JP2002134463A - 基板乾燥装置 - Google Patents

基板乾燥装置

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JP2002134463A
JP2002134463A JP2000323715A JP2000323715A JP2002134463A JP 2002134463 A JP2002134463 A JP 2002134463A JP 2000323715 A JP2000323715 A JP 2000323715A JP 2000323715 A JP2000323715 A JP 2000323715A JP 2002134463 A JP2002134463 A JP 2002134463A
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substrate
processing tank
liquid
infrared
inert gas
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Masako Kondo
雅子 近藤
Hidehiko Ozaki
秀彦 尾崎
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機物汚染が発生することなくかつ廃液処理
が不要であるとともに、ウォーターマークの形成および
自然酸化膜の成長を防止しつつ基板を十分に乾燥させる
ことができる基板乾燥装置を提供することである。 【解決手段】 チャンバ2内に供給するN2 ガスの流量
を高流量に切り替え、キャリア4に保持されたウエハ1
00を処理槽3内に導入し、純水で洗浄する。ハロゲン
ランプ7をオンにし、処理槽3内の気液界面に1.3μ
m〜3.0μmの波長領域の赤外線を照射する。キャリ
ア4を一定速度で上昇させ、ウエハ100を処理槽3内
の純水から徐々に引き上げる。このとき、N2 ガスの流
量を高流量に保ち、処理槽3内の純水からN2 雰囲気中
に現れるウエハ100の部分にハロゲンランプ7により
発生された赤外線を照射することにより、ウエハ100
の表面を乾燥させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板を液体により
処理した後に乾燥させる基板乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンウエハ、化合物半導体ウエハ、
ガラス基板等の基板に種々の薬液処理を行った後には、
基板を洗浄槽に導入して純水により洗浄している。洗浄
後、その基板を洗浄槽内の純水から低速で引き上げるこ
とにより、水分が気液界面より上昇することを防止し、
基板を乾燥させることができる。
【0003】しかし、このような基板の乾燥方法では、
乾燥が不十分となり、基板の表面に水滴が残存する。基
板の表面に残存した水滴は酸素雰囲気下でウォーターマ
ークを形成する。
【0004】そこで、チャンバ内に洗浄槽を配置し、チ
ャンバ内をイソプロピルアルコールの蒸気を含む窒素雰
囲気にする。この状態で基板を洗浄槽から低速で引き上
げ、基板の表面においてイソプロピルアルコールを凝縮
させることにより、イソプロピルアルコールで水分を置
換する方法が提案されている。この方法では、基板の引
き上げ終了後に、基板の表面のイソプロピルアルコール
を乾燥させるためにチャンバを減圧状態にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の乾燥方法では、有機溶媒であるイソプロピルアル
コールを用いているために、有機物汚染が発生するとと
もに、廃液処理が必要となる。
【0006】本発明の目的は、有機物汚染が発生するこ
となくかつ廃液処理が不要であり、ウォーターマークの
形成および自然酸化膜の成長を防止しつつ基板を十分に
乾燥させることができる基板乾燥装置を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明に係る基板乾燥装置は、基板に所定の処理を行うた
めの液体を収容する処理槽と、処理槽の周囲の空間を取
り囲む筐体と、筐体内に不活性ガスを供給する不活性ガ
ス供給手段と、基板を保持し、筐体の処理槽内の液体中
に基板を導入するとともに、処理槽内の液体から基板を
引き上げる基板保持手段と、処理槽内で基板保持手段に
より処理槽内の液体から引き上げられる基板に赤外線を
照射する赤外線照射手段と、不活性ガス供給手段により
筐体内に不活性ガスを供給しつつ、基板保持手段により
処理槽内の液体から基板を引き上げるとともに、処理槽
内の液体から引き上げられる基板に赤外線照射手段によ
りに赤外線を照射するように、不活性ガス供給手段、基
板保持手段および赤外線照射手段を制御する制御手段と
を備えたものである。
【0008】本発明に係る基板乾燥装置においては、基
板に所定の処理を行うための液体が処理槽内に収容さ
れ、処理槽の周囲の空間が筐体により取り囲まれてい
る。基板の処理時には、基板が基板保持手段により保持
された状態で処理槽内の液体中に導入される。基板の処
理後に、基板保持手段により処理槽内の液体から基板が
引き上げられる。処理槽内の液体から基板が引き上げら
れている間には、不活性ガス供給手段により筐体内に不
活性ガスが供給されるとともに、処理槽内の液体から引
き上げられる基板に赤外線照射手段により赤外線が照射
される。
【0009】それにより、処理槽内の液体から引き上げ
られる基板の表面を赤外線のエネルギーにより十分に乾
燥させることができる。このとき、処理槽内の液体から
引き上げられる基板の表面が空気に晒されずに不活性ガ
スの雰囲気中にあるので、基板の表面にウォーターマー
クが形成されることが防止されるとともに、基板の表面
に自然酸化膜が成長することが防止される。また、有機
溶媒を用いていないので、有機物汚染の発生が防止され
るとともに、廃液処理が不要となる。
【0010】第2の発明に係る基板乾燥装置は、第1の
発明に係る基板乾燥装置の構成において、赤外線照射手
段は、処理槽内の液体と筐体内に供給された不活性ガス
との界面を含む領域に赤外線を照射するように配置され
たものである。
【0011】この場合、赤外線照射手段により処理槽内
の液体と筐体内に供給された不活性ガスとの界面を含む
領域に赤外線が照射されるので、処理槽内の液体から引
き上げられる基板の表面が即時に乾燥する。したがっ
て、基板を効率的に乾燥させることができる。
【0012】第3の発明に係る基板乾燥装置は、第1ま
たは第2の発明に係る基板乾燥装置の構成において、赤
外線照射手段は、液体における光の吸収率が基板におけ
る光の吸収率よりも高くなる波長領域の赤外線を発生す
るものである。
【0013】この場合、赤外線照射手段により発生され
る赤外線が基板に比べて液体に十分に吸収されるので、
基板を加熱することなく基板の表面に付着した液体のみ
を選択的に加熱することができる。それにより、ウォー
ターマークの形成および自然酸化膜の成長を十分に防止
しつつ基板の表面を効率的かつ十分に乾燥させることが
できる。
【0014】第4の発明に係る基板乾燥装置は、第1〜
第3のいずれかの発明に係る基板乾燥装置の構成におい
て、基板はシリコンを含む材料からなり、赤外線照射手
段はほぼ1.3μmからほぼ3.0μmまでの波長領域
の赤外線を発生するものである。
【0015】この場合、シリコンを含む材料からなる基
板においては、ほぼ1.3μmからほぼ3.0μmまで
の波長領域での光の吸収率がほぼ0に近く、液体におい
ては、ほぼ1.3μmからほぼ3.0μmまでの波長領
域での光の吸収率がほぼ100%に近いため、このよう
な波長領域の赤外線は基板にほとんど吸収されることな
く液体に吸収される。
【0016】それにより、基板を加熱することなく液体
のみを選択的に加熱することができる。したがって、基
板の表面にウォーターマークが形成されることをさらに
十分に防止することができるとともに、自然酸化膜の成
長をさらに十分に防止することができる。
【0017】第5の発明に係る基板乾燥装置は、第4の
発明に係る基板乾燥装置の構成において、赤外線照射手
段はハロゲンランプを含むものである。
【0018】ハロゲンランプは、ほぼ1.3μmからほ
ぼ3.0μmまでの波長領域の赤外線を効率的に発生す
ることができる。したがって、基板の表面にウォーター
マークが形成されることをさらに十分に防止することが
できるとともに、自然酸化膜の成長をさらに十分に防止
することができる。
【0019】第6の発明に係る基板乾燥装置は、第1〜
第5のいずれかの発明に係る基板乾燥装置の構成におい
て、所定の処理は洗浄処理であり、液体は洗浄水である
ものである。
【0020】処理槽内の洗浄水により基板が洗浄され、
洗浄された基板が処理槽内の洗浄水から引き上げられつ
つ乾燥される。この場合、洗浄された基板の表面にウォ
ーターマークが形成されることなくかつ自然酸化膜が成
長することなく基板を十分に乾燥させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態にお
ける基板乾燥装置を正面から見た縦断面図である。ま
た、図2は図1の基板乾燥装置を側面から見た縦断面図
である。
【0022】図1および図2の基板乾燥装置1はチャン
バ2を備える。チャンバ2内には純水を用いた洗浄処理
を行う処理槽3が設けられている。本実施の形態では、
処理槽3において、基板としてシリコンからなるウエハ
100が純水を用いて洗浄される。
【0023】チャンバ2内の処理槽3の上方には、1ま
たは複数のウエハ100を保持するキャリア4が上下方
向に移動可能に配設されている。また、チャンバ2内に
は駆動ロボット6が設けられている。キャリア4は、支
持部材5を介して駆動ロボット6に取り付けられてい
る。駆動ロボット6は、支持部材5を介してキャリア4
を矢印Yで示すように上下方向に駆動する。
【0024】チャンバ2内において、処理槽3内の気液
界面を含む領域に両側方から赤外線を照射するように1
対のハロゲンランプ7が配設されている。ハロゲンラン
プ7は、1.3μm〜3.0μmの波長領域の赤外線を
発生する。チャンバ2の上部開口には蓋12が開閉自在
に設けられている。
【0025】チャンバ2内の上部には、一対の不活性ガ
ス供給管8が配設されている。不活性ガス供給管8には
複数の供給孔9が形成されている。不活性ガス供給管8
の一端には配管10の一端が取り付けられ、配管10の
他端はチャンバ2の外部に取り出されている。配管10
にはバルブ11が介挿されている。
【0026】本実施の形態では、不活性ガスとしてN2
(窒素)ガスが配管10および不活性ガス供給管8を介
して供給孔9からチャンバ2内に供給される。
【0027】駆動ロボット6の動作、ハロゲンランプ7
のオンオフ、バルブ11の流量調整および蓋12の開閉
は、制御ユニット20により制御される。
【0028】次に、図3および図4を参照しながら図1
および図2の基板乾燥装置1の動作を説明する。図3は
図1の制御ユニット20の制御動作を示すフローチャー
トである。また、図4は図1および図2の基板乾燥装置
1の動作を示す模式図である。
【0029】まず、制御ユニット20は、バルブ11を
制御することにより、N2 ガスを配管10を介して不活
性ガス供給管8の供給孔9からチャンバ2内に低流量で
供給する(ステップS1)。それにより、図4(a)に
示すように、チャンバ2内がN2 ガスでパージされてい
る。
【0030】この状態で、チャンバ2の蓋12を開く
(ステップS2)。この場合、処理槽3内の純水をアッ
プフロー(上昇流)にする。
【0031】次に、制御ユニット20は、駆動ロボット
6を制御し、キャリア4に保持されたウエハ100を基
板乾燥装置1のチャンバ2内に搬入する(ステップS
3)。そして、チャンバ2の蓋12を閉じる(ステップ
S4)。
【0032】その後、制御ユニット20は、バルブ11
を制御し、図4(b)に示すように、N2 ガスの流量を
高流量に切り替える(ステップS5)。次に、制御ユニ
ット20は、駆動ロボット6を制御し、キャリア4を下
降させる。それにより、キャリア4に保持されたウエハ
100を処理槽3内に導入する(ステップS6)。処理
槽3においては、導入されたウエハ100が純水で洗浄
される。
【0033】その後、制御ユニット20は、図4(c)
に示すように、ハロゲンランプ7をオンにする(ステッ
プS7)。それにより、ハロゲンランプ7から処理槽3
内の気液界面を含む領域に赤外線が照射される。
【0034】次いで、制御ユニット20は、駆動ロボッ
ト6を制御し、キャリア4に保持されたウエハ100の
引き上げを開始する(ステップS8)。それにより、キ
ャリア4が一定速度で上昇し、ウエハ100が処理槽3
内の純水から徐々に引き上げられる。このとき、N2
スの流量は高流量に保たれるとともに、処理槽3内の純
水がアップフローの状態に保たれる。この状態で、処理
槽3内の純水中からN 2 雰囲気中に晒されるウエハ10
0の表面にハロゲンランプ7により発生された赤外線が
照射される。それにより、ウエハ100の表面が赤外線
のエネルギーにより乾燥する。
【0035】処理槽3内の純水からのウエハ100の引
き上げが終了すると(ステップS9)、制御ユニット2
0は、図4(d)に示すように、ハロゲンランプ7をオ
フにする(ステップS10)。そして、制御ユニット2
0は、バルブ11を制御し、N2 ガスの流量を低流量に
切り替える(ステップS11)。
【0036】次いで、制御ユニット20は、チャンバ2
の蓋12を開いた後(ステップS12)、駆動ロボット
6を制御し、キャリア4に保持されたウエハ100を基
板乾燥装置1のチャンバ2から搬出する(ステップS1
3)。その後、チャンバ2の蓋12を閉じる(ステップ
S14)。
【0037】図5は水およびシリコンウエハにおける光
の吸収率を示す図である。図5に示すように、シリコン
ウエハにおいては、約1.3μmから約3.0μmまで
の波長領域で光の吸収率がほぼ0となる。これに対し
て、水においては、約1.3μmから約3.0μmまで
の波長領域で光の吸収率がほぼ100%となる。
【0038】したがって、本実施の形態の基板乾燥装置
1においては、1.3μmから3.0μmまでの波長領
域の赤外線が処理槽3の純水から引き上げられるウエハ
100の表面に照射されることにより、赤外線のエネル
ギーがウエハ100に吸収されることなくウエハ100
の表面に付着した水分のみに吸収される。それにより、
ウエハ100を加熱することなくウエハ100の表面に
付着した水分のみを赤外線のエネルギーにより選択的に
加熱することができる。したがって、ウエハ100の表
面の水分を効率的に乾燥させることができる。
【0039】また、赤外線が処理槽3内の純水とN2
ス雰囲気との界面を含む領域に照射されるので、処理槽
3内の純水から引き上げられるウエハ100の表面を即
時に乾燥させることができる。
【0040】さらに、処理槽3内の純水からウエハ10
0が引き上げられる際にウエハ100の表面が酸素雰囲
気に晒されずにN2 ガス雰囲気に晒されるので、ウエハ
100の表面にウォーターマークが形成されることが防
止されるとともに、ウエハ100の表面に自然酸化膜が
成長することが防止される。
【0041】また、有機溶媒を用いていないので、有機
物汚染が発生せず、廃液処理が不要となる。
【0042】なお、上記実施の形態では、ハロゲンラン
プ7が処理槽3の上端の両側方に配置されているが、ハ
ロゲンランプ7の位置はこれに限定されず、処理槽3内
の液体と不活性ガスとの界面を含む領域に赤外線を照射
することができれば、他の位置に設けてもよい。例え
ば、ハロゲンランプをチャンバ2内の処理槽3の上方に
設けてもよい。
【0043】また、赤外線照射手段としては、ハロゲン
ランプに限らず、他の赤外線発生器を用いてもよい。特
に、基板がシリコンからなるウエハの場合には、約1.
3〜約3.0μmの波長領域の赤外線を発生する赤外線
発生器を用いることが好ましい。
【0044】また、上記実施の形態では、基板としてシ
リコンからなるウエハを用いているが、本発明の基板乾
燥装置は、化合物半導体ウエハ、ガラス基板等の他の基
板の乾燥にも同様に適用することができる。この場合、
基板の材料における光の吸収率が低く、液体における吸
収率が高くなる波長領域の赤外線を照射することが好ま
しい。
【0045】また、上記実施の形態では、処理槽内の液
体が純水である場合を説明しているが、処理槽内の液体
は他の液体であってもよい。
【0046】さらに、上記実施の形態では、不活性ガス
としてN2 ガスを用いているが、不活性ガスとしてHe
(ヘリウム)、Ar(アルゴン)等の他の不活性ガスを
用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における基板乾燥装置を
正面から見た縦断面図である。
【図2】図1の基板乾燥装置を側面から見た縦断面図で
ある。
【図3】図1の制御ユニットの制御動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】図1および図2の基板乾燥装置の動作を示す模
式図である。
【図5】水およびシリコンウエハにおける光の吸収率を
示す図である。
【符号の説明】
1 基板乾燥装置 2 チャンバ 3 処理槽 4 キャリア 5 支持部材 6 駆動ロボット 7 ハロゲンランプ 8 不活性ガス供給管 9 供給孔 10 配管 11 バルブ 12 蓋 20 制御ユニット 100 ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F26B 21/12 F26B 21/12 23/04 23/04 B 25/00 25/00 A (72)発明者 尾崎 秀彦 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 3B201 AA03 AB43 BB02 BB92 CC12 3L113 AA02 AB06 AC10 AC28 AC50 AC67 BA34 CB06 CB23 DA24

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に所定の処理を行うための液体を収
    容する処理槽と、 前記処理槽の周囲の空間を取り囲む筐体と、 前記筐体内に不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段
    と、 前記基板を保持し、前記筐体の前記処理槽内の液体中に
    基板を導入するとともに、前記処理槽内の液体から基板
    を引き上げる基板保持手段と、 前記処理槽内で前記基板保持手段により前記処理槽内の
    液体から引き上げられる基板に赤外線を照射する赤外線
    照射手段と、 前記不活性ガス供給手段により前記筐体内に前記不活性
    ガスを供給しつつ、前記基板保持手段により前記処理槽
    内の液体から基板を引き上げるとともに、前記処理槽内
    の液体から引き上げられる基板に前記赤外線照射手段に
    より赤外線を照射するように、前記不活性ガス供給手
    段、前記基板保持手段および前記赤外線照射手段を制御
    する制御手段とを備えたことを特徴とする基板乾燥装
    置。
  2. 【請求項2】 前記赤外線照射手段は、前記処理槽内の
    液体と前記筐体内に供給された不活性ガスとの界面を含
    む領域に赤外線を照射するように配置されたことを特徴
    とする請求項1記載の基板乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記赤外線照射手段は、前記液体におけ
    る光の吸収率が前記基板における光の吸収率よりも高く
    なる波長領域の赤外線を発生することを特徴とする請求
    項1または2記載の基板乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記基板はシリコンを含む材料からな
    り、前記赤外線照射手段はほぼ1.3μmからほぼ3.
    0μmまでの波長領域の赤外線を発生することを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の基板乾燥装置。
  5. 【請求項5】 前記赤外線照射手段はハロゲンランプを
    含むことを特徴とする請求項4記載の基板乾燥装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の処理は洗浄処理であり、前記
    液体は洗浄水であることを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれかに記載の基板乾燥装置。
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