JP2002132124A - ホログラム・チェック用プレート - Google Patents
ホログラム・チェック用プレートInfo
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- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
Abstract
グラム・チェック用プレートの位置あわせを容易にし
て、位置ずれに伴う誤認を防止することのできるホログ
ラム・チェック用プレートを提供することを目的とす
る。 【解決手段】真偽判定を図りたいホログラムに重ね合わ
せて、双方のホログラムの表示パターンを比較して真偽
判定を行うホログラム・チェック用プレート面上の周辺
部分の離れた位置の2カ所に、その一方には方向の異な
る2本以上の線からなる重ね合わせ用の位置合わせマー
クが、もう一方には1本以上の線からなる重ね合わせ用
の位置合わせマークが設けられていることを特徴とする
ホログラム・チェック用プレートである。
Description
などに用いられるセキュリティ用ホログラムの、真偽判
定に用いるツールに関するものであり、特に、ホログラ
ムに重ね合わせて真偽判定を行う際、重ね合わせる時の
位置ずれに伴う誤認を防止するホログラム・チェック用
プレートに関する。
有価証券類などでエンボスホログラムが広く用いられて
きていたが、最近模造品のホログラムを用いた偽造品が
でてきていることから、ホログラムの真偽判定を行うこ
とが重要になってきている。このため、ホログラムの真
偽判定を行うための一つのツールとして、真偽判定を行
いたいホログラムに重ねて、画像の線の繋がりや重なり
具合などから真偽判定を行うホログラム・チェック用プ
レートが提案されている。このホログラム・チェック用
プレートは、特願平11−346478などに記載され
ているようなもので、例えば、図5に示すようにホログ
ラムの1部分に穴が開けてあるもの1を透明な板2など
に貼り付けてあるようなものである。このホログラム・
チェック用プレート3を真偽判定が必要なホログラムに
重ね合わせると、ホログラムが真正のホログラム4の場
合には、図6のように元の画像と同じ像が観察できるの
に対して、模造品ホログラム5の場合には図7のように
穴のところでずれた像になる。このため、ホログラムに
不慣れなものでも、容易にホログラムの真偽判定を行う
ことができる。
要なホログラムと重ね合わせたホログラム・チェック用
プレートの位置がうまくあっていないと、真正のホログ
ラム4に重ね合わせた場合にも図8のように穴のところ
で位置ずれが生じてしまうために、真正のホログラムを
模造品と誤認してしまう可能性がある。特に、記録され
ている画像が立体のホログラム画像であったり、偽造防
止に多く使われている視点位置の移動によってパターン
が変化するような回折格子パターンの場合には、照明条
件や見る位置によって像が変わるため、正確に位置あわ
せするのが困難であり、誤認する可能性が高い。
真偽判定が必要なホログラムに、立体のホログラム画像
や視点位置の移動によってパターンが変化するような回
折格子パターンが記録されている時に、ホログラム・チ
ェック用プレートの位置あわせがずれることによる誤認
が生じやすいという課題を解決するためになされたもの
であり、真偽判定が必要なホログラムとホログラム・チ
ェック用プレートの位置あわせを容易にして、位置ずれ
に伴う誤認を防止することのできるホログラム・チェッ
ク用プレートを提供することを目的とする。
に、請求項1に係る発明は、真偽判定を図りたいホログ
ラムに重ね合わせて、双方のホログラムの表示パターン
を比較して真偽判定を行うホログラム・チェック用プレ
ートであって、前記ホログラム・チェック用プレート
に、偽造防止用のホログラムと対応する立体のホログラ
ム画像、または横方向に視点を移動した時にパターンが
変化するような回折格子パターンが記録されており、該
プレート面上の周辺部分の離れた位置の2カ所に、その
一方には方向の異なる2本以上の線からなる重ね合わせ
用の位置合わせマークが、もう一方には1本以上の線か
らなる重ね合わせ用の位置合わせマークが設けられてい
ることを特徴とするホログラム・チェック用プレートで
ある。
載のホログラム・チェック用プレートにおいて、前記位
置合わせマークが、文字や絵柄パターンからなることを
特徴とする。
ック用プレートの好ましい実施形態について図面を用い
て詳細に説明する。
ホログラム・チェック用プレートの一実施例を示す説明
図である。図に示すように、ホログラム・チェック用プ
レート5には、立体の画像(猫)6と、面上の位置あわ
せ用画像である縦横の十字線7と横線8とが記録されて
おり、立体画像6の一部分と、十字線7と横線8の位置
に穴があけてある。図2(a)は、このチェック用プレ
ート5に対応したホログラムの概要図である。図に示す
ように、このホログラム9は、対応した位置に立体画像
10と十字線11と横線12とが記録されている。な
お、このようなホログラム・チェック用プレート5とホ
ログラム9とは、例えば、立体の画像と位置あわせ用画
像がともに記録されている同一のホログラム原版から複
製したホログラムより作製することができる。
れとしては、縦方向のずれ、横方向のずれ、回転による
ずれが生じる。ホログラム・チェック用プレート5をホ
ログラム9に重ね合わせる場合に、まず、図3に示すよ
うに、ホログラム・チェック用プレートの十字線の部分
7とホログラムの十字線の部分11の縦線と横線を目視
により合わせてやる。この際に、これらのホログラム像
は面上にあり照明光や観察位置の違いによってパターン
が変化しないため、比較的容易に位置あわせすることが
できる。こうすると、縦線を合わせることで横方向のず
れが、横線を合わせることで縦方向のずれが目視ではわ
からない程度に小さくなる。これだけでは、十字線を中
心として回転し十字線から離れた位置でずれが大きくな
る場合があるので、十字線から離れた位置にある横方向
の線8と12を目視で合わせることによって回転による
ずれを減少させる。このようにすると、少なくとも図4
に示すような十字線画像の位置と横方向線画像の位置を
直径とする円内では、目視でわかる大きさの位置ずれは
なくなる。このため、立体画像が記録されている部分
で、目でわかるほどの位置ずれが生じることはなくなる
ため、従来技術のような重ね合わせの位置ずれによる誤
認が生じない。なお、ここでは方向の異なる2本以上の
線として、縦横の十字線の例で示したが、これらの線は
かならずしも直角である必要はなく、また十字の代わり
にT字や「字などであってもかまわない。
記載のホログラム・チェック用プレートの一実施例を示
す概要図であり、図2(b)は、このホログラム・チェ
ック用プレートに対応したホログラムの概要図である。
ここでは、位置あわせのための画像としてTOPという
字のT字部分と、凸という字の下の線を用いている。こ
のようにすると、位置あわせの線をデザインを損なうこ
となしにいれることが可能である。
ラムと対応して、そのチェック用プレートプレート面上
の周辺部分の離れた位置の2カ所に、その一方には方向
の異なる2本以上の線が、もう一方には1本以上の線か
らなる重ね合わせ用の位置合わせマークが設けられてい
るため、ホログラムに重ね合わせて真偽判定を行う際、
重ね合わせる時の位置ずれに伴う誤認を防止することが
できる。
トの一例を示す概要図である。 (b)本発明のホログラム・チェック用プレートの他例
を示す概要図である。
した偽造防止用ホログラムの一例を示す概要図である。 (b)図1(b)のチェック用プレートに対応した偽造
防止用ホログラムの他例を示す概要図である。
る。
る。
を示す概要図である。
のホログラムに重ねた場合の一例を示す概要図である。
品のホログラムに重ねた場合の一例を示す概要図であ
る。
のホログラムに重ねた時に位置ずれした場合の一例を示
す概要図である。
Claims (2)
- 【請求項1】真偽判定を図りたいホログラムに重ね合わ
せて、双方のホログラムの表示パターンを比較して真偽
判定を行うホログラム・チェック用プレートであって、 前記ホログラム・チェック用プレートに、偽造防止用の
ホログラムと対応する立体のホログラム画像、または横
方向に視点を移動した時にパターンが変化するような回
折格子パターンが記録されており、該プレート面上の周
辺部分の離れた位置の2カ所に、その一方には方向の異
なる2本以上の線からなる重ね合わせ用の位置合わせマ
ークが、もう一方には1本以上の線からなる重ね合わせ
用の位置合わせマークが設けられていることを特徴とす
るホログラム・チェック用プレート。 - 【請求項2】前記位置合わせマークが、文字や絵柄パタ
ーンからなることを特徴とする請求項1記載のホログラ
ム・チェック用プレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000325494A JP4560941B2 (ja) | 2000-10-25 | 2000-10-25 | ホログラムの真偽判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000325494A JP4560941B2 (ja) | 2000-10-25 | 2000-10-25 | ホログラムの真偽判定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002132124A true JP2002132124A (ja) | 2002-05-09 |
JP4560941B2 JP4560941B2 (ja) | 2010-10-13 |
Family
ID=18802855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000325494A Expired - Fee Related JP4560941B2 (ja) | 2000-10-25 | 2000-10-25 | ホログラムの真偽判定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4560941B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017141184A1 (en) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | Dupont Authentication, Inc | Method for determining authenticity using images that exhibit parallax |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60106697U (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-20 | 南澤 巳代治 | パズル式積木ブロツク |
JPH0256673U (ja) * | 1988-10-14 | 1990-04-24 |
-
2000
- 2000-10-25 JP JP2000325494A patent/JP4560941B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Cited By (3)
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US11409239B2 (en) | 2016-02-17 | 2022-08-09 | De La Rue Authentication Solutions Inc. | Method for determining authenticity using images that exhibit parallax |
US12061442B2 (en) | 2016-02-17 | 2024-08-13 | De La Rue Authentication Solutions Inc. | Method for determining authenticity using images that exhibit parallax |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4560941B2 (ja) | 2010-10-13 |
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