JP2002130803A - 情報通信システム及び用途別ガス消費量算出方法 - Google Patents
情報通信システム及び用途別ガス消費量算出方法Info
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Abstract
水を加熱する熱源機と、熱媒水が供給される複数の端末
機器とを備えた暖房システム設けられた情報通信システ
ム40において、各端末機器毎に対応するガス消費量を
求める技術を得ることを目的とする。 【解決手段】 各端末機器の運転情報を収集する情報収
集手段42と、収集された各端末機器の運転情報から、
各端末機器毎に対応するガス消費関連情報を算出する情
報算出手段43と、算出された各端末機器毎に対応する
ガス消費関連情報を出力する出力手段44を備える。
Description
熱媒水を加熱する熱源機と、前記熱源機で加熱された熱
媒水が供給される複数の端末機器とを備えた暖房システ
ムに設けられ、用途別にガス消費量を算出することがで
きる情報通信システムと用途別ガス消費量算出方法に関
する。
の温水暖房システムを例に取って説明を進める。家庭用
の温水暖房システムにおいては、1つ若しくは2つ以上
の熱源機で、ガスを燃焼させて加熱された温水(熱媒水
の一例)が、往温水として各端末機器等に供給され、各
端末機器で放熱後の温水が復温水として再び熱源機に供
給され加熱される。このような端末機器としては、浴室
暖房乾燥機、暖房用ファンコンベクター、エアコン、食
器洗い乾燥機、若しくは温水床暖房機、風呂の追い炊き
配管等を挙げることができ、熱源機と循環流路を介して
複数の端末機器が接続されている。
及の途にあるものであり、例えば温水床暖房機等の端末
機器の普及を図る目的から、ガスの単価を各端末機器毎
に対して消費されたガス消費量別に設定することも考え
られる。
おいて、上記のように、熱源機に複数の端末機器が接続
されている場合、各端末機器毎に対して消費された用途
別ガス消費量を各別に知る有効な手段が無かった。よっ
て、本発明は、上記の事情に鑑みて、暖房システムに設
けられた情報通信システムにおいて、各端末機器毎に対
応するガス消費量を求める技術を得ることを目的とす
る。
情報通信システムは、請求項1に記載したごとく、供給
されるガスを燃焼させて熱媒水を加熱する熱源機と、前
記熱源機で加熱された熱媒水が供給される複数の端末機
器とを備えた暖房システムに設けられた情報通信システ
ムであって、前記各端末機器の運転情報を収集する情報
収集手段と、前記情報収集手段で収集された前記各端末
機器の運転情報から、前記各端末機器毎に対応するガス
消費関連情報を算出する情報算出手段と、前記算出され
た前記各端末機器毎に対応するガス消費関連情報を出力
する出力手段を備えたことを特徴とする。
いて、浴室暖房乾燥機、暖房用ファンコンベクター、エ
アコン、食器洗い乾燥機、温水床暖房機、若しくは風呂
の追い炊き配管等の複数の端末機器が、循環流路を介し
て熱源機と接続されている。この端末機器においては、
夫々の機器の動作を制御するために、夫々に設けられた
リモコン等と、熱源機の運転状態を制御する制御器との
間において、夫々の端末機器の運転情報が流れている。
このような端末機器の運転情報としては、例えば温水流
量を設定するためのバルブの開度情報、供給される往温
水の検出温度、排出される復温水の検出温度等があり、
これらの端末機器の運転情報から各端末機器における単
位時間あたりの消費熱量を推定算出することができる。
さらに、今日の端末機器にあっては、このような端末機
器の運転情報を比較的短周期で更新しながら運転制御さ
れるので、上記の単位時間あたりの消費熱量と所定の情
報収集期間内における運転時間である端末機器の運転情
報を、所定の収集タイミングの例である所定の周期間隔
で捉えながら、1周期における各端末機器の消費熱量を
推定算出することができる。
発明の情報通信システムは、情報収集手段で、上記のよ
うな各端末機器の各運転情報が所定タイミング等で収集
される。また、各端末機器の運転情報は、各端末機器毎
に設けられたリモコンや制御器から収集することができ
る。次に、情報算出手段において、上記の情報収集手段
で収集された各端末機器の運転情報から、各端末機器に
おける温水の消費熱量の比率が推定算出され、その比率
に基づいて、各端末機器毎の各ガス消費量の比率や、そ
のガス消費量から算出できる各端末機器毎のガス料金の
比率等のガス消費関連情報が算出され、その算出結果と
してのガス消費関連情報が表示パネル等に出力される。
従って、暖房システムに設けられる情報通信システムを
上記のように構成することで、熱源機に複数の端末機器
が接続されている場合においても、各端末機器毎に対し
て消費された用途別ガス消費量の比率を各別に知ること
ができる。尚、上記熱源機がガスエンジンヒートポンプ
である場合には、各端末機器をガスエンジンヒートポン
プに接続された空調用室内機としてもよいし、上記熱源
機が吸収式ガス空調機である場合には、各端末機器を吸
収式ガス空調機に接続された空調用室内機や温水床暖房
機としてもよい。
は、請求項2に記載したごとく、上記構成1の情報通信
システムの構成に加えて、前記端末機器の運転情報が、
前記各端末機器の単位時間あたりの消費熱量と所定の期
間における運転時間に関する情報であることを特徴とす
る。
において予め求められた単位時間あたりの固定消費熱量
や、各端末機器に供給される往温水の温度と排出される
復温水の温度差と温水流量から求められる単位時間あた
りの消費熱量と、上記の情報収集手段の情報収集タイミ
ングの間隔である所定の情報収集期間内における各端末
機器の運転時間に関する情報とを、上記の情報収集手段
で収集される各端末機器の運転情報とすることができ、
これらの情報から、その所定の情報収集期間内に各端末
機器において消費した各熱量を求めることができる。よ
って、情報算出手段において、上記の情報収集手段で収
集された各端末機器の運転情報としての所定の情報収集
期間内の各消費熱量から、各端末機器における温水の消
費熱量の比率が算出され、その比率に基づいて、ガス消
費関連情報が算出されるのである。従って、簡単に、各
端末機器毎のガス消費量の比率等のガス消費関連情報を
知ることができる情報通信システムを構成することがで
きる。
は、請求項3に記載したごとく、上記構成1又は2の情
報通信システムの構成に加えて、前記情報収集手段が、
前記各端末機器の運転情報と共に、前記熱源機の総ガス
消費量情報を収集するものであり、前記情報算出手段
が、前記情報収集手段で収集された前記各端末機器の運
転情報と、前記熱源機の総ガス消費量情報とから、前記
各端末機器毎に対応するガス消費関連情報を算出するも
のであることを特徴とする。
は、情報収集手段で、上記のような各端末機器の各運転
情報と共に、熱源機において温水を加熱するために消費
された熱源機の総ガス消費量情報が所定タイミング等で
収集される。そして、情報算出手段において、各端末機
器の運転情報としての所定の情報収集期間内の各消費熱
量等から推定算出された各端末機器における温水の消費
熱量の比率に基づいて、同じく情報収集手段で収集され
た熱源機の総ガス消費量情報から、各端末機器毎の各ガ
ス消費量や、そのガス消費量から算出できる各端末機器
毎のガス料金等のガス消費関連情報を算出することがで
き、その算出結果をガス消費関連情報として表示パネル
等に出力することができる。従って、情報通信システム
を上記のように構成することで、各端末機器毎に対して
消費された用途別ガス消費量若しくは用途別ガス料金等
を各別に知ることができる。
は、請求項4に記載したごとく、上記構成3の情報通信
システムの構成に加えて、前記情報収集手段が、前記各
端末機器の運転情報と前記熱源機の総ガス消費量情報と
共に、前記熱源機とガス機器へガスを供給するガスメー
タからガス供給量情報を収集するものであり、前記情報
算出手段が、前記各端末機器毎に対応するガス消費関連
情報と共に、前記情報収集手段で収集された前記熱源機
の総ガス消費量情報と前記ガス供給情報とから前記ガス
機器のガス供給関連情報を算出するものであり、前記出
力手段が、前記各端末機器毎に対応するガス消費関連情
報と共に、前記ガス消費情報算出手段で算出された前記
ガス機器のガス供給関連情報を出力するものであること
を特徴とする。
本発明の情報通信システムは、ガスメータから供給され
るガスを燃焼させ熱媒水を加熱する熱源機において、熱
媒水が供給される各端末機器のガス消費関連情報を算出
し、各端末機器毎に対して消費された用途別ガス消費量
するように構成されているが、本構成のごとく、情報収
集手段において、さらにガスメータにおいて計測された
ガスの流量であるガス供給量情報を収集し、収集された
ガスメータのガス供給量情報と熱源機の総ガス消費量情
報との差から、熱源機以外のガス機器へのガス供給量
や、そのガス供給量から算出できるガス機器へ供給され
たガスのガス料金等であるガス供給関連情報を情報算出
手段において算出することができ、この算出したガス供
給関連情報と前記各端末機器のガス消費関連情報とを出
力手段にて出力することができる。従って、本発明の情
報通信システムを上記のように構成することで、各端末
機器毎に対して消費された用途別ガス消費量と共に、熱
源機以外のガス機器へのガス供給量等を知ることがで
き、ガス消費者宅におけるガスの消費量を全体的に知る
ことができる。尚、上記のガス機器としては、ガスコン
ロ、ガス炊飯器、ガスファンヒータ、ガスオーブン、ガ
スストーブ、ガス湯沸器、ガスエンジンヒートポンプ
(GHP)、ガスエアコン、燃料電池等を挙げることが
できる。
は、請求項5に記載したごとく、上記構成4の情報通信
システムの構成に加えて、前記ガス機器が複数のガス機
器であり、前記情報収集手段が、前記各端末機器の運転
情報と前記熱源機の総ガス消費量情報と前記ガス供給量
情報と共に、前記各ガス機器の運転情報を収集するもの
であり、前記情報算出手段が、前記ガス供給関連情報と
して、前記情報収集手段で収集された前記熱源機の総ガ
ス消費量情報と前記ガス供給情報と前記ガス機器の運転
情報とから前記各ガス機器に対応するガス供給関連情報
を算出することを特徴とする。
ス機器へのガス供給関連情報を算出し出力するように構
成した本発明の情報通信システムにおいて、本構成のご
とく、情報収集手段によって、夫々のガス機器における
ON・OFF情報,ガス流量を設定するバルブの開度情
報等である各ガス機器の運転情報を無線若しくは有線通
信回線若しくは電力線等を介して収集し、ガスメータの
ガス供給量情報と熱源機の総ガス消費量情報との差であ
る全てのガス機器へのガス供給量と、上記の夫々のガス
機器の運転情報とから推定することができる各ガス機器
への各ガス供給量の比率から、各ガス機器に対応するガ
ス供給量若しくはそれから算出できる各ガス機器に供給
されたガス料金等である各ガス機器のガス供給関連情報
を推定算出することができ、この各ガス機器毎のガス供
給関連情報を前記各端末機器毎のガス消費関連と共に出
力することができる。従って、本発明の情報通信システ
ムを上記のように構成することで、各端末機器毎に対し
て消費された用途別ガス消費量と共に、熱源機以外の各
ガス機器毎の各ガス供給量等を知ることができ、ガス消
費者宅におけるガスの消費量を全体的且つ詳細に知るこ
とができる。
は、請求項6に記載したごとく、上記構成3から5の何
れかの情報通信システムの構成に加えて、前記情報算出
手段で算出された前記各端末機器毎のガス消費関連情報
を通信回線を介して受信する受信手段と、前記受信手段
で受信した前記各端末機器毎のガス消費関連情報から、
前記各端末機器毎に対応する消費ガス料金を算出する消
費ガス料金算出手段と、ガス消費者へ前記各端末機器毎
に対応する消費ガス料金を課金する課金手段とを備えた
ことを特徴とする。
家庭にガスを供給する供給業者側等に設けられた中央監
視装置において、受信手段により、端末機器毎に算出さ
れた前記各端末機器毎のガス消費関連情報を、電話回
線、インターネット回線、無線回線等の通信回線を介し
て受信することができ、消費ガス料金算出手段によっ
て、その受信されたガス消費関連情報と、たとえば各端
末機器毎に設定されたガス単価から、各端末機器毎の消
費ガス料金を算出することができる。このように算出さ
れた各端末機器毎の消費ガス料金は、前記課金手段によ
って、ガス消費者に課金することができ、その課金情報
を上記の通信回線若しくは郵送等によって利用者に通知
することもできる。従って、簡単な構成で、暖房システ
ムの各端末機器毎に対するガス料金を算出して、夫々各
別にガス料金を課金する情報通信システムを実現でき、
例えばガス消費者が端末機器毎の消費ガス量若しくは料
金を明確に知ることができ、さらに、各端末機器毎にガ
ス単価を設定することができる。
は、請求項7に記載したごとく、上記構成1から6の何
れかの情報通信システムの構成に加えて、前記各端末機
器の電力消費量を検出する電気消費量検出手段を備え、
前記電力消費量若しくは前記電力消費量から算出される
電力消費関連情報も前記出力手段の出力対象とすること
を特徴とする。
検出手段を設け、例えばガス消費関連情報を算出した所
定の情報収集期間内において、各端末機器の電力消費量
を検出することができ、その電力消費量若しくはその電
力消費量と推定の電力単価等から求められる電気料金等
の電力消費関連情報も上記の出力手段の出力対象とする
ことができ、暖房システムの各端末機器毎の全消費エネ
ルギーを知ることができ、さらに、その消費エネルギー
の内、ガスエネルギーと、電力エネルギーの割合、及び
各料金等を知ることができる。
は、請求項8に記載したごとく、上記構成1から7の何
れかの情報通信システムの構成に加えて、暖房システム
が、供給されるガスを燃焼させて、給水を加熱して、消
費部で消費される温水を生成する給湯用熱源機を備えた
給湯暖房システムであることを特徴とする。
る情報通信システムを実施する暖房システムを、暖房用
の熱源機と共に、給湯用の熱源機を設けて構成すること
ができ、このような暖房システムにおいても、各端末機
器毎の消費ガス量及びガス料金を求めることができる。
また、給湯用の熱源機において風呂の追い炊きをも行う
場合においては、風呂の追い炊きの端末機器の運転情報
としての、風呂から熱源機に供給される復温水と熱源機
から風呂へ供給される往温水との温度差とその温水流量
とから、所定の情報収集期間内において風呂の追い炊き
に利用された熱量を算出することができる。さらに、給
湯用熱源機におけるガス消費量は、ガス量を調整するバ
ルブ等の開度から算出することができるので、上記の追
い炊きに利用された熱量と、上記の消費ガス量から、給
湯と風呂の追い炊きとの夫々に利用されたガス消費量を
各別に求めることができる。
は、請求項9に記載したごとく、上記構成8の情報通信
システムの構成に加えて、前記消費部を複数備え、前記
各消費部への給水供給量を検出する給水供給量検出手段
を備え、前記給水供給量若しくは前記給水供給量から算
出される給水供給関連情報も、前記出力手段の出力対象
とすることを特徴とする。
機をも備えた給湯暖房システムにおいて、温水を消費す
る消費部としての給湯栓や風呂給湯栓等が複数ある場
合、給湯用熱源機から各消費部に供給される温水の流
量、若しくは給湯用熱源機に供給され各消費部に対応し
た給水の流量を、前記給水供給量として夫々検出する流
量計等を給水供給量検出手段として設け、夫々の給水供
給量検出手段の検出結果としての給水供給量や、その給
水供給量若しくはその給水供給量と推定の水道単価等か
ら求められる水道料金等の給水供給関連情報も上記の出
力手段の出力対象とすることができ、給湯暖房システム
において給湯栓及び風呂給湯栓等の各消費部における給
水供給量及び水道量料金等を夫々知ることができる。
ムは、請求項10に記載したごとく、上記構成1から9
の何れかの情報通信システムの構成に加えて、前記出力
手段により出力された情報を、ガス消費者宅内に表示す
る表示手段を備えたことを特徴とする。
報通信システムにおいて、出力手段により出力される各
端末機器毎の各ガス消費量及びガス消費量から算出でき
る各端末機器毎の各ガス料金等のガス消費関連情報や、
各ガス機器毎への各ガス供給量及びそのガス供給量から
算出できる各ガス機器の各ガス料金等のガス供給関連情
報を、ガス消費者宅内の熱源機及び端末機器のリモコン
の表示パネル等の表示手段に表示させることで、ガス消
費者はその表示された情報から詳細にガスの消費量及び
料金等を知ることができ、省エネルギ等を心がけなが
ら、ガス機器及び熱源機の端末機器を運転することがで
きる。
量算出方法は、請求項11に記載したごとく、ガスを燃
焼させて熱媒水を加熱する熱源機と、前記熱源機で加熱
された熱媒水が供給される複数の端末機器とを備えた暖
房システムにおいて、前記各端末機器の単位時間あたり
の消費熱量と所定の期間内の運転時間に関する運転情報
と、前記熱源機の総ガス消費量情報とから、前記各端末
機器毎に対応するガス消費関連情報を算出することを特
徴とする。
システムにおいて熱源機に接続された複数の端末機器の
各運転情報としての、単位時間あたりの消費熱量と所定
の情報収集期間内の運転時間とに関する端末機器の運転
情報から、各端末機器における温水の消費熱量の比率が
推定算出され、その比率に基づいて、熱源機において温
水を加熱するために消費された熱源機の総ガス消費量情
報から、各端末機器毎の各ガス消費量や、そのガス消費
量から算出できる各端末機器毎のガス料金等のガス消費
関連情報を推定算出することができる。よって、暖房シ
ステムに設けられる情報通信システムを上記のように構
成することで、熱源機に複数の端末機器が接続されてい
る場合においても、各端末機器毎に対して消費された用
途別ガス消費量を各別に知ることができる。また、本発
明の用途別ガス消費量算出方法は、上記の構成1から5
の情報通信システムにおいて実施することができるの
で、同様の作用効果を発揮することができる。
づいて説明する。図1は、本発明に係る情報通信システ
ムを備えた暖房システムの一例としての家庭用の給湯暖
房システム100の構成概要図である。このような給湯
用暖房システム100は、情報通信システム40を備え
ること以外は公知のものと同様であり、その基本的な構
成は、暖房用熱源機10と給湯用熱源機20を備え、夫
々の熱源機10,20にガスメータ2を介して都市ガス
が供給される。給湯用熱源機20は、供給される給水を
ガスを燃焼させて加熱し、熱源機20と接続される消費
部としての給湯栓21や風呂給湯栓22に温水を供給す
るように構成され、暖房用熱源機10は、熱源機10と
接続される端末機器としての温水床暖房機11、浴室暖
房乾燥機12、食器洗乾燥機13、ファンコンベクタ1
4から供給される復温水(熱媒水の一例)を、ガスを燃
焼させて加熱し、加熱後の往温水を夫々の端末機器1
1,12,13,14に供給するように構成されてい
る。夫々の熱源機10,20は、制御器1によって、都
市ガスの流量を調整するバルブ等の開度が制御され、ガ
スの消費量が調整される。
へ供給する温水温度や、温水床暖房機11、浴室暖房乾
燥機12、食器洗乾燥機13、ファンコンベクタ14の
運転を制御する夫々のリモコン31,32,33,3
4,35,36がリモコン端子30へ接続されおり、制
御器1は、リモコン端子30からの信号を後に説明する
情報通信システム40を介して受信し、夫々の熱源機1
0,20及び各端末機器11,12,13,14の運転
を制御する。
システム40を介して接続されており、夫々の情報交換
が可能となっており、この情報通信システム40によっ
て、熱源機10のように、複数の端末機器11,12,
13,14に循環する温水を加熱する場合においても、
各端末機器毎に対して消費された用途別ガス消費量を各
別に算出して出力することができ、その詳細について以
下に説明する。
に、情報通信装置41を備えており、この情報通信装置
41において、上記の用途別ガス消費量等を算出するこ
とができる。即ち、情報通信装置41に設けられた情報
収集手段42において、リモコン端子30側から、所定
の収集タイミングで、各端末機器の各運転情報として
の、各端末機器における温水流量を設定するためのバル
ブの開度情報や、各端末機器へ供給される往温水の検出
温度、各端末機器から排出される復温水の検出温度等
と、熱源機10,20において温水を加熱するために消
費された熱源機10,20の総ガス消費量情報とが収集
される。
報収集タイミングの間隔である所定の情報収集期間内に
おいて、暖房熱源機10におけるガス調整バルブの開度
から推定できる総ガス消費量Q(m3 )と、各端末機器
11,12,13,14の運転情報としての、所定の情
報収集期間内における運転時間xi (sec)(i=1
〜4)と、予め記憶手段45に記憶しておいた端末機器
固有の放熱量と熱効率とから算出できる運転中の単位時
間あたりの消費熱量である消費熱量係数ai (J/se
c)(i=1〜4)とを収集する。尚、各端末機器1
1,12,13,14の運転時間はxi 、端末機器の運
転時間の情報を直接収集することができるが、別に、上
記の情報収集タイミングの間隔(情報収集周期)が比較
的短い場合に、情報収集時に端末機器が運転中のとき
は、運転時間を情報収集周期とし、運転していない時は
0とすることができる。
費量 a1 (J/sec):温水床暖房機11の消費熱量係数 a2 (J/sec):浴室暖房乾燥機12の消費熱量係
数 a3 (J/sec):食器洗乾燥機13の消費熱量係数 a4 (J/sec):ファンコンベクタ14の消費熱量
係数 x1 (sec):温水床暖房機11の運転時間 x2 (sec):浴室暖房乾燥機12の運転時間 x3 (sec):食器洗乾燥機13の運転時間 x4 (sec):ファンコンベクタ14の運転時間
集手段42で収集された上記の夫々の情報から、各端末
機器毎の各ガス消費量や、そのガス消費量から算出でき
る各端末機器毎のガス料金等のガス消費関連情報が算出
される。詳しくは、夫々の端末機器毎のガス消費量Qi
(m3 )(i=1〜4)は、所定の情報収集期間内にお
ける全端末機器の全消費熱量をA(J)(=a1 ×x1
+a2 ×x2 +a3 ×x3 +a4 ×x4 )とすると、 Q1 (m3 )=Q×(a1 ×x1 /A):温水床暖房機
11のガス消費量 Q2 (m3 )=Q×(a2 ×x2 /A):浴室暖房乾燥
機12のガス消費量 Q3 (m3 )=Q×(a3 ×x3 /A):食器洗乾燥機
13のガス消費量 Q4 (m3 )=Q×(a4 ×x4 /A):ファンコンベ
クタ14のガス消費量 と推定算出される。
各端末機器毎の消費熱量係数から求められる各ガス消費
量の比率や、そのガス消費量の比率から算出できる各端
末機器毎のガス料金の比率や、各端末機器毎の各ガス消
費量や、そのガス消費量から算出できる各端末機器毎の
ガス料金等を、ガス消費関連情報として算出し、出力手
段44によって、その算出結果が表示パネル(表示手段
の一例)等に出力される。従って、暖房システムに設け
られる情報通信システムを上記のように構成すること
で、熱源機に複数の端末機器が接続されている場合にお
いても、各端末機器毎に対して消費された用途別ガス消
費量を各別に知ることができる。
定の情報収集期間毎に求めることができ、たとえば記憶
手段45にそのデータを蓄積して、1日若しくは1月毎
の集計を求め出力することもできる。
通信装置41は、給湯栓21及び風呂給湯栓22の夫々
に対するガス消費量を算出することもできる。即ち、先
ず、情報収集手段42は、情報収集タイミングの間隔で
ある所定の情報収集期間内において、給湯用熱源機20
におけるガス調整バルブの開度から検出できる総ガス消
費量P(m3 )と、給湯栓21及び風呂給湯栓22の運
転情報としての、上記の所定の情報収集期間内における
開栓時間yi (sec)(i=1〜2)と、給湯栓21
及び風呂給湯栓22において消費される温水流量V
i (l/sec)(i=1〜2)と熱源機20へ供給さ
れる給水温度tci (℃)(i=1〜2)と排出される
温水温度thi (℃)(i=1〜2)との温度差から求
められる給湯栓21及び風呂給湯栓22における単位時
間あたりの消費熱量である消費熱量係数bi (J/se
c)(i=1〜2)とを収集する。尚、給湯用熱源機2
0における熱効率をσとし、水の比重を1(kg/
l)、水の比熱を4190(J/kg・℃)とする。
費量 b1 (J/sec)=V1 ×1×4190×(th1 −
tc1 )/σ:給湯栓21の消費熱量係数 b2 (J/sec)=V2 ×1×4190×(th2 −
tc2 )/σ:風呂給湯栓22の消費熱量係数 y1 (sec):給湯栓21の開栓時間 y2 (sec):風呂給湯栓22の開栓時間
集手段42で収集された上記の夫々の情報から、給湯栓
21及び風呂給湯栓22各の各ガス消費量や、そのガス
消費量から算出できる各端末機器毎のガス料金等のガス
消費関連情報が算出される。詳しくは、給湯栓21及び
風呂給湯栓22の夫々のガス消費量Pi (m3 )(i=
1〜2)は、所定の情報収集期間内における給湯栓21
及び風呂給湯栓22の全消費熱量をB(J)(=b1 ×
y1 +b2 ×y2 )とすると、 P1 (m3 )=P×(b1 ×y1 /B):給湯栓21の
ガス消費量 P2 (m3 )=P×(b2 ×y2 /B):風呂給湯栓2
2のガス消費量 と推定算出される。
給湯栓21及び風呂給湯栓22の各ガス消費量や、その
ガス消費量から算出できる給湯栓21及び風呂給湯栓2
2の各ガス料金等が、出力手段44によって、上記の各
端末機器毎のガス消費関連情報と共に表示パネル等に出
力される。
各端末機器毎に対して消費された用途別ガス消費量等以
外に、熱源機10,20以外のガスを消費するガスコン
ロ61やガス炊飯器62等のガス機器のガス消費量やガ
ス料金等のガス供給関連情報を知ることができ、その構
成について以下に説明する。図1及び図2に示すよう
に、情報収集手段42において、ガスメータ2により計
測されるたガスの流量であるガス供給量情報が収集され
る。尚、ガスメータ2から収集されるガス供給情報とし
ては、累積のガス供給量(ガスメータ2の指針値)であ
る場合が一般的であるので、所定の情報収集期間内にお
いてのガス供給量を算出するために、ガス供給情報とし
ての指針値をガスメータ2から収集するように情報収集
手段42を構成してもよく、その場合は、今回収集した
指針値と前回収集した指針値との差をガス供給量として
考慮するようにする。そして、情報算出手段43におい
て、そのガス供給量情報と前に求めた熱源機10,20
の総ガス消費量情報とからガス機器61,62に供給さ
れたガス供給量を算出することができる。
ミングの間隔である所定の情報収集期間内において、ガ
スメータ2から計測したその期間内に供給したガス供給
量R(m3 )を収集する。そして、そのガス供給量R
(m3 )から前に求めた熱源機10,20の総ガス消費
量P(m3 ),Q(m3 )を引き、その引いた値である
S(m3 )(=R−P−Q)をガス機器61,62に供
給されたガス供給量とするのである。
62の運転情報として、ガス炊飯器62のガス流量を設
定するバルブ開度や運転時間等の運転情報を収集し、情
報算出手段43においてその運転情報からガス炊飯器6
2へ供給されたガス供給量S 2(m3 )をガス炊飯器6
2のガス供給関連情報として算出する。そして、情報算
出手段43は、ガス機器61,62へ供給されたガス供
給量S(m3 )から、算出したガス炊飯器62のガス供
給量S2(m3 )を引き、ガスコンロ61へ供給された
ガス供給量S1をガスコンロ61のガス供給関連情報と
して算出するのである。
に情報算出手段43において算出された各ガス機器6
1,62への各ガス供給量S1,S2やそのそのガス消費
量S1,S2から算出できるガスコンロ61及びガス炊飯
器61の各ガス料金等のガス供給関連情報が、上記の各
端末機器毎のガス消費関連情報等と共に表示パネル等に
出力される。
は、各家庭に都市ガスを供給する供給業者側等に設けら
れた中央監視装置47において、情報算出手段43で算
出された各端末機器毎11,12,13,14のガス消
費関連情報と、給湯栓21及び風呂給湯栓22の各ガス
消費量と、各ガス機器61,62の各ガス消費量とを電
話回線等の通信回線52を介して受信する受信手段48
と、受信手段48で受信したガス消費関連情報等から、
用途別の消費ガス料金を算出する消費ガス料金算出手段
49と、給湯暖房システム100の利用者所謂ガス消費
者へ用途別の消費ガス料金を課金する課金手段50とを
備えている。また、中央監視装置47に記憶手段51を
設け、上記のガス消費関連情報等の通信を例えば1日毎
に行い、それらの情報を記憶手段51に蓄積して、1ヶ
月毎のガス料金を算出して課金することができる。
ば各端末機器11,12,13,14毎等に設定された
ガス単価から、各端末機器11,12,13,14毎の
消費ガス料金を算出し課金することができ、その課金情
報を上記の通信回線若しくは郵送等によってガス消費者
に通知することもできる。従って、ガス消費者が端末機
器毎、さらにガス機器毎の消費ガス量若しくは料金を明
確に知ることができ、さらに、各端末機器毎にガス単価
を設定することができる。
に設けられたリモコンの表示パネル等の表示手段に表示
される各端末機器毎のガス消費量やガス料金等の表示例
を図3,4,5に示す。図3は、午前0時から現在まで
の用途別のガス消費量の積算値を棒グラフによって表示
している。また、棒グラフ以外に折れ線グラフや数値円
グラフ等によって表示することもできる。図4は、1時
間毎の用途別のガス消費量を棒グラフによって表示して
いる。また、棒グラフ以外に折れ線グラフや数値円グラ
フ等によって表示することもできる。図5は、当月の1
日から現在までの用途別のガス消費量の積算値から算出
することができる、当月の用途別のガス使用料とガス料
金とを数値にて表示している。また、夫々の表示例にお
けるガス消費量及びガス料金の積算期間は、任意に設定
することができる。また、このような表示手段により、
ガス消費者はその表示された情報から詳細にガスの消費
量及び料金等を知ることができ、省エネルギ等を心がけ
ながら、ガス機器及び端末機器等を運転することができ
る。
の形態を図面に基づいて説明する。 〈1〉上記の実施の形態において、図2に示すように、
情報通信システム40に、電気消費量検出手段46を設
け、ガス消費関連情報を算出した所定の情報収集期間内
において、電源3から各端末機器11,12,13,1
4やガスコンロ61やガス炊飯器62等のガス機器へ供
給される有効電力を検出し、各消費電力量を算出するこ
とができ、その電力消費量若しくはその電力消費量と推
定の電力単価等から求められる電気料金等の電力消費関
連情報も上記の出力手段44の出力対象として表示手段
に表示させることができ、給湯暖房システム100の各
端末機器11,12,13,14毎、若しくはそれに加
えてガス機器毎の全消費エネルギーを知ることができ、
さらに、その消費エネルギーの内、ガスエネルギーと、
電力エネルギーの割合、及び各料金等を知ることができ
る。
的な家電機器に関しても、電源3から供給される有効電
力を検出し、各電力消費量を算出することができ、その
電力消費量若しくはその電力消費量と推定の電力単価等
から求められる電力料金等の電力消費関連情報をも出力
手段44の出力対象として、表示手段に表示させてもよ
い。また、家電機器単体の代わりに、分電盤の各ブレー
カ部等で消費電力を計測し、その計測した消費電力若し
くは消費電力から算出できる電力料金等を電力消費関連
情報として出力手段44により表示手段に表示させても
よい。さらに、水道に関しても、給湯栓21及び風呂給
湯栓22に供給される給水供給量を検出する流量計等の
給水供給量検出手段を設け、その給水供給検出手段の検
出結果としての夫々の給水供給量や、その給水供給量と
推定の水道単価とから算出することができる夫々の水道
料金等を給水供給関連情報として出力手段44により表
示手段に表示させてもよい。さらに、電力メータ及び水
道メータにおいて計測された電力及び水の消費量を上記
のリモコンの表示パネル等の表示手段に表示しても構わ
ない。
連情報を表示する表示手段を、エネルギ消費者である顧
客により、各消費関連情報に対する比較対象として目標
値等を入力可能に構成しても構わない。このような表示
手段は、各消費関連情報が目標値に達したときに通報等
を表示するように構成することもできる。
21等に消費される温水を供給する給湯用熱源機20
と、夫々の端末機器11,12,13,14に循環する
温水を加熱する暖房用熱源機10とを別に設けた給湯暖
房システム100について説明したが、別に給湯暖房シ
ステムを、夫々の端末機器11,12,13,14に循
環する温水を加熱する暖房用熱源機10のみを備えた暖
房システムとして構成しても構わない。また、給湯暖房
システム100を、1つの熱源機によって、給湯用及び
暖房用の温水を加熱するように構成することもでき、こ
のような場合においても、用途別のガス消費関連情報を
算出することもできる。即ち、熱源機において消費され
た総ガス消費量と、各端末機器の単位時間あたりの消費
熱量と運転時間、及び給湯栓及び風呂給湯栓の単位時間
あたりの消費熱量と開栓時間から、夫々の用途別のガス
消費量を推定算出し、出力することができる。
段44により、表示手段としてのリモコンに設けられた
表示パネルに、各端末機器毎の各ガス消費量やガス消費
量から算出できる各端末機器毎のガス料金等のガス消費
関連情報等を表示するように構成したが、別に、表示手
段として他の機器のリモコン、パソコン、テレビ、専用
表示端末等に前記情報を表示するように構成しても構わ
ない。
の情報通信システムに設けられた出力手段を、表示パネ
ル以外へ上記のガス消費関連情報を出力するように構成
することもでき、例えば、ガス料金の集計等の目的で、
通信回線を介して、ガス供給業者側等に設けられた中央
監視装置47に上記のガス消費関連情報を出力したり、
各家庭に設けられた情報通信装置41の記憶手段45に
上記のガス関連情報を出力したりするように構成するこ
ともできる。
集手段41等の通信を行う機器をリモコン31等とは別
の情報通信装置41に設けた構成を説明したが、別にリ
モコン31に情報収集手段41を設けてリモコン31が
熱源機及び端末機器等と直接通信を行うように構成して
も構わない。また、ガスメータ,電力メータ及び水道メ
ータや、夫々の熱源機及び端末機器及びガス機器等の複
数の機器からの情報を、一端集約装置に集約するように
構成しても構わない。その集約装置は、ガスメータ,電
力メータ又は水道メータ等に内蔵することもできる。
熱源機10及び給湯用熱源機20としては、ガス給湯暖
房機、ガス風呂給湯器、若しくはガス冷温水ファンコン
ベクタ等を利用することができる。
暖房機11のガス消費量Q1 は、暖房用熱源機10の総
ガス消費量Qから他の端末のガス消費量の総和を引いて
求めても構わない。即ち、Q1 =Q−(Q2 +Q3 +Q
4 )で求められる。
Claims (11)
- 【請求項1】 供給されるガスを燃焼させて熱媒水を加
熱する熱源機と、前記熱源機で加熱された熱媒水が供給
される複数の端末機器とを備えた暖房システムに設けら
れた情報通信システムであって、 前記各端末機器の運転情報を収集する情報収集手段と、 前記情報収集手段で収集された前記各端末機器の運転情
報から、前記各端末機器毎に対応するガス消費関連情報
を算出する情報算出手段と、 前記算出された前記各端末機器毎に対応するガス消費関
連情報を出力する出力手段を備えた情報通信システム。 - 【請求項2】 前記端末機器の運転情報が、前記各端末
機器の単位時間あたりの消費熱量と所定の期間における
運転時間に関する情報である請求項1に記載の情報通信
システム。 - 【請求項3】 前記情報収集手段が、前記各端末機器の
運転情報と共に、前記熱源機の総ガス消費量情報を収集
するものであり、前記情報算出手段が、前記情報収集手
段で収集された前記各端末機器の運転情報と、前記熱源
機の総ガス消費量情報とから、前記各端末機器毎に対応
するガス消費関連情報を算出するものである請求項1又
は2に記載の情報通信システム。 - 【請求項4】 前記情報収集手段が、前記各端末機器の
運転情報と前記熱源機の総ガス消費量情報と共に、前記
熱源機とガス機器へガスを供給するガスメータからガス
供給量情報を収集するものであり、 前記情報算出手段が、前記各端末機器毎に対応するガス
消費関連情報と共に、前記情報収集手段で収集された前
記熱源機の総ガス消費量情報と前記ガス供給情報とから
前記ガス機器のガス供給関連情報を算出するものであ
り、 前記出力手段が、前記各端末機器毎に対応するガス消費
関連情報と共に、前記ガス消費情報算出手段で算出され
た前記ガス機器のガス供給関連情報を出力するものであ
る請求項3に記載の情報通信システム。 - 【請求項5】 前記ガス機器が複数のガス機器であり、 前記情報収集手段が、前記各端末機器の運転情報と前記
熱源機の総ガス消費量情報と前記ガス供給量情報と共
に、前記各ガス機器の運転情報を収集するものであり、 前記情報算出手段が、前記ガス供給関連情報として、前
記情報収集手段で収集された前記熱源機の総ガス消費量
情報と前記ガス供給情報と前記ガス機器の運転情報とか
ら前記各ガス機器に対応するガス供給関連情報を算出す
る請求項4に記載の情報通信システム。 - 【請求項6】 前記情報算出手段で算出された前記各端
末機器毎のガス消費関連情報を通信回線を介して受信す
る受信手段と、前記受信手段で受信した前記各端末機器
毎のガス消費関連情報から、前記各端末機器毎に対応す
る消費ガス料金を算出する消費ガス料金算出手段と、ガ
ス消費者へ前記各端末機器毎に対応する消費ガス料金を
課金する課金手段とを備えた請求項3から5の何れか1
項に記載の情報通信システム。 - 【請求項7】 前記各端末機器の電力消費量を検出する
電気消費量検出手段を備え、 前記電力消費量若しくは前記電力消費量から算出される
電力消費関連情報も前記出力手段の出力対象とする請求
項1から6の何れか1項に記載の情報通信システム。 - 【請求項8】 暖房システムが、供給されるガスを燃焼
させて、給水を加熱して、消費部で消費される温水を生
成する給湯用熱源機を備えた給湯暖房システムである請
求項1から7に記載の情報通信システム。 - 【請求項9】 前記消費部を複数備え、前記各消費部へ
の給水供給量を検出する給水供給量検出手段を備え、 前記給水供給量若しくは前記給水供給量から算出される
給水供給関連情報も、前記出力手段の出力対象とする請
求項8に記載の情報通信システム。 - 【請求項10】 前記出力手段により出力された情報
を、ガス消費者宅内に表示する表示手段を備えた請求項
1から9の何れか1項に記載の情報通信システム。 - 【請求項11】 ガスを燃焼させて熱媒水を加熱する熱
源機と、前記熱源機で加熱された熱媒水が供給される複
数の端末機器とを備えた暖房システムにおいて、前記各
端末機器の単位時間あたりの消費熱量と所定の期間内の
運転時間に関する運転情報と、前記熱源機の総ガス消費
量情報とから、前記各端末機器毎に対応するガス消費関
連情報を算出する用途別ガス消費量算出方法。
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JP2000354220A JP3953271B2 (ja) | 2000-08-16 | 2000-11-21 | 情報通信システム及び用途別ガス消費量算出方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009047369A (ja) * | 2007-08-21 | 2009-03-05 | Osaka Gas Co Ltd | 熱消費量算出システム |
JP2013050304A (ja) * | 2012-12-12 | 2013-03-14 | Mitsubishi Electric Corp | 貯湯式給湯システム |
WO2013136859A1 (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-19 | シャープ株式会社 | 情報処理システム、情報処理方法およびプログラム |
JP2015132461A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-07-23 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 給湯需給マネジメント装置、集中情報処理推定策定装置及び地域の中長期給湯需給マネジメントシステム |
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2000
- 2000-11-21 JP JP2000354220A patent/JP3953271B2/ja not_active Expired - Fee Related
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