JP2002128947A - ポリスチレン分離装置 - Google Patents

ポリスチレン分離装置

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JP2002128947A
JP2002128947A JP2000353608A JP2000353608A JP2002128947A JP 2002128947 A JP2002128947 A JP 2002128947A JP 2000353608 A JP2000353608 A JP 2000353608A JP 2000353608 A JP2000353608 A JP 2000353608A JP 2002128947 A JP2002128947 A JP 2002128947A
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polystyrene
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collection container
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Yoshihiro Fukazawa
喜宏 深澤
Kimio Katsuta
公雄 勝田
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Bio Venture Bank Co Ltd
Marucho Co Ltd
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Bio Venture Bank Co Ltd
Marucho Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲル化したポリスチレンは、粘着性が強く強
力な接着効果があるため、作業者の手など身体や器具等
に触れると、強い粘着力の為に後始末に難渋するから、
作業者がゲル化したポリスチレンに触れることなく処理
できるポリスチレン分離装置を提供することを目的とし
ている。 【解決手段】 本発明のポリスチレン分離装置は、減容
器1内で減容剤2により発泡スチロール3を減容し、下
部に沈積したゲル化ポリスチレン4を分離する装置であ
って、前記減容器1の排出口6の下方に挿脱自在に配置
される回収容器7を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリスチレン分離
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、私供、バイオベンチャーバンク株
式会社が出願した特願平11−199522号の発泡ス
チロール減容剤があった。この発泡スチロール減容剤
は、発泡スチロール溶解剤に、発泡スチロールに対する
溶解作用を有しないが前記発泡スチロール溶解剤に溶解
する溶剤を混合した構成となっている。容器内に収納し
た発泡スチロール減容剤に発泡スチロールを投入する
と、発泡スチロールの隣接する分子間の疏水結合が緩
み、分子間の間隙から包含されている気体が放出され、
ゲル化して体積が縮少する。
【0003】この減容剤により発泡スチロールを減容す
る器具が、特願200−148992号の発泡スチロー
ル減容器具である。この発泡スチロール減容器具は、発
泡スチロール塊及び発泡スチロール塊を減容する減容液
を収納する容器と、その容器の開口を覆う蓋体と、その
容器の縁及び蓋体の間に介在するパッキンと、その蓋体
の外周或は容器の縁近傍の外周の何れかに設けた被係止
部と、その被係止部に係止する係止部を有し、その容器
の縁近傍の外周或は蓋体の縁の外周の何れかに設けた係
止部材と、を備えている。この発泡スチロール減容器具
は、容器内に収納した前記減容剤である減容液に発泡ス
チロール塊を投入すると、減容液と接触した部分の発泡
スチロールの分子間の疏水結合が緩み、分子間の間隙か
ら含有気体が放出され、発泡スチロールの体積が減容さ
れゲル化するものであり、使用後は蓋体により密封して
減容液の気化を防止できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記減容液・剤により
発泡スチロールを減容することは、大変低コストで環境
負荷もないのであるが、ゲル化したポリスチレンは、粘
着性が強く強力な接着効果があるため、作業者の手など
身体や器具等に触れると、強い粘着力の為に後始末に難
渋することになる。又、ゲル化したポリスチレンには、
種々様々な夾雑物が混入しており、純度の低下したゲル
化したポリスチレンは、再利上、種々の不都合があっ
た。本発明は、上記の現状から考えられたもので、作業
者がゲル化したポリスチレンに触れることなく処理でき
ると共に、高純度のゲル化したポリスチレンを再生でき
るポリスチレン分離装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るポリスチレ
ン分離装置は、減容器内で減容剤により発泡スチロール
を減容し、下部に沈積したゲル化ポリスチレンを分離す
る装置であって、前記減容器の排出口の下方に挿脱自在
に配置される回収容器を有することを特徴とする。
【0006】前記回収容器を、減容器の排出口に着脱自
在とすることもできる。又、前記回収容器の開口を密封
し、軸方向に貫通する孔を有する密封栓と、前記密封栓
の孔に挿通され、減容器の排出口に密閉状態で着脱自在
に取付けられる管と、前記密封栓の孔に挿通され、下端
が前記管の下端より上方にある管が先端に設けられた吸
引手段と、を有し、前記吸引手段により密封された回収
容器内を減圧することにより回収容器内でゲル化ポリス
チレン上に浮上している減容剤を排出させることもでき
る。更に、前記減容器の底部の排出口を覆う位置から排
出口の下端の間の任意の位置に1以上の着脱自在なスト
レーナを設ることもできる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図示例
と共に説明する。図1は、本発明に係るポリスチレン分
離装置の全体を示す概念図である。図2は、本発明に係
るポリスチレン分離装置の全体を示す要部拡大概念図で
ある。本発明のポリスチレン分離装置は、減容器1内で
減容剤2により発泡スチロール3を減容し、減容剤2内
に沈積するゲル化ポリスチレン4を減容剤2から分離す
る装置である。
【0008】図1、図2に示すように、減容剤2を収納
する減容器1を設ける。減容器1の開口1aには、開閉
自在(或は着脱自在)に密封できる蓋体1bが設け、減
容器1の下端には、バルブ5により開閉自在な排出口6
が設けらる。
【0009】減容剤2は、発泡スチロール溶解剤に、発
泡スチロールに対する溶解作用を有しないが前記発泡ス
チロール溶解剤に溶解する溶剤を混合したものである。
発泡スチロール溶解剤として、ノットカトン又はリモネ
ン、或は、セスキテルペン類、モノテルペン類、蟻酸エ
チル、酪酸エチル等のエチルエステル類またアセトン等
のケトン類のうちの1種の化合物、又はこれらの化合物
の2種以上の混合物がある。
【0010】発泡スチロールに対する溶解作用を有しな
いが発泡スチロール溶解剤に溶解する溶剤として、エチ
ルアルコール、メチルアルコール、プロピルアルコー
ル、ブチルアルコール、イソプロピリアルコール、アミ
ルアルコール、デシルアルコール、ラウリルアルコー
ル、アリルアルコール、ミリスチルアルコール、トリデ
シルアルコール、セチルアルコール、イソブチルアルコ
ール、イソアミルアルコール等のアルコール類の何れか
1種の化合物又は2種以上の混合物、又はペンタン、ヘ
キサン、オクタン、ノナン、デカン、ウンデカン、ドデ
カン等の炭化水素類の何れか又はその2種類以上の混合
物がある。
【0011】減容剤2を収納した減容器1に、発泡スチ
ロール3を投入すると、減容剤2と接触した部分の発泡
スチロール3の分子間の疏水結合が緩み、分子間に間隙
が生じ、その間隙から内部に含有されている気体即ち空
気が放出され、発泡スチロール3がゲル化し、ゲル化ポ
リスチレン4となって減容剤2中に沈積する。
【0012】減容器1の下端には、排出口6が設けられ
ており、排出口6には、開閉自在なバルブ5が設けられ
ている。バルブ5を開くと減容器1内で減容剤2により
ゲル化し底に沈積したゲル化ポリスチレン4が先に自然
落下するようになっている。
【0013】排出口6に着脱自在な回収容器7を設け
る。回収容器7の開口7aに密封栓9を挿脱自在に設け
る。密封栓9には、2つの貫通孔が設けてあり、一方の
孔には減容器1の排出口6に着脱自在に取付けられる管
8が貫通している。密封栓9の他方の貫通孔には、回収
容器7内の減容剤2を排出する管状の排出口10が貫通
されている。この管状の排出口10の先端は、管8の下
端よりも高い位置に設けられている。
【0014】回収容器7内に回収された減容剤2及びゲ
ル化ポリスチレン4を分離する分離手段11を設ける。
分離手段11は、前記減容器1の排出口6、回収容器
7、管8、管状の排出口10、及び、排出口10に連結
された吸引手段としての減圧ポンプ12とからなってい
る。管状の排出口10の任意の位置には開閉自在なバル
ブ13が設けてあり、この排出口10は、減容剤貯蔵容
器14を介して吸引手段12に連結されている。
【0015】図では、回収容器7を着脱自在とするため
に回収容器7の開口に密封栓9を着脱自在に設け、密封
栓9に管8と管状の排出口10を設けているが、図示し
た手段に拘るものではなく、ポリスチレン分離装置に着
脱自在な回収容器7を設けてあれば、如何なる手段で設
けた回収容器7であっても良い。例えば、図2に示すよ
うに、排出口6の下端外周にパッキン6aを取付け、管
8の上端をパッキン6aを取付けた排出口6に着脱自在
に密嵌し、排出口10と配管15を同様に着脱自在に密
嵌するなど、種々の方法が考えられる(他の事例も後述
する)。減容剤貯蔵容器14と減容器1を配管17(一
点破線で図示)で連結し、減容剤貯蔵容器14内に回収
された減容剤2をポンプ18により減容器1に還流する
こともできる。
【0016】上記構成のポリスチレン分離装置は、減容
器1の下部のバルブ5を閉めた状態で減容器1内に減容
剤2を収納し、その収納された減容剤2に発泡スチロー
ル3を投入する。投入された発泡スチロール3は、減容
剤2と接触し、接触部分の分子間の疏水結合が緩み、分
子間の間隙から発泡スチロール3内に含有されている気
体(空気)が放出される。発泡スチロール3は、減容剤
2と接触した部分の疏水結合が緩むのであるから、減容
剤2中に投入された発泡スチロール3を何らかの手段で
減容剤2中に押入することが望ましい(図示せず)。含
有気体が放出された発泡スチロール3は、約1/50に
減容されてゲル化し、減容器1内の底に沈積する。
【0017】密封栓9に挿通された管8を減容器2の排
出口6に取付け、減容器1の排出口6のバルブ5を開放
すると、減容器1内に沈積しているゲル化ポリスチレン
4を中心に回収容器7内に流入する。バルブ6の操作に
より減容剤2を可能な限り回収容器7に流入させないこ
とが望ましい。回収容器7にゲル化ポリスチレン4と一
部の減容剤2が回収され、ゲル化ポリスチレン4が沈積
し、上部に減容剤2が浮上する。
【0018】回収容器7と減圧ポンプ12は、減容剤貯
蔵容器14を介して配管15により連結されており、減
圧ポンプ12を作動させると、減容剤貯蔵容器14内が
減圧され、従動して回収容器7内が減圧され、回収容器
7内の減容剤2が減容剤貯蔵容器14内に流入する。減
容剤2を排出しゲル化ポリスチレン4が主となった回収
容器7は、前後のバルブ5,13を閉じて取り外し、空
の回収容器7と取り替える。
【0019】減容剤貯蔵容器14内に流入した減容剤2
は、新しい減容剤2と共に減容器1内に投入し、上記工
程を繰り返す。作業終了後は、2つのバルブ5,13を
閉じると共に、減容器1の蓋体16を密封すると、ポリ
スチレン分離装置内に残っている減容剤2が気化するこ
となく保管でき、次回の作業時にそのまま使用すること
ができる。
【0020】上記構成のポリスチレン分離装置は、回収
容器7が着脱自在に形成されており、減容器1の排出口
6と、回収容器7の排出口10に設けられたバルブ5,
13を締め、減容器1の排出口6から回収容器7の管8
を外し、回収容器7の排出口10を外すと、回収容器7
が取り外せるから、粘着力の強力なゲル化ポリスチレン
4に人体が触れずに処理でき、後始末の煩わしさがな
い。密封栓9を取り外すことにより回収容器7が取り外
すこともできる。
【0021】図3に示す本発明の異なる実施例を説明す
る。尚、本実施例以下の説明に当たって、本発明の記載
済み実施例と同一構成部分には、同一符号を付して重複
する説明は省略する。
【0022】図3は、本発明のポリスチレン分離装置の
要部拡大断面図である。前記本発明の実施例と主に異な
る点は、減容器1下端の管状排出口6と回収容器7の管
状排出口10をフレキシブルな管状排出口20,21と
する。次に、両方の管状排出口20,21の端部近傍の
所定の位置に錐形パッキン20a,21aを夫々取付
け、回収容器7の開口を密封する密封栓9に前記両錐形
パッキン20a,21aにより密嵌される錐形の開口2
0b,21bを設けたことである。このような構成とす
ることにより、着脱自在な回収容器7の着脱作業を容易
化できる。
【0023】図4は、本発明のポリスチレン分離装置の
要部拡大断面図である。前記本発明の実施例と主に異な
る点は、上下動自在な載置台23を有するキャスター付
台車24を形成し、回収容器7を載置台23上に載置で
きるようにしたことである。載置台23の上下動機構2
5は、パンタグラフの構造やジャッキの構造が用いられ
る。このような台車24を設けたので、回収容器7の取
り替え作業が大変楽になった。
【0024】図6のポリスチレン分離装置の全体を示す
概念図に基づき異なる実施例を説明する。前記実施例と
異なる点は、減容器1の底部の排出口6を覆う位置から
排出口6の下端の間の任意の位置に着脱自在なストレー
ナ31,33を設け、排出口6の下に挿脱自在に配置さ
れる回収容器37を設けたことである(図では、2個の
着脱自在なストレーナ31,33を設けているが、前記
位置に2個以上のストレーナを設けてあれば良い。)
【0025】詳述する。減容器1の底部の排出口6の上
方に係止部材32(図では環状に示しているが、内壁面
に突設した突起であっても良く、形状を拘るものではな
い)を設ける。係止部材32に着脱自在に係止するスト
レーナー31を設ける。ストレーナー31は、金網(金
網に拘ることなく、布や不織紙等でも良い)で形成さ
れ、比較的目が大きく、ゲル化ポリスチレン4に混入し
たレッテルその他の大きめの破片等の夾雑物を取り除く
ためのものである。
【0026】減容器1の排出口6の下端部近傍にも第2
のストレーナー33を設ける。第2のストレーナー33
は、排出口6の下端に設けられた雄ネジ35に着脱自在
に螺着される取付け部材34により固定されている(3
6、雌ネジ)。第2のストレーナー33は、ストレーナ
ー31より細かな目となっており、ストレーナー31を
通過した小さな夾雑物を取り除けるようになっている。
【0027】尚、排出口6から排出されるゲル化ポリス
チレン4の全てを濾過するために、排出口6の近傍の任
意の位置に少なくとも第2のストレーナー33が着脱自
在に取付けてあれば良く、3個以上のストレーナであっ
ても良い。又、第2のストレーナー33の取付け方法に
ついても図示したものに拘ることなく、第2のストレー
ナー33をシート状に形成し、ベルトやロープ(図示せ
ず)などで排出口6の下端部近傍に取付けたり他の方法
で取付けることもできる。更に、ストレーナーの数は、
図示した2個に拘るものではなく、排出口6から排出さ
れる全てのゲル化ポリスチレン4を濾過するために、排
出口6の近傍の任意の位置に少なくとも第2のストレー
ナー33が着脱自在に取付けてあれば良く、3個以上の
ストレーナであっても良い。又、ストレーナーの素材
は、金網、布、不織紙等多孔性の素材で形成され、レッ
テルを始めとする様々な夾雑物を取り除けるものであれ
ば、如何なる素材で形成したストレーナーであっても良
い。
【0028】上記構成の減容器1の排出口6の下方に挿
脱自在に配置可能な回収容器37を設ける。図示しない
が、回収容器37の下部には、回転体即ちキャスターが
取付けられており、誰にでも手軽に移動できるようにな
っている。この回収容器37は、18リットル程度の容
器が使い易い。
【0029】上記構成のポリスチレン分離装置は、減容
器1の底部の係止部材32に係止し、減容器1の排出口
6の下端部近傍にも取付け部材34により第2のストレ
ーナー33を固定する。減容器1の排出口6の下方に回
収容器7を配置する。次に、減容器1に減容剤2を収納
し、減容剤2を収納した減容器1に、発泡スチロール3
を投入すると、前記実施例と同様に発泡スチロール3が
ゲル化し、ゲル化ポリスチレン4となって減容剤2中に
沈積する。バルブ5を開くと、減容剤2中に沈積してい
るゲル化ポリスチレン4が排出口6から排出され、排出
口6の下方の回収容器7に収納される。回収容器7にゲ
ル化ポリスチレン4が満杯になったり、減容剤2が排出
され始めたらバルブ5を締める。ゲル化ポリスチレン4
で満杯になった回収容器7を排出口6の下から取り出
し、空の回収容器7を排出口6の下に配置する。
【0030】回収容器7に収納されたゲル化ポリスチレ
ン4は、排出口6から排出されるときに、ストレーナー
31と第2のストレーナー33により濾過され、大小の
夾雑物が排除される。夾雑物が排除されたゲル化ポリス
チレン4は、純度が高く、再利用しやすいゲル化ポリス
チレン4である。
【0031】上記構成のポリスチレン分離装置は、前記
実施例の効果に加え、ゲル化ポリスチレン4を排出口6
から排出する工程も、ストレーナー31と第2のストレ
ーナー33により濾過する工程も、全て重力の作用にし
たがって行なっているので、ランニングコストが低廉で
ある。又、減容器1の排出口6と回収容器7を管8を介
して密接し、回収容器7内を密閉する部材がないから、
ポリスチレン分離装置が安く造れる。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るポリスチレン分離装置は、
回収容器が着脱自在に形成され、減容器の排出口と、回
収容器の排出口に設けられたバルブを締め、減容器の排
出口から回収容器の受け入れ口を外し、回収容器の排出
口を外すと、回収容器を簡単に取り替えできるから、粘
着力の強力なゲル化ポリスチレンに人体が触れずに処理
でき、後始末の煩わしさがない。
【0033】上記構成のポリスチレン分離装置は、ゲル
化ポリスチレンを排出口から排出する工程も、ストレー
ナーと第2のストレーナーにより濾過する工程も、全て
重力の作用にしたがって行なっているので、ランニング
コストが低廉である。減容器の排出口と回収容器を管を
介して密接し、回収容器内を密閉する部材がないから、
ポリスチレン分離装置が安く造れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るポリスチレン分離装置の全体の断
面を示す概念図である。
【図2】本発明に係るポリスチレン分離装置の全体の断
面を示す要部拡大概念図である。
【図3】本発明のポリスチレン分離装置の要部拡大断面
図である。
【図4】本発明のポリスチレン分離装置の要部拡大断面
図である。
【図5】本発明のポリスチレン分離装置の要部拡大断面
図である。
【図6】本発明に係るポリスチレン分離装置の全体の断
面を示す要部拡大図付概念図である。
【符号の説明】
1 減容器 1a 減容器の開口 1b 蓋体 2 減容剤 3 発泡スチロール 4 ゲル化ポリスチレン 5 バルブ 6 管状排出口 6a パッキン 7 回収容器 8 管 9 密封栓 10 管状排出口 11 分離手段 12 吸引手段としての減圧ポンプ 13 バルブ 14 減容剤貯蔵容器 15 配管 16 配管 17 配管 18 ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F301 AA15 CA09 CA14 CA53 CA63 CA65

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減容器内で減容剤により発泡スチロール
    を減容し、下部に沈積したゲル化ポリスチレンを分離す
    る装置であって、 前記減容器の排出口の下方に挿脱自在に配置される回収
    容器を有することを特徴とするポリスチレン分離装置。
  2. 【請求項2】 前記回収容器が、減容器の排出口に着脱
    自在であることを特徴とする請求項1記載のポリスチレ
    ン分離装置。
  3. 【請求項3】 前記回収容器の開口を密封し、軸方向に
    貫通する孔を有する密封栓と、 前記密封栓の孔に挿通され、減容器の排出口に密閉状態
    で着脱自在に取付けられる管と、 前記密封栓の孔に挿通され、下端が前記管の下端より上
    方にある管が先端に設けられた吸引手段と、 を有し、 前記吸引手段により密封された回収容器内を減圧するこ
    とにより回収容器内でゲル化ポリスチレン上に浮上して
    いる減容剤を排出することを特徴とする請求項2記載の
    ポリスチレン分離装置。
  4. 【請求項4】 前記減容器の底部の排出口を覆う位置か
    ら排出口の下端の間の任意の位置に1以上の着脱自在な
    ストレーナを設けたことを特徴とする請求項1乃至3の
    うち何れか1項記載のポリスチレン分離装置。
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Cited By (2)

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