JP2002125485A - 藻添加マルチングシートの製造法 - Google Patents

藻添加マルチングシートの製造法

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JP2002125485A
JP2002125485A JP2000332208A JP2000332208A JP2002125485A JP 2002125485 A JP2002125485 A JP 2002125485A JP 2000332208 A JP2000332208 A JP 2000332208A JP 2000332208 A JP2000332208 A JP 2000332208A JP 2002125485 A JP2002125485 A JP 2002125485A
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Yasuyuki Ogushi
泰之 小串
Takayoshi Hamada
高義 浜田
Naohiko Ugawa
直彦 鵜川
Shin Hirayama
伸 平山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】D-システノ−ル酸抽出後の藻残さを用いた藻添
加マルチングシートの製造方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】マルチングシートの抄紙工程において、D
−システノール酸を抽出した藻と、パルプとを混合し、
藻添加紙を抄紙する工程を含むことを特徴とする藻添加
マルチングシートの製造方法を提供する。ここで、D−
システノール酸を抽出した前記藻が60〜90wt%で、前記
パルプが40〜10wt%の重量比で混合し、藻添加紙を抄紙
することが好ましく、さらに、抄紙された前記藻添加紙
の藻含有率が50〜80wt%であることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業の畑作などに
用いられる藻添加マルチングシートの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】農業における畑作などにおいては、水分
の蒸散の防止やその他の目的で土壌被覆が行われ、その
土壌被覆材として従来からビニール製の農業用マルチン
グシートが用いられている。このビニール製マルチング
シートにおいて、使用後の剥離作業、回収、土落し(洗
浄)および焼却処理などが必要であり、手間がかかり、
焼却時にはダイオキシンなどの発生も懸念され、環境対
策上も問題となっている。また、再生紙を利用したマル
チングシートはその利用にあたって、段ボール、新聞紙
などにまだ利用できる紙を使用しており、木材保護の面
から問題になると考えられる。しかもパルプ繊維の分解
速度が非常に遅いので、畑作などの二期作、三期作など
を行うにあたってはパルプシートが残存してしまい、作
業性が非常に悪いという問題がある。このような木材保
護の面あるいは作業性の悪さを改良した微細藻添加マル
チングシートおよびその製造方法は、すでに提供されて
いる(特願平11-042872)。
【0003】海岸や海水湖では窒素や燐を多く含有した
海水の富栄養化により海藻、特にアオサが多量に発生す
る。アオサの自然浄化作用としての役割は非常に重要で
あるが、一方でこのアオサの処理に苦慮しているのが現
状である。また海藻の緑藻や褐藻にはD-システノール酸
が存在することが明らかにされており、アオサの利用法
として、アオサに含有されているD-システノール酸を有
機溶媒または熱水で抽出する方法が提供されている(特
願平11-222470)。しかし、D-システノール酸が多量に含
まれているアオサの個体においても、その含有量は乾燥
重量当たり0.1〜0.6%と微量であるため、抽出後大量の
残さが発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
に鑑みなされたもので、D-システノール酸抽出後の藻残
さを添加剤として用いた藻添加マルチングシートの製造
方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、マルチングシートの抄紙工程におい
て、D−システノール酸を抽出した藻と、パルプとを混
合し、藻添加紙を抄紙する工程を含むことを特徴とする
藻添加マルチングシートの製造方法を提供する。本発明
に係る藻添加マルチングシートの製造方法では、好まし
くは、D−システノール酸を抽出した藻が60〜90wt%
で、パルプが40〜10wt%の重量比で混合し、藻添加紙を
抄紙することを特徴とする。また、好ましくは、抄紙さ
れた前記藻添加紙の藻含有率が50〜80wt%であることを
特徴とする。
【0006】マルチングシートとは、上述したように、
主に農業で用いられ、畑の水分の蒸散防止や雑草の生育
防止に主に利用されるシートを表すが、この用途に限定
されるものではない。D−システノール酸とは、構造式
が次式(化1)で表され、医薬品、健康食品、家畜や魚
の飼料添加剤として用いられている物質である(特願平
11−222470)。また、D−システノール酸は、有害なヒ
ドロキシルラジカル発生反応であるフェントン反応や一
重項酸素の産生抑制(特願2000−103724)、成人病など
の要因となる中性脂肪や過酸化脂質の抑制(特願2000−
202404)などに応用される有用な物質である。
【化1】 D-システノール酸を抽出した藻とは、有機溶媒または熱
水中で攪拌することによりD-システノール酸を抽出した
藻の残さ(以下、藻残さという)をいう。熱水はD-シス
テノール酸の分解を防ぐため、50〜70℃のものを使用
し、有機溶媒としては、同じく50〜70℃の60〜75(v/v)
%エタノールまたはメタノール溶液を使用することがで
きる。しかし、抽出する有機溶媒はエタノール溶液また
はメタノール溶液に限定されずD-システノール酸を抽出
することができる有機溶媒なら限定されない。また、抽
出時の有機溶媒や熱水の温度は、50〜70℃が好ましいが
限定されるものではなく、この温度範囲は抽出する溶媒
によっても変化するのでD-システノール酸を抽出する目
的が達成できる温度範囲であれば良い。
【0007】パルプとは、木材やその他の線維原料から
機械的・化学的に方法でセルロースをなるべく純粋にと
りだしたものをいい、製紙に利用できる原料ならば広く
含む。藻添加マルチングシートとは、本発明において、
アオサなどの藻類の藻残さとパルプとから作られた藻添
加紙からなるマルチングシートのことである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明はD−システノール酸の原
料となる藻に注目し、D−システノール酸抽出後の藻残
さを有効に利用して藻添加マルチングシートを得るもの
である。藻中に含まれるD−システノール酸は乾燥重量
当たり0.1%〜0.6%であるため、その藻残さの量は大量
である。
【0009】本発明は、この藻残さの有効利用法とし
て、マルチングシートを作るもので、その抄紙工程の概
略は以下のとおりである。図1のような連続抄紙機を用
いて、図2、図3に表した工程のように抄紙する。ま
ず、図2に示すように、藻20を洗浄する工程21と、
この洗浄された藻を加熱し、除湿し、乾燥する工程22
と、この乾燥された藻を有機溶媒または熱水中で撹拌
し、D−システノール酸を抽出する工程23〜24とを
行う。これらの工程により、D−システノール酸抽出後
に残った藻残さを得る。つぎに、図3に示すように、藻
残さと紙パルプを混合する工程30と、混合された藻残
さと紙パルプとを叩解する工程31と、叩解された藻残
さと紙パルプとを濃度調節やPH調節する工程32と、
歩留まり向上剤(パーコール)を添加する工程33と、
除塵し、金網(ワイヤークロス)による脱水を行う工程
34,35と、プレスして脱水する工程36と、乾燥さ
せる工程37と、仕上げに巻き取る工程38とを行う。
【0010】[実施例] アオサからD−システノール酸の抽出;藻の一例として
アオサを用いてD−システノール酸を抽出し、抽出後の
アオサ残さを利用して、アオサ添加紙を作るものを示
す。原料条件としてはアオサ残さ60〜90wt%、紙パルプ
40〜10wt%、パーコール(歩留まり向上剤)添加率5%以
下とし、抄紙工程を経て、製品としてアオサ添加率50〜
80wt%、坪量100〜150g/m 2のマルチングシートを得
た。
【0011】アオサからのD−システノール酸の抽出は
図2に示す工程によって行われる。アオサは、乾燥工程
に先立って洗浄される(工程21)。洗浄後、アオサによ
り生産されたD-システノール酸の分解を防ぐことを目的
として、アオサを遮光した環境下で乾燥させるのが好ま
しい。遮光した環境とは、直射日光を遮断できる環境で
あれば特に限定されず、室内でも直射日光を遮る開放空
間でも良い。乾燥工程22は、およそ24時間〜72時間で
完了する。
【0012】使用する乾燥装置は直射日光を防御する構
造を有し、かつ通気のための開閉部を有する乾燥室と、
加熱・除湿手段とを具備する。通気のための開閉部は、
開閉部を開けて通気を促すことができるものであれば特
に限定されないが、例えば乾燥装置の側面部に位置させ
ることができる。また、扇風機を用いて乾燥を促進させ
ることもできる。加温の温度は、D-システノール酸の分
解を防ぐため、100℃以下にし、40〜60℃に制御するこ
とが好ましい。加温と同時に、乾燥効率を高めるために
除湿してもよい。乾燥装置の直射日光を遮断した構造に
より、D-システノール酸の分解を抑制しつつ、さらに通
気を促す構造および加熱・除湿手段により効率よくアオ
サを乾燥させることができる。
【0013】次いで、乾燥後のアオサからD-システノー
ル酸を抽出する工程は、アオサを有機溶媒または熱水中
で攪拌することにより行う(工程23〜24)。抽出は、約
1時間〜2時間で完了する。このとき抽出効率を高めるた
め、アオサを数ミリ大に粉砕しておくことが好ましい。
熱水はD-システノール酸の分解を防ぐため、50〜70℃の
ものを使用し、有機溶媒としては、同じく50〜70℃の60
〜75(v/v)%エタノールまたはメタノール溶液を使用す
ることができる。上記抽出後、アオサ残さはマルチング
シ−トの材料として使用することができる。
【0014】アオサを利用したマルチングシート製造;
図1に示す連続抄紙装置は、叩解装置1、原料タンク2、
濃度調整槽3、パーコール添加槽4、スクリーン5、ヘッ
ドボックス6、局所排気装置7、ワイヤーパート8、プレ
スパート9、ドライパート10、巻き取りパート11、フロ
ーボックス12、白水戻り13、減圧ポンプ14、減圧部15、
ベビープレス16からなるものである。
【0015】上記叩解装置1はパルプを叩きもみほぐし
て繊維相互の絡み合いを増し、ついで原料タンク2に叩
解され膨潤されたパルプ繊維およびアオサが入れられ
(工程31)、濃度調節やpHの調整し(工程32)、歩留り
向上剤であるパーコールを添加し(工程33)、除塵(工
程34)がそれぞれ槽3、槽4、スクリーン5にて行われ
て、抄紙機に送られる。抄紙機におけるワイヤーパート
8では、縦横に張られた金網(ワイヤークロス)などによ
り脱水が行われ(工程35)、プレスパート9にてさらに
水が絞り取られ(工程36)、ドライパート10では乾燥さ
れ(工程37)、連続紙として巻き取られる(工程38)。
【0016】藻添加マルチングシートの品質;ここで、
藻添加マルチングシートの抄紙に当たって、藻添加紙と
しての抄紙可能性や強さについての可能性に関し考察し
た。叩解装置1による叩解の結果、叩解濾水度約400ml
(落下水)パルプの使用により紙として必要な濾水度や歩
留り率の条件を双方共満たすことができると考えられ
る。歩留り率向上剤を5000ppm添加することで、手抄き
紙を作成したときのアオサ歩留り率は約70%程度示して
おり、例えば40%アオサ添加紙について実機での抄造は
可能であると予測される。そしてアオサ混入紙の湿紙強
度は35%のドライネスが確保できれば、NBKP(晒し針葉
樹クラフトパルプ)60g/m2に相当する強度が得られるた
め、搬送時の強度上の問題はない。これらの考察の結果
により、抄紙幅44cm、ライン長さ25mの連続抄紙装置に
より実施した。以後はその概要である。
【0017】藻添加紙の目標仕様;本発明に係る藻添加
紙の目標とする1例は以下のとおりである。 坪量:100g/m2 藻添加量:40%(藻40g/m2、パルプ60g/m2) 製造量:幅約44cm×800m 原料:パルプ(NUKP(未晒し針葉樹クラフトパルプ)):9k
g アオサ残さ(60℃の60(v/v)%エタノールを溶媒とした抽
出残さ)を利用する。歩留り向上剤(パーコール47)を用
いる。
【0018】連続抄紙の準備作業;本発明に係る連続抄
紙をする際の準備作業の1例として以下の準備が望まし
い。まず、機器点検、原料調達、アオサによる抄紙機ベ
ルト汚染対策を実施する。 1.パルプ(NUKP)の叩解 以下のパルプ原料の仕様で、まずパルプの叩解を行う。
スラリー濃度4%、スラリー量3m2(パルプ120kg-dry)、
叩解度280ml(目標400ml)、原料チェスト移送分 約2m
2(約90kg-dryパルプ)でパルプの叩解を行う。 2.アオサ添加 次に叩解されたパルプの原料に、以下の仕様であるアオ
サの原料を添加する。アオサは、アオサスラリー濃度11
6g/l、原料チェスト投入液量508.85kg、投入アオサ59.0
kg-dryで行う。 3.抄紙機関係 叩解されたパルプとアオサである原料を図1のような連
続抄紙機に通す前に、パーコールの溶解および添加ライ
ンの設置、プレスパート9のベルトへキャンパスコ−テ
ィング剤の塗布を予め行っておく。
【0019】抄紙実施;表1に示す初期条件にて運転を
開始し、不具合調整後調整条件により本運転を行う。
【表1】
【0020】フローボックス12出口で紙幅44cmである
が、耳切りおよび乾燥で38.5cmに縮む。巻き取り部で坪
量92g/m2(風乾)、幅38.5cmの添加紙を約900m製造でき
た。また、抄紙後プレスパート9のフェルトに着色が強
く認められたが、専用洗剤、高圧水の洗浄によって、ほ
ぼ回復することができた。
【0021】アオサ添加紙の物性測定および耐久性試
験;作成したアオサ添加紙の物性を測定した。測定結果
は表2に示す。なお、市販の再生紙マルチングシートの
例につき物性測定結果を併記した。
【表2】
【0022】表2から判明するように、作成したアオサ
添加紙は強度の面と平滑度が向上し、透気度と白色度が
低下する特徴があった。作成したアオサ添加紙をビニー
ルハウス内に28日間天日下に静置して、経時的にサンプ
ルを取得した。取得サンプルの色変化については、開始
11日後にすでに退色がおきており、28日後ではパルプ(N
UKP)の色に近くなった。この期間ではアオサの緑色が失
われており、アオサの色素であるクロロフィルが分解し
たと考えられる。また、紙に細かいしわが現れ、紙の感
触はしなやかさが失われた。因みに、再生紙マルチング
シートは、かかる時間ではアオサ添加紙と比較して分解
は極めて難しい。
【0023】こうして、次の結果を得た。 (a) 連続抄紙機を使用し坪量約100g/m2、アオサ添加率4
0wt%のアオサ添加紙を約900m×0.39m製造し、取得し
た。 (b) 物性測定の結果、市販再生紙に比べ強度の面と平滑
度が向上し、透気度と白色度が低下する特徴があった。 (c) アオサ添加紙は、屋外では約1ヶ月で緑色を失っ
た。
【0024】上述の説明では、藻添加マルチングシート
のアオサ添加紙のアオサ添加率40wt%の添加紙につき述
べたのであるが、この添加率は分解のしやすさと抄紙の
可能性や紙の強さなどとのバランスにより設定され、藻
添加マルチングシートのアオサ添加紙について言えば50
〜80wt%の添加率にて抄紙と分解との双方共しやすく、
例えば80%にては分解速度も極めて早い。
【0025】また、アオサの添加により再生紙マルチン
グシートに比べて透気度が低下しており、添加率が高く
なるほど透気度が低下することが予想されるので、これ
を加味して対象栽培植物に応じて添加量を調整すること
も必要と考えられる。
【0026】上述の例は、アオサについての例示であっ
たが、先述した緑藻や褐藻も、原料としてアオサ同様用
いることができることも試験により判明している。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
の効果を有する。 (1) 藻添加マルチングシートは原料に藻を用いることに
より紙パルプの使用量を減少できるため木材保護にな
る。 (2)廃棄藻残さの有効利用が図れることから、生産性向
上と共にコストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続抄紙装置の簡略構成図である。
【図2】藻からD−システノール酸を抽出する工程図で
ある。
【図3】藻残さとパルプを原料としたマルチングシート
を製造するための工程図である。 1 叩解装置 2 原料タンク 3 濃度調整装置 4 パーコール添加槽 5 スクリーン 6 ヘッドボックス 7 局所排気装置 8 ワイヤパート 9 プレスパート 10 ドライパート 11 巻き取りパート 12 フローボックス 13 白水戻り 14 減圧ポンプ 15 減圧部 16 ベビープレス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鵜川 直彦 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 平山 伸 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社基盤技術研究所内 Fターム(参考) 2B024 DB03 4L055 AC06 AG43 EA32 FA30 GA25

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチングシートの抄紙工程において、
    D−システノール酸を抽出した藻と、パルプとを混合
    し、藻添加紙を抄紙する工程を含むことを特徴とする藻
    添加マルチングシートの製造方法。
  2. 【請求項2】 D−システノール酸を抽出した前記藻が
    60〜90wt%で、前記パルプが40〜10wt%の重量比で混合
    し、藻添加紙を抄紙することを特徴とする請求項1記載
    の藻添加マルチングシートの製造方法。
  3. 【請求項3】 抄紙された前記藻添加紙の藻含有率が50
    〜80wt%であることを特徴とする請求項1または2に記
    載の藻添加マルチングシートの製造法。
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