JP2002128444A - 乗客コンベアの欄干 - Google Patents
乗客コンベアの欄干Info
- Publication number
- JP2002128444A JP2002128444A JP2000321263A JP2000321263A JP2002128444A JP 2002128444 A JP2002128444 A JP 2002128444A JP 2000321263 A JP2000321263 A JP 2000321263A JP 2000321263 A JP2000321263 A JP 2000321263A JP 2002128444 A JP2002128444 A JP 2002128444A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- passenger conveyor
- balustrade
- entrance
- passenger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハンドレールを使ってステップに乗る位置を
知らしめるとともに、改造が容易に行なえる乗客コンベ
アの欄干の提供。 【解決手段】 複数枚無端状に連結したステップ２と同
期して移動するハンドレール３を備えた乗客コンベアの
欄干において、乗降口６の近傍にて欄干４、５、５Ａに
ハンドレールを凸状とする凸状部４Ａを備えた構成であ
る。
知らしめるとともに、改造が容易に行なえる乗客コンベ
アの欄干の提供。 【解決手段】 複数枚無端状に連結したステップ２と同
期して移動するハンドレール３を備えた乗客コンベアの
欄干において、乗降口６の近傍にて欄干４、５、５Ａに
ハンドレールを凸状とする凸状部４Ａを備えた構成であ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客コンベアの欄
干に関する。
干に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、特開平８−６７４８８号公報に、
複数連結した踏み段を所定速度で移動させ、これと共に
これら踏み段に並設したハンドレールをこれら踏み段の
移動速度に同期して移動させる乗客コンベアにおいて、
乗降口付近にて前記ハンドレールを変形する変形手段を
備えた乗客コンベアに関する技術が提案されている。
複数連結した踏み段を所定速度で移動させ、これと共に
これら踏み段に並設したハンドレールをこれら踏み段の
移動速度に同期して移動させる乗客コンベアにおいて、
乗降口付近にて前記ハンドレールを変形する変形手段を
備えた乗客コンベアに関する技術が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、ハン
ドレールを変形させることで、ハンドレールを持った乗
客にステップに乗る位置を知らしめるものであるが、横
断面が略Ｃ字状で内部に複数本のスチールコードを配設
してあるハンドレールを変形させることは困難な技術で
あり、ハンドレールを柔軟な構造としなければならない
という問題があった。
ドレールを変形させることで、ハンドレールを持った乗
客にステップに乗る位置を知らしめるものであるが、横
断面が略Ｃ字状で内部に複数本のスチールコードを配設
してあるハンドレールを変形させることは困難な技術で
あり、ハンドレールを柔軟な構造としなければならない
という問題があった。
【０００４】本発明の目的は、ハンドレールを使ってス
テップに乗る位置を知らしめるとともに、改造が容易に
行なえる乗客コンベアの欄干を提供することにある。
テップに乗る位置を知らしめるとともに、改造が容易に
行なえる乗客コンベアの欄干を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数枚数無端状に連結したステップと同
期して移動するハンドレールを備えた乗客コンベアの欄
干において、乗降口の近傍にて前記欄干に前記ハンドレ
ールを凸状とする凸状部を備えたものである。
に、本発明は、複数枚数無端状に連結したステップと同
期して移動するハンドレールを備えた乗客コンベアの欄
干において、乗降口の近傍にて前記欄干に前記ハンドレ
ールを凸状とする凸状部を備えたものである。
【０００６】このように構成したので、ハンドレールを
持った年老いた乗客は、ハンドレールが凸状部となった
ときが乗降位置の目安となるので、このとき足を踏み出
すことでステップに乗ったり、ステップから降りること
が不安なく行なえるとともに、欄干のハンドレールの案
内レールを取替えるだけで容易に改造が行なえる。
持った年老いた乗客は、ハンドレールが凸状部となった
ときが乗降位置の目安となるので、このとき足を踏み出
すことでステップに乗ったり、ステップから降りること
が不安なく行なえるとともに、欄干のハンドレールの案
内レールを取替えるだけで容易に改造が行なえる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
１〜図３を用いて説明する。
１〜図３を用いて説明する。
【０００８】図１は本発明の乗客コンベア欄干の一実施
形態を示す乗客コンベアの要部側面図で、図２は図１の
Ａ−Ａ断面図で、図３は図１のＢ−Ｂ断面図である。
形態を示す乗客コンベアの要部側面図で、図２は図１の
Ａ−Ａ断面図で、図３は図１のＢ−Ｂ断面図である。
【０００９】図において、乗客コンベア１は乗客を運搬
するステップ２と、このステップ２に同期して移動する
ハンドレール３と、このハンドレール３を案内する案内
レール４と、ステップ２の側端に立設するとともに、案
内レール４が周端に装着される欄干５とで要部が構成さ
れており、また、乗降口６の端部に複数枚配列される櫛
板７の上方の欄干５Ａは略半円状に突出した凸状部が形
成されており、この凸状部は、案内レール４をハンドレ
ール３の屈曲可能範囲を考慮してハンドレール３が略半
円状に走行するように案内レール４も略半円状に突出さ
せる凸状部４Ａが形成されている。
するステップ２と、このステップ２に同期して移動する
ハンドレール３と、このハンドレール３を案内する案内
レール４と、ステップ２の側端に立設するとともに、案
内レール４が周端に装着される欄干５とで要部が構成さ
れており、また、乗降口６の端部に複数枚配列される櫛
板７の上方の欄干５Ａは略半円状に突出した凸状部が形
成されており、この凸状部は、案内レール４をハンドレ
ール３の屈曲可能範囲を考慮してハンドレール３が略半
円状に走行するように案内レール４も略半円状に突出さ
せる凸状部４Ａが形成されている。
【００１０】このように構成した本実施形態は、乗客が
エスカレーター１に乗り込む場合、まず乗降口６でハン
ドレール３を手で持ってステップ２へ歩き、櫛板７の手
前でハンドレール３が案内レール４の凸状部４Ａによっ
て上昇し、その頂上部である櫛板７の位置を境にしてハ
ンドレール３は下降する。このハンドレール３の上昇下
降に合わせて足を上げ下ろしするようにすれば、ステッ
プ２の移動にタイミングを取れない老人でも比較的バラ
ンスを保ちながらエスカレーターに乗ることができるの
で、エスカレーター１での老人の転倒事故を減少させる
ことができる。
エスカレーター１に乗り込む場合、まず乗降口６でハン
ドレール３を手で持ってステップ２へ歩き、櫛板７の手
前でハンドレール３が案内レール４の凸状部４Ａによっ
て上昇し、その頂上部である櫛板７の位置を境にしてハ
ンドレール３は下降する。このハンドレール３の上昇下
降に合わせて足を上げ下ろしするようにすれば、ステッ
プ２の移動にタイミングを取れない老人でも比較的バラ
ンスを保ちながらエスカレーターに乗ることができるの
で、エスカレーター１での老人の転倒事故を減少させる
ことができる。
【００１１】なお、本実施形態においては、エスカレー
ター１に乗り込むときを説明したが、降りるときも同様
であるので説明は省略する。
ター１に乗り込むときを説明したが、降りるときも同様
であるので説明は省略する。
【００１２】本実施形態によれば、欄干５に配設される
ハンドレール３の案内レール４Ａを取替えるだけで改造
できるので、改造に掛かる時間も短く費用も安価とな
る。
ハンドレール３の案内レール４Ａを取替えるだけで改造
できるので、改造に掛かる時間も短く費用も安価とな
る。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、ハンドレールを持った
年老いた乗客は、ハンドレールが凸状部となったとき、
乗降位置の目安となるのでこのとき足を踏み出すことで
ステップに乗ったり、ステップから降りることが不安な
く行なえるとともに、欄干のハンドレールの案内レール
を取替えるだけで容易に改造が行なえる。
年老いた乗客は、ハンドレールが凸状部となったとき、
乗降位置の目安となるのでこのとき足を踏み出すことで
ステップに乗ったり、ステップから降りることが不安な
く行なえるとともに、欄干のハンドレールの案内レール
を取替えるだけで容易に改造が行なえる。
【図１】本発明の乗客コンベアの欄干の一実施形態を示
す乗客コンベアの要部側面図である。
す乗客コンベアの要部側面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ断面図である。
１ エスカレーター ２ ステップ ３ ハンドレール ４ 案内レール ４Ａ 凸状部 ５、５Ａ 欄干 ６ 乗降口 ７ 櫛板
Claims (2)
- 【請求項１】 複数枚数無端状に連結したステップと同
期して移動するハンドレールを備えた乗客コンベアの欄
干において、乗降口の近傍にて前記欄干に前記ハンドレ
ールを凸状とする凸状部を備えたことを特徴とする乗客
コンベアの欄干。 - 【請求項２】 前記欄干の前記凸状部は、前記乗降口に
設けた櫛板の上方に位置する前記ハンドレールの案内レ
ールに設けたことを特徴とする乗客コンベアの欄干。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000321263A JP2002128444A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 乗客コンベアの欄干 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000321263A JP2002128444A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 乗客コンベアの欄干 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002128444A true JP2002128444A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18799419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000321263A Pending JP2002128444A (ja) | 2000-10-20 | 2000-10-20 | 乗客コンベアの欄干 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002128444A (ja) |
-
2000
- 2000-10-20 JP JP2000321263A patent/JP2002128444A/ja active Pending
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