JP2002131681A - 統計機能付き画像形成装置 - Google Patents
統計機能付き画像形成装置Info
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- JP2002131681A JP2002131681A JP2000325595A JP2000325595A JP2002131681A JP 2002131681 A JP2002131681 A JP 2002131681A JP 2000325595 A JP2000325595 A JP 2000325595A JP 2000325595 A JP2000325595 A JP 2000325595A JP 2002131681 A JP2002131681 A JP 2002131681A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- polygon motor
- prescan
- time zone
- image forming
- Prior art date
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- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】画像形成装置の印刷速度とポリゴンモータの寿
命のバランスをとりながら効果的にファーストコピー速
度の向上を図る。 【解決手段】CPU11は、曜日および時間帯に応じた
ポリゴンモータの使用頻度情報を収集し、収集情報をフ
ラッシュROM15に記憶する。また、各時間帯の使用
頻度情報を分類して、時間帯に使用頻度レベルを対応づ
ける。また、各使用頻度レベルとポリゴンモータのプレ
スキャン速度とは予め対応づけておく。動作時に現在の
時間帯に対応する前記使用頻度レベルに対応づけられた
プレスキャン速度を確認し、このプレスキャン速度でプ
レスキャン制御を行う。これにより、自動的に、使用頻
度の高い時間帯におけるファーストコピー時間の短縮を
図る。また、ポリゴンモータの使用割合を算出し、この
使用割合が大きいほどプレスキャン速度を低下させるこ
とにより、ポリゴンモータの寿命に配慮する。
命のバランスをとりながら効果的にファーストコピー速
度の向上を図る。 【解決手段】CPU11は、曜日および時間帯に応じた
ポリゴンモータの使用頻度情報を収集し、収集情報をフ
ラッシュROM15に記憶する。また、各時間帯の使用
頻度情報を分類して、時間帯に使用頻度レベルを対応づ
ける。また、各使用頻度レベルとポリゴンモータのプレ
スキャン速度とは予め対応づけておく。動作時に現在の
時間帯に対応する前記使用頻度レベルに対応づけられた
プレスキャン速度を確認し、このプレスキャン速度でプ
レスキャン制御を行う。これにより、自動的に、使用頻
度の高い時間帯におけるファーストコピー時間の短縮を
図る。また、ポリゴンモータの使用割合を算出し、この
使用割合が大きいほどプレスキャン速度を低下させるこ
とにより、ポリゴンモータの寿命に配慮する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ機などの画像形成装置に関し、特に、
ポリゴンモータを用いた画像形成装置におけるプレスキ
ャンおよびパワーセーブ制御に関する。
機、ファクシミリ機などの画像形成装置に関し、特に、
ポリゴンモータを用いた画像形成装置におけるプレスキ
ャンおよびパワーセーブ制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような画像形成装置におい
て、1枚目の印刷出力、いわゆるファーストコピーを早
く実行するために様々な方法が考案されている。例え
ば、ポリゴンモータをプレスキャンする方法もその1つ
である。プレスキャンとは、印刷出力を行うときにポリ
ゴンモータを回転開始するのではなく、印刷出力に先立
ってポリゴンモータを予め回転(プレスキャン)させて
おくことをいう。ポリゴンモータの立ち上がりに必要と
される数秒の時間を、プレスキャンにより短縮すること
ができる。
て、1枚目の印刷出力、いわゆるファーストコピーを早
く実行するために様々な方法が考案されている。例え
ば、ポリゴンモータをプレスキャンする方法もその1つ
である。プレスキャンとは、印刷出力を行うときにポリ
ゴンモータを回転開始するのではなく、印刷出力に先立
ってポリゴンモータを予め回転(プレスキャン)させて
おくことをいう。ポリゴンモータの立ち上がりに必要と
される数秒の時間を、プレスキャンにより短縮すること
ができる。
【0003】また、装置の消費電力を節約するパワーセ
ーブについても様々な方法が提案されている。代表的な
例では、所定の時間内に画像形成装置の操作が何もない
場合は、ヒータ温度制御のOFFや、CPUクロックの
停止を実行することによりパワーセーブを行うものが知
られている。
ーブについても様々な方法が提案されている。代表的な
例では、所定の時間内に画像形成装置の操作が何もない
場合は、ヒータ温度制御のOFFや、CPUクロックの
停止を実行することによりパワーセーブを行うものが知
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリン
ト待機中に常時100%回転でプレスキャンを実行し続
けた場合、ポリゴンモータの寿命が予定されている製品
寿命より低下するという問題がある。またこのような問
題から、100%ではなく例えば30%などの低回転で
常に実行し続けることも考えられる。しかしその場合、
結局100%までの立ち上がりにある程度の時間を費や
してしまい、当初の目的であるファーストコピー速度向
上にあまり効果が上がらない。
ト待機中に常時100%回転でプレスキャンを実行し続
けた場合、ポリゴンモータの寿命が予定されている製品
寿命より低下するという問題がある。またこのような問
題から、100%ではなく例えば30%などの低回転で
常に実行し続けることも考えられる。しかしその場合、
結局100%までの立ち上がりにある程度の時間を費や
してしまい、当初の目的であるファーストコピー速度向
上にあまり効果が上がらない。
【0005】また、パワーセーブに関しては、装置が一
旦パワーセーブモードに入ると、何らかの指令が入力さ
れて、起動するまでに不可避的に時間がかかってしま
う。
旦パワーセーブモードに入ると、何らかの指令が入力さ
れて、起動するまでに不可避的に時間がかかってしま
う。
【0006】このような状況に鑑み、本発明の第1の目
的は、画像形成装置の印刷速度とポリゴンモータの寿命
のバランスをとりながら効果的にファーストコピー速度
の向上を図ることにある。
的は、画像形成装置の印刷速度とポリゴンモータの寿命
のバランスをとりながら効果的にファーストコピー速度
の向上を図ることにある。
【0007】本発明の他の目的は、画像形成装置を使用
する場合、時間帯毎の使用頻度に応じてパワーセーブモ
ードへ移行する時間を可変とすることにより、なるべく
無駄な起動時間を発生させないようにすることにある。
する場合、時間帯毎の使用頻度に応じてパワーセーブモ
ードへ移行する時間を可変とすることにより、なるべく
無駄な起動時間を発生させないようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明による統計機能付き画像形成装置は、
ポリゴンモータを使用する画像形成装置において、現在
の時間情報を出力する時間情報出力手段と、時間帯に応
じた使用頻度情報を収集するとともに、各時間帯に使用
頻度レベルを対応づける統計データ収集処理手段と、各
使用頻度レベルと前記ポリゴンモータのプレスキャン速
度とを予め対応づけるプレスキャン速度決定テーブル
と、動作時に現在の時間帯に対応する前記使用頻度レベ
ルに対応づけられたプレスキャン速度を確認し、このプ
レスキャン速度でプレスキャン制御を行うプレスキャン
制御手段とを備えたことを特徴とする。
るために、本発明による統計機能付き画像形成装置は、
ポリゴンモータを使用する画像形成装置において、現在
の時間情報を出力する時間情報出力手段と、時間帯に応
じた使用頻度情報を収集するとともに、各時間帯に使用
頻度レベルを対応づける統計データ収集処理手段と、各
使用頻度レベルと前記ポリゴンモータのプレスキャン速
度とを予め対応づけるプレスキャン速度決定テーブル
と、動作時に現在の時間帯に対応する前記使用頻度レベ
ルに対応づけられたプレスキャン速度を確認し、このプ
レスキャン速度でプレスキャン制御を行うプレスキャン
制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】画像形成装置をいつ使用するかはユーザに
よって変わるが、例えば、ある部署の画像形成装置は、
平日の午前中の使用頻度が高い等、或る程度の規則性が
認められることも多い。したがって、時間帯(例えば各
曜日毎の1時間毎の時間帯)毎に使用頻度情報を収集す
れば、その使用状況が統計的に把握できる。そこで、こ
のような使用頻度情報を収集して、各時間帯に使用頻度
レベルを対応づけることにより、どの時間帯の使用頻度
が高く、どの時間帯の使用頻度が低いかが分かる。この
使用頻度のレベルに応じてプレスキャン速度を可変制御
することにより、例えば、ユーザが使用する確率の高い
時間帯においてプレスキャン速度を高めておき、ファー
ストコピー時間の短縮を図ることができる。一方、ユー
ザが使用する確率の低い時間帯ではプレスキャン速度を
低下させておき、常時プレスキャンを行うことによるポ
リゴンモータの寿命の過度の低下を防止する。
よって変わるが、例えば、ある部署の画像形成装置は、
平日の午前中の使用頻度が高い等、或る程度の規則性が
認められることも多い。したがって、時間帯(例えば各
曜日毎の1時間毎の時間帯)毎に使用頻度情報を収集す
れば、その使用状況が統計的に把握できる。そこで、こ
のような使用頻度情報を収集して、各時間帯に使用頻度
レベルを対応づけることにより、どの時間帯の使用頻度
が高く、どの時間帯の使用頻度が低いかが分かる。この
使用頻度のレベルに応じてプレスキャン速度を可変制御
することにより、例えば、ユーザが使用する確率の高い
時間帯においてプレスキャン速度を高めておき、ファー
ストコピー時間の短縮を図ることができる。一方、ユー
ザが使用する確率の低い時間帯ではプレスキャン速度を
低下させておき、常時プレスキャンを行うことによるポ
リゴンモータの寿命の過度の低下を防止する。
【0010】さらに、前記ポリゴンモータの使用割合を
算出する手段をさらに備え、この使用割合が大きいほど
前記プレスキャン速度を低下させるようにしてもよい。
算出する手段をさらに備え、この使用割合が大きいほど
前記プレスキャン速度を低下させるようにしてもよい。
【0011】このように、使用頻度レベルと使用割合の
2つのパラメータを用いて、現在のプレスキャン速度を
適正に可変制御することにより、印刷速度と装置寿命の
バランスをとりながら効果的にファーストコピー速度の
向上を図ることができる。
2つのパラメータを用いて、現在のプレスキャン速度を
適正に可変制御することにより、印刷速度と装置寿命の
バランスをとりながら効果的にファーストコピー速度の
向上を図ることができる。
【0012】前記使用割合は、例えば、前記ポリゴンモ
ータの実際の使用時間に対して、画像形成時および前記
プレスキャン時のポリゴンモータの回転速度に応じて重
み付けして得られた実効使用時間を求め、この実行時間
を累積し、さらにこの累積時間を使用日数で除算して得
ることができる。
ータの実際の使用時間に対して、画像形成時および前記
プレスキャン時のポリゴンモータの回転速度に応じて重
み付けして得られた実効使用時間を求め、この実行時間
を累積し、さらにこの累積時間を使用日数で除算して得
ることができる。
【0013】さらに、前記統計データ収集手段は、前記
時間帯に応じた使用頻度情報に関して、時間帯をアドレ
スとして用い、累積使用回数をデータとして不揮発性の
メモリに記憶するようにしてもよい。この構成により効
率的に使用頻度情報を時間帯毎に分類すると同時に記憶
することができる。
時間帯に応じた使用頻度情報に関して、時間帯をアドレ
スとして用い、累積使用回数をデータとして不揮発性の
メモリに記憶するようにしてもよい。この構成により効
率的に使用頻度情報を時間帯毎に分類すると同時に記憶
することができる。
【0014】また、時間帯に応じた前記使用頻度レベル
に対してパワーセーブモードに移行するまでのアイドル
時間であるパワーセーブモード移行時間を予め対応づけ
ておき、現在の時間帯に応じた前記使用頻度レベルに応
じて前記パワーセーブモード移行時間を可変する手段を
さらに備えてもよい。
に対してパワーセーブモードに移行するまでのアイドル
時間であるパワーセーブモード移行時間を予め対応づけ
ておき、現在の時間帯に応じた前記使用頻度レベルに応
じて前記パワーセーブモード移行時間を可変する手段を
さらに備えてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照しながら詳細に説明する。
について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】図1は、本実施の形態の画像形成装置の概
略構成を示すブロック図である。この装置は、CPU1
1、ASIC12、ポリゴンモータ13、ヒータ14、
フラッシュ(FLASH)ROM15、時計IC16、および
RAM18が相互に接続されて構成されている。
略構成を示すブロック図である。この装置は、CPU1
1、ASIC12、ポリゴンモータ13、ヒータ14、
フラッシュ(FLASH)ROM15、時計IC16、および
RAM18が相互に接続されて構成されている。
【0017】CPU11は、フラッシュROM15また
は図示しない他のROMに格納された制御プログラムに
従ってこの装置全体を制御する。RAM18は、CPU
11がデータ等の一時記憶領域および作業領域として利
用するメモリである。時計IC16は、電池17により
駆動され、日時(曜日を含む)データを出力する。ポリ
ゴンモータ13は、感光体(図示せず)に対してレーザ
ー光を走査させて感光体を露光させるためのポリゴンミ
ラー(図示せず)を回転させる動力源である。ヒータ1
4は、感光体から用紙に転写されたトナー像を用紙に定
着させるための熱源である。ASIC12は、CPU1
1の制御下でポリゴンモータ13やヒータ14を制御す
るための制御部である。フラッシュROM15は書き込
み可能な不揮発性メモリである。この代わりに、EEP
ROM(Electrically Erasable Programmable ROM)のよ
うな他のメモリであってもよい。
は図示しない他のROMに格納された制御プログラムに
従ってこの装置全体を制御する。RAM18は、CPU
11がデータ等の一時記憶領域および作業領域として利
用するメモリである。時計IC16は、電池17により
駆動され、日時(曜日を含む)データを出力する。ポリ
ゴンモータ13は、感光体(図示せず)に対してレーザ
ー光を走査させて感光体を露光させるためのポリゴンミ
ラー(図示せず)を回転させる動力源である。ヒータ1
4は、感光体から用紙に転写されたトナー像を用紙に定
着させるための熱源である。ASIC12は、CPU1
1の制御下でポリゴンモータ13やヒータ14を制御す
るための制御部である。フラッシュROM15は書き込
み可能な不揮発性メモリである。この代わりに、EEP
ROM(Electrically Erasable Programmable ROM)のよ
うな他のメモリであってもよい。
【0018】次に、このような構成における本実施の形
態の動作について説明する。本実施の形態では、統計的
な処理を行うために、ユーザ使用状況をサンプリングし
てデータを収集する必要がある。このデータ収集につい
て説明する。以下では、画像形成装置としてプリンタを
例として説明するが、他の画像形成装置においても同様
である。
態の動作について説明する。本実施の形態では、統計的
な処理を行うために、ユーザ使用状況をサンプリングし
てデータを収集する必要がある。このデータ収集につい
て説明する。以下では、画像形成装置としてプリンタを
例として説明するが、他の画像形成装置においても同様
である。
【0019】図6のフローチャートにより、使用実績デ
ータの収集処理例を説明する。
ータの収集処理例を説明する。
【0020】プリンタがプリント(印刷)要求を受け付
けた場合もしくはそのプリント出力終了後(図6の例で
は後者)に(S11,S12)、CPU11は時計IC
16からその時点の曜日および時間のデータをリードし
て、一旦メモリ18上に置いておく(S13)。時計I
C16から出力されるデータのフォーマットについては
既存の時計IC16に準ずるものでよい。本実施の形態
では、1時間単位に時間帯を把握するので、時間の日時
分秒データのうち、特に時(hour)データを用い
る。
けた場合もしくはそのプリント出力終了後(図6の例で
は後者)に(S11,S12)、CPU11は時計IC
16からその時点の曜日および時間のデータをリードし
て、一旦メモリ18上に置いておく(S13)。時計I
C16から出力されるデータのフォーマットについては
既存の時計IC16に準ずるものでよい。本実施の形態
では、1時間単位に時間帯を把握するので、時間の日時
分秒データのうち、特に時(hour)データを用い
る。
【0021】次に、CPU11は、曜日および時データ
をアドレスとして用いて、フラッシュROM15にの現
在値(すなわち当該曜日および時間帯における累積使用
回数データ)をリードする(S14)。ここでいう累積
使用回数データとは、当該曜日および時間帯において、
過去に何回プリント処理を行ったかを表すデータであ
る。このときアドレスとして用いるアドレスデータのフ
ォーマットは、例えば、時刻(Hour)を示す5ビッ
トと、続く曜日を表す3ビットの計8ビットデータであ
る。すなわち、時刻は0時から23時を2進数で000
00から10111で表し、日曜日から土曜日を000
から110で表す。但し、データ幅8ビットのフラッシ
ュROM15を用いた場合、8ビットで表せる255ま
での数値では累積使用回数データを表すのに足りないた
め、2アドレス分の16ビットデータを用いる。そのた
め、アドレスを示す前記8ビットの下位に1ビットが追
加された少なくとも9ビットをアドレスとして用いる。
をアドレスとして用いて、フラッシュROM15にの現
在値(すなわち当該曜日および時間帯における累積使用
回数データ)をリードする(S14)。ここでいう累積
使用回数データとは、当該曜日および時間帯において、
過去に何回プリント処理を行ったかを表すデータであ
る。このときアドレスとして用いるアドレスデータのフ
ォーマットは、例えば、時刻(Hour)を示す5ビッ
トと、続く曜日を表す3ビットの計8ビットデータであ
る。すなわち、時刻は0時から23時を2進数で000
00から10111で表し、日曜日から土曜日を000
から110で表す。但し、データ幅8ビットのフラッシ
ュROM15を用いた場合、8ビットで表せる255ま
での数値では累積使用回数データを表すのに足りないた
め、2アドレス分の16ビットデータを用いる。そのた
め、アドレスを示す前記8ビットの下位に1ビットが追
加された少なくとも9ビットをアドレスとして用いる。
【0022】CPU11は、ついで、上記リードした値
に”1”を加えて、この加算値をフラッシュROM15
に書き戻す(S15)。
に”1”を加えて、この加算値をフラッシュROM15
に書き戻す(S15)。
【0023】図2に、フラッシュROM15内の累積使
用回数データに関する或るアドレスおよびデータの内容
を例示する。この例では、9ビットアドレスが0100
10010(および010010011)、データが0
000000000000111である。このアドレス
は、月曜日の9時から10時の間の時間帯を示し、デー
タは、この曜日および時間帯において過去に7回のプリ
ント処理を行ったことを示す。
用回数データに関する或るアドレスおよびデータの内容
を例示する。この例では、9ビットアドレスが0100
10010(および010010011)、データが0
000000000000111である。このアドレス
は、月曜日の9時から10時の間の時間帯を示し、デー
タは、この曜日および時間帯において過去に7回のプリ
ント処理を行ったことを示す。
【0024】次に、曜日および時間帯(以下、単に時間
帯という)の使用頻度分類について説明する。このよう
に時間帯毎の使用回数をフラッシュROM15に記録し
てあるので、各曜日の各時間帯の累積使用回数データ
を、総使用回数に対する割合(%)に応じて複数段階に
分類する。この例では4段階とする。その際の値のしき
い値を、大きい方からMAX、MID、MINとする。
例えば、ある時間帯の使用回数(例えば印刷要求数)が
総使用回数のMAX%以上(使用頻度レベル1)となれ
ば、使用頻度が非常に高いものとして判断できる。また
MID%〜MAX%(使用頻度レベル2)であれば、比
較的高い頻度で使用すると判断できる。同様に、MID
%〜MIN%(使用頻度レベル3)であれば比較的使用
頻度が低く、MIN%以下(使用頻度レベル4)であれ
ば、使用頻度が非常に低いと考えられる。CPU11
は、フラッシュROM15内の累積使用回数データを基
にこのような判断を行うことができる。以上が使用頻度
分類の一例である。この例では4レベルであるだ、複数
レベルであれば何レベルでもよい。このように求めた使
用頻度のレベルは、後述するように、ポリゴンモータの
プレスキャンの程度(フル回転に対する割合)の決定に
利用する。定性的には、使用頻度が高いほどプレスキャ
ン速度を高くする。これによって、使用頻度の高い時間
帯ほどファーストコピーの時間が短時間で済む可能性が
確率的に高まる。
帯という)の使用頻度分類について説明する。このよう
に時間帯毎の使用回数をフラッシュROM15に記録し
てあるので、各曜日の各時間帯の累積使用回数データ
を、総使用回数に対する割合(%)に応じて複数段階に
分類する。この例では4段階とする。その際の値のしき
い値を、大きい方からMAX、MID、MINとする。
例えば、ある時間帯の使用回数(例えば印刷要求数)が
総使用回数のMAX%以上(使用頻度レベル1)となれ
ば、使用頻度が非常に高いものとして判断できる。また
MID%〜MAX%(使用頻度レベル2)であれば、比
較的高い頻度で使用すると判断できる。同様に、MID
%〜MIN%(使用頻度レベル3)であれば比較的使用
頻度が低く、MIN%以下(使用頻度レベル4)であれ
ば、使用頻度が非常に低いと考えられる。CPU11
は、フラッシュROM15内の累積使用回数データを基
にこのような判断を行うことができる。以上が使用頻度
分類の一例である。この例では4レベルであるだ、複数
レベルであれば何レベルでもよい。このように求めた使
用頻度のレベルは、後述するように、ポリゴンモータの
プレスキャンの程度(フル回転に対する割合)の決定に
利用する。定性的には、使用頻度が高いほどプレスキャ
ン速度を高くする。これによって、使用頻度の高い時間
帯ほどファーストコピーの時間が短時間で済む可能性が
確率的に高まる。
【0025】図6に戻り、上記ステップS15に続い
て、前述した方法で当該時間帯の使用頻度レベル値を算
出して、フラッシュROM15の特定の記憶領域に上書
きする(S16)。
て、前述した方法で当該時間帯の使用頻度レベル値を算
出して、フラッシュROM15の特定の記憶領域に上書
きする(S16)。
【0026】次に、図7のフローチャートを参照しなが
ら、ポリゴンモータの累積使用時間の算出について説明
する。この処理は装置電源がONされている間、継続し
て実行されている。CPU11はASIC12に対して
ポリゴンモータ13を駆動する指令を出している間、内
部タイマを起動し、時間を計測する。そのために、ポリ
ゴンモータ駆動開始時に(S21,Yes)、使用時間
の計測を開始する(S22)。また、この時点の駆動モ
ードを確認する(S23)。さらに、この駆動モードに
応じた重み付け係数を選択する(S24)。プレスキャ
ンの場合、前記使用頻度レベルに応じて回転速度が異な
るので、実効的な使用時間を求めるために実際の使用時
間に掛け合わせる係数が重み付け係数である。通常印刷
の場合、100%回転速度なので、係数は1であり、実
効使用時間は実際の使用時間と同じになる。プレスキャ
ンの場合にはその速度に応じた、予め定めた1以下の重
み付け係数を選択する。すなわち、100%プレスキャ
ンでは通常印刷時と同じく係数1を用いるが、100%
より小さいプレスキャンでは、%値が小さいほど係数値
を小さくする。図3に、ポリゴンモータの駆動モードに
応じた実効使用時間の計算式の例を示す。これにより、
ポリゴンモータの回転速度に応じて重み付けした実効的
な使用時間を算出できる。この重み付けした実効使用時
間はポリゴンモータの寿命の減殺量に比例すると考える
ことができる。
ら、ポリゴンモータの累積使用時間の算出について説明
する。この処理は装置電源がONされている間、継続し
て実行されている。CPU11はASIC12に対して
ポリゴンモータ13を駆動する指令を出している間、内
部タイマを起動し、時間を計測する。そのために、ポリ
ゴンモータ駆動開始時に(S21,Yes)、使用時間
の計測を開始する(S22)。また、この時点の駆動モ
ードを確認する(S23)。さらに、この駆動モードに
応じた重み付け係数を選択する(S24)。プレスキャ
ンの場合、前記使用頻度レベルに応じて回転速度が異な
るので、実効的な使用時間を求めるために実際の使用時
間に掛け合わせる係数が重み付け係数である。通常印刷
の場合、100%回転速度なので、係数は1であり、実
効使用時間は実際の使用時間と同じになる。プレスキャ
ンの場合にはその速度に応じた、予め定めた1以下の重
み付け係数を選択する。すなわち、100%プレスキャ
ンでは通常印刷時と同じく係数1を用いるが、100%
より小さいプレスキャンでは、%値が小さいほど係数値
を小さくする。図3に、ポリゴンモータの駆動モードに
応じた実効使用時間の計算式の例を示す。これにより、
ポリゴンモータの回転速度に応じて重み付けした実効的
な使用時間を算出できる。この重み付けした実効使用時
間はポリゴンモータの寿命の減殺量に比例すると考える
ことができる。
【0027】駆動モードの変更または駆動停止があった
場合には(S25,Yes)、そのときまでの計測時間
tに上記重み付け係数を掛けて、実効使用時間を算出す
るとともに、フラッシュROM15の所定の記憶領域に
記憶する(S26)。さらに、使用割合を算出して、フ
ラッシュROM15の他の所定の記憶領域に記憶する
(S27)。ステップS25の条件成立の原因が駆動停
止である場合には(S28)、最初のステップS21へ
戻る。駆動モード変更である場合には、ステップS22
に戻り、再度使用時間の計測を開始する。このようにし
て、ポリゴンモータの累積使用時間および当該プリンタ
の現在の使用割合が逐次更新される。使用割合は、次式
で表される。
場合には(S25,Yes)、そのときまでの計測時間
tに上記重み付け係数を掛けて、実効使用時間を算出す
るとともに、フラッシュROM15の所定の記憶領域に
記憶する(S26)。さらに、使用割合を算出して、フ
ラッシュROM15の他の所定の記憶領域に記憶する
(S27)。ステップS25の条件成立の原因が駆動停
止である場合には(S28)、最初のステップS21へ
戻る。駆動モード変更である場合には、ステップS22
に戻り、再度使用時間の計測を開始する。このようにし
て、ポリゴンモータの累積使用時間および当該プリンタ
の現在の使用割合が逐次更新される。使用割合は、次式
で表される。
【0028】 ポリゴンモータの使用割合=ポリゴンモータ累積使用時間/使用日数 (1 ) なお、使用日数は、初めてプリンタを使用した際に、そ
の使用開始日を時計IC16から読み出してフラッシュ
ROM15に書きこんでおき、使用日から開始日を引き
算することにより容易に算出できる。
の使用開始日を時計IC16から読み出してフラッシュ
ROM15に書きこんでおき、使用日から開始日を引き
算することにより容易に算出できる。
【0029】上記式(1)は、使用日数(全く不使用の
日も含む)1日当たりのポリゴンモータの使用時間であ
り、この割合が大きいほど早く製品寿命に達し、小さい
ほど長持ちすると予測される。ここでは、この使用割合
を複数のランクにランク分けする。本実施の形態では、
2つのしきい値を用いて、使用割合が低い場合は「低使
用割合」、使用割合が普通の場合は「中使用割合」、多
い場合は「高使用割合」の3ランクとする。この使用割
合は、時間帯に関係なく、当該プリンタのユーザがその
プリンタをどの程度の使用割合で利用しているかの指標
となる。高使用割合の場合には、速く寿命に達するの
で、プレスキャン速度に配慮する必要がある。プレスキ
ャンも寿命を短縮する方向に作用するからである。その
ために、使用割合のランクは、次に説明するようにプレ
スキャンの程度を決定する際に利用する。定性的には、
使用割合が高いほどプレスキャン速度を低くする。これ
により、ポリゴンモータの寿命を、保証された製品寿命
より低下させることのないようにする。なお、この使用
割合のランク数は3に限るものではない。
日も含む)1日当たりのポリゴンモータの使用時間であ
り、この割合が大きいほど早く製品寿命に達し、小さい
ほど長持ちすると予測される。ここでは、この使用割合
を複数のランクにランク分けする。本実施の形態では、
2つのしきい値を用いて、使用割合が低い場合は「低使
用割合」、使用割合が普通の場合は「中使用割合」、多
い場合は「高使用割合」の3ランクとする。この使用割
合は、時間帯に関係なく、当該プリンタのユーザがその
プリンタをどの程度の使用割合で利用しているかの指標
となる。高使用割合の場合には、速く寿命に達するの
で、プレスキャン速度に配慮する必要がある。プレスキ
ャンも寿命を短縮する方向に作用するからである。その
ために、使用割合のランクは、次に説明するようにプレ
スキャンの程度を決定する際に利用する。定性的には、
使用割合が高いほどプレスキャン速度を低くする。これ
により、ポリゴンモータの寿命を、保証された製品寿命
より低下させることのないようにする。なお、この使用
割合のランク数は3に限るものではない。
【0030】最後に、時間帯におけるプリンタ使用頻度
レベルと、ポリゴンモータの使用割合ランクとに基づい
て、プレスキャン速度の決定を行う。図4は、プレスキ
ャン速度を定めるために予め用意されたテーブルの一例
としてプレスキャン速度決定テーブル40を示す。例え
ば、当該時間帯におけるプリンタ使用頻度が高く(使用
頻度レベル1)、ポリゴンモータの使用割合が低い(低
使用割合)の場合は、その時間帯はプレスキャンを10
0%スピードで行う。使用頻度が下がるにつれて、プレ
スキャン速度を70%、50%、0%というように段階
的に低下させる。また、使用割合にが増加するにつれ
て、頻度レベル1のプレスキャン速度も100%から8
0%、50%と段階的に低下させる。同じ使用割合(テ
ーブル40の縦の列)の中では、使用頻度が低下するほ
どプレスキャン速度も低下させる。
レベルと、ポリゴンモータの使用割合ランクとに基づい
て、プレスキャン速度の決定を行う。図4は、プレスキ
ャン速度を定めるために予め用意されたテーブルの一例
としてプレスキャン速度決定テーブル40を示す。例え
ば、当該時間帯におけるプリンタ使用頻度が高く(使用
頻度レベル1)、ポリゴンモータの使用割合が低い(低
使用割合)の場合は、その時間帯はプレスキャンを10
0%スピードで行う。使用頻度が下がるにつれて、プレ
スキャン速度を70%、50%、0%というように段階
的に低下させる。また、使用割合にが増加するにつれ
て、頻度レベル1のプレスキャン速度も100%から8
0%、50%と段階的に低下させる。同じ使用割合(テ
ーブル40の縦の列)の中では、使用頻度が低下するほ
どプレスキャン速度も低下させる。
【0031】図8は、電源ON時および1時間毎の所定
時点(ここでは毎正時(0時、1時、2時、…))に実
行されるプレスキャン速度決定処理例を示すフローチャ
ートである。この処理は、図7の処理と並行して実行さ
れる。まず、現時間帯の使用頻度レベルをフラッシュR
OM15から読み出す(S31)。次に、ポリゴンモー
タ使用割合をフラッシュROM15から読み出す(S3
2)。読み出した両パラメータを用いて上記プレスキャ
ン速度決定テーブル40を参照し、プレスキャン速度を
決定する(S33)。最後に、決定されたプレスキャン
速度でプレスキャン制御を行う(S34)。
時点(ここでは毎正時(0時、1時、2時、…))に実
行されるプレスキャン速度決定処理例を示すフローチャ
ートである。この処理は、図7の処理と並行して実行さ
れる。まず、現時間帯の使用頻度レベルをフラッシュR
OM15から読み出す(S31)。次に、ポリゴンモー
タ使用割合をフラッシュROM15から読み出す(S3
2)。読み出した両パラメータを用いて上記プレスキャ
ン速度決定テーブル40を参照し、プレスキャン速度を
決定する(S33)。最後に、決定されたプレスキャン
速度でプレスキャン制御を行う(S34)。
【0032】このように使用頻度および使用割合に応じ
て、ファーストコピー時間短縮およびポリゴンモータ寿
命の両方に配慮したプレスキャン制御を行うことができ
る。但し、ポリゴンモータ寿命に配慮する必要がない場
合には、使用割合を求める必要はない。すなわち図4の
プレスキャン速度決定テーブル40は「低使用割合」の
データのみを備えればよい。
て、ファーストコピー時間短縮およびポリゴンモータ寿
命の両方に配慮したプレスキャン制御を行うことができ
る。但し、ポリゴンモータ寿命に配慮する必要がない場
合には、使用割合を求める必要はない。すなわち図4の
プレスキャン速度決定テーブル40は「低使用割合」の
データのみを備えればよい。
【0033】次に、パワーセーブに関する本発明の第2
の実施の形態について説明する。
の実施の形態について説明する。
【0034】装置構成は第1の実施の形態と同じく図1
の構成であり、使用するパラメータとしては上記と同様
の使用頻度レベルを用いる。本実施の形態では、パワー
セーブのために、電源投入後またはプリント終了後に所
定の時間連続してプリント(印刷)要求がない場合に電
力を節減できるモード(パワーセーブモード)に移行す
る。パワーセーブモードに移行するまでのアイドル時間
をパワーセーブモード移行時間と呼ぶ。パワーセーブモ
ードとは、例えばヒータ14をOFFしたり、CPU1
1やASIC12のメインクロック(図示せず)を停止
することである。但し、本発明はこれに限るものではな
く、従来の任意の節電モードであってよい。本実施の形
態では、このパワーセーブモードに入るための条件とし
ての上記パワーセーブモード移行時間を上記使用頻度レ
ベルに応じて可変とすることを特徴とする。そのため
に、図5のパワーセーブ移行時間テーブル50に示すよ
うな、使用頻度レベルとパワーセーブ移行時間との対応
関係を予め定めておく。定性的には、当該時間帯におけ
るプリンタ使用頻度が低いほど、パワーセーブモードに
移行する時間を早くするような時間値を設定しておく。
すなわち、使用頻度が高い時間帯ではパワーセーブモー
ドに移行する時間が長いために、パワーセーブモードに
移行する確率が小さく、ユーザに使用上の支障を与える
可能性が低くなる。逆に使用頻度が低い時間帯ではパワ
ーセーブモードに移行する時間が短いために、パワーセ
ーブモードに移行する可能性が高くなるが、使用頻度も
低いのでユーザの使用上の支障となる確率も低く、節電
効果を高めることができる。
の構成であり、使用するパラメータとしては上記と同様
の使用頻度レベルを用いる。本実施の形態では、パワー
セーブのために、電源投入後またはプリント終了後に所
定の時間連続してプリント(印刷)要求がない場合に電
力を節減できるモード(パワーセーブモード)に移行す
る。パワーセーブモードに移行するまでのアイドル時間
をパワーセーブモード移行時間と呼ぶ。パワーセーブモ
ードとは、例えばヒータ14をOFFしたり、CPU1
1やASIC12のメインクロック(図示せず)を停止
することである。但し、本発明はこれに限るものではな
く、従来の任意の節電モードであってよい。本実施の形
態では、このパワーセーブモードに入るための条件とし
ての上記パワーセーブモード移行時間を上記使用頻度レ
ベルに応じて可変とすることを特徴とする。そのため
に、図5のパワーセーブ移行時間テーブル50に示すよ
うな、使用頻度レベルとパワーセーブ移行時間との対応
関係を予め定めておく。定性的には、当該時間帯におけ
るプリンタ使用頻度が低いほど、パワーセーブモードに
移行する時間を早くするような時間値を設定しておく。
すなわち、使用頻度が高い時間帯ではパワーセーブモー
ドに移行する時間が長いために、パワーセーブモードに
移行する確率が小さく、ユーザに使用上の支障を与える
可能性が低くなる。逆に使用頻度が低い時間帯ではパワ
ーセーブモードに移行する時間が短いために、パワーセ
ーブモードに移行する可能性が高くなるが、使用頻度も
低いのでユーザの使用上の支障となる確率も低く、節電
効果を高めることができる。
【0035】図9に本実施の形態の処理例のフローチャ
ートを示す。プリント開始(S31)後、プリント終了
すると(S32,Yes)、現時刻(および曜日)を時
計ICからリードする(S33)。これに対応する時間
帯の使用頻度レベルをフラッシュROM15の所定記憶
領域から読み出す(S34)。この使用頻度レベルに応
じたパワーセーブ移行時間を上記パワーセーブ移行時間
テーブル50の参照(S35)により決定する。その
後、印刷要求がないまま前記パワーセーブ移行時間が経
過したら(S36,NoかつS37,Yes)、所定の
パワーセーブ処理を行う(S38)。この状態からの復
帰は、新たな印刷要求があったときに割り込み処理によ
り行われる。
ートを示す。プリント開始(S31)後、プリント終了
すると(S32,Yes)、現時刻(および曜日)を時
計ICからリードする(S33)。これに対応する時間
帯の使用頻度レベルをフラッシュROM15の所定記憶
領域から読み出す(S34)。この使用頻度レベルに応
じたパワーセーブ移行時間を上記パワーセーブ移行時間
テーブル50の参照(S35)により決定する。その
後、印刷要求がないまま前記パワーセーブ移行時間が経
過したら(S36,NoかつS37,Yes)、所定の
パワーセーブ処理を行う(S38)。この状態からの復
帰は、新たな印刷要求があったときに割り込み処理によ
り行われる。
【0036】このように、本実施の形態では、使用頻度
に応じてパワーセーブモードに移行する時間を可変する
ことにより、統計的にユーザの使用状況に合致して、通
常相反する起動時間の短縮および節電の要請の間の適切
なバランスをとることができる。
に応じてパワーセーブモードに移行する時間を可変する
ことにより、統計的にユーザの使用状況に合致して、通
常相反する起動時間の短縮および節電の要請の間の適切
なバランスをとることができる。
【0037】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、上記した以外にも種々の変形、変更を行う
ことが可能である。図および説明に示した具体的なパラ
メータの個数や数値は説明のための例示であり、本発明
はそれらに限定されるものではない。また、図示した各
種テーブルは、単に説明のために示したものであり、必
ずしもテーブル形式でデータを保持する必要はなく、プ
ログラムに各条件を定めるパラメータとして数値を内包
した形のものでもよい。本発明の「テーブル」はこのよ
うなパラメータ形式も含むものとする。
説明したが、上記した以外にも種々の変形、変更を行う
ことが可能である。図および説明に示した具体的なパラ
メータの個数や数値は説明のための例示であり、本発明
はそれらに限定されるものではない。また、図示した各
種テーブルは、単に説明のために示したものであり、必
ずしもテーブル形式でデータを保持する必要はなく、プ
ログラムに各条件を定めるパラメータとして数値を内包
した形のものでもよい。本発明の「テーブル」はこのよ
うなパラメータ形式も含むものとする。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、画像形成装置の時間帯
に応じた使用頻度に応じて、より適切なプレスキャン制
御を行うことができる。すなわち、使用頻度が高い時間
帯はプレスキャンを高速に行うことにより、ファースト
コピー速度を格段に向上させることが可能である。ま
た、使用割合を加味してプレスキャン制御を行うことに
より、ポリゴンモータの寿命を考慮しながらプレスキャ
ンを行うことも可能である。
に応じた使用頻度に応じて、より適切なプレスキャン制
御を行うことができる。すなわち、使用頻度が高い時間
帯はプレスキャンを高速に行うことにより、ファースト
コピー速度を格段に向上させることが可能である。ま
た、使用割合を加味してプレスキャン制御を行うことに
より、ポリゴンモータの寿命を考慮しながらプレスキャ
ンを行うことも可能である。
【0039】さらに、時間帯に応じた使用頻度に基づい
てパワーセーブモード移行時間を可変することにより、
あまり使用しない時間帯は早く逆は遅くパワーセーブモ
ードへ移行するという制御が可能となり、より適切なパ
ワーセーブモード移行制御が行える。
てパワーセーブモード移行時間を可変することにより、
あまり使用しない時間帯は早く逆は遅くパワーセーブモ
ードへ移行するという制御が可能となり、より適切なパ
ワーセーブモード移行制御が行える。
【図1】本発明の実施の形態の画像形成装置の概略構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】実施の形態における累積使用回数データを格納
する際に用いるアドレスとデータのフォーマットの説明
図である。
する際に用いるアドレスとデータのフォーマットの説明
図である。
【図3】実施の形態における、ポリゴンモータの駆動モ
ードに応じた実効使用時間の計算式の例を示す図であ
る。
ードに応じた実効使用時間の計算式の例を示す図であ
る。
【図4】実施の形態において用いるプレスキャン速度決
定テーブルの構成例を示す図である。
定テーブルの構成例を示す図である。
【図5】実施の形態において用いるパワーセーブ移行時
間テーブルの構成例を示す図である。
間テーブルの構成例を示す図である。
【図6】実施の形態における、ポリゴンモータの使用実
績データの収集処理例を示すフローチャートである。
績データの収集処理例を示すフローチャートである。
【図7】実施の形態における、ポリゴンモータの累積使
用時間の算出処理例を示すフローチャートである。
用時間の算出処理例を示すフローチャートである。
【図8】実施の形態におけるプレスキャン速度決定処理
例を示すフローチャートである。
例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態における処理例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
11 CPU 12 ASIC 13 ポリゴンモータ 14 ヒータ 15 フラッシュROM 16 時計IC 17 電池 18 RAM
Claims (6)
- 【請求項1】ポリゴンモータを使用する画像形成装置に
おいて、 現在の時間情報を出力する時間情報出力手段と、 時間帯に応じた使用頻度情報を収集するとともに、各時
間帯に使用頻度レベルを対応づける統計データ収集処理
手段と、 各使用頻度レベルと前記ポリゴンモータのプレスキャン
速度とを予め対応づけるプレスキャン速度決定テーブル
と、 動作時に現在の時間帯に対応する前記使用頻度レベルに
対応づけられたプレスキャン速度を確認し、このプレス
キャン速度でプレスキャン制御を行うプレスキャン制御
手段と、 を備えたことを特徴とする統計機能付き画像形成装置。 - 【請求項2】前記時間帯は、各曜日毎の時間帯であるこ
とを特徴とする請求項1記載の統計機能付き画像形成装
置。 - 【請求項3】前記ポリゴンモータの使用割合を算出する
手段をさらに備え、 この使用割合が大きいほど前記プレスキャン速度を低下
させることを特徴とする請求項1記載の統計機能付き画
像形成装置。 - 【請求項4】前記使用割合は、前記ポリゴンモータの実
際の使用時間に対して、画像形成時および前記プレスキ
ャン時のポリゴンモータの回転速度に応じて重み付けし
て得られた実効使用時間を求め、この実行時間を累積
し、さらにこの累積時間を使用日数で除算して得ること
を特徴とする請求項3記載の統計機能付き画像形成装
置。 - 【請求項5】前記統計データ収集手段は、前記時間帯に
応じた使用頻度情報に関して、時間帯をアドレスとして
用い、累積使用回数をデータとして不揮発性のメモリに
記憶することを特徴とする請求項1記載の統計機能付き
画像形成装置。 - 【請求項6】時間帯に応じた前記使用頻度レベルに対し
てパワーセーブモードに移行するまでのアイドル時間で
あるパワーセーブモード移行時間を予め対応づけてお
き、現在の時間帯に応じた前記使用頻度レベルに応じて
前記パワーセーブモード移行時間を可変する手段をさら
に備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
載の統計機能付き画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000325595A JP2002131681A (ja) | 2000-10-25 | 2000-10-25 | 統計機能付き画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000325595A JP2002131681A (ja) | 2000-10-25 | 2000-10-25 | 統計機能付き画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002131681A true JP2002131681A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18802939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000325595A Withdrawn JP2002131681A (ja) | 2000-10-25 | 2000-10-25 | 統計機能付き画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002131681A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007333803A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2011077854A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Brother Industries Ltd | 画像処理装置、プログラムおよび画像処理システム |
JP2015092215A (ja) * | 2013-11-08 | 2015-05-14 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2000
- 2000-10-25 JP JP2000325595A patent/JP2002131681A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007333803A (ja) * | 2006-06-12 | 2007-12-27 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2011077854A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Brother Industries Ltd | 画像処理装置、プログラムおよび画像処理システム |
JP2015092215A (ja) * | 2013-11-08 | 2015-05-14 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20060421 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080108 |