JP2002126146A - 投てきゲーム装置 - Google Patents

投てきゲーム装置

Info

Publication number
JP2002126146A
JP2002126146A JP2000328889A JP2000328889A JP2002126146A JP 2002126146 A JP2002126146 A JP 2002126146A JP 2000328889 A JP2000328889 A JP 2000328889A JP 2000328889 A JP2000328889 A JP 2000328889A JP 2002126146 A JP2002126146 A JP 2002126146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throwing
score
frame
game device
scoring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000328889A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiji Wada
芳次 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000328889A priority Critical patent/JP2002126146A/ja
Publication of JP2002126146A publication Critical patent/JP2002126146A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の人或いは車椅子に乗った身体障害者な
どでも楽しみながら運動することができる投てきゲーム
装置を提供する。 【解決手段】 投てきゲーム装置10は、投てき物13
を投てきし、コース11に設けられた得点枠12内に入
れることでゲームを行なう。投てき物13の本体14
を、下面が略球面形状とされた弾性部材にて構成する。
本体14内底部14Aに、下面中心に対応して重り16
を埋設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内及び室外の広
場等で簡便に楽しむことができる投てきゲーム装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、室内及び室外の広場等で楽し
むゲーム装置にゲートボールや、グラウンドゴルフなど
がある。ゲートボールは5人編成の2チームが30分間
に行なう対抗競技で20m×25m(又は15m×20
m)のコート内で、木製の丸いボールを長い木槌(マレ
ット)でたたき、3つの関門(ゲート)を順にくぐら
せ、終わりに中央の柱に当てるゲームである。
【0003】また、グラウンドゴルフは、丸いボールを
クラブでショットして、直径36cmのホールポストの
リング(輪)の中に静止(トマリ)させるゲームで、個
人、団体どちらでもプレーすることができる。このグラ
ウンドゴルフは、通常、8ホールポストを運動場や広場
等にセッテイングしてゲームが行なわれる。ゲームは、
先ず、各スタート位置にスタートマットを敷き、ホール
ポストを番号順に立てて準備を完了する。
【0004】そして、この8ホールポストをできるだけ
少ないショット数で回り、総ショット数が最も少ないプ
レイヤー(チーム)が勝者となる。このように、準備や
ルールも極めて簡単であり、高度な技術も必要とされな
いことから、車椅子に乗った身体障害者などのプレーが
可能であり、介添者の付添いで身体障害者も十分にプレ
ーすることができる社会福祉的意義を有するものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゲート
ボールにおいては、長いマレットを使用して木製の丸い
ボールをたたいてゲートを順にくぐらせ、終わりに中央
の柱に当てていた。また、グラウンドゴルフにおいて
は、クラブを使用して丸いボールをショットしホールポ
ストのリングの中に静止させていた。このため、ゲート
ボールやグラウンドゴルフの如き長いマレットやクラブ
を使用しなくても運動場や広場或いは室内などで楽しめ
るゲーム装置の開発が望まれていた。
【0006】また、通常の人だけでなく、車椅子に乗っ
た身体障害者などでも容易にプレーができ、然も、車椅
子などに乗った身体障害者などが楽しみながら運動する
ことができるゲーム装置の開発が望まれていた。
【0007】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、通常の人或いは車椅子に乗
った身体障害者などでも楽しみながら運動することがで
きる投てきゲーム装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の投てきゲ
ーム装置は、投てき物を投てきし、コースに設けられた
得点枠内に入れることでゲームが行なわれる投てきゲー
ム装置であって、投てき物は、下面が略球面形状とされ
た弾性部材にて本体が構成され、該本体内底部には、下
面中心に対応して重りが埋設されているものである。
【0009】また、請求項2の投てきゲーム装置は、上
記に加えて、投てき物の本体は所定の縦寸法を有し、下
部球状部と該下部球状部より小さい上部球状部との間が
括れた形状を呈しているものである。
【0010】また、請求項3の投てきゲーム装置は、請
求項1又は請求項2に加えて、スタート位置から投てき
物を投てきし、コースに設けられた複数の得点枠内に順
次入れていき、全ての得点枠内への投てきが終了した時
点における投てき物が得点枠内に入った点数の大きさに
よって順位を競うものである。
【0011】また、請求項4の投てきゲーム装置は、請
求項1、請求項2又は請求項3に加えて、得点枠を三角
形以上の多角形、星形、丸、楕円、或いは、それらを組
み合わせた形状に形成したものである。
【0012】更に、請求項5の投てきゲーム装置は、請
求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に加えて、得
点枠内を平面、凹凸面、傾斜面としたものである。
【0013】更にまた、請求項6の投てきゲーム装置
は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求
項5に加えて、投てき物をシートで覆ったものである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の投てきゲーム装置10
の平面図、図2は本発明の投てきゲーム装置10を構成
する投てき物13の正面図をそれぞれ示している。
【0015】投てきゲーム装置10は、運動場や広場或
いは室内などで通常の人だけでなく、車椅子に乗った身
体障害者などが楽しみながらゲームを行なうことができ
るもので、スタート位置から通常の人或いは車椅子に乗
った身体障害者などの投てき者が投てき物13を手で持
って投てきすることにより、コース11に設けられた複
数の得点枠12内に順次入れていき、全ての得点枠12
内への投てきが終了した時点で、投てき物13が得点枠
12内に入った点数の大きさによって順位を競うもので
ある。
【0016】得点枠12をビニール、合成繊維或いは綿
などの紐、或いは、ビニールホースなどが所定の長さに
切断され三角形、三角形以上の多角形、星形、丸、楕
円、或いは、それらを組み合わせた形状に形成されると
共に、これらの得点枠12はコース11に所定の間隔で
配置されている。そして、各得点枠12の中に後述する
投てき物13を順次投てきして入れることにより投てき
者には所定の得点が加算される。
【0017】係る得点枠12を紐、或いは、ビニールホ
ースなどで構成することにより、得点枠12を変形させ
ることができる。この場合、投てき者はコース11に所
定の間隔で配置された得点枠12に順次投てき物13を
投てきして一週した後得点枠12の形状を変形(この
場、合複数回廻った後、得点枠12を変形させても差し
支えない)させた後、投てき者は再度変形させた得点枠
12が配置されたコース11に順次投てき物13を投て
きすることができる。これにより、投てきに変化がでる
ので、更に投てきゲームを楽しくゲームすることができ
るようになる。
【0018】係る投てき物13は、投てき者が投てき物
13を投てきした際、人に当たっても怪我をする危険性
が少なく安全なスポンジなどの弾性部材にて構成されて
いる。投てき物13の本体14は、略球形状を呈した下
部球状部15と下部球状部15に連続して上側に設けら
れたこれもまた略球形状の上部球状部17より構成され
ている。
【0019】本体14の長さは約300mm〜約400
mmの縦寸法(この場合、車椅子に乗った身体障害者な
どでも容易に投てき物13の上端を持つことが可能な長
さ)を有している。上部球状部17は下部球状部15よ
り小さく構成されされており、下部球状部15と上部球
状部17との間は上部球状部17より細い括れ形状を呈
した括れ部18が形成されている。
【0020】また、投てき物13の本体14内底部14
Aには、下面中心に対応して所定の重さの鉄、鉛などの
金属、コンクリート、石或いはプラスチック塊などから
なる重り16が埋設されている。この重り16は投てき
物13が倒れた際、下部球状部15の接地点より所定距
離離間して上方に位置しており、重力で重り16が下が
り重り16は接地する。これにより、倒れた投てき物1
3は重り(底部14A)16を下にし上部球状部17を
上にして起立できるように構成されている。
【0021】即ち、投てき者が投てき物13を投てきし
て投てき物13が倒れた場合でも、投てき物13は重り
16を下に起立するように構成されている(図4)。こ
のように、倒れた投てき物13は重り16によって自動
的に起立するようにしているので、車椅子に乗った身体
障害者などでも投てき物13の上端(上部球状部17)
を持って投てきゲームを行なえるように構成している。
【0022】該投てき物13は図3に示す如くシート1
9で覆っている。このシート19は下部球状部15を覆
うことができる大きさ或いは上部球状部17を覆うこと
ができる大きさで、ハンカチ、スカーフなどの布地或い
はビニールシートなどで構成されている。該シート19
には図示しないが草花、景色、幾何学模様、人物、アニ
メ等のキャラクタなどが描かれている。
【0023】そして、上部球状部17の上からシート1
9で覆って括れ部18を輪ゴム(図示せず)などで固定
し、下部球状部15を下からシート19で覆って括れ部
18を別の輪ゴム(図示せず)などで固定する。これに
よって、投てき物13本体14を様々な模様で装飾する
ことが可能となり、他に無い自分だけのオリジナルな投
てき物13を創れるように構成している。
【0024】次に、投てきゲームのプレーの説明を行な
う。尚、コース11には得点枠12が所定の間隔で所定
数(この場合、第1の得点枠TW1、第2の得点枠TW
2・・・〜第6の得点枠TW6)配置されている。この
場合、第1の得点枠TW1を三角形、第2の得点枠TW
2を三角形以上の多角形、第3の得点枠TW3を星形、
第4の得点枠TW4を丸、第5の得点枠TW5を四角
形、第6の得点枠TW6を楕円形としている。また、投
てき者は2人或いは複数人で行なわれるものとする。勿
論一人或いは団体で投てきゲームを楽しんでも差し支え
ない。
【0025】先ず、投てき者(この場合、通常の人或い
は車椅子に乗った身体障害者など)は自分の投てき物1
3を手で持ってコース11のスタート位置Sから第1の
得点枠TW1内めがけて投てきする。投てきした投てき
物13は所定の長さを呈しているので落下した際に倒れ
てしまうが、本体14内底部14Aには下面中心に対応
して重り16が埋設されているので、重力で重り16が
下がり、倒れた投てき物13本体14は重り(本体14
底部14A)16を下に上部球状部17を上にして起立
する。
【0026】そして、投てき者は第1の得点枠TW1ま
で移動し、投てき物13の底部14Aが第1の得点枠T
W1内に入っていれば投てき者に得点が加算され、投て
き物13が第1の得点枠TW1内に入っていなければ得
点は加算されない。次に、投てき者(この場合、通常の
人)は本体14底部14Aを下に起立した投てき物13
の上部球状部17を手で持って第2の得点枠TW2内め
がけて投てきする(この場合、投てき者は第1の得点枠
TW1内から投てきする)。
【0027】係る、車椅子に乗った身体障害者などでも
本体14底部14Aを下に起立した投てき物13の上部
球状部17を容易に手で持つことができる。そして、投
てき者は第2の得点枠TW2まで移動し、投てき物13
の底部14Aが第2の得点枠TW2内に入ってるか否か
確認する。この場合も前述同様、本体14内底部14A
が第2の得点枠TW2内に入っていれば投てき者に得点
が加算され、投てき物13が第2の得点枠TW2内に入
っていなければ得点は加算されない。
【0028】次に、投てき者は、本体14底部14Aを
下にして起立した投てき物13の上部球状部17を手で
持って第3の得点枠TW3内めがけて投てきする。この
場合も、投てき者は第1の得点枠TW1内から投てきす
ると共に、前述同様、本体14内底部14Aが第3の得
点枠TW3内に入っていれば投てき者に得点が加算さ
れ、投てき物13が第3の得点枠TW3内に入っていな
ければ得点は加算されない。
【0029】そして、第4の得点枠TW4、第5の得点
枠TW5、第6の得点枠TW6と順次投てき物13の投
てきが繰り返されて全ての得点枠12内への投てきが終
了した時点で、投てき物13が得点枠12内に入った点
数の大きさによって順位が決定する。これにより、通常
の人或いは車椅子に乗った身体障害者などの投てき者で
も投てきゲームを楽しむことが可能となる。
【0030】このように、投てき物13は、下面が略球
面形状とされた弾性部材にて本体14を構成し、この本
体14内底部14Aに下面中心に対応して重り16を埋
設しているので、投てき物13を投てきした際、投てき
物13は不規則な動作をした後、重り16を下にして起
立させられると共に、投てき物13が人に当たった場合
でも怪我をすることなく安全にゲームを楽しむことがで
きるようになる。これにより、投てき物13をコース1
1に設けられた得点枠12内めがけて投てきした場合、
得点枠12内で投てき物13が確実に起立するか否か不
規則になるので、得点を競うゲームのおもしろさと楽し
さを大幅に増大させることが可能となる。
【0031】また、投てき物13の本体14は所定の縦
寸法を有しており、下部球状部15と該下部球状部15
より小さい上部球状部17との間が括れた形状のひょう
たん形状に形成している。これにより、投てき物13を
投てきした際、重り16を下に上部球状部17を上にし
て所定の縦寸法の投てき物13を自動的に起きあがらせ
ることができるようになるので、車椅子に乗った身体障
害者などが投てき物13の上部球状部17を容易に持つ
ことができるようになる。従って、車椅子に乗った身体
障害者などが自ら単独で投てきゲームを進行することが
できるようになるので、少ない介添者の協力或いは介護
者がいなくても楽しみながら運動を行なうことがことが
できるようになる。
【0032】また、スタート位置20から投てき物13
を投てきし、コース11に設けられた複数の得点枠12
内に順次投てき物13を入れていき、全ての得点枠12
内への投てきが終了した時点で、投てき物13が得点枠
12内に入った点数の大きさによって順位を競うように
しているので、例えば従来のゲートボールやグラウンド
ゴルフのように長いマレットやクラブを使用し振り回さ
なくても運動場や広場或いは室内などに得点枠12を設
けたコース11で、投てきゲームのプレーを楽しむこと
が可能となる。
【0033】また、投てき物13をシート19で覆って
いるので、模様を描いたシート19を利用することによ
り入り色な模様の投てき物13を作製することができる
ようになると共に、投てき物13を自分の好みに合わせ
オリジナルな投てき物13を創ることが可能となる。こ
れにより、他に無い自分だけの投てき物13を持つこと
ができるようになり、更に、楽しく健康的に投てきゲー
ムを行なうことができるようになる。
【0034】一方、図5に他の得点枠12の縦断側面図
を示している。この得点枠12は合成樹脂などで所定の
大きさ所定の形状に形成され上面には一側を高く他側に
行くに従って低く傾斜する傾斜面12Aが形成されてい
る。そして、この得点枠12内には投てき物13が起立
した状態で入ると得点を得られ、投てき物13が横に倒
れ転がって得点枠12内から外に出てしまうと得点が得
られないように構成されている。
【0035】これにより、得点枠12内に投てき物13
が起立し難くなり、得点を得難くすることが可能とな
る。この場合、得点枠12内に投てき物13を起立させ
るために高度な投てき技術が必要となるので、投てき技
術を競う楽しさを大幅に向上させることができるように
なる。これにより、室内などの狭い場所でも楽しく投て
きゲームが行なえるように構成している。
【0036】また、図6に他の得点枠12の縦断側面図
を示している。この得点枠12も合成樹脂などで所定の
大きさ所定の形状に形成され、表面を凹凸させた凹凸面
12Bが形成されている。この得点枠12内には投てき
物13が起立した状態で入ると得点を得られ、投てき物
13が横に倒れて不規則に転がって得点枠12内から外
に出てしまうと得点が得られないように構成されてい
る。
【0037】これにより、得点枠12内に投てき物13
が起立し難くなり、得点を得難くすることが可能とな
る。この場合も、得点枠12内に投てき物13を起立さ
せるために高度な投てき技術が必要となるので、投てき
技術を競う楽しさを大幅に向上させることができるよう
になる。これにより、室内などの狭い場所でも楽しく投
てきゲームが行なえるように構成している。
【0038】また、図7に他の得点枠12の縦断側面図
を示している。この場合、得点枠12の表面は形状の大
きな木板、繊維、合成樹脂などの大マット21の上にこ
の大マット21より小さな小マット22が重ねられて2
段に形成している。この得点枠12内に投てき物13が
起立した状態で入ると前述同様得点を得られ、横に倒れ
ている場合、投てき物13が転がって得点枠12内に起
立し得点が得られるか、或いは投てき物13が転がって
得点枠12内から外に出て得点が得られないように構成
されている。係る場合、形状の大きな大マット21内に
投てき物13が乗った場合と、形状の小さな小マット2
2内に投てき物13が乗った場合とに得点差を設け、こ
れにより室内などの狭い場所でも楽しく投てきゲームが
行なえるように構成している。
【0039】また、図8に他の得点枠12の縦断側面図
を示している。この得点枠12は、図7の大マット21
の上に重ねた小マット22を少許凹ませた凹所22Aを
設け、重ねた小マット22上に投てき物13の本体14
を乗り易くしている。この場合も、得点枠12は、大マ
ット21内に投てき物13が乗った場合と、小マット2
2の凹所22A内に投てき物13が乗った場合とに得点
差を設け、室内などの狭い場所でも楽しく投てきゲーム
が行なえるように構成している。
【0040】このように、得点枠12を三角形以上の多
角形、星形、丸、楕円、或いは、それらを組み合わせた
形状に形成しているので、投てき物13を得点枠12内
に入れるおもしろさを大幅に向上させることが可能とな
る。また、得点枠12内を平面、凹凸面12B、傾斜面
12Aとしているので、得点枠12内で投てき物13が
確実に起立するか否かが更に不規則にすることができる
ようになる。これにより、得点が得難くなるので、得点
を競うゲームのおもしろさと、投てき技術が向上する楽
しさを大幅に増大させることが可能となる。
【0041】尚、実施形態では得点枠12をビニール、
合成繊維或いは綿などの紐、ビニールホース、或いは、
繊維マット、合成樹脂マットなどで構成したがこれに限
らず、得点枠12は運動場や広場或いは室内などの所定
位置に粘着テープなどで所定の形状で囲って得点枠12
としても差し支えない。また、所定の形状の布地、ビニ
ールシート或いは針金などを用いて運動場や広場或いは
室内などに得点枠12を設けても差し支えない。
【0042】また、投てき物13は本体14を下部球状
部15と該下部球状部15より小さい上部球状部17と
の間が括れたひょうたん形状に形成したがこれに限ら
ず、投てき物13は本体14底部14Aを球状とした円
柱形、或いは本体14底部14Aを球状としたアニメの
キャラクタ形状などに形成しても差し支えない。
【0043】また、投てき物13の本体14をスポンジ
などの弾性部材にて構成したがこれに限らず、内部に空
気を封入したビニールなどで構成し、本体14内底部1
4Aに下面中心に対応して重り16を埋設しても差し支
えない。
【0044】また、投てき物13の本体14を所定の縦
寸法を有したひょうたん形状にて形成したがこれに限ら
ず、本体14の底部14Aとなる位置に重り16を埋設
した球形状に構成し、投てき物13を投てき或いは回転
させて得点枠12内に入れるようにしても本発明は有効
である。
【0045】また、投てき物13の下部下面を略球面形
状に形成したがこれに限らず、投てき物13の下部下面
は、楕円形状、三角、四角などの多角形形状にして起き
あがり性を複雑にして更に楽しくゲームが行なえるよう
にしても本発明は有効である。
【0046】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、投て
き物を投てきし、コースに設けられた得点枠内に入れる
ことでゲームが行なわれる投てきゲーム装置であって、
投てき物は、下面が略球面形状とされた弾性部材にて本
体が構成され、該本体内底部には、下面中心に対応して
重りが埋設されているので、投てき物を投てきした際、
投てき物が不規則動作をした後、重りを下に起立させる
ことが可能となる。これにより、コースに設けられた得
点枠内めがけて投てき物を投てきした場合、得点枠内で
投てき物が確実に起立するか否か不規則にすることがで
きるので、得点を競うゲームのおもしろさと楽しさを増
大させることが可能となる。従って、投てきゲーム装置
のゲーム性を大幅に向上させることができるようになる
ものである。
【0047】特に、弾性部材にて投てき物の本体を構成
しているので、投てき物が人に当たった場合でも怪我を
することなく安全にゲームを楽しむことができるように
なる。
【0048】また、請求項2の発明によれば、上記に加
えて、投てき物の本体は所定の縦寸法を有し、下部球状
部と該下部球状部より小さい上部球状部との間が括れた
形状を呈しているので、投てき物を投てきした場合、重
りを下にして所定の縦寸法の投てき物を自動的に起きあ
がらせることができるようになる。これにより、投てき
物の上部球状部を、例えば、車椅子に乗った身体障害者
などが容易に持つことができる位置とすることが可能と
なる。従って、車椅子に乗った身体障害者などが自らが
単独でゲームを進行することができるようになるので、
少ない介添者の協力或いは介護者がいなくても楽しみな
がら運動を行なうことがことができ、投てきゲーム装置
の実用効果を大幅に向上させることができるようになる
ものである。
【0049】また、請求項3の発明によれば、請求項1
又は請求項2に加えて、スタート位置から投てき物を投
てきし、コースに設けられた複数の得点枠内に順次入れ
ていき、全ての得点枠内への投てきが終了した時点にお
ける投てき物が得点枠内に入った点数の大きさによって
順位を競うようにしているので、例えば従来のゲートボ
ールやグラウンドゴルフのように長いマレットやクラブ
を使用し振り回さなくても投てきゲームのプレーを行な
うことが可能となる。これにより、運動場や広場或いは
室内などでも投てきゲームのプレーを楽しむことができ
るようになる。従って、少しの広場さえあれば投てきゲ
ームを楽しむことができ、投てきゲーム装置の利便性を
極めて向上させることができるようになるものである。
【0050】また、請求項4の発明によれば、請求項
1、請求項2又は請求項3に加えて、得点枠を三角形以
上の多角形、星形、丸、楕円、或いは、それらを組み合
わせた形状に形成しているので、投てき物を得点枠内に
入れるおもしろさと楽しさを増大させることが可能とな
る。これにより、投てきゲーム装置のゲーム性を更に向
上させることができるようになる。従って、子供から大
人、車椅子などに乗った身体障害者などでも投てきゲー
ムをおおいに楽しむことができるようになるものであ
る。
【0051】更に、請求項5の発明によれば、請求項
1、請求項2、請求項3又は請求項4に加えて、得点枠
内を平面、凹凸面、傾斜面としているので、得点枠内で
投てき物が確実に起立するか否か更に不規則にすること
ができるようになる。これにより、得点枠内に投てき物
が起立し難くなり、得点を得難くすることが可能とな
る。従って、得点枠内に投てき物を起立させるために高
度な投てき技術が必要となるので、投てき技術を競う楽
しさを大幅に向上させることができ、室内などの狭い場
所でも楽しく投てきゲームが行なえるようになり、子供
から大人、車椅子に乗った身体障害者などでも投てきゲ
ームを楽しむことができるようになるものである。
【0052】更にまた、請求項6の発明によれば、請求
項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5に加
えて、投てき物をシートで覆っているので、例えば、模
様を描いたシートを利用することにより入り色な模様の
投てき物を作製することができるようになる。これによ
り、投てき物を自分の好みに合わせて装飾することが可
能となる。これにより、自分の好みに合わせオリジナル
な投てき物を創ることが可能となる。従って、他に無い
自分だけの投てき物を持つことができるようになるの
で、更に、投てきゲームを楽しくゲームすることができ
るようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の投てきゲーム装置の平面図である。
【図2】本発明の投てきゲーム装置を構成する投てき物
の正面図である。
【図3】シートで覆った投てき物の正面図である。
【図4】同図3の投てき物が起きあがる状態を示す図で
ある。
【図5】得点枠の縦断側面図である。
【図6】もう一つの得点枠の縦断側面図である。
【図7】もう一つの得点枠の縦断側面図である。
【図8】もう一つの得点枠の縦断側面図である。
【符号の説明】
10 投てきゲーム装置 11 コース 12 得点枠 13 投てき物 14 本体 15 下部球状部 16 重り 17 上部球状部 18 括れ部 TW1 第1の得点枠 TW2 第2の得点枠 TW3 第3の得点枠 TW4 第4の得点枠 TW5 第5の得点枠 TW6 第6の得点枠

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投てき物を投てきし、コースに設けられ
    た得点枠内に入れることでゲームが行なわれる投てきゲ
    ーム装置であって、 前記投てき物は、下面が略球面形状とされた弾性部材に
    て本体が構成され、該本体内底部には、下面中心に対応
    して重りが埋設されていることを特徴とする投てきゲー
    ム装置。
  2. 【請求項2】 前記投てき物の本体は所定の縦寸法を有
    し、下部球状部と該下部球状部より小さい上部球状部と
    の間が括れた形状を呈していることを特徴とする請求項
    1の投てきゲーム装置。
  3. 【請求項3】 スタート位置から投てき物を投てきし、
    コースに設けられた複数の得点枠内に順次入れていき、
    全ての得点枠内への投てきが終了した時点における前記
    投てき物が前記得点枠内に入った点数の大きさによって
    順位を競うことを特徴とする請求項1又は請求項2の投
    てきゲーム装置。
  4. 【請求項4】 得点枠を三角形以上の多角形、星形、
    丸、楕円、或いは、それらを組み合わせた形状に形成し
    たことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3の
    投てきゲーム装置。
  5. 【請求項5】 得点枠内を平面、凹凸面、傾斜面とした
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請
    求項4の投てきゲーム装置。
  6. 【請求項6】 投てき物をシートで覆ったことを特徴と
    する請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求
    項5の投てきゲーム装置。
JP2000328889A 2000-10-27 2000-10-27 投てきゲーム装置 Pending JP2002126146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000328889A JP2002126146A (ja) 2000-10-27 2000-10-27 投てきゲーム装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000328889A JP2002126146A (ja) 2000-10-27 2000-10-27 投てきゲーム装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002126146A true JP2002126146A (ja) 2002-05-08

Family

ID=18805674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000328889A Pending JP2002126146A (ja) 2000-10-27 2000-10-27 投てきゲーム装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002126146A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5511782A (en) Ball game device and method of using the same
US3643947A (en) Rope flipping racing game
US3776551A (en) Resilient resin foam polyhedron & bat
US3558133A (en) Pickup game elements
US3806122A (en) Target disc, tethered ball & game initiating spinner
US4971335A (en) Toss ball game device
JP2002126146A (ja) 投てきゲーム装置
Canales et al. Physical activities for young people with severe disabilities
JP6273412B1 (ja) 玉入れ健康遊具システム
DeKoven Junkyard sports
JP3161956U (ja) カーリング様遊技具
JPH09140845A (ja) ドリームゴルフ用具
JP3216541U (ja) ステックボーリング用具
KR20090027600A (ko) 실내 패밀리 스포츠
KR100292563B1 (ko) 테이블당구골프대
RU57616U1 (ru) Спортивная игра с шарами
Bieri Action Games
JP2000317027A (ja) カーリング様遊技具
JP2014124352A (ja) 室内球技遊具
RU2159140C2 (ru) Спортивная игра с мячом "солнечный круг" (ее варианты) и устройство для проведения
JP3186565U (ja) 遊技用マット
Clarke Dancing under the roof
Hirst et al. They too should play
Aharoni Games and Activities for Severely Handicapped Students Utilizing Small Space and Minimal Equipment.
KR20220127453A (ko) 소정 형상의 볼을 투구하여 타겟 핀을 맞추는 게임 시스템