JP2002134285A - 照明環境調整方法および照明器具 - Google Patents

照明環境調整方法および照明器具

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JP2002134285A
JP2002134285A JP2000329870A JP2000329870A JP2002134285A JP 2002134285 A JP2002134285 A JP 2002134285A JP 2000329870 A JP2000329870 A JP 2000329870A JP 2000329870 A JP2000329870 A JP 2000329870A JP 2002134285 A JP2002134285 A JP 2002134285A
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lighting
straight line
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JP2000329870A
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English (en)
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Kazuteru Obara
和輝 小原
Wataru Iwai
彌 岩井
Koki Noguchi
公喜 野口
Manabu Inoue
学 井上
Akihisa Katou
晋央 加藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V33/00Structural combinations of lighting devices with other articles, not otherwise provided for
    • F21V33/0004Personal or domestic articles
    • F21V33/0052Audio or video equipment, e.g. televisions, telephones, cameras or computers; Remote control devices therefor

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像表示面を見やすくするための光環境を充
分に実現させることができる照明環境調整方法および照
明器具を提供することにある。 【解決手段】 略長方形の映像表示面(11)の背景と
なる壁面(13)のうちの少なくとも観察者(1)から
見て映像表示面(11)の上端を含む直線より下方で、
かつ、下端を含む直線より上方で、かつ、映像表示面
(11)と重なる部分を除く領域(2)を背景壁面(1
3)の他の部分よりも高輝度にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明環境調整方法
および照明器具に関し、具体的には、映像表示面を見る
のに適切な光環境を提供する照明環境調整方法およびそ
の目的で設置される照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の照明環境調整方法、すなわち、映
像表示面を見るのに適切な光環境を提供することを目的
とする従来の技術としては、例えば、特開平11−345691
号公報に開示されているごとく、テレビ背景輝度Lbをテ
レビ画面輝度Ltvと連動して0.1×Ltv<Lb<Ltvの範
囲になるように調整するものがあった。ところが、この
方法においては、背景壁面を全体的に照明することを前
提としており、背景壁面のうちのどの範囲の輝度が重要
であるのかは明らかにされていなかったものであった。
【0003】また、この技術を利用した従来の照明器具
として、テレビを部屋の壁際に置いて視聴することを想
定して、テレビ画面と、その背景となる壁面を適切な照
度で照明する主照明用天井直付照明器具があるが、この
器具は主照明を点灯した状態でテレビ画面を見ることを
前提としており、ビデオ映画を見る場合など、主照明を
消灯してテレビ画面を見ることが好まれるような場合に
はこの器具では対応できないものであった。しかも、広
い部屋や特殊な形状の部屋にテレビを置く場合や、テレ
ビを置く場所が標準的な場所でない場合などには、テレ
ビの背景となる壁面が適切に照明されないものであり、
テレビを見やすい光環境が得られない場合があった。
【0004】さらには、従来の技術として、特開平11−
224529号公報や特開平6−267664号公報に開示されてい
るごとく、周囲の明るさに応じてテレビの周囲を照明す
るシステムが提案されていたが、これらも同じく背景壁
面のうちのどの範囲を照明するべきかが明らかにされて
いないものであった。また、このような従来の照明器具
として、主照明を用いないことを前提として、図26に
示すごとく、テレビ(10)の映像表示面(11)とそ
の背景となる壁面(13)との輝度差を小さくしてテレ
ビ(10)を見やすくするために、テレビ(10)の上
に置いて映像表示面(11)の背景を照明する背景照明
器具(12)があるが、映像表示面(11)の背景の壁
面(13)のうち、背景照明器具(12)が適切な場所
を照明しないために、テレビ(10)の映像表示面(1
1)を見やすくするという効果は小さいものであった。
【0005】上述したように、映像表示面の背景となる
背景壁面を明るくすることで、映像表示面を見やすくす
るという方法は以前から存在したが、背景の壁面のうち
の適切な範囲を照明していない、あるいは、照明できな
い場合があるために、映像表示面を見やすくするための
照明としては不充分であるという問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の事実
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、映像表示面を見やすくするための光環境を充分に実
現させることができる照明環境調整方法および照明器具
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
照明環境調整方法は、略長方形の映像表示面(11)の
背景となる壁面(13)のうちの少なくとも観察者
(1)から見て映像表示面(11)の上端を含む直線よ
り下方で、かつ、下端を含む直線より上方で、かつ、映
像表示面(11)と重なる部分を除く領域(2)を背景
壁面(13)の他の部分よりも高輝度にすることを特徴
とする。
【0008】本発明の請求項2に係る照明環境調整方法
は、略長方形の映像表示面(11)の背景となる壁面
(13)のうちの少なくとも観察者(1)から見て映像
表示面(11)の上端を含む直線より下方で、かつ、下
端を含む直線より上方で、かつ、映像表示面(11)と
重なる部分を除き、かつ、観察者(1)を中心として観
察者(1)と映像表示面(11)の中心を結ぶ直線から
左右30°以内の領域を高輝度領域とし、この領域の平
均輝度をLb30、映像表示面(11)全体の空間的平均輝
度を時間的に平均した輝度をLvとすると、Lv/6≦Lb30
≦Lvとなることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3に係る照明環境調整方法
は、略長方形の映像表示面(11)の背景となる壁面
(13)のうちの少なくとも観察者(1)から見て映像
表示面(11)の上端を含む直線より下方で、かつ、下
端を含む直線より上方で、かつ、映像表示面(11)と
重なる部分を除き、かつ、観察者(1)を中心として観
察者(1)と映像表示面(11)の中心を結ぶ直線から
左右30°以内の領域を高輝度領域とし、この領域の平
均輝度をLb30とすると、10[cd/m2]≦Lb30≦60
[cd/m2]となることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項4に係る照明環境調整方法
は、略長方形の映像表示面(11)の背景となる壁面
(13)のうちの少なくとも観察者(1)から見て映像
表示面(11)の上端を含む直線より下方で、かつ、下
端を含む直線より上方で、観察者(1)から見た視角で
映像表示面(11)のフレームの側端から側方10°の
領域を高輝度領域とし、この領域の平均輝度をLbs10
映像表示面(11)全体の空間的平均輝度を時間的に平
均した輝度をLvとすると、Lv/4≦Lbs10≦Lvとなること
を特徴とする。
【0011】本発明の請求項5に係る照明環境調整方法
は、略長方形の映像表示面(11)の背景となる壁面
(13)のうちの少なくとも観察者(1)から見て映像
表示面(11)の上端を含む直線より下方で、かつ、下
端を含む直線より上方で、観察者(1)から見た視角で
映像表示面(11)のフレームの側端から側方10°の
領域を高輝度領域とし、この領域の平均輝度をLbs10
すると、15[cd/m2]≦Lbs10≦60[cd/m2]とな
ることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項6に係る照明環境調整方法
は、上記高輝度領域の最小照度/最大照度が0.25以
上となることを特徴とする。
【0013】本発明の請求項7に係る照明器具は、壁面
(13)から距離0.5[m]の位置に設置した時に、
器具を中心として、壁面(13)に対して垂直となる方
向を0°として、水平方向の絶対値30°以上の方向に
主配光を持ち、壁面(13)のうちの水平方向の一定の
領域を100〜400[lx]で照明してなることを特徴
とする。
【0014】本発明の請求項8に係る照明器具は、壁面
(13)から距離0.5[m]の位置に設置した時に、
器具を中心として、壁面(13)に対して垂直となる方
向を0°として、水平方向60°付近に主配光を持ち、
水平方向の少なくとも0°〜60°にあたる壁面(1
3)を100〜400[lx]で照明してなることを特徴
とする。
【0015】本発明の請求項9に係る照明器具は、壁面
(13)から距離0.5[m]の位置に設置した時に、
器具を中心として、壁面(13)に対して垂直となる方
向を0°として、水平方向−45°付近及び45°付近
に主配光を持ち、水平方向の少なくとも−45°〜45
°にあたる壁面(13)を100〜400[lx]で照明
してなることを特徴とする。
【0016】本発明の請求項10に係る照明器具は、壁
面(13)から距離0.5[m]の位置に設置した時
に、器具を中心として、壁面(13)に対して垂直とな
る方向を0°として、水平方向−37°付近及び53°
付近に主配光を持ち、水平方向の少なくとも−37°〜
53°にあたる壁面(13)を100〜400[lx]で
照明してなることを特徴とする。
【0017】本発明の請求項11に係る照明器具は、管
軸が略垂直方向の、映像表示面(11)の鉛直方向の長
さと同程度以上の長さの線光源を有する、または映像表
示面(11)の鉛直方向の長さと同程度以上の長さにわ
たり、略垂直方向に連続した複数の点光源を有すること
を特徴とする。
【0018】本発明の請求項12に係る照明器具は、調
光できる機能を有することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に係る図
面に基いて詳しく説明する。
【0020】図1は、本発明の請求項1ないし請求項6
の実施形態に係る照明環境調整方法を示した概略図であ
る。図2は、本発明の一実施形態に係る照明環境調整方
法および照明器具を示した概略図である。図3は、本発
明の他の一実施形態に係る照明環境調整方法および照明
器具を示した概略図である。図4は、図2に示す領域の
平均輝度と見やすさ評価値との関係を示したグラフ図で
ある。図5は、図3に示す領域の平均輝度と見やすさ評
価値との関係を示したグラフ図である。図6は、本発明
のさらに他の一実施形態に係る照明環境調整方法および
照明器具を示した概略図である。図7は、図6に示す領
域の平均輝度と見やすさ評価値との関係を示したグラフ
図である。図8は、本発明の請求項7の実施形態に係る
照明器具を示した概略図である。図9は、本発明の請求
項8の実施形態に係る照明器具を示した概略図である。
図10は、本発明の請求項9の実施形態に係る照明器具
を示した概略図である。図11は、本発明の請求項10
の実施形態に係る照明器具を示した概略図である。図1
2は、本発明の請求項11の実施形態に係る照明器具を
示した概略図である。図13は、本発明の請求項12の
実施形態に係る照明器具を示した概略図である。
【0021】本発明の照明環境調整方法は、図1ないし
図13に示すごとく、略長方形の映像表示面(11)の
背景となる壁面(13)のうちの少なくとも観察者
(1)から見て映像表示面(11)の上端を含む直線よ
り下方で、かつ、下端を含む直線より上方で、かつ、映
像表示面(11)と重なる部分を除く領域(2)を背景
壁面(13)の他の部分よりも高輝度にするものであ
る。
【0022】図1に示すように映像表示面(11)の背
景となる壁面(13)の輝度が映像表示面(11)部分
の輝度より著しく低いと、映像表示面(11)を見にく
い、あるいは目が疲れやすいことは日常経験されること
である。この問題を解決するためには背景壁面(13)
の輝度をある範囲に設定すればよいが、背景壁面(1
3)のうちのどの部分を所定の輝度に設定すれば良いか
が明らかになっていなかった。
【0023】そこで発明者らは、映像表示面(11)の
見やすさに影響する背景壁面(13)の領域を調べるた
めに、背景壁面(13)の部位ごとに輝度を制御した照
明パターンを作成し、それぞれの状況での映像表示面
(11)の見やすさを評価する被験者実験を行った。そ
の結果、背景壁面(13)の輝度が映像表示面(11)
の輝度よりも低い場合に限り、映像表示面(11)の側
方の背景輝度が高いほど見やすさ評価が高くなることが
明らかになった。見やすさについて比較的高い評価が得
られたのは、図2に示すごとく、『テレビ(10)画面
より側方部分のうち、視野中心から視角30°に含ま
れ、かつ、テレビ(10)画面の上下端を含む直線に挟
まれる領域』の平均輝度値が約10[cd/m2](≒テレ
ビ画面の平均輝度/6)以上の場合、あるいは図3に示
すごとく、『テレビ受像機のフレームから側方に視角1
0°に含まれる領域で、かつ、テレビ(10)画面の上
下端を含む直線に挟まれる領域』の平均輝度値が約15
[cd/m2](≒テレビ画面の平均輝度/4)以上の場合
であった。これらの領域の平均輝度と映像表示面の見や
すさ評価との関係を示すグラフを図4および図5に示
す。
【0024】また、映像表示面の上方の領域の輝度は見
やすさに対する影響が小さいことも明らかになった。図
6に示すごとき映像表示面(11)の上方の領域の輝度
と見やすさ評価との関係を示すグラフを図7に示す。映
像表示面(11)側方部の輝度が上述してきた所要輝度
を満たした場合であっても、その領域内の輝度の分布が
不均一であると快適性は低下する。許容できるオフィス
机上面照度の均斉度を検討した報告(松島ら:机上面の
書類の視作業における照度均斉度の評価実験,電気関係
学会関西支部連大(昭61)G13−9)から、許容均斉度
(最小照度/最大照度)の下限値である0.25以上を
確保するのが望ましいものである。最小照度/最大照度
が0.25以上あれば、映像表示面側方部の照明に対し
て不快な不均一性を感じることなく、かつ、快適と感じ
る輝度を確保しているために、映像表示面(11)を見
やすい照明環境を提供することができるものである。
【0025】また、標準的な内装材(反射率80%程
度)を用いた部屋における標準的な映像表示面観察状況
においては、映像表示面(11)の側方にあたる背景領
域を約100〜400[lx]で照明するような照明器具
により、前述したような映像表示面(11)を見やすい
光環境を実現することができるものである。
【0026】本発明は、映像表示面(11)の側方の背
景輝度について、上述したような条件を満たす照明環境
調整方法およびそれを実現する照明器具を提供するもの
である。
【0027】図1に示すように、略長方形の映像表示面
(11)の背景となる壁面(13)のうちの少なくとも
観察者(1)から見て映像表示面(11)の上端を含む
直線より下方で、かつ、下端を含む直線より上方で、か
つ、映像表示面(11)と重なる部分を除く領域(2)
を背景壁面(13)の他の部分よりも高輝度にすること
で、映像表示面(11)の輝度に近づけることにより、
映像表示面(11)の見やすさが向上するものである。
すなわち、映像表示面(11)を見やすくするための光
環境を充分に実現させることができるものである。
【0028】そして、図2に示すように、略長方形の映
像表示面(11)の背景となる壁面(13)のうちの少
なくとも観察者(1)から見て映像表示面(11)の上
端を含む直線より下方で、かつ、下端を含む直線より上
方で、かつ、映像表示面(11)と重なる部分を除き、
かつ、観察者(1)を中心として観察者(1)と映像表
示面(11)の中心を結ぶ直線から左右30°以内の領
域を高輝度領域とし、この領域の平均輝度をLb30、映像
表示面全体の空間的平均輝度を時間的に平均した輝度を
Lvとすると、Lv/6≦Lb30≦Lvとなるものである。
【0029】すなわち、映像表示面(11)全体の空間
的平均輝度を時間的に平均した輝度(これ以降、映像表
示面平均輝度とする)をLvとすると、上述した規定する
領域(2)のうち、観察者(1)を中心として観察者
(1)と映像表示面(11)の中心を結ぶ直線から左右
30°以内の領域の平均輝度Lb30をLv/6≦Lb30≦Lvと
することにより、映像表示面(11)の見やすさがより
一層向上するものである。
【0030】また、図2に示すように、略長方形の映像
表示面(11)の背景となる壁面(13)のうちの少な
くとも観察者(1)から見て映像表示面(11)の上端
を含む直線より下方で、かつ、下端を含む直線より上方
で、かつ、映像表示面(11)と重なる部分を除き、か
つ、観察者(1)を中心として観察者(1)と映像表示
面(11)の中心を結ぶ直線から左右30°以内の領域
を高輝度領域とし、この領域の平均輝度をLb30とする
と、10[cd/m2]≦Lb30≦60[cd/m2]となるもの
である。すなわち、上述した規定する領域(2)の平均
輝度Lb30を、10[cd/m2]≦Lb30≦60[cd/m2]と
することにより、映像表示面(11)の見やすさがより
一層向上するものである。
【0031】さらに、図3に示すように、略長方形の映
像表示面(11)の背景となる壁面(13)のうちの少
なくとも観察者(1)から見て映像表示面(11)の上
端を含む直線より下方で、かつ、下端を含む直線より上
方で、観察者(1)から見た視角で映像表示面(11)
のフレームの側端から側方10°の領域を高輝度領域と
し、この領域の平均輝度をLbs10、映像表示面(11)
全体の空間的平均輝度を時間的に平均した輝度をLvとす
ると、Lv/4≦Lbs10≦Lvとなるものである。すなわち、
上述した規定する領域(2)のうち、観察者(1)から
見た視角で映像表示面(11)のフレームの側端から側
方10°の領域の平均輝度LbslOをLv/4≦Lbs10≦Lvと
することにより、映像表示面(11)の見やすさがより
一層向上するものである。
【0032】特に、図3に示すように、略長方形の映像
表示面(11)の背景となる壁面(13)のうちの少な
くとも観察者(1)から見て映像表示面(11)の上端
を含む直線より下方で、かつ、下端を含む直線より上方
で、観察者(1)から見た視角で映像表示面(11)の
フレームの側端から側方10°の領域を高輝度領域と
し、この領域の平均輝度をLbs10とすると、15[cd/m
2]≦Lbs10≦60[cd/m2]となるものである。すなわ
ち、上述した規定する領域(2)の平均輝度Lbsl Oを、
15[cd/m2]≦Lbs10≦60[cd/m2]とすることに
より、映像表示面の見やすさがより一層向上するもので
ある。
【0033】なお、図2および図3に示すごとく、上記
高輝度領域の最小照度/最大照度が0.25以上となる
ものであると、このように規定する領域(2)の最小照
度/最大照度が0.25以上とすることにて不快な不均
一感を感じることがなくなり、映像表示面の見やすさが
より一層向上するものである。
【0034】また、本発明の照明器具は、図8に示すご
とく、壁面(13)から距離0.5[m]の位置に設置
した時に、器具を中心として、壁面(13)に対して垂
直となる方向を0°として、水平方向の絶対値30°以
上の方向に主配光を持ち、壁面(13)のうちの水平方
向の一定の領域を100〜400[lx]で照明してなる
ものである。
【0035】このような構成をとることによって、標準
的な観察状態において映像表示面(11)を見やすい光
環境を確実に実現できるものである。
【0036】そして、図9に示すごとく、壁面(13)
から距離0.5[m]の位置に設置した時に、器具を中
心として、壁面(13)に対して垂直となる方向を0°
として、水平方向60°付近に主配光を持ち、水平方向
の少なくとも0°〜60°にあたる壁面(13)を10
0〜400[lx]で照明してなっているものであると、
器具を2個程度使用することにより、映像表示面(1
1)と背景の壁面(13)が平行に設置されている場合
に、標準的な観察状態において映像表示面(11)を見
やすい光環境をより一層確実に実現することができるも
のである。
【0037】また、図10に示すごとく、壁面(13)
から距離0.5[m]の位置に設置した時に、器具を中
心として、壁面(13)に対して垂直となる方向を0°
として、水平方向−45°付近及び45°付近に主配光
を持ち、水平方向の少なくとも−45°〜45°にあた
る壁面(13)を100〜400[lx]で照明してなっ
ているものであると、器具を2個程度使用することによ
り、映像表示面(11)と背景の壁面(13)とのなす
角度が45°に設置されている場合に、標準的な観察状
態において映像表示面(11)を見やすい光環境をより
一層確実に実現することができるものである。
【0038】さらに、図11に示すごとく、壁面(1
3)から距離0.5[m]の位置に設置した時に、器具
を中心として、壁面(13)に対して垂直となる方向を
0°として、水平方向−37°付近及び53°付近に主
配光を持ち、水平方向の少なくとも−37°〜53°に
あたる壁面(13)を100〜400[lx]で照明して
なっているものであると、器具を2個程度使用すること
により、標準的な観察状態において映像表示面(11)
を見やすい光環境をより一層確実に実現することができ
るものである。
【0039】特に、図12に示すごとく、管軸が略垂直
方向の、映像表示面(11)の鉛直方向の長さと同程度
以上の長さの線光源を有する、または映像表示面(1
1)の鉛直方向の長さと同程度以上の長さにわたり、略
垂直方向に連続した複数の点光源を有しているものであ
ると、所定の領域を垂直方向にもほぼ均一に照明するこ
とができるものである。
【0040】また、図13に示すごとく、調光できる機
能を有しているものであると、所定の領域を適切な輝度
に、かつ、ほぼ均一に照明することができるものであ
る。さらに、映像表示面(11)と背景の壁面(13)
との距離、および、背景の壁面(13)の反射率に対応
して、最適な背景の壁面(13)の輝度により一層確実
に調節することができるものである。
【0041】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳し
く説明する。
【0042】図14および図15は、請求項6、およ
び、請求項1〜請求項3に対する実施例である。ここに
示す照明器具(8)は、60Wミニクリプトン球を光源
(4)とし、銀蒸着反射板(3)、透明パネル(5)か
らなるものである。このような照明器具(8)を映像表
示面(11)よりも外側の左右それぞれに1個以上設置
することにより、請求項6に示す光環境を実現すること
ができるものである。
【0043】次に、図16および図17は、請求項6、
および、請求項1、請求項4、請求項5に対する実施例
である。
【0044】ここに示す照明器具(8)は、60Wミニ
クリプトン球を光源(4)とし、銀蒸着反射板(3)、
透明パネル(5)からなるものである。このような照明
器具(8)を映像表示面(11)よりも外側の左右それ
ぞれに1個以上設置することにより、請求項6に示す光
環境を実現することができるものである。
【0045】また、図18は、請求項8、および、請求
項7に対する実施例である。ここに示す照明器具(8)
は、100Wハロゲン球を光源(4)とし、銀蒸着反射
板(3)、透明パネル(5)からなるものであり、照明
器具(8)を中心として、照明器具(8)を設置する際
に、壁面(13)に対して垂直となる方向を0°とし
て、0°からの水平方向への角度をαとした場合、水平
方向0°〜60°の間において、図19に示すごとく、
配光の水平断面がほぼ1/cos3αに沿った形状となって
いるものである。
【0046】例えば、反射率80%の内装材を用いた部
屋において、映像表示面(11)と背景の壁面(13)
が平行に設置されている場合に、この照明器具(8)を
壁面(13)から0.5mの位置に2個設置した場合、
壁面(13)から1.5m以内の範囲からテレビ(1
0)などを見る場合、観察者(1)の視界左右30°の
領域を10[cd/m2]〜60[cd/m2]となるように照
明することができるものである。
【0047】図20は、請求項9、および、請求項7に
対する実施例である。ここに示す照明器具(8)は、1
00Wハロゲン球を光源(4)とし、銀蒸着反射板
(3)、透明パネル(5)からなるものであり、照明器
具(8)を中心として、照明器具(8)を設置する際
に、壁面(13)に対して垂直となる方向を0°とし
て、0°からの水平方向への角度をαとした場合、少な
くとも水平方向−45°〜45°の間において、図21
に示すごとく、配光の水平な断面がほぼ1/cos3αに沿
った形状となっているものである。
【0048】例えば、反射率80%の内装材を用いた部
屋において、映像表示面(11)と背景の壁面(13)
とのなす角度が45°に設置されている場合に、この照
明器具(8)を部屋のコーナーから1mの位置に2個設
置した場合、部屋のコーナーから2.7m以内の範囲か
らテレビ(10)などを見る場合、観察者(1)の視界
左右30°の領域を10[cd/m2]〜60[cd/m2]と
なるように照明することができるものである。
【0049】図22は、請求項10、および、請求項7
に対する実施例である。ここに示す照明器具(8)は、
100Wハロゲン球を光源(4)とし、銀蒸着反射板
(3)、透明パネル(5)からなるものであり、照明器
具(8)を中心として、照明器具(8)を設置する際
に、壁面(13)に対して垂直となる方向を0°とし
て、0°からの水平方向への角度をαとした場合、少な
くとも水平方向−37°〜53°の間において、図23
に示すごとく、配光の水平な断面がほぼ1/cos3αに沿
った形状となっている。
【0050】例えば、反射率80%の内装材を用いた、
6畳間に代表される縦横比が3:4の部屋において、映
像表示面(11)を、その部屋の角に、対角線に垂直に
設置する場合、この照明器具(8)を部屋のコーナーか
ら対角線方向へ1mの位置に2個設置した場合、部屋の
コーナーから2.3m以内の範囲からテレビ(10)な
どを見る場合、観察者(1)の視界左右30°の領域を
10[cd/m2]〜60[cd/m2]となるように照明する
ことができるものである。
【0051】図24は、請求項11に対する実施例であ
る。ここに示す照明器具(8)は、T5蛍光灯を光源
(4)とし、銀蒸着反射板(3)、透明パネル(5)か
らなり、照明器具(8)を中心として、照明器具(8)
を設置する際に、壁面(13)に対して垂直となる方向
を0°として、0°からの水平方向への角度をαとした
場合、水平方向0°〜60°の間において、配光の水平
断面がほぼ1/cos3αに沿った形状となっている。この
ような照明器具(8)を映像表示面(11)の左右それ
ぞれに1個ずつ設置することにより、請求項11に示す
光環境を実現することができる。
【0052】図25は、図24に示す器具に調光装置を
設けたものであり、請求項12に対する実施例となって
いるものである。このように調光装置(6)を設けてい
ることで、所定の領域を適切な輝度に、かつ、ほぼ均一
に照明することができるものである。さらに、映像表示
面(11)と背景の壁面(13)との距離、および、背
景の壁面(13)の反射率に対応して、最適な背景の壁
面(13)の輝度により一層確実に調節することができ
るものである。
【0053】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る照明環境調整方
法によると、映像表示面(11)を見やすくするための
光環境を充分に実現させることができるものである。
【0054】本発明の請求項2ないし請求項6いずれか
記載に係る照明環境調整方法によると、請求項1記載の
場合に加えて、映像表示面(11)を見やすくするため
の光環境をより一層充分に実現させることができるもの
である。
【0055】本発明の請求項7に係る照明器具による
と、映像表示面(11)を見やすくするための光環境を
充分に実現させることができるものである。
【0056】本発明の請求項8ないし請求項12いずれ
か記載に係る照明器具によると、請求項7記載の場合に
加えて、映像表示面(11)を見やすくするための光環
境をより一層充分に実現させることができるものであ
る。
【0057】以上のように、本発明の照明環境調整方法
および照明器具は、映像表示面(11)の背景となる壁
面(13)のうち、映像表示面(11)より側方にあた
る部分の輝度を制御することにより、映像表示面(1
1)を見やすい光環境を実現するものである。
【0058】これにより、例えば、ビデオ映画を見る場
合に代表されるように、空間の印象としては、暗い状況
の中で映像表示面(11)を見たい場合に、主照明を消
灯した状態であっても、映像表示面(11)を見やすい
光環境を実現することができるものである。
【0059】さらに、広い部屋に映像表面を設置する場
合や、映像表面を設置する場所が標準的な場所でない場
合などには、映像表示面(11)とその背景となる壁面
(13)が主照明用の器具から遠くになることがあり、
主照明用の器具のみで背景壁面(13)の輝度を高くす
ることは困難である。そのような場合にも、本発明に示
す照明環境調整方法および照明器具により、映像表示面
(11)を見やすい光環境を実現することができるもの
である。
【0060】また、本発明に示す照明器具により、8畳
間に代表される正方形の部屋や、6畳間に代表される長
辺:短辺が4:3の部屋において、映像表示面(11)
を背景壁面(13)と平行に設置する場合、部屋の角に
設置する場合それぞれに対応して、映像表示面(11)
の背景となる壁面(13)のうちの所定の領域をほぼ均
一に照明することができ、映像表示面(11)を見やす
い光環境を実現することができるものである。
【0061】また、背景の壁面(13)全体を照明する
場合に比べて、小さい領域を照明するだけで映像表示面
(11)を見やすい光環境を得ることができるので、省
エネルギーの効果もあるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1ないし請求項6の実施形態に
係る照明環境調整方法を示した概略図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る照明環境調整方法お
よび照明器具を示した概略図である。
【図3】本発明の他の一実施形態に係る照明環境調整方
法および照明器具を示した概略図である。
【図4】図2に示す領域の平均輝度と見やすさ評価値と
の関係を示したグラフ図である。
【図5】図3に示す領域の平均輝度と見やすさ評価値と
の関係を示したグラフ図である。
【図6】本発明のさらに他の一実施形態に係る照明環境
調整方法および照明器具を示した概略図である。
【図7】図6に示す領域の平均輝度と見やすさ評価値と
の関係を示したグラフ図である。
【図8】本発明の請求項7の実施形態に係る照明器具を
示した概略図である。
【図9】本発明の請求項8の実施形態に係る照明器具を
示した概略図である。
【図10】本発明の請求項9の実施形態に係る照明器具
を示した概略図である。
【図11】本発明の請求項10の実施形態に係る照明器
具を示した概略図である。
【図12】本発明の請求項11の実施形態に係る照明器
具を示した概略図である。
【図13】本発明の請求項12の実施形態に係る照明器
具を示した概略図である。
【図14】本発明の一実施例に係る照明環境調整方法を
示した概略図である。
【図15】図14の実施例に係る照明環境調整方法を示
した上から見た概略図である。
【図16】本発明の他の一実施例に係る照明環境調整方
法を示した概略図である。
【図17】図16の実施例に係る照明環境調整方法を示
した上から見た概略図である。
【図18】本発明の一実施例に係る照明器具を示した上
から見た概略図である。
【図19】図18の実施例に係る照明器具を用いた際の
配光の様子を示したグラフ図である。
【図20】本発明の他の一実施例に係る照明器具を示し
た上から見た概略図である。
【図21】図20の実施例に係る照明器具を用いた際の
配光の様子を示したグラフ図である。
【図22】本発明のさらに他の一実施例に係る照明器具
を示した上から見た概略図である。
【図23】図22の実施例に係る照明器具を用いた際の
配光の様子を示したグラフ図である。
【図24】本発明の図22とは別のさらに他の一実施例
に係る照明器具を示した概略図であり、(a)は上から
見たもの、(b)は横から見たものである。
【図25】本発明の図22および図24とは別のさらに
他の一実施例に係る照明器具を示した概略図であり、調
光装置を設けたものである。
【図26】一従来例に係る照明環境調整方法および照明
器具を示した概略図である。
【符号の説明】
1 観察者 2 領域 11 映像表示面 13 壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 公喜 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 井上 学 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 加藤 晋央 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA02 AA52 CC02 CH01 CK01 CM07 5C058 BA35 DA03 DA04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略長方形の映像表示面の背景となる壁面
    のうちの少なくとも観察者から見て映像表示面の上端を
    含む直線より下方で、かつ、下端を含む直線より上方
    で、かつ、映像表示面と重なる部分を除く領域を背景壁
    面の他の部分よりも高輝度にすることを特徴とする照明
    環境調整方法。
  2. 【請求項2】 略長方形の映像表示面の背景となる壁面
    のうちの少なくとも観察者から見て映像表示面の上端を
    含む直線より下方で、かつ、下端を含む直線より上方
    で、かつ、映像表示面と重なる部分を除き、かつ、観察
    者を中心として観察者と映像表示面の中心を結ぶ直線か
    ら左右30°以内の領域を高輝度領域とし、この領域の
    平均輝度をLb30、映像表示面全体の空間的平均輝度を時
    間的に平均した輝度をLvとすると、Lv/6≦Lb30≦Lvと
    なることを特徴とする請求項1記載の照明環境調整方
    法。
  3. 【請求項3】 略長方形の映像表示面の背景となる壁面
    のうちの少なくとも観察者から見て映像表示面の上端を
    含む直線より下方で、かつ、下端を含む直線より上方
    で、かつ、映像表示面と重なる部分を除き、かつ、観察
    者を中心として観察者と映像表示面の中心を結ぶ直線か
    ら左右30°以内の領域を高輝度領域とし、この領域の
    平均輝度をLb30とすると、10[cd/m2]≦Lb30≦60
    [cd/m2]となることを特徴とする請求項2記載の照明
    環境調整方法。
  4. 【請求項4】 略長方形の映像表示面の背景となる壁面
    のうちの少なくとも観察者から見て映像表示面の上端を
    含む直線より下方で、かつ、下端を含む直線より上方
    で、観察者から見た視角で映像表示面のフレームの側端
    から側方10°の領域を高輝度領域とし、この領域の平
    均輝度をLbs10、映像表示面全体の空間的平均輝度を時
    間的に平均した輝度をLvとすると、Lv/4≦Lbs10≦Lvと
    なることを特徴とする請求項1記載の照明環境調整方
    法。
  5. 【請求項5】 略長方形の映像表示面の背景となる壁面
    のうちの少なくとも観察者から見て映像表示面の上端を
    含む直線より下方で、かつ、下端を含む直線より上方
    で、観察者から見た視角で映像表示面のフレームの側端
    から側方10°の領域を高輝度領域とし、この領域の平
    均輝度をLbs10とすると、15[cd/m2]≦Lbs10≦60
    [cd/m2]となることを特徴とする請求項4記載の照明
    環境調整方法。
  6. 【請求項6】 上記高輝度領域の最小照度/最大照度が
    0.25以上となることを特徴とする請求項2ないし請
    求項5いずれか記載の照明環境調整方法。
  7. 【請求項7】 壁面から距離0.5[m]の位置に設置
    した時に、器具を中心として、壁面に対して垂直となる
    方向を0°として、水平方向の絶対値30°以上の方向
    に主配光を持ち、壁面のうちの水平方向の一定の領域を
    100〜400[lx]で照明してなることを特徴とする
    照明器具。
  8. 【請求項8】 壁面から距離0.5[m]の位置に設置
    した時に、器具を中心として、壁面に対して垂直となる
    方向を0°として、水平方向60°付近に主配光を持
    ち、水平方向の少なくとも0°〜60°にあたる壁面を
    100〜400[lx]で照明してなることを特徴とする
    請求項7記載の照明器具。
  9. 【請求項9】 壁面から距離0.5[m]の位置に設置
    した時に、器具を中心として、壁面に対して垂直となる
    方向を0°として、水平方向−45°付近及び45°付
    近に主配光を持ち、水平方向の少なくとも−45°〜4
    5°にあたる壁面を100〜400[lx]で照明してな
    ることを特徴とする請求項7記載の照明器具。
  10. 【請求項10】 壁面から距離0.5[m]の位置に設
    置した時に、器具を中心として、壁面に対して垂直とな
    る方向を0°として、水平方向−37°付近及び53°
    付近に主配光を持ち、水平方向の少なくとも−37°〜
    53°にあたる壁面を100〜400[lx]で照明して
    なることを特徴とする請求項7記載の照明器具。
  11. 【請求項11】 管軸が略垂直方向の、映像表示面の鉛
    直方向の長さと同程度以上の長さの線光源を有する、ま
    たは映像表示面の鉛直方向の長さと同程度以上の長さに
    わたり、略垂直方向に連続した複数の点光源を有するこ
    とを特徴とする請求項7ないし請求項10いずれか記載
    の照明器具。
  12. 【請求項12】 調光できる機能を有することを特徴と
    する請求項7ないし請求項11いずれか記載の照明器
    具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006337617A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Sharp Corp 表示装置

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