JP2002132062A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002132062A JP2001245459A JP2001245459A JP2002132062A JP 2002132062 A JP2002132062 A JP 2002132062A JP 2001245459 A JP2001245459 A JP 2001245459A JP 2001245459 A JP2001245459 A JP 2001245459A JP 2002132062 A JP2002132062 A JP 2002132062A
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藤 政 宏 伊
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見 健 夫 常
Koji Kimura
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】多重、両面プリントを行う場合、グリッパーを
用いることによって、ジャムの発生のような不都合を回
避することできるが、反面、例えば、小サイズの転写材
を担持体上に複数枚載置すると言うような静電吸着力を
利用する保持手段の利点の使用が困難になる。 【解決手段】転写材担持体を有し、これに載置する転写
材を保持する手段として静電吸着力と、グリッパとを備
えた画像形成装置において、転写材種、画像情報量、画
像モードなどの変化に応じて前記保持手段のいずれかを
選択的に使用できるように構成した画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は静電複写機、同プ
リンタなどの画像形成装置、とくに転写材を担持して、
これに担持された転写材の片面乃至両面に複数回転写を
行なうような画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のような画像形成装置において、1
枚の転写材に多重プリントを行うもの、表裏両面にプリ
ントを行うものがすでに提案されている。このような装
置を用いてプリントを行う場合、以下のような問題が生
ずる。
【0003】このような問題点の一つを、「図22」に
よって説明する。同図は表面にトナー像を担持する像担
持体1と、これに対向配置された転写材担持体2との間
に転写材が挿通されたかたちで転写が行われる転写部位
近傍を模式的に示したものである。
【0004】同図は、第一面のプリントが終了して第二
面の転写が行われているところを示し、転写材担持体2
側の第一面(図示下面)にはトナー像5が形成されてお
り、更に該面トナー像の表面には定着工程でオフセツト
防止のために用いられたシリコンオイル6が付着してい
る。
【0005】図示の転写部位において、転写材裏面側に
配置された転写帯電器3によって転写バイアスが印加さ
れ、よって形成される電界の作用で像担持体側のトナー
像は転写材裏面(図示上方)に転移する。このとき、転
写材表面(図示下面)が転写材担持体2に当接している
ので、この既定着のトナー像に付着していたオイル6
が、図示符号7のように転写材担持体2の表面に付着す
る。
【0006】転写材担持体によって転写材を担持、この
転写材に多重、両面プリントを行う画像形成装置におい
ては、通常、表面に誘電体からなる転写シートを展張し
た回転円筒状の転写ドラムを転写材担持体としたものが
広く実用されている。
【0007】このような転写材担持体(転写ドラム)に
転写材を保持する手段としては、これに供給された転写
材先端を把持するグリッパを転写ドラムに設けたもの、
転写シートに転写材を静電的に吸着させるものがある。
前者は転写材の把持は強固であるが、機械的な機構であ
るため、転写ドラムの円周方向、半径方向に一定のスペ
ースを要することを免れず、これため転写材の一部に転
写不能領域を生ずることがある。また、後者の場合に
は、小サイズの転写材を複数枚転写シート上に載置でき
るので、作業効率の向上がはかられるが、多重、両面プ
リントの場合、転写シートへの吸着力が不足したり、カ
ール量が大きくなつたり、オイルが多いなどのために、
不安定となって、画質の劣化、ジャムの発生などの原因
になるという問題があった。
【0008】多重プリントの場合には、使用するトナー
の量も当然多くなり、特にカラープリントの場合には樹
脂系のトナーが多用されるが、この場合、トナーと転写
材の収縮率がことなるので転写材が収縮の大きい画像側
にカールして転写材の転写シートへの把持が不安定にな
る。トナー量と転写材のカールの関係、カール量と転写
材の転写シートへの吸着力を夫々「図2」、「図3」に
示す。
【0009】さらに、カラープリントの場合には、定着
部位における定着ローラとトナーとの剥離性をよくする
ため、該ローラには多量のシリコンオイルを使用するの
で、これが転写材に付着して転写材の転写シートへの吸
着力の低下を来たすおそれがある。オイル量と転写材の
転写シートへの吸着力の関係を「図4」に示す。
【0010】前述のように、転写材担持体を用いて、多
重、両面プリントを行う場合、グリッパーを用いること
によって、ジャムの発生のような不都合を回避すること
はできるが、反面、例えば、小サイズの転写材を担持体
上に複数枚載置すると言うような静電吸着力を利用する
保持手段の利点の使用が困難になる。
【0011】本発明は、このような事態に対処すべくな
されたものであって、転写体担持体をそなえ、転写材担
持手段としてグリッパと静電吸着手段とを具備する画像
形成装置において、同一の転写材に複数回画像形成を行
なうにあたり、そのときの画像情報量、画像モード、転
写材種等の差異によって、グリッパと静電吸着手段を選
択的に使用して常時の良好な画像を得られるような画像
形成装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【発明の構成】
【課題を解決する技術手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、像担持体と、該像担持体に近接配置さ
れ、転写材を担持する転写材担持体と、前記像担持体上
の画像を、前記転写材担持体に担持された転写材の表面
に転写する転写手段と、をそなえ、同一転写材に再度転
写を行なうことが可能な画像形成装置において、前記転
写材担持体に転写材を把持するグリッパと、前記転写材
担持体に転写材を静電吸着させる静電吸着手段と、画像
情報、画像形成モード、転写材種を夫々検知する検知手
段と、を有し、前記各検知手段の検知結果に応じて、前
記グリッパと、前記静電吸着手段のいずれを用いるかを
判断することを特徴とする画像形成装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】転写材担持体に担持される転写材
に働く静電吸着力は、以下のような条件で変化する。 (1)転写材の種類:転写材坐屈強度(腰の強さである
紙厚)、成分などによる差異。この状態を「図5」に示
す。 (2)コピーモード:単色、2色、3色、4色の各モー
ドではそれぞれ転写電荷を受ける回数がちがうので、吸
着力に差異が生ずる。「図6」参照。 (3)画像情報量:使用されるトナー量によって吸着力
は「図7」のように変化する。 (4)環境条件:温湿度の差異によってコロナ放電効率
が変化して、吸着力が変化する。 (5)再使用:多重プリント、カラープリントの場合に
は複数回定着手段を通過するので、前工程で生じた転写
材のカール、表面に付着したオイル量の変化に応じて吸
着力が変化する。「図3」はカール量の変化に、「図
4」はオイル量の変化に夫々対応する吸着力の変化を示
すものである。
【0014】そして、カール量は転写材種、トナー量に
よって変化し(「図8」、「図2」参照)、オイル量は
「図9」のようにトナー量によって変化する。
【0015】これらのことと、吸着力に影響する紙厚、
トナー量、オイル量などの各要素とを勘案すると、多
重、両面モードの場合の、転写材担持体への転写材の吸
着力は、画像情報量、即ち、トナー量と、画像形成モー
ドと、転写材種に依存することがわかる。
【0016】本発明は以上の観点から、常時転写材を良
好な条件で転写材担持体に保持できる装置を提供するも
ので、これを「図1」によって説明する。
【0017】この装置の使用にあたっては、通常画像形
成装置の頂部に配置された原稿循環装置に、1枚乃至数
枚の原稿を載置して複写枚数などのモードを設定する。
設定されたモードが片面のみか否かを判断し(S1)、
片面のみの場合には、(S2)にすすみ以後通常のよう
に画像形成をおこなう。
【0018】多重、両面モードで小サイズの転写材の場
合には、転写材がこのモードでの静電吸着に問題がある
か否かを以前の使用時のデータによって記憶しておき、
これと比較して決定する。
【0019】この際、カセットが開けられて異種の転写
材に交換されるなどのときには、その都度リセツトして
各カセットごとに記憶しておくものとする。また、転写
材がカセットで交換された直後でデータが無いばあいに
は、設定された画像形成モードを新しいデータとする。
【0020】静電吸着力に問題がある場合には、(S
4)に進んで転写材はグリッパで保持し、以後所定の仕
方で画像形成動作を遂行する。
【0021】ついで転写材種について同様の判断を行な
い(S5)、カール量などに問題がある場合には、(S
4)に戻り、以後通常の仕方で画像形成を行う。
【0022】画像情報量(トナー量)について云うと、
ステップ(S7)において画像情報量を判断し、1面
目、2面目とも問題なければ、(S9)、(S11)と
進行して画像形成をおこなう。
【0023】2面目に問題ありとなったときの一つの仕
方は、(S6)、(S4)に進んで画像形成をおこな
う。
【0024】また、2面目に比して1面目の画像情報量
が大きくて、カールが大きくなったりするような場合、
2面目の吸着に問題が生ずるので、このような場合には
原稿循環装置を利用して1面目と2面目の順序を変更す
る。これによって2面目の吸着には問題がなくなるか
ら、以後、(S8)、(S10)、(S9)と進んで画
像形成を遂行する。
【0025】なお、順序を変更した場合には、転写材を
画像形成装置の反転部位で反転したり、ソータ部位で各
ビンで転写材の順番を原稿の順番にあわせるものとす
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、像担持
体、転写材担持体、該転写材担持体上の転写材、この転
写材に多重、両面に画像を形成する画像形成装置におい
て、画像情報量、画像形成モード、転写材種によって、
前記転写材担持体上の転写材を静電吸着作用と、グリツ
パで選択的に保持できるようにしたから、当初の画像形
成作業による転写材表面の状態の変化にかかわらず常時
良好な画像を得られ、また小サイズの転写材を使用する
場合の作業能率の向上に顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の作動を説明するフローチャヤート
【図2】 画像情報量(トナー量)による転写材のカー
ルの変化を示すグラフ
【図3】 カールと静電吸着力の関係を示すグラフ
【図4】 オフセット防止用のオイル量と吸着力との関
係を示すグラフ
【図5】 転写材種と吸着力との関係を示すグラフ
【図6】 転写電流(転写効率)と吸着力との関係を示
すグラフ
【図7】 画像情報量(トナー量)と吸着力との関係を
示すグラフ
【図8】 転写材種とカール量との関係を示すグラフ
【図9】 画像情報量(トナー量)と所要オイル量との
関係を示すグラフ
フロントページの続き (72)発明者 伊 藤 政 宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 常 見 健 夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 木 村 浩 司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H200 GA01 GA04 GA06 GA44 GA47 GB25 JA02 JB02 JB22 JB25 JB49 JB50 PA01 PA26 PB01 PB25 PB29 3F101 CA12 CC07 CC30 LA01 LB03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、 該像担持体に近接配置され、転写材を担持する転写材担
    持体と、 前記像担持体上の画像を、前記転写材担持体に担持され
    た転写材の表面に転写する転写手段と、をそなえ、 同一転写材に再度転写を行なうことが可能な画像形成装
    置において、 前記転写材担持体に転写材を把持するグリッパと、 前記転写材担持体に転写材を静電吸着させる静電吸着手
    段と、 画像情報、画像形成モード、転写材種を夫々検知する検
    知手段と、を有し、 前記各検知手段の検知結果に応じて、前記グリッパと、
    前記静電吸着手段のいずれを用いるかを判断することを
    特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012203185A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置および画像形成装置
CN113424110A (zh) * 2019-03-08 2021-09-21 富士胶片商业创新有限公司 图像形成装置

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