JP2002130257A - 動圧軸受装置を使用したディスク駆動装置 - Google Patents

動圧軸受装置を使用したディスク駆動装置

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JP2002130257A
JP2002130257A JP2001255718A JP2001255718A JP2002130257A JP 2002130257 A JP2002130257 A JP 2002130257A JP 2001255718 A JP2001255718 A JP 2001255718A JP 2001255718 A JP2001255718 A JP 2001255718A JP 2002130257 A JP2002130257 A JP 2002130257A
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JP
Japan
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shaft
bearing
thrust
sleeve portion
bottom plate
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JP2001255718A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Toyoshima
弘祥 豊島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スラストピボット軸受とラジアル流体軸受で
ある軸受装置において高分子材料をスラストピボット軸
受に使用したディスク駆動装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 スラスト軸受が下記構成をしている。す
なわち、シャフトの先端が金属板に樹脂のスラスト材を
介して支承して、シャフト先端と樹脂のスラスト材の摺
動により発生する摩耗粉は金属でないようにして信頼性
の向上をはかる。またはスラスト材に使用する樹脂に導
電性をもたせる。またはスラスト材の潤滑性を優れたポ
リアセタール樹脂を用いる。または耐熱性の優れるポリ
イミド樹脂を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光,磁気ディスク装置な
どに使用される動圧軸受装置を使用したディスク駆動装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光,磁気ディスク装置は小型軽量
化,高容量化へ進む傾向にある。ノートサイズのパソコ
ンの普及にともなって、スピンドルモータも小型化,薄
型化への対応が避けられず、なおかつ耐衝撃性の向上高
精度化が要望され始めた。従来スピンドルモータに用い
る軸受としてはボール軸受が多く採用されてきた。スピ
ンドルモータの小外径化にともない小型ボール軸受を使
用すると、充分な回転精度が得られず高容量化の実現が
難しく、かつ耐衝撃性能が極端に低下しボール軸受を劣
化させて騒音問題を発生させている。
【0003】最近、ボール軸受の回転精度では高容量化
が計れないということで、潤滑油を充満した動圧軸受の
流体軸受スピンドルモータが使用され始めてきている。
スラスト方向の軸受がピボット軸受であるものが提案さ
れている。
【0004】従来のこの種の回転駆動装置としては、た
とえば図8に示すようなものがある。
【0005】以下、従来の磁気ディスク駆動装置につい
て説明する。図8は従来の光磁気ディスクを係合状態の
動圧軸受を使用した光磁気ディスク駆動装置の断面図で
ある。従来例について、図面を参照しながら説明する。
【0006】図8において、201は光磁気ディスク、
202はディスクハブ、203はシャフト、204はス
リーブ部、205はスラスト板、206はチャッキング
マグネット、207はシャフト締結部、208はロータ
ハブ部、209はロータフレーム、210はマグネッ
ト、211はステータコア、212はコイル、213は
プリント基板、214はハウジング、215は第1のラ
ジアル動圧軸受部、216は第2のラジアル動圧軸受部
である。
【0007】光磁気ディスク201の回転中心の位置決
めをしつつ係合し、かつ前記光磁気ディスク201と一
体となって所定の回転数で回転するシャフト203に、
光磁気ディスク201を搭載して位置決めをするロータ
ハブ部208がロータハブの締結部207で締結されて
いる。光磁気ディスク201の中央部に軟磁性材で形成
されたディスクハブ202を磁気吸引してロータハブ部
208に固定するチャッキングマグネット206がロー
タハブ部208に固着されている。ロータハブ部208
には多極に着磁した中空円筒状の回磁マグネット210
の磁路を形成する略カップ状のロータフレーム209に
固定されている。前記ロータフレーム209の中心部に
は前記シャフト203が、内周部にはマグネット210
が、そして天面部には前記ディスク201を支持するロ
ータハブ部208とチャッキングマグネット206がそ
れぞれ圧入,接着,カシメなどで固定され、全体として
ロータ部を構成している。
【0008】ハウジング214の内部円筒部の外側には
コイル212が巻配されたステータコア211が固着さ
れている。モータを駆動するICなどの素子ないし印刷
パターンが実装されたプリント基板213はハウジング
214に固定される。ハウジング214の円筒部内側に
はスリーブ部204が固定されスラスト板205がスリ
ーブ部204に固定されている。
【0009】前記ロータ部はラジアル方向にはスリーブ
部204でスラスト方向はスラスト板205で回転自在
に支承されている。
【0010】シャフト203はヘリングボーン溝を有す
る第1および第2の軸受部215,216を有するスリ
ーブ部204の内径孔に回転可能に挿入され、シャフト
203の一端にはロータ部が固定されている。またシャ
フト203のもう一方の端部とスリーブ部204の端部
に設けられたスラスト板205はスラストピボット軸受
を構成しスラスト方向を支承している。
【0011】以上のように構成された動圧軸受装置につ
いて、以下その動作について説明する。
【0012】ラジアル方向ではシャフト203が回転す
るとスリーブ部204の軸受部215,216に設けら
れたヘリングボーン溝の作用で、オイルを介して動圧を
発生しシャフト203は浮上し非接触で回転する。スラ
スト方向ではシャフト203の先端と金属性のスラスト
板205のピボット軸受である。スラスト方向は浮上し
ないのでディスク面は静止時と回転時の高さに変化はな
い。
【0013】また、流体軸受に使用するオイルは絶縁油
であるがシャフト203の先端とスラスト板205は金
属であるために磁気ディスクと装置シャーシは導通状態
になっている。そのために磁気ディスクの回転中に磁気
ディスクと空気との摩擦によって磁気ディスクに静電気
が帯電し、磁気ディスクと磁気ヘッドとの間に電位差が
生じるようなことがない。
【0014】次に、スリーブ部204とスラスト板20
5がカシメなどに密閉固定された場合、スラスト板20
5の固定されたスリーブ部204にオイルを注油してシ
ャフト203を設定位置まで挿入しているが、スラスト
部が密閉状態になるので挿入には時間がかかる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、軸回転型のラジアル方向ではシャフト20
3が回転するとスリーブ部204の軸受部に設けられた
ヘリングボーン溝の作用で、オイルを介して動圧を発生
しシャフト203は浮上し非接触で回転するので信頼性
が高い。同等に、軸固定型の場合もラジアル方向が動圧
軸受でできていれば非接触で回転するので信頼性が高
い。スラスト方向はシャフト203の先端と金属性のス
ラスト板205のピボット軸受であるので、スラスト方
向は浮上しないのでディスク面は静止時と回転時の高さ
に変化はない。しかし、シャフト203の先端部とスラ
スト板205の摺動により摩耗が発生する。シャフト2
03の先端によるスラスト板205の金属摩耗粉がピボ
ット軸受の中に入り込み摩耗を促進して、動圧軸受装置
が使用されるオイルを汚染するとともに、著しく信頼性
を損なうことになるという問題点を有していた。
【0016】スリーブ部204とスラスト板205がカ
シメなどに密閉固定された場合、スラスト板205の固
定されたスリーブ部204にオイルを注油して、シャフ
ト203を挿入する際にスリーブ部204内に空気が密
閉されるのでシャフト203の挿入速さは空気がシャフ
ト203とスリーブ部204の隙間を通って出ていく量
に関係するので、隙間の狭い流体軸受の場合はシャフト
203を設定位置まで挿入するのに時間がかかるという
問題点を有していた。
【0017】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、シャフト203とスラスト板205の金属摩耗粉の
発生を防止し動圧軸受内のオイルの汚染を防止し、導電
性を考慮した低コストで組立の容易な動圧軸受を使用し
たディスク駆動装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のディスク駆動装置に使用する動圧軸受装置
は、シャフトとスリーブ部とからなり、いずれか一方に
ヘリングボーン溝を有するラジアル軸受であり、スラス
ト方向軸受はピボット軸受である。ラジアル動圧軸受と
スラストピボット軸受を有するオイル潤滑動圧軸受装置
において、そのスラスト軸受が下記構成をしている。 (1)シャフトの先端が金属板に樹脂のスラスト材を介
して支承して、シャフトの先端と樹脂のスラスト材の摺
動により発生する摩耗粉は金属でないようにして信頼性
の向上をはかる。 (2)スラスト材に使用する樹脂に導電性をもたせる。 (3)スラスト材の潤滑性を優れたポリアセタール樹脂
を用いる。または耐熱性の優れるポリイミド樹脂を用い
る。 (4)スラスト材の樹脂の耐摩耗性向上のためにシャフ
ト203の先端のR形状の曲率半径r,シャフト203
の直径dに対して
【0019】
【数1】
【0020】の関係に構成する。 (5)シャフトの先端のR形状と径外周部との接合輪郭
部が、ヘリングボーン軸受部にかからないように、スリ
ーブ部の内径を大きくした構成がある。 (6)底板の外周に切り欠き部を構成する。 (7)スリーブ部の底板を締結する面からスリーブ部の
外周に連通する小穴を設け、その小穴とピボット軸受部
との間もスリーブ部側に溝を設けて、ピボット軸受部と
スリーブ部の外周との連通がある構成にする。
【0021】これらの構成によって、スラスト方向はシ
ャフトの先端と金属性のスラスト板との間に樹脂製のス
ラスト材を介したピボット軸受であるので、シャフトの
先端部とスラスト材の摺動により摩耗が発生し、金属摩
耗粉でないのでピボット軸受の中に入り込み摩耗を促進
することがない。スラスト材に摺動性の優れた材料や耐
熱性の優れた材料を使用すれば信頼性がさらに向上す
る。
【0022】導電性のスラスト材を使用すれば、シャフ
トの先端はスラスト材を介して装置シャーシと導通状態
になる。
【0023】スリーブ部と金属板がカシメなどに固定さ
れた場合、スラスト板の固定されたスリーブ部にオイル
を注油して、シャフトを挿入する際にスリーブ部内に空
気がスリーブ部の外に連通した小穴や隙間を通って逃げ
るので、容易にシャフトを設定位置まで挿入することが
できる。
【0024】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0025】図1は本発明の第1の実施例における光磁
気ディスクを係合状態の動圧軸受を使用した光磁気ディ
スク駆動装置の断面図である。図2は本発明の第1の実
施例におけるピボット軸受部の拡大説明図である。
【0026】図1,図2において、1は光磁気ディス
ク、2はディスクハブ、3はシャフト、4はスリーブ
部、5は底板、6はチャッキングマグネット、7はスラ
スト材、8はロータハブ、9はロータフレーム、10は
マグネット、11はステータコア、12はコイル、13
はプリント基板、14はハウジング、15は第1の円筒
部、16は第2の円筒部、17は空間部、18はロータ
のロータハブ部8のシャフト締結部、19は第3の円筒
部、20はシャフト3の先端R形状とシャフト3の外周
部との交点輪郭部である。
【0027】光磁気ディスク1の回転中心の位置決めを
しつつ係合し、かつ前記光磁気ディスク1と一体となっ
て所定の回転数で回転するシャフト3に、光磁気ディス
ク1を搭載して高さ方向の位置決めをするロータのロー
タハブ部8がシャフト締結部18で締結されている。光
磁気ディスク1の中央部に軟磁性材で形成されたディス
クハブ2を磁気吸引してロータのロータハブ部8に固定
するチャッキングマグネット6がロータのロータハブ部
8に固着されている。ロータのロータハブ部8には多極
に着磁した中空円筒状のマグネット10の磁路を形成す
る略カップ状のロータフレーム9が固定されている。前
記ロータフレーム9の中心部には、前記シャフト3が内
周部にはマグネット10が、そして天面部には前記ディ
スクを支持するロータのロータハブ部8とチャッキング
マグネット6がそれぞれ圧入,接着,カシメなどで固定
されている。
【0028】ハウジング14の内部円筒部の外側にはコ
イル12が巻配されたステータコア11が固着されてい
る。モータを駆動するICなどの素子ないし印刷パター
ンが実装されたプリント基板13はハウジング14に固
定される。ハウジング14の円筒部内側にはスリーブ部
4が固定され底板5がスリーブ部4に固定され、シャフ
ト3の先端はスラスト材7を介して底板5でスラスト方
向は支承され、スラスト材7の上をシャフト3の先端が
摺動するピボット軸受を構成している。
【0029】シャフト3は内径にヘリングボーン溝を有
する第1および第2の円筒部15,16を有するスリー
ブ部4の内径孔に回転可能に挿入され、シャフト3の一
端にはロータハブが固定されている。
【0030】第1の円筒部15と第2の円筒部16との
間に径の大きな空間部17を構成し、さらにスリーブ部
4のスラスト軸受部側には前記円筒部15,16よりも
径の大きな第3の円筒部19が設けられている。
【0031】以上のように構成された動圧軸受装置につ
いて、図面を参照しながら以下その動作について説明す
る。
【0032】シャフト3が回転するとスリーブ部4の円
筒部15,16に設けられたヘリングボーン溝の作用で
オイルを介して動圧を発生しシャフト3は浮上し非接触
で回転する。スラスト方向はスリーブ部4と底板5で閉
塞されている。その底板5とシャフト3の先端の間には
高分子材料のスラスト材7があり、シャフト3は前記ス
ラスト材7の上を摺動する。長時間運転するとスラスト
材7は摩耗してくるが摩耗粉の一部はシャフト3の先端
R部をつたってシャフト3の外周部との交点輪郭部20
までくることがある。その交点輪郭部20は第2の円筒
部16にかかってなく、第3の円筒部19が位置してい
るので摩耗粉はヘリングボーン溝の軸受にはいかないの
でモータの寿命が確保できる。したがって、ピボット軸
受のある動圧流体軸受ではピボットシャフトの交点輪郭
部20はラジアル軸受の構成にはかからないようにして
ある(図2参照)。
【0033】また、ピボットシャフトの交点輪郭部20
と一番近いラジアル軸受の第2の円筒部16までの距離
をxとし、シャフト3と第3円筒部19の内径部との隙
間をΔgとすると、
【0034】
【数2】
【0035】の関係にすることによって、スラスト軸受
から発生した摩耗粉が隙間の狭いラジアル軸受に入るの
を防止するようにしてある。
【0036】また、シャフト3の先端R形状の曲率半径
をrとすると、最大面圧Pmaxと摩擦Tpトルクは
【0037】
【数3】
【0038】で求められる。 ただし、 aは係数 bは係数 ある曲率半径r0の場合の最大面圧Pmaxと摩擦トル
クTpを1とした最大面圧、摩擦トルクのそれぞれの比
率の関係を図3に示す。シャフト3の先端の曲率半径r
を小さくすると摩擦トルクは下がるが面圧が大きくなる
ので、スラスト材7が樹脂の場合は面圧をあまり多くす
ることはかえって信頼性を損ねることがある。また、曲
率半径rを大きくすると面圧は低下するが、摩擦トルク
が増えてその損失トルクが熱となり温度が上昇して信頼
性を損ねることがあるので、スラスト軸受のシャフト3
の先端の曲率半径rとシャフト3の直径dとの関係が
(数1)となるようにピボット軸受の設計がされてい
る。
【0039】スラスト材7は一般的な高分子材料であ
る。しかし、ポータブルタイプなどでは長期摩擦トルク
を低減するために潤滑性の優れたポリアセタール樹脂を
スラスト材7に使用する樹脂選定をする。高温時での使
用が多いときには耐熱性の優れるポリイミド樹脂を使用
選定する。
【0040】また、スラスト材7の外径Dとシャフト3
の直径dの関係をD>dのようにすることにより、シャ
フト3の挿入時にスラスト材7がスリーブ部4から抜け
落ちないので作業が安定する。シャフト3がスラスト方
向に移動してもオイルのためにスラスト材7は底板5に
密着して動かないが、面方向には動く場合があり動きを
規制する必要がある場合もある。D>dの関係にするこ
とにより接触面積が多くなり動きにくい上に、第3の円
筒部19の径で規制することもできる。底板5を取り付
ける前にスラスト材7をスリーブ部4に入れて組み立て
ることによってD>dの関係の軸受が構成できる。
【0041】(実施例2)図4は本発明の第2の実施例
における動圧軸受を使用した磁気ディスク駆動装置の断
面図である。
【0042】図4において、31はシャフト、32はス
リーブ部、33はハウジング、34はロータハブ部、3
5はマグネット、36は底板、37はステータコア、3
8はコイル、39はスラスト材、40はハウジング33
のフランジ部、41はハウジング33の内部円筒部、4
2はディスク受け面、43はディスク内径規制円筒部、
44は第1の円筒部、45は第2の円筒部、46は空間
部、47は第3の円筒部、48は穴、49は第3の円筒
部47と穴48との間の連通部である。
【0043】モータのハウジング33にはフランジ部4
0と内部円筒部41と外部円筒部の構成があり、ハウジ
ング33のフランジ部40の外周はHDD装置のシャー
シに取り付けられる。前記内部円筒部41の内側にはス
リーブ部32が取り付けられている。ハウジング33の
内部円筒部41の外周面にはコイル38が巻配されたス
テータコア37が固着されている。ロータハブ部34は
ディスク受け面42とディスク内径規制円筒部43から
なるカップ形状をしている。前記ロータハブ部34の円
筒部内周には周方向にN極,S極を交互に着磁した円筒
状のマグネット35が固着されている。前記ロータハブ
部34の中心部には前記シャフト31が、内周部にはマ
グネット35が固定され全体としてロータ部を構成して
いる。
【0044】シャフト31は内径にヘリングボーン溝を
有する第1および第2の円筒部44,45を有するスリ
ーブ部32の内径孔に回転可能に挿入されて、ラジアル
の動圧流体軸受を構成している。またシャフト31の一
方の端部はR形状をしていて、底板36とシャフト31
の先端との間に高分子材料のスラスト材39を介在させ
て、シャフト31の先端とスラスト材39とのピボット
軸受を構成している。
【0045】第1の円筒部44と第2の円筒部45との
間に、径の大きな空間部46が構成し、さらにスリーブ
部32のスラスト軸受側に円筒部44,45よりも径の
大きな第3の円筒部47が設けられ、オイルが前記第1
および第2の円筒部44,45とシャフト31との微小
間隙に介在している。
【0046】スリーブ部32には小さな穴48がスリー
ブ部32の外部と内部との間に開いていて、さらに第3
の円筒部47と穴48は連通部49で通じている。
【0047】以上のように構成された動圧軸受装置につ
いて、図面を参照しながら以下その動作について説明す
る。
【0048】ロータハブ部34のディスク受け面42に
は磁気ディスク(図示せず)が搭載される。前記ロータ
部と前記ハウジング33を具備したモータは、ラジアル
タイプのブラシレスモータであり、コイル38に電流が
通電され、ステータコア37の突極に磁界が発生し、ス
テータコア37に対向した界磁用マグネット35との間
でトルクを発生させロータ部を回転する。よって、ロー
タハブ部34にクランプした磁気ディスクもロータ部の
回転にともなって回転する。
【0049】シャフト31が回転するとスリーブ部32
の円筒部44,45に設けられたヘリングボーン溝の作
用でオイルを介して動圧を発生しシャフト31は浮上し
非接触で回転する。また、スラスト方向にシャフト31
の先端がスラスト材39の上を摺動する。
【0050】スラスト材39は導電性の高分子材料であ
る。そのために、シャフト31の先端とスラスト材39
は導電状態となるので磁気ディスクと装置シャーシは導
電状態になっている。そのために磁気ディスクの回転中
に磁気ディスクと空気との摩擦によって磁気ディスクに
静電気が帯電し、磁気ディスクと磁気ヘッドとの間に電
位差が生じるようなことがない。
【0051】スリーブ部32と底板36がカシメなどに
密閉固定された場合、底板36の固定されたスリーブ部
32にオイルを注油してシャフト31を挿入する際にス
リーブ部32内に入っていた空気は、連通部49と穴4
8を通って出ていくので隙間の狭い流体軸受の場合はシ
ャフト31を設定位置まで挿入することが容易にでき
る。
【0052】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0053】図5(a)は本発明の第3の実施例におけ
るスラストピボット軸受の拡大断面図、図5(b)は本
発明の第3の実施例における外周部に切り欠き部のある
底板の斜視図である。
【0054】図5(a),図5(b)において、51は
シャフト、52はスリーブ部、53はスラスト材、54
は底板、55は底板54の外周部に設けられた切り欠き
部、56はヘリングボーン溝の設けられたスリーブ部5
2の円筒部である。
【0055】底板54の一部に切り欠き部55があり、
その底板54をスリーブ部52にカシメ固定をしてい
る。切り欠き部55のところでスリーブ部52内部と外
部が隙間をもって通気するようになっている。またスリ
ーブ部52と底板54で密閉する構造であっても、切り
欠き部55のところのスリーブ部52に接触している底
板54の面を小さく設定すれば、その面でのミクロ的な
隙間は絞りとして作用しスリーブ部52の内部と外部と
連通は維持可能である。
【0056】そのためにスリーブ部52と底板54がカ
シメなどに密閉固定された場合、底板54の切り欠き部
55のところが外部と連通している。スリーブ部52に
オイルを注油してシャフト51を挿入する際にスリーブ
部52内に入っていた空気は、スリーブ部52の円筒部
56とシャフト51はオイルで外部との連通が充分でな
くなるので切り欠き部55の連通部から外部へ出てい
く。したがって、隙間の狭い流体軸受の場合はシャフト
51を設定位置まで挿入することが容易にできる。
【0057】(実施例4)以下本発明の第4の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0058】図6は本発明の第4の実施例における動圧
軸受を使用した磁気ディスク駆動装置の断面図である。
図7は本発明の第4の実施例におけるスラストピボット
軸受部の拡大図である。
【0059】図6,図7において、61はシャフト、6
2はスリーブ部、63はハウジング、64はロータハブ
部、65はマグネット、66は上板、67はステータコ
ア、68はコイル、69はハウジング63の内部円筒
部、70は第1の円筒部、71は第2の円筒部、72は
空間部、73はハウジング63のシャフト締結部、74
は第3の円筒部、75はスラスト材、76はシャフト6
1の先端R形状とシャフト61の外周部との交点輪郭部
である。
【0060】図6に示すように、ハウジング63の内部
円筒部69の外周面にはコイル68が巻配されたステー
タコア67が固着されて、ハウジング63の内部円筒部
69よりも内側のシャフト締結部73にシャフト61が
固定されている。
【0061】ロータハブ部64は、前記シャフト61に
回転自在に支持さている。具体的にはロータハブ部64
に固定されたスリーブ部62が動圧軸受機構を介して支
持され、スリーブ部62とシャフト61には微小の隙間
が存在し、その隙間にはオイルがありスラスト方向はス
リーブ部62のロータ側に取り付けられた上板66とシ
ャフト61の端面の円弧部との間に高分子材料のスラス
ト材75を介し、シャフト61の先端はスラスト材75
を摺動するピボット軸受となっている。
【0062】シャフト61の外径にヘリングボーン溝を
有し、その溝に対向する位置に第1および第2の円筒部
70,71を有するスリーブ部62の内径孔を回転可能
にシャフト61に挿入される。第1の円筒部70と第2
の円筒部71との間に径の大きな空間部72が構成さ
れ、さらにスリーブ部62のスラスト軸受側には円筒部
70,71よりも大きな第3の円筒部74が設けられ、
オイルが前記第1および第2の円筒部70,71とシャ
フト61との微小間隙に介在している。また、スラスト
軸受側にもオイルはある。
【0063】以上のように構成された動圧軸受装置につ
いて、図面を参照しながら以下その動作を含めて説明す
る。
【0064】シャフト61に対してスリーブ部62が回
転するとスリーブ部62の円筒部70,71に設けられ
たシャフト61側ヘリングボーン溝の作用で、オイルを
介して動圧を発生しスリーブ部62は浮上し非接触で回
転する。
【0065】シャフト61に対してスリーブ部62が回
転するとその円筒部70,71に設けられたヘリングボ
ーン溝の作用でオイルを介して動圧を発生しシャフト6
1に対して浮上しロータ部は非接触で回転する。スラス
ト方向はスリーブ部62と上板66で閉塞されている。
その上板66とシャフト61の先端の間には高分子材料
のスラスト材75がありシャフト61の先端をスラスト
材75は摺動する。長時間運転するとスラスト材75は
摩耗してくるが摩耗粉の一部はシャフト61の先端R部
をつたってシャフト61の外周部との交点輪郭部76ま
でくることがある。その交点輪郭部76は第2の円筒部
71にかかってなく第3の円筒部74に位置しているの
で、さらにピボットシャフトの交点輪郭部76と一番近
いラジアル軸受の第2の円筒部71までの距離をxと
し、シャフト61と第3円筒部74の内径部との隙間を
Δgとすると、(数2)の関係にすることによって、ス
ラスト軸受から発生した摩耗粉が隙間の狭いラジアル軸
受には行かないのでモータの寿命が確保できる。したが
って、ピボット軸受のある動圧流体軸受では、ピボット
シャフトの交点輪郭部76はラジアル軸受の構成にはか
からないようにしてある(図7参照)。
【0066】シャフト61の先端の曲率半径rを小さく
すると摩擦トルクは下がるが面圧が大きくなるので、ス
ラスト材75が樹脂の場合は面圧をあまり多くすること
はかえって信頼性を損ねることがある。また、曲率半径
rを大きくすると面圧は低下するが摩擦トルクが増えて
その損失トルクが熱となり温度が上昇して信頼性を損ね
ることがあるので、スラスト軸受のシャフト61の先端
の曲率半径rとシャフト61の直径dとの関係が(数
1)となるように、ピボット軸受の設計がされている。
【0067】スラスト材75は導電性の高分子材料にす
ることによって、シャフト61の先端とスラスト材75
は導電状態となるので磁気ディスクと装置シャーシは導
電状態になる。そのために磁気ディスクの回転中に磁気
ディスクと空気との摩擦によって磁気ディスクに静電気
が帯電し、磁気ディスクと磁気ヘッドとの間に電位差が
生じるようなことがない。
【0068】スラスト材75は一般的な高分子材料であ
る。しかしポータブルタイプなどでは長期摩擦トルクを
低減するために、潤滑性の優れたポリアセタール樹脂を
スラスト材75に使用する樹脂選定をする。高温時での
使用が多いときには耐熱性の優れるポリイミド樹脂を使
用する。
【0069】また、スラスト材75の外径Dとシャフト
61の直径dの関係が(数2)のようにすることによ
り、シャフト61の挿入時にスラスト材75がスリーブ
部62から抜け落ちないので作業が安定する。シャフト
61がスラスト方向に移動してもオイルのためにスラス
ト材75は上板66に密着して動かないが、面方向には
動く場合があり接触面積が多くなり動きにくい上に、第
3の円筒部74の径で規制することもできる。上板66
を取り付ける前にスラスト材75をスリーブ部62に入
れて組み立てることによってD>dの関係の軸受が構成
できる。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明による動圧軸受装置
は、以下の効果がある。
【0071】スラスト方向は、シャフトの先端と金属性
の板との間に樹脂製のスラスト材を介したピボット軸受
であるので、シャフト先端部とスラスト材の摺動により
摩耗が発生し、金属摩耗粉でないのでピボット軸受の中
に入り込み摩耗を促進することがない。スラスト材に摺
動性の優れた材料や耐熱性の優れた材料を使用すれば信
頼性がさらに向上する。
【0072】スリーブ部と金属板がカシメなどに固定さ
れた場合、金属板の固定されたスリーブ部にオイルを注
油してシャフトを挿入する際にスリーブ部内に空気がス
リーブ部の外に連通した小穴や隙間を通って逃げるの
で、容易にシャフトを設定位置まで挿入することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における光磁気ディスク
を係合した状態の動圧軸受を使用した光磁気ディスク駆
動装置の断面図
【図2】本発明の第1の実施例における光磁気ディスク
駆動装置のピボット軸受部の拡大説明図
【図3】本発明の第1の実施例における半径比に対する
最大面圧,摩擦トルクの比率関係図
【図4】本発明の第2の実施例における動圧軸受を使用
した磁気ディスク駆動装置の断面図
【図5】(a)本発明の第3の実施例におけるピボット
軸受部の拡大断面図 (b)本発明の第3の実施例における底板の斜視図
【図6】本発明の第4の実施例における動圧軸受を使用
した磁気ディスク駆動装置の断面図
【図7】本発明の第4の実施例におけるピボット軸受部
の拡大説明図
【図8】従来の光磁気ディスク係合した状態の動圧軸受
を使用した光磁気ディスク駆動装置の断面図
【符号の説明】
1,201 光磁気ディスク 2,202 ディスクハブ 3,31,51,61,203 シャフト 4,32,52,62,204 スリーブ部 5,36,154 底板 6,206 チャッキングマグネット 7,39,53,75 スラスト材 8,34,64,208 ロータハブ部 9,209 ロータフレーム 10,35,65,210 マグネット 11,37,67,211 ステータコア 12,38,68,212 コイル 13,213 プリント基板 14,33,63,214 ハウジング 15,44,70 第1の円筒部 16,45,71 第2の円筒部 17,46,72 空間部 18,73,207 シャフト締結部 19,47,74 第3の円筒部 20,76 交点輪郭部 r シャフト先端のR形状の曲率半径 d シャフトの直径 x 交点輪郭部からラジアル軸受円筒部までの距離 Δg シャフトと第3円筒部との隙間 D スラスト材の直径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 5/167 H02K 5/167 B 7/08 7/08 A Fターム(参考) 3J011 AA20 BA05 BA08 BA10 CA02 CA05 DA01 DA02 JA02 KA02 KA03 MA27 QA05 SC01 5H605 BB05 BB14 BB19 CC04 CC05 DD09 EA02 EB03 EB06 EB28 FF06 5H607 BB01 BB14 BB17 BB25 CC01 DD03 GG03 GG09 GG12 KK07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング本体と、このハウジングに固
    定されたスリーブ部と、前記ハウジング本体に対して相
    対的に回転自在であるロータ部と、前記ロータ部に締結
    された先端が球形状のシャフトと、前記シャフト端面側
    に底板と、前記シャフトと底板の間にスラスト材を備
    え、前記シャフトと前記スリーブ部とからなり、いずれ
    か一方にヘリングボーン溝を有するラジアル動圧軸受と
    前記スリーブ部の一方に固定された底板に置かれたスラ
    スト材とシャフトの一端で構成されるスラストピボット
    軸受とを有する複合型の軸受であって、 スリーブ部と底板とで塞底孔構成された軸受にオイルが
    充填されて、そのオイルはラジアル方向の軸受の動圧を
    発生させ、スラスト方向の軸受の摺動部の潤滑させるオ
    イル潤滑の複合型の動圧軸受装置を使用したディスク駆
    動装置において、 前記スラスト材は前記シャフトの球状先端部と前記底板
    との間に介在し、シャフトの先端がスラスト材上を摺動
    するピポット軸受をなし、前記スラスト材が高分子化学
    物からできているスラストピポット軸受の前記底板には
    外周に切り欠き部を設けたことを特徴とするスラストピ
    ポット軸受とラジアル動圧軸受とからなるオイル潤滑の
    複合型の動圧軸受装置を使用したディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】 ハウジング本体と、このハウジングに固
    定されたスリーブ部と、前記ハウジング本体に対して相
    対的に回転自在であるロータ部と、前記ロータ部に締結
    された先端が球形状のシャフトと、このシャフト端面側
    に底板と、前記シャフトと底板の間にスラスト材を備
    え、 前記シャフトと前記スリーブ部とからなり、いずれか一
    方にヘリングボーン溝を有するラジアル動圧軸受と前記
    スリーブ部の一方に固定された底板に置かれたスラスト
    材とシャフトの一端で構成されるスラストピボット軸受
    とを有する複合型の軸受であって、スリーブ部と上板と
    で塞底孔で構成された軸受にオイルが充填されて、その
    オイルはラジアル方向の軸受の動圧を発生させ、スラス
    ト方向の軸受の摺動部の潤滑させるオイル潤滑の複合型
    の動圧軸受装置を使用したディスク駆動装置において、 前記スラスト材は前記シャフトの球状先端部と前記上板
    との間に介在し、シャフトの先端がスラスト材上を摺動
    するピポット軸受をなし、前記スラスト材が高分子化学
    物からできているスラストピポット軸受の前スリーブ部
    の底板を締結する面からスリーブ部外周に連通する小穴
    を設け、この小穴とピボット軸受部との間もスリーブ部
    側に溝を設けて、ピボット軸受部とスリーブ部外周との
    連通があるスラストピボット軸受とラジアル動圧軸受と
    からなるオイル潤滑の複合型の動圧軸受装置を使用した
    ディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】 スラスト材が高分子化合物であるスラス
    トピボット軸受をもつ請求項1または請求項2記載のス
    ラストピボット軸受とラジアル動圧軸受とからなるオイ
    ル潤滑の複合型の動圧軸受装置を使用したディスク駆動
    装置。
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