JP7251762B2 - 改良された注射ノズルを装備した無針注射装置 - Google Patents

改良された注射ノズルを装備した無針注射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7251762B2
JP7251762B2 JP2018547382A JP2018547382A JP7251762B2 JP 7251762 B2 JP7251762 B2 JP 7251762B2 JP 2018547382 A JP2018547382 A JP 2018547382A JP 2018547382 A JP2018547382 A JP 2018547382A JP 7251762 B2 JP7251762 B2 JP 7251762B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
injection device
nozzle
angle
free injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018547382A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019507655A (ja
Inventor
シュタインベルガー、ロビン
ビビアン、ジル
Original Assignee
クロスジェクト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クロスジェクト filed Critical クロスジェクト
Publication of JP2019507655A publication Critical patent/JP2019507655A/ja
Priority to JP2022021863A priority Critical patent/JP2022081494A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7251762B2 publication Critical patent/JP7251762B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/30Syringes for injection by jet action, without needle, e.g. for use with replaceable ampoules or carpules
    • A61M5/3007Syringes for injection by jet action, without needle, e.g. for use with replaceable ampoules or carpules with specially designed jet passages at the injector's distal end
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/30Syringes for injection by jet action, without needle, e.g. for use with replaceable ampoules or carpules
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2205/00General characteristics of the apparatus
    • A61M2205/02General characteristics of the apparatus characterised by a particular materials
    • A61M2205/0216Materials providing elastic properties, e.g. for facilitating deformation and avoid breaking

Description

本発明は、改良された注射ノズルを装備した無針注射装置に関する。
本発明の技術分野は、無針、事前充填及び使い捨て注射装置のものであり、例えば、ガス発生器のようなエネルギー源により動作し、人間医学又は獣医学における治療使用のために、液体有効成分の皮内、皮下、及び筋肉内注射に対して使用される。
有効成分は、多かれ少なかれ強粘液、液体混合物、又は、ゲルにより構成されている。
有効成分はまた、注射に適した、溶剤中で溶解した固体であってよく、又は、適切な液体中においてある濃度で懸濁した、粉末状固体で構成されてよい。有効成分の粒子サイズは、これらを塞ぐことを回避するために、ダクトの直径と適合しなければならない。
注射装置は、例えば、特許出願FR-A-2815544(WO 02/34317に対応)のように、既知の方法で、ガス発生器、膨張室、液体有効成分を含む貯留層、及び注射システムを引き続き備える本体を備えている。
貯留層は、装置の本体によって区切られる管状ハウジングに挿入されるガラス管により構成され、ガラス管は、上部又は上流ピストンと下部又は下流ピストンによって塞がれ、それらの間に液体有効成分が含まれている。
貯留層の自由下端は、注射軸に沿って軸方向に伸長する少なくとも1つの注射チャネルを区切っている注射ノズルと協働する。
さらに、注射装置は、本体を覆い、注射ノズルの通路に対して適合されている下部開口を区切る、中空カバーを含む。
有効成分の注射を可能にするために、本体は、休止位置から注射位置の間で、スライド軸に沿って下から上にスライド可能にカバー中に据え付けられ、ユーザがユーザの皮膚上で注射ノズルを押すとき、本体の駆動が実行される。
カバー内の本体の移動は、ガス発生器をトリガし、加圧ガスを発生させることを可能にし、この加圧ガスは、注射ノズルを通すことにより患者の皮膚を通して有効成分を注入するために、ピストンが変位するよう駆動する。
概してT字型の伸縮自在に変形可能な膜を装備した公知の注射装置があり、これは、貯留層の上端と本体によって形成されるシートとの間で軸方向に挿入される径方向環状ディスク、及び、環状ディスクから、貯留層において軸方向に伸長する管状部分を備えている。
膜の管状部分は、移動においてピストンを駆動するために、加圧ガスの影響下で軸方向に伸長するように設計されている。
注射ノズルは、貯留層上に軸方向に支えられている上面と、閉鎖キャップと協働するように適合されている下部注射面とにより軸方向で区切られている。
また、注射ノズルは、本体によって形成される相補的なねじ切り上にねじ留めされるように適合されている雄ねじを有している。
したがって、本体上のノズルのねじ留めは、注射の間、膜、貯留層、及び本体の間を確実に密閉するために、貯留層の上端と本体によって形成されるシートとの間で膜の径方向環状ディスクを軸方向にピンチすることを可能にする。
ガス発生器によって発生する圧力の影響下で、本体と膜及び貯留層によって形成される組立との間のスライドが時として観測される。
このスライドは、注射装置の注射特徴をランダムに阻害する多かれ少なかれかなりの漏出を生成するまで膜と本体との間の接続を部分的に離し、これらの漏出は、注射性能に関する分散を発生させる。
本発明は、特に、この欠点を解決することを目的とし、この目的のための無針注射装置に関連し、無針注射装置は、
-注射軸に沿って、上部径方向シート48から軸方向に伸長するハウジングを形成する本体と、
-ガス発生器と、
-有効成分を含み、ハウジング中を上端から下端へと軸方向に伸長する、管状貯留層と、
-管状貯留層の下端に配置され、本体によって形成された相補的なねじ切り上にねじ留めされるように適合されている雄ねじを有する、有効成分を注射するためのノズルとを含み、
無針注射装置は、ノズルの雄ねじが、概して三角形の断面を有し、雄ねじは、注射軸に垂直な径方向軸に対する第1の角度を有する上面と、径方向軸に対する第2の角度を有する下面とによって区切られていることと、第1の角度は、第2の角度よりも大きいこととを特徴とする。
本発明にしたがうノズルの設計は、ノズルのねじの下面によって形成される第2の角度を制限することを可能にし、これは、ノズルの又は本体によって形成される相補的なねじ切りの断裂の前に、ノズルのトルクをより固く締め付けることを可能にする。
したがって、膜と貯留層との間の漏出のリスクは取り除かれる。
本発明の別の特徴にしたがうと、雄ねじは、のこぎり歯タイプのものであり、すなわち、ノズルの下面によって形成される第2の角度は、下面がフランク面を形成するようにゼロではない。
このようなフランク面は、その製造の間、ノズルの取り出しを促進する。
好ましくは、第1の角度は、約35度のものである。
また、第2の角度は、約10度のものである。10度の角度は、同時にノズルの取り出しを促進し、ノズルのトルクを固く締め付けることとを可能にする、関心をそそる折衷物である。
別の特徴にしたがうと、ノズルの雄ねじの下面は、本体によって形成される
関係付けられたねじ切りの相補的な上面を圧迫し、注射の間にノズルによって送られる軸方向推進力を回復する。
また、雄ねじによって形成された2つの隣接三角形を接続する曲がった部分は、約0.11ミリメートルの湾曲の半径を有する。
さらに、雄ねじのピッチは、約1ミリメートルのものである。
好ましくは、注射ノズルは、射出成型によって作られている。
同様に、本体は、射出成型で作られている。
別の特徴にしたがうと、貯留層中に含まれる有効成分は、以下の有効成分:
-メトトレキセート(Methotrexate)、
-アドレナリン(Adrenaline)、
-スマトリプタン(Sumatriptan)、
-ヒドロコルチゾン(Hydrocortisone)、
-ナロキソン(Naloxone)、
-ミダゾラム(Midazolam)、
-アポモルフィン(Apomorphine)、
-エチルナルトレキソン臭化物(Ethylnatrexone bromide)、
-フィトメナジオン(Phytomenadione)、
-塩酸クロルプロマジン(Chlorpromazine hydrochloride)、
-ズクロペンチキソール アセテート(Zuclopenthixol acetate)、
-ダナパロイドナトリウム(Danaparoid sodium)、
-エノキサパリンナトリウム(Enoxaparin sodium)、
-シオピン酸エストラジオール(Estradiol cypionate)、
-酢酸メドロキシプロゲステロン(Medroxyprogesterone acetate)、
-ナドロパリンカルシウム(Nadroparin calcium)、
-酢酸メチルプレドニソロン(Methylprednisolone acetate)、
-ヘパリンカルシウム(Heparin calcium)、
-テルブリン(Terbulin)
を備えるグループから選択される。
本発明の他の特徴及び利点は、どの参照が添付の図面になされているか理解するために、以下の詳細な説明を読む際に現れるだろう。
図1は、本発明にしたがう、注射装置を図示した分解斜視図である。 図2は、休止位置にある図1の注射装置を図示した軸方向の断面図である。 図3は、図1の注射装置の本体上の注射ノズルの結合を図示した詳細な軸方向の断面図である。 図4は、図3のノズルのねじを図示した折り込みの詳細な軸方向の断面図である。
発明の詳細な説明及び特許請求の範囲において、発明の詳細な説明及び特許請求の範囲を明確にするために、縦、高さ、横の用語は、図中で示されている三面体L、V、Tを参照して、非限定的に採用される。
さらに、本出願において、用語「上」、「下」、「水平」、「垂直」、及びその派生用語は、要素又はコンポーネントの位置又は向きを指し、この位置又はこの向きは、地球の重力を参照することなく、図中の装置の向きと、三面体L、V、Tとを参照して考慮される。
同様に、用語「軸方向」及び「径方向」は、注射装置の注射軸Bを参照して理解されるべきである。
図1は、打撃装置14と、雷管18及び火工品チャージ20を備えるガス発生器16と、膨張室22と、液体有効成分26を含む貯留層24と、注射ノズル28とを連続して備えているU字型の本体12を含む、無針注射装置又は無針シリンジを示している。
打撃装置14とガス発生器16は、垂直スライド軸Aに沿って軸方向に伸長する本体12の第1の線形サブアセンブリを構成し、有効成分26を含む貯留層24と注射ノズル28とは、第2の垂直注射軸Bに沿って軸方向に伸長する本体12の第2の線形サブアセンブリを形成する。
これら2つのサブアセンブリは、サブアセンブリの軸A、Bに垂直な軸を有する膨張室22によって、互いに接続されている。
貯留層24は、上部ピストン32と下部ピストン34により塞がれているガラス管30により構成されており、上部ピストン32と下部ピストン34の間に液体有効成分26が含まれ、ピストンは、伸縮自在に変形可能なエラストマーベースの材料で作られている。
貯留層24は、注射ノズル28に面して配置される環状下面38を有する下部フランジ36から、環状上面42を有する上部フランジ40にまで、軸方向に伸長している。
図2中に見られるように、貯留層24は、本体12によって形成されているハウジング44中に配置されており、ハウジング44は、注射軸Bの回りに伸長している管状壁46によって径方向に区切られている。
ハウジング44は、上部径方向シート48から軸方向に伸長しており、上部径方向シート48は本体12によって形成され、膨張室22の出口穴49を区切っている。
好ましい実施形態にしたがうと、本体12は、プラスチック射出成型により作られている。
また、図2にしたがうと、無針注射装置10は、概してT型の伸縮自在に変形可能な膜50を装備し、膜50は、貯留層24の上部フランジ40と本体12によって形成されるシート48との間に軸方向に挿入される径方向環状ディスク52、及び環状ディスク52から貯留層24中で軸方向に伸長する管状部分54を備えている。
膜50の管状部分54は、注射ノズル28を通して有効成分26を噴射するために、ガス発生器16によって発生したガスの圧力の影響下で、上部ピストン32を下方に押すために、軸方向に伸長するように設計されている。
この目的のために、膜50は、エラストマーベースの材料で作られている。より具体的には、膜50は、EPDM、すなわち、エチレンプロピレンジエンモノマー(ethylene-propylene-diene monomer)で作られている。
図1を参照すると、本体12は、中空カバー56によって包まれており、中空カバー56は、中空カバーの底部を形成する水平底板58によって閉じられている下開口部の範囲を定めている。
水平底板58は、注射ノズル28及び本体12の下端が通過するのに適した注射軸Bの回りの円形通路60の範囲を定めており、注射ノズル28が中空カバー56から出て垂直に下に突出する下部セグメントを含むようになっている。
また、注射装置10は、バヨネットタイプのロック手段によって、本体12上に取り外し可能に据え付けられている栓62を装備している。
注射ノズル28は、本体12によって形成されたハウジング44から出現する自由端上にねじ留めされ、注射ノズル28は、貯留層24とハウジング44のシート48上の膜50とによって形成される組立体を軸方向に加圧する。
また、図3中で詳細に図示する注射ノズル28は、貯留層24の下面38上に軸方向に支えられている上面から閉鎖キャップ68と協働するように適合されている下部注射面へと、注射軸Bに沿って軸方向に伸長する概して円柱形状を有している。
ノズル28の円柱周辺面70は、本体12の自由端上のノズル28をねじ止めするように設計されたねじ72を有しており、本体12は、この目的のために提供された相補的なねじ切り74が施されている。
さらに、ノズル28は、注射軸Bに並行に伸長する(示していない)三つの軸注射チャネル72を区切っており、各チャネルは、ノズル28の、上面64及び下面66に開いている。
ノズル28は、注射のトリガに続いて、下部ピストン34を収容するように適合されている中央ハウジング76を区切る。
より具体的には、下部ピストン34がハウジング76に入るとき、有効成分26が、ハウジングから、それぞれのチャネルに入ることを可能にするように、各チャネルの自由端は、ハウジング76と通じるフレアを形成する。
実際に、有効成分26がチャネルを通して流れることを可能にするために、ガス発生器16がトリガされたとき、加圧ガスは、上部ピストン32、有効成分26、及び下部ピストン34によって形成された液柱を押し、下部ピストン34は、この端に設けられたノズル28のハウジング76に入る。
本発明にしたがって、図4を参照すると、ノズル28のねじ72は、概して三角形の断面を有し、ねじ72は、注射軸Bに垂直な横の径方向の軸Cに対して第1の角度A1を有する上面78と径方向の軸Cに対して第2の角度A2を有する下面80とによって区切られている。
図4中に見られるように、第1の角度A1は、第2の角度A2よりも大きい。
ノズル28のねじ72は、のこぎり歯タイプのものであり、すなわち、ノズル28の下面80によって形成される第2の角度A2は、下面80がフランク面を形成するようにゼロではない。
実際に、注射ノズル28は、好ましくはプラスチック射出成型によって作られ、下面80は、その製造型からノズル28の取り出しを可能にするフランク面を形成する。
より具体的には、第1の角度A1は、約35度のものであり、第2の角度A2は、約10度のものである。
したがって、ねじ72の上面78とした面80との間で区切られる角度は、約45度のものである。
図3にしたがうと、ノズル28のねじ72の下面80は、注射の間にノズル28によって伝えられる軸方向背分力を回復するために、本体12によって形成され、関係付けられたねじ切り74の相補的な上面82を圧迫する。
好ましい実施形態にしたがうと、ねじ72によって形成された2つの隣接三角形を接続する曲がった部分Rは、約0.11ミリメートルの湾曲の半径を有する。用語、曲がった部分Rは、ノズル28のねじ72に隣接する、第1の三角形の下面80と第2の三角形上面78とを接続する凹部を意味する。
また、ねじ72のピッチは、約1ミリメートルのものである。
本発明にしたがう注射装置10は、いくつかの利点を有している。
ねじ72ののこぎり歯形状により、本体12上に送られる力は、垂直に近く、より具体的には、これらの力は、軸受面を形成するねじ72の下面に垂直であり、すなわち、力は、垂直軸に対して10度の角度に近い。
逆に、先行技術にしたがうと、ねじ72は、概してメートルねじ又はISOメートルねじであり、すなわち、30度に近い第1の角度を有する上面と、同様に30度に近い第2の角度を有する下面とによって区切られる、等辺三角形の断面のねじである。
したがって、本発明にしたがう装置10は、本体12が破損することを回避するために、半径方向力によって、本体12に基礎を置くことを少なくすることができる。
さらに、本発明にしたがう装置は、本体12上の注射ノズル28のトルクを固く締め付けることを可能にし、本体12によって形成されるシート48に対して膜50の環状ディスク52を十分に軸方向に圧迫することを可能にし、これは、このレベルにおける漏出を回避することになる。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載の事項を、そのまま、付記しておく。
[1] 無針注射装置(10)であって、
-注射軸(B)に沿って、上部径方向シート48から軸方向に伸長するハウジング(44)を形成する本体(12)と、
-ガス発生器(16)と、
-有効成分(26)を含み、前記ハウジング(44)中を上端(40)から下端(36)へと軸方向に伸長する、管状貯留層(24)と、
-前記管状貯留層(24)の下端に配置され、前記本体(12)によって形成された相補的なねじ切り(74)上にねじ留めされるように適合されている雄ねじ(72)を有する、前記有効成分(26)を注射するためのノズル(28)とを含み、
前記無針注射装置(10)は、前記ノズル(28)の雄ねじ(72)が、概して三角形の断面を有し、前記雄ねじ(72)は、注射軸(B)に垂直な径方向軸(C)に対する第1の角度(A1)を有する上面(78)と、前記径方向軸(C)に対する第2の角度(A2)を有する下面(80)とによって区切られていることと、前記第1の角度(A1)は、前記第2の角度(A2)よりも大きいこととを特徴とする、無針注射装置(10)。
[2] 前記雄ねじ(72)は、のこぎり歯タイプのものであり、前記ノズル(28)の下面(80)によって形成される前記第2の角度(A2)は、前記下面(80)がフランク面を形成するようにゼロではないことを特徴とする、[1]に記載の無針注射装置(10)。
[3] 前記第1の角度(A1)は、略35度のものであることを特徴とする、[1]または[2]に記載の無針注射装置(10)。
[4] 前記第2の角度(A2)は、略10度のものであることを特徴とする、[1]から[3]のうちのいずれか1項に記載の無針注射装置(10)。
[5] 前記ノズル(28)の雄ねじ(72)の下面(80)は、前記本体(12)によって形成され、関係付けられたねじ切り(74)の相補的な上面(82)を圧迫し、注射の間に前記ノズル(28)によって伝えられ軸方向背分力を回復することを特徴とする、[1]から[4]のうちのいずれか1項に記載の無針注射装置(10)。
[6]前記雄ねじ(72)によって形成された2つの隣接三角形を接続する曲がった部分(R)は、略0.11ミリメートルの湾曲の半径を有することを特徴とする、[1]から[5]のうちのいずれか1項に記載の無針注射装置(10)。
[7] 前記雄ねじ(72)のピッチは、略1ミリメートルのものであることを特徴とする、[1]から[6]のうちのいずれか1項に記載の無針注射装置(10)。
[8] 前記注射ノズル(28)は、射出成型によって作られていることを特徴とする、[1]から[7]のうちのいずれか1項に記載の無針注射装置(10)。
[9] 前記本体(12)は、射出成型で作られていることを特徴とする、[1]から[8]のうちのいずれか1項に記載の無針注射装置(10)。
[10] 前記管状貯留層(24)中に含まれる前記有効成分(26)は、以下の有効成分:
-メトトレキセート(Methotrexate)、
-アドレナリン(Adrenaline)、
-スマトリプタン(Sumatriptan)、
-ヒドロコルチゾン(Hydrocortisone)、
-ナロキソン(Naloxone)、
-ミダゾラム(Midazolam)、
-アポモルフィン(Apomorphine)、
-エチルナルトレキソン臭化物(Ethylnatrexone bromide)、
-フィトメナジオン(Phytomenadione)、
-塩酸クロルプロマジン(Chlorpromazine hydrochloride)、
-ズクロペンチキソール アセテート(Zuclopenthixol acetate)、
-ダナパロイドナトリウム(Danaparoid sodium)、
-エノキサパリンナトリウム(Enoxaparin sodium)、
-シオピン酸エストラジオール(Estradiol cypionate)、
-酢酸メドロキシプロゲステロン(Medroxyprogesterone acetate)、
-ナドロパリンカルシウム(Medroparin calcium)、
-酢酸メチルプレドニソロン(Methylprednisolone acetate)、
-ヘパリンカルシウム(Heparin calcium)、
-テルブリン(Terbulin)
を備えるグループから選択される、[1]から[9]のうちのいずれか1項記載の無針注射装置(10)。

Claims (9)

  1. 無針注射装置(10)であって、前記無針注射装置(10)は、
    -注射軸(B)に沿って、上部径方向シート(48)から軸方向に伸長するハウジング(44)を形成する本体(12)と、
    -ガス発生器(16)と、
    -有効成分(26)を含み、前記ハウジング(44)中を上端(40)から下端(36)へと軸方向に伸長する、管状貯留層(24)と、
    -前記管状貯留層(24)の下端に配置され、前記本体(12)によって形成された相補的なねじ切り(74)上にねじ留めされるように適合されている雄ねじ(72)を有する、前記有効成分(26)を注射するためのノズル(28)と、ここで、前記ノズル(28)は、前記ハウジング(44)の前記上部径方向シート(48)上に前記管状貯留層(24)を軸方向に加圧するように構成されており、
    -前記上端(40)と前記上部径方向シート(48)との間に軸方向に挿入される径方向環状ディスク(52)と、前記径方向環状ディスク(52)から前記管状貯留層(24)中で軸方向に伸長する管状部分(54)とを有する膜(50)と、備え
    前記無針注射装置(10)は、前記ノズル(28)の雄ねじ(72)が、概して三角形の断面を有し、前記雄ねじ(72)は、前記注射軸(B)に垂直な径方向軸(C)に対する第1の角度(A1)を有する上面(78)と、前記径方向軸(C)に対する第2の角度(A2)を有する下面(80)とによって区切られていることと、前記第1の角度(A1)は、前記第2の角度(A2)よりも大きいこととを特徴とする、無針注射装置(10)。
  2. 前記雄ねじ(72)は、のこぎり歯タイプのものであり、前記ノズル(28)の前記下面(80)によって形成される前記第2の角度(A2)は、前記下面(80)がフランク面を形成するようにゼロではないことを特徴とする、請求項1に記載の無針注射装置(10)。
  3. 前記第1の角度(A1)は、略35度のものであることを特徴とする、請求項1または2に記載の無針注射装置(10)。
  4. 前記第2の角度(A2)は、略10度のものであることを特徴とする、請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の無針注射装置(10)。
  5. 前記雄ねじ(72)によって形成された2つの隣接三角形を接続する曲がった部分(R)は、略0.11ミリメートルの曲率半径を有することを特徴とする、請求項1からのうちのいずれか1項に記載の無針注射装置(10)。
  6. 前記雄ねじ(72)のピッチは、略1ミリメートルのものであることを特徴とする、請求項1からのうちのいずれか1項に記載の無針注射装置(10)。
  7. 前記注射ノズル(28)は、射出成型によって作られていることを特徴とする、請求項1からのうちのいずれか1項に記載の無針注射装置(10)。
  8. 前記本体(12)は、射出成型で作られていることを特徴とする、請求項1からのうちのいずれか1項に記載の無針注射装置(10)。
  9. 前記管状貯留層(24)中に含まれる前記有効成分(26)は、以下の有効成分:
    -メトトレキセート(Methotrexate)、
    -アドレナリン(Adrenaline)、
    -スマトリプタン(Sumatriptan)、
    -ヒドロコルチゾン(Hydrocortisone)、
    -ナロキソン(Naloxone)、
    -ミダゾラム(Midazolam)、
    -アポモルフィン(Apomorphine)、
    -エチルナルトレキソン臭化物(Ethylnatrexone bromide)、
    -フィトメナジオン(Phytomenadione)、
    -塩酸クロルプロマジン(Chlorpromazine hydrochloride)、
    -ズクロペンチキソール アセテート(Zuclopenthixol acetate)、
    -ダナパロイドナトリウム(Danaparoid sodium)、
    -エノキサパリンナトリウム(Enoxaparin sodium)、
    -シオピン酸エストラジオール(Estradiol cypionate)、
    -酢酸メドロキシプロゲステロン(Medroxyprogesterone acetate)、
    -ナドロパリンカルシウム(Nadroparin calcium)、
    -酢酸メチルプレドニソロン(Methylprednisolone acetate)、
    -ヘパリンカルシウム(Heparin calcium)、
    -テルブリン(Terbulin)
    を備えるグループから選択されることを特徴とする、請求項1からのうちのいずれか1項に記載の無針注射装置(10)。
JP2018547382A 2016-03-08 2017-02-13 改良された注射ノズルを装備した無針注射装置 Active JP7251762B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022021863A JP2022081494A (ja) 2016-03-08 2022-02-16 改良された注射ノズルを装備した無針注射装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR16/51928 2016-03-08
FR1651928A FR3048618B1 (fr) 2016-03-08 2016-03-08 Dispositif d’injection sans aiguille equipe d’une buse d’injection perfectionnee
PCT/FR2017/050321 WO2017153652A1 (fr) 2016-03-08 2017-02-13 Dispositif d'injection sans aiguille équipé d'une buse d'injection perfectionnée

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022021863A Division JP2022081494A (ja) 2016-03-08 2022-02-16 改良された注射ノズルを装備した無針注射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019507655A JP2019507655A (ja) 2019-03-22
JP7251762B2 true JP7251762B2 (ja) 2023-04-04

Family

ID=55752635

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018547382A Active JP7251762B2 (ja) 2016-03-08 2017-02-13 改良された注射ノズルを装備した無針注射装置
JP2022021863A Pending JP2022081494A (ja) 2016-03-08 2022-02-16 改良された注射ノズルを装備した無針注射装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022021863A Pending JP2022081494A (ja) 2016-03-08 2022-02-16 改良された注射ノズルを装備した無針注射装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20190001063A1 (ja)
EP (1) EP3426327A1 (ja)
JP (2) JP7251762B2 (ja)
FR (1) FR3048618B1 (ja)
WO (1) WO2017153652A1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001507963A (ja) 1996-12-24 2001-06-19 メディ−ジェクト コーポレイション ノズル組立体用プランジャ
JP2002126082A (ja) 2000-10-27 2002-05-08 Mitsuru Hoshi 針無注射器
US20040249339A1 (en) 1998-12-18 2004-12-09 Biovalve Technologies, Inc. Injection devices
JP2006522614A (ja) 2003-04-16 2006-10-05 クロスジェクト 活性剤注射装置の注射ノズルに活性剤容器を接続するための装置
JP2012521224A (ja) 2009-03-20 2012-09-13 アンタレス・ファーマ・インコーポレーテッド 危険有害性薬剤の注入システム

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2650591A (en) * 1951-03-10 1953-09-01 Ideal Roller And Mfg Company Device for making injections
US2667874A (en) * 1951-07-09 1954-02-02 Becton Dickinson Co Medicament cartridge assembly
US3802430A (en) * 1972-06-30 1974-04-09 L Arnold Disposable pyrotechnically powered injector
US5061135A (en) * 1990-08-28 1991-10-29 Research Engineering & Manufacturing, Inc. Thread tapping screw
KR19990087354A (ko) * 1996-02-29 1999-12-27 토드 이. 레나드 플런져 이동 거리를 조절할 수 있는 노즐 어셈블리
FR2815544B1 (fr) 2000-10-23 2003-02-14 Poudres & Explosifs Ste Nale Seringue sans aiguille securisee a architecture compacte
EP1339442A4 (en) * 2000-11-30 2006-12-27 Biovalve Technologies Inc INJECTION SYSTEMS
US6471669B2 (en) * 2001-03-05 2002-10-29 Bioject Medical Technologies Inc. Disposable needle-free injection apparatus and method
FR2852516B1 (fr) * 2003-03-21 2005-11-11 Crossject Dispositif d'injection sans aiguille a moyens de regulation du niveau de la pression des gaz dans la chambre de combustion
US8430619B2 (en) * 2010-01-19 2013-04-30 Black & Decker Inc. Concrete and masonry screw anchor
SG179322A1 (en) * 2010-10-01 2012-04-27 Infastech Ip Pte Ltd Threaded fastener
JP6297794B2 (ja) * 2013-06-12 2018-03-20 株式会社ダイセル 注射器
US9140292B2 (en) * 2013-08-16 2015-09-22 Hsiao-Chun LU Anti-loose screw and a die device for forming same

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001507963A (ja) 1996-12-24 2001-06-19 メディ−ジェクト コーポレイション ノズル組立体用プランジャ
US20040249339A1 (en) 1998-12-18 2004-12-09 Biovalve Technologies, Inc. Injection devices
JP2002126082A (ja) 2000-10-27 2002-05-08 Mitsuru Hoshi 針無注射器
JP2006522614A (ja) 2003-04-16 2006-10-05 クロスジェクト 活性剤注射装置の注射ノズルに活性剤容器を接続するための装置
JP2012521224A (ja) 2009-03-20 2012-09-13 アンタレス・ファーマ・インコーポレーテッド 危険有害性薬剤の注入システム

Also Published As

Publication number Publication date
FR3048618A1 (fr) 2017-09-15
EP3426327A1 (fr) 2019-01-16
FR3048618B1 (fr) 2018-04-13
JP2022081494A (ja) 2022-05-31
US20190001063A1 (en) 2019-01-03
WO2017153652A1 (fr) 2017-09-14
JP2019507655A (ja) 2019-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7798989B2 (en) Needleless syringe provided with a damping injector receptacle
ES2608462T3 (es) Unidad de jeringa mejorada
EP3146988B1 (en) Passive reuse prevention syringe that uses a flange lock
JPH1080485A (ja) 連続動作ストッパー
US20130338575A1 (en) Closure piece for a powder syringe, and powder syringe
US9399098B2 (en) Flushing medical devices
US10022500B2 (en) Dual-chamber cylinder-piston unit for the lyophilisation, storage, reconstitution and application of injection solutions for an injector, and method for filling the cylinder-piston unit
AU2016219904A1 (en) Syringe systems, piston seal systems, stopper systems, and methods of use and assembly
KR101137711B1 (ko) 최적화된 주사기-수용구를 포함하는 무침 주사기
CN106794435A (zh) 用于递送流体的最小阻塞装置和使用方法
JP7251762B2 (ja) 改良された注射ノズルを装備した無針注射装置
US11738151B2 (en) Needleless injection device with a curved membrane
US10653839B2 (en) Needleless injection device with sliding membrane
US11712521B2 (en) Injection nozzle for a needleless injection device
CN107787235B (zh) 装配有改进密封的膜片的无针注射设备
JP6294440B1 (ja) プレフィルドシリンジ
JP6698709B2 (ja) 改良された封止ガスケットを有する無針注射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210330

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210629

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210929

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211109

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220216

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20220705

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20220920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221207

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20230117

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20230214

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20230214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230315

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7251762

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150