JP2002126038A - 鍼灸施術用補助具 - Google Patents
鍼灸施術用補助具Info
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Abstract
複数の身体部位に対して1つで対応可能な鍼灸施術用補
助具を提供する。 【解決手段】一側にスリット15を設けたチューブ状の
本体11と、該本体11の下端部に一体形成され、スリ
ット15に続いて内部空間13からの1つの開口を形成
する切込み23を設けた鍔21とから補助具1を構成す
る。スリット15の幅は、針の頭部が通過できる程度と
し、切込み23は、スリット15の幅から角度αをもっ
て拡げる。
Description
で針とともに使用される鍼灸施術用補助具に関し、より
詳細には、施術時において施術者の指と針体との接触を
防ぎ、施術者及びその患者の安全を確保するための鍼灸
施術用補助具に関する。
(毫針)を次のような手段により、患者に刺入する。管
針法によれば、針管に挿入した状態で針をツボに立て、
切皮(穿皮)と呼ばれる動作により、針先を2〜3mm
ほど硬い皮膚を通過させ、その後針管を取り去り、右利
きの場合には、左手(押手)で針体を支え、かつ針先の
刺入している皮膚を押し開くようにして、右手(刺手)
で刺入を進める。
指が触れてしまう。従って、使い捨ての針を最初に使用
するときには、このようにして施術者の指が針体に触れ
ることにより、ヒト蛋白(皮膚のかけら)や指に付着し
た微生物で針を汚染するという危険を冒すこととなる。
また、治療後の抜針と呼ばれる針を取り除く動作の際
や、同じ針を2回目以降に使用する際にも、押手で針体
に触れることとなるが、この際には、前述の危険に加え
て、一度患者の体内に入った針体部分に施術者の指が触
れるという別の危険を冒すことともなる。
体に触れることは、施術者に対しても、また患者に対し
ても、安全上避けたい行為である。しかし、実際には、
押手を添えないと、針を正確に刺入するのは困難であ
る。そこで、安全上の対策として、従来より、施術者は
ゴム手袋又は指サックなどの補助具を使用するのが好ま
しいとされてきた。また、同様な目的を達するためのよ
り簡易な補助具として、押手用ガイドチューブと呼ばれ
るものも提案されている。
単に説明する。押手用ガイドチューブは、針管を挿入可
能な管状であって柔軟性を有しており、針管を挿入した
状態で切皮を行った後に針管のみを取り去って、チュー
ブの外側から針体を支えながら(このとき、チューブは
押し潰された状態となる。)刺入及び抜針を行うことが
でき、ゴム手袋などと比べて取扱いが簡単でありなが
ら、ゴム手袋などと同様に施術者の針体への接触を回避
することができるものである。
の従来の補助具を使用しての施術には、次のような問題
がある。まず、ゴム手袋又は指サックを使用する場合に
は、作業が煩雑になるという問題がある。施術者は、一
人で何人も患者を並行して施術するのが一般的である
が、この場合にゴム手袋などを使用するとすれば、ゴム
手袋などを患者毎に取り換えなければならないからであ
る。
針体から着脱するのが構造上容易でないことから、通常
1つの針につき1つずつ用意されるものであるため、上
記のような取扱上の煩わしさはないが、別に次のような
問題がある。すなわち、押手用ガイドチューブは治療中
に針体から取り外されないので、針の長さや刺入の深さ
によっては、治療の間、針を覆い続けるものも存在す
る。このようなものは、刺入後の電極などのクリップを
困難とし、また治療中の針の監視を面倒なものとする。
押手用ガイドチューブのように取扱いが簡単でありなが
ら、針からの着脱が容易である鍼灸施術用補助具を提供
することを目的とする。
鍼灸施術用補助具は、本体に針を挿入可能に貫通する内
部空間を形成し、施術時に針を前記内部空間内に配置す
ることによって針と施術者との接触が遮断されるように
した鍼灸施術用補助具であって、前記内部空間の壁部に
前記貫通方向に縦断する切込みを設け、前記内部空間
を、前記貫通方向に沿う両端部間に渡って外部と連通さ
せたことを特徴とする(請求項1)。
し、その内壁によって前記内部空間が形成されるのが好
ましい(請求項2,3)。また、一方の端部に鍔を備
え、前記本体の切込みに続けて該鍔に切込みを設けるの
が好ましい(請求項4)。また、本発明に係る鍼灸施術
用補助具は、軸線方向に縦断する切込みを一側において
備え、該軸線を包囲する形状の本体と、前記本体の一方
の端部に設けられ、前記本体の切込みに続いて前記本体
の内部空間からの開口を形成する切込みを設けた鍔と、
を含んで構成される(請求項5)。
断続部を、前記鍔の少なくとも一部まで延設するのが好
ましい(請求項6)。前記鍔の切込みは、放射状に拡げ
るのが好ましい(請求項7)。前記鍔において前記本体
の切込みに続く切込み以外にも切込みを設け(請求項
8)、前記本体の切込みに続く切込み及び他の切込みを
放射状に配置するのが好ましい(請求項9)。
鍔若しくは肉厚部を備え、前記本体の切込みに続けて該
鍔若しくは肉厚部に切込みを設けるのが好ましい(請求
項10)。前記本体の切込みは、一直線とし(請求項1
1)、幅を持たせるのが好ましい(請求項12)。
体の内壁に針の案内を備えるのが好ましい(請求項1
3)。前記案内は、前記本体の内壁に形成された凹部を
含んで構成されるのが好ましく(請求項14)、また、
前記本体の内壁に形成された凹部と、該凹部と係合する
凸部とを含んで構成されてもよい(請求項15)。
の凸部の間に形成されるのが好ましい(請求項16)。
前記内部空間は、針とともに使用される針管を挿入可能
であるのが好ましい(請求項17)。本発明に係る鍼灸
施術用補助具は、樹脂から一体形成するのが好ましい
(請求項18)。
針が配置される内部空間の壁部に、貫通方向に縦断する
切込みが設けられているため、この切込みを介して本補
助具を針から取り去り、さらに針に取り付けることがで
きる。従って、治療中に本補助具を針に対して任意かつ
容易に着脱することができ、刺入や抜針の際に施術者の
指と針体との接触を遮断するばかりでなく、刺入後に本
補助具を針から取り去ることにより、電極などのクリッ
プや針の監視を容易なものとすることができる。
管状若しくは中空の円錐状とすることで、刺入や抜針の
際の作業性が良好となる。請求項4に係る発明によれ
ば、本体の一端部に備わる鍔により、患者の刺入部位を
保護することができる。請求項5に係る発明によれば、
本体の切込みと鍔の切込みとで形成される開口を介し
て、本補助具を針から取り去り、さらに針に取り付ける
ことができる。従って、治療中に本補助具を針に対して
任意かつ容易に着脱することができ、刺入後に本補助具
を針から取り去ることにより、電極などのクリップや針
の監視を容易なものとすることができる。
部を鍔の少なくとも一部まで延設したことで、抜針時に
おいて本補助具を針に取り付ける際の利便性が得られる
とともに、施術者の指が針体に接触し難い構造となる。
請求項7に係る発明によれば、鍔の切込みを放射状に拡
げたことで、本補助具の針への取付けが容易となる。
本体の切込みに続く切込みの他にさらに切込みを設ける
ことで、本補助具の柔軟性を向上させることができる。
請求項9に係る発明によれば、本体の切込みに続く切込
み及び他の切込みを放射状に配置することで、本補助具
に良好な柔軟性を付与することができる。請求項10に
係る発明によれば、本体の反対側の端部にも鍔若しくは
肉厚部を備えることで、本補助具の剛性を向上させ、着
脱をより容易なものとすることができる。
体の切込みを一直線とし、また切込みに幅を持たせるこ
とで、本補助具の着脱がスムーズとなる。請求項13に
係る発明によれば、刺入の際に針を案内し、針の湾曲を
防ぐことができる。請求項14〜16に係る発明によれ
ば、上記針の案内を簡単に設けることができる。
を針管に取り付けた状態で切皮を行うことができるの
で、切皮後は針管を取り去ることのみで刺入に移ること
ができ、施術を能率的に行うことができる。請求項18
に係る発明によれば、樹脂から一体形成することで、柔
軟性があって心地よい使用感を与え、また施術者の指と
針体との間の隔離性も良好なものとすることができる。
に係る鍼灸施術用補助具(以下、単に「補助具」とい
う。)の実施の形態について説明する。まず、本発明の
第1の実施形態に係る補助具1の構成について、図1及
び2を参照して説明する。なお、図1は、補助具1の全
体的な概観を表した斜視図であり、図2は、補助具1を
図1の上方から見た状態を表した平面図である。
(図では、平行管状に形成した例を示しているが、本発
明はこれに限定されず、いずれか一方(例えば、下方)
に拡径された中空の円錐状に形成してもよい。)の本体
11と、その下端部に本体11と一体形成された円状の
鍔21とから構成されている。本体11は、樹脂(例え
ば、ポリオレフィン系エラストマー)から形成されてい
て柔軟性、可撓性、弾性があり、施術時において押手に
よる針の感触の獲得と、充分な強度の確保とを両立させ
ることができるように、材料の選択及び厚さの設定がな
されている。
れており、ここに内部空間13の軸A方向に縦断する切
込み15が形成されている。内部空間13は、本体11
の上下両端部間に渡り、この切込み15を介して外部と
連通している。ここで、切込み15は、その形態に応じ
てスリットとか、すり割りとも呼ばれるものであり(以
下の説明では、後述する鍔21の切込みと区別するた
め、「スリット」と称する。)、その形態は多様である
が、図示のように一直線にかつ適度な一定の幅を持たせ
て形成されるのが好ましい。
内壁には、本体11の上下両端部間を軸Aに沿って一直
線に縦断する溝(凹部)17が設けられている。一方、
本体11の下端部に設けられた鍔21は、前述の通り本
体11と一体形成されたものであるから、材質は本体1
1と同じ(すなわち、ここではポリオレフィン系エラス
トマー)であり、柔軟性等を有する。しかし、針の感触
を伝えるという機能を要求されるものではないので、本
体11と比べて多少の厚みの増大は許容される。ここで
は、鍔21の厚さは、本体11の厚さより大きく設定し
てある。
て、角度αで放射状に拡がる切込み23が設けられてお
り、この切込み23は、スリット15とともに内部空間
13から外部への1つの開口を形成している。次に、補
助具1を使用しての施術方法について、図3〜5を参照
して説明する。なお、図3は、切皮の段階を、図4は、
切皮後の刺入の段階を、図5は、刺入後の治療及び抜針
の段階を示したものであり、これら図3〜5に示す一連
の動作を通して1回の施術が完了する。
針31を針管41内に収めるとともに、針管41に補助
具1を取り付けた状態で行う。すなわち、針体31aを
ツボに立てるようにして、補助具1付きの針管41を患
者の所定の身体部位に当て、針管41の上から突出する
針31の頭部31bを軽く叩いて、針体31aの先端を
2〜3mm程度刺入させ、皮膚表面51の硬い部分を通
過させる。その後、補助具1を押さえながら、図3
(b)に示すように針管41を上方へ抜き去る。
11を押手61の親指61aと人差し指61bとの間に
挟んで、補助具1の外側から針体31aを支えつつ(こ
のとき、本体11は押し潰された状態となる。)、刺手
(図示せず)で刺入を進める。ここで、押手61と針体
31aとの間には補助具1が介在するので、施術者と針
体31aとの接触が遮断される。
うに溝17が形成されているため、この溝17内に針体
31aを収めて刺入を進めることにより、針31を案内
し、針体31aの湾曲を防ぐことができる。なお、針を
案内する作用を奏する他の例として、溝を複数設けた
り、また図6(a)に示すように、針体31aを押手で
支えた状態で係合する溝(凹部)18aと凸部19aと
の組合せ(図では、2つの組合せを設けた例を示してい
る。)を、本体11の内壁に形成してもよい。また、本
体11の内壁に設けられる溝は、以上のように本体11
の内壁面に対して凹状にしたものに限らず、図6(b)
に示すように、本体11の内壁面に対して突出する2つ
の凸部19c,19cを形成し、これらの間に形成して
もよい。ここで、凸部19bは、対応する2つの凸部1
9c,19c間の凹部18bと噛み合い、針体31a
は、凸部19bと凹部18bとの間に収められて、案内
される。
は、本体11の上下両端部間に渡って一貫して設けられ
る必要はなく、要求に応じて部分的に設けられてもよ
い。図7は、このような部分的な凸部の例を表してい
る。ここで、図7(a)は、本体11の内壁において、
上下両端部を除く中間部にのみ凸部19b及び19cを
設けたものを表しており、また図7(b)は、凸部19
b及び19cを2個所以上に、軸A方向に間隔を空けて
設けたものを表している。
において部分的に設けることにより、針体31aとこれ
に接する本体11の内壁との間や、互いに接する本体1
1の内壁の間に、軸A方向の段差が形成され、刺入や後
述する抜針の際に、針体31aと本体11の内壁との間
の密着や、本体11の内壁面どうしの密着を防ぐことが
でき、押手を放したときの本体11の復元性を確保する
ことができる。
したならば、図5(a)に示すように、本体11のスリ
ット15及び鍔21の切込み23を介して針31から補
助具1を取り去り、針体31a又は導電性である頭部
(「針柄」ともいう。)31bに電極を接続するなどし
て所定の治療を行う。この治療の間に、取り去った補助
具1を他の身体部位における施術のために使用すること
ができる。
較的短い針31を使用する場合には、頭部31bが補助
具1の内部空間13内にまで至ることもある。このた
め、スリット15の幅を頭部31bの外径より大きく設
定し、補助具1を針31から取り去る際に、頭部31b
がスリット15を通過することができるようにするとよ
い。
5を介して補助具1を再び針31に取り付け、補助具1
の上から刺入部を押さえながら抜針を行う。なお、刺入
後の治療に当たって補助具1を取り去る必要がない場合
には、補助具1を針31とともにそのまま残したとして
も、補助具1は樹脂製であって軽量であることから、患
者に対して過度の違和感を与えることはない。
について説明する。まず、図8を参照して、本発明の第
2及び第3の実施形態に係る補助具101及び201に
ついて説明する。なお、図8(a)及びは(b)、それ
ぞれ補助具101,201の全体的な構造を示す断面図
であり、先の補助具1と同一の構成要素に対しては、同
じ符号を付してある。
特徴的な構成は、本体11の上端部に、本体11と一体
形成された第2の鍔111又は本体11の肉厚部211
を備えることである。先の補助具1では、本体11は完
全な管体であり、厚さは上端部から下端部に渡って一様
であった。このため、補助具1としての剛性はそれ程高
くなく、変形し易い構造となっていたが、補助具101
及び201は、第2の鍔111又は肉厚部211によっ
て剛性が向上されているため、変形を抑えることがで
き、取り去った後に針31に容易に取り付けることがで
きる。
に続けて切込み113が、また肉厚部211には、スリ
ット15と一体となって本体11の切込みを形成する切
込み213が設けられており、補助具101及び201
の着脱は、これらの切込み113又は213を介して行
われることは言うまでもない。次に、図9及び10を参
照して、本発明の第4の実施形態に係る補助具301に
ついて説明する。なお、図9は、補助具301の全体的
な概観を表した斜視図であり、図10は、補助具301
を図9の上方から見た状態を表した平面図である。ま
た、先の補助具1と同一の構成要素に対しては、同じ符
号を付してある。
21において、スリット15に続く切込み23の他に、
さらに2つの切込み325,325を備えることであ
る。これらの他の切込み325は、切込み23と同様に
角度α2,α3(ここでは、α1=α2=α3)をもっ
て放射状に拡げられており、3つの切込み23,32
5,325の中心軸Rは、軸Aを中心として周方向に等
間隔に配置されている。
み23の他に切込み325を備えることで、切皮後の刺
入の際に良好な柔軟性を発揮するため、針31の刺入が
より容易なものとなっている。なお、鍔21において設
けられる他の切込み325は、以上の説明のように2つ
の放射状に配置されたものに限らず、1つでもよいし、
また3つ以上であってもよい。つまり、切込み325
は、刺入後に施術者が手を放した状態で補助具301の
自立が可能であればよく、切込み23及び325を等間
隔に配置するほか、非等間隔に配置することもできる。
1と同様に、本体11の上端部に第2の鍔311を備え
ており、第2の鍔311には、スリット15に続いて切
込み313が設けられている。従って、補助具301
は、第2の鍔311によって剛性が向上されており、ま
た切込み313は、スリット15及び切込み23ととも
に、内部空間13から外部への1つの開口を形成する。
の実施形態に係る補助具401(401a,401b)
について説明する。なお、図11は、補助具401の全
体的な概観を表した斜視図であり、先の補助具1と同一
の構成要素に対しては、同じ符号を付してある。補助具
401において特徴的な構成は、スリット15を形成す
る本体11の断続部が外向きに折れ曲がり、鍔21のほ
ぼ中間位置まで延設されていることである。この本体1
1の延設部411は、図11(a)に示すように、本体
11の管状部から真っ直ぐに延伸し、枠F1内のように
この管状部との間に角を形成するもの(411a)であ
ってもよく、また、同図(b)に示すように、枠F2内
のように本体11の管状部から緩やかな曲率を与えられ
て延伸するもの(411b)であってもよい。
間に延設部411を設けることで、抜針時において補助
具401を針31に取り付ける動作が容易となる。ま
た、図示のように延設部411を軸線方向に渡って全体
的に設け、施術者が針体31aを支える際にその指が延
設部411に触れるようにしておけば、施術者と針体3
1aとの接触をより確実に遮断することができるという
効果を得ることもできる。
具の概観を表した斜視図
の状態を表した、鍼灸針セットの断面図
着脱状態を示す図
術用補助具の断面図
具の概観を表した斜視図
図
助具の概観を表した斜視図
Claims (18)
- 【請求項1】本体に針を挿入可能に貫通する内部空間を
形成し、施術時に針を該内部空間内に配置することによ
って針と施術者との接触が遮断されるようにした鍼灸施
術用補助具であって、 前記内部空間の壁部に前記貫通方向に縦断する切込みを
設け、前記内部空間を、前記貫通方向に沿う両端部間に
渡って外部と連通させたことを特徴とする鍼灸施術用補
助具。 - 【請求項2】前記本体を管状とし、その内壁によって前
記内部空間が形成されることを特徴とする請求項1に記
載の鍼灸施術用補助具。 - 【請求項3】前記本体を中空の円錐状とし、その内壁に
よって前記内部空間が形成されることを特徴とする請求
項1に記載の鍼灸施術用補助具。 - 【請求項4】一方の端部に鍔を備え、前記本体の切込み
に続けて該鍔に切込みを設けたことを特徴とする請求項
1〜3のいずれか1つに記載の鍼灸施術用補助具。 - 【請求項5】軸線方向に縦断する切込みを一側において
備え、該軸線を包囲する形状の本体と、 前記本体の一方の端部に設けられ、前記本体の切込みに
続いて前記本体の内部空間からの開口を形成する切込み
を設けた鍔と、 を含んで構成される鍼灸施術用補助具。 - 【請求項6】前記本体の切込みを形成する本体の断続部
を、前記鍔の少なくとも一部まで延設したことを特徴と
する請求項4又は5に記載の鍼灸施術用補助具。 - 【請求項7】前記鍔の切込みを放射状に拡げたことを特
徴とする請求項4〜6のいずれか1つに記載の鍼灸施術
用補助具。 - 【請求項8】前記鍔において前記本体の切込みに続く切
込み以外にも切込みを設けたことを特徴とする請求項4
〜7のいずれか1つに記載の鍼灸施術用補助具。 - 【請求項9】前記本体の切込みに続く切込み及び他の切
込みを放射状に配置したことを特徴とする請求項8に記
載の鍼灸施術用補助具。 - 【請求項10】前記一方の端部の反対側の端部にも鍔若
しくは肉厚部を備え、前記本体の切込みに続けて該鍔若
しくは肉厚部に切込みを設けたことを特徴とする請求項
4〜9のいずれか1つに記載の鍼灸施術用補助具。 - 【請求項11】前記本体の切込みを一直線に設けたこと
を特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の鍼
灸施術用補助具。 - 【請求項12】前記本体の切込みに幅を持たせたことを
特徴とする請求項1〜11のいずれか1つに記載の鍼灸
施術用補助具。 - 【請求項13】前記本体の内壁に針の案内を設けたこと
を特徴とする請求項1〜12のいずれか1つに記載の鍼
灸施術用補助具。 - 【請求項14】前記案内は、前記本体の内壁に形成され
た凹部を含んで構成されることを特徴とする請求項13
に記載の鍼灸施術用補助具。 - 【請求項15】前記案内は、前記本体の内壁に形成され
た凹部と、該凹部と係合する凸部とを含んで構成される
ことを特徴とする請求項13に記載の鍼灸施術用補助
具。 - 【請求項16】前記凹部は、本体の内壁に形成された2
つの凸部の間に形成されることを特徴とする請求項14
又は15に記載の鍼灸施術用補助具。 - 【請求項17】前記内部空間は、針とともに使用される
針管を挿入可能であることを特徴とする請求項1〜16
のいずれか1つに記載の鍼灸施術用補助具。 - 【請求項18】樹脂から一体形成したことを特徴とする
請求項1〜17のいずれか1つに記載の鍼灸施術用補助
具。
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JP3764642B2 (ja) | 2006-04-12 |
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