JP2002126082A - 針無注射器 - Google Patents

針無注射器

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JP2002126082A
JP2002126082A JP2000328062A JP2000328062A JP2002126082A JP 2002126082 A JP2002126082 A JP 2002126082A JP 2000328062 A JP2000328062 A JP 2000328062A JP 2000328062 A JP2000328062 A JP 2000328062A JP 2002126082 A JP2002126082 A JP 2002126082A
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JP
Japan
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injection
nozzle
needleless syringe
injection hole
hole
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Pending
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JP2000328062A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Hoshi
充 星
Haruhide Udagawa
晴英 宇田川
Kazumi Morishita
和三 森下
Masahiko Yonetani
昌彦 米谷
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NIPPON IYAKU KK
Shimadzu Corp
Original Assignee
NIPPON IYAKU KK
Shimadzu Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/30Syringes for injection by jet action, without needle, e.g. for use with replaceable ampoules or carpules

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】薬液の噴射に必要な加圧圧力を低減した針無注
射器を提供する。 【解決手段】ノズル1の噴射孔1aの孔径とその長さ
を、孔径に対する長さの比を0.1〜2にとることによ
り、噴射孔内での圧力損失が小さくなり圧縮ばねの強さ
及び圧縮力を低くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズルの噴射孔か
ら吸入した一定量の薬液をジェット噴射させて皮下注射
を行う針無注射器、特に噴射する薬液を加圧する圧力を
低くした針無注射器に関する。
【0002】
【従来の技術】針無注射器は、その先端部のノズルの噴
射孔から一定量の薬液を吸入した後、噴射孔から薬液を
ジェット噴射することにより、薬液を患者の皮下に注入
する注射器である。すなわち、針無注射器による注射は
皮下注射時に注射針を使用しないため、痛みを伴わな
い、注射痕が残らない、針刺し事故が皆無等の利点があ
り、例えば糖尿病患者自身が日常的にインシュリンを自
己注射する場合にも用いられている。
【0003】このような針無注射器として、図3の概略
構造図に示すようなものが用いられている。図に示すよ
うに、この針無注射器は、噴射孔21aを有するノズル
21を組み込んだ前側円筒部22と、ピストン23を連
結したロッド24をラッチ(固定)したり解除したりす
るラッチ機構25及びラッチ解除ボタン26を組み込ん
だ後側円筒部27をネジ部28で螺合させて構成されて
いる。前記ロッド24の前方部にはフランジリング29
が一体的に固着され、そのフランジリング29と後側円
筒部27の後方内部壁間にロッド24を通して圧縮ばね
30が取り付けられている。
【0004】この針無注射器の後側円筒部27を回転し
て前進させると、ピストン23の先端はノズル21の内
壁まで前進し、ラッチ機構25はロッド24をラッチす
るとともに圧縮ばね30を圧縮し、その圧縮力によりロ
ッド24に前進方向の運動力を付勢する。この状態でノ
ズル21を薬液バイアル(図示しない)に接触させ前記
後側円筒部27を回転して後退させると、ノズル21と
ピストン23間の中空部に薬液が吸入される。そして、
注射部位にノズルを押し当て、ラッチ解除ボタン26を
プッシュすると、ラッチ機構25のラッチが解除されて
ロッド24はフリーとなって高速で前進し、薬液はピス
トン23で高圧に加圧され噴射孔21aから噴射され皮
下に注射される。この従来の噴射孔21aには、孔径に
対する長さの比が2より大きなものが用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の針無注射器は上
記のように構成されているが、薬液が噴射孔を通るとき
噴射孔内に圧力損失を生じ、その大きさは噴射孔の長さ
に比例するので、皮下注射に必要な噴射圧力を得るため
には、その圧力損失を考慮して圧縮ばねの強さ及び圧縮
力を決めなければならない。従来の針無注射器のノズル
の噴射孔は、孔径に対する長さの比が2より大きいた
め、圧力損失が大きくそれを補償するため圧縮ばねを強
くしなければならず、その結果、注射時の衝撃力が強く
なり注射器が注射部位から離れたり動いたりして注射失
敗を起こすという問題がある。本発明は、このような事
情に鑑みてなされたものであって、噴射孔での圧力損失
を小さくして、噴射時の衝撃力を抑制して注射失敗を起
こさない針無注射器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の針無注射器は、先端部のノズルの噴射孔か
ら吸入した一定量の薬液を、前記噴射孔から噴射させて
皮下注射を行う針無注射器において、噴射孔の孔径に対
する長さの比率が0.1〜2なるノズルを用いたことを
特徴とする。本発明の針無注射器は上記のように構成さ
れており、噴射孔の孔径に対する長さの比を0.1〜2
にすることにより、噴射孔内での圧力損失を少なくし、
注射時の衝撃力による反動による注射失敗を防止するこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明の針無
注射器を詳細に説明する。図1は本発明の針無注射器の
上面図(a)と側面断面図(b)である。本発明の針無
注射器の構造は図1に示すように、ピストン4の後退時
薬液を吸入し、前進時薬液を噴射する噴射孔1aを有す
るノズル1と、先端側にノズル1を螺合等により装着し
外周部に薬液量表示窓2を開口した前側円筒部3と、前
記ノズル1の中空部に内挿されたピストン4を連結して
前後進するロッド5をラッチ(固着)するラッチ機構6
とラッチ状態を解除するためのラッチ解除ボタン7を内
設した後側円筒部8をネジ部9で螺合して構成されてい
る。
【0008】前記ロッド5には先端側からピストン4を
連結するための凹み10と、後側円筒部8を回転前進さ
せることによりラッチボール11を嵌め込む凹み12が
形成されており、フランジリング13が一体的に固着さ
れている。前記フランジリング13と後側円筒部8に固
定されたブロック14の前端面間にはロッド5を通して
圧縮ばね15が、ブロック14の後部とラッチ解除ボタ
ン7間にはロッド5を通して圧縮ばね16が介在してい
る。
【0009】また、前記前側円筒部3の中に入った後側
円筒部8の円筒面には回転ピッチに合わせて前記薬液量
表示窓2に薬液量を示すための数字が表示されていて、
後側円筒部8の移動に応じて薬液量表示窓2の表示数字
が変わるようになっている。前記ノズル1は図2の断面
図(a)及び先端拡大断面図(b)に示されるように、
ピストンが挿入される薬液室20と噴射孔1aを備えて
いる。本発明では、噴射孔1a内での圧力損失を少なく
してばね力を有効に使えるよう、噴射孔の孔径に対する
長さの比を0.1〜2に短くしている。例えば、孔径を
0.16mmとすると長さは0.016〜0.32mm
となる。これにより、噴射中に薬液にスピンがかかりに
くくなり痛みが少なくなると共に、皮膚に開ける穴が小
さくなり、また、ノズル1の射出成形が容易になるとい
う利点が得られる。
【0010】この針無注射器の注射はつぎに示すような
動作によって行われる。図1の針無注射器は注射のため
薬液を噴射した後の状態を示したもので、ラッチボール
11が凹み12から飛び出し、ロッド5はフリーとなっ
てピストン4はノズル1の先端にほぼ到達している。
【0011】この状態から注射を行うには、後側円筒部
8を回転して、薬液量表示窓2の表示が0になるように
前進させる。後側円筒部8とともにブロック14は前進
し、ラッチボール11はロッド5の凹み12に嵌まり込
みラッチ解除ボタン7の平面部18で押さえられロッド
5はブロック14の小孔17位置においてラッチされ
る。そして、ノズル1を薬液バイアル(図示しない)の
吸入口にノズル1の噴射孔1aを当てて、後側円筒部8
を回転して後退させるとノズル1の内壁とピストン4間
の空間に薬液が吸入される。必要な薬液量が薬液量表示
窓2に表示されるところまで後側円筒部8を後退させ
る。
【0012】次に、針無注射器を注射部位に当てて、ラ
ッチ解除ボタン7を押すとその平面部18はラッチボー
ル11の前に移動し、ラッチボール11はロッド5の凹
み12から浮き上がり、ロッド5はフリーとなり圧縮ば
ね15の圧縮力による運動エネルギーを与えられて高速
で前進する。
【0013】上記実施例に示すように、本発明は噴射孔
の孔径に対する長さの比を0.1〜2にすることによ
り、噴射孔内での圧力損失を小さくして注射時での反動
を押さえることを特徴としており、その他の形状や大き
さは本実施例に限定されるものではない。
【0014】
【発明の効果】本発明の針無注射器は上記のように構成
されており、噴射孔の孔径に対する長さの比を0.1〜
2に短くしたことにより、噴射孔内での圧力損失が少な
くなり、薬液の噴射に必要な圧縮ばねの圧縮力を低くす
ることができ、注射時の衝撃力から針無注射器に伝わる
反動を抑制し得る。また、これにより噴射中に薬液にス
ピンがかかりにくくなり痛みが小さくなると共に、皮膚
に開ける穴が小さくなり、ノズルの噴射成形が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による針無注射器の上面図
(a)と側面断面図(b)である。
【図2】実施例によるノズルの断面図(a)とその一部
拡大図(b)である。
【図3】従来の針無注射器の概略構造図である。
【符号の説明】
1、21・・・ノズル 1a、21a・・・噴射孔 2・・・薬液量表示窓 3、22・・・前側円筒部 9、28・・・ネジ部 4、23・・・ピストン 5、24・・・ロッド 6、25・・・ラッチ機構 7、26・・・ラッチ解除ボタン 8、27・・・後側円筒部 10、12・・・凹み 11・・・ラッチボール 13、29・・・フランジリング 14・・・ブロック 15、16、30・・・圧縮ばね 17・・・小孔 18・・・平面部 19・・・ストッパ 20・・・薬液室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇田川 晴英 京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会 社島津製作所内 (72)発明者 森下 和三 京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会 社島津製作所内 (72)発明者 米谷 昌彦 大阪市旭区清水1丁目11−13 日本医薬株 式会社内 Fターム(参考) 4C066 BB01 CC01 DD13 EE14 FF02 HH28 KK17

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部のノズルの噴射孔から吸入した一定
    量の薬液を、前記噴射孔から噴射させて皮下注射を行う
    針無注射器において、噴射孔の孔径に対する長さの比が
    0.1〜2なるノズルを用いたことを特徴とする針無注
    射器。
JP2000328062A 2000-10-27 2000-10-27 針無注射器 Pending JP2002126082A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019507655A (ja) * 2016-03-08 2019-03-22 クロスジェクト 改良された注射ノズルを装備した無針注射装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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