタのドレインに
    各々接続する複数のバイアス回路と、 ソースが前記第2の定電位端子に接続し、ドレインが前
    記複数のバイアス回路に各々接続する複数の第2導電型
    MOSトランジスタとを設ける請求項3記載のスキュー
    調整回路。
  10. 【請求項10】 遅延線生成回路は、遅延素子及び前記
    遅延素子に対応するFF回路の数を増加して構成される
    請求項3記載のスキュー調整回路。
  11. 【請求項11】 チャネル毎に配置され、1段当たりの
    遅延量が等しい遅延素子を複数有する複数の遅延線生成
    回路と、 基準チャネル信号及び各チャネル信号が入力される複数
    の位相比較器と、 前記位相比較器のUp信号が入力される複数の第1のチ
    ャージポンプ回路と、 前記第1のチャージポンプ回路の出力が入力される複数
    の第1のフィルタ回路と、 前記第1のフィルタ回路の出力がアナログ入力となり、
    前記基準チャネル信号がクロック信号として入力される
    複数の第1のADCと、 前記第1のADCの出力が入力される第1のデコーダ回
    路と、 スキューモード信号がクロック信号となり、前記第1の
    デコーダ回路の出力がデータ入力となる複数の第1のラ
    ッチ回路と、 前記第1のラッチ回路の出力が制御信号として入力さ
    れ、前記遅延線生成回路のTAP出力が入力されて、前
    記基準チャネル信号のスキュー調整後の信号を出力する
    複数の第1のセレクタ回路と、 前記位相比較器のDown信号が入力される複数の第2
    のチャージポンプ回路と、 前記第2のチャージポンプ回路の出力が入力される複数
    の第2のフィルタ回路と、 前記第2のフィルタ回路の出力がアナログ入力となり、
    前記基準チャネル信号がクロック信号として入力される
    複数の第2のADCと、 前記第2のADCの出力が入力される複数の第2のデコ
    ーダ回路と、 スキューモード信号がクロック信号となり、前記第2の
    デコーダ回路の出力がデータ入力となる複数の第2のラ
    ッチ回路と、 前記第2のラッチ回路の出力が制御信号として入力さ
    れ、前記遅延線生成回路のTAP出力が入力されて、前
    記各チャネル信号のスキュー調整後の信号を出力する複
    数の第2のセレクタ回路とを備えるスキュー調整回路。
  12. 【請求項12】 チャネル毎に配置され、外部からの差
    動対のチャネル信号が入力され、各々複数の遅延線生成
    回路に出力する複数の差動入力回路を備える請求項11
    記載のスキュー調整回路。
  13. 【請求項13】 チャネル毎に配置され、外部からの差
    動対のチャネル信号が入力され、プラス及びマイナスの
    入力の差電圧を増幅して出力する複数の差動遅延線生成
    回路を備える請求項12記載のスキュー調整回路。
  14. 【請求項14】 差動遅延線生成回路は、遅延素子がオ
    ペアンプ回路で構成される請求項13記載のスキュー調
    整回路。
  15. 【請求項15】 遅延線生成回路は、複数のバイアス回
    路で構成される請求項12記載のスキュー調整回路。
  16. 【請求項16】 遅延線生成回路は、遅延素子の数を増
    加して構成される請求項12記載のスキュー調整回路。
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