JP2002133024A - 懸賞システム、懸賞方法及び記録媒体 - Google Patents

懸賞システム、懸賞方法及び記録媒体

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JP2002133024A
JP2002133024A JP2000329971A JP2000329971A JP2002133024A JP 2002133024 A JP2002133024 A JP 2002133024A JP 2000329971 A JP2000329971 A JP 2000329971A JP 2000329971 A JP2000329971 A JP 2000329971A JP 2002133024 A JP2002133024 A JP 2002133024A
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JP2000329971A
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Toshiyuki Kawasaki
寿之 川崎
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 懸賞システムにおける抽選の公平さ・公正さ
を客観的に証明でき、かつ抽選における応募者の意思の
反映を可能とする。 【解決手段】 通信回線網30を利用して、懸賞提供業
者ネットワーク10のウエブサーバ11からユーザ端末
機20へ懸賞情報及び多肢選択情報が送信される。ユー
ザ端末機20の入力部22において、受信された懸賞情
報に対する応募情報及び多肢選択情報に対する指定選択
肢がそれぞれ入力され、通信回線網30を介して、懸賞
提供業者ネットワーク10のデータベース専用サーバ1
2へ送られ、記憶される。その後、懸賞提供業者端末1
3からの抽選開始信号にともない、プログラム専用サー
バ14において、データベース専用サーバ12から選択
抽選情報が取り出され、選択抽選情報にもとづき抽選処
理が行われ、当否結果が通信回線網30を介して、ユー
ザ端末機20へ送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、懸賞システムに関
し、特に、懸賞提供業者ネットワークにおいて通信回線
網を利用しユーザ端末機へ懸賞情報を送信し、かつ応募
情報を収集する懸賞システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットに代表される通信回線網
においては、様々な企業,公共施設,個人等に設けられ
た情報提供サーバや情報提供業者LAN(Local
area network)等から多彩な情報が提供さ
れており、一方、ユーザにおいては、それら情報が端末
機を用いて容易に入手されている。このうち、情報提供
業者がメーカや販売店等の場合は、提供情報として自社
製造商品や販売賞品等の広告情報が送出されており、こ
の場合、通信回線網は、端末機のユーザである一般消費
者への宣伝形態として利用されている。
【0003】また、情報提供業者は、賞品の宣伝効果を
高めるため、提供情報の中に懸賞を設けることが多い。
懸賞情報は、アクセスされたユーザ端末機において受信
され画面表示される。その後、情報提供業者サーバにお
いては、懸賞情報に対する応募情報がユーザ端末機から
受信され、懸賞の抽選が行われる。そして、情報提供業
者は、抽選の当選者に、後日賞品を配送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、情報提
供業者のほとんどは、ユーザ端末機の所持者等に対し、
情報提供業者サーバにおける懸賞の抽選方法を明らかに
していなかった。このため、ユーザ端末機の所持者等
は、懸賞の抽選が本当に公正に行われているか疑問や不
安に感じる反面、抽選方法を知る手だてがないために、
抽選結果をそのまま受け入れるしかなかった。
【0005】また、一般的に抽選は、情報提供業者にお
いて独自に行われるため、ユーザ端末機の所持者の意思
を反映される余地がないものとされていた。このため、
ユーザ端末機の所持者は、抽選の方法が、平等な立場に
ある複数の応募者の中からランダムに選ばれた者を当選
者とするものであると信じ、抽選への参加や自己の意思
の反映ができないことから、面白味に欠けると感じるこ
とが多かった。
【0006】さらに、情報提供業者にとっては、抽選が
公平・公正に行われたことをユーザ端末機の所持者に対
し具体的に説明することが困難であった。本発明は、上
記の事情にかんがみなされたものであり、懸賞における
抽選の公平さ・公正さを客観的に証明でき、かつ抽選に
おける応募者の意思の反映が可能な懸賞システム、懸賞
方法及び記録媒体の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の懸賞システムは、懸賞情報
を記憶する懸賞提供業者ネットワークと、通信回線網を
利用して懸賞情報を受信するユーザ端末機とを有する懸
賞システムであって、懸賞提供業者ネットワークが、懸
賞の抽選における当否判断に用いる複数の選択肢を多肢
選択情報として記憶し、ユーザ端末機が、懸賞提供業者
ネットワークから受信した多肢選択情報の示す複数の選
択肢の中から任意のものを指定選択肢として指定し、懸
賞提供業者ネットワークが、ユーザ端末機から受信した
指定選択肢にもとづき当否判断を行う構成としてある。
【0008】懸賞システムをこのような構成とすると、
ユーザ端末機の所持者が、応募情報に加え、多肢選択情
報の中から指定した指定選択肢を懸賞提供業者ネットワ
ークへ送信できるため、懸賞提供業者ネットワークでの
懸賞の抽選において自己の意思を反映できる。よって、
応募者にとっては、抽選の形式が明確となるとともに、
懸賞提供業者にとっては、抽選が公平・公正に行われた
ことを証明できる。
【0009】また、請求項2記載の懸賞システムは、多
肢選択情報の示す複数の選択肢が、じゃんけんデータ及
び/又は設問に対する回答の多肢データからなる構成と
してある。懸賞システムをこのような構成とすれば、こ
れら選択肢は抽選における勝敗の結果が明確となるた
め、抽選の公平性が確保される。
【0010】また、請求項3記載の懸賞システムは、ユ
ーザ端末機が、複数の選択肢の中から任意のものを複数
及び/又は複数回選択して順次並べた指定選択肢列を懸
賞提供業者ネットワークへ送信し、懸賞提供業者ネット
ワークが、抽選時に、ユーザ端末機からの指定選択肢列
の並び順に当否判断を行う構成としてある。懸賞システ
ムをこのような構成とすると、一回の抽選だけでは当選
者を確定できない場合や、複数の設問のすべてあるいは
ある得点以上の取得者を当選者とする場合に、指定選択
肢列により抽選を行って公平さ・公正さを担保できる。
【0011】また、請求項4記載の懸賞システムは、懸
賞提供業者ネットワークが、ユーザ端末機へ指定選択肢
を用いた抽選の経過を送信する構成としてある。懸賞シ
ステムをこのような構成とすれば、ユーザ端末機に対
し、さらに、抽選の公平性を証明できる。
【0012】また、請求項5記載の懸賞方法は、通信回
線網を利用して懸賞提供業者ネットワークからユーザ端
末機へ懸賞情報を提供する懸賞方法であって、懸賞提供
業者ネットワークが、懸賞の抽選における当否判断に用
いる複数の選択肢を含む多肢選択情報をユーザ端末機へ
送信し、懸賞情報に対する応募情報とともに、多肢選択
情報の示す複数の選択肢の中から任意に選択されたもの
を指定選択肢として受信し、この指定選択肢を用いて当
否判断を行う方法としてある。
【0013】懸賞システム方法をこのような方法とする
と、懸賞提供業者ネットワークにおいては、懸賞の抽選
が、ユーザ端末機からの複数の多肢選択情報の中から指
定された指定選択肢を用いて行われるため、応募者であ
るユーザ端末機の所持者にとっては、抽選方法を知得で
きるとともに、懸賞提供業者にとっては、抽選の公平さ
・公正さを証明できる。
【0014】また、請求項6記載の記録媒体は、通信回
線網を利用して懸賞提供業者ネットワークからユーザ端
末機へ懸賞情報を提供するプログラムが記録された記録
媒体であって、懸賞の抽選における当否判断に用いる複
数の選択肢を含む多肢選択情報をユーザ端末機へ送信
し、懸賞情報に対する応募情報とともに、多肢選択情報
の示す複数の選択肢の中から任意に選択されたものを指
定選択肢として受信する処理を実行させるプログラムが
記録された構成としてある。
【0015】このような記録媒体に記録されたプログラ
ムを懸賞提供業者ネットワークに読み込ませて実行させ
ることにより、懸賞提供業者ネットワークに対し指定選
択肢を用いて懸賞の抽選を行わせるプログラムの管理が
容易となる。また、記録媒体を持ち運び可能なものとす
れば、他の懸賞システムにおいても同一のプログラムを
インストールすることができるため、公平かつ公正な懸
賞の抽選を実現できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。まず、本発明の懸賞シス
テム,懸賞方法及び記録媒体の実施形態について、図1
を参照して説明する。同図は、本実施形態の懸賞システ
ムの構成を示すブロック図である。
【0017】同図に示すように、懸賞システム1は、懸
賞提供業者ネットワーク10と、ユーザ端末機20と、
通信回線網30とを有している。ここで、懸賞提供業者
ネットワーク10は、ウエブサーバ11と、データベー
ス専用サーバ12と、懸賞提供業者端末13と、プログ
ラム専用サーバ14と、メールサーバ15とを有してい
る。
【0018】ウエブサーバ11は、ユーザ端末機20か
らのアクセスに対し、懸賞情報及び多肢選択情報を送信
する。これら懸賞情報及び多肢選択情報は、ウエブペー
ジに載せて送信することができる。なお、ウエブページ
にはホームページを含むものとする。懸賞情報には、懸
賞品データ,応募対象者データ,当選者数データ,締切
日データなどを含むことができる。
【0019】このうち、懸賞品データは、懸賞品又は懸
賞品とされる自社商品の特徴や取扱いの説明,外観写真
等からなる。また、応募対象者データは、応募対象者を
一般消費者とするか、登録者に限るか、あるいは商品購
入者に限定するかを示すほか、募集地域、年齢制限等を
含むことができる。
【0020】多肢選択情報は、懸賞の抽選における当否
判断に用いられる複数の選択肢を選択肢データとして有
するものであり、たとえば、じゃんけん情報や設問に対
する回答情報(設問及び回答情報)などがある。多肢選
択情報がじゃんけん情報の場合は、「グー」,「チョ
キ」,「パー」が選択肢データとなる。
【0021】一方、設問及び回答情報の場合は、多肢選
択形式で用意された回答のそれぞれが選択肢データとな
る。たとえば、設問が「オーストラリアの首都は?」で
ある場合に、回答例として「シドニー」,「キャンベ
ラ」,「メルボルン」が用意されていれば、この多肢回
答のそれぞれが選択肢データとなる。また、設問は複数
設けられ、正解率等により当選者を決定することもでき
る。
【0022】さらに、多肢選択情報の示す複数の選択肢
の中から指定選択肢を指定させる際には、制限時間を設
けることもできる。たとえば、多肢選択情報が設問及び
回答情報の場合は、この多肢選択情報が示されたウエブ
ページが画面に表示されてから一定時間内に、設けられ
た所定数の設問を応募者に解かせることもできる。具体
的には、ウエブページが画面表示されてから三十分以内
に百問の設問を応募者に答えさせることができる。
【0023】指定選択肢の指定に要する時間を制限する
ことで、応募者が設問に対する正解を調べる時間を少な
くなるため、応募者の知識力を正解率に反映させること
ができる。よって、応募者の回答率にばらつきが生じる
ことから、応募者の知識力を反映した抽選とすることが
できる。
【0024】懸賞データベース12は、応募情報,多肢
選択情報,当否情報を記憶する。また、懸賞データベー
ス12は、懸賞の対象となるユーザを登録制にする場合
の応募者情報を記憶する。なお、当否情報,応募情報,
多肢選択情報及び応募者情報は、それぞれ異なるデータ
ベースに記憶させることもできる。
【0025】応募情報は、懸賞情報の示す懸賞内容にし
たがい、その抽選の応募に必要なデータからなり、たと
えば、指定賞品データ,登録番号データ(登録ID)な
どを含むことができる。また、当否情報は、特定の応募
者についての抽選の結果、すなわち当選又は落選を示
す。応募者情報は、応募者に関する氏名データ,住所デ
ータ,年齢データ,メールアドレスデータ,性別デー
タ,職業データ,電話番号データ,登録番号データ等を
含むことができる。
【0026】懸賞提供業者端末13は、抽選処理の開始
を示す抽選開始信号をプログラム専用サーバ14へ送
る。また、懸賞提供業者端末13は、懸賞ページの作成
や懸賞情報の入力などに使用される。
【0027】プログラム専用サーバ14は、データベー
ス専用サーバ12から多肢選択情報を取り出して、懸賞
の抽選処理を行う。選択多肢選択情報の取り出しは、選
択懸賞情報をキーとして抽選の対象となる懸賞を指定し
た多肢選択情報のすべてについて行われる。なお、多肢
選択情報にじゃんけん情報を用いた場合の懸賞の抽選処
理については、後述する。
【0028】メールサーバ15は、データベース専用サ
ーバ12から取り出した当否情報を、通信回線網30を
介してユーザ端末機20へ送信する。ただし、当否情報
は、本発明においては、メールサーバ15からユーザ端
末機20へメール機能を用いて送信することとしている
が、メール機能に限るものではなく、ユーザ端末機20
又は応募者であるユーザに対し当否情報を知らせる他の
手段、たとえばウエブページや郵送などにより送信(通
知)することができる。
【0029】なお、ウエブサーバ11,データベース専
用サーバ12,プログラム専用サーバ14及びメールサ
ーバ15は、任意の組合せにより、同一のサーバとして
構成することもできる。すなわち、懸賞提供業者ネット
ワーク10は、一又は二以上のワークステーション・サ
ーバ等の情報処理端末によって構成することができる。
【0030】ユーザ端末機20は、通信回線網30上に
提供された情報の受信が可能な情報処理装置であり、た
とえば、パーソナルコンピュータ,ノート型パソコン,
モバイルツール,モバイルノート,携帯端末,携帯電
話,PHS,PDA等からなる。また、ユーザ端末機2
0は、表示部21と、入力部22と、端末機管理部23
と、端末機送受信部24とを有している。
【0031】表示部21は、懸賞システムが通信回線網
30上に提供している懸賞情報を画面に表示する。入力
部22は、表示部21に表示された懸賞情報に関する入
力操作、たとえば、応募したい懸賞の選択、応募者情報
の登録等に用いられる。
【0032】端末機管理部23は、懸賞提供業者ネット
ワーク10からの懸賞情報,多肢選択情報及び当否情報
を表示部21へ送って表示させる。また、端末機管理部
23は、入力部22で入力された応募情報,応募者情
報,指定選択肢及び指定選択肢列を端末機送受信部24
へ送る。なお、指定選択肢列は、指定選択肢を順次並べ
たものをいうが、詳細については、後述する。
【0033】端末機送受信部24は、通信回線網30を
介して懸賞提供業者ネットワーク10から懸賞情報及び
当否情報を受信する。また、端末機送受信部24は、端
末機管理部23からの応募情報,応募者情報,指定選択
肢及び指定選択肢列を通信回線網30を介して懸賞提供
業者ネットワーク10へ送信する。なお、ユーザ端末機
20は、図1においては、一つ設けられているが、一つ
に限るものではなく、複数設けることができる。
【0034】通信回線網30は、従来公知の任意好適な
公衆回線、商業回線又は専用回線を用いることができ、
かつ、それぞれが同一又は相違する通信回線網で構成す
ることができる。また、通信回線網30は、懸賞提供業
者ネットワーク10とユーザ端末機20とを無線あるい
は有線で接続可能な回線であり、例えば、携帯端末網、
公衆回線網、専用回線網及びインターネット回線網によ
り構成することができる。
【0035】なお、懸賞提供業者ネットワーク10と通
信回線網30との間には、図示しないセキュリティシス
テムや中継機器を設けることができる。セキュリティシ
ステムには、ファイアウォールの機能を有した機器など
が含まれる。また、中継機器としては、レピータ,ブリ
ッジ,ルータ,ブルータ,ゲートウエイなどがある。
【0036】次に、本実施形態の懸賞システムの動作に
ついて、図2を参照して説明する。同図は、本実施形態
の懸賞システムの動作を示す動作手順図である。まず、
懸賞情報を受信するために、ユーザ端末機20におい
て、懸賞提供業者ネットワーク10のウエブサーバ11
へアクセスされる(ステップ10)。
【0037】ここで、懸賞情報の送信対象者が登録者に
限定しているときは、アクセスしてきたユーザ端末機2
0とデータベース専用サーバ12に登録されている登録
者名簿との照合が行われ、登録が確認されたもののみに
対して、以下の処理が行われる。
【0038】懸賞情報及び多肢選択情報がウエブサーバ
11から通信回線網30を介してユーザ端末機20へ送
信される(ステップ11)。ユーザ端末機20におい
て、端末機送受信部24で受信された懸賞情報及び多肢
選択情報が端末機管理部23を介して表示部21へ送ら
れ画面表示される(ステップ12)。
【0039】次いで、入力部22において、表示部21
で画面表示された懸賞情報に対する応募情報及び多肢選
択情報に対する指定選択肢が入力される(ステップ1
3)。ここで、必要に応じ、応募者情報を入力すること
もできる。応募情報及び多肢選択情報が、端末機管理部
23,端末機送受信部24及び通信回線網30を介し
て、ウエブサーバ11へ送信される(ステップ14)。
【0040】ウエブサーバ11において、受信された応
募情報及び指定選択肢がデータベース専用サーバ12へ
送られ(ステップ15)、記憶される(ステップ1
6)。その後、定期的又は自動的に、あるいは懸賞提供
業者端末13からの抽選開始信号にともない(ステップ
17)、プログラム専用サーバ14において、データベ
ース専用サーバ12から抽選される懸賞を示す選択懸賞
情報をキーとして選択抽選情報が取り出される(ステッ
プ18)。
【0041】プログラム専用サーバ14において、選択
抽選情報にもとづき抽選処理が行われ(ステップ1
9)、当否結果がメールサーバ15へ送られる(ステッ
プ20)。メールサーバ15において、入力された当否
結果がユーザ端末機20へ、通信回線網30を介して送
信される(ステップ21)。その後、ユーザ端末機20
の入力部22における操作により、受信された抽選結果
が表示部21で画面表示される。
【0042】次に、多肢選択情報にじゃんけん情報を用
いた場合の抽選方法について、図3〜図6を参照して説
明する。ここでは、多肢選択情報がじゃんけん情報であ
るものとする。そして、図3〜図6の示す指定選択肢の
うち、「G」が「グー」を、「Y」が「チョキ」を、
「P」が「パー」をそれぞれ表すものとする。
【0043】抽選方法には、応募者の指定選択肢列同士
を対戦させるものと、予め用意された指定選択肢列とそ
れぞれの応募者による指定選択肢列とを対戦されるもの
とがある。指定選択肢列とは、図3に示すように、指定
選択肢を順次並べたものであり、この並び順にしたがい
抽選における対戦が順次行われる。
【0044】抽選方法が、応募者同士により対戦させる
場合、プログラム専用サーバ14において、まず、抽選
の対象となる応募者の指定選択肢列がデータベース専用
サーバ12から取り出される。取り出された指定選択肢
列を図4に示す。ここでは、抽選の対象を四名(応募者
1,応募者2,応募者3,応募者4)とする。
【0045】第一対戦は、各指定選択肢列の一番目に並
べられた指定選択肢で対戦する。対戦の結果、同図にお
いては、応募者2が負けとなり脱落する。第二対戦は、
各指定選択肢列の二番目に並べられた指定選択肢で対戦
する。対戦の結果、同図においては、あいこであるた
め、そのまま第三対戦にすすむ。
【0046】第三対戦は、各指定選択肢列の三番目に並
べられた指定選択肢で対戦する。対戦の結果、同図にお
いては、応募者1が負けとなり脱落する。以下同様に、
第五対戦まで行われ、応募者3が負けた時点で、応募者
4が勝利し、よって、この応募者4が当選者となる。
【0047】一方、抽選方法が、予め用意された指定選
択肢列とそれぞれの応募者による指定選択肢列とを対戦
される場合、プログラム専用サーバ14において、ま
ず、抽選の対象となる応募者の指定選択肢列及び予め用
意された指定選択肢列(懸賞提供業者指定選択肢列)が
データベース専用サーバ12から取り出される。取り出
された指定選択肢列を図5に示す。
【0048】対戦は、懸賞提供業者指定選択肢列と指定
選択肢列との間で、指定選択肢列及び懸賞提供業者指定
選択肢列のそれぞれにおいて並べられた指定選択肢の順
に行われる。なお、この対戦においては、あいこはあい
ことし負けのみ負けとする場合を勝敗パターン1、あい
こと負けを負けとする場合を勝敗パターン2とする。
【0049】各対戦について、図6を参照して説明す
る。第一対戦の結果、勝敗パターン1の場合は、同図に
おいては、あいことなり第二対戦にすすむ。一方、勝敗
パターン2の場合は、応募者2が負けとなり脱落する。
【0050】第二対戦の結果、勝敗パターン1の場合
は、応募者4が負けとなり脱落する。一方、勝敗パター
ン2の場合は、応募者3及び応募者4が負けとなり脱落
するため、応募者1が勝者、すなわち当選者となる。こ
こで、勝敗パターン2は、抽選が終了する。
【0051】第三対戦の結果、勝敗パターン1の場合
は、応募者2及び応募者3が負けとなり脱落するため、
応募者1が勝者、すなわち当選者となる。ここで、勝敗
パターン1は、抽選が終了する。
【0052】これら対戦の経過は、データベース専用サ
ーバ12で保存され、メールサーバ15により、当否情
報とともに、ユーザ端末機20へ送信することもでき
る。送信される対戦経過情報は、応募者の指定選択肢
列,懸賞提供業者の指定選択肢列,対戦経緯(各対戦に
おける勝敗)などを含むことができる。懸賞提供業者ネ
ットワーク10からユーザ端末機20へ、抽選の結果だ
けでなく、対戦経過を送信することにより、抽選がより
公平に行われたことを証明できる。
【0053】抽選に用いる指定選択肢を列に構成するこ
とで、抽選において、複数の応募者がある場合やあいこ
により勝敗がつかない場合に、指定選択肢列の並び順に
対戦を複数行うことができる。このため、抽選におい
て、最終的に当選者を絞り込むことができる。
【0054】なお、図4及び図6においては、応募者を
四人としているが、四人に限るものではなく、抽選され
る懸賞を選択した応募者のすべてが対象とされる。ま
た、当選者は一人に限るものではなく、複数の当選者を
選ぶこともできる。
【0055】さらに、指定選択肢は、図3〜図6に示し
た指定選択肢列における並べ方に限るものではなく、任
意の並べ方で指定選択肢列を構成できる。また、図3〜
図6における指定選択肢列は、指定選択肢の数が十ある
が、十に限るものではなく、任意の指定選択肢の数によ
り指定選択肢列を構成できる。
【0056】懸賞システムをこのような構成とすれば、
応募者が、応募情報だけでなく、懸賞の抽選における当
否判断に影響を及ぼす指定選択肢を送信可能とすること
により、懸賞提供業者ネットワークにおける抽選が、応
募者の意思が反映されたものとなるとともに、懸賞提供
業者にとっては、抽選方法を明らかにして、公平さや公
正さを証明できる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ユーザ
端末機から懸賞提供業者ネットワークへ、応募情報とと
もに、懸賞の抽選における勝敗を左右する指定選択肢情
報を送信ことができるため、応募者にとっては、懸賞提
供業者ネットワークでの懸賞の抽選において自己の意思
を反映できる。
【0058】また、懸賞の抽選に用いる選択肢を懸賞提
供業者ネットワークから提供することにより、懸賞提供
業者にとっては、抽選方法を明らかにして、抽選の公平
さ・公正さを証明できる。さらに、多肢選択情報をじゃ
んけん情報や設問に対する多肢回答情報とすることで、
勝敗が明確となるため、抽選の公平性が確保される。
【0059】また、ユーザ端末機から懸賞提供業者ネッ
トワークへ、複数の指定選択肢を順次並べて構成された
指定選択肢列を送信可能とすることにより、懸賞の抽選
が、一回の対戦だけでは当選者を確定できない場合や、
複数の設問のすべてあるいはある得点以上の取得者を当
選者とする場合に、指定選択肢列により抽選を行って公
平さ・公正さを担保できる。
【0060】さらに、懸賞提供業者ネットワークからユ
ーザ端末機へ、指定選択肢を用いた抽選の経過を送信す
ることで、ユーザ端末機に対し、さらに、抽選の公平性
を証明できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における懸賞システムの内部
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態における懸賞システムの動作
を示す動作手順図である。
【図3】懸賞提供業者端末における抽選に用いられる指
定選択肢列を示す図である。
【図4】懸賞提供業者端末における抽選の対戦状況を示
す図である。
【図5】懸賞提供業者端末における抽選に用いられる他
の指定選択肢列を示す図である。
【図6】懸賞提供業者端末における抽選の他の対戦状況
を示す図である。
【符号の説明】
1 懸賞システム 10 懸賞提供業者ネットワーク 11 ウエブサーバ 12 データベース専用サーバ 13 懸賞提供業者端末 14 プログラム専用サーバ 15 メールサーバ 20 ユーザ端末機 21 表示部 22 入力部 23 端末機管理部 24 端末機送受信部 30 通信回線網

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 懸賞情報を記憶する懸賞提供業者ネット
    ワークと、通信回線網を利用して前記懸賞情報を受信す
    るユーザ端末機とを有する懸賞システムであって、 前記懸賞提供業者ネットワークが、前記懸賞の抽選にお
    ける当否判断に用いる複数の選択肢を多肢選択情報とし
    て記憶し、 前記ユーザ端末機が、前記懸賞提供業者ネットワークか
    ら受信した前記多肢選択情報の示す前記複数の選択肢の
    中から任意のものを指定選択肢として指定し、 前記懸賞提供業者ネットワークが、前記ユーザ端末機か
    ら受信した前記指定選択肢にもとづき前記当否判断を行
    うことを特徴とする懸賞システム。
  2. 【請求項2】 前記多肢選択情報の示す前記複数の選択
    肢が、じゃんけんデータ及び/又は設問に対する回答の
    多肢データからなることを特徴とする請求項1記載の懸
    賞システム。
  3. 【請求項3】 前記ユーザ端末機が、前記複数の選択肢
    の中から任意のものを複数及び/又は複数回選択して順
    次並べた指定選択肢列を前記懸賞提供業者ネットワーク
    へ送信し、 前記懸賞提供業者ネットワークが、前記抽選時に、前記
    ユーザ端末機からの前記指定選択肢列の並び順に前記当
    否判断を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の懸
    賞システム。
  4. 【請求項4】 前記懸賞提供業者ネットワークが、前記
    ユーザ端末機へ前記指定選択肢を用いた前記抽選の経過
    を送信することを特徴とする請求項1,2又は3記載の
    懸賞システム。
  5. 【請求項5】 通信回線網を利用して懸賞提供業者ネッ
    トワークからユーザ端末機へ懸賞情報を提供する懸賞方
    法であって、 前記懸賞提供業者ネットワークが、前記懸賞の抽選にお
    ける当否判断に用いる複数の選択肢を含む多肢選択情報
    を前記ユーザ端末機へ送信し、前記懸賞情報に対する応
    募情報とともに、前記多肢選択情報の示す前記複数の選
    択肢の中から任意に選択されたものを指定選択肢として
    受信し、この指定選択肢を用いて前記当否判断を行うこ
    とを特徴とする懸賞方法。
  6. 【請求項6】 通信回線網を利用して懸賞提供業者ネッ
    トワークからユーザ端末機へ懸賞情報を提供するプログ
    ラムが記録された記録媒体であって、 前記懸賞の抽選における当否判断に用いる複数の選択肢
    を含む多肢選択情報を前記ユーザ端末機へ送信し、前記
    懸賞情報に対する応募情報とともに、前記多肢選択情報
    の示す前記複数の選択肢の中から任意に選択されたもの
    を指定選択肢として受信する処理を実行させるプログラ
    ムが記録されたことを特徴とする記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007068961A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Kenichi Kawaida 景品争奪ジャンケンゲーム管理ビジネス
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