JP2002128186A - フレキシブルコンテナ - Google Patents

フレキシブルコンテナ

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JP2002128186A
JP2002128186A JP2000319917A JP2000319917A JP2002128186A JP 2002128186 A JP2002128186 A JP 2002128186A JP 2000319917 A JP2000319917 A JP 2000319917A JP 2000319917 A JP2000319917 A JP 2000319917A JP 2002128186 A JP2002128186 A JP 2002128186A
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Tatsu Ide
達 井手
Nobutoshi Akahori
宣敏 赤堀
Susumu Yamazaki
山崎  進
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Okamoto Industries Inc
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Okamoto Industries Inc
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D88/00Large containers
    • B65D88/16Large containers flexible
    • B65D88/1612Flexible intermediate bulk containers [FIBC]
    • B65D88/1618Flexible intermediate bulk containers [FIBC] double-walled or with linings
    • B65D88/1625Flexible intermediate bulk containers [FIBC] double-walled or with linings with stiffening rigid means between the walls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65D88/00Large containers
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  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、内袋を内装した際において
積載効率の高いフレキシブルコンテナを提供することに
ある。 【解決手段】 周囲4面を面シート1aにより構成し、
この面シート1aの各接合辺同士の間に帯状の面取りシ
ート1bを介在し、この面取りシート1bの接合辺と、
上記面シートの各接合辺1a’,1b’とを接合するこ
とにより、平面視略8角形のコンテナ本体1を構成し、
該コンテナ本体1に内袋5を内装したものである。よっ
て、従来の平面視四角形のフレキシブルコンテナのよう
に、コンテナ本体内部の四隅部に隔膜を設けなくとも、
充填時におけるコンテナ本体1を四角形の四隅を面取り
した形状の8角形に保形できるので、従来のコンテナの
四隅部分に生じていた無駄な空間を無くし、収容物の積
載効率を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フレキシブルコ
ンテナの改良に関し、さらに詳しくは、内袋を具備する
積載効率のよいフレキシブルコンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のフレキシブルコンテナを
示している。このフレキシブルコンテナB1は、袋状の
コンテナ本体100を具備している。上記コンテナ本体
100は、ターポリン等のシート材を用いて外形が略円
柱状の袋体となるように構成してある。上記コンテナ本
体100は上面に収容物を注入する開閉口101を設
け、且つ同コンテナ本体100の下面には収容物を排出
する開閉口102を設けてある。また、上記コンテナ本
体100の上部外周面には、クレーンフック等を掛止す
る一対の吊りロープ103を対向する位置に設けてあ
る。
【0003】コンテナ本体100の上面側の開閉口10
1は、シート材からなる筒体101aと、閉じ蓋101
bとから構成してある。上記筒体101aは、コンテナ
本体100の上面及び下面に開設した開口部101’,
102'に一端口を接続すると共に、中間部の外周に縛
り紐105を設けてある。また、筒体101aは、縛り
紐105により中間部を縛って閉じ、先端側から巻き込
んで開口部101’内へ押し込むように構成してある。
【0004】また、閉じ蓋101bは、上記注入筒10
1a基端部の外周に沿って略台形に裁断した数枚の菊割
れ蓋106取り付けると共に、この菊割れ蓋106を構
成する各片の先端部間に亘って締めロープ107を挿通
してある。閉じ蓋101bは、上記締めロープ107を
締め付けることにより、各菊割れ蓋106が開口中心へ
向けて閉じ、前記した如く開口部101’内に押し込ん
だ筒体101aの外側を覆うことにより、開閉口101
を閉塞する。一方、コンテナ本体100の下面に設けた
開閉口102は、上記した注入口101と同様に、筒体
102aと締め蓋102bとから構成してある。
【0005】上記したように構成した略円柱形のフレキ
シブルコンテナB1は、トラック等の荷台に並列した状
態で順次積載すると、平面視略円形となるコンテナ本体
100同士の間に隙間が生じるので積載効率が低下する
のは否めない。上述したように、略円柱形に構成したコ
ンテナB1は積載効率に無駄があることから、図8にて
示すように、外形が略四角柱で断面が略四角形となるよ
うに保形したフレキシブルコンテナB2が提案されてい
る。このフレキシブルコンテナB2は、図9にて示すよ
うにコンテナ本体200内部の四隅部分に帯状の隔膜2
11を架設することにより、収容物を充填した状態にお
いて同コンテナ本体200が平面視略四角形に保持され
るように構成してある。また、上記隔膜211には任意
形状の通し孔212を穿設することで、内容物が隔膜2
11を通過してコンテナ本体200の四隅の部分まで埋
め尽くすように構成してある。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】ところで、従来のフレキシブルコンテナー
を使用する際には、コンテナ本体の内部に内袋を内装す
る場合がある。この内袋は、コンテナ本体の内面に付着
する塵や、コンテナ本体の表面に浮き出る可塑剤等が収
容物と直接触れることを防止するものであり、特に食品
や薬品の素材等を収容する場合に使用する。図8にて示
すように、内袋213は、ポリエチレン等の樹脂シート
を用いて筒状若しくは袋状に形成ししたものを本体の内
部に内装する。このような内袋213を上記した如く略
四角柱形に形成したフレキシブルコンテナB2に内装し
た場合、粉状若しくは粒子状の収容物を充填すると、同
内袋213が徐々に拡がってコンテナ本体200内部の
形状に沿って密着するように膨張する。しかし、上記し
たように内袋213を内装したコンテナ本体200内に
収容物を満杯状態まで充填すると、上記内袋213がコ
ンテナ本体200の四隅部分に架設した隔膜211に当
接した状態となるので、コンテナ本体200の四隅部分
に無駄な空間が生じてしまう。即ち、積載効率を考慮し
てコンテナ本体200を平面視略四角形に構成したこと
が無意味になってしまう。
【0007】本発明の課題は、内袋を内装した際の積載
効率の高いフレキシブルコンテナを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明のフレキシブルコンテナは、コンテナ本
体の周囲4面を面シートにより構成し、これら面シート
の各接合辺同士の間に比較的幅の小さな帯状の面取りシ
ートを介在する。そして、上記面取りシートの接合辺
と、コンテナ本体の周囲4面を構成する面シートの各接
合辺とを接合して、平面視略8角形のコンテナ本体を構
成する。また、上記コンテナ本体の上面及び下面の少な
くとも一方には開閉可能な開閉口を設け、該開閉口から
収容物を注入したり排出したりする。
【0009】請求項2記載のフレキシブルコンテナは、
上記コンテナ本体の内部に収容物を入れる内袋を内装し
て成るものであるから、この内袋内に収容物を注入した
際に、同内袋が徐々に膨らみ、平面視8角形のコンテナ
本体が満杯になるまで充填される。また、コンテナ本体
に内装した内袋内に充填された収容物とコンテナ本体の
内面との間には、内袋が介在するので、両者が直接的に
触れることはない。
【0010】請求項3記載のフレキシブルコンテナは、
上記内袋をコンテナ本体に対して着脱可能に内装して成
るものであるから、コンテナ本体内に内装する内袋を適
宜に交換することにより、コンテナ本体の内部が汚れる
のを防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図1乃至図3にて示すフレキシブル
コンテナAは、コーンスターチやでんぷん,薬品,樹脂,
セメント等の微粉末やペレットを収容するものである。
このフレキシブルコンテナAは、シート材を用いて平面
視略正方形の四隅部分の角を面取りして平面視略8角形
(略8角柱形)の袋状に構成したコンテナ本体1を有す
る。コンテナ本体1の上面には、収容物を注入する開閉
口2aを開設すると共に、同コンテナ本体1下面に同本
体1内に収容した収容物を排出するための開閉口2bを
開設してある。また、上記コンテナ本体1外周の上部に
はロープから成る4本の吊持体3を設けてある。
【0012】コンテナ本体1は、塩ビターポリン,EV
Aターポリン等から成るシート材を所定形状に裁断し、
これらのシート材同士の各接合辺同士を高周波ウエルダ
ーにて溶着若しくは接着することにより、略8角柱形の
袋体としてに形成してある。具体的には、図4にて示す
ように、コンテナ本体1周面の4面を矩形に裁断した4
枚の面シート1aと、これら面シート1aの各接合辺同
士の間に介在する4枚の面取りシート1bと、上下両面
を構成する略8角形形の上シート1c,下シート1dと
から構成してある。これらの各シート1a,1b,1c,
1dは、それぞれの接合縁同士を高周波ウエルダーによ
り溶着する。
【0013】即ち、コンテナ本体1の周囲4面を構成す
る4枚の面シート1aの両側縁の接合代1a'と、これ
ら面シート1aの間に介在する帯状の面取りシート1b
の接合代1b'とを適宜な幅にて重ね合わせて接合し、
その接合部を高周波ウエルダーにより溶着する。このよ
うに、各面シート1aの間に面取りシート1bを介在さ
せて各々の接合代1a',1b'を順次重ね合わせて接合
することにより、平面視略8角形となるコンテナ本体1
の周面を構成する。また、コンテナ本体1の上面と下面
に相当する開口部には、同コンテナ本体1の平面形に合
わせて8角形に裁断した上シート1cと、下シート1d
とを当てがい、その周囲8辺を各面シート1aと面取り
シート1bの上縁部及び下縁部に沿って接合して高周波
ウエルダーにより溶着することにより、略8各柱形に膨
張する袋状のコンテナ本体1を構成する。上記したコン
テナ本体1の上面及び下面の中心部には、開口20a,
20bを開設し、これらの開口20a,20bに上下の
開閉口2a,2bを取り付ける。尚、上記コンテナ本体
の容量等は任意に変更してもよい。また、本実施例にお
いては、コンテナ本体1の上面側に設ける開閉口2aに
おいて、筒体22の中間部を縛り紐により縛り付けるよ
うに構成したが、筒体を閉じる構造としては筒体の開口
にパースチャックを取り付けて開閉可能に構成してもよ
い。
【0014】開閉口2a,2bは、収容物を注入,排出
する部分であり、同様に構成してあるため、その構造
は、上部の開閉口2aに基づいて説明する。開閉口2a
は、閉じ蓋20により開閉自在に構成してある。閉じ蓋
20は、コンテナ本体1の上面中心部に開設した開口2
0aに接続する筒体22と、上記開口20aの外周に沿
って設ける6枚の菊割れ蓋23と、上記菊割れ蓋23と
筒体22との間に取り付ける蓋体24とから構成してあ
る。開閉口2aの筒体22は、コンテナ本体1と同じ材
質のターポリンシートを用いて構成した筒状体であり、
上記した如くコンテナ本体1の上面に開設した開口20
aと同径の円筒形に構成し、その一端口縁を上記開口2
0aの口縁部に対して高周波ウエルダー若しくは接着す
ることにより取り付けてある。
【0015】図1及び図5にて示すように、筒体22は
展開状態にて上方へ延出し、その中間部分を縛り紐25
にて縛って閉じるように構成してある。縛り紐25は細
帯状に構成し、その中間部を上記筒体22外周面に止着
してある。縛り紐25は、上記筒体22の中間部外周を
締め込みながら巻き付けた上で先端部を面ファスナー2
5aにより止着することで、巾着の様に閉じ、筒体22
を収容物が通過できない状態とする。上記した如く縛り
紐25によって中間部を閉じた筒体22は、先端開閉口
から順次折り畳んで開口20a内に収納する。そして、
上記開口20aの表側に蓋体24を当てがう。
【0016】上記閉じ蓋20は、筒体22の基端部の外
周に沿って略台形に裁断した数枚の菊割れ蓋23を取り
付けると共に、この菊割れ蓋23を構成する各片の先端
部間に亘って締めロープ23aを挿通してある。閉じ蓋
20は、上記締めロープ23aを締め付けることによ
り、各菊割れ蓋23が開口中心へ向けて閉じ、前記した
如く開口20a内に押し込んだ筒体22及び蓋体24を
外側から覆うことで、開閉口2aを閉塞する。尚、前述
した如く、コンテナ本体1下面の開閉口2bは、上記し
た上面側の開閉口2aと同様に構成してある。従って、
開閉口2bの構造説明は省略する。
【0017】コンテナ本体1の四面の中央に設けた吊持
体3は、クレーンフックやフォークリフトのフォークを
掛けて吊持するためのものである。吊持体3は、コンテ
ナ本体1上部の四面中央に止着する4本の吊りベルト3
1と、これら吊りベルト31の先端部間に挿通させるU
字状の吊りロープ32とにより構成してある(図2)。
上記した如く構成したフレキシブルコンテナAは、この
まま使用してもよいが、この実施例の場合、上記コンテ
ナ本体1の内部に内袋5を内装して使用する。内袋5
は、ポリエチレン等の合成樹脂シートを筒状に形成して
なり、図1,図5にて示すように、上下一方の開閉口2
a,2bから装入し、コンテナ本体1の内部に収納す
る。上記したようにコンテナ本体1に内装した内袋5の
上部及び下部は、開閉口2a,2bの筒体22の内部に
小径に絞った状態で内装し、同筒体22と共に縛り紐2
5により締め付けられ、筒体22と共に折り畳むように
構成してある。
【0018】上記内袋5は、コンテナ本体1の内周長と
略同じ長さの外周長を有し、同コンテナ本体1内に収容
物を充填した状態にてコンテナ本体1の内面に密着する
ように構成してある。上記したフレキシブルコンテナA
に収容物を注入する際には、クレーン等のフック(図示
せず)にコンテナ本体1の吊りベルト31を掛止して適
宜に引き上げ、空のフレキシブルコンテナ本体1の底面
が床面に接触した状態で吊持する。次いで開いた状態の
上部の開閉口2a内にホッパー(図示せず)を挿入し、
上部の筒体22内に嵌装した内袋5の上部口から収容物
を注入する。
【0019】上記したように、下部開閉口2bを閉じた
状態にて、上部の開閉口2aから収容物を注入すると、
内袋5内に収納物が徐々に充填されて同内袋5が徐々に
膨張し、満杯状態ではコンテナ本体1の内面に密着した
状態となる(図3,図5)。コンテナ本体1が満杯にな
るまで収容物を充填すると、コンテナ本体1の四隅部分
に配した面取りシート1bによりコンテナ本体1を平面
視略8角形に保形できる。よって、上記したように、内
袋5を内装した状態においては、従来の平面視略四角形
のコンテナと同様な容量を維持できる。さらに、ポリエ
チレン等の合成樹脂シートから成る内袋5を内装するこ
とにより、コンテナ本体の内面に付着した塵やシート内
面に浮き出す可塑剤等が直接収容物に触れることがない
ので、食品や薬品等の収容物を取り扱う場合に好適であ
る。
【0020】また、内袋5は、コンテナ本体1内に装入
しただけであるから、簡単に引き出すことができ、何回
か使用して汚れや傷が付いた場合、若しくは前回と全く
異なる収納物を充填する場合等に、新たなものと交換す
る。このように内袋5を交換しながら使用を続けること
で、コンテナ本体1の内面が汚れるのを効果的に防止す
ることができる。通常、フレキシブルコンテナは定期的
に洗浄してコンテナ本体に付着した汚れを落とすが、本
実施例のフレキシブルコンテナAにおいては、汚れが少
ないので定期的に行なう洗浄の回数も少なくて済み、洗
浄コストも削減できる。
【0021】尚、上記した実施例のフレキシブルコンテ
ナAは、塩ビターポリン,EVAターポリン等から成る
タ−ポリン構造のシート材を用いてコンテナ本体1を構
成したが、本願のフレキシブルコンテナは既存のどのよ
うなシートを用いて構成してもよく、ゴム引布等を用い
て構成しても良い。本願のフレキシブルコンテナは、内
袋をコンテナ本体に内装した状態にて部分的に溶着や接
着してコンテナ本体内に固定してもよい。この場合の内
袋は、耐久性のある合成樹脂シートやメッシュ等を使用
したものが適している。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフレキシ
ブルコンテナは、コンテナ本体の周囲4面を構成する面
シートと、この面シートの各接合辺同士の間に介在する
帯状の面取りシートの各接合辺同士を接合して平面視略
8角形のコンテナ本体を構成するものであるから、従来
の平面視四角形のフレキシブルコンテナのように、コン
テナ本体内部の四隅部に隔膜を設けなくとも、充填時に
おけるコンテナ本体を四角形の四隅を面取りした形状の
8角形に保形することができるので、積載効率を高い水
準で維持できる。また、平面視円形のフレキシブルコン
ナと比較すると底面積が大きくなるので、同じ容量の円
柱形コンテナと比較すると、コンテナ本体の高さを抑え
ることができるので、トラックの荷台等に積載する際に
安定した状態で段積みすることができる。
【0023】請求項2記載のフレキシブルコンテナのよ
うに、上記コンテナ本体の内部に収容物を入れる内袋を
内装した場合には、同内袋内に収容物を注入して平面視
8角形のコンテナ本体が満杯になるまで充填した際に、
同コンテナ本体の四隅部分に配した面取りシートによ
り、コンテナ本体を平面視略8角形に保形できる。よっ
て、内袋を内装した状態において、従来の平面視略四角
形のコンテナと同様な容量を維持できると共に、従来の
コンテナに内袋を内装した際に無駄となっていた隔膜や
コンテナ本体四隅部分の部材を省くことができるので、
製造コストの面でも有利である。さらに、コンテナ本体
の内面と、収容物との間に例えば合成樹脂シートから成
る内袋を介在することにより、コンテナ本体の内面に付
着した塵や、コンテナ本体を構成するシートに含まれる
可塑剤等に直接収容物に触れることがないので、食品や
薬品等の収容物を取り扱う場合に有効である。
【0024】請求項3記載のフレキシブルコンテナは、
上記内袋をコンテナ本体に対して着脱可能に内装して成
るものであるから、コンテナ本体に内装する内袋を適宜
に交換することにより、コンテナ本体内部が汚れるのを
防止して、衛生を求められるフレキシブルコンテナの洗
浄作業を大幅に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施したフレキシブルコンテナを一
部切欠して示す正面図。
【図2】 同フレキシブルコンテナを吊持して下側の開
閉口から内容物を排出している状態を示す斜視図。
【図3】 図2におけるIII-III 線断面図。
【図4】 コンテナ本体の分解した状態を示す斜視図。
【図5】 収容物を充填する前の状態のフレキシブルコ
ンテナを一部切欠して示す正面図。
【図6】 収納物を下側の開閉口から排出している状態
を一部切欠して示す正面図。
【図7】 従来のフレキシブルコンテナを示す正面図。
【図8】 断面四角形形に構成した従来のフレキシブル
コンテナを示す横断平面図。
【図9】 同フレキシブルコンテナのコーナー部に設け
た隔膜を一部切欠して示す斜視図。
【符号の説明】
A・・・フレキシブルコンテナ 1・・・コンテナ本体 1a・・・面シート 1b・・・面取りシート 1c・・・上シート 1d・・・下シート 2a,2b・・・開閉口 20a,20b・・・開口 22・・・筒体 5・・・内袋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 進 千葉県市原市姉崎海岸5の1 住友化学工 業株式会社内 Fターム(参考) 3E070 AA31 AB10 AB11 AB12 AB15 DA10 KB02 KC01 KC02 QA08 RA01 RA30 WK01 WK06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲4面を面シートにより構成し、且つ
    これら面シートの各接合辺同士の間に帯状の面取りシー
    トを介在し、この面取りシートの接合辺と、上記面シー
    トの各接合辺とを接合することにより、平面視略8角形
    のコンテナ本体を構成し、該コンテナ本体の上面及び下
    面の少なくとも一方に開閉可能な開閉口を設けてなるフ
    レキシブルコンテナ。
  2. 【請求項2】 コンテナ本体の内部に収容物を入れる内
    袋を内装して成る請求項1記載のフレキシブルコンテ
    ナ。
  3. 【請求項3】 上記内袋をコンテナ本体に対して着脱可
    能に内装して成る請求項2記載のフレキシブルコンテ
    ナ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015182787A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 株式会社三洋 自立型フレコン
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