JPH10248409A - 紙マルチシート - Google Patents

紙マルチシート

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JPH10248409A
JPH10248409A JP7898997A JP7898997A JPH10248409A JP H10248409 A JPH10248409 A JP H10248409A JP 7898997 A JP7898997 A JP 7898997A JP 7898997 A JP7898997 A JP 7898997A JP H10248409 A JPH10248409 A JP H10248409A
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Itsuo Kawamura
逸夫 川村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用後に、土壌に鍬込むことができ、かつ、
鍬込まれた後に土壌改良効果を発揮できる紙マルチシー
トを提供する。 【解決手段】 本発明の紙マルチシートは、紙基材中
に、天然素材より製造された多孔質炭粉が添加されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農作物の露地栽培
あるいはハウス栽培等に使用される紙マルチシートに関
する。具体的には、畑の土壌面に敷いて使用する農業も
しくは園芸用の紙マルチシートに関する。
【0002】
【従来の技術】農園業用紙マルチシートは、雑草防止、
保温、土壌水分の保持のために使われる。従来のマルチ
シートとしては、ポリオレフィン等のプラスチックフィ
ルムが使用されている。これらフィルムマルチはほとん
ど生分解性が無いため、使用後に、フィルムの回収が必
要となり、この回収作業が農業従事者の負担となってい
る。一方、紙が土中で腐食、分解する特性を活かし、紙
製のマルチシートに関する多くの提案がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】紙マルチシートは、強
度があまり高くなく、このため使用後に、土壌に鍬込む
ことが可能である。しかし、紙マルチシートは、基材が
紙であり、紙はセルロースを主成分としている。セルロ
ースは、土壌中に鍬込まれても土壌改良効果をほとんど
発揮しない。また、マルチシートによる保温性を向上さ
せるためにカーボンブラックを添加したものもあるが、
このような炭素粉末では、土壌中に鍬込まれても土壌改
良効果はほとんど発揮しない。そこで、本発明の目的
は、使用後に、土壌に鍬込むことができ、かつ、鍬込ま
れた後に土壌改良効果を発揮できる紙マルチシートを提
供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するもの
は、紙を基材とするマルチシートであって、紙基材中に
天然素材より製造された多孔質炭粉が添加されているこ
とを特徴とする紙マルチシートである。そして、前記紙
基材は、30%以上が古紙パルプからなるものであって
もよい。また、前記炭粉は、コーヒー粕、きのこ廃培
地、籾殻からなる群より選択された少なくとも一種のも
のから製造された炭粉であってもよい。そして、前記紙
マルチシートは、害虫忌避剤を担持していることが好ま
しい。また、前記紙マルチシートは、植物性薫液の乾燥
物を担持していることが好ましい。前記マルチシート
は、タバコの葉もしくはタバコの茎の粉砕物を含有して
いるものでもよい。そして、前記炭粉は、紙基材を構成
する繊維質に包み込まれた状態となっていることが好ま
しい。前記炭粉は、抄紙工程において添加されたもので
あることが好ましい。さらに、前記紙基材は、70%以
上が古紙パルプからなり、かつ脱墨されていないもので
あることが好ましい。前記紙マルチシートは、前記炭粉
を5〜50重量%含有しているものであることが好まし
い。
【0005】
【発明の実施の形態】そこで、本発明の紙マルチシート
について説明する。本発明の紙マルチシートは、農作物
の露地栽培あるいはハウス栽培等に使用される。紙マル
チシートの大きさとしては、厚さが、0.5〜2mm、
秤量が、100〜300g/m2、幅が80〜200c
m、長さが、50cm以上、特に、3m以上のものが好
適である。なお、紙マルチシートの大きさ、形状などは
特に限定されるものではない。
【0006】本発明の紙マルチシートに用いられる紙基
材は、主として、古紙パルプ、木材パルプ、天然パルプ
もしくはその混合物が用いられる。紙の坪量は特に限定
されないが、30〜200g/m2程度が好ましい。原
紙配合は木材パルプ0〜70%、古紙パルプ100〜3
0%程度が好ましく、木材パルプ5〜30%、古紙パル
プ95〜70%程度としてもよい。できれば、すべて古
紙により製造することが好ましい。なお、坪量が低い紙
では、木材パルプとしての強度を向上させるために、針
葉樹未晒クラフトパルプ(NUKP)を用いることが好
適である。古紙パルプは、ダンボール古紙、新聞古紙、
雑誌古紙、包装古紙などのいずれでもよい。また、古紙
パルプはリサイクル促進のために配合するが、これは紙
マルチシートのコストダウンにもつながる。そして、古
紙パルプは、脱墨(脱色)することなく使用できる。本
発明の紙マルチシートは、炭粉を含有することにより、
黒色もしくは濃灰色となるため、使用する古紙パルプ
は、脱墨(脱色)する必要がない。むしろ、脱墨しない
ことにより、製造される紙マルチシートをより黒色に近
づけることができ、より保温効果が高いものとすること
ことができる。
【0007】また、マルチシートの展張はハウス栽培で
は手張りで行う場合が多く、特に伸張性は要求されな
い。しかし、屋外栽培では機械展張が多く、この場合マ
ルチシートは伸張性を有することが好ましい。マルチシ
ートに伸張性を与える手段としては、クルパック加工、
クレープ加工等が用いられる。伸張性(破断伸び)は、
2〜20%程度が好適である。
【0008】そして、本発明の紙マルチシート中には、
天然素材から製造された多孔質炭粉が添加されている。
紙マルチシート中の炭粉添加量(担持量)としては、5
〜50重量%、好ましくは8〜40重量%である。添加
された炭粉は、紙マルチシートの吸湿および放湿作用お
よび保温作用を向上させる。炭粉の大きさとしては、
0.1〜3mm程度が好適であり、特に0.3〜2mm
程度が好適である。
【0009】天然素材から製造された多孔質炭粉として
は、コーヒー粕から製造されたコーヒー豆炭粉、きのこ
廃培地から製造された炭粉[きのこ廃培地炭粉(木質炭
粉)]、籾殻から製造された籾殻炭粉などの植物素材か
らなるもの、骨炭などの動物素材からなるものが使用さ
れる。これら植物素材もしくは動物素材原料は、水分を
含有する立体構造を有しており、炭化装置内にて通常の
方法により炭化させることにより、多孔質構造を有する
炭粉(炭化物)となる。そして、得られた炭化物(炭
粉)を、多孔質構造が消失するまで超微粉砕しない限
り、微細な炭粉となった状態においても、多孔質構造を
保持する。炭粉が多孔質構造を有するため、マルチシー
トは炭粉による吸湿および保湿作用を発揮し、かつ、土
壌中に混入された後は、土壌の団粒化を促進する土壌改
良剤として機能する。もし、多孔質構造が消失するまで
超微粉砕されてしまうと、カーボンブラックのような単
なる炭素粉末にすぎなくなり、上記のような、吸湿およ
び保湿作用も土壌の団粒化の促進作用も発揮しない。
【0010】また、このような、天然素材(植物素材)
からなる廃棄物より製造された炭粉を用いることによ
り、廃棄物の処理とその有効利用を図ることができる。
なお、炭粉は、コーヒー豆炭粉、きのこ廃培地炭粉(木
質炭粉)、籾殻炭粉一種類のみでも、これらより任意に
選択した複数種類のものを混合したものでもよい。な
お、木質炭粉としては、おがくず、木材チップから製造
された木質炭粉も使用できる。
【0011】きのこ培地は、おが屑、米糠を主成分と
し、これに、でんぷん、水、その他栄養源が混合された
ものが一般的である。おが屑の材料となる木材は、栽培
するきのこによって、選択される。例えば、シイタケお
よびナメコ用の培地では、タンニンを比較的多く含む広
葉樹、例えば、ナラ、クヌギ、シデ、シイ、ブナ、カ
シ、クリなどの木材が好適である。ヒラタケ用の培地で
は、タンニンが比較的少ない広葉樹、例えば、ポプラ、
ヤナギ、エノキ、ハンノキ、トチ、サクラ、クルミ、ホ
ウなどの木材が好適である。エノキダケ用の培地では、
上記のすべての広葉樹、さらには、油脂分を適当に除去
した針葉樹が使用される。おが屑をある程度の量含有す
るものであれば、どのようなきのこの栽培に用いた廃培
地でも使用することができる。また、栽培に用いていな
い、きのこ培地も当然に使用できる。
【0012】また、コーヒー粕は、コーヒー豆を焙煎
し、粉砕したのちコーヒーを抽出した後の残渣物であ
る。コーヒー豆はどのような種類のものであってもよ
い。また、籾殻としても、一般的なものを使用できる。
【0013】また、紙マルチシート中には、タバコの葉
もしくはタバコの茎の粉砕物が添加されていてもよい。
粉砕物としては、粉末状が好ましい。紙マルチシート中
のタバコの葉もしくはタバコの茎の粉砕物の添加量(担
持量)としては、1〜30重量、好ましくは5〜20重
量%である。このように、タバコの葉もしくは茎の粉砕
物を添加することにより、紙マルチシートに害虫忌避作
用を付与することができる。なお、タバコの葉もしくは
茎による害虫忌避作用は、それらが含有するニコチンで
あるものと予想される。
【0014】炭粉を紙基材中に添加させる方法として
は、いわゆる抄紙工程におけるパルプスラリー中に添加
して、その後抄紙する方法が好ましい。この方法によれ
ば、炭粉を紙基材中に取り込まれた状態、言い換えれ
ば、炭粉を紙基材を形成する繊維質に包み込まれた状態
とすることができる。これにより、紙基材からの炭粉の
離脱を抑制できる。
【0015】また、同様にタバコの葉もしくはタバコの
茎の粉砕物を紙基材中に添加させる方法としては、いわ
ゆる抄紙工程におけるパルプスラリー中に添加して、そ
の後抄紙する方法が好ましい。この方法によれば、タバ
コの葉もしくはタバコの茎の粉砕物を紙基材中に取り込
まれた状態、言い換えれば、紙基材を形成する繊維質に
包み込まれた状態とすることができ、紙基材からの離脱
を抑制できる。
【0016】また、紙マルチシートには、上記のような
タバコの葉もしくはタバコの茎の粉砕物を添加する代わ
りもしくは併用して、害虫忌避剤を担持させてもよい。
害虫忌避剤としては、害虫忌避効果さらには防菌効果が
あるといわれる植物性薫液(例えば、木酢液、籾殻薫
液、シトラール、シトロネラール、シペラスオイル、は
っか油、カンファー、クールミントなどのハーブ系植物
性オイル、ニコチンなどの植物抽出物が好適である。こ
のような植物性抽出物からなるものであれば、土壌中に
紙基材とともに鍬込まれても土壌に対する影響が少な
い。なお、このような植物性抽出物から忌避剤が好まし
いが、フタル酸ジブチル、N−ブチルアセトアニリド、
アルミニウム・アンモニウム・サルファイトなどを用い
てもよい。紙マルチシートに対する忌避剤添加量(担持
量)としては、1〜30重量%程度が好ましく、5〜2
0重量%程度がより好適である。
【0017】忌避剤の担持は、上述のように、炭粉を添
加した紙基材が製造された後、乾燥前もしくは乾燥後
に、水、もしくは適当な溶媒もしくは分散媒に、忌避剤
を添加し、溶解もしくはエマルジョン化させたものに接
触(散布、塗布もしくは浸漬)し、その後乾燥させるこ
とにより、行わせることができる。また、紙の上に忌避
剤粉末を散布後、水を散布し、乾燥させてもよい。
【0018】次に、本発明の紙マルチシートの製造方法
について説明する。上述したようなパルプは、こう解機
(ビーター)、パルパー、および必要があれば、さらに
リファイナーで機械的に処理され、ほぐされ、切断、フ
ィブリル化される。ついでこのようにして十分にこう解
されたパルプを水に添加してスラリーとする。そして、
このスラリーに、定着剤などの必要な添加剤が混合す
る。さらに、準備した炭粉をこのパルプスラリー中に添
加し、よく攪拌する。炭粉の添加量は、スラリー中のパ
ルプ濃度により相違するが、スラリー中のパルプ100
重量部に対して5〜50重量部程度が好適である。な
お、紙マルチシートに上述したようにタバコの葉もしく
はタバコの茎の粉砕物を添加する場合には、上述した炭
粉が添加されたパルプスラリーにさらにタバコの葉もし
くはタバコの茎の粉砕物を添加する。添加順序は、炭粉
より先に、スラリーにタバコの葉もしくはタバコの茎の
粉砕物を添加してもよい。タバコの葉もしくはタバコの
茎の粉砕物の添加量は、スラリー中のパルプ濃度により
相違するが、スラリー中のパルプ100重量部に対して
1〜30重量部程度が好適である。なお、そして、炭粉
が添加されたパルプスラリーが抄紙機に送られて網で濾
過され、乾燥させて本発明の紙マルチシートが製造され
る。
【0019】なお、定着剤としては、スチレン系樹脂を
主成分とするもの、多価フェノール系樹脂を主成分とす
るもの、ポリアミン縮合物を主成分とするもの、ジシア
ンジアミド縮合物を主成分とする、ポリアクリルアミド
を主成分とするものなどがある。これら定着剤を添加す
ることにより、紙基材中への炭粉の取り込みが確実とな
るとともに、マルチシートの強度も向上させる。また、
必要により、害虫忌避剤溶液または分散液(例えばエマ
ルジョン液)を準備し、上記のように製造された紙マル
チシートを、上記の液体に接触させる。接触は、上記の
忌避剤含有液体を、上記のように製造された紙マルチシ
ートに塗布、散布もしくは忌避剤含有液体中に紙マルチ
シートを浸漬させることにより行われる。そして、忌避
剤含有液との接触が終了した後、乾燥させる。
【0020】
【実施例】本発明の具体的実施例について説明する。 (製造例1:コーヒー粕炭粉の作成)若干乾燥させ、水
分含有量が、約65%で、豆粉砕物の大きさが約2mm
のコーヒー粕(コーヒー豆は、数種類のコーヒー豆のブ
レンド)を準備した。炭化装置内に、コーヒー粕10k
gを投入し、着火して、酸素の供給を少なくした状態で
加熱し炭化させた。これにより、コーヒー豆炭粉約2.
5kgを得た。そして、このコーヒー豆炭粉をさらに粉
砕し、大きさを約0.5mm程度とし、これに水蒸気を
あて作業性を向上させるために若干含水させた。このよ
うにして形成されたコーヒー豆炭粉の含水率は、10%
程度である。
【0021】(製造例2:きのこ廃培地炭粉の作成)エ
ノキダケ廃培地を準備した。エノキダケ廃培地は、ある
程度吸湿した状態となっており、おが屑、米糠などを含
有する。エノキダケ廃培地中のおが屑の含有量は、約6
0重量%程度であり、おが屑の粒子径は、約1〜3mm
程度のものであった。炭化装置内に、エノキダケ廃培地
10kgを投入し、着火して、酸素の供給を少なくした
状態で加熱し、廃培地を炭化させた。これにより、エノ
キダケ廃培地炭粉(主成分がおが屑炭粉)約1.2kg
を得た。そして、このエノキダケ廃培地炭粉をさらに粉
砕し、大きさを約0.5mm程度とし、これに水蒸気を
あて含水させた。このようにして形成されたエノキダケ
廃培地炭粉の含水率は、10%程度である。
【0022】(製造例3:籾殻炭粉の作成)籾殻炭化装
置内に、乾燥した籾殻15kgを投入し、酸素の供給を
少なくした状態で加熱し籾殻を炭化させた。これによ
り、籾殻炭約6kgと約16Lの籾殻薫液(pH3.
7)を得た。そして、籾殻炭を粉砕し、大きさを約0.
5mm程度とし、これに水蒸気をあて含水させた。この
ようにして形成された籾殻炭粉の含水率は、10%程度
である。籾殻炭粉を得た。
【0023】(製造例4:おが屑炭粉の作成)炭化装置
内に、乾燥したおが屑(粒子径0.6〜1mmのものが
50〜60%、粒子径1〜2mmのものが30〜40
%)10kgを投入した。そして、炭化装置を着火させ
て、酸素の供給を少なくした状態で加熱しおが屑を炭化
させた。これにより、木質炭粉約6kgを得た。そし
て、おが屑炭粉を粉砕し、大きさを約0.5mm程度と
し、これに水蒸気をあて含水させた。このようにして形
成されたおが屑炭粉の含水率は、10%程度である。
【0024】(実施例1)下記の配合のスラリーを調成
後、炭粉を内添して丸網抄紙機によって抄紙し、秤量1
60g/m2、厚さ0.8mmの紙マルチシート(長さ
1500m、幅0.6m)を得た。なお、脱墨は行わな
かった。 針葉樹未晒クラフトパルプ(CSF 350ml) 30kg 段ボール古紙 70kg 紙繊維総量 100kg 炭粉(製造例1のコーヒー豆炭粉) 30kg 定着剤(ポリアミン縮合物を主成分とするもの、商品名フィックスオイルE− 50コンク、明成化学株式会社製) 5kg
【0025】(実施例2)原科、薬品の配合、坪量は実
施例1と同様であるが、クルパック加工(縦方向6%収
縮)によって伸張性付与加工を施し、破断伸びが約5%
の伸張性紙マルチシートを得た。
【0026】(実施例3)下記の配合のスラリーを調成
後、炭粉を内添して丸網抄紙機によって抄紙し、秤量1
60g/m2、厚さ0.8mmの紙マルチシート(長さ
1500m、幅0.6mm)を得た。なお、脱墨は行わ
なかった。 新聞古紙 45kg 段ボール古紙 55kg 紙繊維総量 100kg 炭粉(製造例1のコーヒー豆炭粉) 30kg 定着剤(実施例1と同じ) 5kg
【0027】(実施例4)原科、薬品の配合、坪量は実
施例3と同様であるが、クルパック加工(縦方向6%収
縮)によって伸張性付与加工を施し、破断伸びが約5%
の伸張性紙マルチシートを得た。
【0028】(実施例5)木酢液(北部産業株式会社
製、pH3.7)10gを、水500gに添加し、木酢
水溶液を作成した。実施例1の炭粉添加紙マルチシート
を長さ、2mに切断し、その表面に約500gの木酢水
溶液を散布し乾燥して、本発明の紙マルチシートを作成
した。
【0029】(実施例6)籾殻炭粉作製工程(製造例
3)において得られた籾殻薫液10gを、水500gに
添加し、籾殻薫液水溶液を作成した。実施例3の炭粉添
加紙マルチシートを長さ、2mに切断し、その表面に約
500gの籾殻薫液水溶液を散布し乾燥して、本発明の
紙マルチシートを作成した。
【0030】(実施例7)木酢液(北部産業株式会社
製、pH3.7)10gを、水500gを添加し、木酢
水溶液を作成した。実施例4の炭粉添加紙マルチシート
を長さ、2mに切断し、その表面に約 gの木酢水
溶液を散布し乾燥して、本発明の紙マルチシートを作成
した。
【0031】(実施例8)アミノ酸系界面活性剤(商品
名アミソフト、味の素株式会社製)10gを、水100
gに添加し、これに、はっか油10gを添加して、はっ
か油分散液を作成した。実施例4の炭粉添加紙マルチシ
ートを長さ、1mに切断し、その表面に約110gのは
っか油分散液を散布し乾燥させて、本発明の紙マルチシ
ートを作成した。
【0032】(実施例9)下記の配合のスラリーを調成
後、炭粉を内添して丸網抄紙機によって抄紙し、秤量1
60g/m2、厚さ0.8mmの紙マルチシート(長さ
1500m、幅0.6m)を得た。なお、脱墨は行わな
かった。 針葉樹未晒クラフトパルプ(CSF 350ml) 45kg 段ボール古紙 55kg 紙繊維総量 100kg 炭粉(製造例1のコーヒー豆炭粉) 30kg タバコの葉の粉末 15kg 定着剤(実施例1と同じ) 5kg
【0033】(実施例10)下記の配合のスラリーを調
成後、炭粉を内添して丸網抄紙機によって抄紙し、秤量
160g/m2、厚さ0.8mmの紙マルチシート(長
さ1500m、幅0.6m)を得た。なお、脱墨は行わ
なかった。 新聞古紙 45kg 段ボール古紙 55kg 紙繊維総量 100kg 炭粉(製造例1のコーヒー豆炭粉) 30kg タバコの葉の粉末 15kg 定着剤(実施例1と同じ) 5kg
【0034】(実施例11)原科、薬品の配合、坪量は
実施例10と同様であるが、クルパック加工(縦方向6
%収縮)によって伸張性付与加工を施し、破断伸びが約
5%の伸張性紙マルチシートを得た。
【0035】(実施例12)籾殻炭粉作製工程(製造例
3)において得られた籾殻薫液10gを、水500gに
添加し、籾殻薫液水溶液を作成した。実施例10の炭粉
添加紙マルチシートを長さ、2mに切断し、その表面に
約500gの籾殻薫液水溶液を散布し乾燥して、本発明
の紙マルチシートを作成した。
【0036】(実施例13)下記の配合のスラリーを調
成後、炭粉を内添して丸網抄紙機によって抄紙し、秤量
160g/m2、厚さ0.8mmの紙マルチシート(長
さ1500m、幅0.6m)を得た。なお、脱墨は行わ
なかった。 針葉樹未晒クラフトパルプ(CSF 350ml) 45kg 段ボール古紙 55kg 紙繊維総量 100kg 炭粉(製造例2のきのこ廃培地炭粉) 30kg 定着剤(実施例1と同じ) 5kg
【0037】(実施例14)原科、薬品の配合、坪量は
実施例13と同様であるが、クルパック加工(縦方向6
%収縮)によって伸張性付与加工を施し、破断伸びが約
5%の伸張性紙マルチシートを得た。
【0038】(実施例15)下記の配合のスラリーを調
成後、炭粉を内添して丸網抄紙機によって抄紙し、秤量
160g/m2、厚さ0.8mmの紙マルチシート(長
さ1500m、幅0.6m)を得た。なお、脱墨は行わ
なかった。 新聞古紙 45kg 段ボール古紙 55kg 紙繊維総量 100kg 炭粉(製造例2のきのこ廃培地炭粉) 30kg 定着剤(実施例1と同じ) 5kg
【0039】(実施例16)原科、薬品の配合、坪量は
実施例15と同様であるが、クルパック加工(縦方向6
%収縮)によって伸張性付与加工を施し、破断伸びが約
5%の伸張性紙マルチシートを得た。
【0040】(実施例17)籾殻炭粉作製工程(製造例
3)において得られた籾殻薫液10gを、水500gに
添加し、籾殻薫液水溶液を作成した。実施例13の炭粉
添加紙マルチシートを長さ、2mに切断し、その表面に
約500gの籾殻薫液水溶液を散布し乾燥して、本発明
の紙マルチシートを作成した。
【0041】(実施例18)木酢液(北部産業株式会社
製、pH3.7)10gを、水500gに添加し、木酢
水溶液を作成した。実施例15の炭粉添加紙マルチシー
トを長さ、2mに切断し、その表面に約500gの木酢
水溶液を散布し乾燥して、本発明の紙マルチシートを作
成した。
【0042】(実施例19)木酢液(北部産業株式会社
製、pH3.7)10gを、水500gに添加し、木酢
水溶液を作成した。実施例16の炭粉添加紙マルチシー
トを長さ、2mに切断し、その表面に約500gの木酢
水溶液を散布し乾燥して、本発明の紙マルチシートを作
成した。
【0043】(実施例20)アミノ酸系界面活性剤(商
品名アミソフト、味の素株式会社製)10gを、水10
0gに添加し、これに、はっか油10gを添加して、は
っか油分散液を作成した。実施例15の炭粉添加紙マル
チシートを長さ、1mに切断し、その表面に約110g
のはっか油分散液を散布し乾燥させて、本発明の紙マル
チシートを作成した。
【0044】(実施例21)下記の配合のスラリーを調
成後、炭粉を内添して丸網抄紙機によって抄紙し、秤量
160g/m2、厚さ0.8mmの紙マルチシート(長
さ1500m、幅0.6m)を得た。なお、脱墨は行わ
なかった。 針葉樹未晒クラフトパルプ(CSF 350ml) 45kg 段ボール古紙 55kg 炭粉(製造例2のきのこ廃培地炭粉) 30kg タバコの葉の粉末 15kg 定着剤(実施例1と同じ) 5kg
【0045】(実施例22)下記の配合のスラリーを調
成後、炭粉を内添して丸網抄紙機によって抄紙し、秤量
160g/m2、厚さ0.8mmの紙マルチシート(長
さ1500m、幅0.6m)を得た。なお、脱墨は行わ
なかった。 新聞古紙 45kg 段ボール古紙 55kg 炭粉(製造例2のきのこ廃培地炭粉) 30kg タバコの葉の粉末 15kg 定着剤(実施例1と同じ) 5kg
【0046】(実施例23)原科、薬品の配合、坪量は
実施例22と同様であるが、クルパック加工(縦方向6
%収縮)によって伸張性付与加工を施し、破断伸びが約
5%の伸張性紙マルチシートを得た。
【0047】(実施例24)木酢液(北部産業株式会社
製、pH3.7)10gを、水500gに添加し、木酢
水溶液を作成した。実施例22の炭粉添加紙マルチシー
トを長さ、2mに切断し、その表面に約500gの木酢
水溶液を散布し乾燥して、本発明の紙マルチシートを作
成した。
【0048】(実施例25)下記の配合のスラリーを調
成後、炭粉を内添して丸網抄紙機によって抄紙し、秤量
160g/m2、厚さ0.8mmの紙マルチシート(長
さ1500m、幅0.6m)を得た。なお、脱墨は行わ
なかった。 針葉樹未晒クラフトパルプ(CSF 350ml) 45kg 段ボール古紙 55kg 炭粉(製造例3の籾殻炭粉) 対紙繊維総量 30kg 定着剤(実施例1と同じ) 5kg
【0049】(実施例26)原科、薬品の配合、坪量は
実施例25と同様であるが、クルパック加工(縦方向6
%収縮)によって伸張性付与加工を施し、破断伸びが約
5%の伸張性紙マルチシートを得た。
【0050】(実施例27)下記の配合のスラリーを調
成後、炭粉を内添して丸網抄紙機によって抄紙し、秤量
160g/m2、厚さ0.8mmの紙マルチシート(長
さ1500m、幅0.6m)を得た。なお、脱墨は行わ
なかった。 新聞古紙 45kg 段ボール古紙 55kg 炭粉(製造例3の籾殻炭粉) 30kg 定着剤(実施例1と同じ) 5kg (商品名サイズパインE、荒川化学工業株式会社製) 硫酸バンド(pH4.5に調製) 適量
【0051】(実施例28)原科、薬品の配合、坪量は
実施例27と同様であるが、クルパック加工(縦方向6
%収縮)によって伸張性付与加工を施し、破断伸びが約
5%の伸張性紙マルチシートを得た。
【0052】(実施例29)籾殻炭粉作製工程(製造例
3)において得られた籾殻薫液10gを、水500gに
添加し、籾殻薫液水溶液を作成した。実施例25の炭粉
添加紙マルチシートを長さ、2mに切断し、その表面に
約500gの籾殻薫液水溶液を散布し乾燥して、本発明
の紙マルチシートを作成した。
【0053】(実施例30)籾殻炭粉作製工程(製造例
3)において得られた籾殻薫液10gを、水500gに
添加し、籾殻薫液水溶液を作成した。実施例25の炭粉
添加紙マルチシートを長さ、2mに切断し、その表面に
約500gの籾殻薫液水溶液を散布し乾燥して、本発明
の紙マルチシートを作成した。
【0054】(実施例31)木酢液(北部産業株式会社
製、pH3.7)10gを、水500gに添加し、木酢
水溶液を作成した。実施例28の炭粉添加紙マルチシー
トを長さ、2mに切断し、その表面に約500gの木酢
水溶液を散布し乾燥して、本発明の紙マルチシートを作
成した。
【0055】(実施例32)アミノ酸系界面活性剤(商
品名アミソフト、味の素株式会社製)10gを、水10
0gに添加し、これに、はっか油10gを添加して、は
っか油分散液を作成した。実施例27の炭粉添加紙マル
チシートを長さ、1mに切断し、その表面に約110g
のはっか油分散液を散布し乾燥させて、本発明の紙マル
チシートを作成した。
【0056】(実施例33)下記の配合のスラリーを調
成後、炭粉を内添して丸網抄紙機によって抄紙し、秤量
160g/m2、厚さ0.8mmの紙マルチシート(長
さ1500m、幅0.6m)を得た。なお、脱墨は行わ
なかった。 針葉樹未晒クラフトパルプ(CSF 350ml) 45kg 段ボール古紙 55kg 炭粉(製造例3の籾殻炭粉) 30kg タバコの葉の粉末 15kg 定着剤(実施例1と同じ) 5kg
【0057】(実施例34)下記の配合のスラリーを調
成後、炭粉を内添して丸網抄紙機によって抄紙し、秤量
160g/m2、厚さ0.8mmの紙マルチシート(長
さ1500m、幅0.6m)を得た。なお、脱墨は行わ
なかった。 新聞古紙 45kg 段ボール古紙 55kg 炭粉(製造例3の籾殻炭粉) 30kg タバコの葉の粉末 15kg 定着剤(実施例1と同じ) 5kg
【0058】(実施例35)原科、薬品の配合、坪量は
実施例34と同様であるが、クルパック加工(縦方向6
%収縮)によって伸張性付与加工を施し、破断伸びが約
5%の伸張性紙マルチシートを得た。
【0059】(実施例36)籾殻炭粉作製工程(製造例
3)において得られた籾殻薫液10gを、水500gに
添加し、籾殻薫液水溶液を作成した。実施例34の炭粉
添加紙マルチシートを長さ、2mに切断し、その表面に
約500gの籾殻薫液水溶液を散布し乾燥して、本発明
の紙マルチシートを作成した。
【0060】(実施例37)下記の配合のスラリーを調
成後、炭粉を内添して丸網抄紙機によって抄紙し、秤量
160g/m2、厚さ0.8mmの紙マルチシート(長
さ1500m、幅0.6m)を得た。なお、脱墨は行わ
なかった。 針葉樹未晒クラフトパルプ(CSF 350ml) 45kg 段ボール古紙 55kg 炭粉(製造例4のおが屑炭粉) 30kg 定着剤(実施例1と同じ) 5kg
【0061】(実施例38)下記の配合のスラリーを調
成後、炭粉を内添して丸網抄紙機によって抄紙し、秤量
160g/m2、厚さ0.8mmの紙マルチシート(長
さ1500m、幅0.6m)を得た。なお、脱墨は行わ
なかった。 新聞古紙 45kg 段ボール古紙 55kg 炭粉(製造例4のおが屑炭粉) 30kg 定着剤(実施例1と同じ) 5kg
【0062】(実施例39)原科、薬品の配合、坪量は
実施例37と同様であるが、クルパック加工(縦方向6
%収縮)によって伸張性付与加工を施し、破断伸びが約
5%の伸張性紙マルチシートを得た。
【0063】(実施例40)木酢液(北部産業株式会社
製、pH3.7)10gを、水500gに添加し、木酢
水溶液を作成した。実施例38の炭粉添加紙マルチシー
トを長さ、2mに切断し、その表面に約500gの木酢
水溶液を散布し乾燥して、本発明の紙マルチシートを作
成した。
【0064】(実施例41)籾殻炭粉作製工程(製造例
3)において得られた籾殻薫液10gを、水500gに
添加し、籾殻薫液水溶液を作成した。実施例39の炭粉
添加紙マルチシートを長さ、2mに切断し、その表面に
約500gの籾殻薫液水溶液を散布し乾燥して、本発明
の紙マルチシートを作成した。
【0065】(実施例42)アミノ酸系界面活性剤(商
品名アミソフト、味の素株式会社製)10gを、水10
0gに添加し、これに、はっか油10gを添加して、は
っか油分散液を作成した。実施例38の炭粉添加紙マル
チシートを長さ、1mに切断し、その表面に約110g
のはっか油分散液を散布し乾燥させて、本発明の紙マル
チシートを作成した。
【0066】(実施例43)下記の配合のスラリーを調
成後、炭粉を内添して丸網抄紙機によって抄紙し、秤量
160g/m2の紙マルチシート(長さ1500m、幅
0.6m)を得た。なお、脱墨は行わなかった。 新聞古紙 45kg 段ボール古紙 55kg 炭粉(製造例4のおが屑炭粉) 30kg タバコの葉の粉末 15kg 定着剤(実施例1と同じ) 5kg
【0067】
【発明の効果】本発明の紙マルチシートは、紙を基材と
するマルチシートであって、紙基材中に天然素材より製
造された多孔質炭粉が添加されているものである。炭粉
が添加されていることにより、マルチシートは炭粉によ
る吸湿および保湿作用を発揮する。そして、基材は紙で
あるため、使用後に土壌に鍬込むことができる。添加さ
れている炭粉は、土壌中に混入された後は、土壌の団粒
化を促進する土壌改良剤として機能する。
【0068】また、紙基材が30%以上が古紙パルプか
らなるものであれば、古紙の利用をはかることができ
る。さらに、前記炭粉は、コーヒー粕、きのこ廃培地、
籾殻からなる群より選択された少なくとも一種のものか
ら製造された炭粉であれば、廃棄物の処理と利用の促進
に貢献できる。そして、紙マルチシートが、害虫忌避剤
を担持しているものであれば、シート利用中の害虫の忌
避を行うことができ、害虫によるシートの損傷を防止で
きる。また、紙マルチシートが植物性薫液の乾燥物を担
持しているものであれば、植物性薫液の乾燥物による害
虫の忌避を行うことができ、害虫によるシートの損傷を
防止できるとともに、土壌改良効果も発揮する。また、
前記マルチシートは、タバコの葉もしくはタバコの茎の
粉砕物を含有しているものであれば、シート利用中の害
虫の忌避を行うことができ、害虫によるシートの損傷を
防止できる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙を基材とするマルチシートであって、
    紙基材中に天然素材より製造された多孔質炭粉が添加さ
    れていることを特徴とする紙マルチシート。
  2. 【請求項2】 前記紙基材は、30%以上が古紙パルプ
    からなるものである請求項1に記載の紙マルチシート。
  3. 【請求項3】 前記炭粉は、コーヒー粕、きのこ廃培
    地、籾殻からなる群より選択された少なくとも一種のも
    のから製造された炭粉である請求項1または2に記載の
    紙マルチシート。
  4. 【請求項4】 前記紙マルチシートは、害虫忌避剤を担
    持している請求項1ないし3のいずれかに記載の紙マル
    チシート。
  5. 【請求項5】 前記紙マルチシートは、植物性薫液の乾
    燥物を担持している請求項1ないし3のいずれかに記載
    の紙マルチシート。
  6. 【請求項6】 前記マルチシートは、タバコの葉もしく
    はタバコの茎の粉砕物を含有している請求項1ないし5
    のいずれかに記載の紙マルチシート。
  7. 【請求項7】 前記炭粉は、紙基材を構成する繊維質に
    包み込まれた状態となっている請求項1ないし6のいず
    れかに記載の紙マルチシート。
  8. 【請求項8】 前記紙基材は、70%以上が古紙パルプ
    からなり、かつ脱墨されていないものである請求項1な
    いし7のいずれかに記載の紙マルチシート。
  9. 【請求項9】 前記紙マルチシートは、前記炭粉を5〜
    50重量%含有しているものである請求項1ないし8の
    いずれかに記載の紙マルチシート。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7927460B2 (en) 2007-04-04 2011-04-19 Ito En, Ltd. Silver skin-containing paper and method for producing the same
JP2012001873A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 China Tobacco Fujian Industrial Corp 製紙法を使った、地球環境にやさしい多機能型有機マルチシートの製造方法
KR101703961B1 (ko) * 2015-10-13 2017-02-09 한국생산기술연구원 커피 추출물 함유 플라이애쉬를 포함하여 설치류 기피 효과를 가지는 종이 제조 방법 및 이 종이 제조 방법에 의해 제조된 종이
WO2018136763A1 (en) 2017-01-19 2018-07-26 Javacube, Inc. Cellulosic composition containing coffee parchment cellulose and uses thereof
CN111749041A (zh) * 2020-07-16 2020-10-09 东北农业大学 一种二次纤维基防虫型烟用全降解地膜及其制造方法

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