JP2002128469A - クレーンの伸縮ブームに対するロック装置および伸縮ブーム - Google Patents

クレーンの伸縮ブームに対するロック装置および伸縮ブーム

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JP2002128469A
JP2002128469A JP2001287988A JP2001287988A JP2002128469A JP 2002128469 A JP2002128469 A JP 2002128469A JP 2001287988 A JP2001287988 A JP 2001287988A JP 2001287988 A JP2001287988 A JP 2001287988A JP 2002128469 A JP2002128469 A JP 2002128469A
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locking
jib
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telescopic
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Walter Stowasser
ヴァルター・シュトヴァッサー
Klaus Meissner
クラウス・マイスナー
Hans Brenner
ハンス・ブレンナー
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    • B66C23/64Jibs
    • B66C23/70Jibs constructed of sections adapted to be assembled to form jibs or various lengths
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能安全性を損ねることなく、ロック装置の
操作コストを低減すること。 【解決手段】 基本ボックス1と、初期位置からその都
度少なくとも1つの引出し位置に伸縮可能である、互い
に入れ子式に案内された複数のジブ2とを有しているク
レーンの、特に油圧操作される伸縮ブームの伸縮系のた
めのロック装置において、少なくとも1つの連行ピンを
運動させ、また少なくとも1つのロックピンを移動させ
る連結装置を運動させるための駆動装置6がブームの基
本ボックス1に固定して取り付け可能であり、しかもこ
の駆動装置6とロック装置5とが機械的に駆動結合して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の前文に
記載したクレーンの、特に油圧操作される伸縮ブームの
伸縮系のためのロック装置並びに伸縮ブームに関する。
【0002】
【従来の技術】EP0661234A1により知られて
いる、基本ボックスを備えた伸縮ブームを有するクレー
ンでは、基本ボックス内にブームの複数の伸縮可能なジ
ブが配置され、初期位置からその都度引出し位置にせり
出せるようになっている。初期位置では互いに入れ子式
に案内された個々のジブがその都度ロックピンによって
相互に、もしくはブームの基本ボックスに拘束されてい
る。個々のジブの出し入れは、その都度単段式ピストン
シリンダユニットによってなされる。このピストンシリ
ンダユニットは、ロック装置によって動かそうとするジ
ブに取外し可能に連結されている。この連結はロック装
置の2つの連行ピンによって行われる。これらの連行ピ
ンは、動かそうとするジブの相応のロック孔に進入し、
嵌合接続することができる。この場合、連行ピンはばね
予荷重によってロック位置に保持され、またロック装置
の油圧シリンダで操作される機構によりロック位置から
引き出されて、ブームのその都度動かされたジブの連結
を解除することができる。ロック装置は当該ロック装置
に対して相対的に運動可能な連結装置を装備されてお
り、この連結装置によってロックピンを把持してロック
孔から引き出すことができる。ロックピンは連行ピンと
同様にばね予荷重によってロック孔に保持され、また連
結装置によってばね力に抗してロック解除される。この
連結装置のロック解除運動に対しても、ピストンシリン
ダユニットによる油圧駆動装置が設けられている。この
公知のクレーンでは、個々のジブの運動のために設けら
れた単段式ピストンシリンダユニットのピストンロッド
の自由端が、伸縮ブームの(作業位置を基準にして)下
側に位置する端部に固定されており、ロック装置はピス
トンシリンダユニットの引出し可能なシリンダハウジン
グ(伸縮シリンダ)に固定されている。
【0003】同様に機能する単段式ジブ伸縮シリンダを
有する伸縮系が、EP0943580A2により公知で
ある。しかしそこでは個々のジブを互いに拘束するため
に、若干のロックピンを使用する代わりに1対のロック
ピンを使用し、この1対のロックピンがその都度個々の
ジブの側面に配置されたロック孔に突入して係合する。
これらのロックピンは、ブームの長手方向軸線を基準に
して互いに向き合っている。同様にばね予荷重下でロッ
ク位置に保持されるロックピンを操作するために、レバ
ー系を介してロックピンに作用する油圧シリンダピスト
ンユニットが別個に設けられている。
【0004】DE19824671A1により知られて
いる別の伸縮ジブ式クレーンは、ジブを単一の油圧式シ
リンダピストン系によって伸縮できる。この場合、シリ
ンダピストン系の可動部分、すなわちピストンロッドま
たはシリンダハウジングは、2個のロック装置を装備さ
れていて、そのうち一方は可動部分の上側端部に、他方
は下側端部に配置されている。こうすることによって、
シリンダピストン系の長さを、EP0661234B1
またはEP0943580A2による解決手段において
必要とされる長さよりも著しく短く、たとえば半分にす
ることが可能である。しかしジブの引出しは2段階で行
われ、第1段階では下側のロック装置が使用され、第2
段階では上側のロック装置が使用される。ジブを引き込
むときはこの逆である。この公知の解決手段では、ロッ
ク装置は同様に互いに向き合う2つの連行ピンを有して
いて、各ジブに対する単一のロックピンを操作するよう
に整えられている。この場合、連行ピンとロックピンの
操作は、ロック装置に設けた油圧シリンダピストン系の
共通駆動装置を介して行われる。このシリンダピストン
系は、直線運動を変換するためのカム制御された機構を
介して連行ピンとロックピンに作用して、両連行ピンが
動かそうとするジブのそれぞれの連行孔に進入している
ときのみ、ロックピンのロックが解除できるようにす
る。逆に、ロックピンがロック位置にあるときは、連行
ピンをそれぞれのジブの連行孔から引き出すことができ
る。このように構成することによって、油圧伸縮ピスト
ンシリンダユニットによって案内されることなしに、ジ
ブが制御されずに引き入れられたり引き出されたりする
ことがないように確保される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の公知の解決手段
の短所は、伸縮ピストンシリンダ系の可動部分と固定さ
れているロック装置を操作するために、この可動部分に
接続する油圧供給路を設けなければならないことであ
る。これは著しい製造と組立のコストを要する。
【0006】本発明の課題は、機能安全性を損ねること
なく、冒頭で述べた形式のロック装置の操作コストを低
減することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1の
特徴部に記載された特徴を有する、冒頭に記載のロック
装置によって解決される。本発明によるロック装置は、
従属請求項2〜12に記載されている特徴によって、さ
らに有利に構成できる。本発明による伸縮ブームは請求
項13に記載の特徴を有しており、請求項13〜15に
記載の特徴によって、さらに有利に構成できる。
【0008】本発明の本質的な特徴は、好ましくは2つ
の連行ピンが設けられていて、これらの連行ピンを動か
し、また好ましくは2つのロックピンが設けられてい
て、これらのロックピンを移動させる連結装置を動かす
ための駆動装置が、ブームの基本ボックスに固定されて
おり、しかもこの駆動装置がロック装置と機械的に駆動
結合されていることである。ロック装置内で作用する油
圧系が意図的に不要とされるので、ロック装置が油圧給
排管路を備える必要もない。同様にロック装置との相応
の接続線を必要とするような電気工学的駆動装置をロッ
ク装置内に設けることもない。ロック装置を駆動するた
めに電動回転駆動装置が設けられており、しかも伸縮ブ
ームの長手方向軸線に対してほぼ平行に配置されたトル
ク伝達用の成形ロッドにおいて機械的な駆動結合が成立
していることが好都合である。ロック装置内には、成形
ロッド(Profilstange)の回転運動を連行
ピンおよびロックピンに対する移動運動に変換する機構
が設けられている。この場合、成形ロッドは駆動輪、特
に歯車により滑動可能に案内されることができ、さらに
この駆動輪がロック装置上に回転可能で、かつ移動しな
いように支承されている。回転運動は、駆動輪に作用す
るラック伝動、クランク伝動またはリンク装置によって
必要な移動運動に変換され得る。
【0009】回転駆動運動の代わりに、ロック装置の外
部に配置した駆動装置が摺動運動を行い、これを連接棒
によってロック装置に伝達できるようにすることもでき
る。この連接棒はジブが伸縮運動を行っている間、ロッ
ク装置内に滑動するように案内されていて、ジブの所望
のロック位置に達するとロック装置の連結部材と固く結
合されて直線運動を伝達できる。この目的のために、嵌
合接続によって係止可能な連結装置、特に連接棒の回転
運動によって係止可能な連行カムとして形成された連結
装置を設けると有利である。択一的に、連接棒を管状に
形成し、連結装置を、たとえば連接棒内の操作ロッドに
より伸縮ブームの基本ボックスの下側端部から機械的に
操作できるつっぱり装置として形成することもできる。
もちろんそのようなつっぱり装置は、操作ロッドの回転
運動によって作動したり、作動停止したりすることもで
きる。
【0010】たとえば2つの連行ピンを設ける場合は、
これらをブームの長手方向軸線を中心に互いに向き合う
側に配置することが推奨される。同様に2つのロックピ
ンを設ける場合は、これらを伸縮ブームの互いに向き合
う側に、好ましくはそれぞれのジブの側面の領域に配置
すべきである。
【0011】連行ピンおよびロックピンがロック装置に
よって操作されないときは確実にロック位置に保持され
るように、ロックピンおよび連行ピンがばね予荷重によ
りロック孔もしくは連行孔と係合して固定することが推
奨される。
【0012】本発明による伸縮ブームは、上記の種類の
ロック装置を少なくとも1つ、好ましくは2つ有してお
り、これらが個々の伸縮ジブを動かす操作手段と、すな
わち油圧操作の場合はジブ伸縮シリンダと、または場合
によっては油圧シリンダピストン系のピストンロッドと
も固く接続されている。この場合、別個の機械的駆動装
置を設けることができる。しかし両ロック装置に対して
1つの共通の機械的駆動装置を設けることが好ましい。
この場合、長さ可変の、たとえば伸縮式のトルク伝達手
段(例:成形ロッドまたは成形パイプ)を使用すること
が特に合理的である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1は伸縮ブームの縦断面図であり、基本
ボックス1と第1の伸縮可能なジブ2のみ示されてい
る。簡単にするためにジブ2に接続しているその他のジ
ブは示さなかった。基本ボックス1の作業位置では下側
に位置する端部が、参照符号9で示されている。この下
側端部9にはピストンロッド4が固定されているが、こ
れは伸縮可能なジブ2を引き出すための油圧ピストンシ
リンダユニットの一部である。このピストンシリンダユ
ニットのシリンダハウジングは参照符号3で示されてい
る。このシリンダハウジング3はピストンシリンダユニ
ットの可動部分をなしている。もちろん、ピストンシリ
ンダユニットの可動部分を逆に配置することも可能であ
る。運動可能なシリンダハウジング3の下側端部には本
発明によるロック装置5が固定されているので、油圧ピ
ストンシリンダ系を操作するとこれも一緒に動く。基本
ボックス1の下側端部の領域には、電動回転駆動装置6
(たとえば電動モータまたは油圧モータ)が配置されて
いる。このモータ6のトルクは成形ロッド7によって伝
達可能である。この成形ロッド7はロック装置5に設け
た機構8と作用結合(Wirkverbindung)
している。機構8は、図示されていないロックピンと連
行ピンを操作するために回転運動を相応の直線運動に変
換する。ロック装置5がシリンダハウジング3と一緒に
問題なく移動できるように、成形ロッド7が機構8内で
滑動するように案内されている。成形ロッド7の異形断
面(profilierte Querschnit
t)に基づき、モータ6によって形成されるトルクが機
構8に伝達され得ることが常に保証されている(嵌合接
続)。回転運動をロックピンおよび連行ピンの操作に必
要な運動に変換するために、たとえば成形ロッドによっ
て駆動される歯車と協働するラックあるいはクランク伝
動を設けることができる。上記の安全機能(ロックピン
と連行ピンの操作のロック)を実現するために、たとえ
ばDE19824671A1で知られているリンク制御
装置を使用できる。
【0015】図2は、本発明の変化した実施形態を示し
ており、機能の同じ部材はそれぞれ図1と同じ参照符号
を付けた。本質的な相違点は、シリンダハウジング3と
ピストンロッド4の長さが基本ボックス1の全長に等し
くなく、基本ボックス1のほぼ半分の長さに等しいにす
ぎないこと、そして2つのロック装置5が設けられてい
ることである。2つのロック装置のうち、1つはシリン
ダハウジング3の上側端部に固定され、もう1つは下側
端部に固定されている。これらのロック装置5の操作
は、図2に示されているように、共通の機械的駆動装置
(回転駆動装置8と成形ロッド7)によって行うことが
できる。一体的な成形ロッド7の代わりに、有利には、
長さが可変のトルク伝達手段、たとえば伸縮可能な成形
パイプまたは棒部材も使用できる。別の択一的な例とし
て、一緒に回転するように機械的に連結された2つのロ
ッドが駆動装置6と協働するように構成できよう。もち
ろん、各々のロック装置5に対してそれぞれ1つの完全
に別個の駆動結合を設けることも可能であろう。すなわ
ち、たとえば基本ボックス1の下側端部の領域で共通
の、またはそれぞれ別個の伝動回転駆動装置からそれぞ
れのロック装置5に続く2つの別個の成形ロッドを設け
ることもできよう。また言うまでもなく、ピストンシリ
ンダ系を逆に配置して、シリンダハウジング3が基本ボ
ックス1の下側端部の領域に固定されるようにしても、
図2に示されたロック装置5を適切に機能するように取
り付けることが可能である。このような場合、1つのロ
ック装置5は直接ピストンロッド4の引出し可能な端部
と接続でき、第2のロック装置5は保持具(たとえば引
張棒)を介してピストンロッド4に間接的に連結でき
る。この保持具は、ピストンロッド4の外側で間隔を置
いて平行に基本ボックス1の下側端部に向かって延びて
いるので、この第2の(下側の)ロック装置はピストン
ロッド4を出し入れする際に固定したシリンダハウジン
グ3の外側を通過する。
【0016】
【発明の効果】ロック装置の本発明による解決手段は、
極めて高い機能安全性を有しており、操作装置のエネル
ギー供給装置および制御装置、ならびに運動可能なロッ
ク装置に対する可動な油圧管路または電気導線を設ける
必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による伸縮ブームの概略的な縦断面図で
ある。
【図2】本発明による別の伸縮ブームの概略的な縦断面
図である。
【符号の説明】
1 基本ボックス 2 ジブ 3 シリンダハウジング 4 ピストンロッド 5 ロック装置 6 回転駆動装置 7 成形ロッド 8 機構 9 基本ボックスの下側端部
フロントページの続き (72)発明者 クラウス・マイスナー ドイツ連邦共和国、デー 66482 ツヴァ イブリュッケン、フックスシュトラーセ 8 (72)発明者 ハンス・ブレンナー ドイツ連邦共和国、デー 66482 ツヴァ イブリュッケン、グロッケンシュトラーセ 8 Fターム(参考) 3F205 AA05 CA03 CB02 CB12

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブーム基本ボックス(1)と、初期位置
    からその都度少なくとも1つの引出し位置に伸縮可能で
    ある、互いに入れ子式に案内された複数のジブ(2)と
    を有しているクレーンの、特に油圧操作される伸縮ブー
    ムの伸縮系のためのロック装置であって、当該ロック装
    置(5)がジブ(2)を移動させる操作手段(ジブ伸縮
    シリンダ(3))と固く結合され、駆動装置(6)によ
    って軸方向に移動可能な少なくとも1つの連行ピンを装
    備されていて、当該連行ピンがその都度引き出されるジ
    ブ(2)の連行孔内に導入可能であり、さらにこのロッ
    ク装置(5)が駆動装置(6)によって当該ロック装置
    に対して相対的に運動可能な連結装置を装備されてお
    り、この連結装置により、それぞれ軸方向に移動可能な
    少なくとも1つのロックピンを装備しているジブ(2)
    のその都度所望されたロック位置で、当該ロックピンが
    ロック孔に進入して、それぞれのジブ(2)を次に大き
    いジブ(もしくは最も内側の伸縮ジブ(2)の場合はブ
    ームの基本ボックス(1))と動かないように固定する
    ことができ、さらにこの連結装置が少なくとも1つのロ
    ックピンを把持してロック開口部から引き出すことがで
    きるようにしたものにおいて、 少なくとも1つの連行ピンを運動させ、また少なくとも
    1つのロックピンを移動させる連結装置を運動させるた
    めの駆動装置(6)がブームの基本ボックス(1)に固
    定可能であり、しかもこの駆動装置(6)がロック装置
    (5)と機械的に駆動結合されていることを特徴とす
    る、クレーンの伸縮ブームのためのロック装置。
  2. 【請求項2】 駆動装置(6)が基本ボックス(1)の
    下側端部(9)の領域に配置されている電動回転駆動装
    置であり、伸縮ブームの長手方向軸線に対してほぼ平行
    に配置されたトルク伝達用の成形ロッド(7)によって
    機械的な駆動結合が形成され、しかもロック装置内で成
    形ロッド(7)の回転運動が機構(8)により少なくと
    も1つの連行ピンと少なくとも1つのロックピンの移動
    運動に変換可能であることを特徴とする、請求項1記載
    のロック装置。
  3. 【請求項3】 成形ロッド(7)が駆動輪、特に歯車と
    して形成された駆動輪によって滑動可能に案内されてお
    り、さらにこの駆動輪がロック装置(5)上に回転可能
    で、かつ移動しないように支承されていることを特徴と
    する、請求項2記載のロック装置。
  4. 【請求項4】 回転運動がラック伝動、クランク伝動ま
    たはリンク装置によって移動運動に変換可能であること
    を特徴とする、請求項2または3記載のロック装置。
  5. 【請求項5】 駆動装置(6)が連接棒によって伝達可
    能な摺動運動を行い、この連接棒がジブ(2)が伸縮運
    動を行っている間、ロック装置(5)内で滑動するよう
    に案内されていて、ジブ(2)の所望のロック位置に達
    するとロック装置(5)の連結部材と固く結合されて直
    線運動を伝達することを特徴とする、請求項1記載のロ
    ック装置。
  6. 【請求項6】 連接棒を連結部材と結合するために、嵌
    合接続によって係止可能な連結装置が設けられているこ
    とを特徴とする、請求項5記載のロック装置。
  7. 【請求項7】 前記連結装置が、連接棒の回転運動によ
    って係止可能な連行カムとして形成されていることを特
    徴とする、請求項6記載のロック装置。
  8. 【請求項8】 前記連接棒が管状に形成されており、前
    記連結装置が、連接棒内の操作ロッドにより伸縮ブーム
    の基本ボックス(1)の下側端部(9)から機械的に操
    作可能なつっぱり装置として形成されていることを特徴
    とする、請求項6記載のロック装置。
  9. 【請求項9】 駆動装置(6)がそれ自体公知の遮断機
    能を有していて、少なくとも1つの連行ピンが対応する
    連行孔内に挿入されている場合のみ、少なくとも1つの
    ロックピンを対応するロック孔から引き出すための連結
    装置の運動が可能であるように確保していることを特徴
    とする、請求項1から8までのいずれか1項記載のロッ
    ク装置。
  10. 【請求項10】 ロック装置(5)が公知の仕方で伸縮
    ブームの長手方向軸線を中心に向き合う2つの連行ピン
    を備えていることを特徴とする、請求項1から9までの
    いずれか1項記載のロック装置。
  11. 【請求項11】 個々のジブ(2)にそれ自体公知の仕
    方でそれぞれ伸縮ブームの長手方向軸線を中心に向き合
    う、特にジブ(2)の側面領域に配置されたロックピン
    が設けられていることを特徴とする、請求項1から10
    までのいずれか1項記載のロック装置。
  12. 【請求項12】 少なくとも1つのロックピンと、少な
    くとも1つの連行ピンとが、それ自体公知の仕方でそれ
    ぞればね予荷重によってロック孔もしくは連行孔に係合
    して保持可能であることを特徴とする、請求項1から1
    1までのいずれか1項記載のロック装置。
  13. 【請求項13】 特に油圧操作される伸縮系を有するク
    レーンの伸縮ブームにおいて、請求項1から12までの
    いずれか1項記載の少なくとも1つのロック装置(5)
    を有することを特徴とする伸縮ブーム。
  14. 【請求項14】 2つのロック装置(5)が設けられて
    いて、これらのロック装置(5)が伸縮ブームの伸縮可
    能なジブ(2)を移動させる操作手段(ジブ伸縮シリン
    ダ3またはピストンロッド4)と固く結合されているこ
    とを特徴とする、請求項13記載の伸縮ブーム。
  15. 【請求項15】 両ロック装置(5)が共通の機械的駆
    動装置によって操作可能であることを特徴とする、請求
    項14記載の伸縮ブーム。
  16. 【請求項16】 両ロック装置(5)が長さ可変のトル
    ク伝達手段、特に伸縮可能な成形パイプまたは伸縮可能
    な成形ロッドを有していることを特徴とする、請求項1
    5記載の伸縮ブーム。
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