JP2002128046A - 合成樹脂シート製の包装用容器 - Google Patents

合成樹脂シート製の包装用容器

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 合成樹脂製のシート素材を膨出成形させた容
器の、閉蓋時の作業性が優れた包装用容器の提供。 【解決手段】 容器本体1と該容器本体を覆って密閉す
る蓋体2とが一側の折り曲げ部5を介して一連に形成
し、これら容器本体と蓋体の何れか一方に、商品収容凹
部11,21の外周部に垂直方向に突出し周方向全周に
凸条3が形成され、他方に、該凸条の外側側壁面33と
略密着嵌合する形状及び大きさとした内側側壁面43を
備え全周に凹段部4が形成され該凹段部が、前記折り曲
げ部側に立ち上げた突条4aの内周面と、遊端縁6側に
凹入部4bの内周面と、折り曲げ部側が高く遊端縁側が
低くされた傾斜突条4c,4cと折り曲げ部側の凹入深
さが浅く遊端縁側の凹入深さが深くされた傾斜凹入部4
d,4dとで形成された内周面とからなる内側側壁面4
3を備える、構造としたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に知られてい
る合成樹脂シートを膨出成型させて容器本体と蓋体とを
一連となるように成型した包装用容器に関し、小物商品
や卵、食品等を包装し展示するために用いる容器に関
し、包装作業が容易迅速に行い得るものでありながら、
閉蓋後はほぼ十分な密閉性を保持させておくことができ
るようにした合成樹脂シート製の包装用容器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】小物商品や卵、食品等を包装し展示する
容器は、例えば鶏卵のようにサルモネラ菌等によって汚
染されている可能性のある商品を包装する場合には、周
囲の食品を汚染しないように配慮し、又、逆に周囲から
の汚染を忌避する必要があり、閉蓋姿勢において容器内
の密閉性が良好であることが要求される。かかる場合の
合成樹脂シート素材を膨出成型させてなる従来の容器
は、大別すると、容器本体と蓋体とが別体となってお
り、容器本体の商品収容凹部の開口部外周縁には蓋体の
外周縁部と気密状に嵌合し得る連続した凸条が、又、蓋
体には前記凸条と気密状に嵌合し得る連続した凹溝若し
くは凹段部を設け、閉蓋時には凸条と凹溝若しくは凹段
部とを嵌合させて気密性を保持させる構造のものと、凸
条と凹溝若しくは凹段部とによる密閉構造は同じである
が、生産性をよくする目的で、容器本体と蓋体とを折り
曲げ部を介して一つの連続体とした構造の容器が存在す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の包装
用容器のうち、前者の容器本体と蓋体とが別体となって
いる容器では、包装工程に於いて容器本体と蓋体を別々
にコンベヤーに供給することとなるので作業能率が低下
することは避けられず、又、製造するに際しても工数が
増加するだけで無く、在庫管理にも手数を要するという
欠点があった。又、後者の容器本体と蓋体とを折り曲げ
部を介して一連とした容器では、前者に見られた製造工
数の増大や在庫管理の手数の増加に対しては多少の改善
が見られるが、包装工程に於いてコンベヤー上で治工具
によって蓋体の自由端部を持ち上げ、反転させて容器本
体の上に覆い被せるようにして閉蓋するときに、前述し
た凸条と凹溝又は凹段部の夫々の角稜が引っ掛かった
り、或いは気密性を完全にするためには嵌合が緩かに且
つ作業が滑らかに進行しないことがあるという解決すべ
き課題を有していた。
【0004】そこで、本発明者は、従来の一連とした容
器と変わらない生産性と低廉な価格、並びに機能を有
し、且つ包装時の作業性が優れ、閉蓋時に容器本体と蓋
体との密閉性を良好とし、いかなる時でも信頼性を高め
且つ安定した包装状態を期待する事ができる合成樹脂シ
ート製の包装用容器を提供する事を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するために
講じた本発明の包装用容器の構成を、実施例を示す図面
と共通の符号を用いて説明すると、合成樹脂製のシート
素材を膨出成型させ、容器本体1と該容器本体1を覆っ
て密閉する蓋体2とが一側の折り曲げ部5を介して一連
に形成されている包装用容器であって、これら容器本体
1と蓋体2との何れか一方に、商品収容凹部11,21
の外周部に垂直方向に向かって突出し周方向全周に亘っ
て連続した凸条3が形成され、何れか他方に、該凸条3
の外側側壁面33と略密着嵌合する形状及び大きさとし
た内側側壁面43を備え全周に亘って連続した凹段部4
が形成され、該凹段部4が、前記折り曲げ部5側におい
て立ち上げた突条4aの内周面と、該折り曲げ部5と対
向する遊端縁6側において外周フランジ41面から凹入
させた凹入部4bの内周面と、前記折り曲げ部5と直交
する側において折り曲げ部5側が高く遊端縁6側が低く
された傾斜突条4c,4cと折り曲げ部5側の凹入深さ
が浅く遊端縁6側の凹入深さが深くされた傾斜凹入部4
d,4dとで形成された内周面とからなる内側側壁面4
3を備え、閉蓋時において、一方に形成した連続凸条3
の折り曲げ部5側の外周面と、他方に形成した折り曲げ
部5側に立ち上げた突条4aの内周面とが最初に対向す
る構造としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を実施するに当たっては、
合成樹脂シートを素材とし、従来と同じくブロー成型手
段またはバキューム成型手段若しくはこれらの両手段に
よって容器としての所定の商品収容凹部を形成する。合
成樹脂シートは、この様な容器に対して従来から用いら
れているシート材であればいかなる種類のものでも使用
できるが、合成樹脂シートの素材をPET(ポリエチレ
ンテレフタレート)樹脂とすると廃材リサイクルが可能
であり、又、焼却処理する場合でも発熱量が少いので、
焼却炉の損傷が少なく、且つダイオキシン等の有害物質
の生成を防いで公害問題の発生を防止し得る。また、実
施に当たっては、前記容器本体1と蓋体2との何れかに
形成した凸条3と他方に形成した凹段部4との、両部が
相互に対向接触する部分に、閉蓋時において、互いに係
合する小突起32,46または小窪みが形成されている
ものとし、自然開蓋することなく閉蓋状態を確実に維持
させておくことができるようにしておくのが好ましい。
【0007】容器本体1には、商品収容凹部11が形成
されるが、形状は収容される商品に適した形状とすれば
よい。第1実施例では鶏卵容器を事例としているので、
鶏卵の下半部を収容する凹部が2段3列計6個配列形成
されている鶏卵容器を示してある。しかしながら、本発
明の容器は、図11に例示したように、鶏卵容器以外の
容器にも実施できるものである。
【0008】
【実施例】以下本発明の詳細を図に示した実施例に基き
説明する。図1は本発明の第1実施例の開蓋状態を示し
た斜視図、図2乃至図5は夫々同背面図、平面図、正面
図、右側面図であり、図6は図2に於けるA−A線に沿
った断面図、図7及び図8は、閉蓋直前と閉蓋状態とを
示す側面図、図9及び図10は閉蓋状態の側面方向の縦
断面図及び長手方向の中央縦断面図である。
【0009】図1乃至図10に示される第1実施例は、
容器本体1の内部に鶏卵の収容凹部11が3か所づつ2
列に配列せられ、卵が6個収容できる包装用容器であ
る。容器本体1には、本実施例では6個の収容凹部11
を相互に隔離する支柱部12が2か所に、また、パック
内部での卵の移動を抑制すると共に、容器本体の剛性を
高めるための隔壁13が形成されている。当該支柱部1
2の頂部には蓋体2の突出部22の係合突起24と係合
する凹陥部14が形成されている。又、収容凹部11の
外周に垂直断面が台形である凸条3が収容凹部11を取
り囲むようにして連続して形成され、又、凸条3の外側
側壁面の下端部の、前記折り曲げ部5を除いた3辺に水
平方向に広がるようにして外周フランジ31が形成され
ている。
【0010】蓋体2には、卵の上半分を覆う収容凹部2
1内に、円錐台形の突出部22が2所形成されていて、
該突出部22の先端の頂部には係合突起24が形成され
ている。係合突起24は、先端は前記凹陥部14に挿入
しやすいように傾斜の少ない円錐面とし、頂部からの立
上がり部は傾斜が急峻な円錐面となっている。この係合
突起24と凹陥部14とは閉蓋時に隙間なく嵌合し位置
決めし得る寸法関係に形成され、閉蓋時の容器全体の剛
性を高めている。この収容凹部21の外周部には、前記
凸条3と嵌合してこれを内包する凹段部4が全周に亘っ
て連続的に形成されている。この凹段部4は、前記折り
曲げ部5側において、上方に向かって立ち上げた突条4
aの内周面と、該折り曲げ部5と対向する遊端縁6側に
おいて、外周フランジ41面から下方に凹入させた凹入
部4bの内周面と、前記折り曲げ部5と直交する左右の
側において、折り曲げ部5側が高く遊端縁6側が低くさ
れた傾斜突条4c,4cと、これの延長上において折り
曲げ部5側の凹入深さが浅く、遊端縁6側の凹入深さが
深くされた傾斜凹入部4d,4dとで一連の面に形成さ
れた内周面とによって、四周に連続的に形成された内側
側壁面43を備えた構造としてある。
【0011】また、前記凸条3の四隅部分には、それぞ
れの外周面で高さ方向の上半部に水平方向に長い線状小
突起32…を形成することによって高さ方向の下半部に
横溝状となる窪みを形成し、また、凹段部4の四隅に
も、その内周面にこの横溝状と嵌合する水平方向に長い
線状小突起46…を形成して、閉蓋時にこれらの小突起
32…,46…どうしが高さ方向において係合し、開蓋
方向への相対移動を阻止するようにしてある。
【0012】而して、閉蓋時において、一方に形成した
連続凸条3が、その折り曲げ部5側の外周面と、他方に
形成した折り曲げ部5側に立ち上げた突条4aの内周面
とが最初に対向し、続いて左右両側に形成してある、折
り曲げ部5側を高く遊端縁6側を低くした傾斜突条4
c,4cと面接触しながら、この延長上において折り曲
げ部5側の凹入深さを浅く遊端縁6側の凹入深さを深く
した傾斜凹入部4d,4dと一連に面接触し、最後に、
折り曲げ部5と対向する遊端縁6側において凹入形成し
た凹入部4bの内周面と面接触することとなる。したが
って、四周に形成された従来の容器のように、四周がほ
ぼ同時に嵌合する容器に比して、嵌合部がほぼ密着する
程度に緊密に作られていても、容器本体1と蓋体2との
閉蓋操作が折り曲げ部5側から遊端縁6側に向かって極
めて円滑に順次的に嵌合させることが出来る。
【0013】即ち、換言すると、該第1実施例に示した
包装用容器によって商品の包装を行う場合、容器本体1
に蓋体2が覆い被さる過程に於いて、容器本体1側の凸
条3に対して蓋体2側の凹段部4を外嵌させる場合、嵌
合の開始時点では折り曲げ部5側ではゆとりを持って無
理なく嵌合を開始し、容器の両側において徐々に凸条3
に対する凹段部4の拘束力が増大して遊端縁6側に至
り、閉蓋完了時には隙間なくほぼ完全な密閉状態に嵌合
させることができる。従って、閉蓋作業を機械によって
自動化させるに際して、ほぼ密閉嵌合であるにも拘わら
ず、作業障害が発生することがなく、閉蓋作業の完了後
に蓋体が自然解放して閉蓋状態を維持させておくことが
できないという事態の発生も回避できる。また、該実施
例に示した容器にあっては、閉蓋後は、凸条3と凹段部
4の四隅に設けられた線状小突起32…,46…どうし
が係合し、安定して閉蓋状態を維持する。
【0014】図11は第2実施例であって、鶏卵4個を
収容する包装用容器である。また、図12は第3実施例
であって、鶏卵10個を収容する包装用容器である。こ
れらは共に、前記第1実施例の場合と同様に、蓋体2の
両側縁部42,42に、前記第1実施例で説明したと同
様の、傾斜突条4c,4cを形成してある構造としたも
のである。尚、これらの第1〜第3の各実施例では、蓋
体2の天板部分の四隅部分に、容器本体1の底部を積み
重ねたとき、横ずれ落下を防止する突起を設けてある。
【0015】図13は第4実施例を示す斜視図である。
この第4実施例は鶏卵以外の一般の商品を包装すること
を目的とする容器であって、その収容凹部11,21は
支柱や仕切りのない単純な形状をしている。また、この
実施例では容器本体1に凹段部4が、蓋体2に凸条3が
形成されている構造としたものである。
【0016】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、例えば、容器の全体形
状は方形のもののみに限らず、円形や長円形等の容器で
あっても同様に実施できるものであり、蓋体は前記凸条
またはこれと嵌合する凹段部を備えていて、容器本体に
形成された商品収容凹部を覆う形状を備えたものであれ
ばよく、本発明にいう構成要件を備え、本発明にいう目
的を達成し、以下にいう発明の効果を有する範囲内にお
いて適宜改変して実施することができるものである。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
発明にいうところのシート状素材で成型した包装用容器
にあっては、容器本体と蓋体との何れか一方に、商品収
容凹部の外周部に垂直方向に向かって突出し周方向全周
に亘って連続した凸条が形成され、何れか他方に、該凸
条の外側側壁面と略密着嵌合する形状及び大きさとした
内側側壁面を備え全周に亘って連続した凹段部が形成さ
れ、該凹段部が、前記折り曲げ部側において立ち上げた
突条の内周面と、該折り曲げ部と対向する遊端縁側にお
いて外周フランジ面から凹入させた凹入部の内周面と、
前記折り曲げ部と直交する側において折り曲げ部側が高
く遊端縁側が低くされた傾斜突条と折り曲げ部側の凹入
深さが浅く遊端縁側の凹入深さが深くされた傾斜凹入部
とで形成された内周面とからなる内側側壁面を備えたも
のとしてあるので、閉蓋時において、一方に形成した連
続凸条の折り曲げ部側の外周面と、他方に形成した折り
曲げ部側に立ち上げた突条の内周面とが最初に対向し、
続いて、左右両側に形成してあるところの、折り曲げ部
側を高く遊端縁側を低くした傾斜突条と順次的に確実に
面接触しながら、この延長上に形成してあるところの、
折り曲げ部側の凹入深さを浅く遊端縁側の凹入深さを深
くした傾斜凹入部と一連に面接触し、最後に、折り曲げ
部と対向する遊端縁側に形成してある凹入部の内周面と
面接触することとなる。そのため、凹凸嵌合部が、四周
全体において同一平面上に形成されている従来の容器の
ように、四周がほぼ同時に嵌合するものではないので、
嵌合部どうしがほぼ密着する程度に緊密に作られている
容器であっても、容器本体と蓋体との閉蓋操作を、折り
曲げ部側から遊端縁側に向かって極めて円滑に順次的に
嵌合させることができる。よって、閉蓋作業を機械によ
って自動化させるに際しても、蓋体の押圧抵抗が、一時
的同時的ではなく順次的経時的であるので、作業障害が
発生することなく容易に確実にできる利点がある。
【0018】また、容器本体と蓋体との何れかに形成し
た凸条と他方に形成した凹段部との対向接触面に、閉蓋
時において、互いに係合する小突起と小突起または小窪
みを形成してあるものにあっては、これらの互いに係合
する小突起と小突起または小窪みどうしが係合して、自
然開蓋することなく閉蓋状態を確実に維持させておくこ
とができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の容器を示す開蓋状態の斜視図。
【図2】同開蓋状態の背面図。
【図3】同開蓋状態の平面図。
【図4】同開蓋状態の正面図。
【図5】同開蓋状態の右側面図。
【図6】図3に示したA−A線断面図。
【図7】閉蓋直前の状態を示す拡大側面図。
【図8】閉蓋状態を示す拡大側面図。
【図9】閉蓋状態の中央縦断側面図。
【図10】閉蓋状態の長手方向縦断面図。
【図11】第2実施例の容器を示す開蓋状態の斜視図。
【図12】第3実施例の容器を示す開蓋状態の斜視図。
【図13】第4実施例の容器を示す開蓋状態の斜視図。
【符号の説明】
1 容器本体 11 商品収容凹部 2 蓋体 21 商品収容凹部 3 凸条 31 外周フランジ 32 線状小突起 33 外側側壁面 4 凹段部 41 外周フランジ 43 内側側壁面 46 線状小突起 4a 突条 4b 凹入部 4c 傾斜突条 4d 傾斜凹入部 5 折り曲げ部 6 遊端縁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製のシート素材を膨出成形さ
    せ、容器本体(1)と該容器本体(1)を覆って密閉する蓋体
    (2)とが一側の折り曲げ部(5)を介して一連に形成されて
    いる包装用容器であって、これら容器本体(1)と蓋体(2)
    との何れか一方に、商品収容凹部(11),(21)の外周部に
    垂直方向に向かって突出し周方向全周に亘って連続した
    凸条(3)が形成され、何れか他方に、該凸条(3)の外側側
    壁面(33)と略密着嵌合する形状及び大きさとした内側側
    壁面(43)を備え全周に亘って連続した凹段部(4)が形成
    され、該凹段部(4)が、前記折り曲げ部(5)側において立
    ち上げた突条(4a)の内周面と、該折り曲げ部(5)と対向
    する遊端縁(6)側において外周フランジ(41)面から凹入
    させた凹入部(4b)の内周面と、前記折り曲げ部(5)と直
    交する側において折り曲げ部(5)側が高く遊端縁(6)側が
    低くされた傾斜突条(4c),(4c)と折り曲げ部(5)側の凹
    入深さが浅く遊端縁(6)側の凹入深さが深くされた傾斜
    凹入部(4d),(4d)とで形成された内周面とからなる内側
    側壁面(43)を備え、閉蓋時において、一方に形成した連
    続凸条(3)の折り曲げ部(5)側の外周面と、他方に形成し
    た折り曲げ部(5)側に立ち上げた突条(4a)の内周面とが
    最初に対向する構造とされている合成樹脂シート製の包
    装用容器。
  2. 【請求項2】 凸条(3)と凹段部(4)との相互に対向接触
    する部分に、閉蓋時において、互いに係合する小突起(3
    2),(46)が形成されている請求項1に記載の合成樹脂シ
    ート製の包装用容器。
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Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0397053U (ja) * 1990-01-22 1991-10-04
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