JP2002133066A - アンケート調査システム - Google Patents

アンケート調査システム

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JP2002133066A
JP2002133066A JP2000325511A JP2000325511A JP2002133066A JP 2002133066 A JP2002133066 A JP 2002133066A JP 2000325511 A JP2000325511 A JP 2000325511A JP 2000325511 A JP2000325511 A JP 2000325511A JP 2002133066 A JP2002133066 A JP 2002133066A
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questionnaire
customer
center
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Rei Tanii
玲 谷井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】新鮮で真実性の高い情報を、インターネットを
介したネットワーク上で移動体通信機を利用して、アン
ケート調査により獲得し、経営に即座に反映させること
のできる、アンケート調査システムを提供する。 【解決手段】移動体通信機を有するシステムの顧客、各
種アンケート実施者及びアンケートを発し処理するセン
ターとを結ぶネットワークに於いて、センターが、顧客
に対してアンケート実施者サイトへのアクセスを促す一
方、アンケート実施者サイトにアクセスした顧客の移動
体通信機にアンケートを通知する手段、アンケートに対
する顧客の回答を受取る手段、アンケートの回答結果を
集計・解析する手段及びアンケート実施者からアンケー
トを受け取る手段を備えたことを特徴とするアンケート
調査システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信機を有する
顧客に対して、インターネット上でアンケートを通知し
そのアンケートに対する回答を受け取り、アンケート回
答を集計・分析処理するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】事業展開を有効に進めるために、マーケ
テイング活動の一環として、顧客に対する各種のアンケ
ート調査が行われている。従来のアンケート調査は、時
間がかかる、コストが高い、ONE−TO−ONEデー
タが得られない等の問題がある。この点に関して、本発
明者らは、特に、ウエブ上に於けるONE−TO−ON
Eマーケテイングを実現するプラットホームを活用して
来店中の客からリアルタイムで意見を聞き出し、アンケ
ートの調査結果を事業に反映させることの重要性を認め
た。
【0003】従来、アンケート調査は紙面、電話で行わ
れることが多く、その集計・分析に時間がかかり、アン
ケート結果が企業経営に十分反映されていないのが実状
である。これに対して、来店中の客にリアルタイムでア
ンケート調査を実施し、その結果を即座に集計・分析す
ることにより、アンケート調査結果を企業経営に効果的
に反映させることができると考えられる。また、来店中
の客に対して、リアルタイムでアンケート調査を行うこ
とにより、新鮮で真実性の高い情報が短時間に入手で
き、いわゆる、ONE−TO−ONEのマーケテイング
を実現させることができると考えられる。
【0004】新鮮で真実性の高いアンケート調査結果を
得るには、来店中の客に対してアンケート調査を行うの
が効果的である。来店中の客に対するアンケート調査
は、従来から、例えば、テーブルにアンケートカード等
を配置して、これに記入させる方式が行われている。し
かしながら、カードによるアンケート調査は、カード集
め、その都度入力する必要があるので、結果の集計・分
析に相当の時間がかかるという問題がある。また、店に
きてカードに記入する客も少ないという問題もある。ア
ンケート結果を入手するまでに時間がかかり、しかも、
アンケート調査結果の量が少ないことからみて、経営判
断の速さが求められているビジネスの世界では、経営に
十分反映させるには不満足である。そこで、新鮮で真実
性の高いアンケート調査結果を迅速に数多く得る方策
が、強く求められている。
【0005】近時、インタ−ネットを利用したアンケー
ト調査が行われるようになってきている。このアンケー
ト調査の実施形態は、アンケート業務そのものをアンケ
ート専門企業に委託し、パソコンによって回答されたも
のを集計・分析した結果をレポートとして受領するか、
又は、インターネット上でアンケート内容を設定し、パ
ソコンによって回答されたデータをインターネットを通
じて受領した後、個別に集計・分析処理する形態を採っ
ている。
【0006】これらの実施形態は、そもそもアンケート
専門企業に委託する形式であるので、機動的なアンケー
ト調査とはほど遠く、また、パソコンにのみ対応したシ
ステムであるため、店頭等の現地で現物を確認しなが
ら、又は確認直後の新鮮で確実性の高い回答、リアルタ
イムでの回答を得ることが困難である。また、家庭やオ
フィスに固定的に設置されたパソコン端末又は携帯型パ
ソコンでしかアンケートに回答出来なかったため、端末
による制約を受けることから回答対象者が絞られてい
た。
【0007】一方、パソコンによるインターネット接続
に於いては、ウエブでは1回のセッション(データのや
り取り)が基本となっているので、連続してセッション
を行うには問題がある。そこで、インターネット接続、
いわゆるセッションの確立については、ウエブサーバー
が利用者を識別するためにウエブブラウザに送る情報
「クッキー(cookie)」が利用される。これは、
ブラウザのキャッシュエリアにファイルとして保存され
る。例えば、オンラインショッピングのように商品をい
くつか選択して最後に支払い手続きを行なうような場
合、各セッションでサーバー側が利用者を識別する必要
がある。この際、サーバーはブラウザにクッキーを送
り、ブラウザはセッションの度にサーバーにクッキーを
送り返すことでサーバーが利用者を識別している。
【0008】ところが、携帯電話のインターネット接続
技術ではクッキーが利用できず、特定キャリア(NTT
DoCoMo)の特定サービス(公式メニュー)を除い
ては、スタンダードなセッション確立方法が提供されて
いないため、対話的(インタラクティブ)なデータの連
続的なやり取りが困難な現状にある。
【0009】更に、携帯電話とパーソナルコンピュータ
とでは、インターネット接続技術が異なるため、加え
て、携帯電話では、そのキャリア(回線提供会社の意
味、以下、キャリアと記す)によってインターネット接
続技術が異なるため、アンケート実施者又はセンターが
機種毎に対応したコンテンツを作成するか又は対応した
ソフトウェアを開発する必要があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上の状況に鑑みて、
本発明者らは、急速に普及した移動体通信機に着目し、
本発明を完成させた。即ち、本発明の目的は、新鮮で真
実性の高い顧客情報を、インターネットを介したネット
ワーク上で移動体通信機を利用して、アンケート調査に
より獲得し、経営に即座に反映させることのできる、ア
ンケート調査システムを提供するものある。そして、ア
ンケート実施者に、外部のアンケート調査会社にアンケ
ート調査を委託せず、アンケートの設問・回答の設定か
らアンケート実施中の回答集計・分析まで自ら行えるよ
うな一貫した機能を提供し、顧客、即ち、アンケート回
答者にとっては移動体通信機の機種に依存しないアンケ
ート調査システムを提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、インタ
ーネットを介したネットワーク上移動体通信機で、アン
ケート調査を行いその結果を即座に集計・分析するアン
ケート調査システムである。即ち、請求項1の発明は、
移動体通信機を有する顧客、アンケート実施者及びアン
ケートを発し処理するセンターとを結ぶネットワークに
於いて、センターが、顧客に対してアンケート実施者の
ウエブサイトへのアクセスを促す一方、アンケート実施
者のウエブサイトにアクセスした顧客の移動体通信機に
アンケートを通知する手段、アンケートに対する顧客の
回答を受取る手段、アンケートの回答結果を集計・解析
する手段及びアンケート実施者からアンケートを受け取
る手段を備えたことを特徴とするアンケート調査システ
ムである。
【0012】請求項2の発明は、センターが、アンケー
ト実施に要する費用を、アンケートの回答数に応じて課
金する手段を備えたことを特徴とするアンケート調査シ
ステムである。
【0013】請求項3の発明は、センターが、顧客のア
ンケート回答がおまけ当たりに該当するか否かを判断す
る手段及びおまけ当たりに該当する場合にはおまけ当た
りとおまけの内容を顧客の移動体通信機に通知する手段
を備えたことを特徴とするアンケート調査システムであ
る。
【0014】請求項4の発明は、アンケート内容を、ア
ンケート実施者がアンケート実施者のウエブサイトを介
して変更、追加又は削除が行える手段をセンターが備え
たことを特徴とするアンケート調査システムである。
【0015】請求項5の発明は、センターが、アンケー
ト回答の集計結果をアンケート実施者に通知する手段を
備えたことを特徴とするアンケート調査システムであ
る。
【0016】請求項6の発明は、顧客のe−メールアド
レスの通知を受けて、該顧客の移動体通信機にアンケー
ト実施者のウエブサイトのURLを含むe−メールを送
信する手段を、センターが備えたことを特徴とするアン
ケート調査システムである。
【0017】請求項7の発明は、アンケートが、性別、
年齢及び職業等の基本的事項からなる基本アンケート及
び複数の質問からなる複数のアンケートより構成される
ことを特徴とするアンケート調査システムである。
【0018】請求項8の発明は、センターが、顧客の基
本アンケートに対する回答を受取りそれに基づき、複数
のアンケートの中から自動的に一つのアンケートを選択
する手段及び該アンケートを顧客の移動体通信機に通知
する手段を備えたことを特徴とするアンケート調査シス
テムである。
【0019】請求項9の発明は、移動体通信機のインタ
ーネット接続に於いて、センターのサーバー上で乱数計
算して得た数値を、アクセスした顧客の移動体通信機に
返す情報の中に暗号化して組み込み、これを利用してセ
ッションを確立し、セッション確立後は、センターのサ
ーバーは移動体通信機から送られてきた情報に組み込ま
れ該暗号化された数値によって相手を特定してセッショ
ンを維持し、これに基づいてデータの受け渡しを行う手
段をセンターが備えたことを特徴とするアンケート調査
システムである。
【0020】請求項10の発明は、センターにアクセス
してきた顧客の移動体通信機の属性を判断し、移動体通
信機の機種に対応した言語のコンテンツを自動生成し顧
客の移動体通信機に返す手段をセンターが備えたことを
特徴とするアンケート調査システムである。
【0021】本発明は、移動体通信機を有する顧客、ア
ンケート実施者及びアンケートを発し処理するセンター
とを結ぶネットワークに於いて、顧客がアンケート実施
者サイトへアクセスし、顧客に対してセンターが顧客の
移動体通信機にアンケートを通知し、アンケートを受け
た顧客がそのアンケートに対する回答をし、顧客の回答
をセンターが受取り、アンケートの回答結果を集計・解
析することを特徴とするアンケート調査システムであ
る。アンケートの集計、分析結果は、アンケート実施者
が閲覧するすることができる。アンケート自身は、アン
ケート実施者で作成したものを、センターが受け取りサ
ーバに記憶する。この、アンケートの内容は、随時、ア
ンケート実施者によって修正、追加、変更、削除が可能
である。
【0022】本システムでは、アンケート実施に要する
費用を、アンケートの回答数に応じて課金する。顧客、
即ち、アンケート回答者が回答する数量に応じて、アン
ケート実施者に課金してもよい。また、アンケート回答
者に対するプレミアムとして、特定のアンケート回答者
に、例えば、アンケート回答が100人目に相当する人
をおまけ当たりとすることができる。おまけ当たりに該
当する場合にはおまけ当たりとおまけの内容を回答者は
移動体通信機上で閲覧することができる。
【0023】顧客がアンケート実施者のウエブサイトに
アクセスし易いように、アンケート実施者又はセンター
が、顧客のe−メールアドレスを承知して、該顧客の移
動体通信機にアンケート実施者のウエブサイトのURL
を含むe−メールを送信することができる。該e−メー
ルを受信した顧客はそのURLをクリックすることによ
り、目的のウエブサイトに容易にアクセスすることがで
きる。
【0024】アンケートは、一連の質問から成る。この
アンケートを、例えば、性別、年齢、職業等の基本的な
質問から成るアンケートと複数の一連の質問から成るア
ンケートを複数用意することができる。この際、顧客の
基本アンケートに対する回答を受取り、それに基づき複
数のアンケートの中から自動的に基本的アンケートの回
答者に最適な一つのアンケートを選択し、該アンケート
を顧客の移動体通信機に通知することができる。これに
より、木目細かいアンケート調査を行うことができる。
【0025】移動体通信機によるインターネット上での
連続したセッションを可能にするために、移動体通信機
のインターネット接続に於いて、センターのサーバー上
で、乱数計算して得た数値を、アクセスした顧客の移動
体通信機に返す情報の中に暗号化して組み込み、これを
利用してセッションを確立し、セッション確立後は、セ
ンターのサーバーは移動体通信機から送られてきた情報
に組み込まれ該暗号化された数値によって相手を特定し
てセッションを維持し、これに基づいてデータの受け渡
しを行う手段をセンターが備えることができる。乱数の
組み合わせとしては、例えば、3620をとることがで
きる。尚、36という数字は、アルファベット文字数2
6と0から9までの数字の数10を加えたものである。
【0026】更に、移動体通信機の機種に依存すること
なくセッションを可能にするために、インターネットセ
ンターにアクセスしてきた顧客の移動体通信機の属性を
判断し、移動体通信機の機種に対応した言語のコンテン
ツをデータベースから自動生成し顧客の移動体通信機に
返す手段を備えることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明のアンケート調査シ
ステムを、実施形態に基づいて説明する。図1に示すよ
うに、インターネットを介して、移動体通信機を有する
顧客、アンケート実施者及びアンケートを発し処理する
センターとがネットワークで結ばれたシステムである。
ここで移動体通信機というのは、携帯電話、携帯情報端
末(PDA)、ノートパソコン等の通信機能を備えた携
帯端末である。特に、携帯電話が対象になる。また、ア
ンケート実施者というのは、アンケートを実施してそれ
を自分の事業経営等に有効に活用しようとしている企業
や個人である。例えば、企業の経営者や担当者、個人商
店の経営者、レストランの経営者、大学教授、学生、調
査研究所等である。企業の場合、一企業で複数の店舗や
支店を有するものが多い。一企業で複数の店舗や支店を
有する状況を図1では、A社甲店、A社乙店、A社丙
店、B社甲店、B社乙店、B社丙店等と表現している。
【0028】センターには、本システムを運営するサー
バが設置される。サーバには、情報の受発信を行う通信
装置、情報を記憶する記憶装置、データベース、表示装
置、入力装置、中央演算装置等が設けられる。表示、入
力、更には、センターシステムの管理のために、センタ
ー管理用のコンピュータを設けることができる。センタ
ーのデータベースには、アンケート実施者のリストやホ
ームページ、アンケートの設問とその回答、アンケート
に対する顧客の回答結果等が格納される。顧客の端末と
して、携帯電話、携帯情報端末PDA、ノートパソコン
等が図1に示されている。アンケート実施者はコンピュ
ータを所有しているが、これはアンケートの編集、設
問、回答を設定登録するためのものであると同時に、ア
ンケート調査結果を閲覧する手段でもある。
【0029】本発明のシステムは、ビジネス全般に亘っ
て広く利用できる。飲食品を扱うレストランに於いても
好適に利用できるシステムである。例えば、レストラン
を訪れた顧客は、注文の品が来るまでの待ち時間を利用
して、又は、食後のお茶を飲むくつろいだ時間に、この
アンケート調査に好適に参加できる。このような時間帯
に回答されたアンケートは、新鮮度及び真実度が高いと
考えられ、経営等に有効な情報となる。このように、本
システムは来店中の顧客に対してリアルタイムにアンケ
ート調査を実施し、そのアンケート調査結果も即座に得
られるので、事業経営に有効に反映させることができ
る。
【0030】システムの運用例を図2に示した。これ
は、アンケート実施者及びアンケートの回答者である顧
客の立場から示したものである。これを、センターの立
場から示したものが図3である。顧客は、一般の消費者
である。システムが会員制を採っている場合は、顧客は
システムの会員になる必要がある。顧客は、インターネ
ット上でアンケート実施者のサイトにまずアクセスす
る。アクセスの方法は、センターのサイトにアクセスし
そのサイトからシステムの顧客が利用しようとするアン
ケート実施者のサイトにリンクしてもよいし、センター
のサイトを介して利用しようとするアンケート実施者の
サイトにアクセスしてもよいし、直接利用しようとする
アンケート実施者のサイトにアクセスしてもよい。
【0031】利用アンケート実施者のサイトへのアクセ
スは、アンケート実施者の経営する店舗等の店頭に張り
出されているURL等を利用することもできる。例え
ば、顧客が飲食品を賞味するために訪れたレストランに
張り出されているURL、メニューに記載されているU
RL又は顧客自身が承知しているURLに接続すること
により行うことができる。
【0032】アンケートの回答者である顧客は、アンケ
ート実施者のサイト(ホームページ)にアクセスする。
アクセスすると、センターから顧客の移動体通信機にア
ンケートが送られてくる。これに対して、顧客は表示さ
れた項目の中から該当する回答を選択するか又は文字を
入力して回答する。回答結果は、センターのサーバに送
られ記憶される。一方、アンケート実施者は、自分のホ
ームページ、アンケートの設問とその回答を作成する。
作成したアンケートは、センターに送られ、センターの
サーバに記憶される。アンケート実施者がアンケート調
査結果を見たいときに、センターのサーバにアクセスし
てアンケート結果を閲覧する。また、必要に応じて、ア
ンケート実施者は、アンケートの設問の修正、追加、変
更を行うとともに、それらに対応するる回答を作成し、
センターに送る。データを受け取ったセンターは、該デ
ータをセンターのデータベースに記憶する。
【0033】センターから見た場合は、センターはアン
ケート実施者から送られてくるアンケートの設問やその
回答を受け取り記憶する。アンケートの回答者、即ち、
顧客がアンケート実施者のサイトにアクセスすれば、そ
れを受けてセンターは、顧客の移動体通信機にアンケー
トを通知する。このアンケートの回答をセンターが受け
取りサーバに記憶する。この際、アンケート回答がおま
け当たりに該当するかを判断し、おまけ当たりの場合
は、センターは顧客の移動体通信機におまけに当ったこ
と及びおまけの内容を通知する。アンケート結果は、ア
ンケート実施者の求めに応じ、アンケート実施者の希望
するフォーマットでアンケート実施者に通知する。この
集計機能に加え、端末種別毎の日別、時間別のヒット率
一覧を求めることもできる。また、従来のアンケート方
法では、全体の処理速度を一定水準に保つため、利用者
の数を限定しているが、本発明ではデータベース構成の
工夫により、回線許容範囲まで制限することがない。更
に、本システムでは、アンケート回答後の登録確認情報
を、予め設定した回答順位毎にランダム、自由な内容で
表示することもできる。
【0034】顧客の移動体通信機に送られてくるアンケ
ート設問の一例を図4に示した。設問は、複数の項目の
中から選択できるものもあれば、文字入力するものもあ
る。図5にアンケートの調査結果をアンケート実施者が
受け取る際の、操作画面の一例を示した。アンケート調
査結果を集計、分析する項目を指定することにより、ア
ンケート実施者が希望するデータが得られる仕組みにな
っている。アンケートの集計、分析結果を表示する一例
を図6に示した。
【0035】アンケートの仕方として、基本アンケート
を先ず行い、この結果に基づいて、該顧客に適した設問
を有するアンケートを選択して、該アンケートを顧客の
移動体通信機上に通知することもできる。この場合、ア
ンケートは、性別、職業や年齢等から構成される基本ア
ンケート及び複数の質問から構成される複数のアンケー
トとからなっている。顧客が、基本アンケートを回答す
ると、センターに於いて、その回答に応じて、複数のア
ンケートのなかからその性別、職業、年齢に対応したア
ンケートを選択して、顧客の移動体通信機にそのアンケ
ートが通知される。基本アンケートの項目は、性別、年
齢や職業のほかに、出身地、趣味、学歴、住所等の中か
ら適宜選択してもよい。
【0036】次に、おまけ当たりというのは、アンケー
ト回答の、例えば、1000人目毎にプレミアムを付け
ることをいう。1000人目は、100人目であっても
よいし、500人目であってもよく、適宜決めることが
できる。アンケート回答を累積していき、アンケート回
答者が1000人目、2000人目、3000人目、・
・・・になったときに、その顧客に対して、プレミアム
を贈るものである。プレミアムは、食事券であってもよ
いし、飲み物券であってもよいし、割引券であってもよ
く、適宜決めることができる。このおまけのシステム
は、アンケート参加の意欲を誘引する手法として極めて
有効である。
【0037】おまけ当たりに該当する場合には、センタ
ーから顧客の移動体通信機のディスプレイにおまけ当た
りが通知され、おまけの内容が顧客者に知らされる。お
まけに当たった顧客は、おまけ当たりの通知を、例え
ば、アンケート実施店のレジに見せることにより、その
アンケート実施者におまけ当たりを確認させ、おまけを
受け取るのである。
【0038】顧客が回答したアンケート結果は、アンケ
ート実施者が希望するときに見ることができる、即ち、
リアルタイムにアンケートの集計・分析結果をみること
ができる。これにより、アンケート実施者は、事業経営
に即座に反映させることが可能になり、例えば、消費者
の好む品物をいち早く提供し、事業収益を高めることが
可能になる。
【0039】本システムの特徴の一つは、アンケートの
質問の内容を、適宜、自由に変更できることである。従
来のカードによるアンケート調査では、印刷等の関係で
長年似たような質問が継続される。これに対して、本シ
ステムでは印刷の必要はないので、容易にシステム上で
アンケートの質問を変更することができる。顧客のアン
ケート回答を参照しながら、アンケートの質問を変更す
ることができるのである。アンケートの質問の変更は、
アンケート実施者がそのサイトを介してセンターに設置
される記憶装置に記憶される内容を書き換えればよいの
である。
【0040】アンケート実施者が、アンケートの編集、
設問及びその回答を作成する作業の流れを図7に示し
た。また、アンケート設問の登録画面の例を図8に、ア
ンケート回答の登録画面を図9に示した。
【0041】例えば、年輩者のように、顧客にとって、
アンケート実施者サイトへのアクセスに困難を感じアン
ケートに参加しない場合があり、アンケート回答者が限
定されるという欠点がある。このような場合、e−メー
ルを利用する方法がある。即ち、アンケート実施者又は
センターが顧客のe−メールアドレスを知って、その顧
客の移動体通信機にアンケート実施者サイトのURLを
含むe−メールを送信する方法である。この方法によれ
ば、顧客は、通常のe−メールを受け取る感覚で該メー
ルを受け取る。そのメールには、アンケート実施者サイ
トのURLが記載されているので、そのURLをクリッ
クすることにより、簡単に目的とするアンケート実施者
サイトにアクセスすることができる。
【0042】本システムは、特に、インターネットへの
接続端末として携帯電話をその対象にしている。携帯電
話でインターネットに接続し、セッションを行うに際し
ては、前述したように、パソコンで使用されるクッキー
が使用できず、セッション確立方法が提供されていない
ので、対話的な連続データのやり取りが困難であるとい
う問題及び携帯電話の機種によって、インターネットへ
の接続が自由には行えないという問題がある。
【0043】これらの問題に対して、本発明は、機種に
依存した言語によってコンテンツを作成するのではな
く、アクセスしてきた携帯電話の機種の属性を判断し、
携帯電話の機種に対応した言語のコンテンツをデータベ
ースから自動生成し、該携帯電話に返すことで、携帯電
話の機種に依存せずに閲覧・回答できるシステムとし
た。また、ブラウザのクッキーに相当するセッション確
立の問題を解決するために、本発明では、サーバー上
で、例えば、3620個の組み合わせの中から乱数計算
して得た数値を、アクセスして来た携帯電話に返す情報
の中に暗号化して組み込み、これを利用してセッション
を確立させ、セッション確立後は、サーバーは携帯電話
から送られてきた情報に組み込まれ暗号化された数値に
よって相手を特定してセッションを維持し、これに基づ
いてデータの受け渡しを行うシステムとした。
【0044】以上、本発明は、以下の特徴を有する。イ
ンターネットへの接続端末の機種の制約を受けないシス
テムであり、アンケート回答対象者が絞られることがな
い。そして、移動体通信機の機種に依存しないシステム
を提供するので、アンケート回答結果は一元的に管理さ
れ集計・分析が即時に出来る。移動体通信機端末に特化
したインターフェイスとして設計しているため、いつで
もどこでも現地・現物を確認しながら、又は、確認直後
の曖昧な記憶に頼らない信頼性の高い新鮮度が高く、リ
アルタイムでの回答を得ることが可能である。更に、集
計機能に加え、端末種別毎の日別、時間別のヒット率一
覧機能をも提供することができ、アンケート実施者は逐
次その時点でのアンケートの分析が可能となり、アンケ
ート実施期間の途中でもアンケート設問の変更・追加や
企画変更、顧客主導の企画・商品管理が可能となる。従
って、本システムは、レストランなどにおいて、事業者
にとってはオーダー後の待ち時間に有効な情報を収集す
ることができ、アンケート回答者に対してはプレミアム
を付与することにより利益を還元することで、顧客にと
って待ち時間を楽しみな時間に変化させることができ
る。
【0045】本システムは、現地・現物を確認しなが
ら、又は、確認直後にアンケート回答を得ることが出来
るため、当日、時間限定のイベント、その場で即時的に
集計結果を得られるイベント、あるいは現地で体験した
者にしか回答できないアンケートに応用できるという特
徴もある。また、従来のアンケート方法では、全体の処
理速度を一定水準に保つため、利用者の数を限定してい
るが、本発明ではデータベース構成の工夫により、回線
許容範囲まで制限することがない。更に、本システムで
は、アンケート回答後の登録確認情報を、予め設定した
回答順位毎にランダム、自由な内容で表示することが出
来る。
【0046】
【発明の効果】本システムは、顧客の移動体通信機にア
ンケートを送り、移動体通信機から直接アンケートの回
答を得るので、リアルタイムにアンケートの回答が集計
・分析できる。このようにして集計・分析された消費者
の意見を、アンケート実施者の事業経営に即座に反映さ
せることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】システムの構成例を示す図である
【図2】システム運用を示すフローチャートの例である
【図3】センターに於けるシステム運用の例を示す図で
ある
【図4】アンケートの一例を示す図である
【図5】アンケートの調査結果を受け取る際の操作画面
の一例を示す図である
【図6】アンケートの調査結果を表示の一例を示す図で
ある
【図7】アンケートの編集作業の流れを示す図である。
【図8】アンケート設問の登録画面の例を示す図である
【図9】アンケート設問に対する回答の登録画面の例を
示す図である

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体通信機を有する顧客、アンケート実
    施者及びアンケートを発し処理するセンターとを結ぶネ
    ットワークに於いて、センターが、顧客に対してアンケ
    ート実施者のウエブサイトへのアクセスを促す一方、ア
    ンケート実施者のウエブサイトにアクセスした顧客の移
    動体通信機にアンケートを通知する手段、アンケートに
    対する顧客の回答を受取る手段、アンケートの回答結果
    を集計・解析する手段及びアンケート実施者からアンケ
    ートを受け取る手段を備えたことを特徴とするアンケー
    ト調査システム。
  2. 【請求項2】センターが、アンケート実施に要する費用
    を、アンケートの回答数に応じて課金する手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンケート調査シス
    テム。
  3. 【請求項3】センターが、顧客のアンケート回答がおま
    け当たりに該当するか否かを判断する手段及びおまけ当
    たりに該当する場合にはおまけ当たりとおまけの内容を
    顧客の移動体通信機に通知する手段を備えたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載のアンケート調査シ
    ステム。
  4. 【請求項4】アンケート内容を、アンケート実施者がア
    ンケート実施者のウエブサイトを介して変更、追加又は
    削除が行える手段をセンターが備えたことを特徴とする
    請求項1から請求項3のいずれかに記載のアンケート調
    査システム。
  5. 【請求項5】アンケート回答の集計結果をアンケート実
    施者が閲覧できる手段を、センターが備えたことを特徴
    とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のアンケ
    ート調査システム。
  6. 【請求項6】アンケート実施者又はセンターが、顧客の
    e−メールアドレスの通知を受けて、該顧客の移動体通
    信機にアンケート実施者のウエブサイトのURLを含む
    e−メールを送信する手段を備えたことを特徴とする請
    求項1から請求項5のいずれかに記載のアンケート調査
    システム。
  7. 【請求項7】アンケートが、性別、年齢や職業等の基本
    的事項からなる基本アンケート及び複数の質問からなる
    複数のアンケートより構成されることを特徴とする請求
    項1から請求項6のいずれかに記載のアンケート調査シ
    ステム。
  8. 【請求項8】センターが、顧客の基本アンケートに対す
    る回答を受取りそれに基づき、複数のアンケートの中か
    ら自動的に一つのアンケートを選択する手段及び該アン
    ケートを顧客の移動体通信機に通知する手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載
    のアンケート調査システム。
  9. 【請求項9】移動体通信機のインターネット接続に於い
    て、センターのサーバー上で乱数計算して得た数値を、
    アクセスした顧客の移動体通信機に返す情報の中に暗号
    化して組み込み、これを利用してセッションを確立し、
    セッション確立後は、センターのサーバーは移動体通信
    機から送られてきた情報に組み込まれ該暗号化された数
    値によって相手を特定してセッションを維持し、これに
    基づいてデータの受け渡しを行う手段をセンターが備え
    たことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに
    記載のアンケート調査システム。
  10. 【請求項10】センターにアクセスしてきた顧客の移動
    体通信機の属性を判断し、移動体通信機の機種に対応し
    た言語のコンテンツを自動生成し顧客の移動体通信機に
    返す手段をセンターが備えたことを特徴とする請求項1
    から請求項9のいずれかに記載のアンケート調査システ
    ム。
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