JP2002130284A - 動圧軸受 - Google Patents

動圧軸受

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JP2002130284A
JP2002130284A JP2000326919A JP2000326919A JP2002130284A JP 2002130284 A JP2002130284 A JP 2002130284A JP 2000326919 A JP2000326919 A JP 2000326919A JP 2000326919 A JP2000326919 A JP 2000326919A JP 2002130284 A JP2002130284 A JP 2002130284A
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健治 荻本
Takeshi Takahashi
高橋  毅
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、加工コストと組立コストの増
大を回避しつつ、潤滑剤の漏れを防止できる動圧軸受を
提供する。 【解決手段】 この動圧軸受は、スリーブ1とシャフト
2の間の軸方向の2箇所にラジアル動圧軸受部15,1
6が形成され、この2つのラジアル動圧軸受部15,1
6の間において、スリーブ1とシャフト2に径方向に窪
んでいる環状ぬすみ25,26が形成されている。この
ぬすみ25,26の容積Q1,Q2を2つのラジアル動圧
軸受部15,16の軸受すきまの容積Q3の16倍以
下、かつ、4倍以上に設定した。これにより、潤滑剤の
もれ量を極小値に抑制できることを実験で確認できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シャフトとスリ
ーブとの間の開口部から潤滑剤が洩れることを防ぐ動圧
軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の動圧軸受としては、図3
に示すものがある。この動圧軸受は、ハウジング101
にフランジ付シャフト102を収容しており、このシャ
フト102とハウジング101との間に潤滑剤(図示せ
ず)が充填されている。上記シャフト102の軸方向の
2箇所に所定間隔を隔てて2つのラジアル動圧溝10
3,105が形成されている。また、シャフト102の
フランジ部106の両面にスラスト動圧溝107,10
8が形成されている。
【0003】この動圧軸受は、シャフト102の軸方向
の両端とハウジング101との間が開口している。この
開口は、軸端に向かって末広がりのハウジング内周面1
10とシャフト102の外周面とで構成されている。ま
た、この動圧軸受は、上記開口にチャンバ(図示せず)な
どを設けて、開口から潤滑剤が漏れ出さないようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
造では、部品点数が多くなる上に、軸受構造が複雑であ
り、加工コストおよび組立コストを増大させるという問
題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、構造が簡単
で、加工コストと組立コストの増大を回避しつつ、潤滑
剤の漏れを防止できる動圧軸受を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の動圧軸受は、スリーブにシャフト
が挿入され、軸方向の両端が開口していて、上記スリー
ブとシャフトの間の軸方向の2箇所にラジアル動圧軸受
部が形成され、この2つのラジアル動圧軸受部の間にお
いて、少なくとも上記スリーブに径方向に窪んでいるぬ
すみが形成されている動圧軸受であって、上記ぬすみの
容積を上記2つのラジアル動圧軸受部の軸受すきまの容
積の16倍以下、かつ、4倍以上に設定したことを特徴
としている。
【0007】この請求項1の発明では、上記ぬすみの容
積を上記2つのラジアル動圧軸受部の軸受すきまの容積
の16倍以下、かつ、4倍以上に設定したことによっ
て、図2に示すように、潤滑剤のもれ量を極小値に抑制
できることを実験で確認できた。
【0008】上記ぬすみの容積を上記軸受すきまの容積
の16倍以下に設定することで、2つのラジアル動圧軸
受部の間に存在する潤滑剤の絶対量を抑えて、ラジアル
軸受部での潤滑剤の流れを抑制でき、サーキュレータホ
ール,チャンバなど複雑な構造を設けなくても、開口か
ら潤滑剤が漏れることを防止できる。
【0009】また、上記ぬすみの容積を上記軸受すきま
の容積の4倍以上に設定することで、2つのラジアル動
圧軸受部がその動圧で干渉することを防ぎ、潤滑剤が軸
方向外方へ押し出されることを抑制し、潤滑剤の漏れを
防止できる。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の動圧軸受において、上記スリーブに形成されたぬすみ
の容積を、上記シャフトに形成されたぬすみの容積より
も大きくしたことを特徴としている。
【0011】この請求項2の発明では、上記スリーブに
形成されたぬすみの容積を、上記シャフトに形成された
ぬすみの容積よりも大きくしたから、回転時の遠心力で
もって、シャフトのぬすみから径方向外方に向かって押
し出される潤滑剤の量を少なくすることができ、潤滑剤
の流れを抑制でき、より安定した特性が得られる。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項1または
2に記載の動圧軸受において、上記シャフトに形成され
たぬすみの容積を上記軸受すきまの容積の2倍以下に設
定したことを特徴としている。
【0013】この請求項3の発明では、上記シャフトに
形成されたぬすみの容積を上記軸受すきまの容積の2倍
以下に設定したから、図2の実験特性図に示すように、
潤滑剤の漏れを実質的になくすることができた。これに
対し、上記シャフトに形成されたぬすみ容積が上記軸受
すきま容積の2倍を上回ると、もれ量が急激に増大す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0015】図1に、この発明の動圧軸受の実施の形態
の断面を示す。この動圧軸受は、スリーブ1にシャフト
2が収容されており、このシャフト2にはフランジ3が
形成されている。上記スリーブ1とシャフト2との間に
潤滑剤としてのオイル(図示せず)が充填されている。こ
のフランジ3は、スリーブ1の軸方向の一端に形成され
た大径孔5に収容されていて、このフランジ3はスリー
ブ1の軸方向の一端に固定された蓋部材6に対して所定
の動圧隙間を隔てて対向している。このフランジ3の両
面には、スラスト動圧溝20,21が形成されている。
【0016】一方、このスリーブ1の小径孔8を形成す
る内周面1Aの軸方向の両端部には、ラジアル動圧溝1
1,12が形成されている。このラジアル動圧溝11,1
2は、シャフト2の周面2Aに対して所定の動圧隙間を
隔てて対向している。この周面2Aと上記ラジアル動圧
溝11,12が2つのラジアル動圧軸受部15,16を構
成している。なお、図1では、径方向のすきま寸法が誇
張して描かれている。
【0017】図1に示すように、上記2つのラジアル動
圧軸受部15,16の間において、シャフト2の周面2
Aに、径方向内方に窪み軸方向と周方向に延在している
環状溝状ぬすみ25が形成されている。また、上記2つ
のラジアル動圧軸受部15,16の間において、上記ス
リーブ1の内周面に、径方向外方に窪み軸方向と周方向
に延在している環状溝状ぬすみ26が形成されている。
【0018】上記シャフト2のぬすみ25の容積Q2は
上記スリーブ1のぬすみ26の容積Q1よりも小さく設
定されている。また、上記ぬすみ25と27の容積の和
(Q1+Q2)は、上記2つのラジアル動圧軸受部15,
16におけるシャフト2の周面2Aとスリーブ1の内周
面との間の容積Q3の16倍以下、かつ、4倍以上に設
定されている。
【0019】この実施形態では、上記ぬすみ25と26
の容積の和(Q1+Q2)を上記2つのラジアル動圧軸受
部15,16の軸受すきまの容積Q3の16倍以下、か
つ、4倍以上に設定したことによって、図2に示すよう
に、潤滑剤としてのオイルのもれ量を極小値に抑制でき
ることを実験で確認できた。
【0020】すなわち、上記ぬすみ25と26の容積の
和(Q1+Q2)を上記軸受すきまの容積Q3の16倍以
下に設定することで、2つのラジアル動圧軸受部15,
16の間に存在するオイルの絶対量を抑えて、軸方向両
端の開口31,32からオイルが漏れることを防止でき
る。また、上記ぬすみ25と26の容積の和(Q1+Q
2)を上記軸受すきまの容積Q3の4倍以上に設定する
ことで、2つのラジアル動圧軸受部15,16がその動
圧で干渉することを防ぎ、潤滑剤としてのオイルが軸方
向外方へ押し出されることを抑制し、オイルの漏れを防
止できる。
【0021】また、この実施形態では、スリーブ1に形
成されたぬすみ26の容積Q1を、シャフト2に形成さ
れたぬすみ25の容積Q2よりも大きくしたから、回転
時の遠心力でもって、シャフト2のぬすみ25から径方
向外方に向かって押し出されるオイルの量を少なくする
ことができ、オイルの流れを抑制でき、より安定した特
性が得られる。
【0022】さらに、この実施形態では、シャフト2に
形成されたぬすみ25の容積Q2を軸受すきまの容積Q
3の2倍以下に設定した(t=(Q2/Q3)≦2)から、
図2の特性曲線(t=2,1.5,0)に示すように、オイ
ルの漏れを実質的に零にすることができた。尚、上記実
施形態では、スリーブ内周面とシャフト外周面の両方に
ぬすみを形成したが、シャフトにぬすみを形成せずに、
スリーブの内周面だけにぬすみを形成してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の動圧軸受は、スリーブとシャフトの間の軸方向の2
箇所にラジアル動圧軸受部が形成され、この2つのラジ
アル動圧軸受部の間において、少なくとも上記スリーブ
に径方向に窪んでいるぬすみが形成されていて、上記ぬ
すみの容積を上記2つのラジアル動圧軸受部の軸受すき
まの容積の16倍以下、かつ、4倍以上に設定した。こ
れにより、図2に示すように、潤滑剤のもれ量を極小値
に抑制できることを実験で確認できた。
【0024】上記ぬすみの容積を上記軸受すきまの容積
の16倍以下に設定することで、2つのラジアル動圧軸
受部の間に存在する潤滑剤の絶対量を抑えて、ラジアル
軸受部での潤滑剤の流れを抑制し、開口から潤滑剤が漏
れることを防止する。また、上記ぬすみの容積を上記軸
受すきまの容積の4倍以上に設定することで、2つのラ
ジアル動圧軸受部がその動圧で干渉することを防ぎ、潤
滑剤が軸方向外方へ押し出されることを抑制し、潤滑剤
の漏れを防止する。
【0025】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の動圧軸受において、スリーブに形成されたぬすみの容
積を、シャフトに形成されたぬすみの容積よりも大きく
したから、回転時の遠心力でもって、シャフトのぬすみ
から径方向外方に向かって押し出される潤滑剤の量を少
なくすることができ、潤滑剤の流れを抑制でき、より安
定した特性が得られる。
【0026】また、請求項3の発明は、請求項1または
2に記載の動圧軸受において、シャフトに形成されたぬ
すみの容積を上記軸受すきまの容積の2倍以下に設定し
たから、図2の実験特性図に示すように、潤滑剤の漏れ
を実質的になくすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の動圧軸受の実施の形態の断面図で
ある。
【図2】 シャフトに形成されたぬすみ容積Q2とスリ
ーブに形成されたぬすみ容積Q1と軸受すきまの容積Q
3と潤滑剤の漏れ量との関係を示す実験特性図である。
【図3】 従来の動圧軸受の断面図である。
【符号の説明】
1…スリーブ、1A…内周面、2…シャフト、2A…周
面、3…フランジ、5…大径孔、6…蓋部材、8…小径
孔、11,12…ラジアル動圧溝、15,16…ラジアル
動圧軸受部、25,26…ぬすみ、31,32…開口。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリーブにシャフトが挿入され、軸方向
    の両端が開口していて、上記スリーブとシャフトの間の
    軸方向の2箇所にラジアル動圧軸受部が形成され、この
    2つのラジアル動圧軸受部の間において、少なくとも上
    記スリーブに径方向に窪んでいるぬすみが形成されてい
    る動圧軸受であって、 上記ぬすみの容積を上記2つのラジアル動圧軸受部の軸
    受すきまの容積の16倍以下、かつ、4倍以上に設定し
    たことを特徴とする動圧軸受。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の動圧軸受において、 上記スリーブに形成されたぬすみの容積を、上記シャフ
    トに形成されたぬすみの容積よりも大きくしたことを特
    徴とする動圧軸受。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の動圧軸受にお
    いて、 上記シャフトに形成されたぬすみの容積を上記軸受すき
    まの容積の2倍以下に設定したことを特徴とする動圧軸
    受。
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