JP2002129331A - 成膜装置および処理装置 - Google Patents

成膜装置および処理装置

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JP2002129331A
JP2002129331A JP2000324776A JP2000324776A JP2002129331A JP 2002129331 A JP2002129331 A JP 2002129331A JP 2000324776 A JP2000324776 A JP 2000324776A JP 2000324776 A JP2000324776 A JP 2000324776A JP 2002129331 A JP2002129331 A JP 2002129331A
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fluid
head
film forming
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JP2000324776A
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Chigusa Yamane
千種 山根
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シャワーヘッドの温度を均一とし、基板上に均
一に成膜あるいは処理を行うことができる成膜装置およ
び処理装置を提供する。 【解決手段】反応室1内に形成された、被処理基板6が
載置される基体7と、基体7上部に基体7と対向するよ
うに配置され、供給されるガスを分散させるヘッド部3
(5)と、被成膜基板を加熱する加熱手段10とを有
し、ヘッド部3から反応室1内にガスを供給し、基体7
とヘッド部5との間で放電させて被成膜基板6に成膜す
る成膜装置であって、ヘッド部3に所定温度の流体が流
通する流通路9a、9bが形成されている成膜装置、お
よびそのようなヘッド部を有する処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
に用いられる成膜装置および処理装置に関し、特に、ガ
スの供給にシャワーヘッドが用いられる枚葉式の成膜装
置および処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置のコンタクトホールにはバリ
アメタル層として、チタン(Ti)層あるいはTi層と
窒化チタン(TiN)層との積層膜等が形成される。以
下、コンタクトホールの形成方法を図4〜図6を参照し
て説明する。まず、図4(a)に示すように、シリコン
基板21上に例えばシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜
22を形成する。あるいは、シリコン基板21のかわり
に金属からなる配線層であってもよい。
【0003】次に、図4(b)に示すように、フォトリ
ソグラフィ工程によりレジスト23を形成する。レジス
ト23をマスクとして層間絶縁膜22にエッチングを行
い、開口部24を形成する。その後、図4(c)に示す
ように、レジスト23を除去する。開口部24底部のシ
リコン基板21の表面には、自然酸化膜25が形成され
る。
【0004】次に、図5(d)に示すように、開口部2
4を形成する際のエッチングにより斜線部分に堆積した
反応生成物や、自然酸化膜25を例えばプラズマ処理を
行って除去する。続いて、図5(e)に示すように、開
口部24内および層間絶縁膜22上に例えば化学気相成
長(CVD:chemical vapor depo
sition)によりバリアメタル層26を形成する。
その後、図5(f)に示すように、バリアメタル層26
上に例えばタングステン(W)等の高融点金属からなる
プラグ金属層27aをスパッタリングにより形成する。
【0005】次に、図6(g)に示すように、プラグ金
属層27aおよびバリアメタル層26をエッチバックす
る。これにより、開口部24内にバリアメタル層26を
介してプラグ27が形成される。続いて、図6(h)に
示すように、開口部24上を含む全面に例えばアルミニ
ウム(Al)またはAl合金からなる配線金属層28a
を形成する。ここで、配線金属層28aを形成する前
に、層間絶縁膜22上およびプラグ27上に、開口部2
4内のバリアメタル層26と同様に、Ti等からなるバ
リアメタル層を形成してもよい。
【0006】その後、図示しないレジストをマスクとし
て配線金属層28aにエッチングを行うことにより、図
6(i)に示すように、配線28が形成される。以上の
工程により、シリコン基板21あるいは導電体層と上層
の配線28とを接続するコンタクトホールが形成され
る。
【0007】上記のコンタクトホールのバリアメタル層
26を形成するCVD装置の一例を、図7の概略図に示
す。図7に示すように、反応室1にはガス導入管2から
ソースガスおよびキャリアガスが導入される。ガス導入
管2から導入されたガスは、分散板3に設けられた多数
の孔4を通過することにより、反応室1内にほぼ均一に
分散する。分散板3は上部電極5の一部であり、ガスを
シャワー状に供給する上部電極5はシャワーヘッドとも
称される。
【0008】基板6は上部電極5と平行に配置された下
部電極7上に載置される。下部電極7はサセプタ8によ
って昇温される。基板6上に成膜する際、あるいはシャ
ワーヘッドを含む反応室1内をクリーニングする際に、
上部電極5に高周波電圧15が印加される。一方、下部
電極7は通常、接地されている。
【0009】図8は図7の分散板3の上面図である。図
8に示すように、分散板3には多数の孔4が形成されて
おり、孔4の直径は例えば1mm以下である。シャワー
ヘッドは例えばニッケル(Ni)またはNiコーティン
グが施されたAlを材料として形成される。
【0010】バリアメタル層としてTi層を形成する場
合、ソースガスである塩化チタン(IV)(TiCl
4 )にキャリアガスとして水素(H2 )、アルゴン(A
r)または窒素(N2 )を混合し、ガス導入管2から反
応室1に導入する。TiCl4は反応室1内で還元さ
れ、基板6上にTi層が堆積する。熱CVDの場合に
は、例えば800℃でTi層の形成が行われるが、プラ
ズマCVDによれば、より低温でTi層が形成される。
一方、TiN層を形成する場合には、キャリアガスとし
てTiCl4 の他にN 2 またはアンモニア(NH3 )等
の窒素化合物を用いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構造のシャワーヘッドを有するCVD装置におい
て、例えばTiCl4 を含むガスを導入してCVDを行
った場合、反応生成物や未反応物が固化してシャワーヘ
ッドに不均一に堆積しやすいという問題がある。特に、
Tiのように蒸気圧が低い金属を含む化合物を原料とし
て用いる場合、このような問題が起こりやすい。
【0012】図7に示すCVD装置の反応室1内の温度
は、主に基板6からの輻射とガスの流れの影響によって
一様とならない。これにより、シャワーヘッドには中心
部が周縁部に比較して高温となるような温度分布が生じ
る。あるいは、逆に中心部が周辺部に比較して低温とな
ることもある。例えば、基板6を650℃程度に加熱し
てTi層のCVDを行う場合に、シャワーヘッドの中心
部は230℃程度、周縁部は220℃程度となるが、こ
のような温度差によってシャワーヘッドの周縁部には中
心部よりも厚く反応生成物が堆積する。一方、基板6上
には周縁部にソースガスが供給されにくくなり、基板6
の中心から遠ざかるにつれてTi層の膜厚が薄くなる。
【0013】CVD膜を均一な膜厚で形成するために
は、シャワーヘッド内の温度差を低減する必要がある。
従来、基板6に成膜を行った後、次の基板を処理するま
での間に、キャリアガスあるいは不活性ガスを用いてシ
ャワーヘッドのパージを行い、高温部分から熱を拡散さ
せることにより、温度の均一化が図られていた。
【0014】しかしながら、この方法を図7に示すよう
な枚葉式のCVD装置に適用した場合、1枚の基板6を
処理した後、次の基板を処理するまでの時間間隔が長く
なる。具体的には、バリアメタル層の成膜自体が数10
秒で終了するのに対し、その後のパージは例えば10分
以上行われる。したがって、バリアメタル層の形成工程
が、コンタクトホールを形成する一連の工程、あるいは
半導体装置を製造する一連の工程の中で、特にスループ
ットを低下させる要因となっていた。
【0015】所定の枚数の基板にバリアメタル層を形成
した後、シャワーヘッドへの堆積物を除去するため、例
えば塩素(Cl2 )等のガスを供給してプラズマを発生
させ、クリーニングが行われる。しかしながら、堆積量
の多いシャワーヘッドの周縁部においては、シャワーヘ
ッドの温度が低いために、クリーニング用のガスの反応
が遅く、クリーニングの効率が低くなる傾向がある。し
たがって、基板の処理が累積するにつれてシャワーヘッ
ドの温度差や堆積物の膜厚差が増大し、基板に成膜され
るバリアメタル層の膜厚や膜質がより不均一となる。
【0016】一方、基板からの輻射によるシャワーヘッ
ド中心部の温度上昇を抑制する目的で、基板温度を下げ
ることは困難である。これは、基板温度を下げると成膜
温度が低くなり、バリアメタル層の膜質の低下が問題と
なるためである。以上のように、従来、シャワーヘッド
の温度を短時間で均一とし、基板上に均一な膜厚のバリ
アメタル層を形成するのは困難であった。このような問
題はバリアメタル層に限らず、枚葉式CVD装置を用い
る成膜全般で起こり得る。Ti層を形成する場合は特に
反応が速いため、このような問題が顕著となりやすい。
したがって、バリアメタル層の膜質は特に周縁部におい
て低下しやすい。
【0017】また、半導体装置の製造においては、CV
D装置以外にもシャワーヘッドからガスの供給が行われ
るウェハ処理装置が用いられる。このような装置におい
ても、ウェハの処理枚数が累積すると、シャワーヘッド
に反応生成物や未反応物の固体が堆積する。堆積が不均
一に起こった場合、シャワーヘッドのクリーニングを行
っても堆積物を完全に除去することができなくなる。こ
れにより、上記のCVD装置と同様に、ウェハ上に均一
に処理を行うことができなくなる。
【0018】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、したがって本発明は、シャワーヘッドにおけ
る温度のばらつきを抑制し、基板上に均一な膜厚で成膜
できる成膜装置を提供することを目的とする。ならびに
本発明は、シャワーヘッドにおける温度のばらつきを抑
制し、基板上を均一に処理できる処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の成膜装置は、反応室内に形成された被成膜
基板が載置される基体と、前記基体の上部に前記基体と
対向するように配置され、供給されるガスを分散させる
ヘッド部と、前記基体上に載置された前記被成膜基板を
加熱する加熱手段とを有し、前記ヘッド部から前記反応
室内にガスを供給し、前記基体と前記ヘッド部との間で
放電させて前記被成膜基板に成膜する成膜装置であっ
て、前記ヘッド部に所定温度の流体が流通する流通路が
形成されていることを特徴とする。
【0020】本発明の成膜装置は、好適には、前記流通
路は前記ヘッド部の温度がほぼ一様となるような経路を
もって形成されていることを特徴とする。本発明の成膜
装置は、さらに好適には、前記流通路は前記ヘッド部の
中心部に設けられた、所定温度の第1の流体が流通する
第1の流通路であり、前記第1の流通路よりも外側の前
記ヘッド部に設けられた、前記第1の流体よりも高温の
第2の流体が流通する第2の流通路をさらに有すること
を特徴とする。本発明の成膜装置は、好適には、前記第
1および第2の流通路から隔てて前記ヘッド部に設けら
れた、前記第1および第2の流体と温度の異なる流体が
通過する、少なくとも一つの流通路をさらに有すること
を特徴とする。
【0021】本発明の成膜装置は、好適には、前記基体
と一体化して形成された下部電極と、前記ヘッド部と一
体化して形成された上部電極と、前記下部電極と前記上
部電極との間を放電させる電圧印加手段とをさらに有す
ることを特徴とする。本発明の成膜装置は、好適には、
前記ヘッド部の互いに異なる位置に形成された複数の温
度センサと、前記温度センサの測定値に基づいて前記第
1および第2の流体の温度を制御する流体温度制御手段
とをさらに有することを特徴とする。
【0022】本発明の成膜装置は、好適には、前記流通
路にそれぞれ形成された流量センサと、前記流量センサ
の測定値に基づいて前記流体の流量を制御する流体流量
制御手段とをさらに有することを特徴とする。本発明の
成膜装置は、好適には、前記第1の流通路が形成されて
いる部分の前記ヘッド部に設けられた第1の温度センサ
と、前記第2の流通路が形成されている部分の前記ヘッ
ド部に設けられた第2の温度センサと、前記第1および
第2の温度センサの測定値に基づいて前記第1および第
2の流体の温度を制御する流体温度制御手段とをさらに
有することを特徴とする。
【0023】本発明の成膜装置は、好適には、前記被成
膜基板上に化学気相成長により成膜することを特徴とす
る。本発明の成膜装置は、好適には、前記ガスは金属化
合物を含むことを特徴とする。本発明の成膜装置は、さ
らに好適には、前記ガスはチタン化合物を含むことを特
徴とする。
【0024】これにより、ヘッド部の一部を局所的に温
度変化させることが可能となる。したがって、ヘッド部
の温度を均一化することができ、ヘッド部に固形物が不
均一に堆積するのを防止できる。したがって、被成膜基
板上に均一な膜厚で成膜を行うことができる。
【0025】また、本発明の成膜装置によれば、流通路
を流通する流体によってヘッド部が常時冷却される。し
たがって、枚葉式の装置において、成膜と成膜との間に
ヘッド部の温度を均一化するためのパージを長時間行う
必要がない。これにより、半導体装置製造のスループッ
トが大幅に向上される。
【0026】上記の目的を達成するため、本発明の処理
装置は、反応室内に形成された、被処理基板が載置され
る基体と、前記基体の上部に前記基体と対向するように
配置され、供給されるガスを分散させるヘッド部と、前
記基体上に載置された前記被処理基板を加熱する加熱手
段とを有し、前記ヘッド部から前記反応室内にガスを供
給し、前記基体と前記ヘッド部との間で放電させて前記
被処理基板を処理する処理装置であって、前記ヘッド部
に所定温度の流体が所定流量で流通する流通路が形成さ
れていることを特徴とする。本発明の処理装置は、好適
には、前記処理はエッチングを含むことを特徴とする。
【0027】これにより、ヘッド部の一部を局所的に温
度変化させることが可能となる。したがって、ヘッド部
の温度を均一化することができ、ヘッド部に固形物が不
均一に堆積するのを防止できる。したがって、被処理基
板上に均一な処理を行うことができる。
【0028】また、本発明の処理装置によれば、流通路
を流通する流体によってヘッド部が常時冷却される。し
たがって、枚葉式の装置において、処理と処理との間に
ヘッド部の温度を均一化するためのパージを長時間行う
必要がない。これにより、半導体装置製造のスループッ
トが大幅に向上される。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の成膜装置および
処理装置の実施の形態について、図面を参照して説明す
る。 (実施形態1)図1は、本実施形態のCVD装置の概略
図である。図1に示すように、反応室1にはガス導入管
2からソースガスおよびキャリアガスが導入される。ガ
ス導入管2から導入されたガスは、分散板3に設けられ
た孔4を通過することにより、反応室1内にほぼ均一に
分散する。分散板3は上部電極5の一部であり、ガスを
シャワー状に供給する上部電極5はシャワーヘッドとも
称される。
【0030】分散板3にはガスが通過する孔4が多数設
けられている。孔4以外の部分の分散板3内部に、シャ
ワーヘッドを冷却する流体が循環する流通路9a、9b
が形成されている。本実施形態のCVD装置によれば、
2系統の流通路が形成される。内周側の流通路9aを循
環する流体の温度は、外周側の流通路9bを循環する流
体の温度よりも低く設定される。これにより、シャワー
ヘッドにおいて相対的に高温となりやすい中心部と、相
対的に低温となりやすい周縁部との温度差が低減され
る。
【0031】流通路9a、9bには流体として、例えば
水や有機溶媒が供給される。流体は、要求される冷却能
力に応じて、適宜選択する。また、流通路9a、9bに
種類の異なる流体を供給することも可能である。基板6
は上部電極5と平行に配置された下部電極7上に載置さ
れる。下部電極7はヒーター10によって昇温される。
本実施形態のCVD装置において、図7に示す従来のC
VD装置と同様に、サセプタを用いて基板を加熱するこ
とも可能であるが、ヒーター10を用いることにより、
シャワーヘッド内の温度差をさらに効率的に解消するこ
とが可能である。
【0032】サセプタを用いる場合には、カーボンから
なるサセプタに例えば400kHz程度の高周波を印加
してサセプタを加熱するため、サセプタおよびその周辺
のガスのみが局所的に高温となりやすい。このとき、反
応室1の内壁は比較的低温となり、反応室1内に温度差
が生じる。それに対して、ヒーター10を用いた場合に
は、反応室1内の気相全体が加熱されやすく、シャワー
ヘッドの温度が均一化されやすい。また、ヒーター10
と赤外線ランプ等の他の加熱手段とを併用することもで
きる。
【0033】本実施形態のCVD装置によれば、シャワ
ーヘッドの複数の箇所に温度センサ11a、11bが設
けられ、温度の計測が可能となっている。シャワーヘッ
ドの温度分布はほぼ同心円状となる。したがって、複数
の温度センサを形成する場合には、シャワーヘッドの中
心からの距離が互いに異なるような位置に、温度センサ
を形成するのが好ましい。
【0034】シャワーヘッドの内周側に設けられた温度
センサ11aと、外周側に設けられた温度センサ11b
は、それぞれ流体温度・流量制御部12に接続されてい
る。流通路9aには流体供給槽13aから流体が供給さ
れ、流通路9bには流体供給槽13bから流体が供給さ
れる。温度センサ11a、11bで計測された温度に基
づいて、流体供給槽13a、13b内の流体の温度が制
御される。
【0035】また、流体供給槽13aと流通路9aとの
間には流量計14aが設けられており、流体供給槽13
bと流通路9bとの間には流量計14bが設けられてい
る。流量計14a、14bは、それぞれ流体温度・流量
制御部12に接続されている。流通路9a、9bの流量
を増加させることによってもシャワーヘッドの冷却効率
を上げることが可能である。温度センサ11a、11b
で計測された温度に基づいて、流体供給槽13a、13
bから供給される流体の流量を制御する。
【0036】基板6上に成膜する際、あるいはシャワー
ヘッドを含む反応室1内をクリーニングする際に、上部
電極5に高周波電圧15が印加される。一方、下部電極
7は通常、接地されている。
【0037】図2は図1の分散板3の上面図である。図
2に示すように、分散板3には多数の孔4が形成されて
おり、孔4の直径は例えば1mm以下である。シャワー
ヘッドは例えばNiまたはNiコーティングが施された
Alを材料として形成される。
【0038】図2に点線で示すように、孔4以外の部分
の分散板3内部に流通路9a、9bが形成されている。
流通路9a、9bの形状は、図2に示す形状に限定され
ず、内周側でより冷却効率が高くなり、かつシャワーヘ
ッドの温度を一様にできる形状であれば、他の形状に変
更することも可能である。
【0039】バリアメタル層としてTi層を形成する場
合、ソースガスであるTiCl4 にキャリアガスとして
2 、ArまたはN2 を混合し、ガス導入管2から反応
室1に導入する。TiCl4 は反応室1内で還元され、
基板5上にTi層が堆積する。熱CVDの場合には、例
えば800℃でTi層の形成が行われるが、プラズマC
VDによれば、より低温でTi層が形成される。一方、
TiN層を形成する場合には、キャリアガスとしてTi
Cl4 の他にN 2 またはNH3 等の窒素化合物を用い
る。
【0040】上記の本実施形態のCVD装置によれば、
シャワーヘッドの周縁部に比較して中心部において、よ
り高い効率でシャワーヘッドの冷却が行われる。これに
より、シャワーヘッドの温度を均一化し、特にシャワー
ヘッドの周縁部における反応生成物の堆積を防止するこ
とが可能となる。したがって、基板上に均一な膜厚でC
VD膜を形成することが可能となる。なお、シャワーヘ
ッドの温度は基板からの輻射等により不均一となるた
め、中心部の温度が周縁部の温度に比較して低くなるこ
ともあるが、そのような場合には、外周側の流通路によ
り低温の流体を供給する。
【0041】また、本実施形態のCVD装置によれば、
流通路を循環する流体によってシャワーヘッドが常時冷
却される。したがって、従来のように成膜と成膜との間
にシャワーヘッドの温度を均一化するためのパージを長
時間行う必要がなくなる。これにより、バリアメタル層
形成工程のスループットを大幅に向上させることができ
る。
【0042】上記の実施形態においては、流通路9a、
9bにいずれもシャワーヘッドより低温の流体を循環さ
せ、シャワーヘッドを冷却して温度を均一化させてい
る。逆に、内周側の流通路9aにシャワーヘッドよりも
高温の流体を循環させ、外周側の流通路9bに流通路9
aよりもさらに高温の流体を循環させることによって
も、シャワーヘッド温度の均一化は可能である。しかし
ながら、この場合、シャワーヘッドの温度が上昇するこ
とにより、シャワーヘッドへの堆積物が増加することが
ある。したがって、このような場合にはシャワーヘッド
を冷却して温度を均一化させることが好ましい。
【0043】図3は、本実施形態のCVD装置における
温度制御の一例を示すフローチャートである。ステップ1(ST1) 初期設定において流体供給槽13aの温度をTa 、流体
供給槽13bの温度をTb 、流通路9aの流量をva
流通路9bの流量をvb とする。ステップ2(ST2) 温度センサ11a、11bでそれぞれ温度を測定し、温
度センサ11aの測定値をta 、温度センサ11bの測
定値をtb とする。ステップ3(ST3) 温度センサ11aの温度ta と温度センサ11bの温度
b との温度差の絶対値と、所定の値iとの大小を判定
する。iを0℃に近い値、例えば1℃と仮定したとき、
温度センサ11a、11bの温度差が1℃未満であれ
ば、ST1の初期設定に変更を加えずに成膜を続行す
る。
【0044】ステップ4(ST4) 温度センサ11aの温度ta と温度センサ11bの温度
b との大小を判定する。ステップ5(ST5) 温度センサ11aの温度ta が温度センサ11bの温度
b よりも高いとき、流量va を増加させる。あるい
は、図示していないが流量vb を減少させてもよい。ステップ6(ST6) 温度センサ11aの温度ta が温度センサ11bの温度
b よりも低いとき、流量vb を増加させる。あるい
は、図示しないが流量va を減少させる。
【0045】ステップ7(ST7) 流量va 、vb の調整によって、温度センサ11a、1
1bの温度差が一定の許容範囲j(j>i、jは例えば
2℃)に入ったときは、設定条件の変更を終了する。ステップ8(ST8) に示すように、流量va 、vb の調整によっても、温度
センサ11a、11bの温度差がjよりも大きい場合に
は、さらに流体供給槽13aの温度Ta や流体供給槽1
3bの温度Tb を変更する。ステップ9(ST9)a >tb のときは例えば温度Ta を低下させる。ステップ10(ST10)a <tb のときは例えば温度Tb を低下させる。
【0046】以上の流れに従って、温度センサ11a、
11bで温度の測定を行いながらシャワーヘッドの内周
側と外周側の温度差を低減し、シャワーヘッド内の温度
を均一化することが可能である。
【0047】本実施形態のCVD装置によれば、流体供
給槽13a、13bの温度は流体温度・流量制御部12
によって制御され、流体の温度を変更して恒温化させる
には一定の時間を要する。したがって、より迅速にシャ
ワーヘッドの温度を変化させたい場合には、流量の変更
が容易である。しかしながら、シャワーヘッドの温度を
大幅に低下させたい場合には、流体温度を下げたり、流
量と流体温度の両方を変更したりする必要が生じる。そ
こで、上記のように2つのしきい値i、jを設定してい
る。また、流通路9a、9bに流体を循環させない場合
は、前述したようにta >tb となるが、初期設定に従
って流通路9a、9bに流体を循環させた場合、t a
b となることもあり得る。そこで、ST6が設けられ
ている。
【0048】図3の制御例の場合、流体供給槽13a、
13bをそれぞれ加熱あるいは冷却することにより流体
の温度を変更する。したがって、流体の恒温化に要する
時間を考慮して、流量の変更が優先して行われる。しか
しながら、流体供給槽13a、13bの温度を変化させ
ずに、流体温度の変更が可能である構成の場合、図3に
示す以外の制御例も可能である。例えば、多様な温度で
それぞれ恒温化された多数の流体供給源がある場合に
は、流体供給源を選択することにより、迅速に流体の温
度を変化させることが可能である。
【0049】あるいは、互いに異なる温度で恒温化され
た2つの流体供給源から、所定の混合比で流体を混合し
て、1つの流通路に供給することも可能である。この場
合、流体の混合比を変化させることにより、迅速に流体
の温度を変化させることができる。しかしながら、シャ
ワーヘッド内を循環した流体を回収して再び流体供給源
に戻したときに、流体供給源の容量や流量等の諸条件に
よっては、流体供給源の温度が変動する。このような場
合、流体の回収と再利用を行わない。
【0050】また、上記の本実施形態のCVD装置は、
シャワーヘッドの温度センサおよび流体の流量計を有す
るが、これらの温度センサや流量計は省略することも可
能である。予め、流体の温度および流量と、シャワーヘ
ッド表面への堆積量(あるいは堆積量のばらつきの程
度)との相関を経験的に調べておき、それに基づいて一
定の温度および流量で流体を供給する。これにより、シ
ャワーヘッドの周縁部に堆積物が偏在しなくなり、クリ
ーニングによってシャワーヘッド全面の堆積物を除去す
ることが可能となる。
【0051】(実施形態2)次に、上記の実施形態1に
示すCVD装置を用いてコンタクトホールを形成する方
法を、図4〜図6を参照して説明する。まず、図4
(a)に示すように、シリコン基板21上に例えばシリ
コン酸化膜からなる層間絶縁膜22を形成する。あるい
は、シリコン基板21のかわりに金属からなる配線層で
あってもよい。
【0052】次に、図4(b)に示すように、フォトリ
ソグラフィ工程によりレジスト23を形成する。レジス
ト23をマスクとして層間絶縁膜22にエッチングを行
い、開口部24を形成する。その後、図4(c)に示す
ように、レジスト23を除去する。開口部24底部のシ
リコン基板21の表面には、自然酸化膜25が形成され
る。次に、図5(d)に示すように、開口部24を形成
する際のエッチングにより斜線部分に堆積した反応生成
物や、自然酸化膜25を例えばプラズマ処理を行って除
去する。
【0053】続いて、図5(e)に示すように、開口部
24内および層間絶縁膜22上に例えばCVDによりバ
リアメタル層26を形成する。ソースガスとして例えば
TiCl4 を用いる。このとき、図2に示す内周側の流
通路9aには例えば流速4L/分で80℃の流体を供給
する。一方、外周側の流通路9bには例えば流速4L/
分で100℃の流体を供給する。
【0054】これにより、シャワーヘッドの温度が一様
となり、特にシャワーヘッド周縁部への反応生成物の堆
積が防止される。したがって、シリコン基板21上に均
一な膜厚のバリアメタル層26を形成することができ
る。その後、図5(f)に示すように、バリアメタル層
26上に例えばW等の高融点金属からなるプラグ金属層
27aをスパッタリングにより形成する。
【0055】次に、図6(g)に示すように、プラグ金
属層27aおよびバリアメタル層26をエッチバックす
る。これにより、開口部24内にバリアメタル層26を
介してプラグ27が形成される。続いて、図6(h)に
示すように、開口部24上を含む全面に例えばAlまた
はAl合金からなる配線金属層28aを形成する。ここ
で、配線金属層28aを形成する前に、層間絶縁膜22
上およびプラグ27上に、開口部24内のバリアメタル
層26と同様に、Ti等からなるバリアメタル層を形成
してもよい。
【0056】その後、図示しないレジストをマスクとし
て配線金属層28aにエッチングを行うことにより、図
6(i)に示すように、配線28が形成される。以上の
工程により、シリコン基板21あるいは導電体層と上層
の配線28とを接続するコンタクトホールが形成され
る。
【0057】上記の本実施形態のコンタクトホールの形
成方法によれば、均一な膜厚のバリアメタル層を形成で
きることから、コンタクトを低抵抗化し、コンタクトホ
ールの接続不良を防止することが可能となる。また、上
記の本実施形態のコンタクトホールの形成方法によれ
ば、シャワーヘッドが常時冷却されるため、コンタクト
ホール形成のスループットを向上させることができる。
【0058】(実施形態3)上記の実施形態1のCVD
装置と同様の、図2に示すようなシャワーヘッド構造
を、他の枚葉式ウェハ処理装置に適用することも可能で
ある。例えばプラズマエッチング装置等、シャワーヘッ
ドを用いて反応室にガスが供給される装置に図2に示す
シャワーヘッド構造を適用すれば、シャワーヘッドの温
度を均一化させ、ウェハ上に均一な処理を行うことが可
能となる。
【0059】本発明の成膜装置および処理装置の実施形
態は、上記の説明に限定されない。例えば、3系統以上
の流通路を形成し、それぞれに異なる温度の流体を循環
させることも可能である。また、本発明の成膜装置をT
i層やTiN層の形成以外に、Tiシリサイド層の形成
に適用することも可能である。その他、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
【0060】
【発明の効果】本発明の成膜装置によれば、ガス供給用
のヘッド部の温度を均一化させ、ヘッド部への固形物の
不均一な堆積を防止することができる。したがって、被
成膜基板上に均一な膜厚および膜質で成膜することが可
能となる。本発明の処理装置によれば、ガス供給用のヘ
ッド部の温度を均一化させ、ヘッド部への固形物の不均
一な堆積を防止することができる。したがって、被処理
基板に均一に処理を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施形態1に係るCVD装置の
概略図である。
【図2】図2は図1の分散板3部分の上面図である。
【図3】図3は本発明の実施形態1に係るCVD装置に
おける流体の温度・流量制御を示すフローチャートであ
る。
【図4】図4(a)〜(c)は本発明の実施形態2ある
いは従来のコンタクトホールの形成方法の各工程を示す
断面図である。
【図5】図5(d)〜(f)は本発明の実施形態2ある
いは従来のコンタクトホールの形成方法の各工程を示す
断面図であり、図4(c)に続く工程を示す。
【図6】図6(g)〜(i)は本発明の実施形態2ある
いは従来のコンタクトホールの形成方法の各工程を示す
断面図であり、図5(f)に続く工程を示す。
【図7】図7は従来のCVD装置の概略図である。
【図8】図8は図7の分散板3部分の上面図である。
【符号の説明】
1…反応室、2…ガス導入管、3…分散板、4…孔、5
…上部電極、6…基板、7…下部電極、8…サセプタ、
9a、9b…流通路、10…ヒーター、11a、11b
…温度センサ、12…流体温度・流量制御部、13a、
13b…流体供給槽、14a、14b…流量計、15…
高周波電圧、21…シリコン基板、22…層間絶縁膜、
23…レジスト、24…開口部、25…自然酸化膜、2
6…バリアメタル層、27…プラグ、27a…プラグ金
属層、28…配線、28a…配線金属層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K030 AA05 AA13 AA17 AA18 BA18 BA38 CA04 EA05 FA03 JA10 KA26 KA41 LA15 5F004 AA01 AA15 BA06 BB18 BB28 BC03 CA08 5F045 BB02 DP03 EB02 EB05 EB06 EF05 EJ04 EJ05 EJ09 EK10 EK30 GB05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反応室内に形成された、被成膜基板が載置
    される基体と、 前記基体の上部に前記基体と対向するように配置され、
    供給されるガスを分散させるヘッド部と、 前記基体上に載置された前記被成膜基板を加熱する加熱
    手段とを有し、 前記ヘッド部から前記反応室内にガスを供給し、前記基
    体と前記ヘッド部との間で放電させて前記被成膜基板に
    成膜する成膜装置であって、 前記ヘッド部に、所定温度の流体が流通する流通路が形
    成されている成膜装置。
  2. 【請求項2】前記流通路は前記ヘッド部の温度がほぼ一
    様となるような経路をもって形成されている請求項1記
    載の成膜装置。
  3. 【請求項3】前記流通路は前記ヘッド部の中心部に設け
    られた、所定温度の第1の流体が流通する第1の流通路
    であり、 前記第1の流通路よりも外側の前記ヘッド部に設けられ
    た、前記第1の流体よりも高温の第2の流体が流通する
    第2の流通路をさらに有する請求項2記載の成膜装置。
  4. 【請求項4】前記第1および第2の流通路から隔てて前
    記ヘッド部に設けられた、前記第1および第2の流体と
    温度の異なる流体が通過する、少なくとも一つの流通路
    をさらに有する請求項3記載の成膜装置。
  5. 【請求項5】前記基体と一体化して形成された下部電極
    と、 前記ヘッド部と一体化して形成された上部電極と、 前記下部電極と前記上部電極との間を放電させる電圧印
    加手段とをさらに有する請求項1記載の成膜装置。
  6. 【請求項6】前記ヘッド部の互いに異なる位置に形成さ
    れた複数の温度センサと、 前記温度センサの測定値に基づいて前記流体の温度を制
    御する流体温度制御手段とをさらに有する請求項1記載
    の成膜装置。
  7. 【請求項7】前記第1の流通路が形成されている部分の
    前記ヘッド部に設けられた第1の温度センサと、 前記第2の流通路が形成されている部分の前記ヘッド部
    に設けられた第2の温度センサと、 前記第1および第2の温度センサの測定値に基づいて前
    記第1および第2の流体の温度を制御する流体温度制御
    手段とをさらに有する請求項3記載の成膜装置。
  8. 【請求項8】前記流通路にそれぞれ形成された流量セン
    サと、 前記流量センサの測定値に基づいて前記流体の流量を制
    御する流体流量制御手段とをさらに有する請求項1記載
    の成膜装置。
  9. 【請求項9】前記被成膜基板上に化学気相成長により成
    膜する請求項1記載の成膜装置。
  10. 【請求項10】前記ガスは金属化合物を含む請求項1記
    載の成膜装置。
  11. 【請求項11】前記ガスはチタン化合物を含む請求項1
    0記載の成膜装置。
  12. 【請求項12】反応室内に形成された、被処理基板が載
    置される基体と、 前記基体の上部に前記基体と対向するように配置され、
    供給されるガスを分散させるヘッド部と、 前記基体上に載置された前記被処理基板を加熱する加熱
    手段とを有し、 前記ヘッド部から前記反応室内にガスを供給し、前記基
    体と前記ヘッド部との間で放電させて前記被処理基板を
    処理する処理装置であって、 前記ヘッド部に、所定温度の流体が所定流量で流通する
    流通路が形成されている処理装置。
  13. 【請求項13】前記処理はエッチングを含む請求項12
    記載の処理装置。
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