JP2002126609A - 塗布装置、部品アセンブリ装置、及び塗布方法 - Google Patents

塗布装置、部品アセンブリ装置、及び塗布方法

Info

Publication number
JP2002126609A
JP2002126609A JP2000322620A JP2000322620A JP2002126609A JP 2002126609 A JP2002126609 A JP 2002126609A JP 2000322620 A JP2000322620 A JP 2000322620A JP 2000322620 A JP2000322620 A JP 2000322620A JP 2002126609 A JP2002126609 A JP 2002126609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
coated
holding
chemical solution
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000322620A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3924423B2 (ja
Inventor
Toshihisa Nagasawa
寿久 長沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Toppan Circuit Solutions Toyama Inc
Original Assignee
NEC Toppan Circuit Solutions Toyama Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Toppan Circuit Solutions Toyama Inc filed Critical NEC Toppan Circuit Solutions Toyama Inc
Priority to JP2000322620A priority Critical patent/JP3924423B2/ja
Publication of JP2002126609A publication Critical patent/JP2002126609A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3924423B2 publication Critical patent/JP3924423B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 線状被塗布体の所定領域に塗料、薬液を制御
性良く塗布できる塗布装置を提供する。 【解決手段】 本装置40は、2本の挟持体42と、挟
持体を接近、離間させる第1駆動機構44と、挟持体及
び第1駆動機構を搭載して、被塗布体に向かって前進、
後退するキャリッジ46と、キャリッジを前進、後退さ
せる第2駆動機構48と、第1駆動機構と第2駆動機構
とを連動させる連動機構50と、先端部56同士が接触
した時点で、先端部間に所定量の薬液を供給する薬液供
給装置52とを有する。挟持体は、先端部を備え、離間
自在に相互に接近して先端部同士を接触させ、また先端
部間に線状被塗布体を挟持させる。キャリッジが第1の
位置にあるとき、先端部同士が接触し、接触した先端部
間に薬液供給装置から薬液が所定量供給され、キャリッ
ジが第2の位置に前進したとき、先端部は離間し、キャ
リッジが第3の位置に前進したとき、先端部は相互に接
近して被塗布体を挟持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗布装置及び部品
アセンブリ装置に関し、更に詳細には被塗布体の所定領
域に所定量の薬液を制御性及び精度良く塗布する塗布装
置、及び塗布した部品を組み立てる部品アセンブリ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品の製造工程では、塗布装置を使
って電子部品本体或いは電子部品のリード等に塗料、薬
液等の液体、流動体を塗布することが多い。従来、大型
電子部品の塗装には、スプレー塗布法、刷毛塗り法、浸
漬塗布法等が採用されているが、小型電子部品、特に小
型電子部品の細かな部位等の塗布は技術的に難しい面が
多々あった。
【0003】ここで、図14を参照して、固体電解コン
デンサのリードを塗装する際に使用する従来の塗布装置
の構成及び使用方法を説明する。図14(a)及び
(b)は、それぞれ、従来の塗布装置の構成を示す模式
的平面図及び模式的側面図である。図14に示す塗布装
置10は、固体電解コンデンサのリードの所定領域に塗
料、例えば撥水剤を塗布する塗布装置である。
【0004】塗布装置10の塗布対象となる固体電解コ
ンデンサ12は、図15に示すように、リードを突出さ
せた、直方体からなるペレット状小型固体電解コンデン
サであって、横Wが0.6mm、縦Lが0.4mmのリ
ード突出面14を有し、高さHが0.6mmの固体電解
コンデンサ本体16と、リード突出面14から突出して
いる直径0.15mmのリード18とを備えている。図
15は固体電解コンデンサの構成を示す斜視図である。
固体電解コンデンサ12の本体16を電解質水溶液に浸
漬する工程で、電解質水溶液が表面張力によってリード
18を濡らして登って来ないように、本塗布装置10を
使った塗装では、リード突出面14から所定距離Sだけ
離隔した位置から上方の長さAの所定領域に撥水剤を塗
布することが要求されている。
【0005】従来の塗布装置10は、図14(a)に示
すように、間隙に固体電解コンデンサ12の列を通過さ
せるように、相互に離隔して配置された2個の塗布板2
0A、Bと、塗布板20A、Bにそれぞれ撥水剤を供給
する撥水剤供給機構22A、Bとを備えている。塗布板
20A、Bは、円板状の板体であって、相互に平行な2
本の回転軸24の周りに、相互に反対方向に回転するよ
うに構成されていて、図14(a)及び(b)に示すよ
うに、固体電解コンデンサ12のペレット16の下のリ
ード18を挟むような配置で設けられている。撥水剤供
給機構22A、Bは、それぞれ、シリンジ状の撥水剤送
出器26と、撥水剤送出器26から伸びて、リード導入
側で塗布板20A、B上に撥水剤を吐出させるノズル2
8とを備えている。
【0006】多数個の固体電解コンデンサ12が、図1
4(b)に示すように、等間隔で各固体電解コンデンサ
12のリード18の先端を帯状のホルダー30に接合さ
せることにより、電解コンデンサ列として形成されてい
る。ホルダー30を塗布板20A、B間で走行させるこ
とにより、塗布板20A、B上に供給された撥水剤がリ
ード18に転写され、リード18に塗布される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の塗布装置によるリードの塗布には、以下のような問題
があった。第1には、リード突出面から所定距離Sだけ
離隔した位置からリードに所定長Aだけ撥水剤を塗布す
るように制御して、撥水剤をリードに塗布することが難
しく、所定距離S及び所定長Aに対する精度の要求を満
足させることが極めて難しいことである。第2には、リ
ード1本当たりの撥水剤の塗布量がばらつくことであ
る。つまり、或るリードへの撥水剤の塗布量は所定量よ
り多くなり、別のリードへの撥水剤の塗布量は所定量よ
り少なくなり、塗布量を制御することが難しかった。
【0008】つまり、上述した従来の塗布装置は比較的
大きな電子部品の塗布には適用できるものの、固体電解
コンデンサのリードのような極めて微細な部位の所定領
域に撥水剤を制御性良く塗布することは難しかった。上
述の例では、撥水剤を固体電解コンデンサのリードに塗
布する際の問題を指摘したが、この問題は、この例に限
らず、一般に、線状被塗布体に塗料を塗布する際には、
普遍的に該当する問題である。
【0009】そこで、本発明の目的は、線状被塗布体の
所定領域に塗料、薬液を制御性良く塗布できる塗布装置
を提供することであり、更にはそのような塗布装置と組
み合わせた部品アセンブリ装置を提供することである。
更には、本発明の目的は、線状被塗布体の所定領域に塗
料、薬液を制御性良く塗布できる塗布方法を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、二つのこと
に着目した。第1には、リードの所定領域を撥水剤で濡
れた2枚の面で挟持することにより、リードの所定領域
に撥水剤を転写し、塗布することである。第2には、2
枚の面を接触させ、2枚の面の接触部に所定量の撥水剤
を滴下して、毛細管現象により撥水剤を2枚の面の間に
浸透させて2枚の面を撥水剤で濡らすことにより所定量
の撥水剤を2枚の面に供給し、撥水剤で濡れた2枚の面
でリードの所定領域を挟持することにより撥水剤をリー
ドに転写、塗布することである。そして、本発明者は、
この着目点に基づいて実験を繰り返し、本発明を発明す
るに到った。
【0011】上記目的を達成するために、上述の知見に
基づいて、本発明に係る塗布装置は、被塗布体に薬液を
塗布する塗布装置であって、先端部を備え、離間自在に
相互に接近して、先端部同士を接触させ、また先端部間
に線状被塗布体を挟持させる2本の挟持体と、2本の挟
持体を接近、離間させる第1駆動機構と、2本の挟持体
及び第1駆動機構を搭載して、挟持体の接近、離間方向
に直交する方向に前進して被塗布体に接近し、後退して
被塗布体から離間するキャリッジと、キャリッジを前
進、後退させる第2駆動機構と、第1駆動機構と第2駆
動機構とを連動させる連動機構と、2本の挟持体の先端
部同士が接触した時点で、先端部間に所定量の薬液を供
給する薬液供給装置とを備え、キャリッジが第1の位置
にあるとき、2本の挟持体が接近してそれぞれの先端部
同士が接触しており、かつ接触した先端部間に薬液供給
装置から所定量の薬液が供給され、キャリッジが第1の
位置より被塗布体に近い第2の位置に前進したとき、2
本の挟持体の先端部は相互に離間し、キャリッジが第2
の位置より更に被塗布体に近い第3の位置に前進したと
きには、2本の挟持体の先端部は相互に接近して被塗布
体を挟持するように、連動機構が第1駆動機構と第2駆
動機構とを連動させることを特徴としている。
【0012】本発明で、第1及び第2の駆動機構は本発
明で特定した機能を有する限り、その構成には制約はな
く、レバー機構、カム機構、リンク機構、ピニオン/ラ
ック機構、或いは歯車機構でも良く、また、それらの組
み合わせで構成したものでも良い。また、連動機構の構
成にも制約はなく、例えば第1及び第2の駆動機構を同
期させて駆動する機械的な機構又は電気的制御機構を採
用しても良い。薬液供給装置は、キャリッジに搭載され
ていても良く、またキャリッジとは別に固定され、キャ
リッジが第1の位置にあるときに、薬液ノズルのノズル
口が丁度挟持体の先端部に臨むようにしても良い。本発
明で薬液とは、薬剤、塗料等を含む広い概念で、寧ろ流
動体又は液体といった概念である。また、粘度等の性状
を問わない。被塗布体は、線状である限り制約は無く、
線状体の断面が円形断面でも、角形断面でも、不規則な
断面でも良い。
【0013】挟持体の構成にも制約はないが、好適に
は、2本の挟持体は、それぞれ、第1駆動機構に連結さ
れた挟持体本体と、一方の挟持体本体の前端部からキャ
リッジの前進方向と他方の挟持体本体方向との間の斜め
方向に突出する先端部とを備えている。更に好適には、
各挟持体は、先端部の最先部にキャリッジの前進方向に
平行な垂直な接触面を備え、2本の挟持体の先端部は接
触面で相互に接触し、かつ接触面間に被塗布体を挟持す
る。また、各挟持体の先端部の接触面に、垂直方向に伸
びる半円筒状若しくは半角筒状垂直溝、又はキャリッジ
の前進方向に伸びる半円筒状若しくは半角筒状水平溝を
設け、垂直溝又は水平溝に薬液を保持するようにしても
良い。
【0014】また、本発明の好適な実施態様では、塗布
装置は、キャリッジの前進方向線を含む水平面内でキャ
リッジの前進方向線に直交する方向に長手方向中心線を
有し、等角度で離隔した配置で、被塗布体を有する複数
個の部品を円筒面に真空吸着して、被塗布体を円筒面か
ら半径方向に突出させる円筒体として形成された吸着円
筒体と、円筒吸着体を長手方向中心線周りにスッテピン
グ回転させて、被塗布体をキャリッジの前進方向の逆向
きに位置合わせするスッテピング回転機構とを有する回
転吸着ドラム装置を備えている。そして、接触面のキャ
リッジの前進方向長さは被塗布体の所定塗布長さに等し
く、キャリッジが第3の位置にあるとき、吸着円筒体の
円筒面と挟持体の先端部の接触面の縁部との距離は所定
距離であるように、第2駆動機構がキャリッジを駆動す
る。これにより、被塗布体を適宜に塗布装置に供給し、
被塗布体の所定領域に薬液を塗布することができる。
【0015】本発明に係る塗布装置と、接合装置とを組
み合わせることにより、効率的な部品アセンブリ装置を
提供することができる。即ち、本発明に係る部品アセン
ブリ装置は、キャリッジの前進方向線を含む水平面内で
キャリッジの前進方向線に直交する方向に長手方向中心
線を有し、等角度で離隔した配置で、被塗布体を有する
複数個の部品を円筒面に真空吸着して、被塗布体を半径
方向に突出させる円筒体として形成された吸着円筒体
と、吸着円筒体を長手方向中心線周りにスッテピング回
転させて、被塗布体をキャリッジの前進方向及びその逆
方向に位置合わせするスッテピング回転装置とを有する
回転吸着ドラム装置と、回転吸着ドラム装置の吸着円筒
体に部品を搬送して吸着させる部品フィーダーと、請求
項1から4のうちのいずれか1項に記載され、かつ吸着
円筒体に吸着された被塗布体のキャリッジに近い突端部
を薬液非塗布域として残す塗布装置と、回転吸着ドラム
装置によってキャリッジの前進方向に位置合わせされ、
かつ薬液非塗布域となっている被塗布体の突端部を保持
板に接合し、次いで保持板をピッチ送りして、順次、別
の被塗布体の突端部を離隔して保持板に接合する接合装
置とを備えることを特徴としている。
【0016】本発明に係る被塗布体の塗布方法は、被塗
布体の所定領域を2本の挟持体の先端部で挟んで、被塗
布体の所定領域に薬液を塗布する方法であって、2本の
挟持体の先端部を接触させ、所定量の薬液を接触部に滴
下するステップと、2本の挟持体の先端部を相互に離間
させるステップと、2本の挟持体の離間した先端部を前
進させ、続いて先端部間に被塗布体の所定領域を位置決
めし、次いで先端部を相互に接近させて被塗布体の所定
領域を挟持して、先端部の薬液を被塗布体の所定領域に
転写して塗布するステップと、次いで先端部を相互に離
間させて被塗布体を解放し、続いて先端部を後退させる
ステップとを有することを特徴としている。
【0017】つまり、本発明に係る別の被塗布体の塗布
方法は、被塗布体の所定領域を2本の挟持体の先端部で
挟んで、被塗布体の所定領域に薬液を塗布する方法であ
って、2本の挟持体の先端部を接触させ、所定量の薬液
を接触部に滴下するステップと、2本の挟持体の先端部
を相互に離間させるステップと、先端部を離間させた2
本の挟持体を垂直面内で下向き又は上向きの一方に回動
させ、続いて先端部間に被塗布体の所定領域を位置決め
し、次いで先端部を相互に接近させて被塗布体の所定領
域を挟持して、先端部の薬液を被塗布体の所定領域に転
写して塗布するステップと、次いで先端部を相互に離間
させて被塗布体を解放し、続いて先端部を垂直面内で下
向き又は上向きの他方に回動して元の位置に戻し、後退
させるステップとを有することを特徴としている。本塗
布方法は、複数個の被塗布体に薬液を塗布する際に好適
に適用できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照し、実施
形態例を挙げて本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に
説明する。塗布装置の実施形態例1 本実施形態例は、本発明に係る塗布装置の実施形態の一
例であって、図1は本実施形態例の塗布装置の構成を示
す平面図である。図2(a)から(c)は、それぞれ、
本実施形態例の挟持体の形状を示す平面図、正面図、及
び側面図である。図3及び図4は、それぞれ、本実施形
態例のキャリッジが第2の位置及び第3の位置にあると
きの部品の動作を示す平面図である。図5は回転吸着ド
ラムの側面図である。
【0019】塗布装置40は、図15に示す固体電解コ
ンデンサ12のリード18の所定領域Aに撥水剤(以
下、薬液と言う)を塗布又は塗着させる装置であって、
図1に示すように、塗布装置40の前方に保持された固
体電解コンデンサ12のリード突出面14から距離Sだ
け離隔した位置から長さAの所定領域のリード18部分
に薬液を塗布する。塗布装置40は、図1に示すよう
に、相互に離間自在に接近する2本の挟持体42A、B
と、2本の挟持体42A、Bを接近、離間させる第1駆
動機構44と、挟持体42及び第1駆動機構44を搭載
したキャリッジ46と、架台(図示せず)上に固定され
た軌条状案内47A、Bにそってキャリッジ46を前
進、後退させる第2駆動機構48と、第1駆動機構44
と第2駆動機構46とを連動させる連動機構50と、挟
持体42の薬液を供給する薬液供給装置52とを備えて
いる。
【0020】更に、塗布装置40は、固体電解コンデン
サ12を吸着保持した回転吸着ドラム54をキャリッジ
46の前進方向の前方に備えている。キャリッジ46
は、挟持体42の接近、離間方向(以下、X方向と言
う)に直交する方向(以下、Y方向と言う)に前進して
固体電解コンデンサ12に接近し、後退して固体電解コ
ンデンサ12から離間する。2本の挟持体42A、B
は、それぞれ、第1駆動機構44によって、相互に離間
自在に接近して先端部56同士で接触し、また相互に離
間自在に接近して先端部56間でリード18を挟持す
る。
【0021】挟持体42Aは、図2に示すように、第1
駆動機構44に連結された板ブロック状の挟持体本体5
8と、一方の挟持体本体58の前端部からキャリッジ4
6の前進方向と他方の挟持体42B方向との間の斜め方
向に突出する先端部56とから構成されている。挟持体
42Bも同様な構成を備えている。各挟持体42A、B
の先端部56は、挟持体本体58の延長部として形成さ
れ、挟持体本体58と同じ厚さの基端部56aと、基端
部56aから最先端に向かって、厚さが縮小する縮小部
56bとから形成されている。縮小部56bは、最先部
の他方の挟持体42側にY方向に延びる垂直な接触面5
6cを備えている。接触面56cの水平方向の長さはリ
ード18の所定塗布領域の長さAに等しく、接触面56
cの垂直方向の長さは、リード18の外径より大きくな
っている。2本の挟持体42A、Bは、接触面56cで
相互に接触し、かつ接触面56c間にリード18の所定
塗布領域を挟持する。
【0022】第1駆動機構44は、図1に示すように、
キャリッジ46に搭載され、挟持体42A及びBをそれ
ぞれ先端に連結させ、Y方向に延在し、かつ相互に接
近、離間する移動部材60A、Bと、キャリッジ46に
固定され、移動部材60A、Bの長手方向に直交する方
向、即ちX方向に褶動自在に貫通する褶動軸62とを備
えている。更に、第1駆動機構44は、移動部材60A
の基端に係合して、移動部材60Aを移動部材60Bか
ら離間する方向に駆動する第1レバー64と、移動部材
60Bの基端に係合して、移動部材60Bを移動部材6
0Aから離間する方向に褶動軸62に沿って駆動する第
2レバー66と、第1レバー64を駆動する第1カム6
8とを備えている。
【0023】移動部材60A、Bの先端部56は、引っ
張りコイルバネ70によって、相互に接近するように、
常時、付勢されていて、第1駆動機構44が動作しない
ときは、図1に示すように、移動部材60A、Bの接近
によって相互に接触している。第1レバー64は、キャ
リッジ46とは独立して、キャリッジ46を走行させる
軌条状案内47A、Bを支持する架台(図示せず)上に
固定された支点72の周りに回動自在に設けてある。第
1レバー64は、先端に回動自在なローラ74を備え、
ローラ74を介して移動部材60Aに接触し、基端に回
動自在な第1カムフォロアー76を備えて、第1カムフ
ォロアー76を介して第1カム68に回転自在に接触し
ている。ローラ74は、キャリッジ46の前進方向に平
行に設けられた溝状の案内として移動部材60Aの基端
部に一体的に、かつ後述する第2ローラ溝体85の内側
に設けられ、キャリッジ46上を移動部材60Aと一体
的にX方向に自在に褶動する第1ローラ溝体77内に、
回動自在、摺動自在に収められている。
【0024】第1カム68は、連動機構50を構成する
カム回転軸78の周りにカム回転軸78と一体的に回転
する円板状のカムであって、円板厚さが内方に向かって
厚くなり、次いで薄くなることにより、内方に高くな
り、次いで低くなるカム面68aをカム回転軸78の周
りに備えている。第1レバー64は、第1カムフォロア
ー76が第1カム68の回転によって+X方向に移動す
ることによって、図3に示すように、先端のローラ74
が矢印に示すように反時計周りに回動して移動部材60
Aを引っ張りコイルバネ70の引っ張り力に抗して移動
部材60Bから離間するように−X方向に駆動する。
【0025】第2レバー66は、キャリッジ46上に固
定された支点80の周りに回動自在に設けてあって、移
動部材60Bの基端に回動自在に連結された先端部82
と、第2レバー66の基端に設けられたローラ84とを
有する。ローラ84は、第1ローラ溝体77に隣接して
同じ方向の溝状の案内として移動部材60Aと一体的に
設けられた第2ローラ溝体85内に回動自在及び摺動自
在に収容されている。第2ローラ溝体85の+X方向の
摺動、つまり移動部材60Aの+X方向の移動は、スト
ッパ86によって規制されている。第1レバー64が回
動して、ローラ74が矢印方向に回転すると、図3に示
すように、第1ローラ溝体77及び第2ローラ溝体85
がローラ74によって押圧されて−X方向に移動し、そ
の結果、ローラ84が−X方向に回転する。これによ
り、第2レバー66の先端部82、従って先端部82に
連結された移動部材60Bが引っ張りコイルバネ70に
抗して+X方向に移動して、移動部材60Aから離間す
る。以上の動作によって、挟持体42A、Bは、図3に
示すように、相互に離間する。
【0026】第1カムフォロアー76が第1カム68の
回転によって−X方向に移動すると、第1レバー64
は、先端のローラ74が図1の矢印と反対方向の時計周
りに回動して第1ローラ溝体77、従って移動部材60
Aを+X方向に押圧する。これにより、移動部材60A
は、移動部材60Bに接近するように+X方向に移動す
る。この動きに追随して、引っ張りコイルバネ70は、
ローラ84と第2ローラ溝体85との間の遊びを吸収し
ながら縮小する。第1レバー64のローラ74が図1の
矢印と反対方向の時計周りに回動すると、第1ローラ溝
体77と一体の第2ローラ溝体85が+X方向に移動
し、その結果、ローラ84が+X方向に回転する。それ
により、第2レバー66の先端部82、従って先端部8
2に連結された移動部材60Bが−X方向に移動して、
移動部材60Aに接近する。以上の動作によって、挟持
体42A、Bの先端部65同士は、図4に示すように、
リード18を挟持することができる。
【0027】第2駆動機構48は、カム回転軸78と共
に回転する第2カム板88と、先端でキャリッジ46に
連結され、基端に第2カム板88の回転に合わせて回転
する第2カムフォロアー90を有する駆動棒92と、駆
動棒92をキャリッジ46の前進方向、つまりY方向に
案内するリニヤ案内94とを備えている。また、第2駆
動機構48は、キャリッジ46の前進時に固体電解コン
デンサ12に衝突しないようにストッパ96をキャリッ
ジ46の前方に、引っ張りバネ98を有する。換言すれ
ば、キャリッジ46は、ストッパ96に当接した状態
で、リード18の所定領域を挟持体42A、Bの先端部
56間に挟持するように設定されている。第2カム板8
8は、偏芯した位置にカム回転軸78を有し、カム回転
軸78と一体的に回転するカム板であって、カム回転軸
78と共に回転することによって、第2カムフォロアー
90を+Y方向に移動して駆動棒92を介してキャリッ
ジ46を案内47に沿って前進させ、逆に第2カムフォ
ロアー90を−Y方向に移動して駆動棒92を介してキ
ャリッジ46を案内47に沿って後退させる。
【0028】連動機構50は、第1カム板68及び第2
カム板88と一体的に回転するカム回転軸78と、カム
回転軸78を駆動する電気モータ(図示せず)とを備
え、カム回転軸78の回転によって第1カム板68の回
転と第2カム板88の回転とを同期させる。連動機構5
0の機能により、塗布装置40は、図1に示す第1の位
置で挟持体42A、Bの先端部56を接触させ、図3に
示す第2の位置で挟持体42A、Bの先端部56を離間
させ、図4に示す第3の位置で挟持体42A、Bの先端
部56でリード18の所定領域Aを挟むことができる。
【0029】回転吸着ドラム54は、図5に示すよう
に、キャリッジ46の前進方向線を含む水平面内でキャ
リッジ46の前進方向線に直交する方向に長手方向中心
線54aを有する円筒体として形成されていて、45°
の等角度で離隔した配置で、固体電解コンデンサ12の
固体電解コンデンサ本体16と同じ大きさの8個の凹部
54bを円筒面に備えている。凹部54bの底部には、
真空吸引口と、ブロー口が設けられ、固体電解コンデン
サ本体16を凹部に収めると、固体電解コンデンサ12
の本体16を真空吸着し、リード18を円筒面から半径
方向に突出させ、ブロー口から気体、例えば空気をブロ
ーすることにより、固体電解コンデンサ12の本体16
を凹部54bから脱着させる。
【0030】回転吸着ドラム54は、インデックス電気
モータ(図示せず)によって駆動されて、長手方向中心
線54a周りに45°のスッテプ間隔で1回転当たり8
回ステッピング回転し、キャリッジ46の動作に連動し
た45°のスッテプ回転によって、固体電解コンデンサ
12を1個ずつ順次回転させで固体電解コンデンサ12
のリード18をキャリッジ46に向けて突出させる。回
転吸着ドラム54は、必要に応じて、凹部54bに固体
電解コンデンサ12を吸着していることを確認するセン
サー(図示せず)を備えている。
【0031】挟持体42A、Bは、図2を参照して説明
した例に限らず、種々の変形例がある。図6から図8を
参照して、挟持体の変形例の構成を説明する。図6
(a)から(c)、図7(a)から(c)、及び図8
(a)から(c)は、それぞれ、挟持体の変形例、別の
変形例、更に別の変形例の形状を示す平面図、正面図、
及び側面図である。例えば、図6(a)から(c)に示
すように、縮小部56bの挟持体42側全面にキャリッ
ジ46の前進方向に平行な垂直な接触面56cを備え、
かつ、薬液溜まりとして縮小部56bと基端部56aと
の境界近傍の接触面56cに垂直方向に伸びる半円筒状
溝56dを備えるようにしてもよい。
【0032】また、図7(a)から(c)に示すよう
に、縮小部56bが基端部56aと同じ厚さで形成さ
れ、かつ、接触面56cに水平方向に伸びる半円筒状溝
56eを備えるようにしてもよい。更には、図8(a)
から(c)に示すように、縮小部56bが基端部56a
と同じ厚さで形成され、かつ、接触面56cに水平方向
に伸びる断面四角形溝56fを備えるようにしてもよ
い。
【0033】キャリッジ46が、図1に示す第1の位置
にあるときには、2本の挟持体42が接近してそれぞれ
の先端部56同士が接触しており、かつ接触した先端部
56間に薬液供給装置52から所定量の薬液が供給され
る。薬液供給装置52は、キャリッジ46とは独立して
設けてあって、薬液供給ノズル(図示せず)のノズル口
がキャリッジ46が第1の位置にあるときの挟持体42
A、Bの先端部56同士の接触部上に位置するように設
けてある。
【0034】キャリッジ46が第1の位置より回転吸着
ドラム54に近い図3に示す第2の位置に前進したとき
には、2本の挟持体42A、Bの先端部56は相互に離
間し、回転吸着ドラム54に保持されている固体電解コ
ンデンサ12のリード18を挟持する態勢に入る。キャ
リッジ46が第2の位置より更に回転吸着ドラム54に
近い図4に示す第3の位置に前進したときには、ストッ
パ98によってキャリッジ46の前進が停止する。そし
て、挟持体42A、Bの先端部56は、固体電解コンデ
ンサ12のリード突出面から距離Sだけ離隔した所定領
域Aを先端部56間に位置決めするように位置する。次
いで2本の挟持体42A、Bの先端部56は、相互に接
近して固体電解コンデンサ12のリード18の所定領域
Aを挟持する。これによって、先端部56の接触面間に
保持された薬液が、図5に示す回転吸着ドラム54の固
体電解コンデンサ12Aのリード18の所定領域に転写
され、薬液が所定領域に塗布される。
【0035】換言すれば、キャリッジ46が第1から第
3の位置に前進するについて2本の挟持体42A、Bの
先端部56が上述のように動作するように、連動機構5
0が、第1駆動機構44の動作と第2駆動機構46の動
作とを連動させる。
【0036】次いで、キャリッジ46が第3の位置にあ
る状態で、第1駆動機構44は、キャリッジ46が第2
の位置にある時と同じ動作を行って、挟持体42A、B
の先端部56を相互に離間させる。続いて、キャリッジ
46は、第1の位置に後退し、再び同じ動作を繰り返
す。一方、回転吸着ドラム54は、キャリッジ46が第
1の位置から再び第2の位置を経て第3の位置に到達す
る前に、ステッピング回転して、図5に示す次の固体電
解コンデンサ12Bのリード18を突出させる。以上の
動作を繰り返して、塗布装置40は、回転吸着ドラム5
4がステッピング回転すると共に、回転吸着ドラム54
に保持されている固体電解コンデンサ12のリード18
の所定領域に薬液を転写し、塗布することができる。
【0037】本実施形態例の塗布装置40を使うことに
より、図15に示す固体電解コンデンサ12のリード突
出面14から所定距離S離れた所定領域Aに正確に薬液
を塗布することができる。その際の所定距離Sの誤差は
±0.02mmであった。また、薬液の塗布量のばらつ
きが極めて小さかった。
【0038】実施形態例1の塗布装置の変形例 上述の実施形態例1の塗布装置40は、1台のキャリッ
ジ46と、それに対応する1台の回転吸着ドラム54と
を備えているが、複数台のキャリッジ46と、各キャリ
ッジ46に対応する複数台の回転吸着ドラム54を設け
てもよい。その際、回転吸着ドラム54に固体電解コン
デンサ12を供給する部品フィーダーは、回転吸着ドラ
ム54の配列の関係から回転吸着ドラム54に対する配
置が後述する部品アセンブリ装置100の部品フィーダ
ー102とは異なった配置にする必要があるかもしれな
い。例えば、部品フィーダー102を回転吸着ドラム5
4に対して接線方向で回転吸着ドラム54の上側に又は
下側に配置し、固体電解コンデンサ12を接線方向から
回転吸着ドラム54に1個ずつ順次供給するようにす
る。
【0039】塗布装置の実施形態例2 本実施形態例は、本発明に係る塗布装置の実施形態の別
の例であって、図9は本実施形態例の塗布装置の構成を
示す平面図である。本実施形態例の塗布装置120は、
ホルダー122に既に溶接接合されている固体電解コン
デンサ12のリード18の所定領域に薬液を塗布する装
置であって、並列に離隔して配列された複数台の実施形
態例1のキャリッジ46と同じ構成のキャリッジ124
と、連動機構50と同じ構成の連動機構(図示せず)と
を備えている。
【0040】キャリッジ124は、実施形態例1の挟持
体42A、Bと同じ構成の挟持体126A、Bと、第1
駆動機構44と同じ機構の第1駆動機構(図示せず)
と、第2駆動機構48と同じ構成の第2駆動機構(図示
せず)とを搭載している。更に、塗布装置120は、実
施形態例1の第3の位置で固体電解コンデンサ12のリ
ード18を挟持する前に、下方のホルダー122に取り
付けられている固体電解コンデンサ12のリード18の
所定領域に向けて、回動して位置決めする回動位置決め
機構(図示せず)を備えている。
【0041】塗布装置120を使ってリード18に薬液
を塗布する際には、実施形態例1と同様に、先ず、キャ
リッジ124が第1の位置で待機しているとき、2本の
挟持体42A、B(図1参照)の先端部56を接触さ
せ、薬液供給装置52から所定量の薬液を接触部に滴下
させる。次いで、キャリッジ124を第2の位置に前進
させ、2本の挟持体42A、Bの先端部56を離間させ
る。次いで、キャリッジ124を第3の位置に前進さ
せ、続いて先端部56を離間させたままキャリッジ12
4を垂直面内で下向きに回動させ、先端部56間に被塗
布体の所定領域を位置決めし、次いで先端部56を相互
に接近させてリード18の所定領域を挟持する。リード
18の所定領域を挟持して薬液をリード18の所定領域
に転写した後、先端部56を離間させ、続いてキャリッ
ジ124を垂直面内で上向きに回動して元の位置に戻
し、第1の位置に後退させる。
【0042】キャリッジ124を垂直面内で下向きに回
動させ、次いで上向きに回動させる代わりに、下降さ
せ、次いで上昇させるようにしても良い。
【0043】部品アセンブリ装置の実施形態例 本実施形態例は、本発明に係る部品アセンブリ装置の実
施形態の一例であって、図10は本実施形態例の部品ア
センブリ装置の構成を示す平面図、及び図16は回転吸
着ドラムとホルダー搬送装置と接合装置本体の溶接電極
との関係を示す模式図である。本実施形態例の部品アセ
ンブリ装置100は、図10に示すように、挟持体42
を搭載したキャリッジ46、薬液チューブ52aを有す
る薬液供給装置52、及び回転吸着ドラム54を含む上
述した塗布装置40と、固体電解コンデンサ12を回転
吸着ドラム54に供給する部品フィーダー102と、固
体電解コンデンサ12のリード18を帯状のホルダー1
04に接合させる接合装置106とを備えている。
【0044】部品フィーダー102は、固体電解コンデ
ンサ12を1個ずつ順次に送り出すボールフィーダー1
08と、ボールフィーダー108から固体電解コンデン
サ12を1個ずつ順次受け取り整列させて、回転吸着ド
ラム54の最下部の位置の凹部に供給するリニヤフィー
ダー110とから構成されている。接合装置106は、
回転吸着ドラム54に保持された固体電解コンデンサ1
2のリード18をホルダー104に接合する接合装置装
置本体112と、ホルダー104を収容する第1ホルダ
ー収容室114と、ホルダー搬送装置116と、固体電
解コンデンサ12を接合させ、ホルダー搬送装置116
によって搬出されたホルダー104を収容する第2ホル
ダー収容室118とを備えている。
【0045】回転吸着ドラム54は、図16に示すよう
に、固体電解コンデンサ12Aが、リニヤフィーダー1
10によって回転吸着ドラム54の最下部の位置の凹部
に供給され、次いでステッピング回転し、固体電解コン
デンサ12Bの位置を経てキャリッジ46に対向した方
向に固体電解コンデンサ12Aのリード18を突出さ
せ、塗布装置40によって薬液をリード18に塗布させ
る。回転吸着ドラム54は、更に矢印方向に回転して、
塗布装置40のキャリッジ46側とは180°反対の凹
部に吸着した固体電解コンデンサ12Cのリード18
を、後述するように、ホルダー搬送装置116と協働し
て、ホルダー搬送装置116に保持されたホルダー10
4上に位置決めする。接合装置106は、溶接電極11
7をリード18上に下降させて、溶接接合する。溶接
後、ホルダー搬送装置116は、回転吸着ドラム54か
らホルダー104を後退させ、固体電解コンデンサ12
Cを回転吸着ドラム54の凹部から離脱させる。
【0046】ホルダー搬送装置116は、先ず、第1ホ
ルダー収容室114からホルダー104を取り出して接
合装置本体112に搬送する。続いて、ホルダー搬送装
置116は、回転吸着ドラム54に向かってホルダー1
04を前進させ、図16に示すように、回転吸着ドラム
54に保持された固体電解コンデンサ12Cのリード1
8にホルダー104を位置合わせして、その位置に停止
させる。次いで、接合装置本体112は、溶接電極11
7をリード18上に下降させてリード18をホルダー1
04に溶接し、溶接後、溶接電極117を上昇させ、リ
ード18から離間させる。接合装置本体112が、リー
ド18をホルダー104上に溶接する間、ホルダー搬送
装置116は、ホルダー104を位置合わせした位置に
保持している。
【0047】溶接電極117が上昇し、リード18から
離間した時点で、ホルダー搬送装置116は、回転吸着
ドラム54からホルダー104を後退させ、ホルダー1
04に溶接された固体電解コンデンサ12Cを回転吸着
ドラム54の凹部から離脱させる。更に、ホルダー搬送
装置116は、接合装置本体112及び回転吸着ドラム
54の動作に同期して、図10に示すように、ホルダー
104を所定ピッチでピッチ送りして、ホルダー104
上に次々と固体電解コンデンサ12のリード18を溶接
させる。次いで、ホルダー搬送装置116は、所定個数
の固体電解コンデンサ12を接合したホルダー104を
搬出し、第2ホルダー収容室118に格納する。
【0048】接合装置本体112は、溶接電極117
(図16参照)を備え、回転吸着ドラム54によって供
給される固体電解コンデンサ12をホルダー104の所
定位置に溶接接合し、次いで次の所定位置にピッチ送り
されたホルダー104に次の固体電解コンデンサ12を
溶接接合する動作を繰り返し、ホルダー104に所定数
の固体電解コンデンサ12を接合する。
【0049】以上の構成によって、固体電解コンデンサ
12は、部品フィーダー102によって整列され、1個
ずつ回転吸着ドラム54に供給され、次いで塗布装置4
0によってリード18に薬液が塗布される。一方、ホル
ダー104がホルダー搬送装置116によって第1ホル
ダー収容室114から取り出され、接合装置本体112
上に配置される。薬液が塗布された固体電解コンデンサ
12は、回転吸着ドラム54と共に回転して接合装置本
体112に配置されているホルダー104上に位置決め
され、リード18がホルダー104に接合される。所定
数の固体電解コンデンサ12を接合させたホルダー10
4は、ホルダー搬送装置116によって接合装置本体1
12から第2ホルダー収容室118に搬出され、そこに
格納される。
【0050】次に、図11から図13を参照して、部品
アセンブリ装置100の動作を更に詳細に説明する。図
11は部品フィーダー102、回転吸着ドラム54、及
び接合装置本体112の動作手順を示すフローチャー
ト、図12はホルダーを搬送するホルダー搬送装置11
6の動作手順を示すフローチャート、並びに図13は回
転吸着ドラム54を除く塗布装置40の動作手順を示す
フローチャートである。
【0051】先ず、図10及び図11を参照して、部品
フィーダー102、回転吸着ドラム54、及び接合装置
本体112の動作手順を説明する。尚、図11では、固
体電解コンデンサ12を素子と呼称している。先ず、部
品フィーダー102のボールフィーダー108に固体電
解コンデンサ12をロットで供給する。ステップS
1 で、部品フィーダー102のボールフィーダー108
及びリニヤフィーダー110によって固体電解コンデン
サ12を整列させる。ステップS2 で、固体電解コンデ
ンサ12を位置決めして、回転吸着ドラム54に吸着さ
せ、回転吸着ドラム54を45°ステッピング回転さ
せ、ステップS 3 に移行する。ステップS3 で、固体電
解コンデンサ12が回転吸着ドラム54に吸着されてい
るかどうかをセンサで確認し、回転吸着ドラム54を更
に45°ステッピング回転させ、ステップS4 に移行す
る。
【0052】ステップS4 で、回転吸着ドラム54に吸
着されている固体電解コンデンサ12のリード18に薬
液を塗布し、回転吸着ドラム54を更に45°ステッピ
ング回転させ、ステップS5 に移行する。薬液の塗布
は、塗布装置40によって後述する手順で行われる。ス
テップS5 は待機ステップであって、続いて回転吸着ド
ラム54を更に45°ステッピング回転させ、ステップ
6 に移行する。ステップS6 で、固体電解コンデンサ
12が回転吸着ドラム54に吸着されているかどうかを
センサで確認し、回転吸着ドラム54を更に45°ステ
ッピング回転させ、ステップS7 に移行する。
【0053】ステップS7 は待機ステップであって、続
いて回転吸着ドラム54を更に45°ステッピング回転
させ、ステップS8 に移行する。ステップS8 では、接
合装置本体112の溶接電極を下降させて、リード18
をホルダー104に溶接し、次いで溶接電極を上昇さ
せ、リード18から離間させるともに回転吸着ドラム5
4を更に45°ステッピング回転させ、ステップS 9
移行する。次いで、ステップS9 で回転吸着ドラム54
の凹部に吸着されているパーティクルや正常に溶接でき
なかった固体電解コンデンサ12をブローして回転吸着
ドラム54から脱着させる。その後、回転吸着ドラム5
4を再びステップS2 に戻す。回転吸着ドラム54は、
以上のステップS2 からステップS9 を繰り返すと共
に、部品フィーダー102は回転吸着ドラム54の各ス
テップで順次固体電解コンデンサ12を回転吸着ドラム
54に供給し、塗布装置40は回転吸着ドラム54の各
ステップで固体電解コンデンサ12のリード18に薬液
を塗布し、接合装置106はリード18をホルダー10
4に溶接する。
【0054】次に、図10及び図12を参照し、7個の
固体電解コンデンサ12のリード18をホルダー104
に溶接接合する例を挙げて、ホルダー搬送装置116の
動作手順を説明する。先ず、ホルダー搬送装置116
は、第1ホルダー収容室114から1個のホルダー10
4を取り出して、接合装置本体112に搬送する。続い
て、ホルダー搬送装置116は、接合装置本体112上
で、回転吸着ドラム54のステッピング回転に同期し
て、ホルダー104を前進、停止、後退させ、次いでホ
ルダー104を指定回数所定ピッチでピッチ送りする。
つまり、ホルダー搬送装置116は、回転吸着ドラム5
4に向かってホルダー104を前進させ、溶接位置で所
定時間停止させる。リード18がホルダー104上に溶
接された後、ホルダー搬送装置116は、回転吸着ドラ
ム54からホルダー104を後退し、続いて所定ピッチ
でホルダー104をピッチ送りする。ピッチ送りした位
置で、ホルダー104を前進させ、同じ手順を指定回数
繰り返す。次いで、固体電解コンデンサ12を溶接接合
させたホルダー104を搬出して、第2ホルダー収容室
118に格納する。
【0055】次に、図10及び図13を参照し、塗布装
置40の動作手順を説明する。図13では、先端部56
をチャックと呼称している。先ず、ステップS1 で、キ
ャリッジ46が第1の位置に待機しているときに、挟持
体42A、Bの先端部56を接触させ、薬液供給装置5
2から薬液を先端部56の接触部に供給する。ステップ
2 で、先端部56を離間させると共にキャリッジ46
を第2の位置に前進させる。ステップS3 で、キャリッ
ジ46を第3の位置に前進させ、リード18を先端部5
6の間に位置決めする。ステップS4 で、先端部56を
相互に接近させて、リード18を挟持し、薬液をリード
18に塗布する。ステップS5 で、先端部56を相互に
離間させる。ステップS6 で、キャリッジ46を後退さ
せる。
【0056】回転吸着ドラム54が1回の45°ステッ
ピング回転を行う間に、塗布装置40は、以上のステッ
プS1 からステップS6 の動作を行って、回転吸着ドラ
ム54の各ステップS4 に対応する。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、先端部を備え、離間自
在に相互に接近して、先端部同士を接触させ、また先端
部間に線状被塗布体を挟持させる2本の挟持体と、2本
の挟持体を駆動する第1駆動機構と、2本の挟持体及び
第1駆動機構を搭載して、被塗布体に接近し、離間する
キャリッジとを備え、キャリッジが第1の位置にあると
きには、2本の挟持体が近接してそれぞれの先端部同士
が接触しており、かつ接触した先端部間に薬液供給装置
から薬液が所定量供給され、キャリッジが被塗布体に近
い第2の位置に前進したときには、2本の挟持体の先端
部は離間し、キャリッジが更に被塗布体に近い第3の位
置に前進したときには、2本の挟持体の先端部は相互に
接近して被塗布体を挟持することにより、所定量の薬液
を被塗布体の所定領域に精度良く転写することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1の塗布装置の構成を示す平面図で
ある。
【図2】図2(a)から(c)は、それぞれ、実施形態
例1の塗布装置に設けた挟持体の形状を示す平面図、正
面図、及び側面図である。
【図3】実施形態例1でキャリッジが第2の位置にある
ときの各部品の動作を示す平面図である。
【図4】実施形態例1でキャリッジが第3の位置にある
ときの各部品の動作を示す平面図である。
【図5】回転吸着ドラムの側面図である。
【図6】図6(a)から(c)は、それぞれ、挟持体の
変形例の形状を示す平面図、正面図、及び側面図であ
る。
【図7】図7(a)から(c)は、それぞれ、挟持体の
別の変形例の形状を示す平面図、正面図、及び側面図で
ある。
【図8】図8(a)から(c)は、それぞれ、挟持体の
更に変形例の形状を示す平面図、正面図、及び側面図で
ある。
【図9】実施形態例2の塗布装置の構成を示す平面図で
ある。
【図10】実施形態例の部品アセンブリ装置の構成を示
す平面図である。
【図11】部品フィーダーと回転吸着ドラムと接合装置
本体の動作手順を示すフローチャートである。
【図12】ホルダーを搬送するホルダー搬送装置の動作
手順を示すフローチャートである。
【図13】回転吸着ドラムを除く塗布装置の動作手順を
示すフローチャートである。
【図14】図14(a)及び(b)は、それぞれ、従来
の塗布装置の構成を示す模式的平面図及び模式的側面図
である。
【図15】固体電解コンデンサの構成を示す斜視図であ
る。
【図16】回転吸着ドラムとホルダー搬送装置と接合装
置本体の溶接電極との関係を示す模式図である。
【符号の説明】
10 塗布装置 12 固体電解コンデンサ 14 リード突出面 16 固体電解コンデンサ本体 18 リード 20 塗布板 22 撥水剤供給機構 24 回転軸 26 撥水剤送出器 28 ノズル 30 ホルダー 40 実施形態例の塗布装置 42 挟持体 44 第1駆動機構 46 キャリッジ 47 軌条状案内 48 第2駆動機構 50 連動機構 52 薬液供給装置 54 回転吸着ドラム 56 挟持体の先端部 58 挟持体本体 60 移動部材 62 褶動軸 64 第1レバー 66 第2レバー 68 第1カム 70 引っ張りコイルバネ 72 支点 74 ローラ 76 第1カムフォロアー 77 第1ローラ溝体 78 カム回転軸 80 支点 82 先端部 84 ローラ 85 第2ローラ溝体 86 ストッパ 88 第2カム板 90 第2カムフォロアー 92 駆動棒 94 リニヤ案内 96 ストッパ 98 圧縮バネ 100 実施形態例の部品アセンブリ装置 102 部品フィーダー 104 ホルダー 106 接合装置 108 ボールフィーダー 110 リニヤフィーダー 112 接合装置装置本体 114 第1ホルダー収容室 116 ホルダー搬送装置 117 溶接電極 118 第2ホルダー収容室
フロントページの続き Fターム(参考) 4D075 AB12 AB39 AB56 DA01 DA36 DB01 DC21 EA05 4F040 AA12 AA31 AB04 AB20 BA02 BA08 BA36 CA03 CA05 CA07 CA12 CA17 CA20 CC02 CC14 CC15 CC20 DA02 4F042 AA03 AA06 BA08 CA01 DF07 5E082 AA07 AB09 BC38 GG04 GG28 MM11 MM13

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被塗布体に薬液を塗布する塗布装置であ
    って、 先端部を備え、離間自在に相互に接近して、先端部同士
    を接触させ、また先端部間に線状被塗布体を挟持させる
    2本の挟持体と、 2本の挟持体を接近、離間させる第1駆動機構と、 2本の挟持体及び第1駆動機構を搭載して、挟持体の接
    近、離間方向に直交する方向に前進して被塗布体に接近
    し、後退して被塗布体から離間するキャリッジと、 キャリッジを前進、後退させる第2駆動機構と、 第1駆動機構と第2駆動機構とを連動させる連動機構
    と、 2本の挟持体の先端部同士が接触した時点で、先端部間
    に所定量の薬液を供給する薬液供給装置とを備え、 キャリッジが第1の位置にあるとき、2本の挟持体が接
    近してそれぞれの先端部同士が接触しており、かつ接触
    した先端部間に薬液供給装置から所定量の薬液が供給さ
    れ、キャリッジが第1の位置より被塗布体に近い第2の
    位置に前進したとき、2本の挟持体の先端部は相互に離
    間し、キャリッジが第2の位置より更に被塗布体に近い
    第3の位置に前進したときには、2本の挟持体の先端部
    は相互に接近して被塗布体を挟持するように、連動機構
    が第1駆動機構と第2駆動機構とを連動させることを特
    徴とする塗布装置。
  2. 【請求項2】 2本の挟持体は、それぞれ、第1駆動機
    構に連結された挟持体本体と、一方の挟持体本体の前端
    部からキャリッジの前進方向と他方の挟持体本体方向と
    の間の斜め方向に突出する先端部とを備えていることを
    特徴とする請求項1に記載の塗布装置。
  3. 【請求項3】 各挟持体は、先端部の最先部にキャリッ
    ジの前進方向に平行な垂直な接触面を備え、2本の挟持
    体の先端部は接触面で相互に接触し、かつ接触面間に被
    塗布体を挟持することを特徴とする請求項1又は2に記
    載の塗布装置。
  4. 【請求項4】 各挟持体の先端部は、垂直方向に伸びる
    半円筒状若しくは半角筒状垂直溝、又はキャリッジの前
    進方向に伸びる半円筒状若しくは半角筒状水平溝を接触
    面に有することを特徴とする請求項3に記載の塗布装
    置。
  5. 【請求項5】 キャリッジの前進方向線を含む水平面内
    でキャリッジの前進方向線に直交する方向に長手方向中
    心線を有し、等角度で離隔した配置で、被塗布体を有す
    る複数個の部品を円筒面に真空吸着して、被塗布体を円
    筒面から半径方向に突出させる円筒体として形成された
    吸着円筒体と、円筒吸着体を長手方向中心線周りにスッ
    テピング回転させて、被塗布体をキャリッジの前進方向
    の逆向きに位置合わせするスッテピング回転機構とを有
    する回転吸着ドラム装置を備えていることを特徴とする
    請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の塗布装
    置。
  6. 【請求項6】 接触面のキャリッジの前進方向長さは被
    塗布体の所定塗布長さに等しく、キャリッジが第3の位
    置にあるとき、吸着円筒体の円筒面と挟持体の先端部の
    接触面の前縁部との距離が所定距離であるように、第2
    駆動機構がキャリッジを駆動することを特徴とする請求
    項5に記載の塗布装置。
  7. 【請求項7】 キャリッジの前進方向線を含む水平面内
    でキャリッジの前進方向線に直交する方向に長手方向中
    心線を有し、等角度で離隔した配置で、被塗布体を有す
    る複数個の部品を円筒面に真空吸着して、被塗布体を半
    径方向に突出させる円筒体として形成された吸着円筒体
    と、吸着円筒体を長手方向中心線周りにスッテピング回
    転させて、被塗布体をキャリッジの前進方向及びその逆
    方向に位置合わせするスッテピング回転装置とを有する
    回転吸着ドラム装置と、 回転吸着ドラム装置の吸着円筒体に部品を搬送して吸着
    させる部品フィーダーと、 請求項1から4のうちのいずれか1項に記載され、かつ
    吸着円筒体に吸着された被塗布体のキャリッジに近い突
    端部を薬液非塗布域として残す塗布装置と、 回転吸着ドラム装置によってキャリッジの前進方向に位
    置合わせされ、かつ薬液非塗布域となっている被塗布体
    の突端部を保持板に接合し、次いで保持板をピッチ送り
    して、順次、別の被塗布体の突端部を離隔して保持板に
    接合する接合装置とを備えることを特徴とする部品アセ
    ンブリ装置。
  8. 【請求項8】 被塗布体の所定領域を2本の挟持体の先
    端部で挟んで、被塗布体の所定領域に薬液を塗布する方
    法であって、 2本の挟持体の先端部を接触させ、所定量の薬液を接触
    部に滴下するステップと、 2本の挟持体の先端部を相互に離間させるステップと、 2本の挟持体の離間した先端部を前進させ、続いて先端
    部間に被塗布体の所定領域を位置決めし、次いで先端部
    を相互に接近させて被塗布体の所定領域を挟持して、先
    端部の薬液を被塗布体の所定領域に転写して塗布するス
    テップと、 次いで先端部を相互に離間させて被塗布体を解放し、続
    いて先端部を後退させるステップとを有することを特徴
    とする薬液塗布方法。
  9. 【請求項9】 被塗布体の所定領域を2本の挟持体の先
    端部で挟んで、被塗布体の所定領域に薬液を塗布する方
    法であって、 2本の挟持体の先端部を接触させ、所定量の薬液を接触
    部に滴下するステップと、 2本の挟持体の先端部を相互に離間させるステップと、 先端部を離間させた2本の挟持体を垂直面内で下向き又
    は上向きの一方に回動させ、続いて先端部間に被塗布体
    の所定領域を位置決めし、次いで先端部を相互に接近さ
    せて被塗布体の所定領域を挟持して、先端部の薬液を被
    塗布体の所定領域に転写して塗布するステップと、 次いで先端部を相互に離間させて被塗布体を解放し、続
    いて先端部を垂直面内で下向き又は上向きの他方に回動
    して元の位置に戻し、後退させるステップとを有するこ
    とを特徴とする薬液塗布方法。
JP2000322620A 2000-10-23 2000-10-23 塗布装置、部品アセンブリ装置、及び塗布方法 Expired - Lifetime JP3924423B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000322620A JP3924423B2 (ja) 2000-10-23 2000-10-23 塗布装置、部品アセンブリ装置、及び塗布方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000322620A JP3924423B2 (ja) 2000-10-23 2000-10-23 塗布装置、部品アセンブリ装置、及び塗布方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002126609A true JP2002126609A (ja) 2002-05-08
JP3924423B2 JP3924423B2 (ja) 2007-06-06

Family

ID=18800466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000322620A Expired - Lifetime JP3924423B2 (ja) 2000-10-23 2000-10-23 塗布装置、部品アセンブリ装置、及び塗布方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3924423B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110280440A (zh) * 2019-07-23 2019-09-27 通海云石工贸有限公司 钢结构扣接件生产涂料装置
CN112934591A (zh) * 2021-04-19 2021-06-11 山东威博锐智能装备有限公司 一种筛料送料拉漆摆放的自动化设备及使用方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110280440A (zh) * 2019-07-23 2019-09-27 通海云石工贸有限公司 钢结构扣接件生产涂料装置
CN112934591A (zh) * 2021-04-19 2021-06-11 山东威博锐智能装备有限公司 一种筛料送料拉漆摆放的自动化设备及使用方法
CN112934591B (zh) * 2021-04-19 2023-08-01 山东威博锐智能装备有限公司 一种筛料送料拉漆摆放的自动化设备及使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3924423B2 (ja) 2007-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5076108B2 (ja) 溶接リングの仮付け装置、及び溶接リングの仮付け方法
US7198758B2 (en) Microarraying head and microarrayer
JP2002126609A (ja) 塗布装置、部品アセンブリ装置、及び塗布方法
US20080050209A1 (en) Conductive member supply apparatus and conductive member supply method
JP6059528B2 (ja) 反転装置
JPH10273262A (ja) テープ材貼付け装置
JP2011249482A (ja) ウェハー整列装置及びこれを用いたウェハーの製造方法
JP4707870B2 (ja) 抵抗溶接装置
CN111038818A (zh) 旋转贴标机构及包含其的贴标喷码机
JP2010165891A (ja) 半導体ウエハ搬送装置
JP2010188436A (ja) ロック機能付き把持装置
JP2008183695A (ja) 部品組立装置
JP2013118221A (ja) チップマウンタ
JP4063818B2 (ja) ワーク搬送装置
JPH11239931A (ja) クリップ部材装着装置、クリップ部材連結体、およびマガジン
CN219155591U (zh) 薄板材料加载装置
JP5574207B1 (ja) シーム溶接方法及び装置
WO1984002052A1 (en) Apparatus for mounting electronic parts
JP2538197B2 (ja) 回転盤式電子部品装着装置
JP2000030549A (ja) 線材切断・貼着装置
JPS6149814B2 (ja)
JPH0638425Y2 (ja) ダイボンダのチップ搬送機構
KR101614827B1 (ko) 용접 링의 가부착 장치 및 용접 링의 가부착 방법
CN112744575A (zh) 移送装置
CN114603293A (zh) 焊头自动更换装置、焊头更换方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060508

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060704

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060706

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060911

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061109

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20061117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061221

R155 Notification before disposition of declining of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3924423

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140302

Year of fee payment: 7

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term