JP2002125646A - 豆類の焙煎器 - Google Patents
豆類の焙煎器Info
- Publication number
- JP2002125646A JP2002125646A JP2000328185A JP2000328185A JP2002125646A JP 2002125646 A JP2002125646 A JP 2002125646A JP 2000328185 A JP2000328185 A JP 2000328185A JP 2000328185 A JP2000328185 A JP 2000328185A JP 2002125646 A JP2002125646 A JP 2002125646A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beans
- container
- roaster
- coffee
- grip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】コーヒー等の豆類をきわめて短時間（消費者が
苛立つこと無く許容できる時間；例えば３〜４分）に
て、ムラ無く焙煎できる自家焙煎器の提供。 【解決手段】焙煎器本体を例えばアルミニウムのように
熱伝導率の良い薄板金属で、容器上に形成し、容器上部
に豆の出し入れ用の孔を有する構造とすることにより、
容器内部に効率良く熱を伝え、且つ、熱をこもらせる構
造としたために、きわめて短時間（コーヒーの場合約３
分）に焙煎することを可能とした。更に、容器底面内部
に取っ手と平行に尾根状の突起を設けることにより、取
っ手を左右に振ると、豆類が該突起に衝突して踊り上が
り、裏表回転（自転）すると共に、豆同志が入り混じる
動き（公転）が同時に起こり、まったくムラ無く煎るこ
とを可能とした。
苛立つこと無く許容できる時間；例えば３〜４分）に
て、ムラ無く焙煎できる自家焙煎器の提供。 【解決手段】焙煎器本体を例えばアルミニウムのように
熱伝導率の良い薄板金属で、容器上に形成し、容器上部
に豆の出し入れ用の孔を有する構造とすることにより、
容器内部に効率良く熱を伝え、且つ、熱をこもらせる構
造としたために、きわめて短時間（コーヒーの場合約３
分）に焙煎することを可能とした。更に、容器底面内部
に取っ手と平行に尾根状の突起を設けることにより、取
っ手を左右に振ると、豆類が該突起に衝突して踊り上が
り、裏表回転（自転）すると共に、豆同志が入り混じる
動き（公転）が同時に起こり、まったくムラ無く煎るこ
とを可能とした。
Description
【産業上の利用分野】本発明はコーヒー等の豆類を、ガ
スレンジ等の加熱手段にて短時間にムラ無く自家焙煎す
る装置に関するものである。
スレンジ等の加熱手段にて短時間にムラ無く自家焙煎す
る装置に関するものである。
【従来の技術】従来、コーヒー等の生豆を一般家庭等に
て自家焙煎する装置としては薄板金属板の底面と金網の
上面とから成る所謂焙烙と呼ばれる装置、金網で出来た
回転容器から成る直火焙煎器、陶磁器の一体容器で出来
た陶磁焙煎器などが有った。然るに、上記焙烙は底面の
薄板金属のみを介して豆類が加熱されるために、底面と
接した豆類表面部のみが焦げてしまい、豆類の内部まで
を一様に焙煎することは困難であった。このため、この
種の焙煎器は、小粒なゴマ等の焙煎には適しているもの
の、コーヒー等の大粒な豆類の焙煎には著しく不都合で
あった。また、上記直火焙煎器は豆類に、直火が当たる
ために、やはり、表面のみが焦げ易い傾向が有り、これ
を避けるためには、極めて弱い火にて長時間にわたって
回転を続ける必要があるという不都合が有った。一方、
陶磁焙煎器は、容器内にこもった熱で焙煎するために、
前記２種類の焙煎器に較べて豆類の内部まで一様に焙煎
し易いという利点が有るものの、陶磁器の熱伝導率の低
さに起因して焙煎に長時間(約20分)を要する上に、底部
の豆のみが焦げ易いという不都合が有り、普及するに至
っていない。以上のように短時間でムラ無く焙煎できる
自家焙煎器は従来存在しなかった。そのために、コーヒ
ーを例に採ると、コーヒーの生豆（緑色の豆）を消費者
が購入し、自家で煎りたて、挽きたて、淹れたてのコー
ヒーを飲すれば美味しいコーヒーを安価にて楽しめるこ
とは解かっていても実現しにくいという事情が有った。
て自家焙煎する装置としては薄板金属板の底面と金網の
上面とから成る所謂焙烙と呼ばれる装置、金網で出来た
回転容器から成る直火焙煎器、陶磁器の一体容器で出来
た陶磁焙煎器などが有った。然るに、上記焙烙は底面の
薄板金属のみを介して豆類が加熱されるために、底面と
接した豆類表面部のみが焦げてしまい、豆類の内部まで
を一様に焙煎することは困難であった。このため、この
種の焙煎器は、小粒なゴマ等の焙煎には適しているもの
の、コーヒー等の大粒な豆類の焙煎には著しく不都合で
あった。また、上記直火焙煎器は豆類に、直火が当たる
ために、やはり、表面のみが焦げ易い傾向が有り、これ
を避けるためには、極めて弱い火にて長時間にわたって
回転を続ける必要があるという不都合が有った。一方、
陶磁焙煎器は、容器内にこもった熱で焙煎するために、
前記２種類の焙煎器に較べて豆類の内部まで一様に焙煎
し易いという利点が有るものの、陶磁器の熱伝導率の低
さに起因して焙煎に長時間(約20分)を要する上に、底部
の豆のみが焦げ易いという不都合が有り、普及するに至
っていない。以上のように短時間でムラ無く焙煎できる
自家焙煎器は従来存在しなかった。そのために、コーヒ
ーを例に採ると、コーヒーの生豆（緑色の豆）を消費者
が購入し、自家で煎りたて、挽きたて、淹れたてのコー
ヒーを飲すれば美味しいコーヒーを安価にて楽しめるこ
とは解かっていても実現しにくいという事情が有った。
【発明の実施例】 第１図は、本発明の実施例である。
薄い金属板で造られた容器は、上部に豆類の出し入れ
のための孔を有する。孔は、豆の出し入れを容易に
するために、漏斗状に形成されている。容器の片側の側
面には金属製取っ手が接合されており、取っ手の端
部には熱伝導率の低い、木またはプラスチック等の握り
部が形成されている。更に、容器の底面内部中央に
は、取っ手と略平行に取っ手取付面から対面まで尾根
状の突起が形成されている。この突起は、３mmから20
mmまでの高さで形成されており、容器側面形状（取っ手
と平行方向の側面）は丸く作られている。これらの突起
及び側面形状の効果により、取っ手を介して容器を左右
(取っ手と直角方向)に振ることにより、コーヒー豆は均
一に自転・公転を行ない、結果としてムラ無く焙煎され
る。第２図は本発明の別な実施例である。容器の底面
内部には、２本の尾根状の突起が形成されている。容
器の側面には、複数の小孔が形成されている。該小孔
は、本装置が例えばコーヒー豆焙煎器として供される場
合は、コーヒー豆よりも小さな直径であり、この孔に
より、コーヒーの香りがほど良く周囲に漂う効果が得ら
れる。
薄い金属板で造られた容器は、上部に豆類の出し入れ
のための孔を有する。孔は、豆の出し入れを容易に
するために、漏斗状に形成されている。容器の片側の側
面には金属製取っ手が接合されており、取っ手の端
部には熱伝導率の低い、木またはプラスチック等の握り
部が形成されている。更に、容器の底面内部中央に
は、取っ手と略平行に取っ手取付面から対面まで尾根
状の突起が形成されている。この突起は、３mmから20
mmまでの高さで形成されており、容器側面形状（取っ手
と平行方向の側面）は丸く作られている。これらの突起
及び側面形状の効果により、取っ手を介して容器を左右
(取っ手と直角方向)に振ることにより、コーヒー豆は均
一に自転・公転を行ない、結果としてムラ無く焙煎され
る。第２図は本発明の別な実施例である。容器の底面
内部には、２本の尾根状の突起が形成されている。容
器の側面には、複数の小孔が形成されている。該小孔
は、本装置が例えばコーヒー豆焙煎器として供される場
合は、コーヒー豆よりも小さな直径であり、この孔に
より、コーヒーの香りがほど良く周囲に漂う効果が得ら
れる。
【発明の効果】以上により本発明は、コーヒー等の豆類
をきわめて短時間（消費者が苛立つことの無い時間；３
〜４分）にて、専門家による焙煎並にムラ無く自家焙煎
することを初めて可能にした。また、簡単な構造のため
に、製作が容易で安価な供給が可能であり、軽量、小型
で使いやすい装置となっている。
をきわめて短時間（消費者が苛立つことの無い時間；３
〜４分）にて、専門家による焙煎並にムラ無く自家焙煎
することを初めて可能にした。また、簡単な構造のため
に、製作が容易で安価な供給が可能であり、軽量、小型
で使いやすい装置となっている。
第１図は本発明の実施例である。 第２図
は本発明の別な実施例である。 金属製の容器
金属製の容器 豆類出し入れ用の孔
豆類出し入れ用の孔 取っ手
取っ手 握り部
握り部 尾根状の突起
尾根状の突起 小孔
は本発明の別な実施例である。 金属製の容器
金属製の容器 豆類出し入れ用の孔
豆類出し入れ用の孔 取っ手
取っ手 握り部
握り部 尾根状の突起
尾根状の突起 小孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１２年１１月８日（２０００．１１．
８）
８）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例である。
【符号の説明】 金属製の容器 豆類出し入れ用の孔 取っ手 握り部 尾根状の突起
【図２】本発明の別な実施例である
【符号の説明】 金属製の容器 豆類出し入れ用の孔 取っ手 握り部 尾根状の突起 小孔
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
Claims (2)
- 【請求項１】 上部に孔を有する金属製の容器、該容器
の側面に接合された略棒状の取っ手、および、該容器の
底面内部に該取っ手と略平行に設けられた単数又は複数
の尾根状の突起からなる豆類焙煎器。 - 【請求項２】 容器の少なくとも一側面に複数の小孔を
設けたことを特徴とする、請求項１記載の豆類焙煎器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000328185A JP2002125646A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 豆類の焙煎器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000328185A JP2002125646A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 豆類の焙煎器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002125646A true JP2002125646A (ja) | 2002-05-08 |
Family
ID=18805077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000328185A Pending JP2002125646A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | 豆類の焙煎器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002125646A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101525863B1 (ko) * | 2013-12-13 | 2015-06-04 | 장성수 | 수동식 커피원두 로스팅 장치 |
| KR101598169B1 (ko) * | 2014-10-21 | 2016-02-26 | 정병국 | 이중바닥구조를 구비하는 핸드 로스터기 |
-
2000
- 2000-10-27 JP JP2000328185A patent/JP2002125646A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101525863B1 (ko) * | 2013-12-13 | 2015-06-04 | 장성수 | 수동식 커피원두 로스팅 장치 |
| KR101598169B1 (ko) * | 2014-10-21 | 2016-02-26 | 정병국 | 이중바닥구조를 구비하는 핸드 로스터기 |
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