JP2001079274A - 対戦競技ランキングシステム - Google Patents

対戦競技ランキングシステム

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JP2001079274A
JP2001079274A JP25919599A JP25919599A JP2001079274A JP 2001079274 A JP2001079274 A JP 2001079274A JP 25919599 A JP25919599 A JP 25919599A JP 25919599 A JP25919599 A JP 25919599A JP 2001079274 A JP2001079274 A JP 2001079274A
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • A63F2300/50Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game characterized by details of game servers
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    • A63F2300/5546Details of game data or player data management using player registration data, e.g. identification, account, preferences, game history
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 場所及び時間に拘束されず、幅広い参加者又
は参加チームを募ることができる大会の開催を可能にす
る。 【解決手段】 スポーツ、ゲーム等の対戦競技における
各参加者のレベルを評価するため、場所又は日時の異な
る各参加者の試合結果を集め、集めた全試合結果から各
参加者をランク付けする大会の開催を可能にするシステ
ムであって、各試合結果を参加者側から送信するクライ
アント端末1,2,3,4,5と、前記試合結果を開催者側
で受信するホスト端末6,7と、クライアント端末1,
2,3,4,5及びホスト端末6,7を結ぶネットワーク
8,9と、ホスト端末6,7が受信した前記試合結果を記
憶し、過去に記憶した全試合結果から各参加者のレベル
を評価してランク付けするコンピュータ7とからなる対
戦競技ランキングシステムを用いて大会を開催する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スポーツ、ゲーム
等の対戦競技における各参加者のレベルを評価するた
め、場所又は日時の異なる各参加者の試合結果を集め、
集めた全試合結果から各参加者をランク付けする大会の
開催を可能にする対戦競技ランキングシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】説明の便宜上、以下では対戦競技として
サッカーを例に挙げて説明する。サッカーは、開催場所
及び日時を同一にして多数の参加チームが集い、大会を
開催する。これは、対戦条件をできる限り同一にすると
いった技術的な面もあるが、主として、大会運営や試合
結果の集計を容易にするためという実際的な面からの要
求があるからである。また、試合結果の評価を公平にす
る観点から、参加チームのレベルを同一にし(例えばイ
ンターハイ等)、各参加チームは予め下位の大会で評価
を高めなければ、上位の大会に参加できることが少なか
った。
【0003】近年では、オリンピックやワールドカップ
に見られるように、大会における個々の試合はある程度
分散して実施され、開催者側で試合結果を集計して総合
結果を導き出し、参加チームのランク付けを図る方式も
用いられている、しかし、これらの大会も、大会運営を
容易にする目的から日時的には集中して実施されるほ
か、ワールドカップに見られるように、参加チームが極
めて限られるという特徴を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の大会
には、次のような指摘がなされている。まず、開催者側
から見て、大会規模が大きくなりがちで、必要なコスト
(大会場所の確保や宣伝費)が膨らみ、必然的に大会の開
催回数が減ってしまう問題がある。これは、参加チーム
に対する大会参加の機会を制限する結果となり、競技全
体のレベル向上を間接的に妨げる弊害をもたらしてい
る。オリンピックにも見られるように、なんらかの都合
で1度の大会開催が見送られると、本来参加するはずだ
った参加チームに多大な影響を与え、対戦競技そのもの
に対する意欲を削ぐことになる。
【0005】一方、参加チーム側から見れば、大会場所
が遠隔であったり、時間の都合がつかずに、参加したく
てもできない場合が生ずる問題がある。これは、オリン
ピックでも参加できない国があることから、大会規模を
問わない問題となっている。また、大規模な大会になる
程、参加チームに要求されるレベルが高くなり、仮に参
加できたとしても競技レベルが合わずに参加の意義を喪
失させたり、競技を楽しむ機会を奪ってしまいかねな
い。こうしたレベル的な参加制限は、参加チームの競技
に対する向上意欲を奪い、競技離れをもたらす弊害も起
こしうる。
【0006】上記問題は、サッカーに限らず、多くのス
ポーツやゲーム等の対戦競技の大会にも当てはまる。こ
れらは、ひとえに現実に存在する開催場所を確保し、対
戦競技を実施する必要から引き起こされる。大会規模が
大きくなれば、規模に見合う開催場所が必要になるし、
そうした開催場所の確保には、日時が限定されてしまう
からである。そこで、場所及び時間に拘束されず、幅広
い参加者を募ることができ、ひいては参加者の対戦競技
に対するレベル向上を促すような魅力ある大会の開催を
可能にするため、新たな大会の開催方法を模索し、実現
手段について検討した。
【0007】
【課題を解決するための手段】検討の結果開発したもの
が、スポーツ、ゲーム等の対戦競技における各参加者
(参加チームを含む、以下同じ)のレベルを評価するた
め、場所又は日時の異なる各参加者の試合結果を集め、
集めた全試合結果から各参加者をランク付けする大会の
開催を可能にするシステムであって、各試合結果を参加
者側から送信するクライアント端末と、前記試合結果を
開催者側で受信するホスト端末と、クライアント端末及
びホスト端末を結ぶネットワークと、ホスト端末が受信
した前記試合結果を記憶し、過去に記憶した全試合結果
から各参加者のレベルを評価してランク付けするコンピ
ュータとからなる対戦競技ランキングシステム(以下ラ
ンキングシステム)である。「試合結果」とは、勝ち負け
の判定又は得点が主であり、その他得失点差、途中経過
や勝ち負けの判定の根拠となる事実等も必要により含ま
れる。
【0008】本発明のランキングシステムは、本来相互
に無関係の試合結果を同一の大会で実施されたものとみ
なし、集めた全試合結果から各参加者をランク付けす
る。すなわち、本発明は仮想的な大会を開催し、各参加
者は現実の大会での試合結果を前記仮想的な大会に持ち
寄って、互いのレベルを競うのである。あくまで大会で
あるから、対象となる個別の対戦競技は、対戦相手双方
とも本発明の仮想的な大会への参加者でなければならな
いが、本来無関係である世界大会、全国大会又は地方大
会のほか、よりローカルな大会や練習試合も対象とする
ことができる。評価の公平を期するには、対象となる個
別の対戦競技毎に予めランク付けを施しておき、評価に
際し、参加者をカテゴリー別に分けたり、個々の試合結
果に加点又は減点するなどの補正を施すとよい。
【0009】このように、本発明が対象とする個々の対
戦競技は、場所又は日時が異なるので、本発明を適用し
て開催した大会の開催者が試合結果を集めるのではな
く、参加者自らが開催者側に連絡することが望ましい。
この場合、試合結果は随時連絡可能とし、またコンピュ
ータで処理、記憶しやすい様式で試合結果を取り扱える
ようにすることが好ましい。そこで、本発明では、参加
者にクライアント端末を、開催者側にホスト端末を割り
当て、随時かつ様式化した試合結果を連絡できるハード
ウェア構成を採用した。
【0010】具体的に、(1)クライアント端末を通信機
器、ホスト端末を自動音声応答装置、そしてネットワー
クを電話回線とする、又は(2)クライアント端末、ホス
ト端末をそれぞれコンピュータ、そしてネットワークを
情報通信ネットワークとする、ハードウェア構成を挙げ
ることができる。ホスト端末をコンピュータとした場
合、全試合結果の記憶、各参加者のレベルを評価するコ
ンピュータと兼用できる。このハードウェア構成によ
り、各参加者に対して試合結果の送信時間を限定せず、
また通信機器又はコンピュータの定型的な操作で、容易
かつ正確に試合結果を送信できる。対戦競技であること
を鑑みれば、試合結果の正誤は対戦した参加者相互がチ
ェックできるので、試合結果の連絡は対戦した参加者の
いずれかが代表して前記いずれのかのハードウェア構成
を用いて試合結果を送信すればよい。
【0011】本発明により開催される大会では、ランク
付けをコンピュータで処理する関係から、参加登録をし
た参加者に識別番号を付与し、各参加者を識別番号で認
識する。識別番号は、例えば送信する試合結果に付し、
ある試合結果がどの参加者のものかを識別するラベルの
役割を果たすほか、二重登録の防止や不正な試合結果を
入力した参加者の追及に役立てる。参加登録に際して
は、参加者の識別や試合結果の評価に際する補正を助け
る目的で、各種参加者情報、例えば、(a)現在レベル、
(b)主たる対戦活動地域、(c)性別、(d)年令、等も併せ
て登録してもらう。これにより、試合結果を補正した
り、参加者をカテゴリー別に評価して公正なランク付け
を確保できる。加えて、対象となる個別の対戦競技毎に
予め施したランクも、試合結果に附随して送信すると、
より適切なランク付けが可能となる。本発明は、究極的
に参加者全員を一体としたランク付けを想定している
が、無差別な比較によるランク付けは逆に参加者の意欲
を削ぐことにもなりかねない。参加者情報や個別の対戦
競技のランク付けは、参加者又は試合結果をカテゴリー
に分け、カテゴリーに基づく試合結果の修正を可能に
し、より現実的な参加者のレベルを評価するためのラン
ク付けを実現する。
【0012】(1)クライアント端末を通信機器、ホスト
端末を自動音声応答装置、そしてネットワークを電話回
線とした場合、次のような手順で大会を運営する。ま
ず、対戦競技を終えた参加者の一方は、例えば電話で自
動音声応答装置に電話をし、自分の識別番号、相手の識
別番号、試合結果を案内音声に従って通知する。通常、
試合結果等はプッシュボタンを押して直接入力し、その
他選択項目(判定勝ちの有無等)はプッシュボタンの選択
により入力する。こうして、送信された試合結果は、そ
れぞれ識別番号をラベルとしてコンピュータに記憶させ
ると共に、総合ランキング又はカテゴリー別ランキング
の処理を施す。前記ランキングは、インターネットのホ
ームページをはじめ、雑誌やテレビにより公開する。送
信されてきた試合結果をリアルタイムでホームページ上
の各種ランキングに反映すれば、まさに現時点での各参
加者のランクを確認できる。
【0013】(2)クライアント端末、ホスト端末をコン
ピュータ、そしてネットワークを情報通信ネットワーク
とした場合、次のような手順で大会を運営する。まず、
対戦競技を終えた参加者の一方は、クライアント端末で
あるコンピュータをホスト端末のコンピュータに情報通
信ネットワークを介して接続し、自分の識別番号、相手
の識別番号、試合結果を所定フォーマットで送信又は直
接ホスト端末のコンピュータに入力する。ここで、コン
ピュータには、一般的にパソコンと呼ばれるコンピュー
タのほか、特にクライアント端末としては個人情報端末
(PDA)やブラウザ又はメール専用端末を含む。また、情
報通信ネットワークには、従来のパソコン通信網をはじ
め、インターネットや遠距離を直接結ぶパソコンネット
ワーク(WAN)等を含む。試合結果の送信にコンピュータ
を用いたハードウェア構成では、既に試合結果がコンピ
ュータの処理に適したデータになっており、それぞれ識
別番号をラベルとしてコンピュータ(ホスト端末)に記憶
させると共に、総合ランキング又はカテゴリー別ランキ
ングの処理を施す。前記ランキングは、インターネット
のホームページによる公開が容易である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図を参照しながら説明する。図1は本発明のハードウェ
ア構成の一例を示した概念図であり、図2は本発明の大
会の開会から閉会まで運営を示した流れ図である。本発
明の主旨である個人のレベル向上を図り、もって競技全
体のレベル向上を図る観点から、本発明を用いて開催す
る大会では広く参加者を募ることが好ましく、必然的に
レベルの異なる参加者が混在することになる。このた
め、専用ハードウェアの使用も可能であるが、むしろ一
般的な通信機器やコンピュータを利用して、全体のハー
ドウェア構成を構築できる方が好ましく、これによりか
えってシステム構成の自由度は高くなっている。
【0015】本発明を用いて開催する大会は仮想的な大
会であり、実体として開催を支えるのは、図1に見られ
るように、参加者側のクライアント端末、開催者側のホ
スト端末、そして両者を結ぶネットワークからなるハー
ドウェア構成である。クライアント端末としては、一般
回線用電話1、携帯電話2(衛星携帯電話、PHSを含む)
といった通信機器、デスクトップ型パソコン3又はノー
ト型パソコン4、各種PDA5といったコンピュータを例
示できる。前記通信機器をクライアント端末とした場合
は、試合結果は自動音声応答装置6を介してホスト端末
のコンピュータ7へ送信される。クライアント端末及び
ホスト端末が共にコンピュータ3,4,5,7である場合
には、試合結果は直接ホスト端末のコンピュータ7へ送
信される。各端末は、電話回線8又は情報通信ネットワ
ーク9で結ぶ。近年では、インターネットの利用が盛ん
であり、コンピュータを用いたハードウェア構成にする
と、本発明を用いて開催する大会は全世界を対象にする
こともできる。
【0016】大会の開催は、例えば図2の手順に従う。
まず、各種メディア媒体を使って大会の開催を告知し、
大会を開会する。これにより、希望する参加者が任意に
参加できる状態となり、開催者側は自動音声応答装置6
又はコンピュータ3,4,5(図1参照)を用いた参加受付
を開始する。参加者は、通信機器又はコンピュータを使
って、参加申込をする。参加受付及び参加申込は大会開
催中随時可能にしておけば、より多くの参加者が大会に
参加できて好ましい。参加期間の長短で異なる対戦数に
ついては、試合結果の評価に際して勘案し、カテゴリー
別ランキングで対戦数の違いを反映させる。
【0017】対戦競技がサッカーの場合、各参加チーム
はチーム名を参加登録することによって開催者側から識
別番号を付与される。更に、参加チーム情報として、
(a)チーム構成員氏名、(b)各構成員の年令、(c)各構成
員の性別、(d)代表者(キャプテン)、(e)主たる対戦活動
地域、等も、チーム名と共に登録するとよい。これらの
詳細な参加チーム情報が、同一名の参加チームの識別を
可能にし、識別番号の重複付与を避けることができる。
各種対戦競技に共通した通話(電話等)又は画面(ノート
パソコン等)で参加申込する場合は、更に申し込む対戦
競技の種類も参加者情報として入力してもらう。入力終
了後、開催者側は申し込んだ参加チーム毎に識別番号及
びパスワードを発行する。パスワードは、登録した参加
チーム以外が虚偽情報を入力することを阻止したり、送
信した試合結果等の改変防止対策に用いる。パスワード
は、参加者側が自ら決めてもよい。開催者側は、こうし
て参加申込を終えた参加者の識別番号、パスワード、チ
ーム名及び参加チーム情報に申込日を付してコンピュー
タに登録(記憶)する。
【0018】参加登録を終えた参加チームは、その時点
から大会に参加可能である。本発明を用いて開催する大
会は、日時を問わず、24時間体制で参加者からの試合結
果を受け付けることができる。実際には、大会前の試合
結果は、公平の観点から受け付けない。参加チームは、
申込日以後、同じ大会に参加登録した別の参加チームと
対戦して、その試合結果を電話又はノートパソコン等で
開催者側に送信する。本発明では、参加チームからの試
合結果が公正かつ正確であることを前提として成り立つ
ので、とりわけ不正入力防止が重要である。パスワード
は不正入力者を排除する働きを有する。入力された試合
結果等の情報は、別途電話、ファックス又は電子メール
等で、入力した参加チームの代表者に確認を図り、より
確実性を高めるようにするとよい。
【0019】こうして確認を終えた試合結果は、入力し
た参加チームの識別番号を付してコンピュータに登録
(記憶)され、その対戦競技全体における総合ランキン
グ、カテゴリー別ランキングや個人成績として評価さ
れ、ホームページ等を通して公開される。参加チーム
は、こうして公開された各種ランキングや個人成績を確
認しながら、次の対戦相手、場所及び日時を自らの意思
で決定し、大会の開催中、対戦競技を繰り返していくこ
とになる。
【0020】このように、各参加チームの対戦相手、対
戦数は参加チーム自らが決定し、場所又は日時を問わな
い。このため、各参加チーム毎に生ずる成績の偏りにつ
いては、予め登録した参加チーム情報や、個別の対戦競
技毎のカテゴリー(正式な全国大会、地方大会、練習試
合の別等)による補正を施して、総合ランキング又はカ
テゴリー別ランキングを作成する。前記ランキングは参
加チームからの試合結果の送信があった際に、随時更新
することで、例えばホームページに公開した各種ランキ
ングや個人成績をリアルタイムに変化させて、閲覧して
いる参加チームに対戦意欲を喚起させることもできる。
また、各試合結果を分散して処理することになるので、
開催者側の負担を軽減できる利点がある。
【0021】大会は、参加受付の終了と入力締切りによ
って閉会となる。閉会間際の参加申込をした参加チーム
や、参加登録後対戦競技をしなかった参加チームは、評
価対象から除外し、閉会までに試合結果を一定数以上寄
せた参加者を対象に、最終的な総合ランキング、カテゴ
リー別ランキング及び個人成績を出す。また、開催者側
は、総合ランキングから上位入賞者を決定し、表彰す
る。参加チームは、こうした各種ランキングや個人成
績、表彰結果等を、ホームページ等で確認できる。ま
た、上位入賞者については開催者側から別途トロフィー
等を授与したりするなど、表彰に関しては通常の大会と
変わりはない。こうした各種ランキングや個人成績、表
彰結果等は、参加者以外にも閲覧可能にしておくと、上
位入賞者の競技レベルがより多くの人に認知され、該当
参加チームの更なる意欲を駆り立てるだけでなく、新た
な参加チームを誘引することもできる。
【0022】図3は電話を用いて試合結果を入力する手
順の一例を表した流れ図、図4〜図8はインターネット
で結ばれたノートパソコンからホームページへの各種ア
クセス画面を表した表示内容説明図であり、図4は試合
結果を入力するトップ画面、図5は入力間違いを知らせ
る告知画面、図6は実際に試合結果を入力する入力画
面、図7は総合ランキングの閲覧画面、そして図8は個
人成績の閲覧画面を表している。流れ図及び各画面はあ
くまで一例であって、自由に変更しうる。
【0023】電話を用いた試合結果の入力では、音声に
よる入力はデータ処理が難しいので、できるだけプッシ
ュボタンを利用した方法を採用する。本例では、参加者
からの電話を受けて、自動音声応答装置(図1参照)が電
話のかけた先がどういう内容のものであるかを告知し
て、まず識別番号の入力を促す。電話を主体とした各種
情報の入力又は閲覧では、開催者側電話番号を1本に絞
っておくこともできる(本例ではこの方式を例示)が、対
戦競技の種類、入力又は閲覧それぞれの電話番号を違え
ておくこともできる。最初の応答における大会名称の確
認は、電話をしてきた参加者に改めて電話先を認識させ
る働きのほか、前記のように、複数の電話番号を用いる
場合の通話先確認の意味がある。
【0024】続いて、電話のプッシュボタンを続けて押
してもらう方法により、識別番号の入力、そしてパスワ
ードを入力してもらう。自動応答装置は、識別番号及び
パスワードをコンピュータに送り、識別番号及びパスワ
ードから参加チームの認証を図る。認証されなければ、
再度識別番号から入力してもらうが、規定回数の認証不
可を繰り返すと、不正入力の疑いがあるとして電話を切
るとよい。
【0025】識別番号は、同一チーム名であっても、対
戦競技毎又は参加チーム情報毎に異なる番号を用いるこ
とができる。このように、対戦競技による識別番号の違
いは、認証した識別番号により、参加チームがどの対戦
競技を対象として試合結果を送信してくるかの特定を図
ることができるようにする。仮に、すべての対戦競技に
おける試合結果の入力先電話番号が同一であれば、識別
番号を認証した後に、図4に見られるように、参加者の
参加した対戦競技の大会名と参加者のチーム名とを復唱
して、確認を図る。確認は、参加者が返すプッシュボタ
ンの番号で、正否を判断する。
【0026】本例では、試合結果の入力とランキング照
会とを同一の電話番号で扱うようにしているため、参加
チームの認証を終えた後に、サービスの種類を選択して
もらう。このサービスの選択も、プッシュボタンの番号
による入力を利用し、入力後、参加チームの選択肢が希
望通りのものかを改めて確認するアナウンスを流す。
【0027】試合結果は、まず対戦日時を入力してもら
う。場所は任意でよいが、対戦日時はランク付け等の評
価における時系列に影響があるため、必須である。日付
けの区切りには、「#」などの機能ボタンを利用する。こ
の日付けの入力についても、復唱して確認し、正否をプ
ッシュボタンの番号によって回答してもらう。
【0028】続いて対戦相手を識別番号で入力してもら
い、相手のチーム名で確認を経た後、サッカーの場合等
は得点結果を入力してもらう。点数の区切りは、日付け
同様、「#」などの機能ボタンを利用する。本例では省略
したが、例えばサッカーについては、定型化した競技情
報(先行逃げきり、逆転、延長戦)をプッシュボタンの番
号で選択してもらい、試合情報として別途入力してもら
うことが好ましい。これにより、各試合結果が単なる得
点差だけではなく、試合の外観を伝えることができ、他
の参加チームに対戦相手を選択する際の情報を提供する
ことができるようになる。試合結果については、勝ち負
けが重要となるので、確認のアナウンスは、どちらの勝
ちかを告げ、加えて改めて確認を取る。
【0029】こうして一連の入力が終わると、最後に続
けて入力するか、別のサービスを要望するかの選択入力
を促し、サービス終了を選択した場合には、次回の対戦
を促すようなアナウンスをもって締めくくる。こうした
電話による大会への試合結果の送信は、従来より見られ
る電話アンケート等の手法を流用できる。
【0030】試合結果の入力にインターネットを利用す
ると、一連の流れがシーケンシャルではなく、ある程度
まとまったバッチ処理できるので、入力する側にとって
も都合がよい。例えば、図4に見られるトップ画面にお
いて、識別番号とパスワードとを同時に入力できるほ
か、サービスの選択も併せて実施できる。入力した識別
番号又はパスワードが間違っていた場合は、図5に見ら
れる告知画面に変えてその旨を知らせ、再び前画面(図
4)に戻って入力をやり直してもらう。
【0031】正しい識別番号とパスワードが入力され、
サービスとして試合結果の入力が選択されると、図6に
見られるような入力画面に切り替わる。電話での入力で
は、手順がシーケンシャルなため、複数の試合結果を入
力する場合は、同じ手順の繰り返しとなるが、ホームペ
ージを利用した入力では、一度に複数の試合結果を入力
できる。本例では、一度に5試合まで入力可能にしてい
る。理屈的にはより多数の試合結果を入力することもで
きるが、不正入力によるランキング変動を抑制する目的
から、一度で入力できる試合数を制限しておく方が好ま
しい。入力完了のボタンを押せば、入力結果を表示し直
して確認を取り、登録された旨を表示すれば、操作が全
て終了し、トップ画面へ復帰する。
【0032】トップ画面からランキング照会のサービス
を選択すると、図7に見られる閲覧画面に切り替わる。
記述したように、ランキングには、全参加チームを一体
にした総合ランキングのほか、地域別、年齢別、参加者
の競技レベルに合わせたランク別等のカテゴリー別ラン
キングがあるが、本例では、まず総合ランキングを表示
している。表示内容は任意であり、対戦競技の種類によ
って異なるが、例えばサッカーにおいては、順位、チー
ム名、勝率、対戦数、勝数、負数、総得点、総失点及び
得失点差を表示し、試合数の影響を受けにくい勝率でラ
ンク付けしている。サッカーであれば、勝率に代えて、
勝ち点でランク付けし、勝ち点に対してカテゴリー別の
補正(加点、減点)するようにしてもよい。
【0033】また、トップ画面から個人成績の閲覧サー
ビスを選択すると、図8に見られるような閲覧画面に切
り替わる。この個人成績についても、各種ランキング同
様に、対戦競技の種類によって表示内容が異なる。サッ
カーについて言えば、対戦日時、対戦チーム名、対戦結
果、対戦情報等を表示する。これら各種ランキングや個
人成績は、不正入力を伴わない閲覧サービスであること
から、閲覧にあたってパスワードの入力は必須ではなく
(図4参照)、また大会に参加していない人への公開も可
能である。より多くの人に大会の状況を知らせること
は、本発明の目的の一つである対戦競技に対する意欲を
駆り立てることにもなるので、より好ましい。
【0034】以上、電話による場合とノートパソコン等
による場合とを分け、一例を挙げて説明したが、もちろ
ん両者は併用可能であり、参加チームは、その時の状況
に応じて適宜選択して、電話又はノートパソコン等で開
催者側へ試合結果を送信することができる。また、本例
のように、日時の入力を義務付けておけば、試合当日に
試合結果を入力する必要もなくなり、参加者の都合で後
日試合結果をまとめて入力することもできる。本発明
は、このように参加者の負担を減らす効果もあり、開催
者側に個別の集計も要しないことから、開催者側の負担
の軽減にも繋がっている。
【0035】
【発明の効果】本発明の対戦競技ランキングシステム
は、場所又は日時の異なる対戦競技の結果を集めて参加
者のランク付けをするものであるが、この機能の結果、
現実の個々の大会に縛られない柔軟かつ仮想的な大会の
開催を実現し、これをもって各種対戦競技への参加の意
欲を駆り立て、ひいては参加者毎、そして対戦競技全体
のレベルの向上を図る効果を有する。仮想的な大会を開
催することから、従来の大会に見られたコストの負担に
よる開催回数又は期間の制限がなくなり、より多くの参
加者を募ることができ、参加した参加者のレベル向上を
ランク付けの変化で確認できる。また、随時参加できる
利点もある。
【0036】参加者においても、改めて大会開催地へ足
を運ぶことなく、身近な地域で対戦相手を自らの意思で
捜し、自由に対戦できるようになるため、大会参加に対
する障害は低くなる。途中経過のランキングを見て、自
分に合った対戦相手を捜すことができる利点もある。こ
うした利点は、大会の規模に左右されず、むしろ大会規
模が大きいほど相対的に発揮される。また、大規模な大
会でも、参加者に要求されるレベルの制限はなく、レベ
ルの違いはランク付けに際して補正するので、プロ、ア
マ問わず、渾然一体となった大会を開催できる。特に、
アマチュアがプロと比較して評価されることは、個人参
加者が競技を楽しむ機会を与え、好ましい。そして、こ
うしたレベル制限の撤廃は、参加者個人の競技に対する
向上意欲を駆り立て、より積極的な対戦競技への関与を
喚起する効果を生むのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハードウェアによる構成の一例を示し
た概念図である。
【図2】本発明の大会の開会から閉会までの概略の流れ
を示した流れ図である。
【図3】電話を用いて試合結果を入力する手順の一例を
表した流れ図である。
【図4】試合結果を入力するトップ画面を表した表示内
容説明図である。
【図5】入力間違いを知らせる告知画面を表した表示内
容説明図である。
【図6】実際に試合結果を入力する入力画面を表した表
示内容説明図である。
【図7】総合ランキングの閲覧画面を表した表示内容説
明図である。
【図8】個人成績の閲覧画面を表した表示内容説明図で
ある。
【符号の説明】
1 一般回線用電話 2 携帯電話 3 デスクトップ型パソコン 4 ノート型パソコン 5 各種PDA 6 自動音声応答装置 7 ホスト端末のコンピュータ 8 電話回線 9 情報通信ネットワーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スポーツ、ゲーム等の対戦競技における
    各参加者のレベルを評価するため、場所又は日時の異な
    る各参加者の試合結果を集め、集めた全試合結果から各
    参加者をランク付けする大会の開催を可能にするシステ
    ムであって、各試合結果を参加者側から送信するクライ
    アント端末と、前記試合結果を開催者側で受信するホス
    ト端末と、クライアント端末及びホスト端末を結ぶネッ
    トワークと、ホスト端末が受信した前記試合結果を記憶
    し、過去に記憶した全試合結果から各参加者のレベルを
    評価してランク付けするコンピュータとからなる対戦競
    技ランキングシステム。
  2. 【請求項2】 クライアント端末を通信機器、ホスト端
    末を自動音声応答装置、そしてネットワークを電話回線
    としてなる請求項1記載の対戦競技ランキングシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 クライアント端末、ホスト端末をそれぞ
    れコンピュータ、そしてネットワークを情報通信ネット
    ワークとしてなる請求項1記載の対戦競技ランキングシ
    ステム。
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